JP2504128Y2 - カ―ポ―ト - Google Patents

カ―ポ―ト

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Publication number
JP2504128Y2
JP2504128Y2 JP9561490U JP9561490U JP2504128Y2 JP 2504128 Y2 JP2504128 Y2 JP 2504128Y2 JP 9561490 U JP9561490 U JP 9561490U JP 9561490 U JP9561490 U JP 9561490U JP 2504128 Y2 JP2504128 Y2 JP 2504128Y2
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JP
Japan
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roof
rain gutter
primary rain
beam member
lower roof
Prior art date
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Application number
JP9561490U
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JPH0453963U (ja
Inventor
久仁男 島村
Original Assignee
立山アルミニウム工業株式会社
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アルミ押出形材を骨組みとした片持ちのカ
ーポートに関する。
(従来の技術) 従来のカーポートは、数本の支柱の上端に屋根を片持
ち状により支持して構成されるもので、屋根は、各支柱
毎に梁部材の基端を連結して、該梁部材をやや上向き傾
斜に突設し、突出先端及び両側に枠部材を組み、この骨
組みの上に屋根板が張られ、基端に雨樋が設けられてい
た。
また、梁部材を片持ちに支持するために、支柱と梁部
材との間に方杖を介在させ、支柱と梁部材と方杖とによ
り三角形の補強構造が採られていた。
また、二台の自動車を収納できるように、両側に屋根
を設けることもあった。
(考案が解決しようとする課題) 従来のカーポートによれば、方杖によって屋根が支持
されるが、屋根を安定して支持するためには、出来るだ
け下において方杖を支柱に連結し、梁部材には出来るだ
け先端よりにおいて連結する必要があるが、それでは、
屋根下のスペースが方杖によってかなり多く占められる
ことになり、実質的に屋根が低くなって自動車の出入り
に不自由を来すことになる。
また、屋根を支持するには方杖の長手方向に過大な加
重が掛かり、そしてアルミ押出形材は圧縮強度に比較的
弱いため、方杖では屋根の支持に安定性を欠くという問
題があった。
本考案は、上記のような実情に鑑みて、下屋根と上屋
根とで屋根を構成し、下屋根の突出部に上屋根を連結す
る三角形の補強構造を採ることによって、屋根の下の方
杖を無くしても屋根の支持が安定するようになし、且
つ、下屋根に上屋根から雨水が注ぐ一次雨樋を合理的に
安定して設けることを目的とした。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は、数本の支柱
1,1,1によりその上端に上向き傾斜の下屋根3と、下向
き傾斜の上屋根4とからなる屋根2を支持し、下屋根3
の突出部に上屋根4の先端を連結し、下屋根3に各支柱
1,1,1毎にそれと連結される梁部材5,5,5を列設し、下屋
根3に上屋根4から雨水が注ぐ一次雨樋6を各梁部材5,
5,5の上に掛けて設け、上屋根4の上に屋根板8を張
り、下屋根3には上屋根4からはみ出た箇所に屋根板8
を張ったカーポートであって、各梁部材5,5,5の上に一
次雨樋6の位置よりも先端側に屋根板8を支持する垂木
12を一体に組み合わせ、一次雨樋6よりも基端側に補強
梁13を一体に組み合わせて、一次雨樋6を挾持したもの
である。
(作用) 上記の構成によれば。屋根2の荷重は、下屋根3には
圧縮作用として、上屋根4には引張作用として及ぶけれ
ども、下屋根3の梁部材5には補助梁13が圧縮作用が及
ぶ箇所において組み込まれ、圧縮強度が強化されている
ため、屋根2を安定して支持することができる。
また、下屋根3の先端部及び上屋根4上の雨水は、一
次雨樋に流れるが、一次雨樋6は、梁部材5,5,5の上に
ビス止めされ、さらに、垂木12と補助梁13とに挟まれる
ため、その取付け強度が大きく、容易に脱落することは
なく、その結果、永続して確実に雨水を排水することが
できる。
(実施例) 次に、本考案を実施例を示す図面に基づいて説明す
る。
図面は一実施例を示したもので、カーポートは、三本
の支柱1,1,1,によって片側に屋根2を支持したものであ
って、屋根2は、下屋根3と、該下屋根3よりも突出幅
及び横幅が狭い上屋根4をやや上向き傾斜にする一方、
上屋根4を下向き傾斜にし、その先端を下屋根3の突出
中央よりもやや先端よりに臨ませて連結し、支柱1と下
屋根3と上屋根4とで三角形の補強構造が採られるよう
に構成してある。
また、下屋根3の上屋根4が臨む位置に、横幅全長に
