JP2504293Y2 - 船舶上架用台車の昇降装置 - Google Patents

船舶上架用台車の昇降装置

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JP2504293Y2
JP2504293Y2 JP1989085526U JP8552689U JP2504293Y2 JP 2504293 Y2 JP2504293 Y2 JP 2504293Y2 JP 1989085526 U JP1989085526 U JP 1989085526U JP 8552689 U JP8552689 U JP 8552689U JP 2504293 Y2 JP2504293 Y2 JP 2504293Y2
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賢一 小野田
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、メンテナンスのために、船舶を上架用台
車(船台とも呼ばれる)とともに昇降する装置に関す
る。
[従来の技術] 船舶のメンテナンス、とくに船底付近の整備・点検を
行うためには、その船を陸上に上げる(上架する)か、
またはドック内に引き入れたうえ海水を排除する必要が
ある。ドックには相当な費用がかかるので、一般の船舶
については、クレーンで吊り上げるか、海中から上架用
台車(船台)に載せて陸上の整備場まで運ぶ方法がとら
れる。後者でいう台車とは、たとえば第4図の符号60の
ような形態をもつもので、海上で浮遊状態の船Aの下に
差し込まれ(同図左方)、ワイヤ4aを介しウィンチ4な
どで引かれることにより、船Aを載置して陸上(同図右
方)へ運ぶ。
そういった台車を用いる例は実開昭57−3094号公報
に、またクレーンを用いる例は実開昭57−80397号公報
に、それぞれ開示されている。
[考案が解決しようとする課題] 従来、上記2種類の方式による上架装置には、つぎの
課題が存在した。
まず、クレーンを用いる装置は、前記したドックほど
ではないにせよ、かなりの設備費を必要とする。船舶
は、陸上の運輸手段に比べて遥かに重量の高いのが一般
で、小型漁船などを除き数十トンクラスのものが大部分
を占めるため、それを吊り上げて所定位置まで運ぶクレ
ーンには億円単位の投資が求められる。
一方、台車によって上架する場合は、船底付近を整備
・点検できるよう十分な高さをもつ台車を用いる必要が
あるが、そうした高脚の台車は、水深の浅い箇所で船舶
を載置することができない。第4図は一例として水中翼
船Aを上架する場合を示しているが、水中翼の付いた前
後のストラットAa・Abの作動(上げ下げ)調整をはじ
め、船底部を十分メンテナンスできるだけの高脚台車60
に船Aを載置するには、海岸部を浚せつしてかなりの距
離のスロープ2を形成する必要がある。高さの不十分
(低脚)な台車を使用すると、従来は、メンテナンスの
ために陸上で高脚な架台に載せ換えねばならず、やはり
クレーン設備を必要としたからである。
この考案の目的は、船舶を載置した状態の台車をその
まま昇降する低コストの装置を提供することにより、低
脚な台車を用い、水深の浅い海岸(または湖岸)付近に
おいて、クレーンを必要とせずに船舶の十分なメンテナ
ンスを可能にすることである。
[課題を解決するための手段] この考案による船舶上架用台車の昇降装置は、船舶の
幅を超える複数の横ビームを備えて船舶を載置し水中と
陸上との間で移動する上架用台車を、陸上にて昇降する
装置であって、台車の横ビームの幅および前後間隔に対
応づけて複数の支柱を陸上に立設し、各支柱のうち上記
横ビームの端部の真上となる位置に、吊り金具を介し上
方から台車を支持してこれを船舶とともに昇降する油圧
シリンダを含む持ち上げ手段、および、上下動を拘束さ
れ水平移動を可能とされたロックピンとその水平駆動機
器とからなり台車を船舶ごと上昇位置に安定確保する固
持手段、を配備したものである。
[作用] 水中で船舶を載置した台車が、この考案の昇降装置に
おける支柱間の所定位置まで進入して停止すると、まず
持ち上げ手段がその台車を支持したうえ、船舶とともに
上昇させる。ここまでの作用は、詳しくはつぎのように
実現される。すなわち、まず、台車の横ビームの幅と前
後間隔に対応づけて複数の支柱が設けてあり、しかも、
各支柱のうち横ビーム端部の真上となり得る位置に油圧
シリンダ等の持ち上げ手段があることから、台車が適切
な位置に停止した状態では、横ビームのそばに各支柱が
あってその横ビーム端部の真上に各持ち上げ手段が位置
することになる。そこで、持ち上げ手段は上方からそれ
ぞれ油圧シリンダを伸ばし、その先端の吊り金具を横ビ
ームの各端部に引っ掛けて台車を支持したうえ、油圧シ
