JP2503894B2 - 磁気テ―プ制御装置 - Google Patents
磁気テ―プ制御装置Info
- Publication number
- JP2503894B2 JP2503894B2 JP5172238A JP17223893A JP2503894B2 JP 2503894 B2 JP2503894 B2 JP 2503894B2 JP 5172238 A JP5172238 A JP 5172238A JP 17223893 A JP17223893 A JP 17223893A JP 2503894 B2 JP2503894 B2 JP 2503894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- search
- block number
- logical
- unit
- search unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ制御装置に
係り、とくに磁気テープ装置を記憶装置として装備した
コンピュータシステムに好適な磁気テープ制御装置に関
する。
係り、とくに磁気テープ装置を記憶装置として装備した
コンピュータシステムに好適な磁気テープ制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ制御装置では、従来より、ホ
ストコンピュータからの命令を解析し、これに基づいて
磁気テープ装置へのデータの書き込み及び磁気テープ装
置からのデータの読み出しを制御するようになってい
る。
ストコンピュータからの命令を解析し、これに基づいて
磁気テープ装置へのデータの書き込み及び磁気テープ装
置からのデータの読み出しを制御するようになってい
る。
【0003】ここで、この従来例における磁気テープ制
御装置の動作について、図7のフローチャートを用いて
説明する。
御装置の動作について、図7のフローチャートを用いて
説明する。
【0004】(1).ホストコンピュータが磁気テープ
制御装置にロケート命令を送出すると、磁気テープ制御
装置は磁気テープ装置に高速サーチの起動をかける(図
7のステップ201)。
制御装置にロケート命令を送出すると、磁気テープ制御
装置は磁気テープ装置に高速サーチの起動をかける(図
7のステップ201)。
【0005】(2).磁気テープ制御装置は、高速サー
チの終了をチェックする(図7のステップ202)。
チの終了をチェックする(図7のステップ202)。
【0006】(3).磁気テープ制御装置は、高速サー
チの終了を検出すると、論理ブロック番号のサーチを開
始する(図7のステップ203)。
チの終了を検出すると、論理ブロック番号のサーチを開
始する(図7のステップ203)。
【0007】ここでの論理ブロック番号のサーチは、先
ず高速サーチが終了した位置を知るために前方にリード
を行い、論理ブロック番号の読み込みを行う(図7のス
テップ204)。この論理ブロック番号の読み込み処理
では、論理ブロック番号が読み込めるまで所定の論理ブ
ロック数にわたって読み込みを行う。
ず高速サーチが終了した位置を知るために前方にリード
を行い、論理ブロック番号の読み込みを行う(図7のス
テップ204)。この論理ブロック番号の読み込み処理
では、論理ブロック番号が読み込めるまで所定の論理ブ
ロック数にわたって読み込みを行う。
【0008】(4).磁気テープ制御装置は、所定の論
理ブロック数にわたって読み込みを行っても論理ブロッ
ク番号を認識できなかった場合に、リトライ処理を行う
(図 7のステップ205)。そして、リトライオーバー
になると異常処理を行う。
理ブロック数にわたって読み込みを行っても論理ブロッ
ク番号を認識できなかった場合に、リトライ処理を行う
(図 7のステップ205)。そして、リトライオーバー
になると異常処理を行う。
【0009】(5).磁気テープ制御装置は、上記
(3)の処理で論理ブロック番号を認識できた場合に
は、位置決めを行う目的の論理ブロック番号と磁気テー
プ制御装置が認識した論理ブロック番号との差分を演算
し、目的位置に向かって論理ブロックのサーチを行う
(図7のステップ206)。
(3)の処理で論理ブロック番号を認識できた場合に
は、位置決めを行う目的の論理ブロック番号と磁気テー
プ制御装置が認識した論理ブロック番号との差分を演算
し、目的位置に向かって論理ブロックのサーチを行う
(図7のステップ206)。
【0010】(6).この論理ブロックサーチ中にエラ
ーを検出しても、論理ブロック番号のシーケンスエラー
以外のエラーであれば、無視して論理ブロックサーチを
継続する(図7のステップ207)。但し、シーケンス
エラーを検出すると異常処理に移行する。
ーを検出しても、論理ブロック番号のシーケンスエラー
以外のエラーであれば、無視して論理ブロックサーチを
継続する(図7のステップ207)。但し、シーケンス
エラーを検出すると異常処理に移行する。
【0011】(7).論理ブロックサーチによって目的
の位置に到達すると(図7のステップ208)、最後に
読み込んだ論理ブロックが正常ブロックもしくはテープ
マークであった場合は(図7のステップ209)、ロケ
ート命令の正常終了をホストに報告する(図7のステッ
プ210)。そして、もし、最後に読み込んだ論理ブロ
ックが異常の場合には、異常処理に移行する。
の位置に到達すると(図7のステップ208)、最後に
読み込んだ論理ブロックが正常ブロックもしくはテープ
マークであった場合は(図7のステップ209)、ロケ
ート命令の正常終了をホストに報告する(図7のステッ
プ210)。そして、もし、最後に読み込んだ論理ブロ
