JP2503813B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2503813B2
JP2503813B2 JP3226122A JP22612291A JP2503813B2 JP 2503813 B2 JP2503813 B2 JP 2503813B2 JP 3226122 A JP3226122 A JP 3226122A JP 22612291 A JP22612291 A JP 22612291A JP 2503813 B2 JP2503813 B2 JP 2503813B2
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堅二 豊田
隆男 渡辺
英也 井上
純美 粕谷
裕 市原
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体像を形成するた
めの撮影レンズを備え、該画像情報が記録される画像記
録媒体が着脱可能な画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置において、必要不可
欠な技術として、画像記録媒体に複数設けられた画像記
録領域のうち、画像情報が既に記録された領域に再記録
がなされることを防止する技術がある。この再記録防止
技術は、銀塩フィルムを用いるカメラでは、セルフコッ
キングと呼ばれている。この技術では、一度画像情報を
記録したフレームに対するシャッタレリーズ操作を機械
的、電気的構成によって無効にすることで、再記録を防
止している。
【0003】画像情報を電気的な画像信号に変換して磁
気記録媒体等に記録する電子カメラにおける再記録防止
技術としては、アナログの画像信号が記録される磁気記
録媒体の記録トラックを磁気ヘッドで直接検出して、画
像信号が実際に読み出されたトラックには、画像信号の
再記録がなされないような構成をとったものが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の銀塩カメラで
は、画像記録媒体であるフィルムには画像情報が、直接
検出不能な潜像の形で記録されるため、既に記録された
フレームをフィルムから直接検出することは不可能であ
った。そのため再記録防止を厳密に行なうことは難し
く、特に記録済フィルムを一旦カメラから取り出し、誤
って再度カメラに装填した場合に、再記録防止を行なう
ことは不可能であった。
【0005】また前述した従来の電子カメラでは、磁気
記録媒体の記録トラックからアナログの画像信号を直接
検出する必要があるため、検出に比較的長い時間を要す
るという問題点があった。本発明の目的は、これらの問
題点を解決した画像記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1)
による画像記録装置では、画像記録媒体内に、各画像記
録領域への記録の有無を示すディジタルの特定信号が記
録される特定信号記録領域を設け、各画像記録領域への
画像情報記録に対応して、該特定信号記録領域における
特定信号の内容を変更し、この特定信号を読み出した結
果、全ての画像記録領域が記録済であることを検出した
ときには、警告動作を行なうようにした。
【0007】第2の発明(請求項4)による画像記録装
置では、画像記録媒体内に、各画像記録領域への記録の
有無を示すディジタルの特定信号が記録される特定信号
記録領域を設け、各画像記録領域への画像情報記録に対
応して、該特定信号記録領域における特定信号の内容を
変更し、この特定信号を読み出した結果に基づいて、記
録済である画像記録領域への記録を禁止し、また記録済
を示す特定信号を未記録の状態に変更することで、記録
済であった画像記録領域への記録を可能とすることもで
きるようにした。
【0008】
【作用】第1の発明の画像記録装置によれば、画像情報
を直接検出するのではなく、ディジタルの特定信号を検
出するので、画像記録媒体の記録状況を正確かつ迅速に
行なうことができ、また全ての画像記録領域が記録済で
あった場合には、警告が自動的に行なわれるので、使用
者は画像記録媒体交換の必要を知ることができる。
【0009】第2の発明の画像記録装置によれば、再記
録防止のために、画像情報を直接検出するのではなく、
ディジタルの特定信号を検出するので、記録済の画像記
録領域への再記録防止を正確かつ迅速に行なうことが可
能となり、また特定信号の内容を変更することで、記録
