JP2504687B2 - ロイコトリエン拮抗物質としてのフッ素化ヒドロキシアルキルキノリン酸 - Google Patents
ロイコトリエン拮抗物質としてのフッ素化ヒドロキシアルキルキノリン酸Info
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Description
質としての活性を有するフッ素化ヒドロキシアルキルキ
ノリン酸に係わる。
キドン酸から産生される一群の局所作用ホルモンであ
る。主なロイコトリエンは、ロイコトリエンB4(LT
B4)、LTC4、LTD4及びLTE4である。これらの
ロイコトリエンの生合成は、酵素5−リポキシゲナーゼ
のアラキドン酸への作用によりロイコトリエンA4(L
TA4)として知られるエポキシドが産生されることに
よって始まり、このエポキシドはその後の酵素的ステッ
プによって他のロイコトリエンに変換される。ロイコト
リエンの生合成及び代謝の詳細は、Leukotrie
nes and Lipoxygenases, e
d. J. Rokach, Elsevier, A
msterdam(1989)に記載されている。ロイ
コトリエンの生体系での作用とその様々な疾病状態への
関与も、Rokach編集の上記文献で検討されてい
る。
物がロイコトリエンの作用への拮抗物質としての活性を
有することが公知である。即ち、ヨーロッパ特許第31
8,093号(Merck)には構造A
公開第89/12629号(Rorer)には構造B
付ヨーロッパ特許第480,717号に開示された式
I′
エン拮抗物質としての活性を有するフッ素化ヒドロキシ
アルキルキノリン酸、この化合物の製造方法、並びにこ
の化合物を哺乳動物(特にヒト)に用いる方法、及びそ
のための医薬品組成物の提供を目的とする。
しての活性を有するため、抗喘息薬、抗アレルギー薬、
抗炎症薬及び細胞保護剤(cytoprotectiv
eagent)として有用である。上記化合物はまた、
アンギナ、大脳性痙攣、糸球体腎炎、肝炎、内毒素血
症、ぶどう膜炎及び同種移植片拒絶反応の治療にも有用
である。
本発明が提供する化合物は、式I
る〕の化合物またはその薬剤学的に許容可能な塩であ
る。
またはその薬剤学的に許容可能な塩を含有し、更に薬剤
学的に許容可能なキャリヤと、場合によっては他の治療
成分も含有し得る。“薬剤学的に許容可能な塩”という
語は、無機塩基及び有機塩基を含む薬剤学的に許容可能
な非毒性塩基を用いて製造された塩を意味する。無機塩
基に由来する塩には、アルミニウム塩、アンモニウム
塩、カルシウム塩、銅塩、鉄(III)塩、鉄(II)
塩、リチウム塩、マグネシウム塩、マンガン(III)
塩、マンガン(II)塩、カリウム塩、ナトリウム塩、
亜鉛塩等が含まれる。特に好ましいのは、アンモニウム
塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、カリウム塩及びナ
トリウム塩である。薬剤学的に許容可能な有機の非毒性
塩基に由来する塩には、第一級、第二級及び第三級アミ
ン、天然に生成する置換アミンを含めた置換アミン、環
状アミン、及びアルギニン、ベタイン、カフェイン、コ
リン、N,N′−ジベンジルエチレンジアミン、ジエチ
ルアミン、2−ジエチルアミノエタノール、2−ジメチ
ルアミノエタノール、エタノールアミン、エチレンジア
ミン、N−エチルモルホリン、N−エチルピペリジン、
グルカミン、グルコサミン、ヒスチジン、ヒドラバミ
ン、イソプロピルアミン、リシン、メチルグルカミン、
モルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ポリアミン樹
脂、プロカイン、プリン、テオブロミン、トリエチルア
ミン、トリメチルアミン、トリプロピルアミン、トロメ
タミン等のような塩基性イオン交換樹脂の塩が含まれ
る。
無機酸及び有機酸を含む薬剤学的に許容可能な非毒性酸
を用いて製造され得る。そのような酸には、酢酸、ベン
ゼンスルホン酸、安息香酸、カンファースルホン酸、ク
エン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコン酸、グ
ルタミン酸、臭化水素酸、塩酸、イセチオン酸、乳酸、
マレイン酸、リンゴ酸、マンデル酸、メタンスルホン
酸、粘液酸、硝酸、パモ酸、パントテン酸、リン酸、ス
クシン酸、硫酸、酒石酸、p−トルエンスルホン酸等が
含まれる。特に好ましいのは、クエン酸、臭化水素酸、
塩酸、マレイン酸、リン酸、硫酸及び酒石酸である。
“式Iの化合物”とは、薬剤学的に許容可能な塩も包含
するものと理解される。
能力によって、ヒト被験者においてロイコトリエンによ
って誘発される症状を予防し、または軽快させるのに有
用である。ロイコトリエンの作用へのこのような拮抗
は、上記化合物及び該化合物を含有する医薬品組成物が