ックが異常の場合には、異常処理に移行する。
【0012】(8).異常処理では、磁気テープ制御装
置はリトライフラグのチェックを行う(図7のステップ
211)。
置はリトライフラグのチェックを行う(図7のステップ
211)。
【0013】(9).リトライフラグがセットされてい
れば、磁気テープ制御装置は、ロケート命令の異常終了
をホストに報告する(図7のステップ215)。
れば、磁気テープ制御装置は、ロケート命令の異常終了
をホストに報告する(図7のステップ215)。
【0014】(10).リトライフラグがセットされて
いなければ、磁気テープ制御装置は、リトライフラグを
セットする(図7のステップ212)とともに、磁気テ
ープ装置にリワインド命令を発行する(図7のステップ
213)。
いなければ、磁気テープ制御装置は、リトライフラグを
セットする(図7のステップ212)とともに、磁気テ
ープ装置にリワインド命令を発行する(図7のステップ
213)。
【0015】(11).磁気テープ制御装置は、リワイ
ンド命令の終了を検出するとテープ位置をブロック番号
0として、ステップ26に移行して目的位置までの論理
ブロックサーチを再度行う(図7のステップ206)。
ンド命令の終了を検出するとテープ位置をブロック番号
0として、ステップ26に移行して目的位置までの論理
ブロックサーチを再度行う(図7のステップ206)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、バック方向から位置決めを行う場合
に、論理ブロックのサーチの最後にテープマークを読み
込むと、位置決めエラーを起こすという不都合があっ
た。
来例においては、バック方向から位置決めを行う場合
に、論理ブロックのサーチの最後にテープマークを読み
込むと、位置決めエラーを起こすという不都合があっ
た。
【0017】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、とくに磁気テープ装置を記憶装置とし
て装備したコンピュータシステムにおいて、ブロックの
サーチ方向にかかわらず正確な位置決めを行うことがで
きる磁気テープ制御装置を提供することにある。
不都合を改善し、とくに磁気テープ装置を記憶装置とし
て装備したコンピュータシステムにおいて、ブロックの
サーチ方向にかかわらず正確な位置決めを行うことがで
きる磁気テープ制御装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明では、ホスト装置
から受信したロケート命令に指定の物理ブロック番号に
基づいて当該物理ブロック番号に対応する位置まで磁気
テープ装置に対して物理ブロックのサーチを行う高速サ
ーチ部と、この高速サーチ部によるサーチの後に当該高
速サーチ部によりサーチされた位置の論理ブロック番号
とロケート命令に指定の論理ブロック番号との差に基づ
いて磁気テープ装置に対して論理ブロックサーチを行う
論理サーチ部とを備えている。しかも、論理サーチ部
に、論理サーチ部によって位置付けられた論理ブロック
の次の論理ブロックの論理ブロック番号を読み出すと共
に当該読み出した論理ブロック番号がロケート命令に指
定の論理ブロック番号との関係から正常であるか否かを
判定するブロック番号サーチ部と、このブロック番号サ
ーチ部によって正常であると判定されたときに当該ブロ
ック番号サーチ部によるサーチとは逆方向のサーチを行
う位置補正部とを併設している。さらに、論理サーチ部
が、位置補正部によって補正された位置の論理ブロック
番号を読み出すと共に当該論理ブロック番号とロケート
命令に指定の論理ブロッ ク番号とが一致する場合にホス
ト装置に正常終了を報告する報告出力機能を備えた、と
いう構成を採っている。これによって前述した目的を達
成しようとするものである。ここで、「物理ブロックの
サーチ」とは、物理ブロックに基づいたサーチであり、
磁気テープのセクタ番号を位置付けの目標位置とするも
のである。セクタ番号は、磁気テープが媒体紙端から物
理的にどの位離れた位置にあるかを示す番号である。一
方、「論理ブロックサーチ」とは、単純なリード動作に
より目的のブロック位置をサーチするものである。ま
た、この構成に加え、論理サーチ部に、ブロック番号サ
ーチ部によって異常であると判定された場合で論理サー
チがバック方向であるときには現在位置の物理ブロック
番号から所定数減らした物理ブロック番号を高速サーチ
部に出力する異常処理部を併設し、高速サーチ部が、異
常処理部から出力された物理ブロック番号に基づいて当
該物理ブロック番号に対応する位置まで物理ブロックの
サーチを行う機能を備えた、という構成を採っている。
これによっても前述した目的を達成しようとするもので
ある。
から受信したロケート命令に指定の物理ブロック番号に
基づいて当該物理ブロック番号に対応する位置まで磁気
テープ装置に対して物理ブロックのサーチを行う高速サ
ーチ部と、この高速サーチ部によるサーチの後に当該高
速サーチ部によりサーチされた位置の論理ブロック番号
とロケート命令に指定の論理ブロック番号との差に基づ
いて磁気テープ装置に対して論理ブロックサーチを行う
論理サーチ部とを備えている。しかも、論理サーチ部
に、論理サーチ部によって位置付けられた論理ブロック
の次の論理ブロックの論理ブロック番号を読み出すと共
に当該読み出した論理ブロック番号がロケート命令に指
定の論理ブロック番号との関係から正常であるか否かを
判定するブロック番号サーチ部と、このブロック番号サ
ーチ部によって正常であると判定されたときに当該ブロ
ック番号サーチ部によるサーチとは逆方向のサーチを行
う位置補正部とを併設している。さらに、論理サーチ部
