JP2504427B2 - 車両用定速走行装置 - Google Patents
車両用定速走行装置Info
- Publication number
- JP2504427B2 JP2504427B2 JP61245413A JP24541386A JP2504427B2 JP 2504427 B2 JP2504427 B2 JP 2504427B2 JP 61245413 A JP61245413 A JP 61245413A JP 24541386 A JP24541386 A JP 24541386A JP 2504427 B2 JP2504427 B2 JP 2504427B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- constant
- vehicle speed
- switch
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両の走行速度を一定に保つ定速走行制
御を自動的に行なうようにした車両用定速走行装置に関
する。
御を自動的に行なうようにした車両用定速走行装置に関
する。
(従来の技術) 従来のこの種の車両用走行装置としては、例えば第4
図に示すようなものがある(特開昭60−163735号公報
等、参照)。
図に示すようなものがある(特開昭60−163735号公報
等、参照)。
第4図において、1はバッテリィであり、バッテリィ
1からの電源電圧はイグニッションスイッチ2,メインス
イッチ3を介してコントローラ4に供給されている。コ
ントローラ4はメインスイッチ3を介して得られたバッ
テリィ電圧を電源回路5で受けてマイクロコンピュータ
の動作に必要な一定電源電圧としており、CPU6,入力ポ
ート7,出力ポート8、制御プログラムを固定的に格納し
たROM9およびスロットル整定操作量等のデータを記憶す
るRAM10を備え、これらはバスライン22によって相互接
続される。また、RAM10に対しては電源回路11より電源
供給が行なわれている。
1からの電源電圧はイグニッションスイッチ2,メインス
イッチ3を介してコントローラ4に供給されている。コ
ントローラ4はメインスイッチ3を介して得られたバッ
テリィ電圧を電源回路5で受けてマイクロコンピュータ
の動作に必要な一定電源電圧としており、CPU6,入力ポ
ート7,出力ポート8、制御プログラムを固定的に格納し
たROM9およびスロットル整定操作量等のデータを記憶す
るRAM10を備え、これらはバスライン22によって相互接
続される。また、RAM10に対しては電源回路11より電源
供給が行なわれている。
コントローラ4における入力ポート7に対しては、車
速センサ12および定速走行制御に使用するコマンドスイ
ッチ13が接続される。コマンドスイッチ13は定速走行制
御を指令するセットスイッチ14,定加速走行制御を指令
するアクセルスイッチ15、および設定車速への復帰を指
令するリジュームスイッチ(リセットスイッチ)16を備
える。
速センサ12および定速走行制御に使用するコマンドスイ
ッチ13が接続される。コマンドスイッチ13は定速走行制
御を指令するセットスイッチ14,定加速走行制御を指令
するアクセルスイッチ15、および設定車速への復帰を指
令するリジュームスイッチ(リセットスイッチ)16を備
える。
一方、コントローラ4の出力ポート8にはリレー17お
よびアクチュエータ18が接続されており、リレー17に通
電してリレー接点を閉じることでアクチュエータ18に対
し電源供給が行なわれる。アクチュエータ18は例えばベ
ントバルブ、セーフティバルブおよびバキュームバルブ
から成り、アクチュエータ18によるスロットル制御は、
バキュームバルブを開くと同時にベントバルブ及びセー
フティバルブを閉じると、バキュームバルブの負圧室に
負圧が導入され、スロットルバルブを開方向に駆動す
る。逆にベントバルブを開くと同時にバキュームバルブ
及びセーフティバルブを閉じると、負圧室に大気が導入
されてスロットルバルブを閉方向に駆動するようにな
る。
よびアクチュエータ18が接続されており、リレー17に通
電してリレー接点を閉じることでアクチュエータ18に対
し電源供給が行なわれる。アクチュエータ18は例えばベ
ントバルブ、セーフティバルブおよびバキュームバルブ
から成り、アクチュエータ18によるスロットル制御は、
バキュームバルブを開くと同時にベントバルブ及びセー
フティバルブを閉じると、バキュームバルブの負圧室に