哺乳動物、特にヒトにおいて1)喘息、慢性気管支炎、
及び関連する閉塞性気道疾患などの疾患を含む肺障害、
2)アレルギー、及びアレルギー性鼻炎、接触性皮膚
炎、アレルギー性結膜炎等のようなアレルギー性反応、
3)関節炎または炎症性腸疾患といった炎症、4)疼
痛、5)乾癬、アトピー性湿疹等のような皮膚障害、
6)アンギナ、心筋虚血、高血圧、血小板凝集等のよう
な心血管障害、7)免疫学的病因または化学的病因(シ
クロスポリン)によって誘発される虚血に起因する腎不
全、8)片頭痛または群発頭痛、9)ぶどう膜炎などの
眼球状態、10)化学的刺激、免疫学的刺激または感染
性刺激に起因する肝炎、11)火傷、内毒素血症等のよ
うな外傷またはショック状態、12)同種移植片拒絶反
応、13)嚢胞性線維症、気管支炎その他の小及び大気
道疾患などの慢性肺疾患、並びに14)胆嚢炎を治療、
予防または改善し、また15)インターロイキン2及び
腫瘍壊死因子などのサイトカインの治療的投与に伴う副
作用を防止するのに有用であることを示している。
ト)の、糜爛性胃炎;糜爛性食道炎;下痢;大脳性痙
攣;早産;自然流産;月経困難;虚血;有害物質によっ
て誘発される障害、または肝臓、膵臓、腎臓または心筋
の組織の壊死;CCl4及びD−ガラクトサミンなどの
肝臓毒剤によって惹起される肝実質障害;虚血性腎不
全;疾病によって誘発される肝臓障害;胆汁酸塩によっ
て誘発される膵臓または胃障害;外傷またはストレスに
よって誘発される細胞障害;及びグリセロールによって
誘発される腎不全などの疾病状態の治療または予防にも
用いられ得る。本発明の化合物は細胞保護作用も有す
る。
害作用、例えばアスピリンまたはインドメタシンの潰瘍
誘発作用に対する胃腸粘膜の抵抗の増大に注目すること
によって動物でもヒトでも観察され得る。非ステロイド
性抗炎症薬の胃腸管への作用の軽減に加えて、動物につ
いての研究によれば、細胞保護化合物は強酸、強塩基、
エタノール、高張食塩液等の経口投与によって誘発され
る胃の損傷を防止する。
用いられ得る。即ち、いずれもヨーロッパ特許第14
0,684号に開示された(A)エタノールによって誘
発される損傷に関するアッセイと、(B)インドメタシ
ンによって誘発される潰瘍に関するアッセイとである。
療されるべき症状の程度、用いられる特定の式I化合
物、及び前記化合物の投与経路と共に変化する。上記用
量はまた、個々の患者の年齢、体重及び反応によっても
変化する。通常、抗喘息、抗アレルギーまたは抗炎症用
途、及び一般に細胞保護以外の用途のための毎日の用量
は動物の体重1kg当たり約0.001〜約100m
g、好ましくは0.01〜約10mgで、最も好ましく
は0.1〜1mgであり、これを一度に、または何回か
に分けて投与する。その一方で、上記範囲外の用量を用
いなければならない場合も有り得る。
化合物の抗喘息、抗炎症または抗アレルギー用途に適し
た用量範囲は毎日体重1kg当たり約0.001〜約2
5mg(好ましくは0.01〜約1mg)であり、細胞
保護用途に適した用量範囲は毎日体重1kg当たり約
0.1〜約100mg(好ましくは約1〜約100m
g、更に好ましくは約1〜約10mg)である。
の、抗喘息、抗炎症または抗アレルギー用途に適した用
量範囲は毎日体重1kg当たり例えば約0.01〜約1
00mgで、好ましくは約0.1〜約10mgであり、
細胞保護用途に適した用量範囲は毎日体重1kg当たり
0.1〜約100mg(好ましくは約1〜約100m
g、更に好ましくは約10〜約100mg)である。
可能な眼科用調合物中に溶解または懸濁させた0.00
1〜1重量%溶液または懸濁液を含む、眼球に投与され
る眼科用製剤が用いられ得る。
量は特に、該化合物が障害細胞の治療のために投与され
るのか、それとも将来の傷害の回避のために投与される
のかに依存し、また障害細胞の特徴(例えば胃腸の潰瘍
とネフローゼによる壊死)及び原因物質の特性に依存す
る。式Iの化合物を将来の障害の回避に用いる場合、例
えば該化合物を、この化合物と共に用いないと障害を惹
起しかねない非ステロイド性抗炎症薬(例えばインドメ
タシン)と一緒に投与する。このような用途では式Iの
化合物は、NSAID投与の30分前から30分後まで
に投与される。好ましくは、式I化合物はNSAIDよ
り先に、または(例えば組み合わせ投与形態で)NSA
IDと同時に投与される。
のに、任意の適当な投与経路を用いることができる。例
えば、経口投与、直腸投与、局所投与、非経口投与、眼
球投与、肺投与、鼻孔投与等が可能である。投与形態に
は、錠剤、トローチ剤、分散液剤、懸濁液剤、溶液剤、
カプセル剤、クリーム剤、軟膏剤、エアゾール剤等が含
まれる。
Iの化合物またはその薬剤学的に許容可能な塩を含有
し、また薬剤学的に許容可能なキャリヤ、及び場合によ
っては他の治療成分も含有し得る。“薬剤学的に許容可
能な塩”という語は、無機塩基または酸及び有機塩基ま
