JP2504463B2 - 圧搾用プランジャ− - Google Patents

圧搾用プランジャ−

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JP2504463B2
JP2504463B2 JP62109925A JP10992587A JP2504463B2 JP 2504463 B2 JP2504463 B2 JP 2504463B2 JP 62109925 A JP62109925 A JP 62109925A JP 10992587 A JP10992587 A JP 10992587A JP 2504463 B2 JP2504463 B2 JP 2504463B2
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、ほぼ円筒形をなし、可塑性物質を収容する
容器に使用される圧搾用プランジャーであって、押し出
される可塑性物質の側方に接して容器内を移動可能に配
置されるプランジャー基板と、可塑性物質から離間した
側で背後からプランジャー基板を支持する圧力板と、こ
れらプランジャー基板および圧力板との間に配置される
小室とを具え、その小室はプランジャー基板の少なくと
も1個の開口を介して可塑性物質を収容する収容空間に
連通し、且つ小室は少なくとも1個の通気孔を介して外
気に連通し、且つプランジャー基板の開口を空気及び可
塑性物質が流通することが出来る大きさに形成し、プラ
ンジャー基板が所定量以上の可塑性物質を収容した容器
内の出発位置に向い移動する間、過剰の可塑性物質及び
収容空間内の空気を小室内に受けるようにし、プランジ
ャー基板の出発位置において、圧力板により閉止可能と
した圧搾用プランジャーに関する。
(従来の技術) 内部に移動可能な圧搾用プランジャーを有する円筒状
の容器が、種々のシール剤、充填剤そしてパテ剤に関し
て長い間使用されてきた。その場合に、容器から押し出
された後に硬化し又はある程度弾性状態を維持するいず
れかの単一又は多成分系可塑性物質が用いられている。
容器の貯蔵又は搬送中における容器内での可塑性物質の
早期硬化又は急激な発泡を避けるために、可塑性物質を
充填した後に空気を完全に容器から排除しなければなら
ない。
通常、容器の断面を僅かに変形させて溝状の通路を形
成し、圧搾用プランジャーを挿入する場合には、その通
路を介して容器内の空気を放出させ、可塑性物質と空気
との接触を可及的に少なくしていた。または、容器と圧
搾プランジャーとの間にピンを入れ、同様に通気孔を形
成していた。
英国特許第2072755号に開示された2個の要素よりな
る既知の圧搾用プランジャーは、プランジャー基板が開
口を具え、その開口は可塑性物質を収容する空間と、プ
ランジャー基板とその外側から基板を押圧する圧力板と
の間に位置する小室とを連通させている。この小室は、
通気孔を介して外方と連通しているので、容器内の空気
を可塑性物質の収容空間からその開口を介して小室へ、
さらには通気孔を介して小室から外方に放出することが
できる。この場合、プランジャー基板の開口は小さな寸
法をしているので、空気はその開口を介して小室に達す
ることができるが、可塑性物質は小室に達することはで
きない。またこの開口は閉止されないので、容器内の可
塑性物質は開口付近で硬化し、又は他の変化を受ける恐
れがある。
(発明が解決しようとする課題) 既に述べたように、容器の貯蔵又は搬送中における容
器内での可塑性物質の早期硬化又は急激な発泡を避ける
ために、可塑性物質を充填した後に、混入した空気を完
全に容器から排除しなければならない。またこの通気の
問題の他に、特に多成分系の可塑性物質を使用する場合
には、相互に分離された容器内に各成分を配置し、まず
使用直前に所望量および化学反応に必要な混合比とする
という課題が加わる。これら容器は、通常特殊な容器と
して製造されており、互いに連結されたプランジャーロ
ッドにより、別異の容器の圧搾プランジャーを同時に作
動させて各成分を送りだしていた。この全圧搾過程の
間、必要な混合比を正確に守るためには、圧搾過程の開
始に際し、夫々の圧搾用プランジャーが軸線方向に所定
の出発位置にある必要がある。そうでなければ、圧搾過
程の開始に際し、ある成分だけが余計に圧搾されるの
で、必要な混合比を得ることができず、可塑性物質は使
用に耐えないものとなる。
上記課題にもかかわらず、従来混合容器に成分を注入