済であった画像記録領域を未記録にすることができるの
で、使い勝手の優れた装置が得られる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2は本発明を電子スチルカメラに適用
した一実施例の外観を示している。該カメラは被写体像
を静止画像信号に光電変換する撮像部1と、1フレーム
分の静止画像信号を記憶するメモリセルを20フレーム分
具備した記憶部2とから成つている。これら両部分は図
3a及びbに示すように分離可能である。
【0011】撮像部1の前面には撮影レンズ10が装着さ
れ、図4の断面図に示すように該レンズ10は撮像部1の
内部に配設された撮像素子11の撮像面に被写体像を結像
する。レンズ10には絞り10a が、撮像素子11の前面には
色分解用のモザイクフイルタ11a が配設されている。さ
らに撮像部1にはその前面から後面に貫通して撮影視野
を画定するためのフアインダ12が設けられており、図1
においてその上面にはスピードライト等の外部光源を取
り付けるための接点13を備えたアクセサリーシユー14と
レリーズ釦15とが設けられている。該レリーズ釦15を浅
く押下すると給電回路に挿入された給電スイツチがONと
なり、給電がなされる。これに伴い測光動作が行われ
る。レリーズ釦15を深く押下すると、給電スイツチはON
したままで、さらには撮影シーケンスが開始される。撮
影シーケンスは一旦開始されると、レリーズ釦15の押下
を途中で解除しても止まることはない。また給電スイツ
チのONも撮影シーケンスが終了するまでは保持される。
【0012】図2において撮像部1の後面には記憶部2
のメモリセルの番地を自動アクセスするモード、手動ア
クセスするモード及び多重露出のモードのうちいずれか
を選択するためのモード選択レバー16と、手動アクセス
のための押釦17と、今アクセスしているメモリセルの番
地を表示するための液晶等の7セグメント表示装置18
と、音響警告装置を不動作にするスイツチ19とが設けら
れている。さらに撮像部1の側面にはデータ写し込み装
置や被写体像を電子モニターする電子モニター装置等の
外部アクセサリーを取り付けるための取り付けネジ100
と、該アクセサリー用のコネクタ130 とがそれぞれ配設
されている。記憶部2の後面には図2に示すように使用
済のメモリセルの番地を表示するための液晶あるいはエ
レクトロクロミツク等の表示装置201 と、記憶容量(メ
モリセルの全数、すなわち記憶可能なフレーム数)等が
印刷されたラベル202 とが設けられている。また側面に
は図3bに示すように着脱スライダ203 がある。これを右
方向にスライドさせると記憶部2の上面に突出した着脱
カギ204 が同方向にスライドし、撮像部1の対応する部
分にある不図示の固定カギとの係合が外れて記憶部2は
撮像部1より離脱可能となる。記憶部2にはT溝205 が
設けられており,着脱時にはこれが撮像部側の案内部材
131 と係合し、それを案内する。また記憶部2の上面に
はコネクタ206、ピン207 が立設されている。コネクタ2
06 は撮像部1の対応するコネクタ(不図示)に接続さ
れて電気信号を相互に伝達しあう。ピン207 は撮像部1
に記憶部2の記憶容量を機械的に伝達する。
【0013】図5に撮像部1の撮像素子11の内部構造を
例示する。これはいわゆるインターライン方式の電荷結
合素子(CCD) を用いたCCD 撮像素子で、受光エレメント
a1・1 、a1・2 ……、a1・n 、a2・1 ……、a2・n 、…
…、am ・1、am ・2……、am ・ n がm×nのマトリク
ス状に配設され受光部を構成している。この受光エレメ
ントの総数すなわち画素数は106 個程度が望ましい。こ
れらの受光エレメントの列、例えばa1・1 、a2・1 …
…、am ・1のそれぞれの両側にはトランスフアーゲート
TG1・1 及びTG2・1 が配設されている。ゲートTG1・1 は端
子11C を介して転送信号φTG1 が印加されると各エレメ
ントに蓄積された入射光量に対応する電荷を縦方向のCC
D アナログシフトレジスタSv1へ転送する。一方ゲート
TG2・1 は端子11b を介して転送信号φTG2 が印加される
と上記電荷をオーバーフロードレインの領域OD1 へ転送
する。尚、トランスフアーゲートTG2・1 の電気的ポテン
シヤルは、転送信号φTG2 が印加されていない場合でも
受光エレメント相互間のポテンシヤルや縦方向シフトレ
ジスタSv1の各ビツト間のポテンシヤルよりも若干低く
