JPH0631112B2 - 貯蔵シリンダと搬送ピストンを備えた吐出カートリッジ - Google Patents
貯蔵シリンダと搬送ピストンを備えた吐出カートリッジInfo
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- JPH0631112B2 JPH0631112B2 JP1139355A JP13935589A JPH0631112B2 JP H0631112 B2 JPH0631112 B2 JP H0631112B2 JP 1139355 A JP1139355 A JP 1139355A JP 13935589 A JP13935589 A JP 13935589A JP H0631112 B2 JPH0631112 B2 JP H0631112B2
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- JP
- Japan
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- piston
- transfer piston
- storage cylinder
- cartridge
- screw
- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C—APPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05C17/00—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
- B05C17/005—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
- B05C17/00576—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes characterised by the construction of a piston as pressure exerting means, or of the co-operating container
- B05C17/00579—Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes characterised by the construction of a piston as pressure exerting means, or of the co-operating container comprising means for allowing entrapped air to escape to the atmosphere
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/0005—Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D2205/00—Venting means
- B65D2205/04—Venting means for venting during the initial insertion of a piston
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、貯蔵シリンダとその中で封隙的に摺動可能な
搬送ピストンを備え、カートリッジ内容物の側の、搬送
ピストンの底面が、半径方向に延びるスリット状の凹部
を備え、この凹部が底面の中央から外側へ案内された閉
鎖可能な排気孔に開口している、貯蔵シリンダと搬送ピ
ストンを備えた吐出カートリッジに関する。
搬送ピストンを備え、カートリッジ内容物の側の、搬送
ピストンの底面が、半径方向に延びるスリット状の凹部
を備え、この凹部が底面の中央から外側へ案内された閉
鎖可能な排気孔に開口している、貯蔵シリンダと搬送ピ
ストンを備えた吐出カートリッジに関する。
搬送ピストンを備えた吐出カートリッジは公知のごと
く、ペースト状物質からさらさらした物質まで、収容、
貯蔵および加工（処理）するために役立つ。この物質は
搬送ピストンの送りの際に、例えば“ピストル状の”の
