JP2503916B2 - Aft検波回路 - Google Patents

Aft検波回路

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JP2503916B2
JP2503916B2 JP5257944A JP25794493A JP2503916B2 JP 2503916 B2 JP2503916 B2 JP 2503916B2 JP 5257944 A JP5257944 A JP 5257944A JP 25794493 A JP25794493 A JP 25794493A JP 2503916 B2 JP2503916 B2 JP 2503916B2
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俊也 松井
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/50Tuning indicators; Automatic tuning control

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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機等
の映像中間周波信号の搬送波成分を取り出し、映像検波
を行うテレビジョン受像機等の選局に使用される自動周
波数制御装置におけるAFT検波回路に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のAFT回路の構成の一例を
図3に示す。
【0003】テレビジョンのRF信号がアンテナ1から
チューナ2に加えられ、ここで映像中間周波(以下VI
Fと略す。)信号に変換される。日本の場合、この周波
数は58.75MHzに選ばれている。このVIF信号
はSAWフィルタ3で帯域制限され、VIF増幅回路4
で増幅される。VIF増幅回路4で増幅された信号はキ
ャリアアンプ5と映像検波回路6に入力される。キャリ
アアンプ5にはVIF信号の周波数に一致した中心周波
数を持つフィルタ8が備え付けられている。本従来例で
の映像検波方式は一般に擬似同期検波方式と呼ばれる方
式でVIF信号中の搬送波信号を取り出し同期検波する
方式である。キャリアアンプ5では、VIF信号中の搬
送波信号のみを取り出すことが行われ、フィルタ8がセ
レクティブトランスの役目を持つことになる。このキャ
リアアンプ5で抽出された搬送波信号は掛算回路からな
る映像検波回路6においてVIF増幅回路4の出力信号
と同期検波が行われ、映像信号が検波され出力される。
以上は映像検波の動作であるが、キャリアアンプ5の出
力信号とVIF増幅回路4の出力信号の位相が0度とな
る状態で映像検波が行われる。これに対して、AFT検
波は、キャリアアンプ5のフィルタ8とは独立して別に
AFT検波用フィルタ14を有し、キャリアアンプ5の
出力信号と、コンデンサ13により90度移相された信
号を掛算するAFT検波回路15で行われる。映像検波
との違いは信号の位相が90度移相されている点であ
る。AFT検波の動作は、VIF信号の中心周波数f0
よりΔfだけずれた時にAFT出力電圧をΔVだけ変化
させ、チューナ2にフィードバックすることで、チュー
ナ2から出力されるVIF信号の周波数をf0 になるよ
うに自動的に制御する。この周波数のずれは、フィルタ
8の出力信号と、AFT検波用フィルタ14およびコン
デンサ13で構成される移相回路を通過した信号をAF
T検波回路15で掛算することで検出され、電圧に変換
される。すなわち、移相回路は、コンデンサ13を介し
てAFT検波用フィルタ14に入力された信号が、この
AFT検波用フィルタ14の中心周波数で90度移相さ
れるように構成され、この移相回路の入力信号周波数が
変化すると、出力信号の移相量が変化する、いわゆるク
ワドレイチヤ回路である。以上の構成は、特公昭62−
11550号公報に述べられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のAFT検波
回路では、擬似同期検波用キャリアアンプフィルタとは
別に独立したAFT検波用フィルタが必要であり、した
がって少なくとも2つの調整が必要であるとともに、部
品点数も多くなるという問題があり、また、キャリアア
ンプ用フィルタの中心周波数と、AFT検波用フィルタ
の中心周波数が同じであり、お互いの位相が90度ずれ
ているため相互の干渉が考えられ、弱電界特性が悪くな
るといった問題があった。
【0005】本発明の目的は、部品点数が少なく、かつ
調整も少なく、AFT検波用フィルタと擬似同期検波用
フィルタの間で発生する相互干渉も除去できるAFT検
波回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のAFT検波回路
は、映像中間周波信号を入力とし、低周波部より高周波
部の利得が小さいフィルタ回路または低周波部より高周
波部の利得が大きいフィルタ回路と、前記映像中間周波
信号から前記フィルタ回路の出力信号を減算する減算回
路と、前記フィルタ回路の出力信号から映像検波に必要
な映像搬送波信号成分を抽出する増幅回路と、前記増幅
回路の出力信号と前記減算回路の出力信号を掛算し、選
局用チューナに局部発振周波数制御電圧として印加する
掛算器とを有する。
【0007】
【作用】本発明は、映像中間周波信号を入力とし、フィ
ルタ回路を通過した信号と通過しない信号を減算する減
算回路を備えることで、互いに90度の位相差を持つ信
号を作り出し、一方の信号をキャリア抽出を行うキャリ
アアンプに入力し、ここで擬似同期検波用のキャリアを
取り出すとともにこのキャリアをAFT検波を行う掛算
器に入力し、前記90度位相差を持つもう一方の信号と
で掛算することでAFT検波を行うように構成してい
る。すなわちAFT検波用の移相回路をキャリア抽出用
フィルタと共用する構成となっている。したがって、従
来回路に比べ部品点数が少なく、かつ調整も少なく、A
FT検波用フィルタと擬似同期検波用フィルタの間で発
生する相互干渉も除去できる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例のAFT検波回路