が、位置補正部によって補正された位置の論理ブロック
番号を読み出すと共に当該論理ブロック番号とロケート
命令に指定の論理ブロッ ク番号とが一致する場合にホス
ト装置に正常終了を報告する報告出力機能を備えた、と
いう構成を採っている。これによって前述した目的を達
成しようとするものである。ここで、「物理ブロックの
サーチ」とは、物理ブロックに基づいたサーチであり、
磁気テープのセクタ番号を位置付けの目標位置とするも
のである。セクタ番号は、磁気テープが媒体紙端から物
理的にどの位離れた位置にあるかを示す番号である。一
方、「論理ブロックサーチ」とは、単純なリード動作に
より目的のブロック位置をサーチするものである。ま
た、この構成に加え、論理サーチ部に、ブロック番号サ
ーチ部によって異常であると判定された場合で論理サー
チがバック方向であるときには現在位置の物理ブロック
番号から所定数減らした物理ブロック番号を高速サーチ
部に出力する異常処理部を併設し、高速サーチ部が、異
常処理部から出力された物理ブロック番号に基づいて当
該物理ブロック番号に対応する位置まで物理ブロックの
サーチを行う機能を備えた、という構成を採っている。
これによっても前述した目的を達成しようとするもので
ある。
【0019】
【作用】高速サーチ部は、ホストコンピュータからのロ
ケート命令で指示された物理ブロックに基づいて磁気テ
ープ装置に対して高速サーチを行う。この高速サーチ
は、磁気テープの論理ブロックを読み出さずに、物理ブ
ロックに基づいて高速にテープを回転させるものであ
る。
ケート命令で指示された物理ブロックに基づいて磁気テ
ープ装置に対して高速サーチを行う。この高速サーチ
は、磁気テープの論理ブロックを読み出さずに、物理ブ
ロックに基づいて高速にテープを回転させるものであ
る。
【0020】論理サーチ部は、高速サーチが終了する
と、当該高速サーチ部によりサーチされた位置の論理ブ
ロック番号とロケート命令に指定の論理ブロック番号と
の差に基づいて、磁気テープ装置に対して論理ブロック
サーチを行う。高速サーチによっては何処の論理ブロッ
クに位置付けられたかが明らかではないため、論理サー
チ部は、まず論理ブロックの読み出しを行う。さらに、
ホストコンピュータからのロケート命令に指定の論理ブ
ロック番号と、読み出した現在位置している論理 ブロッ
ク番号との差に基づいてサーチ量を求め、ロケート命令
に指定の論理ブロック番号に応じた位置まで論理サーチ
を行う。この論理サーチは、論理ブロック番号の読み出
しを行いつつサーチするものであるため、高速サーチ部
によるサーチよりも低速である。この論理サーチによ
り、ロケート命令に指定の論理ブロック番号の位置に位
置付けられたこととなる。
と、当該高速サーチ部によりサーチされた位置の論理ブ
ロック番号とロケート命令に指定の論理ブロック番号と
の差に基づいて、磁気テープ装置に対して論理ブロック
サーチを行う。高速サーチによっては何処の論理ブロッ
クに位置付けられたかが明らかではないため、論理サー
チ部は、まず論理ブロックの読み出しを行う。さらに、
ホストコンピュータからのロケート命令に指定の論理ブ
ロック番号と、読み出した現在位置している論理 ブロッ
ク番号との差に基づいてサーチ量を求め、ロケート命令
に指定の論理ブロック番号に応じた位置まで論理サーチ
を行う。この論理サーチは、論理ブロック番号の読み出
しを行いつつサーチするものであるため、高速サーチ部
によるサーチよりも低速である。この論理サーチによ
り、ロケート命令に指定の論理ブロック番号の位置に位
置付けられたこととなる。
【0021】次いで、ブロック番号サーチ部は、論理サ
ーチ部によって位置付けられた論理ブロックの次の論理
ブロックの論理ブロック番号を読み出す。この次の論理
ブロックは、論理サーチ部によるサーチ方向での「次
の」論理ブロックである。さらに、ブロック番号サーチ
部は、この「次の」論理ブロック番号がロケート命令に
指定の論理ブロック番号との関係から正常であるか否か
を判定する。即ち、論理サーチ部によるサーチ方向や、
このブロック番号サーチ部による論理ブロックを1単位
としたサーチ回数に基づいて、論理サーチ部による位置
付けの正当性を確認する。このブロック番号サーチ部に
より、ロケート命令に指定の論理ブロック番号の両側の
ブロック番号の検索が行われることとなる。
ーチ部によって位置付けられた論理ブロックの次の論理
ブロックの論理ブロック番号を読み出す。この次の論理
ブロックは、論理サーチ部によるサーチ方向での「次
の」論理ブロックである。さらに、ブロック番号サーチ
部は、この「次の」論理ブロック番号がロケート命令に
指定の論理ブロック番号との関係から正常であるか否か
を判定する。即ち、論理サーチ部によるサーチ方向や、
このブロック番号サーチ部による論理ブロックを1単位
としたサーチ回数に基づいて、論理サーチ部による位置
付けの正当性を確認する。このブロック番号サーチ部に
より、ロケート命令に指定の論理ブロック番号の両側の
ブロック番号の検索が行われることとなる。
【0022】さらに、位置補正部は、このブロック番号
サーチ部によって正常であると判定されたときに当該ブ
ロック番号サーチ部によるサーチとは逆方向のサーチ
(リード)を行う。これにより、位置付けの正当性の確
認のためにブロック番号サーチ部によってサーチされた
量に応じて、磁気テープが戻される。次いで、論理サー
チ部が、位置補正部によって補正された位置の論理ブロ
ック番号を読み出すと共に当該論理ブロック番号とロケ
ート命令に指定の論理ブロック番号とが一致する場合に
ホスト装置に正常終了を報告する。
サーチ部によって正常であると判定されたときに当該ブ