吐出装置の突棒によって、カートリッジ開口から押し出
される。このようなカートリッジの充填時に、シリンダ
の内部に空気が閉じ込められないようにすべきである。
なぜなら、空気が弾性的な“クッション”を形成し、そ
れによって内容物の正確な配量に悪影響を与えるからで
ある。このような空気クッションは二成分物質をダブル
カートリッジから吐出する際に、非常に邪魔になる。な
ぜなら、正確に保たれるべきである成分間の容積比が変
わるからである。更に、吐出カートリッジによって加工
される或る物質は、貯蔵時に、閉じ込められた空気の湿
気と反応する傾向がある。それによって、物質は過早に
硬化し、使用できなくなる。
く、ペースト状物質からさらさらした物質まで、収容、
貯蔵および加工（処理）するために役立つ。この物質は
搬送ピストンの送りの際に、例えば“ピストル状の”の
吐出装置の突棒によって、カートリッジ開口から押し出
される。このようなカートリッジの充填時に、シリンダ
の内部に空気が閉じ込められないようにすべきである。
なぜなら、空気が弾性的な“クッション”を形成し、そ
れによって内容物の正確な配量に悪影響を与えるからで
ある。このような空気クッションは二成分物質をダブル
カートリッジから吐出する際に、非常に邪魔になる。な
ぜなら、正確に保たれるべきである成分間の容積比が変
わるからである。更に、吐出カートリッジによって加工
される或る物質は、貯蔵時に、閉じ込められた空気の湿
気と反応する傾向がある。それによって、物質は過早に
硬化し、使用できなくなる。
冒頭に述べた種類の公知の吐出カートリッジの場合に
は、カートリッジ内容物の側の搬送ピストンの底面が凸
形に湾曲している（西独国特許出願公開第23 02 364 号
公報参照）。この場合、底面に設けられた半径方向のス
リット状凹部は、さらさらした充填物質の場合にはピス
トン縁に空気が閉じ込められること、すなわち排気孔か
ら逃げないことを回避することができない。この孔の閉
鎖は軸方向に摺動可能な栓によって行われる。この栓は
その長さの一部に排気溝を備え、充填過程の終わりに、
孔内へ押し込まなければならない。その際、持続的な密
封閉鎖（プレス嵌め）を達成するために、大きな力を栓
に加えなければならない。それにもかかわらず、栓は軸
方向に保持されない。これは、孔がカートリッジ内容物
によって“潤滑”されるので、全く不可避である。
は、カートリッジ内容物の側の搬送ピストンの底面が凸
形に湾曲している（西独国特許出願公開第23 02 364 号
公報参照）。この場合、底面に設けられた半径方向のス
リット状凹部は、さらさらした充填物質の場合にはピス
トン縁に空気が閉じ込められること、すなわち排気孔か
ら逃げないことを回避することができない。この孔の閉
鎖は軸方向に摺動可能な栓によって行われる。この栓は
その長さの一部に排気溝を備え、充填過程の終わりに、
孔内へ押し込まなければならない。その際、持続的な密
封閉鎖（プレス嵌め）を達成するために、大きな力を栓
に加えなければならない。それにもかかわらず、栓は軸
方向に保持されない。これは、孔がカートリッジ内容物
によって“潤滑”されるので、全く不可避である。
本発明の課題は、さらさらした充填物質の場合でも、高
粘性の充填物質の場合でも、シリンダの完全排気が保証
され、小さな力によって、および自動的な自動充填装置
でも、確実で持続的な閉鎖が達成される、搬送ピストン
を備えた吐出カートリッジを提供することである。
粘性の充填物質の場合でも、シリンダの完全排気が保証
され、小さな力によって、および自動的な自動充填装置
でも、確実で持続的な閉鎖が達成される、搬送ピストン
を備えた吐出カートリッジを提供することである。
この課題は、本発明に従って、寸法安定性のある搬送ピ
ストンの、カートリッジ内容物側お前記底面が、ピスト
ン縁から排気孔へ向かって連続して深くなっており、排
出孔に閉鎖ねじが装着され、この閉鎖ねじの軸に沿って
少なくとも一つの長溝が孔内で延び、長溝がピストンの
外側で、リング状のシール面によって取り囲まれ、この
シール面がねじ頭の軸方向の座であることによって解決
される。それによって、いろいろな慣用方法でかつどん
な充填物質でも、充填過程を確実にかつ妨害されずに行
うことができる。充填および完全排気後、確実で持続的
な閉鎖を行うためには、ねじをシール面に対して締めつ