リンダを縮めることによって船舶ごと台車を持ち上げる
のである。
台車が所定の高さまで上昇すると、つぎに固持手段が
台車を船舶ごとその上昇位置に安定確保する。すなわ
ち、水平駆動機器を起動してロックピンを水平移動する
ことにより、横ビームの下部などにロックピンを挿入す
る。ロックピンはこのように水平移動は可能であるが上
下動が拘束されているため、その拘束力に基づいて(水
平駆動機器の出力によってではなく)重力による荷重を
支えることができる。したがって、こうしてロックピン
を挿入したことにより、故障や停電が起きても下降しな
いように台車等を安定確保できたことになる。
以上によって台車は、載置した船舶とともに、固持手
段を介し支柱によって高い位置に保たれる。その状態
で、持ち上げ手段を休止し、船底部をはじめ船舶の整備
・点検を行うことができる。
メンテナンスが終了すると、固持手段を解除したのち
持ち上げ手段により台車と船舶を下降させれば、続いて
台車を水中へ移動することにより船舶を水上に戻せる。
なお、休止状態の持ち上げ手段に制動力がはたらかない
場合は、固持手段を解除するにあたり、事前に持ち上げ
手段を起動しておく必要がある。
ところで、この考案の装置は、作用上つぎの特徴があ
るためにクレーン設備よりも有利である。すなわち、 本装置は、上昇させた台車(および船舶)を自身の
固持手段によって安定確保する。つまり、クレーンの場
合には吊ったものを別の架台などに載せ換えない限り他
の作業を施せないが、本装置では載せ換えせずに安全に
船舶のメンテナンス作業ができる。
上記のように載せ換えが要らないことから、台車を
昇降するだけでよく、水平方向への移動機能が不要であ
る。したがって本装置はクレーンと異なり、イ)支柱に
水平メンバーがほとんど要らない、ロ)台車を(場合に
よっては支柱ごと)水平に移動するための駆動手段が必
要でない−など、構造が簡単である。
複数の支柱により、台車を複数箇所で支えるもので
あり、クレーンが物を重心位置の上方1カ所から吊るの
と異なる。台車等の重心を上から支えようとすれば、単
に昇降するためだけでも支柱にやはり水平メンバーが必
要となり、その長さと台車等の重量から支柱にかなりの
曲げモーメントが作用するので、これに抗するため支柱
の各部材が大型化する。本装置においては、水平メンバ
ーのほとんどない複数の支柱により、各支柱に近い点に
かかる台車の重量(分散重量)を支えることから、支柱
に作用する曲げモーメントが極めて小さく、その分だけ
構造部材が小さくてすむ。
[実施例] この考案の実施例に関する図面を第1図〜第3図に示
す。第1図は台車および船舶の前方から見た昇降装置の
部分正面図、第2図は第1図のII−II線での矢視図、ま
た第3図は海岸における装置の全体配置および使用態様
を示す側方視図である。
この実施例では、第3図のように水中翼船Aを対象と
し、海岸に近い整備場に昇降装置1を設置するととも
に、船Aの上架用台車50を同図に二位置間、すなわち海
中のスロープ2上と装置1への進入位置との間で往復移
動可能に配置している。台車50は、かなり低脚であるこ
となどを除いて従来の台車(たとえば第4図の台車60)
と同様の構造をもち、船Aの船底形状に合ったサドル53
と弾性部材53a(第1図参照)の上に船Aを載置して運
搬するものである。この台車50は、第1図のとおり車輪
52がレール3上を転がり、第3図のようにワイヤ4aを介
し陸上のウィンチ4で引かれることにより移動する。な
お、陸上で海中(スロープ2)へ向けて移動する際は、
海寄りの箇所に設置したもう一つのウィンチまたは滑車
(いずれも図示は省略)によって台車50は引っ張られ
る。
昇降装置1は、第3図の右方(整備場の位置)に示し
たように船Aを台車50ごと上昇させ、船底部などのメン
テナンスを可能にすることを目的とする。構造的には、
整備場における台車50の前後(進行方向における前後)
および左右(進行方向と直角。対称位置)にあたる合計
4カ所に支柱11を立て、各支柱11に、台車50の一部を支
持・昇降する持ち上げ手段、およびそれを安定確保する
固持手段を配備している。以下、そうした構造につき第
1図および第2図を参照して説明する。
まずそれぞれの支柱11は、溶接による鉄骨フレームを
基礎上に固定して立設し、その上部に、後述する油圧シ
リンダ21を取り付けるためのブラケット12を、内側(進
入する台車50の中心線寄り)へ張り出すように設けたも
のである。そして同シリンダ21の点検などのために、ハ
シゴ13と手スリ14を付設している。4本の支柱11につい
ての前後間隔(第3図参照)は、台車50の前後2カ所に
設けた横ビーム51の間隔に等しく、また左右間隔(第1
図参照)は、台車50および船Aの幅をやや超える程度で