なつている。従つて受光エレメントのポテンシヤル井戸
からあふれた電荷は障壁の低い方向すなわちオーバーフ
ロードレインOD1 に流れ込み、ブルーミング現象の発生
は防止される。以上のことは他の受光エレメントの列に
関しても全く同様である。出力端子11a からはオーバー
フロードレインOD1 、……、ODn に転送された電荷が出
力され、入力端子11b にはトランスフアーゲートTG2・1
、……、TG2・n への転送信号φTG2 が入力され、入力
端子11c にはトランスフアーゲートTG1・1 、……、TG1・
n への転送信号φTG1 が入力される。
【0014】トランスフアーゲートTG1・1 、……、TG1・
n への転送信号φTG1 によつて縦方向にシフトレジスタ
Sv1、……、Svnに転送された電荷は、入力端子11d 、
11eを介して入力される縦方向転送パルスφv1、φv2に
よつて順次下方に転送されて横方向シフトレジスタSh
の各ビツトに送り込まれる。そして入力端子11f:11g
を介して入力される横方向転送パルスφh1、φh2によつ
て右方向に転送され、センスアンプAによつて増巾され
て端子11h から外部に取り出される。
【0015】図6には記憶部2の回路構成を示す。図6a
は1フレーム分のメモリセルMC1 を取り出してその内部
を示したもので、これは4列のシフトレジスタSR1 、SR
2 、SR3 、SR4 から成つている。各シフトレジスタ列は
撮像素子11に含まれる受光エレメントの総数( すなわち
m×n個)に1を加えた段数(ビット数)をそれぞれ持
つている各シフトレジスタ列の情報は端子MC1fからそれ
ぞれに入力されるクロツクパルスφCTによつて図の左か
ら右の方へ転送される。1画素はシフトレジスタSR1 の
中の1ビツトと、それと対応する位置のシフトレジスタ
SR2 、SR3 、SR4 中の各1ビツトとの計4ビツトと対応
する。そしてこの4ビツトの表現するディジタル量で1
つの画素の濃度情報を表現する。4ビツトの表現できる
情報量は2進法で0000〜1111の16段階あるが、このうち
11段階を濃度表現に用い、残りの5段階をこのメモリセ
ルの制御情報に用いる。撮像部1からの情報は各入力端
子MC1g、MC1h、MC1i、MC1jを経て各シフトレジスタに入
力され、端子MC1fからのクロツクパルスφCTで順次右方
へ送られるが、最初の1段分は上記制御情報信号が入力
される。この信号は1111、1110、1101、1011、0111の5
種類である。これらのディジタルの特定信号は、1つの
役割として一連の画像信号のスタート位置を示すので、
以後スタート信号と呼ぶ。このような5種類のスタート
信号を用意したのは、4列のシフトレジスタのうちの1
つにノイズが入つて本来1111であるべきところがどれか
1つが0となつても支障のないようにするためである。
従つて0000、0001、0010、0100、1000の5種類をスター
ト信号として採用しても同様のことが言える。
【0016】さてこのスタート信号に続いて撮像素子11
からの画像信号が入力され、クロツクパルスφCTで順次
送られるが、1フレーム分の画像信号をすべて送ると右
端(1+m×n段目)のビツトにスタート信号が入力さ
れる。そうすると各シフトレジスタ列の出力端子MC1a、
MC1b、MC1c、MC1dに前述のスタート信号が出力されるの
で、これを検出して端子MC1fからのクロツクパルスφCT
を停止すれば1フレーム分の画像信号が4列のシフトレ
ジスタに記憶されたことになる。
【0017】このシフトレジスタの右端にビツトには検
出回路DCが接続されており、出力に5種類のスタート信
号のうちいずれか1つが現れたらばこれを検出してメモ
リセルMC1 に画像信号が転送されたことすなわちセルMC
1 が使用済になつたことを示す出力信号を出力端子MC1k
に出力する。またシフトレジスタの最終ビツト(右端の
ビツト)に端子MC1eから信号を入力することによつて、
ここに記録されているスタート信号をリセツトすること
ができる。詳しくは後述するがこの機能は撮影に失敗し
た番地のフレームを再使用したり、多重露出をする際に
用いる。
【0018】以上示したように1フレーム分のメモリセ
ルが複数個集まつて記憶部2ができるわけだが、その構
成の一例を図6bに示す。図6aに示したようなメモリセル
MC1が20個(MC1 〜MC20)配設され、これらの入出力端
子は検出回路DCの出力端子MC1k〜MC20k を除き、全てア