たは酸を含む薬剤学的に許容可能な非毒性塩基または酸
を用いて製造された塩を意味する。
局所投与、(皮下投与、筋肉内投与及び静脈投与を含め
た)非経口投与、眼球投与(眼投与)、(鼻または頬側
吸入による)肺投与、または鼻孔投与に適した組成物を
含むが、任意の事例で最も適当な投与経路は治療される
症状の特徴及び程度、並びに活性成分の特性に依存す
る。本発明の組成物は単位投与形態で好ましく提供され
得、製薬の分野で良く知られている任意方法で調製され
得る。
好ましくは加圧パックまたはネブライザーから噴霧エア
ゾールの形態で放出される。本発明の化合物を調合可能
な粉末として放出することも可能であり、その際粉末組
成物は粉末吹入装置の補助で吸入され得る。吸入のため
に好ましい放出系は計測投与吸入(MDI)エアゾール
であり、この系は化合物Iを炭化フッ素や炭化水素とい
った適当な噴射剤中に懸濁または溶解させて調製され得
る。
物は、経皮投与用具に組み込まれた形態や、エアゾール
剤、クリーム剤、軟膏剤、ローション剤、散布剤等の形
態を有する。
合物中で活性成分として、薬剤学的に許容可能なキャリ
ヤと通常の薬剤学的配合技術に従って配合され得る。キ
ャリヤは、例えば経口投与または(静脈投与を含めた)
非経口投与などの投与方法にとって望ましい剤形に応じ
てきわめて様々な形態を取り得る。経口投与形態の組成
物の調製では、例えば懸濁液剤、エリキシル剤及び溶液
剤などの経口液剤の場合は水、グリコール、油、アルコ
ール、着香剤、保存剤、着色剤等のような普通の医薬品
用媒質のうちの任意のものが用いられ得、また例えば散
剤、カプセル剤及び錠剤などの経口固形製剤の場合は澱
粉、砂糖、微晶質セルロース、稀釈剤、造粒剤、滑沢
剤、結合剤、崩壊剤等のようなキャリヤが用いられ得る
が、経口製剤は液状より固形の方が好ましい。錠剤及び
カプセル剤はその投与が容易であるために経口投与単位
形態として最も有利であり、これらの投与形態では明ら
かに固形の医薬品用キャリヤが用いられる。所望であれ
ば、水を用いるかまたは用いない標準的技術によって錠
剤を被覆することも可能である。
えて、式Iの化合物は、本明細書に参考として含まれる
米国特許第3,845,770号、同第3,916,8
99号、同第3,536,809号、同第3,598,
123号、同第3,630,200号及び同第4,00
8,719号に開示されているような調節放出手段及び
/または放出装置によって投与することも可能である。
は、いずれも所定量の活性成分を含有するカプセル剤、
カシェ剤もしくは錠剤などの個別単位として、散剤もし
くは顆粒剤として、水性もしくは非水性溶液剤もしくは
懸濁液剤として、または油中水もしくは水中油乳剤とし
て提供され得る。このような組成物は任意の製薬方法で
調製され得るが、その際いかなる方法も、活性成分を1
種以上の必要な成分から成るキャリヤと一緒にするステ
ップを含む。上記組成物の調製は通常、活性成分を液状
キャリヤもしくは微粉砕された固形キャリヤ、またはこ
れらのキャリヤの両方と十分均一に混合し、その後必要
であれば混合物を成形して所望の剤形とすることによっ
て行なわれる。混合物の成形では例えば、場合によって
は1種以上の副次的成分を添加しての圧縮またはすりこ
みによって錠剤が製造され得る。圧縮錠剤は、場合によ
っては結合剤、滑沢剤、不活性稀釈剤、界面活性剤また
は分散剤と混合した、粉末または顆粒などの自由流動形
態の活性成分を適当な機械で圧縮して製造され得る。す
りこみ錠剤は、不活性稀釈液で湿らせた粉末状化合物の
混合物を適当な機械で型取りして製造され得る。望まし
くは、個々の錠剤は約2.5〜約500mgの活性成分
を含有し、また個々のカシェ剤またはカプセル剤も約
2.5〜約500mgの活性成分を含有する。
代表例を示す。
オキシゲナーゼ阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬(NS
AID)、ゾメピラックやジフルニサルといった末梢性
鎮痛薬等、他の活性成分も含有し得る。式Iの化合物対
第二の活性成分の重量比は様々であり得、各活性成分の
有効量に依存する。通常、各活性成分はその有効量で用
いられる。即ち、例えば式Iの化合物がNSAIDと配
合される場合、式Iの化合物対NSAIDの重量比は通
常約1000:1から約1:1000で、好ましくは約
200:1から約1:200である。式Iの化合物とN
SAID以外の第二の活性成分との配合も通常上記範囲
内で行なわれるが、いずれの場合も各活性成分は有効量
で用いられるべきである。
酸誘導体またはその薬剤学的に許容可能な塩、(2)酢
酸誘導体またはその薬剤学的に許容可能な塩、(3)フ
ェナム酸(fenamic acid)誘導体またはそ
の薬剤学的に許容可能な塩、(4)オキシカムまたはそ
の薬剤学的に許容可能な塩、及び(5)ビフェニルカル
