JPS6181975A - ペースト状物の供給装置 - Google Patents

ペースト状物の供給装置

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JPS6181975A
JPS6181975A JP60212744A JP21274485A JPS6181975A JP S6181975 A JPS6181975 A JP S6181975A JP 60212744 A JP60212744 A JP 60212744A JP 21274485 A JP21274485 A JP 21274485A JP S6181975 A JPS6181975 A JP S6181975A
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JP
Japan
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paste
driven piston
container
closing member
exhaust hole
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JP60212744A
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Inventor
ビリー・ロルシヤイト
ユルゲン・クレツベ
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Josef Bitsushieraato & Co GmbH
Josef Bitsushieraato & Co KG GmbH
Original Assignee
Josef Bitsushieraato & Co GmbH
Josef Bitsushieraato & Co KG GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/0005Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container
    • B65D83/0033Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container the piston being a follower-piston and the dispensing means comprising a hand-operated pressure-device at the opposite part of the container
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2205/00Venting means
    • B65D2205/04Venting means for venting during the initial insertion of a piston

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、略円筒状で底部が開口した容器と、この容器
内の下部を区画しこの容器内を移動する従動ピストンと
を備えたペースト状物の供給装置に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の供給装置は、上部に計量機構が備えられ
ており、この計lm構によって容器内のペースト状物を
加圧し、この容器の上部に形成された流出孔から所定量
のペースト状物を押出すように構成されている。上記の
ペースト状物の加圧は、互いに対向して移動する2個の
ピストン状部材を備えた機構によってなされ、これらの
ピストン状部材の間に上記のペースト状物を封じ込め、
このペースト状物を押出すに必要な圧力に加圧する。そ
して、一般の上記の上方のピストン状部材は上記の計量
機構に接続され、この計量償構によって下方に押圧され
、また上記の下方のピストンi31Ftはこの際にペー
スト状物を下方の部分から区画し、上記の上方のピスト
ン状部材の作動中この下方のピストン状部材は静止して
いる。このようなポンプ作用すなわち加圧作用によって
上記のペースト状物は加圧ざれ、流出孔から押出される
そして、この供給作動が終了すると、上記の上方のピス
トン状部材は元の位置に復帰し、また上記の下方のピス
トン状部材はこれらピストン状部材の間に発生する負圧
によって上方に移動する。したがって、このような形式
の供給装置では、上記の下方のピストン状部材すなわち
従動ピストンはこの容器内のペースト状物が全部押出さ
れるまで順次上方に移動してゆく。しかし、このような
構成および作動の供給装置では、上方の加圧用のピスト
ンと下方の従動ピストンの間の空間にペースト状物を空
気やその他のガスを含まないように充填しなければなら
ず、もし空気等が含まれていた場合には、その圧縮性に
よって上記の加圧作動や従動ピストンの従動作用が妨げ
られる。よって、このような形式の供給装置にペースト
状物を充填する場合には、上記の容器内にペースト状物
を充填したのち、この容器内に従動ビトンを挿入する際