負圧が導入され、スロットルバルブを開方向に駆動す
る。逆にベントバルブを開くと同時にバキュームバルブ
及びセーフティバルブを閉じると、負圧室に大気が導入
されてスロットルバルブを閉方向に駆動するようにな
る。
さらに、リレー17に対するメインスイッチ3からの電
源供給ラインにはブレーキの踏込みで開くブレーキスイ
ッチ19およびクラッチの踏込みで開くクラッチスイッチ
20が設けられており、定速走行制御中にブレーキを踏ん
だりクラッチを切ったりすると、リレー17への通電が遮
断されアクチュエータ18によるスロットルバルブの駆動
制御が解除されるようになる。更に、コントローラ4の
入力ポート7に対しては、ブレーキ操作時に点灯するス
トップランプスイッチ21による設定信号が与えられてお
り、この設定信号はコントローラ4に対し定速走行制御
の解除信号となる。
源供給ラインにはブレーキの踏込みで開くブレーキスイ
ッチ19およびクラッチの踏込みで開くクラッチスイッチ
20が設けられており、定速走行制御中にブレーキを踏ん
だりクラッチを切ったりすると、リレー17への通電が遮
断されアクチュエータ18によるスロットルバルブの駆動
制御が解除されるようになる。更に、コントローラ4の
入力ポート7に対しては、ブレーキ操作時に点灯するス
トップランプスイッチ21による設定信号が与えられてお
り、この設定信号はコントローラ4に対し定速走行制御
の解除信号となる。
次に、この定速走行装置の動作を第5図に示すフロー
チャートに基づいて概略説明する。なお、図中S1〜S14
は各ステップを示す。
チャートに基づいて概略説明する。なお、図中S1〜S14
は各ステップを示す。
まず、S1ではクルーズフラグを0、Kフラグ(加速フ
ラグ)をそれぞれ0として、S2でアクセルスイッチ15が
ONであるか否かを判別する。アクセルスイッチ15がONで
あるときはS3で加速制御を行ない、S2へ戻る。S2でアク
セルスイッチ15がOFFとなったときはS4へ進み、S4では
アクセルスイッチ15がONしていたので、S5でKフラグを
1、クルーズフラグを1とする。S6では運転者が希望す
る設定車速に実車速をセットし、S7でセットイニシャラ
イズを算出し、S8でイニシャライズ制御を行ない、S10
へ進む。S10ではKフラグはすでに1であるので、S11へ
進み、S11では下記の制御式に従って各バルブを制御す
る。
ラグ)をそれぞれ0として、S2でアクセルスイッチ15が
ONであるか否かを判別する。アクセルスイッチ15がONで
あるときはS3で加速制御を行ない、S2へ戻る。S2でアク
セルスイッチ15がOFFとなったときはS4へ進み、S4では
アクセルスイッチ15がONしていたので、S5でKフラグを
1、クルーズフラグを1とする。S6では運転者が希望す
る設定車速に実車速をセットし、S7でセットイニシャラ
イズを算出し、S8でイニシャライズ制御を行ない、S10
へ進む。S10ではKフラグはすでに1であるので、S11へ
進み、S11では下記の制御式に従って各バルブを制御す
る。
(Kmax α+ε)・Gmax … なお、ここで、Kmaxは最大定数、αは加速度、εは車速
差、およびGmaxは最大定数を、それぞれ示す。
差、およびGmaxは最大定数を、それぞれ示す。
次に、S12で加速度αの絶対値|α|を予め設定され
た設定値iと比較し、|α|>iのときはS2へ戻り、S2
〜S11を経て再びS12で|α|とiとを比較し、|α|≦
iとなったときは、S13でKフラグを0としてS2へ戻
る。
た設定値iと比較し、|α|>iのときはS2へ戻り、S2
〜S11を経て再びS12で|α|とiとを比較し、|α|≦
iとなったときは、S13でKフラグを0としてS2へ戻
る。
次に、S2,S4およびS9を経てS10ではKフラグは1では
ないので、S14で下記の制御式により定速走行制御を行
なう。
ないので、S14で下記の制御式により定速走行制御を行
なう。
(K・α+ε)・G … なお、Kは定数、αは加速度、εは車速差、およびGは
定数である。
定数である。
(この発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の定速走行装置にあっ
ては、アクセルスイッチのOFF後の制御定数と通常定速
走行制御時のそれとを異なる値としており、かつ加速制
御から定速走行制御への切換点を加速度の値で判別して
いたため、針ブレ、トランスミッションの回転変動等に
より車速信号が変動すると、変動した加速度に基づいて
切換点が設定されて、本来の目標とする値とずれるの