ボン酸誘導体またはその薬剤学的に許容可能な塩に分類
され得る。
ルミノプロフェン、ベノキサプロフェン、ブクロキシ酸
(bucloxic acid)、カルプロフェン、フ
ェンブフェン、フェノプロフェン、フルプロフェン、フ
ルルビプロフェン、イブプロフェン、インドプロフェ
ン、ケトプロフェン、ミロプロフェン、ナプロキセン、
オキサプロジン、ピルプロフェン、プラノプロフェン、
スプロフェン、チアプロフェン酸(tiaprofen
ic acid)及びチオキサプロフェンが含まれる。
類似の鎮痛及び抗炎症特性を有する、構造的に関連する
プロピオン酸誘導体もこの群に含めることができると考
えられる。
体”とは、典型的には環系、好ましくは芳香環系に直接
かまたはカルボニル官能基を介して結合した(場合によ
っては薬剤学的に許容可能な塩の基、即ち例えば基−C
H(CH3)COO-Na+または基−CH2CH2COO-
Na+の形態を取り得る)遊離基−CH(CH3)COO
Hまたは−CH2CH2COOHを有する非麻薬性鎮痛薬
/非ステロイド性抗炎症薬のことである。
SAIDであるインドメタシン、アセメタシン、アルク
ロフェナック、クリダナック、ジクロフェナック、フェ
ンクロフェナック、フェンクロジン酸(fencloz
ic acid)、フェンチアザック、フロフェナッ
ク、イブフェナック、イソキセパック、オクスピナッ
ク、スリンダック、チオピナック、トルメチン、ジドメ
タシン及びゾメピラックが含まれる。類似の鎮痛及び抗
炎症特性を有する、構造的に関連する酢酸誘導体もこの
群に含めることができると考えられる。
は、典型的には環系、好ましくは芳香または複素芳香環
系に直接結合した(場合によっては薬剤学的に許容可能
な塩の基、即ち例えば基−CH2COO-Na+の形態を
取り得る)遊離基−CH2COOHを有する非麻薬性鎮
痛薬/非ステロイド性抗炎症薬のことである。
フェナム酸、メクロフェナム酸、メフェナム酸、ニフル
ム酸及びトルフェナム酸が含まれる。類似の鎮痛及び抗
炎症特性を有する、構造的に関連するフェナム酸誘導体
もこの群に含めることができると考えられる。
体”とは基本構造
抗炎症薬のことであり、前記構造は様々な置換基を有し
得、また前記構造の遊離基−COOHは薬剤学的に許容
可能な塩の基、即ち例えば基−COO-Na+の形態を取
り得る。
にはジフルニサル及びフルフェニサルが含まれる。類似
の鎮痛及び抗炎症特性を有する、構造的に関連するビフ
ェニルカルボン酸誘導体もこの群に含めることができる
と考えられる。
ン酸誘導体”とは基本構造
抗炎症薬のことであり、前記構造は様々な置換基を有し
得、また前記構造の遊離基−COOHは薬剤学的に許容
可能な塩の基、即ち例えば基−COO-Na+の形態を取
り得る。
ソキシカム、ピロキシカム、スドキシカム及びテノキシ
カムが含まれる。類似の鎮痛及び抗炎症特性を有する、
構造的に関連するオキシカムもこの群に含めることがで
きると考えられる。
は、一般式
系である〕を有する非麻薬性鎮痛薬/非ステロイド性抗
炎症薬のことである。
ナクナトリウム、アミノプロフェン、アニトラザフェ
ン、アントラフェニン、アウラノフィン、ベンダザック
リシネート、ベンジダニン、ベプロジン、ブロペラモ
ル、ブフェゾラック、シンメタシン、シプロクワゾン、
クロキシメート、ダジダミン、デボキサメト、デルメタ
シン、デトミジン、デキシンドプロフェン、ジアセレイ
ン、ジ−フィサラミン、ジフェンピラミド、エモルファ
ゾン、エンフェナム酸、エノリカム、エピリゾル、エテ
ルサレート、エトドラック、エトフェナメート、ファネ
チゾルメシレート、フェンクロラック、フェンドサル、
フェンフルミゾル、フェプラゾン、フロクタフェニン、
フルニキシン、フルノキサプロフェン、フルプロクワゾ
ン、ホピルトリン、ホスホサル、フルクロプロフェン、
グルカメタシン、グアイメサル、イブプロキサム、イソ
フェゾラック、イソニキシム、イソプロフェン、レフェ
タミンHCl、レフルノミド、ロフェミゾル、ロナゾラ
ックカルシウム、ロチファゾル、ロキソプロフェン、リ
シンクロニキシネート、メクロフェナメートナトリウ
ム、メセクラゾン、ナブメトン、ニクチンドル、ニメス
リド、オルパノキシン、オキサメタシン、オキサパド
ル、ペリソキサルシトレート、ピメプロフェン、ピメタ
シン、ピプロキセン、ピラゾラック、ピルフェニドン、
プログルメタシンマレエート、プロクワゾン、ピリドキ
シプロフェン、タルメタシン、タルニフルメート、チア
ゾリノブタゾン、チエラビンB、チアラミドHCl、チ
フラミゾル、チメガジン、トルパドル、トリプタミド及
びウフェナメート。
ctsなど参照)で示した以下のNSAIDも用いられ
得る:480156S, AA861, AD159
0, AFP802, AFP860, AI77B,
AP504, AU8001, BPPC, BW5
40C, CHINOIN 127, CN100,