けるだけでよい。
ストンの、カートリッジ内容物側お前記底面が、ピスト
ン縁から排気孔へ向かって連続して深くなっており、排
出孔に閉鎖ねじが装着され、この閉鎖ねじの軸に沿って
少なくとも一つの長溝が孔内で延び、長溝がピストンの
外側で、リング状のシール面によって取り囲まれ、この
シール面がねじ頭の軸方向の座であることによって解決
される。それによって、いろいろな慣用方法でかつどん
な充填物質でも、充填過程を確実にかつ妨害されずに行
うことができる。充填および完全排気後、確実で持続的
な閉鎖を行うためには、ねじをシール面に対して締めつ
けるだけでよい。
中央の排気孔の方へ深くなっている底面を備えてはいる
が半径方向の凹部を備えていないピストンは、関係のな
い分野において公知である。すなわち、いわゆるペース
ト状物質用ディスペンサにおいて公知である（西独国特
許出願公開第36 35 849 号公報参照）。このピストンは
勿論、外側から力を加えることによって動く搬送ピスト
ンではなく、充填物質に追従する摺動可能な閉鎖機構に
すぎない。この装置の場合にも、排気孔は軸方向に圧入
される栓によって閉鎖される。
が半径方向の凹部を備えていないピストンは、関係のな
い分野において公知である。すなわち、いわゆるペース
ト状物質用ディスペンサにおいて公知である（西独国特
許出願公開第36 35 849 号公報参照）。このピストンは
勿論、外側から力を加えることによって動く搬送ピスト
ンではなく、充填物質に追従する摺動可能な閉鎖機構に
すぎない。この装置の場合にも、排気孔は軸方向に圧入
される栓によって閉鎖される。
以下、本発明による吐出カートリッジの実施例を図に関
連して詳細に説明する。
連して詳細に説明する。
第１図に示した吐出カートリッジ（送出カートリッジ）
１は、開口４を有する貯蔵シリンダ３と、シリンダ３内
で密封（封隙的に）摺動可能な寸法安定性のある搬送ピ
ストン１０とを備えている。ピストンシールとしては好
ましくは、弾性的なリングシール１２（いわゆるＯ−リ
ング）が用いられる。このリングシールは搬送ピストン
１０の環状溝１１に装着されている。しかし、ピストン
縁に成形された弾性的なリップシールを設けてもよい。
このリップシールはシリンダ３の内壁に接触する（図示
していない）。カートリッジ内容物２は貯蔵シリンダ３
内に貯蔵され、後の使用時に開口４から押し出される。
第１図から判るように、充填物質は、充填後排気の前
に、さらさらした液体の場合には、平らなレベル面５
（一点鎖線で記入されている）を形成するが、ペースト
状物質の場合には、上側が不規則な面６となる。充填物
質２の粘性に依存しないで、または充填物質の表面の形
状に依存しないで、ピストン１０の底面１３の下側の空
気を全部逃がすことができるようにすることが大切であ
る。カートリッジ内容物２の側のこの底面１３は、ピス
トン縁から中心の方へ向かって凹みが連続して深くなっ
ている。底面１３の最も深い個所１４から（吐出カート
リッジの図示姿勢では上側に位置する）、排気孔１５が
形成されている。この排気孔はピストンを通って外部に
通じている。この孔１５には、軸１６とねじ頭１７を有
する閉鎖ねじが装着されている。このねじは図示のよう
に、セルフタップねじと十字穴付頭を有するねじであ
る。この場合、ねじは外部からねじ回しで締めつけるこ
とができる。
１は、開口４を有する貯蔵シリンダ３と、シリンダ３内
で密封（封隙的に）摺動可能な寸法安定性のある搬送ピ
ストン１０とを備えている。ピストンシールとしては好
ましくは、弾性的なリングシール１２（いわゆるＯ−リ
ング）が用いられる。このリングシールは搬送ピストン
１０の環状溝１１に装着されている。しかし、ピストン
縁に成形された弾性的なリップシールを設けてもよい。
このリップシールはシリンダ３の内壁に接触する（図示
していない）。カートリッジ内容物２は貯蔵シリンダ３
内に貯蔵され、後の使用時に開口４から押し出される。
第１図から判るように、充填物質は、充填後排気の前
に、さらさらした液体の場合には、平らなレベル面５
（一点鎖線で記入されている）を形成するが、ペースト
状物質の場合には、上側が不規則な面６となる。充填物
質２の粘性に依存しないで、または充填物質の表面の形
状に依存しないで、ピストン１０の底面１３の下側の空