ロック番号サーチ部によるサーチとは逆方向のサーチ
(リード)を行う。これにより、位置付けの正当性の確
認のためにブロック番号サーチ部によってサーチされた
量に応じて、磁気テープが戻される。次いで、論理サー
チ部が、位置補正部によって補正された位置の論理ブロ
ック番号を読み出すと共に当該論理ブロック番号とロケ
ート命令に指定の論理ブロック番号とが一致する場合に
ホスト装置に正常終了を報告する。
【0023】一方、異常処理部は、ブロック番号サーチ
部によって異常であると判定された場合で、論理サーチ
がバック方向であるときには、現在位置の物理ブロック
番号から所定数減らした物理ブロック番号を高速サーチ
部に出力する。これは、バック方向から位置決めを行う
場合に、論理ブロックのサーチの最後にテープマーク を
読み込むと、位置決めエラーを起こすという不都合を防
止するためのものである。即ち、ブロック番号サーチ部
によって異常であると判定されるのはテープマーク(例
えば、BOT)がある場合である。このときにバック方
向から位置決めを行っていたときには、異常処理部は、
現在位置よりも手前の物理ブロック番号を高速サーチ部
に出力する。さらに、高速サーチ部は、この物理ブロッ
ク番号に従って高速サーチを行い、次いで、論理サー
チ、ブロック番号サーチを経て再度位置付けを行う。
部によって異常であると判定された場合で、論理サーチ
がバック方向であるときには、現在位置の物理ブロック
番号から所定数減らした物理ブロック番号を高速サーチ
部に出力する。これは、バック方向から位置決めを行う
場合に、論理ブロックのサーチの最後にテープマーク を
読み込むと、位置決めエラーを起こすという不都合を防
止するためのものである。即ち、ブロック番号サーチ部
によって異常であると判定されるのはテープマーク(例
えば、BOT)がある場合である。このときにバック方
向から位置決めを行っていたときには、異常処理部は、
現在位置よりも手前の物理ブロック番号を高速サーチ部
に出力する。さらに、高速サーチ部は、この物理ブロッ
ク番号に従って高速サーチを行い、次いで、論理サー
チ、ブロック番号サーチを経て再度位置付けを行う。
【0024】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図6に基づいて説明する。
図6に基づいて説明する。
【0025】図1に示す実施例は、ホストコンピュータ
11との送受信の制御を行う通信制御部9と、この通信
制御部9からの受信命令を解析する命令解析部8と、こ
の命令解析部8からの物理ブロック番号に従って磁気テ
ープ装置12に対して高速の物理ブロックのサーチを行
う高速サーチ部6と、物理ブロックのサーチに続いて磁
気テープ装置12に対して論理ブロックのサーチを行う
論理サーチ部7とを備えている。
11との送受信の制御を行う通信制御部9と、この通信
制御部9からの受信命令を解析する命令解析部8と、こ
の命令解析部8からの物理ブロック番号に従って磁気テ
ープ装置12に対して高速の物理ブロックのサーチを行
う高速サーチ部6と、物理ブロックのサーチに続いて磁
気テープ装置12に対して論理ブロックのサーチを行う
論理サーチ部7とを備えている。
【0026】更に、論理サーチ部7での論理ブロックの
サーチ中におけるブロック番号の認識の有無が所定のブ
ロック数分だけ記憶されているブロックサーチステータ
ス部1と、論理サーチ部7が最後に読み込んだブロック
が正常であるかどうかをブロックサーチステータス部1
を参照してチェックする最終ブロックチェック部5と、
高速サーチ部6および最終ブロックチェック部5からの
指示によりブロック番号のサーチを行うブロック番号サ
ーチ部10と、ブロック番号サーチ部10の指示により
ブロック数の補正を行う位置補正部2とを備えている。
サーチ中におけるブロック番号の認識の有無が所定のブ
ロック数分だけ記憶されているブロックサーチステータ
ス部1と、論理サーチ部7が最後に読み込んだブロック
が正常であるかどうかをブロックサーチステータス部1
を参照してチェックする最終ブロックチェック部5と、
高速サーチ部6および最終ブロックチェック部5からの
指示によりブロック番号のサーチを行うブロック番号サ
ーチ部10と、ブロック番号サーチ部10の指示により
ブロック数の補正を行う位置補正部2とを備えている。
【0027】そして、更に、ブロック番号サーチ部10
の指示により論理ブロックのサーチの方向に基づいて高
速サーチ部6あるいは位置補正部2を起動させる異常処
理部4と、ブロック番号サーチ部10の指示によりリト
ライフラグに基づいて異常終了をホストコンピュータ1
1に通知するかあるいは磁気テープ装置12に巻戻しを
指示し論理サーチ部7を起動させるリトライフラグチェ
ック部3とを備えている。
の指示により論理ブロックのサーチの方向に基づいて高
速サーチ部6あるいは位置補正部2を起動させる異常処
理部4と、ブロック番号サーチ部10の指示によりリト
ライフラグに基づいて異常終了をホストコンピュータ1
1に通知するかあるいは磁気テープ装置12に巻戻しを
指示し論理サーチ部7を起動させるリトライフラグチェ
ック部3とを備えている。
【0028】次に、上記実施例の動作について図2乃至
図5のフローチャートを用いて説明する。また、各部の
動作の概要を図6に示す。
図5のフローチャートを用いて説明する。また、各部の
動作の概要を図6に示す。
【0029】(1).ホストコンピュータ11からロケ
ート命令を受けると、通信制御部9はロケート命令を命
令解析部8に通知する。
ート命令を受けると、通信制御部9はロケート命令を命
令解析部8に通知する。
【0030】(2).命令解析部8は、通信制御部9か