で、オーバシュートやアンダシュートが大きくなり、過
渡時の応答性が悪化するという問題点があった。
ては、アクセルスイッチのOFF後の制御定数と通常定速
走行制御時のそれとを異なる値としており、かつ加速制
御から定速走行制御への切換点を加速度の値で判別して
いたため、針ブレ、トランスミッションの回転変動等に
より車速信号が変動すると、変動した加速度に基づいて
切換点が設定されて、本来の目標とする値とずれるの
で、オーバシュートやアンダシュートが大きくなり、過
渡時の応答性が悪化するという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) この発明は、このような問題点に鑑みてなされたもの
であって、制御定数を変化させる切換点を予め設定され
た時間で決定することにより過渡時の応答性を向上させ
た車両用定速走行装置を提供することを目的としてい
る。
であって、制御定数を変化させる切換点を予め設定され
た時間で決定することにより過渡時の応答性を向上させ
た車両用定速走行装置を提供することを目的としてい
る。
この目的を達成するために、この発明は、第1図に示
すように、車両の実車速を検出する車速センサaと、定
速走行指令信号を発生するセットスイッチbと、該セッ
トスイッチbが操作された時点の前記車速センサaによ
る実車速を記憶する車速記憶手段cと、スロットルバル
ブを駆動するアクチュエータdと、前記車速センサaの
実車速を前記車速記憶手段cに記憶した記憶車速に一致
するよう前記アクチュエータdに定速制御を行なうため
の制御信号を出力する定速制御手段eと、定加速走行指
令信号を発生するアクセルスイッチfと、該アクセルス
イッチfの操作に応じて前記アクチュエータdに定加速
制御を行なうための制御信号を出力する定加速制御手段
gと、該アクセルスイッチfの操作後に、制御定数の値
を定速走行制御時の制御定数の値よりも大きな値に設定
するとともに、定速走行制御時の制御定数に再び達する
まで、大きな値に設定された制御定数からあらかじめ定
められた値をくり返し差し引く制御定数切換手段hと、
を備えている。
すように、車両の実車速を検出する車速センサaと、定
速走行指令信号を発生するセットスイッチbと、該セッ
トスイッチbが操作された時点の前記車速センサaによ
る実車速を記憶する車速記憶手段cと、スロットルバル
ブを駆動するアクチュエータdと、前記車速センサaの
実車速を前記車速記憶手段cに記憶した記憶車速に一致
するよう前記アクチュエータdに定速制御を行なうため
の制御信号を出力する定速制御手段eと、定加速走行指
令信号を発生するアクセルスイッチfと、該アクセルス
イッチfの操作に応じて前記アクチュエータdに定加速
制御を行なうための制御信号を出力する定加速制御手段
gと、該アクセルスイッチfの操作後に、制御定数の値
を定速走行制御時の制御定数の値よりも大きな値に設定
するとともに、定速走行制御時の制御定数に再び達する
まで、大きな値に設定された制御定数からあらかじめ定
められた値をくり返し差し引く制御定数切換手段hと、
を備えている。
(作用) このような構成を有するこの発明においては、アクセ
ルスイッチの操作後に、定速走行制御時の制御定数に再
び達するまで、大きな値に設定された制御定数からあら
かじめ定められた値をくり返し差し引き徐々に一致させ
るようにしたため、針ブレやトランスミッションの回転
変動等による車速信号の変動が発生しても、切換点を適
正に設定できるので、常に一定の過渡応答制御を行なう
ことができ、応答性の悪化を未然に回避することができ
る。
ルスイッチの操作後に、定速走行制御時の制御定数に再
び達するまで、大きな値に設定された制御定数からあら
かじめ定められた値をくり返し差し引き徐々に一致させ
るようにしたため、針ブレやトランスミッションの回転
変動等による車速信号の変動が発生しても、切換点を適
正に設定できるので、常に一定の過渡応答制御を行なう
ことができ、応答性の悪化を未然に回避することができ
る。
(実施例) 以下、実施例について図面を参照して説明する。
第2図は、第1実施例を示す図である。この実施例
は、そのコントローラ4が車速記憶手段、定速制御手
段、定加速制御手段および制御定数切換手段としての機
能を有しているが、他の構成は第4図に示す従来例と同
様であり、その説明を省略する。
は、そのコントローラ4が車速記憶手段、定速制御手
段、定加速制御手段および制御定数切換手段としての機
能を有しているが、他の構成は第4図に示す従来例と同