気を全部逃がすことができるようにすることが大切であ
る。カートリッジ内容物２の側のこの底面１３は、ピス
トン縁から中心の方へ向かって凹みが連続して深くなっ
ている。底面１３の最も深い個所１４から（吐出カート
リッジの図示姿勢では上側に位置する）、排気孔１５が
形成されている。この排気孔はピストンを通って外部に
通じている。この孔１５には、軸１６とねじ頭１７を有
する閉鎖ねじが装着されている。このねじは図示のよう
に、セルフタップねじと十字穴付頭を有するねじであ
る。この場合、ねじは外部からねじ回しで締めつけるこ
とができる。
特に第２図と第３図から判るように、排気孔１５は例え
ば四つの長溝１８を備えている。この長溝はねじ軸１６
に沿ってねじ軸の外側で延びている。長溝１８はピスト
ン１０の外側でリング状シール面１９（例えば環状隆起
部）によって取り囲まれている。シール面はねじ頭１７
のための軸方向の座としての役目をする。更に、ピスト
ン１０の底面１３は半径方向に延びるスリット状凹部２
０のシステムを備えている。この凹部は排気孔１５に開
口し、それによってこの孔内の長溝１８に連通してい
る。ピストン１０は好ましくはピストン底２３に成形さ
れた多数の半径方向リブ２１を備えている。このリブは
シール面１９を取り囲む凹部２２を形成している。この
凹部は、ねじ頭１７が締付けられているときに、このね
じ頭を収容する。
ば四つの長溝１８を備えている。この長溝はねじ軸１６
に沿ってねじ軸の外側で延びている。長溝１８はピスト
ン１０の外側でリング状シール面１９（例えば環状隆起
部）によって取り囲まれている。シール面はねじ頭１７
のための軸方向の座としての役目をする。更に、ピスト
ン１０の底面１３は半径方向に延びるスリット状凹部２
０のシステムを備えている。この凹部は排気孔１５に開
口し、それによってこの孔内の長溝１８に連通してい
る。ピストン１０は好ましくはピストン底２３に成形さ
れた多数の半径方向リブ２１を備えている。このリブは
シール面１９を取り囲む凹部２２を形成している。この
凹部は、ねじ頭１７が締付けられているときに、このね
じ頭を収容する。
カートリッジ１が垂直に立っており、充填物質が開放し
た開口４を経て下側から入れられてシリンダ３内で上昇
し、そして搬送ピストン１０が好ましくはシリンダの外
側にあると仮定する。充填物質が、図示していない充填
ステーションで配量装置によって測定されて、シリンダ
３内に所定量充填されたときに、充填過程は停止し、そ
して開口４が閉鎖される。続いて、搬送ピストン１０が
上側からシリンダ３に挿入される。そのとき、特に、ね
じ１６，１７は組立られているが、まだ締付けられてい
ない。続いて、ピストンの下方のすべての空気が長溝１
８を通って流出するまで、搬送ピストンを下側へ向けて
充填物質２に押しつける。底面１３の全面が充填物質に
接触することによる完全排気は、充填物質が細い溝１８
を通って押し出される瞬間に、ピストンの摺動抵抗が大
きく増大するので、明瞭に感知可能であり、最後には物
質が溝１８から上側へ流出を開始するときに、容易に視
覚的に確かめることができる。その後で、ねじが締付け
られる。この場合、頭１７がシール面１９に載り、すべ
ての長溝１８を閉鎖する。ねじの締付けによって、ピス
トンには小さな力しか作用せず、カートリッジ内の内部
の容積はさほど押しのけられない。締付けられたねじ
は、充填されたカートリッジの販売および保管のとき
に、確実に保持された密封閉鎖部材を形成する。カート
リッジ内容物の加工するために、ピストン１０が図示し
ていない吐出装置の突棒によって摺動させられ、内容物
が開口４から押し出されるときに、沈頭したねじ頭１７
（第３図参照）は前記の突棒に接触しない。
た開口４を経て下側から入れられてシリンダ３内で上昇
し、そして搬送ピストン１０が好ましくはシリンダの外
側にあると仮定する。充填物質が、図示していない充填
ステーションで配量装置によって測定されて、シリンダ
３内に所定量充填されたときに、充填過程は停止し、そ
して開口４が閉鎖される。続いて、搬送ピストン１０が
上側からシリンダ３に挿入される。そのとき、特に、ね
じ１６，１７は組立られているが、まだ締付けられてい
ない。続いて、ピストンの下方のすべての空気が長溝１