EB382, EL508, F1044, GV36
58, ITF182, KCNTEI6090,KM
E4, LA2851, MR714, MR897,
MY309,ONO3144, PR823, PV
102, PV108, R830,RS2131,
SCR152, SH440, SIR133, SP
AS510, SQ27239, ST281, SY
6001, TA60, TAI−901(4−ベンゾ
イル−1−インダンカルボン酸), TVX2706,
U60257, UR2301及びWY41770。
リチル酸、特にアセチルサリチル酸及びフェニルブタゾ
ンとその薬剤学的に許容可能な塩なども挙げられる。
は、アセチルサリチル酸、ジクロフェナック、フェンブ
フェン、フェノプロフェン、フルルビプロフェン、イブ
プロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、フェニル
ブタゾン、ピロキシカム、スリンダック及びトルメチン
である。
本明細書に参考として含まれるヨーロッパ特許第13
8,481号(1985年4月24日付)、同第11
5,394号(1984年8月8日付)、同第136,
893号(1985年4月10日付)及び同第140,
709号(1985年5月8日付)に開示されているよ
うなロイコトリエン生合成阻害剤も含有し得る。
まれるヨーロッパ特許第106,565号(1984年
4月25日付)及び同第104,885号(1984年
4月4日付)に開示されているようなロイコトリエン拮
抗物質、並びにやはり本明細書に参考として含まれるヨ
ーロッパ特許出願第56,172号(1982年7月2
1日付)、同第61,800号(1982年6月10日
付)及び英国特許出願公開第2,058,785号(1
981年4月15日付)に開示されているような、当業
者に公知の他のロイコトリエン拮抗物質と組み合わせて
用いることも可能である。
二の活性成分として、ヨーロッパ特許第11,067号
(1980年5月28日付)に開示されているようなプ
ロスタグランジン拮抗物質や、米国特許第4,237,
160号に開示されているようなトロンボキサン拮抗物
質も含有し得る。この組成物は、米国特許第4,32
5,961号に開示されたα−フルオロメチルヒスチジ
ンのようなヒスチジンデカルボキシラーゼ阻害剤も含有
し得る。また、式Iの化合物は、例えばアセタマゾル、
ヨーロッパ特許第40,696号(1981年12月2
日付)に開示されたアミノチアジアゾル、ベナドリー
ル、シメチジン、ファモチジン、フラマミン、ヒスタジ
ル、フェネルガン、ラニチジン、テルフェナジン、並び
に米国特許第4,283,408号、同第4,362,
736号及び同第4,394,508号に開示されてい
るような類似化合物などのH1またはH2受容体拮抗物質
と有利に配合され得る。上記医薬品組成物は、米国特許
第4,255,431号等に開示されたオメプラゾルな
どのK+/H+ATPアーゼ阻害剤も含有し得る。式Iの
化合物は、英国特許第1,144,905号及び同第
1,144,906号に開示された1,3−ビス(2−
カルボキシクロモン−5−イルオキシ)−2−ヒドロキ
シプロパン及び関連化合物などの細胞安定化薬のほとん
どとも有効に配合され得る。上述とは別の有用な医薬品
組成物に、式Iの化合物をメチセルジドなどのセロトニ
ン拮抗物質と組み合わせて含有するものが有る。セロト
ニン拮抗物質についてはNature, Vol.31
6, pp.126−131, 1985等に述べられ
ている。この段落で引用した参考文献はいずれも本明細
書に参考として含まれる。
を、イプラトロピウムブロミドなどの抗コリン作用薬、
ベータ作用薬のサルブタモル、メタプロテレノル、テル
ブタリン、フェノテロル等のような気管支拡張薬、並び
に抗喘息薬のテオフィリン、コリンテオフィリネート及
びエンプロフィリン、カルシウム拮抗物質のニフェジピ
ン、ジルチアゼム、ニトレンジピン、ベラパミル、ニモ
ジピン、フェロジピン等、及びコルチコステロイドのヒ
ドロコルチゾン、メチルプレドニソロン、ベタメタソ
ン、デキサメタソン、ベクロメタソン等と組み合わせて
含有する。
に開示された方法に従って製造され得る。
抗物質活性及びロイコトリエン生合成抑制力を測定する
次のアッセイを用いて試験され得る: i) モルモット肺膜でのLTD4受容体結合アッセ
イ; ii) モルモット気管でのLTD4受容体結合アッセ
イ; iii) 麻酔を掛けたモルモットでのin vivo
アッセイ。
R. Jones et al.,Can. J. P
hysiol. Pharmacol., 67, 1
7−28(1989)に詳細な説明が有る。
コトリエン生合成抑制活性を測定する次のアッセイを用
いて試験され得る。これらのアッセイは1992年4月
15日付ヨーロッパ特許第480,717号に開示され