にこの従動ピストンとペースト状物との間に空気やその
他のガスが封じ込まれないように特に注意する必要があ
る。このように、空気等を排出して従動ピストンを挿入
するには、充分な信頼性と安全性を確保して作業をし、
またこの挿入を高速でおこなわなければならない。
米国特許4,402.431に開示されているペースト
状物の供給装置では、底部が開口した容器の底部の内面
を粗面に形成したものである。このような粗面を形成す
ることによって、従動ピストンを挿入する際にこの従動
ピストンのシールリップと粗面との間から空気を逃がす
ことができる。
この粗面は、上記のペースト状物が漏れないように構成
する必要がある。しかし、このように容器の開口底部に
粗面を形成したものは種々の欠点かめる。まず第1に、
この容器を製造する金型に粗面を形成する部分を設けな
ければならず、コストの上昇を招く。また大量生産の場
合には金型の粗面を形成する部分が摩耗し、粗面の深さ
が減少して上記空気を逃がす作用が達成できなくなる。
さらに、この粗面の部分を介して空気が流通するので、
貯蔵中に容器内部のペースト状物が乾燥し、貯蔵中に製
品の損失が生じる。この空気の流通は、ペースト状物が
ある邑使用され、上記の従動ピストンが上界して容器の
平滑な内面の部分に達するまで防止できない。そして、
この従動ピストンが上記の平滑な内面の部分に位置して
初めて外気との気密が達成される。したがって、この従
動ピストンが上記粗面の位置にある間は完全なペースト
状物の供給作用が達成できない。また、この種の供給装
置は、この容器内にペースト状物を充填する際に、この
充填したペースト状物の高さと容器内面の粗面との位置
関係を正確に制即しなければならない。このため、特に
大量生産する場合にこのペースト状物の充填高さを正確
に制御するためにコストが上昇°する。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、従動ピ
ストンを挿入する際の空気の排出を簡単かつ確実に行な
うことができるペースト状物の供給装置を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段とその作用]本発明の目
的は、従動ピストンに少なくとも1個の排気孔を形成し
、この排気孔を閉塞部材によって閉塞するように構成す
ることによって達成される。
本発明の供給装置は従来のものに比べて数々の長所を有
する。底部が開口した略円筒状の容器の内面はその全長
にわたって平滑に形成でき、従動ピストンとの間の気密
性を確実に維持することができる。また、この容器の内
面が単一の平滑な面であるので、製造工具たとえば金型
の表面を平滑に形成することができ、その構成が簡単で
コスト上昇を招くことがない。さらに、この従動ピスト
ンは常にこの容器内のペースト状物と外気との気密性を
確保でき、このペースト状物の乾燥を防止し、貯蔵中に
製品の損失が生じることがない。また、上記の排気孔の
寸法等は上記の従動ピストンの気密性を損うことなく必
要に応じて自由に設定できるので、排気に必要な時間を
短縮することができ°る。また、本発明のペースト状物
の供給装置は、容器内に充填したペースト状物の門の変
化によるペースト状物の充填高さに関係なく従動ピスト
ンを確実に排気しつつ挿入できる。よって、同じ容器に
異なる量のペースト状物を充填することができる。さら
に、本発明の供給装置は、完全に排気された場合には排
気孔からペースト状部が少し押出されるので、これを確
認することによって完全に排気されたか否かを後に確認
することができる。
また、本発明の実施例によれば、上記の排気孔は従動ピ
ストンに形成された先端部が開口した通路状の部分内に
開口しており、この通路状部分には閉塞部材が嵌合し、
これを閉塞するように構成されている。このように、通
路状部分内に排気孔か開口しているので、排気工程にお
いてこの排気孔からペースト状物が押出されても排気工
程の邪」にはならない。また、この通路状部分に閉塞部
材を嵌合させるだけでこの排気孔を簡単に閉塞できる。
また、本発明の特に好適な実施例によれば、上記の通路
状部分は略円筒状の空洞部に形成され、この内部に閉塞
部材のプラグ部を嵌合することによって簡単に閉塞する
ことができる。また、この通路状部分が円筒状をなして
いるので、この内部に閉塞部材を嵌合する際に特別な位
置合せを必要とせず、製品を自動化した装置で製造する
場合にこの閉塞部材の装着が容易である。また、本発明
の実施例によれば、上記の閉塞部材のプラグ部の従動ピ
ストン側の端部には、その周面に上記従動ピストンから
離れる方向に沿って排気溝が形成されている。このよう
な構成によって、上記の従動ピストンを容器内に挿入す
る前にこの従動ピストンに閉塞部材を取付け、この従動
ピストンと閉塞部材を予め組立てた状態でこの従動ピス
トンを容器内に挿入でき、組立てを簡単にできる。そし
て、この従動ピストンを容器内に挿入する際には、上記
の排気孔およびこれに連通した上記の排気溝を介して容
器内の空気を逃がすことができる。
また、本発明の別の特徴によれば、上記従動ピストンの
通路状部分の内面には互いに離間した2本の環状の溝が
形成され、また上記閉塞部材のプラグ部の先端部には環
状の突条が形成され、上記の環状の溝内に嵌合するよう