８を通って流出するまで、搬送ピストンを下側へ向けて
充填物質２に押しつける。底面１３の全面が充填物質に
接触することによる完全排気は、充填物質が細い溝１８
を通って押し出される瞬間に、ピストンの摺動抵抗が大
きく増大するので、明瞭に感知可能であり、最後には物
質が溝１８から上側へ流出を開始するときに、容易に視
覚的に確かめることができる。その後で、ねじが締付け
られる。この場合、頭１７がシール面１９に載り、すべ
ての長溝１８を閉鎖する。ねじの締付けによって、ピス
トンには小さな力しか作用せず、カートリッジ内の内部
の容積はさほど押しのけられない。締付けられたねじ
は、充填されたカートリッジの販売および保管のとき
に、確実に保持された密封閉鎖部材を形成する。カート
リッジ内容物の加工するために、ピストン１０が図示し
ていない吐出装置の突棒によって摺動させられ、内容物
が開口４から押し出されるときに、沈頭したねじ頭１７
（第３図参照）は前記の突棒に接触しない。
底面１３が上記のように形成されていると、前記の排気
過程にとって、平らなレベル面５を有する充填された液
体は全く難点がない。内容物は先ず、縁のところでピス
トン１０に接触し、そして底面１３に沿って個所１４ま
で連続して進み、そして孔１５内へ進み、その際空気を
押しのける。これに対して、“山積状の”不規則な表面
６を有するねばねばした充填物質２は一般的に、先ず最
初に異なる個所で底面１３に接触する（往々にして、図
示の山積の場合のように、中央範囲で接触する）。この
場合、空気は半径方向外側にある。この場合それにもか
かわらず、スリット状凹部２０のために、完全な排気が
保証される。これは特に、拡大図である第５図から判
る。スリット２０が狭くて横断面が比較的に深いので、
接触個所の半径方向外側にある“閉じ込められた”空気
は、それにもかかわらず逃げることができる。なぜな
ら、第５図に示すように、充填物質２がその粘性と実質
的に無圧状態であるため、差し当たってはスリットの中
へ少ししか侵入しないからである。すなわち、底面１３
全体が充填物質と接触するまでは、スリットが開放保持
されているからである。
過程にとって、平らなレベル面５を有する充填された液
体は全く難点がない。内容物は先ず、縁のところでピス
トン１０に接触し、そして底面１３に沿って個所１４ま
で連続して進み、そして孔１５内へ進み、その際空気を
押しのける。これに対して、“山積状の”不規則な表面
６を有するねばねばした充填物質２は一般的に、先ず最
初に異なる個所で底面１３に接触する（往々にして、図
示の山積の場合のように、中央範囲で接触する）。この
場合、空気は半径方向外側にある。この場合それにもか
かわらず、スリット状凹部２０のために、完全な排気が
保証される。これは特に、拡大図である第５図から判
る。スリット２０が狭くて横断面が比較的に深いので、
接触個所の半径方向外側にある“閉じ込められた”空気
は、それにもかかわらず逃げることができる。なぜな
ら、第５図に示すように、充填物質２がその粘性と実質
的に無圧状態であるため、差し当たってはスリットの中
へ少ししか侵入しないからである。すなわち、底面１３
全体が充填物質と接触するまでは、スリットが開放保持
されているからである。
カートリッジ充填の際、更に、ピストン１０がシリンダ
３内にまだ挿入されていないときに、カートリッジ内容
物を上側から所定量充填することができる（図示してい
ない）。続いて、ねじをねじ込まずにまたは完全にはね
じ込まずに、ピストンが挿入され、充填物質２を押圧す
る。そして、ピストン１０の押圧による完全範囲と、ね
じの締付けによる閉鎖が前述のように行われる。
３内にまだ挿入されていないときに、カートリッジ内容
物を上側から所定量充填することができる（図示してい
ない）。続いて、ねじをねじ込まずにまたは完全にはね
じ込まずに、ピストンが挿入され、充填物質２を押圧す
る。そして、ピストン１０の押圧による完全範囲と、ね
じの締付けによる閉鎖が前述のように行われる。
容易に理解できるように、搬送ピストンの上記形状は、
充填後のカートリッジシリンダの非常に確実で能率的な
排気を可能にする。その際、充填、排気および閉鎖の過
程を、特別な難点なしに、自動化することができる。
充填後のカートリッジシリンダの非常に確実で能率的な
排気を可能にする。その際、充填、排気および閉鎖の過