たものである: iv) 5−リポキシゲナーゼ阻害測定アッセイ; v) ヒト多形核(PMN)白血球LTB4アッセイ。
ン拮抗物質としてのin vivo活性とロイコトリエ
ン生合成抑制剤としてのin vivo活性との両方を
測定する次のアッセイにおいて試験され得る。これらの
アッセイは1992年4月15日付ヨーロッパ特許第4
80,717号に開示されたものである: vi) 喘息ラットアッセイ; vii) 訓練した覚醒リスザルの肺力学についてのア
ッセイ; viii) アレルギーの羊において誘発される気管支
収縮の予防についてのアッセイ。
て更に詳述する。温度は総て摂氏である。
フルオロ−2−キノリニル)エテニル)フェニル)−3
−(2−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)フェニル)
プロピル)チオ)メチル)シクロプロパンアセテート ステップ1 :6,7−ジフルオロ−2−メチルキノリン 3,4−ジフルオロアニリン(417.27g, 3.
23mol)、p−クロラニル(794.65g,
3.23mol)及び濃HCl(808ml)を5.4
lの2−ブタノールに溶解させた還流溶液に、100m
lの2−ブタノール中のクロトンアルデヒド(226.
34g, 3.23mol)を滴下し加えた。2時間加
熱後、温度約60℃で2.7lの溶媒を真空下に除去し
た。次に、反応混合物に2lのトルエンを添加してから
2.5〜3lの溶媒を除去し、非常に軟質の固体を得
た。THF(2l)を添加し、混合物を30分加熱した
後0℃に冷却した。固体を回収し、tlcによって純粋
となるまでTHFで洗浄した。その後、固体を水性K2
CO3/EtOAcに溶解させ、有機相を分離した。水
性相をEtOAcで抽出し(2回)、有機相を合わせ、
MgSO4で乾燥し、溶媒を除去した。生成物を極少量
のEtOAc中で晶出させて、328.08g(57
%)の標記化合物を得た。
8.19(1H, d), 7.75(2H, m),
7.4(1H, d), 2.64(3H, s)。
オロ−2−キノリニル)エテニル)ベンズアルデヒド 米国特許第4,851,409号の実施例24のステッ
プ1での操作を踏襲し、ただし本実施例のステップ1で
得られたジフルオロメチルキノリンを用いて標記化合物
を得た。
0.12(1H, s), 8.4(1H, d),
8.29(1H, s), 8.1〜7.85(6H,
m), 7.7〜7.55(2H, m)。
ジフルオロ−2−キノリニル)エテニル)フェニル)−
2−プロペン−1−オール ヨーロッパ特許第480,717号の実施例80のステ
ップ1での操作を踏襲し、ただし本実施例のステップ2
で得られた3−(2−(6,7−ジフルオロ−2−キノ
リニル)エテニル)ベンズアルデヒドを用いて標記化合
物を得た。
8.32(1H, d), 7.92〜7.8(4H,
m), 7.75(1H,br s), 7.6(1
H, m), 7.5〜7.35(3H, m),
6.05(1H, ddd), 5.37(1H, d
dd), 5.25(1H, m), 5.1(1H,
ddd), 4.61(1H, d)。
−(6,7−ジフルオロ−2−キノリニル)エテニル)
フェニル)−3−オキソプロピル)ベンゾエート ヨーロッパ特許第480,717号の実施例146のス
テップ1での操作を踏襲し、ただし本実施例のステップ
3で得られたジフルオロアルコールを用いて標記化合物
を得た。
8.35(2H, m), 8.0〜7.8(7H,
m), 7.6〜7.3(5H, m), 4.33
(2H,q), 3.5〜3.3(4H, m),
1.32(3H, t)。
−(2−(6,7−ジフルオロ−2−キノリニル)エテ
ニル)フェニル)−3−ヒドロキシプロピル)ベンゾエ
ート ヨーロッパ特許第480,717号の実施例146のス
テップ2での操作を踏襲し、ただし本実施例のステップ
4で得られたジフルオロケトンを用いて標記化合物を得
た。
8.31(1H, d), 7.92〜7.75(6
H, m), 7.6〜7.25(7H, m),
4.78(1H, m), 4.47(1H, d),
4.3(2H, q), 3.2〜2.95(2H,
m), 2.05(2H, m), 1.32(3
H, t)。
−(2−(6,7−ジフルオロ−2−キノリニル)エテ
ニル)フェニル)−3−ヒドロキシプロピル)フェニ
ル)−2−プロパノール 無水CeCl3(40.5g, 164mmol)をT
HF(500ml)に混入した混合物を、活性化した3
オングストローム分子篩で満たしたDeanStark
トラップを用いて一晩還流させた。0℃でCeCl3ス
ラリーに塩化メチルマグネシウム(3.0M THF溶
液263ml, 790mmol)を30分掛けて滴下
し加えた。0℃で2時間攪拌後、混合物を−5℃に冷却
し、ステップ5で得られたヒドロキシエステル(71.