ある。
台車50の横ビーム51の先端部(4カ所)には、第1図
のように下向きの凹部51aと外向きの傾斜部51bを形成し
て簡単な被支持部分とし、これを支持して台車50を昇降
する持ち上げ手段として、本装置1に、油圧シリンダ21
のほか、その先端金具22に連結して吊り金具23を配備し
た。シリンダ21は、ブラケット12上に伸縮端を下にして
鉛直に取り付けており、上記金具22・23はその下端部に
連結している。こうした4本のシリンダ21の設置箇所
は、ビーム51を支柱11の真横の位置にして台車50が停止
したとき、すべてのシリンダ21(および金具22・23)が
それぞれ台車50の被支持部分の真上になる位置である。
この位置は、支柱11の立設点とブラケット12の寸法によ
って定めるが、前述した支柱11間の前後・左右間隔か
ら、ブラケット12の水平寸法は極めて短い。
吊り金具23は、間隔をおいた2枚の板(第2図参照)
の上部に長穴23a(第1図)をあけて先端金具22の連結
ピン22aに遊嵌する一方、下端部に引っ掛けピン23bを設
けたものである。2枚の板の間隔がビーム51の前後幅
(厚み)を超え、また下部が連結ピン22aの回りに揺動
自在であるため、上記のように台車50が停止したときシ
リンダ21を伸縮すれば、金具23はつぎのようにして台車
50(ビーム51)を支持する。すなわち、1)シリンダ21
を伸ばすにつれ、引っ掛けピン23bがビーム51の傾斜部5
1bに触れて金具23が傾きながら下がる。2)ビーム51よ
り下になれば、ピン23bが重力の作用で凹部51aの真下に
なる。3)その状態で今度はシリンダ21を縮めると、ピ
ン23bが凹部51aに入り込んでビーム51を引っ掛ける。こ
うした操作を4カ所で行ったのちは、4本のシリンダ21
を縮めていくことにより台車50を上昇できることは言う
までもない。
固持手段というのは、上記の持ち上げ手段により上昇
させられた台車50の位置を安定的に確保するためのもの
で、ロックピン31とサイドプレート32、ロックシリンダ
(油圧式)33、およびその取付ブラケット34を、支柱11
の中ほどに設けて構成している。サイドプレート32は、
支柱11から内側(台車50寄り)に向けて2枚(第2図参
照)固設したもの、ロックピン31は2枚のプレート32の
間に、上下動が拘束され水平移動が案内されるように配
備したものである。シリンダ33を伸縮することによりピ
ン31がプレート32の間で水平に移動するが、ピン31を台
車50寄りに突き出せば、ここに第1図(仮想線)のよう
に台車50のビーム51を載せることができる。その状態で
は、台車50が支柱11に安定確保され、前記持ち上げ手段
のシリンダ21やその油圧系統(図示せず)に仮に故障が
発生しても台車50の下降することがない。
さて、以上の構造をもつこの昇降装置1は、つぎのよ
うに使用して船Aのメンテナンスに供することができ
る。
第3図の左方に示した要領(従来と同様)で海上に
て台車50上に船Aを載せ、その台車50を、ウィンチ4
(およびワイヤ4a)で引いて同図右方の整備場まで移動
し、昇降装置1に対する所定位置(各横ビーム51が支柱
11の真横に来る位置)で停止させる。なお、昇降装置1
については、あらかじめ吊り金具23の高さが第1図の実
線位置以上になるようシリンダ21の伸縮量を設定してお
く。
シリンダ21を伸ばして吊り金具23を上下操作し、前
述の要領によりピン23bで凹部51aを引っ掛けることによ
り、ビーム51を支持する。
シリンダ21を縮めることにより、船Aを載置したま
ま台車50を上昇させる。この船Aの場合、水中翼を備え
た前後のストラットAa・Abを全可動範囲で十分に上下動
させ得る高さまでは台車50を上昇させる必要がある。
台車50が十分上昇してビーム51がロックピン13より
も高くなると、ロックシリンダ33を伸ばしてピン31をビ
ーム51の下へ突き出す。
シリンダ21の伸縮量を微調整してビーム51をロック
ピン31上に載せ預けたうえ、そのシリンダ21を休止させ
る。シリンダ21を休止させるには例えば、油圧系統(切
換弁)によりシリンダ21の伸縮をフリーにすればよい
(切換弁を全閉にして伸縮を完全に固定してもよい)。
そして同様にロックシリンダ33も休止させる。
以上のまでの操作が完了した時点で、台車50は支持
装置1によって安定的に確保されたことになる。なぜな
らその状態では、台車50の荷重がロックピン31およびサ
イドプレート32により固持されて支柱11に支えられ、万
一、持ち上げ手段(シリンダ21など)に故障が発生して
も台車50が下降することがないからである。なおロック
シリンダ33については、台車50の荷重の向きと直角な水
平方向に配置したので、その故障によってロックピン31
が移動する危険性はない。