様であり、その説明を省略する。
次に、この実施例の作用を第2図に基づいて説明す
る。
る。
第2図はこの実施例の制御プログラムを示すフローチ
ャートであり、図中S2〜S23は各ステップを示す。この
プログラムは、例えば所定時間毎に繰返して実行され
る。なお、この実施例ではステップS20〜S23の内容が従
来例のそれと異なっており、従来例と同一のステップに
ついては説明を省略する。
ャートであり、図中S2〜S23は各ステップを示す。この
プログラムは、例えば所定時間毎に繰返して実行され
る。なお、この実施例ではステップS20〜S23の内容が従
来例のそれと異なっており、従来例と同一のステップに
ついては説明を省略する。
S20ではクルーズフラグを0、Kフラグを0、および
タイマーの時間Tを0とする。また、S21ではクルーズ
フラグを1、Kフラグを1、タイマーの時間を0とす
る。
タイマーの時間Tを0とする。また、S21ではクルーズ
フラグを1、Kフラグを1、タイマーの時間を0とす
る。
ここで、アクセルスイッチ15をONからOFFとすると、S
2およびS4を経て、S9ではすでにクルーズフラグが1、S
10ではKフラグが1となっているので、S11では(Kmax
α+ε)・Gmaxの制御式による制御がスタートする。
そして、S22ではタイマーを作動させ、タイマー時間T
に1を加算し(T=T+1)、S23でタイマー時間Tが
予め設定されたタイマー時間iに達したか否かを判別す
る。タイマー時間Tが予め設定されたタイマー時間iに
達すると(T>i)、S13ではKフラグを0としてS2へ
戻る。その後、S2,S4およびS9を経てS10ではKフラグは
1となっているので、S14で(K・α+ε)・Gなる通
常の制御式により定速走行制御を行なう。
2およびS4を経て、S9ではすでにクルーズフラグが1、S
10ではKフラグが1となっているので、S11では(Kmax
α+ε)・Gmaxの制御式による制御がスタートする。
そして、S22ではタイマーを作動させ、タイマー時間T
に1を加算し(T=T+1)、S23でタイマー時間Tが
予め設定されたタイマー時間iに達したか否かを判別す
る。タイマー時間Tが予め設定されたタイマー時間iに
達すると(T>i)、S13ではKフラグを0としてS2へ
戻る。その後、S2,S4およびS9を経てS10ではKフラグは
1となっているので、S14で(K・α+ε)・Gなる通
常の制御式により定速走行制御を行なう。
したがって、針ブレ、トランスミッションの回転変動
等により車速信号が変動しても、従来のように、切換ポ
イントを加速度の値で判別するのではなく、アクセルス
イッチ15の操作後一定時間後に切換えるようにしている
ので、切換ポイントが目標値からずれることがない。そ
の結果、オーバシュートまたはアンダシュートが大きく
なることがなく、過渡時の応答性の悪化を防止すること
ができる。
等により車速信号が変動しても、従来のように、切換ポ
イントを加速度の値で判別するのではなく、アクセルス
イッチ15の操作後一定時間後に切換えるようにしている
ので、切換ポイントが目標値からずれることがない。そ
の結果、オーバシュートまたはアンダシュートが大きく
なることがなく、過渡時の応答性の悪化を防止すること
ができる。
次に、第3図は第2実施例を示す図である。この実施
例は、アクセルスイッチ15の操作後の制御定数を徐々に
変化させて通常の定速走行制御時のそれに一致させるよ
うにした例である。
例は、アクセルスイッチ15の操作後の制御定数を徐々に
変化させて通常の定速走行制御時のそれに一致させるよ
うにした例である。
なお、前記実施例と異なるステップS30〜S32について
説明し、従来例と同じステップの説明を省略する。
説明し、従来例と同じステップの説明を省略する。
S11では(Kmax・α+ε)・Gmaxの制御式に基づいて
各バルブを制御し、S30では最大定数Gmaxから一定値m
を差し引いた(Gmax−m)をGmax、また最大定数Kmaxか
ら一定値mを差し引いた(Kmax−m)をKmaxとする。S3
1でGmax>G、S32でKmax>Kのときは、次回のサンプル
でGmaxをGmax−2m、KmaxをKmax−2mとして、次に、S31
でGmax≦G、またS32でKmax≦Kになったとき、S13でK
フラグを0とする。このとき、S10ではKフラグが1で
あるので、S14で(K・α+ε)・Gの制御式に基づい
て定数走行制御を行なう。
各バルブを制御し、S30では最大定数Gmaxから一定値m