8g, 152mmol)のトルエン(600ml)溶
液を1時間掛けて滴下し加えた。更に1時間反応混合物
を攪拌し、その後2M HOAc(600ml)及びト
ルエン(600ml)を添加した。有機相を飽和NaH
CO3水溶液及びブラインで洗浄した。真空下での濃縮
及び残留物のフラッシュクロマトグラフィー(トルエン
中の30% EtOAc)による精製によって、63.
48g(91%)の標記化合物を得た。
8.4(1H, d), 8.0〜7.8(5H,
m), 7.65(1H, m), 7.5(3H,
m), 7.35〜7.1(4H, m), 4.88
(1H, m), 4.58(1H, d), 4.1
9(1H, s), 3.22(2H, m), 2.
15(2H, m), 1.70(3H, s),
1.68(3H, s)。
2でMH+, 442.2でMH+−H2O。
トン)。
タノール環状スルファイト BH3:THF錯体の溶液(1M THF溶液, 26
2ml)にジエチル1,1−シクロプロパンジカルボキ
シレート(25g, 134mmol)を温度25℃で
N2雰囲気下に添加した。溶液を6時間還流加熱し、
r.t.に冷却してからMeOH(300ml)を慎重
に添加した。溶液を1時間攪拌し、その後濃縮して油を
得た。未精製のジオールをCH2Cl2(234ml)に
溶解させ、SOCl2(15.9g, 134mmo
l)を温度25℃で15分掛けて滴下し加えた。更に1
5分攪拌後、混合物をNaHCO3水溶液で洗浄した。
有機抽出物をNa2SO4で乾燥し、濾過し、かつ濃縮し
て標記化合物を、白色固体として定量的に得た。
クロプロパンアセトニトリル ステップ7で得られた環状スルファイト生成物(14.
7g, 99mmol)をDMF(83ml)に溶解さ
せた溶液にNaCN(9.74g, 199mmol)
を添加した。混合物を20時間加熱して温度90℃とし
た。冷却の際にEtOAc(400ml)を添加し、溶
液を飽和NaHCO3溶液(55ml)、H2O(4×5
5ml)及び飽和NaCl溶液で洗浄し、Na2SO4で
乾燥した。溶液を濃縮して7.1g(65%)の標記化
合物を得た。
シクロプロパンアセトニトリル ステップ8で得られたアルコール(42g, 378m
mol)を温度−30℃で乾燥CH2Cl2(450m
l)に溶解させた溶液にEt3N(103.7ml,
741mmol)、次いでCH3SO2Cl(43.3m
l, 562mmol)を滴下し加えた。混合物を25
℃に暖め、NaHCO3で洗浄し、Na2SO4で乾燥
し、かつ真空下に濃縮して対応するメシレートを得た。
このメシレートをDMF(450ml)に溶解させ、0
℃に冷却した。チオ酢酸カリウム(55.4g, 48
5mmol)を添加し、混合物を25℃で18時間攪拌
した。EtOAc(1.5l)を添加し、溶液をNaH
CO3で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、かつ真空下に濃
縮して45g(70%)の標記化合物を得た。
シクロプロパンアセテート ステップ9で得られたニトリル(45g, 266mm
ol)をMeOH(1.36l)に溶解させた溶液にH
2O(84ml)及び濃H2SO4(168ml)を添加
した。混合物を20時間加熱して還流させ、25℃に冷
却してからH2O(1l)を添加し、生成物をCH2Cl
2(2×1.5l)で抽出した。有機抽出物をH2Oで洗
浄し、Na2SO4で乾燥した。有機溶液を濃縮して36
g(93%)の標記化合物を得た。
(3−(2−(6,7−ジフルオロ−2−キノリニル)
エテニル)フェニル)−3−(2−(2−ヒドロキシ−
2−プロピル)フェニル)プロピル)チオ)メチル)シ
クロプロパンアセテート ステップ6で得られたジオール(1.0g, 2.1m
mol)をTHF(1ml)及びDMF(1ml)に溶
解させ、−40℃に冷却した。ジイソプロピルエチルア
ミン(383μl, 2.2mmol)を添加し、次い
でメタンスルホニルクロリド(170μl, 2.2m
mol)を添加した。混合物を2時間攪拌し、その際ゆ
っくり暖めて温度を−30℃とした。混濁した反応混合
物にステップ10で得られたチオール(370mg,
2.3mmol)を添加し、次いでカリウムt−ブトキ
シド/THF溶液(2.52ml, 1.75M,