する注入機は、成分の配分量に関しては概ね不正確であ
ったので、圧搾混合にさいして圧搾用プランジャーの初
期位置、すなわち成分を送りだす容器内でプランジャー
の出発位置の精度を保つことが出来なかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述した諸課題に鑑みてなされたもので、容
器内に予め充填される成分の量及び空気混入の程度に関
係なく、可塑性物質の成分から空気を排除し且つ正確な
成分の量を得るように、容器内での圧搾用プランジャー
の正確な出発位置を定めることができる装置を提供する
ことを目的とする。
この目的を達成するため、本発明装置によれば、プラ
ンジャー基板の開口を、空気及び可塑性物質が流通する
ことが出来る大きさに形成し、所定量以上の可塑性物質
を収容した容器内をプランジャー基板が出発位置に向い
移動する間、過剰の可塑性物質および混入空気を小室内
に受けるようにし、且つ前記開口を、プランジャー基板
の出発位置において、プランジャー基板の開口を圧力板
により閉止することができるものとする。
容器に所定量以上の可塑性物質が満たされると、圧搾
用プランジャーは容器の開口端部から挿入され、所定の
出発位置に向かって移動する間、圧搾用プランジャーの
基板と圧力板との間に設けられた小室に過剰な可塑性物
質および/またはエアークッションとなる混入空気が排
除される。圧搾用プランジャーがこの出発位置に達する
と、プランジャー基板の開口が圧力板により閉止される
ので、収容空間からの可塑性物質のそれ以上の漏洩が阻
止される。すなわち、混入空気を排除した、所定量の可
塑性物質が収容空間内に正確に確保されたことになり、
次の圧搾過程に使用されることになる。
可塑性物質がプランジャー基板によって押圧されてい
る間、過剰の可塑性物質が空気と共に収容空間から開口
を介して小室に流入し、且つその小室に含まれている空
気は、空気孔を介して小室から排気される。小室に流入
した過剰の可塑性物質は、その小室に残存する空気の影
響により乾燥され又は可塑状態に維持される。小室に達
した可塑性物質を更に乾燥させるために、可塑性物質の
溶剤を透過することができる材料で圧力板を形成するこ
とができる。たとえば、柔軟で軽量且つ変形可能なポリ
エチレンは可塑性物質の流出を阻止するが、それに含ま
れている気化スチレンを透過する。この場合スチレンを
透過せずより硬いポリアミドをプランジャー基板の材料
として用いる。
本発明では、プランジャーが容器内の所定の出発位置
に達した時に開口を閉止可能とすることにより、空気の
流出のみに用いられた従来技術の開口に比べて、開口の
寸法を大きく取ることができ、従って圧搾用プランジャ
ーを容器に挿入する際に、粘性を有する可塑性物質も、
その過剰となる分量が大きな抵抗もなくその開口を介し
て小室に達することができる。
容器から可塑性物質を押し出すのに必要な力は、その
物質の粘度および漏洩孔の断面積に関係し、状況により
非常に大きな値となる。従って開口を完全に密閉するた
めに、圧力板は開口に嵌合し閉止するプラグ状の突起を
具えることが望ましい。この閉止作用を一段と確実なも
のとするため、圧力板のプラグ状突起を円錐状にし、そ
れに対しプランジャー基板に設けられた開口を円錐状孔
に形成することができる。好ましくは圧力板は、開口を
閉止した状態でプランジャー基板に係止できるものとす
る。圧力板をプランジャー基板に係止可能としたことに
よりプランジャー基板の開口を確実に閉止状態に保持す
ることができる。圧力板とプランジャー基板との係合
は、例えば弾性変形可能な係止カムを用いても行うこと
ができる。
プランジャー基板の開口を閉止するため、圧力板をプ
ランジャー基板に対して、好ましくはプランジャーの軸
線方向に移動させる。その移動が限定され開口が閉止さ
れるようにするためには、圧搾用プランジャーがその出
発位置に到達した時に、圧力板がプランジャー基板との
非係止状態において湾曲していることが有利である。開
口を閉止した時に、湾曲状態にある薄膜に類似した圧力
板は弾性により平坦状に変形する。それゆえ、幾分かの
変形抵抗を克服しなければならない。圧力板を平坦にす
ることにより、圧力板は半径方向にも同時に拡大する。
この半径方向の拡大は、同時に容器に対する圧搾用プラ
ンジャーのシールを向上させるのに役立つ。
小室に達した可塑性物質が圧搾用プランジャーから外
側へ流失し、周囲を汚染することを避けるために、圧力
板の通気孔がプランジャー基板により閉止できるもので
あることが好ましい。この通気孔を閉止することによ
り、周囲の汚染並びに可塑性物質に含まれる蒸発する溶
剤の悪臭が緩和される。通気孔の閉止は、たとえば圧搾
用プランジャーをその出発位置まで移動させた後に、こ
れら通路経路を溶接して封鎖してしまうことによっても
できる。
本発明の他の実施例では、通気孔がプランジャー基板
と圧力板との係合状態において閉止される構成としてい
る。通気孔の閉止は、圧力板のプランジャー基板との係
合に併せて同時に行うことができる。さらに、開口を介
して収容空間に過度の圧力が作用する構造を避け、又は
可塑性物質が小室から収容空間に逆流するのを避けるた
めに、最初にプランジャー基板の開口を閉止し、次いで
圧力板がプランジャー基板と係合し終わる直前に通気孔
を閉止するのが有利である。
通気孔を完全に閉止するには、圧力板が通気孔を閉止
した状態で、プランジャー基板に協働するカラーを具え
ることが好ましい。このカラーは、プランジャー基板の
筒状壁面の内側に接触するように配置されている。圧力
板は最初は外側に向けて湾曲した状態になっているの
で、これを平坦にすることによりカラーはプランジャー
基板の筒状壁面を外径方向に押圧して、通気孔への空気
の漏洩を完全に遮断する。
圧力板は可塑性物質を収容する容器内面に接触し、板
の外周面に延在させたシール片を具えることが好まし
い。従って圧力板は、プランジャー基板の後端部のキャ
ップのように挿入することができる。圧力板の非変形状
態では、プランジャー基板に対して外側に湾曲している
ものが、開口を閉止するために平面状態にすることによ
って、圧力板が半径方向に拡大することになるので、圧
力板の外周部分にシール片を取り付けることは特に有効
である。この半径方向の拡大により、シール片は容器の
内壁に対する押圧力を付加されることになる。
プランジャー基板は、最初容器の内壁面に対してシー
ル状態を保つ。しかしながら大きな圧搾力が作用する結
果、可塑性物質の一部は、プランジャー基板の圧搾方向
から見て前方のシール縁部に流入し漏洩することにな
る。そのような可塑性物質の漏洩が外方に流出して周囲
を汚染することが無いように、プランジャー基板にその
外側環状空間と内側の小室とを連通する漏洩孔を設ける
のが好ましい。前方シール縁部から環状空間に流出した
漏洩物質はこの漏洩孔を通って小室に流れ込み、外方へ
漏洩する前に回収される。従って漏洩防止のために、プ
ランジャー基板の前方シール縁部を、壁面に対しより高
圧で押圧する構造のものにする必要はない。
(発明の実施の形態) 以下図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述す
る。
第1図乃至第3図に明示したように、圧搾用プランジ
ャーは、プランジャー基板1と、圧力板2とを具える。
プランジャーは、容器3内を軸方向に移動することがで
きる。プランジャー基板1は、容器3の内壁に接触する
シール縁部1aを具える。プランジャー基板1はその中間
部に凹部1bを具え、その凹部にシールリング4を収容す
る。さらにプランジャー基板1は、中央開口1cを具え
る。この開口1cは、プランジャー基板1の一方の側に、
係止カム1dを具える。開口側と反対する側で、プランジ
ャー基板1は軸線方向に延在させたリブ1eを具える。容
器3はノズル部3aを具え、ノズル部はその前部に破損可
能な薄片3bを具える。ノズル部3aはまた、図示しない圧
搾管に螺着するためのねじ部3cを具える。容器3は後端
部側の内側にフイッティング部3dを具える。このフィッ
ティング部3dにより、容器3へのプランジャーの挿入が
容易になる。容器3は可塑性物質5により満たされる。
圧力板2は、第1図に示すように、プランジャーの挿
入位置において外方に湾曲している。圧力板2はプラグ
状をした突起2bを有し、その突起の長さ方向においてそ
の一部分の外径が、プランジャー基板1の開口1cの内径
と等しい直径を有している。圧力板2は突起2bを設けた
面と反対する側に空所2cを有する。プランジャー基板1
と圧力板2との間に小室6が形成される。小室6は、第
1図に示すように、開口1cを介して可塑性物質5の収容
空間と連通している。ラム7によりプランジャーを容器
の軸方向に沿って容器3のノズル部の方に移動させる
と、可塑性物質の一部は開口1cを越えて小室6に達す
る。そのようにして容器内のプランジャーの出発位置が
調整される。プランジャーが予定の出発位置に達した時
に、圧力板2の突起2aはタペット8に押圧されて開口1c
を塞ぎ、さらに可塑性物質5が小室6に入り込むのを阻
止する。圧力板2は、第3図に示す状態では、係止カム
1dと突起先端のリム2bとにより固定される。したがって
小室6内に残存する可塑性物質は、小室内に封止される
ことになる。
湾曲面を平坦面に変形可能な圧力板2はプランジャー
基板1のリブ1eによって支持される。湾曲状態にあった
圧力板2が平坦面に変形することにより、圧力板の半径
方向に拡張され、それに接しているプランジャー基板1
の後方端縁を、容器3の内壁に向けて押圧する。
第4図および第5図に示す圧搾用プランジャーは、プ
ランジャー基板11と、圧力板12とを具える。プランジャ
ー基板11は、その進行方向において容器3の内壁と接触
するシール縁部11aを具える。またプランジャー基板11
は、その中央領域に少なくとも1個の、半径方向の延在
させた漏洩孔11bを具える。プランジャー基板11が容器
3内を軸方向に進行する間、シール縁部11aによって掻
き取られずプランジャー基板と容器との間の環状空間17
に漏洩した可塑性物質は、前記漏洩孔11bを介して、プ
ランジャー基板11と圧力板12との間に設けられた小室16
に回収される。
第1図乃至第3図に示す実施例と同様に、プランジャ
ー基板11も中心部に開口11cを具える。またプランジャ
ー基板11は、容器内の可塑性物質を押す側に係止カム11
dを具え、係止カムの面と反対する面すなわち圧力板12
と向き合う側面に、軸線方向に延在するリブ11eを具え
る。
湾曲面を平坦面に変形可能な圧力板12は、円筒状をし
た突起12aを具え、その突起の長さ方向においてその一
部分の外径が、プランジャー基板11の開口11cの内径と
等しい直径を有している。圧力板12の突起12aは係止凹
部12bを具える。
圧力板12は突起12aを設けた面と反対する側に空所12c
を具える。さらに圧力板12には、少なくとも1個の通気
孔12dが具えられる。この通気孔12dは、小室16に存在す
る空気を外部に放出するのに用いられる。
圧力板12がプランジャー基板11と嵌合し、且つ容器3
の内壁面と接触する部分にシール片12eを設ける。シー
ル片12eの内側で、圧力板12は軸線方向に突出し、プラ
ンジャー基板11の筒状壁面の内側に接触するように配置
されたカラー12fを具える。このカラー12fの外径を、第
4図に示すように、非係止状態においてプランジャー基
板11の筒状壁面と圧力板12との間に環状の空間が形成さ
れ、その隙間を通り、小室16内の空気が通気孔12dを介
して外部に放出されるようになっている。
第5図は、圧力板12をその係止凹部12bを、プランジ
ャー基板の係止カム11dに係合させて、プランジャー基
板11に係止させた状態を示している。プランジャー基板
の開口11cは、突起12aにより閉じられる。圧力板12を湾
曲状態から平坦状態へ変形させる過程が完了すると、通
気孔12dもまた、プランジャー基板11の筒状壁面の協働
するカラー12fにより閉じられる。このため、小室16に
達した可塑性物質およびそれから発生する臭気が外部へ
蒸発するのが阻止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の圧搾用プランジャーを具える容器
を、開口を閉止する前の状態を示す断面図、 第2図は第1図の線II−IIに沿った断面図、 第3図は、第1図及び第2図に示す圧搾用プランジャー
の、開口を閉止した後の状態を示す部分断面図、 第4図は、本発明の圧搾用プランジャーの他の実施例を
示し、開口を閉止する前の状態を示す断面図、 第5図は、第4図の圧搾用プランジャーの他の実施例
の、開口を閉止した後の状態を示す断面図である。 1、11……プランジャー基板 1a、11a……シール縁部 1b……凹部 1c,11c……開口 1d……係止カム 1e、11e……リブ 2、12……圧力板 2a、……リム 2b、12a……突起 2c、12c……空所 3……容器 3b……薄片 3c……ねじ部 3d……フイッティング 4……シールリング 5……可塑性物質 6、16……小室、 7……ラム 8……タペット 11b……漏洩孔 12b……凹所 12d……通気孔 12e……シール片 12f……カラー 17……環状空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 英国特許2072755(GB,A) 西独国特許公開3435576(DE,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ円筒形をなし、可塑性物質を収容する
    容器に使用される圧搾用プランジャーであって、 押し出される可塑性物質の側方に接して容器内を移動可
    能に配置されるプランジャー基板(1,11)と 可塑性物質(5)から離間した側で背後からプランジャ
    ー基板を支持する圧力板(2,12)と、 これらプランジャー基板および圧力板との間に配置され
    る小室(6,16)とを具え、 その小室はプランジャー基板(1,11)の少なくとも1個
    の開口(1c,11c)を介して可塑性物質(5)を収容する
    収容空間に連通し、プランジャー基板(1,11)の開口
    (1c,11c)を空気及び可塑性物質が流通することが出来
    る大きさに形成し、且つ小室は少なくとも1個の通気孔
    (12d)を介して外気に連通する圧搾用プランジャーに
    おいて、 プランジャー基板(1,11)の開口(1c,11c)はプランジ
    ャー基板が所定量以上の可塑性物質を収容した容器内を
    出発位置に向い移動する間、過剰の可塑性物質及び収容
    空間内の空気を小室内に受けるようにし、且つプランジ
    ャー基板が出発位置に達した時に前記開口(1c、11c)
    を圧力板(2、12)により閉止可能としたことを特徴と
    する圧搾用プランジャー。
  2. 【請求項2】圧力板(2,12)は、開口(1c,11c)を閉止
    するプラグ状突起(2b,12a)を具えることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の圧搾用プランジャー。
  3. 【請求項3】圧力板(2,12)は、開口(1c,11c)を閉止
    した位置でプランジャー基板(1,11)に係合可能である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の圧搾用プランジャー。
  4. 【請求項4】圧力板(2,12)は、プランジャー基板(1,
    11)との非係合状態において湾曲していることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項に
    記載の圧搾用プランジャー。
  5. 【請求項5】圧力板(12)の通気孔(12d)を、プラン
    ジャー基板(11)により閉止可能としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか1項記載
    の圧搾用プランジャー。
  6. 【請求項6】通気孔(12d)は、プランジャー基板(1
    1)の係合状態において閉止されることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載の圧搾用プランジャー。
  7. 【請求項7】圧力板(12)は、通気孔(12d)を閉止し
    た状態においてプランジャー基板(11)と協働するカラ
    ー(12f)を具えることを特徴とする特許請求の範囲第
    5項又は第6項のいずれか1項記載の圧搾用プランジャ
    ー。
  8. 【請求項8】圧力板(12)は、周方向に延在し可塑性物
    質(5)を収容する容器(3)の内壁面に接するシール
    片(12e)を具えることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第7項のいずれか1項記載の圧搾用プランジャ
    ー。
  9. 【請求項9】プランジャー基板(11)は漏洩孔(11b)
    を具え、漏洩孔は小室(16)をプランジャー基板(11)
    とシール片(12e)とにより画成される環状空間(17)
    に連通させることを特徴とする特許請求の範囲第8項記
    載の圧搾用プランジャー。
JP62109925A 1986-05-09 1987-05-07 圧搾用プランジャ− Expired - Lifetime JP2504463B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3615659.0 1986-05-09
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