わたって一次雨樋が設けられており、下屋根3先端部と
上屋根4に張られている屋根板8,8とから雨水がその一
次雨樋6に注がれる構成とされている。屋根板8は、上
屋根4には全面に張られているが、下屋根3には、上屋
根4からはみ出た箇所、つまり先端部と両側部にのみ張
られ、上屋根4の下には張られていない。そのため、上
屋根4と下屋根3との間の両側には側部パネル9,9が張
られ、その間が側部パネル9,9により封じられている。
下屋根3の骨組みについては、支柱1,1,1毎に梁部材
5,5,5を列設し、それぞれ基端を支柱1に連結して骨格
となしており、下屋根3の先端に補助雨樋10が、両側に
二次雨樋11a,11aが、そして基端の両側端部には最終雨
樋11b,11,がそれぞれ枠組みされ、最終雨樋11に排出口3
0が設けられている。
したがって、一次雨樋6に注がれた雨水は、二次雨樋
11aから最終雨樋11bに流れ、排出口30から排出され、ま
た、上屋根4の両側において下屋根3に降った雨水も最
終雨樋11bに流れ込む。
一次雨樋6は、各梁部材5,5,5の上に掛けられビス29
で止めてあり、この一次雨樋6を境にして、梁部材5に
は先端側に垂木12が、また、基端側に補助梁13がそれぞ
れ組み込まれ、垂木12と補助梁13とで一次雨樋6を挟み
付けてある。
梁部材5に対する垂木12及び補助梁13の組み合わせに
ついては、梁部材5の両側上端に係合溝15,15を設け、
垂木12と補助梁13には下面の両側端に係合溝15,15に掛
かるL字形の係合片16,16を突設してあって、梁部材5
と垂木12及び補助梁13が同じ幅であるために、係合溝15
の上側口縁が係合片16の厚み分だけ低く形成されてい
る。そして、梁部材5と垂木12及び補助梁13がそれぞれ
ボルト28で締め付け一体化されている。
垂木12の上には、屋根板8を止めるためのキャップ17
がビス止めされ、補助梁13,13,13のうち、両側補助梁1
3,13については、側部屋根板8の支持片18及び側部パネ
ル9の取付片19が突設してある。23は屋根板8を押さえ
止めるための押縁である。
上屋根4の骨組みについては、支柱1,1,1毎に梁部材
7,7,7が列設され、その間に桟20が平行に設けてある。2
1は、支柱1と梁部材7との間の方杖であるが、これは
主として屋根2のがたつきを防止するためのものであ
る。
なお、支柱1,1,1の片側だけでなく、両側に屋根2,2を
設けることもできる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、下屋根3の突出部に
上屋根4の先端を連結することによって、三角形の補強
構造を採る一方、屋根の荷重により圧縮作用が加わる下
屋根3の梁部材5には、その加わる箇所に補助梁13を組
み込んでいるので、屋根を方杖無くして安定して支持す
ることができる。
また、下屋根3上には上屋根4からの雨水が注ぐ一次
雨樋6を各梁部材5,5,5の上に掛けてビス止めするだけ
でなく、垂木12と補助梁13とで一次雨樋6を挾持したの
で、一次雨樋の支持が完全であってその脱落が防止さ
れ、また、一次雨樋を低く設けているので、梁部材に一
次雨樋を落とし込む切欠きを設ける必要がなく、梁部材
に組み込まれた垂木によって高く支持される屋根板から
一次雨樋に滞りなく雨水を注がせることができる等の優
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は一実施例を示し、第1図は側面図、第2図は平面
図、第3図は正面図、第4図は第2図A−A線矢視の拡
大断面図、第5図はB−B線矢視の拡大断面図、第6図
はC−C線矢視の拡大断面図、第7図は第6図D部の拡
大断面図である。 1……支柱、2……屋根 3……下屋根、4……上屋根 5……梁部材、6……一次雨樋 8……屋根板、12……垂木 13……補助梁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】数本の支柱1,1,1によりその上端に上向き
    傾斜の下屋根3と、下向き傾斜の上屋根4とからなる屋
    根2を支持し、下屋根3の突出部に上屋根4の先端を連
    結し、下屋根3に各支柱1,1,1毎にそれと連結される梁
    部材5,5,5を列設し、下屋根3に上屋根4から雨水が注
    ぐ一次雨樋6を各梁部材5,5,5の上にビス止めして設
    け、上屋根4の上に屋根板8を張り、下屋根3には上屋
    根4からはみ出した箇所に屋根板8を張ったカーポート
    であって、各梁部材5,5,5の上に一次雨樋6の位置より
    も先端側に屋根板8を支持する垂木12を一体に組み合
    せ、一次雨樋6よりも基端側に補助梁13を一体に組み合
    わせ、垂木12と補助梁13とで一次雨樋6を挾持したこと
    を特徴とするカーポート。
JP9561490U 1990-09-13 1990-09-13 カ―ポ―ト Expired - Lifetime JP2504128Y2 (ja)

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JPH0453963U JPH0453963U (ja) 1992-05-08
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