らのロケート命令を解析し、物理ブロック番号と論理ブ
ロック番号を抽出し、高速サーチ部6に出力する。
らのロケート命令を解析し、物理ブロック番号と論理ブ
ロック番号を抽出し、高速サーチ部6に出力する。
【0031】(3).高速サーチ部6は、命令解析部8
から物理ブロック番号を受け取ると、当該物理ブロック
番号に従って磁気テープ装置12に対して高速の物理ブ
ロックサーチの起動をかける(図2のステップ10
1)。
から物理ブロック番号を受け取ると、当該物理ブロック
番号に従って磁気テープ装置12に対して高速の物理ブ
ロックサーチの起動をかける(図2のステップ10
1)。
【0032】(4).高速サーチ部6は、物理ブロック
サーチの終了を検出すると、高速サーチが終了した位置
の論理ブロック番号を知るために、前方への読み込みを
行う(図2のステップ103)。
サーチの終了を検出すると、高速サーチが終了した位置
の論理ブロック番号を知るために、前方への読み込みを
行う(図2のステップ103)。
【0033】(5).前方への読み込みは、論理ブロッ
ク番号が認識できるまで行うが、あらかじめ設定されて
いる数だけ読み込んでも、論理ブロック番号が認識でき
ない場合、もしくは読み込み中に論理ブロック番号のシ
ーケンスエラーあるいはテープタイムアウトが発生した
場合にはリトライフラグをセットし、リトライ処理を行
う(図2のステップ104)。
ク番号が認識できるまで行うが、あらかじめ設定されて
いる数だけ読み込んでも、論理ブロック番号が認識でき
ない場合、もしくは読み込み中に論理ブロック番号のシ
ーケンスエラーあるいはテープタイムアウトが発生した
場合にはリトライフラグをセットし、リトライ処理を行
う(図2のステップ104)。
【0034】一方、論理ブロック番号を認識できた場合
には、その論理ブロック番号とロケート命令から抽出し
た論理ブロック番号との差、すなわちサーチ量を求め、
論理サーチ部7に制御を移す。
には、その論理ブロック番号とロケート命令から抽出し
た論理ブロック番号との差、すなわちサーチ量を求め、
論理サーチ部7に制御を移す。
【0035】(6).論理サーチ部7は、高速サーチ部
6からのサーチ量情報に基づいて磁気テープ装置12に
対して論理ブロックサーチの起動をかける(図2のステ
ップ106)。
6からのサーチ量情報に基づいて磁気テープ装置12に
対して論理ブロックサーチの起動をかける(図2のステ
ップ106)。
【0036】(7).論理サーチ部7は、論理ブロック
のサーチ中にエラーを検出すると、当該エラーがデータ
に関するエラーであれば、無視してサーチを継続する。
一方、エラーが論理ブロック番号のシーケンスエラーや
テープタイムアウト等の場合には、リトライフラグをセ
ットしてリトライ処理を行う(図2のステップ10
7)。
のサーチ中にエラーを検出すると、当該エラーがデータ
に関するエラーであれば、無視してサーチを継続する。
一方、エラーが論理ブロック番号のシーケンスエラーや
テープタイムアウト等の場合には、リトライフラグをセ
ットしてリトライ処理を行う(図2のステップ10
7)。
【0037】(8).論理サーチ部7は、論理ブロック
のサーチ中にエラーを検出することなく目的のテープ位
置に到達した場合には、最終ブロックチェック部5に制
御を移す。
のサーチ中にエラーを検出することなく目的のテープ位
置に到達した場合には、最終ブロックチェック部5に制
御を移す。
【0038】最終ブロックチェック部5は、論理サーチ
部7が最後に読み込んだブロックのチェックを行う(図
2のステップ109)。ここで、最後に読み込んだブロ
ックがデータに関するエラーもしくはテープマークでな
ければ、正常とみなし、ブロック番号サーチ部10に通
知する。
部7が最後に読み込んだブロックのチェックを行う(図
2のステップ109)。ここで、最後に読み込んだブロ
ックがデータに関するエラーもしくはテープマークでな
ければ、正常とみなし、ブロック番号サーチ部10に通
知する。
【0039】一方、最終ブロックチェック部5は、論理
サーチ部7が最後に読み込んだブロックが正常でなけれ
ば、論理ブロックのサーチ中のブロックサーチ状況を管
理しているブロックサーチステータス部1をチェックす
る(図2のステップ110)。ここで、ブロックサーチ
ステータス部1には、リングカウンタを用いて論理ブロ
ックサーチ中のブロック番号の認識の有無が最後の所定
のブロック数分だけ記憶されている。そして、ブロック
サーチステータス部1中にブロック番号を認識している
という情報が1ブロックでもある場合には、論理ブロッ
クのサーチにより到達した位置は正しい位置であるとみ
なし、ブロック番号サーチ部10に通知する。
サーチ部7が最後に読み込んだブロックが正常でなけれ
ば、論理ブロックのサーチ中のブロックサーチ状況を管
理しているブロックサーチステータス部1をチェックす
る(図2のステップ110)。ここで、ブロックサーチ
ステータス部1には、リングカウンタを用いて論理ブロ
ックサーチ中のブロック番号の認識の有無が最後の所定
のブロック数分だけ記憶されている。そして、ブロック
サーチステータス部1中にブロック番号を認識している
という情報が1ブロックでもある場合には、論理ブロッ
クのサーチにより到達した位置は正しい位置であるとみ
なし、ブロック番号サーチ部10に通知する。
【0040】(9).ブロック番号サーチ部10は、最
終ブロックチェック部5から正常の通知を受けると、目
的の論理ブロックの次の論理ブロックを読み込む(図2
のステップ111)。
終ブロックチェック部5から正常の通知を受けると、目
的の論理ブロックの次の論理ブロックを読み込む(図2
のステップ111)。