を差し引いた(Gmax−m)をGmax、また最大定数Kmaxか
ら一定値mを差し引いた(Kmax−m)をKmaxとする。S3
1でGmax>G、S32でKmax>Kのときは、次回のサンプル
でGmaxをGmax−2m、KmaxをKmax−2mとして、次に、S31
でGmax≦G、またS32でKmax≦Kになったとき、S13でK
フラグを0とする。このとき、S10ではKフラグが1で
あるので、S14で(K・α+ε)・Gの制御式に基づい
て定数走行制御を行なう。
以上のように、この実施例においては切換点を従来の
ように加速度の値によって判別せず、アクセルスイッチ
15の操作後制御定数を徐々に変化させて、Kmax=K、Gm
ax=Gとなったとき、通常の定速走行制御を行なうの
で、切換点を適正値に設定することができる。なお、そ
の他の構成および作用は前記実施例と同様である。
ように加速度の値によって判別せず、アクセルスイッチ
15の操作後制御定数を徐々に変化させて、Kmax=K、Gm
ax=Gとなったとき、通常の定速走行制御を行なうの
で、切換点を適正値に設定することができる。なお、そ
の他の構成および作用は前記実施例と同様である。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明によれば、アクセ
ルスイッチの操作後に、定速走行制御時の制御定数に再
び達するまで、大きな値に設定された制御定数からあら
かじめ定められた値をくり返し差し引き徐々に一致させ
るようにしたため、針ブレやトランスミッションの回転
変動等による車速信号の変動という外乱が発生しても、
切換点を適正に設定することができるとともに、一定の
過渡応答制御を行なうことができ、応答性の悪化を未然
に回避することができる。
ルスイッチの操作後に、定速走行制御時の制御定数に再
び達するまで、大きな値に設定された制御定数からあら
かじめ定められた値をくり返し差し引き徐々に一致させ
るようにしたため、針ブレやトランスミッションの回転
変動等による車速信号の変動という外乱が発生しても、
切換点を適正に設定することができるとともに、一定の
過渡応答制御を行なうことができ、応答性の悪化を未然
に回避することができる。
第1図はクレームに対応したこの発明の基本概念図、第
2図は第1実施例の制御プログラムを示すフローチャー
ト、第3図は第2実施例の制御プログラムを示すフロー
チャート、第4図は従来例および実施例の全体構成図、
第5図は従来例の制御プログラムを示すフローチャート
である。 4…コントローラ(車速記憶手段、定速制御手段、定加
速制御手段および制御定数切換手段)、12…車速セン
サ、14…セットスイッチ、15…アクセルスイッチ、18…
アクチュエータ。
2図は第1実施例の制御プログラムを示すフローチャー
ト、第3図は第2実施例の制御プログラムを示すフロー
チャート、第4図は従来例および実施例の全体構成図、
第5図は従来例の制御プログラムを示すフローチャート
である。 4…コントローラ(車速記憶手段、定速制御手段、定加
速制御手段および制御定数切換手段)、12…車速セン
サ、14…セットスイッチ、15…アクセルスイッチ、18…
アクチュエータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 優一 横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車 電機工業株式会社内 (72)発明者 関口 悟 横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車 電機工業株式会社内 (72)発明者 堀 栄作 横浜市戸塚区東俣野町1760番地 自動車 電機工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−71340(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】車両の実車速を検出する車速センサと、 定速走行指令信号を発生するセットスイッチと、 該セットスイッチが操作された時点の前記車速センサに
よる実車速を記憶する車速記憶手段と、スロットルバル
ブを駆動するアクチュエータと、 前記車速センサの実車速を前記車速記憶手段に記憶した
記憶車速に一致するよう前記アクチュエータに定速制御
を行なうための制御信号を出力する定速制御手段と、 定加速走行指令信号を発生するアクセルスイッチと、 該アクセルスイッチの操作に応じて前記アクチュエータ