4.4mmol)を滴下し加えた。反応混合物を−30
℃で3.5時間攪拌し、その後25%水性NH4OAc
で反応をクエンチした。EtOAcでの抽出を(3回)
行ない、有機層をブラインで洗浄し、かつ溶媒を蒸発さ
せて残留物を得、これをフラッシュクロマトグラフィー
(トルエン中の5〜10% EtOAc)によって精製
して658mg(53%)の標記化合物を得た。
8.21(1H, d), 7.9〜7.7(5H,
m), 7.57(1H, m), 7.4(3H,
m),7.25〜7.05(4H, m), 4.07
(1H, t), 3.95(1H, s), 3.5
8(3H, s), 3.2(1H, ddd),
2.93(1H, ddd), 2.58(2H,
s), 2.41(2H,dd), 2.25(2H,
m), 1.58(6H, s), 0.55〜0.
35(4H, m)。
R)−(3−(2−(6,7−ジフルオロ−2−キノリ
ニル)エテニル)フェニル)−3−(2−(2−ヒドロ
キシ−2−プロピル)フェニル)プロピル)チオ)メチ
ル)シクロプロパンアセテート ヨーロッパ特許第480,717号の実施例146のス
テップ11での加水分解操作を踏襲し、ただし本実施例
のステップ11で得られたジフルオロエステルを用いて
標記化合物の酸を得た。
8.32(1H, d), 7.95〜7.77(5
H, m), 7.65〜7.38(5H, m),
7.2〜7.0(3H, m), 4.07(1H,
t), 3.18(1H, ddd), 2.9(1
H, ddd), 2.8(1H, br s),
2.6(2H, s), 2.42(2H, s),
2.2(2H, m), 1.53(6H, s),
0.55〜0.35(4H, m)。
7号の実施例146のステップ12での操作を適用して
標記化合物を得た。
8.2(1H, d), 7.85〜7.7(5H,
m), 7.52〜7.25(5H, m), 7.1
〜7.0(3H, m), 4.04(1H, t),
3.2(1H, m), 2.8〜2.5(4H,
m), 2.3〜2.05(4H, m), 1.54
(3H, s), 1.50(3H, s), 0.4
5(2H, m), 0.25(2H, m)。
H+, 632で[M+23]+。
ての微量分析: 計算値: C 63.99; H 5.97; N
2.07 測定値: C 64.52; H 5.95; N
2.07。
ロ−2−キノリニル)エテニル)フェニル)−3−(2
−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)フェニル)プロピ
ル)チオ)メチル)シクロプロパンアセテート 実施例1のステップ2以降での操作を踏襲し、ただし6
−フルオロ−2−メチルキノリン(C. M. Lei
r, J. Org. Chem., vol.42,
pp.911−913, 1977参照)を開始物質
として標記化合物を得た。
H, d), 8.02(1H, dd), 7.9
(1H, d), 7.87(1H, d), 7.8
(1H, s), 7.55〜7.35(6H,
m), 7.25〜7.0(4H, m), 4.05
(1H, t), 3.18(1H, ddd),2.
9(1H, ddd), 2.59(2H, s),
2.43(2H,d), 2.2(2H, m),
1.52(6H, s), 0.55〜0.35(4
H, m)。
H, d), 8.09(1H, dd), 8.0〜
7.35(10H, m), 7.1(3H, m),
4.09(1H, t), 3.2(2H, m),
2.85〜2.55(3H, m), 2.35〜
2.0(4H, m), 1.52(3H,s),
1.49(3H, s), 0.45(2H, m),
0.25(2H, m)。
微量分析: 計算値: C 68.93; H 6.13; N
2.30 測定値: C 68.42; H 5.99; N
2.29。
(36%), 614で[M+23]+(30%)。
Claims (2)
- 【請求項1】 式I 【化1】 〔式中R1 は6−Fまたは6,7−F2 である〕の化合
物またはその薬剤学的に許容可能な塩。 - 【請求項2】 請求項1に記載の化合物のナトリウム
塩。
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