【0041】(10).ブロック番号サーチ部10は、
この時に読み込んだ論理ブロックのIDが正しければ、
磁気テープ装置12にテープ位置決め信号のGAP O
UTを送出しないで磁気テープ装置12の動作を停止さ
せる(図3のステップ114)。そして、ブロック番号
サーチ部10は、通信制御部9を介してホストコンピュ
ータ11に正常終了を報告する(図3のステップ11
9)。
この時に読み込んだ論理ブロックのIDが正しければ、
磁気テープ装置12にテープ位置決め信号のGAP O
UTを送出しないで磁気テープ装置12の動作を停止さ
せる(図3のステップ114)。そして、ブロック番号
サーチ部10は、通信制御部9を介してホストコンピュ
ータ11に正常終了を報告する(図3のステップ11
9)。
【0042】(11).一方、ブロック番号サーチ部1
0は、データに関するエラーもしくはテープマークを検
出すると、更に次の論理ブロックの読み込みを行い、正
しいIDを有する論理ブロック番号を検出するまで繰り
返す。但し、この繰り返し回数が所定の値を越えると異
常処理部4に制御を渡す(図2のステップ113)。
0は、データに関するエラーもしくはテープマークを検
出すると、更に次の論理ブロックの読み込みを行い、正
しいIDを有する論理ブロック番号を検出するまで繰り
返す。但し、この繰り返し回数が所定の値を越えると異
常処理部4に制御を渡す(図2のステップ113)。
【0043】ブロック番号サーチ部10は、繰り返し処
理中に正しいIDを有する論理ブロック番号を検出する
と、位置補正部2に制御を移す。
理中に正しいIDを有する論理ブロック番号を検出する
と、位置補正部2に制御を移す。
【0044】位置補正部2は、目的の位置から先行した
分の補正を行うために論理ブロックのサーチとは逆方向
のリード命令を送出する(図3のステップ116)。
分の補正を行うために論理ブロックのサーチとは逆方向
のリード命令を送出する(図3のステップ116)。
【0045】(12).位置補正部2は、位置補正が終
了すると、論理サーチ部7に通知する。 論理サーチ部
7は、位置補正部2から終了通知を受けると、更に続け
てもう1ブロックの読み込みを行う。ここで読み出され
たブロックは、論理ブロックサーチの最後に読み込まれ
た論理ブロックであるはずなので、論理サーチ部7は、
同一論理ブロックであるかどうかの比較を行い、同一で
あれば、磁気テープ装置12にテープ位置決め信号のG
AP OUTを送出しないで磁気テープ装置12の動作
を停止させる(図3のステップ114)。そして、論理
サーチ部7は、通信制御部9を介してホストコンピュー
タ11に正常終了を報告する(図3のステップ11
9)。
了すると、論理サーチ部7に通知する。 論理サーチ部
7は、位置補正部2から終了通知を受けると、更に続け
てもう1ブロックの読み込みを行う。ここで読み出され
たブロックは、論理ブロックサーチの最後に読み込まれ
た論理ブロックであるはずなので、論理サーチ部7は、
同一論理ブロックであるかどうかの比較を行い、同一で
あれば、磁気テープ装置12にテープ位置決め信号のG
AP OUTを送出しないで磁気テープ装置12の動作
を停止させる(図3のステップ114)。そして、論理
サーチ部7は、通信制御部9を介してホストコンピュー
タ11に正常終了を報告する(図3のステップ11
9)。
【0046】一方、上記(11)の処理(図2のステッ
プ113)でリトライオーバーとなった場合、異常処理
部4は、先ずブロック番号サーチ部10での論理ブロッ
クサーチが前方向であるかどうかをチェックする(図5
のステップ125)。
プ113)でリトライオーバーとなった場合、異常処理
部4は、先ずブロック番号サーチ部10での論理ブロッ
クサーチが前方向であるかどうかをチェックする(図5
のステップ125)。
【0047】(13).異常処理部4は、論理ブロック
サーチが前方向であれば、目的の位置から先行した分の
補正を行うために論理ブロックサーチとは逆方向のリー
ド命令を送出する(図3のステップ116)。そして、
位置補正部2に制御を移し、上記(12)の処理に移行
する。
サーチが前方向であれば、目的の位置から先行した分の
補正を行うために論理ブロックサーチとは逆方向のリー
ド命令を送出する(図3のステップ116)。そして、
位置補正部2に制御を移し、上記(12)の処理に移行
する。
【0048】(14).異常処理部4は、論理ブロック
サーチがバック方向であれば、現在のテープ位置の物理
ブロック番号より2減らした物理ブロック番号を取得す
る(図5のステップ126)。そして、当該物理ブロッ
ク番号への高速サーチを高速サーチ部6に指示し(図5
のステップ127)、上記(3)の処理に移行する。
サーチがバック方向であれば、現在のテープ位置の物理
ブロック番号より2減らした物理ブロック番号を取得す
る(図5のステップ126)。そして、当該物理ブロッ
ク番号への高速サーチを高速サーチ部6に指示し(図5
のステップ127)、上記(3)の処理に移行する。
【0049】(15).上記(5)および(7)の処理
でリトライオーバーとなった場合には、リトライフラグ
チェック部3が起動される。
でリトライオーバーとなった場合には、リトライフラグ
チェック部3が起動される。
【0050】リトライフラグチェック部3は、リトライ
フラグのチェックを行う(図4のステップ120)。
フラグのチェックを行う(図4のステップ120)。
【0051】(16).リトライフラグがセットされて
いる場合には、リトライフラグチェック部3は、通信制
御部9を介してホストコンピュータ11に異常終了を報
告する(図4のステップ122)。
いる場合には、リトライフラグチェック部3は、通信制