の構成図である。
【0009】テレビジョンのRF信号がアンテナ1から
チューナ2に加えられ、ここでVIF信号に変換され
る。このVIF信号は、SAWフィルタ3で帯域制限さ
れ、VIF増幅回路4で増幅される。VIF増幅回路4
で増幅された信号はフィルタ回路であるロウパスフィル
タ10と減算回路9に入力される。ロウパスフィルタ1
0は、1次のフィルタである。このロウパスフィルタ1
0の出力信号は減算回路9とキャリアアンプ5と映像検
波回路6に入力される。このロウパスフィルタ10の出
力信号が本実施例のシステムの基準信号となる。減算回
路9の出力信号はロウパスフィルタ10の出力信号と9
0度の位相差を持つ信号となる。この減算回路9の出力
信号はAFT検波を行うAFT掛算器7に入力される。
キャリアアンプ5にはVIF信号の周波数に一致した中
心周波数を持つフィルタ8が備え付けられている。この
キャリアアンプ5で抽出された搬送波信号は掛算回路か
らなる映像検波回路6においてロウパスフィルタ10の
出力信号と同期検波が行われ、映像信号が検波され出力
される。一方、AFT検波は、キャリアアンプ5の出力
信号と減算回路9の出力信号を掛算器であるAFT掛算
器7で掛算することで行われる。実際のAFT検波の方
式としてはいわゆるクワドレイチヤ方式であるため周波
数の変化を位相の変化に変換するフィルタが必要とされ
るが、本実施例では、キャリアアンプ5に付加されてい
るキャリア抽出用フィルタ8がその移相器の役目を果た
している。以下、AFT検波の動作を数式を用いて説明
する。まず、各信号を以下のように定義する。
【0010】VIF増幅回路4の出力信号:E0 (f) ロウパスフィルタ10の出力信号:E1 (f) ロウパスフィルタ10の伝達関数:L(f) 減算回路9の出力信号:E2 (f) キャリアアンプ5の出力信号:E3 (f) キャリアアンプ5のフィルタ8の伝達関数:B(f) L(s)は、1次のフィルタであるため
【0011】
【数1】 また、フィルタ8の伝達関数は
【0012】
【数2】 と表わせる。
【0013】
【数3】 となり、E1 (f)とE2 (f)は必ず位相が90度ず
れていることになる。このE1 (f)はキャリアアンプ
5に入力され、E3 (f)となって出力される。E3
(f)は、
【0014】
【数4】 と表わされ、f=f0 で位相シフト量は0度となる。B
(f)の位相特性でE3(f)の位相特性が決定され
る。このB(f)の位相特性は以下のように表わされ
る。
【0015】
【数5】 例えばf=f0 とすると、φ=0°となる。
【0016】ここで、あらかじめE1 (f)とE2
(f)の間の位相を90度ずらせてあるため、AFT掛
算器7に入力されるE2 (f)とE3 (f)の信号の位
相特性の関係(位相差)は、
【0017】
【数6】 と表わされ、f=f0 でθ=90度となる。このθをA
FT掛算器7で電圧に変換し、その電圧をフィルタ11
を通過させた後、チューナ2へ帰還させることでAFT
動作が行われる。
【0018】図2は本発明の第2の実施例のシステム構
成図である。第1の実施例との違いは、VIF増幅回路
4の出力に設けられたフィルタがハイパスフィルタ12
となっているところである。この場合、E2 (f)とE
3 (f)の位相関係θは次のように表わされる。
【0019】
【数7】 AFT動作としては第1の実施例と同一であるが、位相
の周波数に対する変化が逆となる。このθをAFT掛算
器7で電圧に変換し、その電圧をフィルタ11を通過さ
せた後、チューナ2へ帰還させることでAFT動作が行
われる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、AFT検
波用フィルタを取り除き、その代わりとして擬似同期検
波用フィルタをAFT検波用フィルタと兼用できるよう
構成したので、部品点数が少なく、かつ調整も少なくA
FT検波用フィルタと擬似同期検波用フィルタの間で発
生する相互干渉を除去できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のAFT検波回路を有す
る自動周波数制御装置の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例のAFT検波回路を有す
る自動周波数制御装置の構成図である。
【図3】AFT検波回路を有する自動周波数制御装置の
構成図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ 3 SAWフィルタ 4 VIF増幅回路 5 キャリアアンプ 6 映像検波回路 7 AFT掛算器 8 キャリア抽出用フィルタ 9 減算回路 10 ロウパスフィルタ 11 フィルタ 12 ハイパスフィルタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像中間周波信号の搬送波成分を取り出
    し、映像検波を行うテレビジョン受像機等の選局に使用
    される自動周波数制御装置におけるAFT検波回路であ
    って、 前記映像中間周波信号を入力とし、低周波部より高周波
    部の利得が小さいフィルタ回路または低周波部より高周
    波部の利得が大きいフィルタ回路と、 前記映像中間周波信号から前記フィルタ回路の出力信号
    を減算する減算回路と、 前記フィルタ回路の出力信号から映像検波に必要な映像
    搬送波信号成分を抽出する増幅回路と、 前記増幅回路の出力信号と前記減算回路の出力信号を掛
    算し、選局用チューナに局部発振周波数制御電圧として
    印加する掛算器とを有するAFT検波回路。
  2. 【請求項2】 前記増幅回路は、映像中間周波信号の周
    波数に一致した中心周波数を持つフィルタを備えている
    請求項1記載のAFT検波回路。
JP5257944A 1993-10-15 1993-10-15 Aft検波回路 Expired - Lifetime JP2503916B2 (ja)

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