ドレス設定回路ASに接続されている。アドレス設定回路
ASにはアドレス端子MA、出力端子MO、入力端子MI、転送
クロツクパルスφCTの入力端子MT及びリセツト端子MRが
配設されている。
【0019】アドレス入力端子MAにあるメモリセルの番
地の信号φA が入力されると、例えば1番地のメモリセ
ルを選択するような信号が入力されると1番地のメモリ
セルMC1 の出力端子MC1a〜MC1dが出力端子MOに、メモリ
セルの入力端子MC1g〜MC1jが入力端子MIに、メモリセル
のクロツク端子MC1fが端子MTに、メモリセルのリセツト
端子MC1eが端子MRにそれぞれ選択的に接続され、1番地
のメモリセルMC1 がアクセスされることになる。
【0020】一方、検出回路DCの出力端子MC1k〜MC20k
は全て表示回路DPに接続され、該回路DPの出力でスター
ト信号が出力されているメモリセルすなわち使用済のメ
モリセルを表示する表示装置201 を駆動する。この装置
201 は液晶あるいはエレクトロクロミツク等の電気光学
素子を含み、図7に示すような外観を有する。この例で
は「20フレーム」の記憶容量を持つ記憶部の表示装置で
あり、20個の液晶あるいはエレクトロクロミツクのセグ
メントが並んでいる。このうち使用済のメモリセルに相
応するセグメントが検出回路DCの出力信号を受けて着色
する。この例では1〜6、8〜10の各番地のメモリセル
MC1 〜MC6 、MC8 〜MC10が使用済ということである。
【0021】図8は撮像部1の回路システムを示す。図
5に示すような撮像素子11は、そのオーバーフロードレ
インの出力端子11aが光電流増巾器を含む測光回路102
の入力端子に接続されている。該測光回路の出力は、記
憶演算回路103 の入力端子に接続され、該回路103 は、
測光回路102の出力に基づき適正露出を与える露出時間
値と絞り値を演算する。
【0022】制御パルス発生回路101 は撮影シーケンス
を司どる各種のパルスを発生するが、回路103 は、その
端子101Cから信号φ101Cを受けると測光回路102 の出力
信号を記憶する。記憶演算回路103 は3つの出力端子を
有し、該回路103 の第1の出力は第1の端子を介して表
示回路106 に入力され、該回路106 の出力はフアインダ
内に設けられたLED 、液晶等の表示素子を含む表示装置
107 を駆動し、露出時間や絞り値等の表示を行なう。
【0023】演算回路103 の第2の出力は、第2の端子
を介して絞り制御回路105 に入力し、該回路105 の出力
は撮影レンズの絞り10a を制御する。また回路103 の第
3の出力は第3の端子を介して計時回路104 に入力し、
該回路104 はパルス発生回路101 の出力端子101aからの
信号φ101aを受け、その時点から回路103 の出力に相応
した時間後に、露出終了信号をパルス発生回路101 の入
力端子101bに送り込む。
【0024】撮像素子11の各入力端子11b 〜11g は、パ
ルス発生回路101 の各出力端子101d〜101iにそれぞれ接
続され、撮像素子11を駆動するための前記各種制御パル
スφTG2 、φTG1 、φV1、φV2、φh1及びφh2を受け取
る。撮像素子11の出力端子11h はAD変換回路108 に接続
され、ここで各画素(各受光エレメント)の光強度に応
じたアナログ信号4ビツトのディジタル信号に変換さ
れ、選択ゲート109 に送り込まれる。
【0025】多重露出時に用いられる加算回路110 は、
AD変換回路108 の出力と記憶部2から入力端子CIを介し
て入力される画像信号とを加算して2で割る。すなわち
両者の相加平均をとつてその信号を選択ゲート109 に加
える。スイツチ16d は図2のモード選択レバー16に連動
して開閉し、レバー16がMUL(多重露出) の位置にある時
にONとなつて加算回路110 を動作状態となし、他の場合
にはOFF となつて加算回路110 を不動作状態にする。
【0026】スイツチ16C は、同じくレバー16に連動し
て開閉し、レバー16がMUL の位置にある時にONとなり、
選択ゲート109 を加算回路110 の出力は通過させ、AD変
換回路108 の出力は阻止する状態にする。またスイツチ
16C はレバー16が他の位置にある時にはOFF となり、ゲ
ート109 を先程とは逆にAD変換回路108 の出力は通過さ
せ、加算回路110 の出力は阻止する状態にする。
【0027】選択ゲート109 の出力信号は、別の選択ゲ