御部9を介してホストコンピュータ11に異常終了を報
告する(図4のステップ122)。
【0052】(17).リトライフラグチェック部3
は、リトライフラグがセットされていない場合には、リ
トライフラグをセットし(図4のステップ121)、さ
らに磁気テープ装置12にリワインド命令を発行する
(図4のステップ122)。
は、リトライフラグがセットされていない場合には、リ
トライフラグをセットし(図4のステップ121)、さ
らに磁気テープ装置12にリワインド命令を発行する
(図4のステップ122)。
【0053】テープのリワインド終了を検出すると、リ
トライフラグチェック部3は、テープ位置のブロック番
号を0として論理サーチ部7に制御を渡し、上記(6)
の処理に移行する。
トライフラグチェック部3は、テープ位置のブロック番
号を0として論理サーチ部7に制御を渡し、上記(6)
の処理に移行する。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、ブロック番号サーチ部が、論理サ
ーチ部によって位置付けられた論理ブロックの次の論理
ブロックの論理ブロック番号を読み出すため、位置付け
に際して、ロケート命令に指定の論理ブロック番号の両
側のブロック番号を読み出すことができ、さらに、この
両側のブロック番号が正常である場合にのみホスト装置
に正常終了の報告を出力するため、位置決め精度を向上
させることができるという従来にない優れた磁気テープ
制御装置を提供することができる。
ので、これによると、ブロック番号サーチ部が、論理サ
ーチ部によって位置付けられた論理ブロックの次の論理
ブロックの論理ブロック番号を読み出すため、位置付け
に際して、ロケート命令に指定の論理ブロック番号の両
側のブロック番号を読み出すことができ、さらに、この
両側のブロック番号が正常である場合にのみホスト装置
に正常終了の報告を出力するため、位置決め精度を向上
させることができるという従来にない優れた磁気テープ
制御装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1における実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートで、とくに図1内におけるブロック番号サ
ーチ部が最終ブロックチェック部から正常の通知を受け
て次の動作に移る迄の流れを示すフローチャートであ
る。
ローチャートで、とくに図1内におけるブロック番号サ
ーチ部が最終ブロックチェック部から正常の通知を受け
て次の動作に移る迄の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】位置補正部の動作およびブロック番号サーチ部
のホストコンピュータに対する報告動作を示すフローチ
ャートである。
のホストコンピュータに対する報告動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】リトライフラグチェック部の動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】異常処理部の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図6】各部の動作概要を示す説明図である。
【図7】従来例の動作を説明するためのフローチャート
である。
である。
1 ブロックサーチステータス部 2 位置補正部 3 リトライフラグチェック部 4 異常処理部 5 最終ブロックチェック部 6 高速サーチ部 7 論理サーチ部 8 命令解析部 9 通信制御部 10 ブロック番号サーチ部 11 ホストコンピュータ 12 磁気テープ装置
Claims (2)
- 【請求項1】 ホストコンピュータから受信したロケー
ト命令に指定の物理ブロック番号に基づいて当該物理ブ
ロック番号に対応する位置まで磁気テープ装置に対して
物理ブロックのサーチを行う高速サーチ部と、この高速
サーチ部によるサーチの後に当該高速サーチ部によりサ
ーチされた位置の論理ブロック番号と前記ロケート命令
に指定の論理ブロック番号との差に基づいて前記磁気テ
ープ装置に対して論理ブロックのサーチを行う論理サー
チ部とを備えた磁気テープ制御装置において、 前記論理サーチ部に、前記論理サーチ部によって位置付
けられた論理ブロックの次の論理ブロックの論理ブロッ
ク番号を読み出すと共に当該読み出した論理ブロック番
号が前記ロケート命令に指定の論理ブロック番号との関
係から正常であるか否かを判定するブロック番号サーチ
部と、このブロック番号サーチ部によって正常であると
判定されたときに当該ブロック番号サーチ部によるサー
チとは逆方向のサーチを行う位置補正部とを併設し、 前記論理サーチ部が、前記位置補正部によって補正され
た位置の論理ブロック番号を読み出すと共に当該論理ブ
ロック番号と前記ロケート命令に指定の論理ブロック番
号とが一致する場合に前記ホスト装置に正常終了を報告
する報告出力機能を備えた ことを特徴とする磁気テープ
制御装置。 - 【請求項2】 前記論理サーチ部に、前記ブロック番号
サーチ部によって異常であると判定された場合で前記論
理サーチがバック方向であるときには現在位置の物理ブ
ロック番号から所定数減らした物理ブロック番号を前記
高速サーチ部に出力する異常処理部を併設し、 前記高速サーチ部が、前記異常処理部から出力された物
理ブロック番号に基づいて当該物理ブロック番号に対応