程を、特別な難点なしに、自動化することができる。
第１図は搬送ピストンを備えた充填されたカートリッジ
の縦断面図、第２図は第１図のII−II線に沿った拡大断
面図、第３図は第１図の一部の閉鎖状態、すなわち閉鎖
ねじが締付けられた状態を示す拡大図、第４図はピスト
ンの底面の半分を示す図、第５図は充填物質と接触して
いる、第４図のＶ−Ｖ線に沿ったピストンの部分拡大図
である。 １……貯蔵シリンダ、２……カートリッジ内容物、１０
……搬送ピストン、１３……底面、１５……排気孔、１
６……ねじ軸、１７……ねじ頭、１８……長溝、１９…
…シール面、２０……凹部
の縦断面図、第２図は第１図のII−II線に沿った拡大断
面図、第３図は第１図の一部の閉鎖状態、すなわち閉鎖
ねじが締付けられた状態を示す拡大図、第４図はピスト
ンの底面の半分を示す図、第５図は充填物質と接触して
いる、第４図のＶ−Ｖ線に沿ったピストンの部分拡大図
である。 １……貯蔵シリンダ、２……カートリッジ内容物、１０
……搬送ピストン、１３……底面、１５……排気孔、１
６……ねじ軸、１７……ねじ頭、１８……長溝、１９…
…シール面、２０……凹部
Claims (3)
- 【請求項１】貯蔵シリンダ（１）とその中で封隙的に摺
動可能な搬送ピストン（１０）を備え、 カートリッジ内容物（２）の側の、搬送ピストンの底面
（１３）が、半径方向に延びるスリット状の凹部（２
０）を備え、 この凹部が底面（１３）の中央から外側へ案内された閉
鎖可能な排気孔（１５）に開口している、 貯蔵シリンダと搬送ピストンを備えた吐出カートリッジ
において、 寸法安定性のある搬送ピストン（１０）の前記底面（１
３）が、ピストン縁から排気孔へ向かって連続して深く
なっており、 排出孔（１５）に閉鎖ねじ（１６，１７）が装着され、
この閉鎖ねじの軸（１６）に沿って少なくとも一つの長
溝（１８）が孔（１５）内で延び、 長溝（１８）がピストン（１０）の外側で、リング状の
シール面（１９）によって取り囲まれ、このシール面が
ねじ頭（１７）の軸方向の座であることを特徴とする、
貯蔵シリンダと搬送ピストンを備えた吐出カートリッ
ジ。 - 【請求項２】搬送ピストン（１０）がその外側に、リン
グ状シール面（１９）を取り囲む、ねじ頭（１７）を沈
めて収容するための凹部（２２）を備えていることを特
徴とする、請求項１記載の貯蔵シリンダと搬送ピストン
を備えた吐出カートリッジ。 - 【請求項３】搬送ピストン（１０）が環状溝（１１）内
に装着されたリングシール（１２）によって、貯蔵シリ
ンダ（１）に対してシールされていることを特徴とす
る、請求項１記載の貯蔵シリンダと搬送ピストンを備え
た吐出カートリッジ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH211088 | 1988-06-03 | ||
| CH2110/88-1 | 1988-06-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0232985A JPH0232985A (ja) | 1990-02-02 |
| JPH0631112B2 true JPH0631112B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=4226108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1139355A Expired - Lifetime JPH0631112B2 (ja) | 1988-06-03 | 1989-06-02 | 貯蔵シリンダと搬送ピストンを備えた吐出カートリッジ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4951848A (ja) |
| EP (1) | EP0344491B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0631112B2 (ja) |
| DE (1) | DE58903082D1 (ja) |
Cited By (1)
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