ート111 に送られる。この選択ゲート111 には前述のス
タート信号を発生するスタート信号発生回路112 の出力
端子も接続されている。該ゲート111 は制御パルス発生
回路101 の出力端子101kからの信号φ101kにより、選択
ゲート109 の出力とスタート信号発生回路112 の出力の
いずれかを選択して出力端子COを介して記憶部2に出力
する。検出回路113 は記憶部2の出力端子MOから入力端
子CIを介して入力される信号がスタート信号であるか否
かを判別し、その結果の信号を制御パルス発生回路101
の入力端子101jに送り込む。
【0028】アドレスカウンタ114 の内容は、5ビツト
の出力端子CAを介して記憶部2のアドレス設定回路ASに
送られ指定される番地のメモリセルをアクセスする。一
方で該カウンタ114 の出力は表示回路117 を介して前述
の表示装置18を駆動させ、アクセスしているメモリセル
の番地の表示をさせる。スイツチ16a は、図2のモード
選択レバー16に連動して、該レバー16がA(自動アクセ
ス)にある時には図8の端子Aと、MAN(手動アクセス)
あるいはMUL の位置にある時には図8の端子Mと接続さ
れる。
【0029】手動アドレス設定回路115 は、スイツチ16
a が端子Mの位置にある時に押釦スイツチ17a がONする
度に1つずつパルスを出し、アドレスカウンタ114 の内
容を1つずつ変えていく。スイツチ16a を端子Aの位置
に切り換えた場合にはアドレスカウンタ114 はその入力
端子114aを介して制御パルス発生回路101 の出力端子10
1lに接続され、該回路101 からのクロツクパルスを計数
する。
【0030】スイツチ16b は、モード選択レバー16に連
動して該レバーがAにある時は0FF、他の場所にある時
はONとなり、入力端子101nを介して制御パルス発生回路
101に選択されたモードが自動アクセスか否かを知らせ
る。ワンショットマルチパイブレーター116 は、レリー
ズ釦15を押すことによりスイツチ15a がONになると単一
のパルスφs を発生し、入力端子101pを介して回路101
に撮影シーケンスをスタートさせる信号を送り込む。
【0031】出力端子101qは、記憶部用の転送パルスφ
CTを出力端子CTを介して記憶部2に送る。出力端子101r
は、記憶部2へ送るリセツトパルスを出力端子CRを介し
て記憶部2の入力端子MRに送る。出力端子101sは、撮影
シーケンスが進行中か否かを示す信号φbusyを出力す
る。該信号φbusyは駆動回路118 を介して発音体119 に
警告音を出させ、表示回路120 を介してLED 等の警告表
示装置121 を点灯させ、そして駆動回路122 を介して電
磁石123 を働かせて図示なき安全装置により撮影シーケ
ンス途中に記憶部2を撮像部1から離脱することを不可
能にする。出力端子101sと駆動回路118 との間にOFF に
することにより警告音を発せられなくするスイツチ19
(図2参照)が挿入されている。
【0032】出力端子101mは、回路117 、118 に接続さ
れており、記憶部2のメモリセルが全て使用済で、空き
がない場合に断続信号を出し、表示装置18を点滅させ、
発音体119 を断続発音させて、記憶部2に未使用のメモ
リセルが無いことを表示する。出力端子101aの出力は同
調信号として接点13(図2参照)を介してスピードライ
ト等に送られる。
【0033】入力端子101tに接続された切換えスイツチ
124 は、記憶部2の上面に立設されたピン207 (図3b参
照)の突出量に応じて切り換えられ、記憶部2の記憶容
量を回路101 に伝える。また記憶部2を撮像部1から取
り外すとスイツチ124 がカウンタ114 のリセツト端子11
4rに接続され、該カウンタ114 の内容をリセツトする。
【0034】図9において、記憶部2に記憶された画像
信号を磁気テープカセットに転送するコンバータ3が示
されている。該コンバータ3にはコネクタ206 と接続さ
れるコネクタ301 と、磁気テープカセットが装填される
カセツトホルダ302 と、操作釦303 とが設けられてい
る。次に本実施例の作動について説明する。まず図2に
おいて記憶部2の撮像部1に装着する。これにより記憶
部2のコネクタ206 が撮像部1のコネクタ(不図示)と
接続し、図6bに示した端子MA、MO、MI、MT、MRが図8の
端子CA、CI、CO、CT、CRにそれぞれ接続される。