する位置まで物理ブロックのサーチを行う機能を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の 磁気テープ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5172238A JP2503894B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 磁気テ―プ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5172238A JP2503894B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 磁気テ―プ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07141119A JPH07141119A (ja) | 1995-06-02 |
JP2503894B2 true JP2503894B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=15938185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5172238A Expired - Fee Related JP2503894B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 磁気テ―プ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503894B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020006502A (ko) * | 2001-11-26 | 2002-01-19 | 신일식 | 고주파를 이용한 자기테이프의 위치 탐색 시스템 |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP5172238A patent/JP2503894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07141119A (ja) | 1995-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0059842B1 (en) | Data processing system with a plurality of peripheral devices | |
US4209809A (en) | Apparatus and method for record reorientation following error detection in a data storage subsystem | |
EP0226412A2 (en) | Apparatus for detecting & correcting data transfer errors in a magnetic disk system | |
JP2001524730A (ja) | テープドライブにおけるギャップポジショニングを最適化するシステム | |
JP2503894B2 (ja) | 磁気テ―プ制御装置 | |
US5966263A (en) | Method and apparatus to increase head/AE select robustness for a system using multiple head servo write | |
CA1284221C (en) | Tape drive system with tape position capture circuitry | |
JP2003502790A (ja) | 未検出同期フィールドへの応答に最適化された音声映像ディスクドライブ | |
KR940000978B1 (ko) | 릴 저장 매체로부터 데이타의 블럭을 회복하는 장치와 그 방법 및 테이프 제어기 | |
US5694262A (en) | Method and apparatus for transferring data and making on-the-fly correction of errors | |
JP2669382B2 (ja) | 磁気テープ装置 | |
JP2570995B2 (ja) | ディスク制御装置 | |
JP4020042B2 (ja) | 磁気テープ装置及びその制御方法 | |
JPH02146137A (ja) | 磁気テープ装置 | |
JPS6050671A (ja) | 磁気テ−プ処理方式 | |
US7571373B1 (en) | Post-transmission disk error correction | |
JP2894388B2 (ja) | サーチ回路 | |
JP3969265B2 (ja) | 磁気テープ装置及びその制御方法 | |
JPH02254677A (ja) | 磁気テープ制御装置 | |
KR0160111B1 (ko) | 타이머 인터럽트를 이용한 시퀀서 폭주 장치 및 방법 | |
JPS63191343A (ja) | 磁気テ−プ装置 | |
JP2745618B2 (ja) | ヘッド再位置付け方法 | |
JPH0277831A (ja) | プリンタ制御装置 | |
JPH056284A (ja) | エラー制御方式 | |
JP2826879B2 (ja) | リモートチャネルシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960206 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |