JP2504604Y2 - 開封具付き注出装置 - Google Patents

開封具付き注出装置

Info

Publication number
JP2504604Y2
JP2504604Y2 JP4040490U JP4040490U JP2504604Y2 JP 2504604 Y2 JP2504604 Y2 JP 2504604Y2 JP 4040490 U JP4040490 U JP 4040490U JP 4040490 U JP4040490 U JP 4040490U JP 2504604 Y2 JP2504604 Y2 JP 2504604Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
groove
knob
container
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4040490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH041161U (ja
Inventor
伸治 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP4040490U priority Critical patent/JP2504604Y2/ja
Publication of JPH041161U publication Critical patent/JPH041161U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504604Y2 publication Critical patent/JP2504604Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、容器の口部に取り付けられる開封具付き注
出装置に関する。
〔従来の技術〕 従来、容器の蓋類は、合成樹脂により形成されている
場合、ガス透過性があるため空気の透過を許し、その空
気の中の酸素により容器内の内容物が劣化する。そこ
で、金属箔を容器の口部の端面と蓋の内面の間に設ける
ことによって、蓋の、空気の透過を防止し、かつ、蓋を
開封することによって金属箔をも裂き取れるように形成
したものが知られている。
その一例として第2図に示すような実開昭59-155958
号公報に記載の容器の開封具付き注出装置がある。
この従来例は、第2図に示すように、蓋10には、外面
に破断溝14を有し、この破断溝14の外側に注出筒17を設
け、さらに、前記破断溝14の内側に開封操作のための摘
み部11を設けている。また、前記蓋10の内面に金属箔40
の一面41を付着している。
そして、金属箔40の他面42を容器1の口部2の端面に
付着させて、蓋10を容器1の口部2に嵌着させている。
そして、摘み部11を上方に引き上げることによって蓋10
の破断溝14が破断すると共に、金属箔40も破断して、注
出筒17より内容物の注出が可能となる構造になってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来例は、摘み部11を上方に引き
上げて蓋10の開封操作を行う際に、強い力を必要として
容易に破断溝14と金属箔40を破断することが困難であ
る。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、蓋の
開封操作を容易に行うことができるような開封具付き注
出装置とすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の技術的課題を解決するために以下の
ような構成とした。
即ち、容器1の口部2に着脱可能な蓋10を設け、この
蓋10には、破断溝14を周囲に有してこの破断溝14の破断
で除去されて開口を形成する除去片15を設けると共に、
前記除去片15に摘み部11を設け、そして、前記破断溝14
の外側に注出筒17を設け、前記蓋10の内面にシート状の
シール部材30を貼着し、また、前記摘み部11の基部11a
に外方に突出した梃部12を設け、この梃部12は前記摘み
部11を引き上げる際に前記注出筒17の内面に当接するよ
うに形成して開封具付き注出装置とした。
〔作用〕
本考案は、摘み部11を上方に引き上げて蓋10の開封操
作を行うと、前記摘み部11の基部11aに設けて外方に突
出した梃部12が前記注出筒17の内面に当接する。さら
に、摘み部11を上方に引き上げながら外方に引くと、梃
部12の当接した前記注出筒17の内面の当接点を支点とし
て梃の作用で、梃部12の真下の除去片15に内方へ向かう
力を生じて破断溝14を破断すると共に、蓋10の内面に貼
着しているシート状のシール部材30を破断することがで
きる。
そして、蓋10の周囲に有する破断溝14とシール部材30
が完全に破断されて除去片15を除去すると、蓋10に開口
を形成する。そこで、注出筒17からの内容物の注出が可
能になる。
〔実施例〕
以下、本考案による一実施例について第1図を参照し
つつ説明する。
この実施例は、容器1の口部2に、容器1の口部2の
雄ねじ3と蓋10の雌ねじ13の螺合により着脱可能な合成
樹脂製の蓋10を設けている。
この蓋10には、V形の破断溝14を円形状の周囲に有し
てこの破断溝14の破断で除去されて開口を形成する除去
片15を設けている。この除去片15に、基部11aを立設し
てこの基部11aの上部に摘みリング11bを有する摘み部11
を設けている。
そして、前記破断溝14の外側に、注出口17aを有する
注出筒17を立設している。
この注出筒17には、前記注出口17aを密閉する着脱可
能なオーバーキャップ20を設けて、オーバーキャップ20
の円筒部に設けた雌ねじ21と注出筒17の外周に設けた雄
ねじ17bが螺合している。
前記蓋10の内面に、アルミ箔31の両面にP・P層32,3
2を有するシート状のシール部材30を熱により溶融して
貼着している。そして、シール部材30の上面には、蓋10
の摘み部11の基部11a付近の破断溝14の真下に対応する
位置に破断し易いようにノッチ33を設けている。また、
シール部材30の下面は、前記容器1の口部2の端面に付
着するように形成している。
さらに、前記摘み部11の基部11aに外方に突出したリ
ブ状の梃部12を設けている。
この梃部12は、角部12aを設けて前記摘み部11を引き
上げる際に前記注出筒17の内面に角部12aが当接するよ
うに形成して、前記注出筒17の内面の当接点を支点とし
て梃の作用を生じるような構造になっている。
そして、シール部材30の上面に、蓋10の摘み部11の基
部11a付近の破断溝14の真下に対応する位置にノッチ33
を設けているため、摘み部11を上方に引き上げながら外
方に引くと、梃部12の角部12aの当接した前記注出筒17
の内面の当接点を支点として梃の作用で、梃部12の真下
の除去片15に内方へ向かう力を生じて破断溝14を破断す
る際、シール部材30は、前記ノッチ33を破断の起点とし
て小さい力でも破断するので、蓋10の開封操作を極めて
容易に行うことができる。
〔考案の効果〕
本考案は、蓋の摘み部の基部に外方に突出した梃部
を、前記摘み部を引き上げる際に前記注出筒の内面に当
接するように形成してあるため、摘み部を上方に引き上
げながら外方に引くと、梃部の当接した前記注出筒の内
面の当接点を支点として梃の作用で、梃部の真下の除去
片に内方へ向かう力を生じて破断溝を破断すると共に、
シール部材を破断するので、蓋の開封操作が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例を示す要部の一部断面
図、第2図は従来例を示す要部の一部断面図である。 1……容器、2……口部、10……蓋、11……摘み部、11
a……基部、12……梃部、14……破断溝、15……除去
片、17……注出筒、30……シール部材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器1の口部2に着脱可能な蓋10を設け、
    この蓋10には、破断溝14を周囲に有してこの破断溝14の
    破断で除去されて開口を形成する除去片15を設けると共
    に、前記除去片15に摘み部11を設け、そして、前記破断
    溝14の外側に注出筒17を設け、前記蓋10の内面にシート
    状のシール部材30を貼着し、また、前記摘み部11の基部
    11aに外方に突出した梃部12を設け、この梃部12は前記
    摘み部11を引き上げる際に前記注出筒17の内面に当接す
    るように形成した開封具付き注出装置。
JP4040490U 1990-04-16 1990-04-16 開封具付き注出装置 Expired - Lifetime JP2504604Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040490U JP2504604Y2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 開封具付き注出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040490U JP2504604Y2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 開封具付き注出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH041161U JPH041161U (ja) 1992-01-07
JP2504604Y2 true JP2504604Y2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=31550166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4040490U Expired - Lifetime JP2504604Y2 (ja) 1990-04-16 1990-04-16 開封具付き注出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504604Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4863157U (ja) * 1971-11-19 1973-08-10
JPS52104406U (ja) * 1976-01-31 1977-08-09
JPS5498306U (ja) * 1977-12-21 1979-07-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPH041161U (ja) 1992-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4320861A (en) Molded plastic tamper-proof cap with pull ring and tearable membranes
JP4160163B2 (ja) キャップ付き容器
JP2008308218A (ja) キャップ
JP2504604Y2 (ja) 開封具付き注出装置
JP2010013113A (ja) 不正開封防止具付きヒンジキャップ
JPH11189253A (ja) 合成樹脂製注出キャップ
JP2004099105A (ja) イージーオープン口栓
JP2000128217A (ja) 液体用紙容器の口栓
JP2008074428A (ja) ワンピース口栓
JPH11321913A (ja) 分別回収の容易なキャップ
JPH11130113A (ja) 分別機能を有するプラスチックキャップ
JP2601463Y2 (ja) 容器とその蓋
JP2509126Y2 (ja) 注出栓付き容器
JP2000153863A (ja) 液注出容器の中栓およびキャップ
JPH0858824A (ja) 中 栓
JPS6143714Y2 (ja)
JPH08169457A (ja) 広口液体包装容器の蓋
JP3022678U (ja) 包装容器の開口装置
JPH0322141Y2 (ja)
JPH0732445Y2 (ja) 複合容器蓋
JP2001206419A (ja) 中 栓
JPS6318589Y2 (ja)
JP2004123237A (ja) 注出口
JPH0235627Y2 (ja)
JPH066027Y2 (ja) 簡易容器

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term