したがってこの時点から、台車50や船Aの下に作業員
が入って船底部のメンテナンスを始めることができる。
第3図のようにストラットAa・Abを上下動させて、その
作動確認や調整を行うことも可能である。
なお、支柱11の水平メンバーであるブラケット12の水
平寸法は前述のとおり極めて短く、ロックピン31が荷重
を受ける位置も支柱11と離れていないため、昇降時や固
持中のいずれの時点においても、船Aおよび台車50の荷
重により支柱11に作用するモーメントは極めて小さい。
これは、支柱11(およびその基礎部分)の機械的強度を
低めに設定できること、いいかえれば支柱11等を小型・
低コストに構成できることを意味している。
以上の状態で船Aのメンテナンスが終了すると、以下
の手順で船Aを海上へ戻す。
まず、油圧シリンダ21を再起動して少し縮め、船A
ごと台車50をやや上昇させたのち、ロックシリンダ33に
よりロックピン31を引っ込め(第1図の右方へ移動し)
て台車50に対する固持状態を解除する。
シリンダ21を伸ばすことにより、船Aごと台車50を
レール3上に降ろす。
そのままシリンダ21をやや多めに伸ばして吊り金具
23のピン23bがビーム51の凹部51aから外れると、その金
具23を手で外方へ傾けながらそれが第1図の実線の高さ
になるまでシリンダ21を縮める。これにより、台車50は
昇降装置1から自由になるので、従来と同じ要領でそれ
を海中に移動して船Aを海上へ戻す。
以上、考案の昇降装置に関する一実施例を、図面に従
い紹介したが、この考案の昇降装置は下記のように実施
することもできる。
イ)持ち上げ手段のうち台車(の一部)を支持するため
の部分については、必ずしも上記実施例のような金具
(符号23)を配備する必要はない。たとえば、通常のフ
ックやシャックルを使用するのもよい(その場合、それ
らを作業員が手で台車に引っ掛ける必要があるが、台車
には、対応する箇所にアイボルトなどを付けておくだけ
でよい)。台車の支持(引っ掛け)のほか解除(取り外
し)についても遠隔操作したければ、駆動源を含む開閉
機構を持ち上げ手段の先端部分に設けるとよい。
ロ)水中翼とストラットが上下動する水中翼船を対象と
した場合を実施例に示したが、言うまでもなく本考案
は、他の形式の船舶に関しても適用できる。
[考案の効果] この考案による船舶上架用台車の昇降装置は、つぎの
効果をもたらす。
a)船舶を台車ごと上昇させるので、低脚で簡素な台車
を用いても、船底部付近の十分なメンテナンスが行え
る。
b)上記a)のとおり低脚な台車が使用できることか
ら、水深の浅い海岸(または湖岸)でも、大規模な浚せ
つ工事を施さずに船舶のメンテナンスヤードとすること
ができる。
c)台車の軌道下に作業ピットを掘り、そこで、船底部
のメンテナンスをする場合に比べると、作業がしやすい
うえ、周辺機器の配置が容易である。
d)上記のa)〜c)に加えて、クレーン設備が不要で
あり、また本装置がシンプルであることから、メンテナ
ンスヤード全体を低コストに構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例に関する図面で、第1
図は台車および船舶の前方から見た昇降装置の部分正面
図、第2図は第1図のII−II線での矢視図、第3図は海
岸における装置の全体配置および使用態様を示す側方視
図である。また第4図は、従来の上架用台車の使用態様
を示す側方視図である。 1…昇降装置、11…支柱、21…油圧シリンダ、23…吊り
金具、31…ロックピン、32…サイドプレート、33…ロッ
クシリンダ、50…台車、51…横ビーム、A…船舶(水中
翼船)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】船舶の幅を超える複数の横ビームを備えて
    船舶を載置し水中と陸上との間で移動する上架用台車
    を、陸上にて昇降する装置であって、 台車の横ビームの幅および前後間隔に対応づけて複数の
    支柱を陸上に立設し、各支柱のうち上記横ビームの端部
    の真上となる位置に、吊り金具を介し上方から台車を支
    持してこれを船舶とともに昇降する油圧シリンダを含む
    持ち上げ手段、および、上下動を拘束され水平移動を可
    能とされたロックピンとその水平駆動機器とからなり台
    車を船舶ごと上昇位置に安定確保する固持手段、を配備
    したことを特徴とする船舶上架用台車の昇降装置。
JP1989085526U 1989-07-19 1989-07-19 船舶上架用台車の昇降装置 Expired - Lifetime JP2504293Y2 (ja)

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