に定加速制御を行なうための制御信号を出力する定加速
制御手段と、 該アクセルスイッチの操作後に、制御定数の値を定速走
行制御時の制御定数の値よりも大きな値に設定するとと
もに、定速走行制御時の制御定数に達するまで、大きな
値に設定された制御定数からあらかじめ定められた値を
くり返し差し引く制御定数切換手段と、を備えているこ
とを特徴とする車両用定速走行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61245413A JP2504427B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 車両用定速走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61245413A JP2504427B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 車両用定速走行装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63101142A JPS63101142A (ja) | 1988-05-06 |
JP2504427B2 true JP2504427B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=17133283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61245413A Expired - Lifetime JP2504427B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 車両用定速走行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504427B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6071340A (ja) * | 1983-09-28 | 1985-04-23 | Nippon Denso Co Ltd | 定速走行装置 |
-
1986
- 1986-10-17 JP JP61245413A patent/JP2504427B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63101142A (ja) | 1988-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07108622B2 (ja) | 車両用定速走行装置 | |
JPS62258826A (ja) | 車速自動制御方法および装置 | |
JPH0829689B2 (ja) | 車両用定速走行装置 | |
JPS62258825A (ja) | 車速自動制御方法および装置 | |
JP2524997B2 (ja) | 車両用定速走行制御装置 | |
JP2504427B2 (ja) | 車両用定速走行装置 | |
JPH0333534B2 (ja) | ||
US5121323A (en) | Automatic vehicle speed control device | |
JP2679350B2 (ja) | スロットル制御装置 | |
JPS61129336A (ja) | 車速自動制御装置 | |
JPS62160924A (ja) | 自動車の定速走行装置 | |
JP2522490B2 (ja) | 車速自動制御装置 | |
JP2634642B2 (ja) | 車速自動制御装置 | |
JPH01282036A (ja) | 車両定速走行制御装置 | |
JPS62143740A (ja) | 自動車の定速走行装置 | |
JPH01136833A (ja) | 車速自動制御装置 | |
JP3429984B2 (ja) | 自動定速走行装置 | |
JPH0227169B2 (ja) | ||
JPS62205828A (ja) | 車速自動制御装置 | |
JPH0451374B2 (ja) | ||
JPS62210136A (ja) | 車速自動制御装置 | |
JPH10114238A (ja) | 自動車の定速走行制御装置 | |
JPS6364833A (ja) | 自動車用速度制御装置 | |
JPH0645313B2 (ja) | 車速自動制御装置 | |
JPH1053046A (ja) | 車両用定速走行装置 |