【0035】「自動アクセスモードでの動作説明」 今、撮像部1のモード選択レバー16を自動アクセスAの
位置に、スイツチ19をONにしたとする。すると図8にお
けるスイツチ16a が端子Aと接続され、スイツチ16b 、
16C 、16d はそれぞれOFF の状態となる。この状態で撮
影レンズ10を被写体に向け、構図を決めて焦点を合わせ
る。そしてレリーズ釦15を深く押下すると図8のスイツ
チ15a がONとなり、ワンシヨツトマルチバイブレータ11
6 から図10aのタイムチヤートに示した単一のパルスφ
s が制御パルス発生回路101 の入力端子101pに発せられ
る。それを受けた回路101 は出力端子101lより図10に示
したタイミングでパルスφA を発する。このパルスφA
はスイツチ16a を介してアドレスカウンタ114 の入力と
なる。該カウンタ114 は撮像部1から記憶部2を取り外
した時にリセットされている。
【0036】従つてパルスφA が1つ入る毎にカウンタ
の内容は1から1つずつ進む。これにより該カウンタ11
4 は端子CA、MAを介して記憶部2内のメモリセルを順次
アクセスする。即ちカウンタ114 が端子101lからの最初
のパルスを計数すると、先ず第1のメモリセルMC1 をア
クセスし、次いで第2番目のパルスを計数すると第2の
メモリセルMC2 をアクセスし、以下同様にパルスの計数
毎に最後のメモリセルMC20までアクセスする。
【0037】検出回路113 はカウンタ114 によつてアク
セスさせたメモリセル出力信号を端子MO、CIを経て受
け、これがスタート信号である場合は、Lレベル、そう
でない場合はHレベルの信号φ113 を入力端子101jに送
る。通常新たに装着された記憶部2は全てのメモリセル
が未使用である場合がほとんどなので、信号φ113 は第
1のメモリセルMC1 をアクセスして直ちにHレベルにな
る。従つて第1のメモリセルMC1 が撮影用にアクセスさ
れ、第1のメモリセルの番地すなわち「1」が表示装置
に現われる。ところがいくつかのメモリセル、例えば第
1番目から第3番目までのメモリセルMC1 〜MC3 が使用
済であつたとすると、回路101 は検出回路113 の出力φ
113 がLレベルである間、パルスφA をカウンタ114 に
送り続ける。このようにして1つずつアドレスを進めて
行き、未使用のメモリセル、この場合第4番目のメモリ
セルMC4 に行き当たると出力φ113 が図10b に示すタイ
ミングでHレベルとなり、パルスφA の出力が止まる。
そしてその時メモリセルが撮影用としてアクセスされ、
そのメモリセルの番地が表示装置18に表示される。以上
述べた過程をアドレスサーチと呼ぶ。
【0038】回路101 はピン207 、切換えスイツチ124
によつて伝えられたフレーム数だけアドレスパルスφA
を発しても回路113 の出力がHレベルとならない場合は
記憶部2の中の各メモリセルが全て使用済であることを
検知する。そうすると該回路101 は端子101mから断続信
号を発して表示装置18を点滅させ、発音体119 に断続
音を出させると共に撮影シーケンスを停止する。これに
より撮影者は未使用のメモリセルが無いことを知る。
【0039】この一連の警告動作は撮像部1に記憶部2
を装着せずにレリーズ釦を押圧した時にも行なわれる。
これは回路101 が記憶部2の未装着をスイツチ124 の開
放によつて検知することによる。この未装着による警告
は、記憶部が撮像部の内部に装填され、記憶部の存在が
外部から視認できない形式の場合に特に有効である。未
使用のメモリセルがアクセスされると回路113 の出力φ
113 がHレベルとなり、パルスφA が停止する。
【0040】図10e に示したように端子101dの出力φTG
2 は、レリーズ釦15を浅く押下することによる給電開始
に伴いHレベルとなり、図5に示した撮像素子11のトラ
ンスフアーゲートTG2・1 〜TG2・n を開の状態にしてお
く。従つて受光エレメントa1・1 、……、am ・ n に照
射された光の強度に応じて発生した電荷が各エレメント
に蓄積することなくオーバーフロードレインOD1 〜ODn
、出力端子11a を介して常に光電流として取り出さ
れ、測光回路102 によつて増巾、対数変換、AD変換等の
処理を施されて記憶演算回路103 に加えられる。
【0041】記憶部2の未使用のメモリセルのアクセス
が終わると回路113 の出力φ113 に応じて端子101Cの出