に構成されている。
このような構成によって、上記の閉塞部材は2個の異な
った位置に位置決保持させることができる。
このような構成によって、この閉塞部材が従動ピストン
に対して所定の位置に保持され、しかも特別な精密、複
雑な機構を必要としない。またこれら従動ピストンおよ
び閉塞部材を予め組立てた場合に、これらの搬送や取扱
いが容易となる。
また、本発明の供給装置の別の特徴によれば、上記の環
状の溝の配置間隔は所定の間隔に設定され、閉塞部材の
環状の突条が一方の環状の溝内に嵌合した場合には上記
の排気溝を介して上記の排気孔が大気に連通し、また環
状の突条が他方の環状の溝内に嵌合した場合にはこの閉
塞部材によって上記の排気孔と大気との連通が遮断され
るように構成されている。このような特徴によって、従
動ピストンに閉塞部材を予め組立てた場合にこの閉塞部
材が排気孔を大気と連通させる位置に保持され、またこ
の従動ピストンを容器内に挿入した場合にはこの閉塞部
材を上記排気孔を閉塞する位置に保持することができる
。また、このように閉塞部材を2位置で保持できる特徴
によって、上記の閉塞部材が第2の位置にあるか否かを
確認するだけで排気工程後に排気孔の平素が確実になさ
れているか否かを確認できる。さらに、上記の2個の環
状の溝の間隔および環状の突条の形状等を適当に設定す
ることによって、従動ピストンと排気工程とを1作動で
おこなうことができる。この従動ピストンを容器内に挿
入する場合には、ペースト状物を容器内に充填した後、
適当な掴み機構によって上記の従動ピストンと閉塞部材
の組立て体を掴み、これを容器内に挿入する。この作動
の際には、この従動ピストンと閉塞部材の組立て体が所
定の速度および慣性質量を有するようにする。
そして、この挿入および排気工程の終わりの状態で、こ
の掴み確(清の1貝性質債が上記の閉塞部材をその閉塞
位置に押し進めるように構成する。このように構成する
ことによって、上記の従動ピストンおよび閉塞部材の挿
入工程と排気孔の閉塞工程を同時におこなうことができ
る。
また、本発明の実施例によれば、上記の摺動ピストンの
中央部には4個の排気孔が形成されている。これら排気
孔は対称に配置され、完全に排気ができるのでこの供給
装置を経済的に製造できる。
さらに本発明の実施例によれば、上記の従動ピストンの
上面には同心の環状の突条部が形成され、この突条部を
横断して少なくとも1本のV字状の凹部が形成され、周
辺部と排気孔とを連通している。この環状の突条部は加
圧ピストンの下面の形状に対応した形状に形成され、容
器内が空になり、この従動ビス]−ンが上方に一杯に移
動した場合にこの従動ピストンと上記の加圧ピストンと
の間に空間が残らないように構成されている。また、上
記の径方向の■字形の凹部は周辺部と排気孔とを連通し
、排気の際に上記の環状の突条部によって排気が妨げら
れないように構成されている。
また、本発明の実施例によれば、上記の凹部は上記の排
気孔にそれぞれ対応し下方に傾斜して形成されている。
この供給装置の容器内にペースト状物を充填する際には
、この容器の底部開口を上にして保持され、この容器内
に挿入された従動ピストンの上記凹部は上方に傾斜され
、よって充填されたペースト状物の表面の小さな気泡は
これら排気孔に集められる。
[実施例] 以下図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図および第2図には本発明のペースト状物の供給装
置を示し、この供給装置は略円筒状の容器1を備え、゛
この容器1の底部は摺動自在な従動ピストン2によって
閉塞され、この容器1内が空になるにしたがってその底
面に作用する大気の圧力によって図示する位置から上方
に移動するように構成されている。また、この容器1の
上部には加圧tj、!Wi16およびこれに接続された
流出口17が設けられている。この容器1内の上端部は
加圧ビストン18によって閉塞され、この加圧ピストン
18は上記の加圧機構16によって駆動され、この容器
1の内面に沿って摺動するように構成されている。そし
て、停止位置すなわち上記の加圧機構16に外力が作用
していな場合には、上記の加圧ピストン18は上端の位
置に位置している。
そして、この加圧機構16を操作すると、上記の加圧ピ
ストン18は上記の容器1の内面に沿って下方に所定の
距離だけ移動され、ペースト状物を加圧し、その所定量
が流出口17から押出される。
また、上記の従動ピストン2には一対の周方向のシーリ
ングリップ20.21が形成され、容器1の内周面に気
密をもって密着している。また、の従動ピストン2の上
面には環状の突条部14が形成され、この突条部14は
上記の加圧ピストン18の下面の形状に対応した形状に
形成され、容器1内が空になり、従動ピストン2が一杯
に上昇した場合にこれらピストン2,18の間に空間が
残らないように構成されている。また上記のシーリング
リップ20と環状の突条部14との間に形成される周辺
部15によって上記のシーリングリップ20の弾性力が
確実となり、またこの内部にあるペースト状物の圧力が
上記のシーリングリップ20に作用るように構成されて
いる。また上記の環状の突条部14で囲まれた中央部1
2には4個の排気孔4が形成されている。また、この従
動ピストン2の下面には下端部が開口した通路状部分5
が下向きに突設され、上記の排気孔4はこの通路状部分
内に開口している。この通路状部分5は略円筒状をなし
、その内周面には互いに離間した2個の環状の溝8.9
が形成されている。また、この従動ピストン2の下面に
はロッキングスプリング22が設けられ、この従動ピス
トン2の下方への移動は阻止するが上方への移動は拘束
しないように構成されている。また、この従動ピストン
2の中央部12に形成された上記の排気孔4は円錐形に
形成され、その大きい方の開口が容器1内部側に開口す
るように構成されている。また、この従動ピストン2に
は閉塞部材3が取付けられ、この閉塞部材には中央部か
ら略円筒状のプラグ部6が突設されている。このプラグ
部の先端部の周゛面に(ま環状の突条10が形成され、
上記の環状のiA8.9内に弾性的に着脱自在に嵌合す
るように構成されている。また、この閉塞部材3のプラ
グ部6は底壁部23によって閉塞されている。この閉塞
部材3のプラグ部6の外周面には少なくとも1本の排気
溝7が上記環状の突条10を横断して形成され、この閉
塞部材3の環状の突条10が上記環状の溝8.9のうち
の一方の溝9に嵌合した場合に、この排気溝7を介して
上記排気孔4が大気に連通ずるように構成されている。
また、この排気溝7と大気との連通を確実にするため、
この閉塞部材3の外形は容器1の内径より小さく形成さ
れている。また、第1図に示す状態では、この閉塞部材
3は従動ピストン2に対して排気位置にあり、上記の従
動ピストン2をペースト状物を充填した容器1内に挿入
した場合にこの内部に封じ込められた空気を上記の排気
孔および排気溝7を介して逃がすことができるように構
成されている。
なお、第1図は加圧機構16および流出口17が上方に
位置した使用状態を示し、この容器内にペースト状物を
充填する工程ではこの容器1を倒立させ、その底部開口
が上方に位置するように保持する。
第2図には、第1図と略対応した状態の供給装置を示す
。この第2図の場合、上記閉塞部材の環状の突条10は
従動ピストン2の上方の環状溝8内に嵌合している。こ
の状態では、この閉塞部材3が上方に移動し、この閉塞
部材が従動部材2のシール面24に密着して閉塞し、排
気孔4を介して空気やその他のガスがこの容器1内に浸
入するのを防止するように構成されている。
第3図には上記の従動ピストン2の上面図を示す。この
第3図に示す如く、上記の環状の突条部14を横断して
4本の凹部13が径方向に形成されており、これら凹部
はこの従動ピストン2の周辺部15から中央部12まで
達しており、この容器1に従動ピストン2を挿入した場
合に上記の周辺部15内に封入された空気を確実に排気
できるように構成されている。
第4図は上記の従動ピストンと閉塞部材を予め組立てた
状態の一部を拡大して示す図である。この図は上記の第
1図に対応した状態の図であり、容器内に封入された空
気は上記の排気孔および排気溝7を介して大気中に逃が
されるように構成されている。
第5図は第4図の一部を拡大して示す図である。
この状態では、上記の従動ピストンと閉塞部材は排気孔
4を大気から遮断するように組立てられている。この状
態は、第4因に示す状態から閉塞部材を従動ピストン側
に移動させたもので、上記の従動ピストンおよび閉塞部
材のシール面24および25が互いに面接触している。
第5図は第2図に対応した拡大図である。
以上のような従動ピストンと閉塞部材を備えた本発明の
装置は、以下のような手順で排気工程が実施される: まず、上記の容器1内にペースト状物を充填した後、閉
塞部材3を予め組立て、この閉塞部材の環状の突条を外
側の環状溝9内に嵌合させた状態の従動ピストン2をこ
の容器1内に挿入する。そして、この状態で上記の容器
1内に封入された空気を排気孔4を介してて大気中に逃
がす。この挿入工程の運動によって、この従動ピストン
2がペースト状物の表面に所定の圧力で押圧された後、
上記の閉塞部材3が従動ピストン2に向けて自助的に押
し進められ、環状の突条10が内側の環状の溝8内に嵌
合し、上記従動ピストン2および閉塞部材3のシール面
24および25が互いに面接触し、上記の排気孔4がr
A塞される。
このペースト状物の供給装置全体たとえば上記の従動ピ
ストン2および閉塞部材3等は弾性を有する合成樹脂材
料で形成されている。このような構成によれば、上記の
シーリングリップ20.21、従動ピストン2の通路状
部分5、閉塞部材3のプラグ部6は充分な弾性を有し、
確実なシール性を有するとともに環状の突条が環状の溝
8.9内に嵌合する。
また、上述した実施例では、従動ピストン2にロッキン
グスプリング22が備えられており、この従動ピストン
が容器1の外に押出されるのを防止している。このロッ
キングスプリングは上記の従動ピストンの排気作用には
無関係である。また、この従動ピストンは上述した実施
例とは異なる押出し作動原理のペースト状物の供給装置
にも適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の従動ピストンを備えた供給装置の排気
状態の縦断面図、第2図は第1図の装置の閉塞状態の縦
断面図、第3図は従動ピストンの上面図、第4図は第1
図の一部を拡大して示す図、第5図は第2図の一部を拡
大して示す図である。 1・・・容器、2・・・従動ピストン、3・・・閉塞部
材、4・・・排気孔、5・・・通路状部分、6・・・プ
ラグ部、7・・・排気溝、8.9・・・環状の溝、10
・・・環状の突条、13・・・V字形の凹部、14・・
・環状の突条部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下端部が開口した略円筒状の容器と、この容器内
    に移動自在に収容され、この容器の下端部を閉塞する従
    動ピストンを備えたものにおいて、上記の従動ピストン
    (2)には閉室部材(3)の手段によって閉塞される少
    なくとも1個の排気孔が備えられていることを特徴とす
    るペースト状物の供給装置。
  2. (2)前記排気孔(4)は前記従動ピストン(2)に下
    向きに突設された通路状部分(5)内に開口し、また前
    記閉塞部材(3)はこの通路状部分(5)に嵌合自在で
    あることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の
    ペースト状物の供給装置。
  3. (3)前記従動ピストン(2)の通路状部分(5)は略
    円筒状の内面形状を有し、また前記の閉塞部材(3)に
    は前記通路状部分(5)内に嵌合するプラグ部(6)が
    形成されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載のペースト状部の供給装置。
  4. (4)前記プラグ部(6)の前記従動ピストン(2)側
    端部には、その外周面に前記従動ピストン(2)から離
    れる方向に少なくとも1本の排気溝(7)が形成されて
    いることを特徴とする前記特許請求の範囲第3項記載の
    ペースト状物の供給装置。
  5. (5)前記従動ピストン(2)の通路状部分(5)の内
    周には互いに離間した2本の環状の溝(8、9)が形成
    され、また前記閉塞部材(3)の前記従動ピストン(2
    )側先端部に上記の環状の溝(8、9)に嵌合する突条
    (10)が形成されていることを特徴とする前記特許請
    求の範囲第3項または第4項記載のペースト状物の供給
    装置。
  6. (6)前記環状の溝(8、9)の間隔は、前記突条(1
    0)が前記閉塞部材(3)側の前記環状の溝(3)内に
    嵌合した場合に前記排気溝(7)を介して前記排気孔(
    4)が大気に連通し、また前記突条(10)が別の前記
    環状の溝(8)内に嵌合した場合に前記閉塞部材(3)
    によって前記排気孔(4)の大気との連通が遮断される
    ような間隔に設定されていることを特徴とする前記特許
    請求の範囲第5項記載のペースト状物の供給装置。
  7. (7)前記従動ピストン(2)にはその中央部分(12
    )に4個の排気孔(4)を備えていることを特徴とする
    前記特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1に
    記載のペースト状物の供給装置。
  8. (8)前記従動ピストン(2)の前記容器(1)の上部
    (11)側の面に同心状の環状の突条部(13)が形成
    され、この突条部を横断して周辺部(15)から前記排
    気孔(4)に達する径方向のV字形の凹部(13)が形
    成されていることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    項ないし第7項記載のペースト状物の供給装置。
  9. (9)前記凹部(13)は下方に傾斜して前記各排気孔
    (4)に達していることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第8項記載のペースト状物の供給装置。
JP60212744A 1984-09-27 1985-09-27 ペースト状物の供給装置 Pending JPS6181975A (ja)

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DE19843435576 DE3435576A1 (de) 1984-09-27 1984-09-27 Spender fuer pastoese produkte
DE3435576.6 1984-09-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6181975A true JPS6181975A (ja) 1986-04-25

Family

ID=6246566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
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AU (1) AU574831B2 (ja)
DE (1) DE3435576A1 (ja)
ZA (1) ZA856338B (ja)

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