力φ101Cは図10d に示すタイミングでLレベルからHレ
ベルに変化する。この出力φ101CがHレベルの間、測光
回路102 の出力は回路103 に記憶される。該回路103 で
は記憶された光強度の値から適正な露出(電荷蓄積量)
が得られるような絞り値と電荷蓄積時間すなわち露出時
間が算出される。該適正絞り値の情報は絞り制御回路10
5 に送られ、公知の方法により絞り10a を制御する。ま
た該適正絞り値、適正電荷蓄積時間の両情報は表示回路
106 にも送られ、表示素子107 によりフアインダ内表示
がなされる。さらに適正電荷蓄積時間の情報は計時回路
104 にも送られる。
【0042】その直後、端子101dの出力φTG2 が図10e
に示すタイミングでHレベルからLレベルに変化し、ト
ランスフアーゲートTG2・1 〜TG2・n が閉じられる。と同
時に撮像素子の受光エレメントa1・1 、……、am ・ n
に露光量に応じた電荷の蓄積が開始されると共に、端子
101aに信号φTG2 と同様の信号φ101a(図10e参照)が
現われる。計時回路104 は該信号φ101aを受けて、その
出力φ104 を図10f に示すようにLレベルからHレベル
に変化させ計時をスタートする。
【0043】そして前記適正電荷蓄積時間が経過すると
出力φ104 はHレベルからLレベルに変化する。これを
端子101bを介して受けた回路101 は出力端子101eより図
10gに示すようなパルスφTG1 を出力し、撮像素子11の
トランスフアーゲートTG1・1〜TG1・n を一瞬の間開く。
それにより受光エレメントa1・1 、……、am ・ n に蓄
積された電荷が縦方向シフトレジスタSv1〜Svnに移
る。これで露出が終わつたことになる。電荷蓄積時間す
なわち露出時間は出力φTG2 がHレベルからLレベルに
変化することによるトランスフアーゲートTG2・1 〜TG2・
n が閉成からパルスφTG1 が出されることによるトラン
スフアーゲートTG1・1 〜TG1・n が開放までの時間であ
る。
【0044】以上のように露出が終わると、次に端子10
1kから選択ゲート111 に図10h に示すタイミングで信号
φ101kが発せられる。該ゲート111 は端子101kからの出
力がHレベルなのでスタート信号発生回路112 からの出
力(スタート信号)を選択して出力端子COに出力する。
これに同期して端子101qより端子CT、MTを介して記憶部
2に図10m を示すような転送パルスφCTが送られ、スタ
ート信号が入力端子MIを介してアクセスしているメモリ
セルに送り込まれる。
【0045】続いて出力端子101fと101gより図6の撮像
素子11の入力端子11d 、11e に図10i 、j に示すタイミ
ングでそれぞれ縦方向転送パルスφv1及びφv2が、出力
端子101hと101iより入力端子11f 、11g に図10k 、l に
示すタイミングでそれぞれ横方向転送パルスφn1及びφ
n2が送られる。これにより各受光エレメントの画像信号
が出力端子11h から時系列的に出力される。
【0046】この信号はAD変換回路108 でディジタル信
号に変換され、選択ゲート109 に加えられる。該ゲート
109 はスイツチ16C がOFF となつているので回路108 か
らの画像信号を通過させる。選択ゲート111 も端子101k
からの出力がLレベルになるのでゲート109 からの画像
信号を通過させ、出力端子COから記憶部2の入力端子MI
に加えられる。
【0047】更に前述の転送パルスφv1、φv2、φh1、
φh2に同期して発せられる転送パルスφcTにより画像信
号は、前記スタート信号の後に連つて、アクセスしてい
るメモリセルのシフトレジスタ内に順次転送されて行
く。1 フレーム分の画像信号を転送し終わるとスタート
信号が記憶部2の出力端子MOに出てくるので、これが撮
像部1の入力端子CIを介して検出回路113 に加えられ
る。回路113 はこれを検出して前述の各転送パルスφv
1、φv2、φh1、φh2、φcTを停止する。
【0048】これで1フレーム分の撮影シーケンスが完
了する。以後レリーズ釦15を深く押下げする度に未使用
のメモリセルが無くなるまで上述の撮影シーケンスを繰
り返すことができる。尚、以上の撮影シーケンス途中、
すなわちレリーズ釦15の押圧からアドレスサーチ、露
出、転送完了までの間においては、出力端子101sから図
10n に示す信号φbusyが発せられる。該信号φbusyは発
音体119 、表示装置121を駆動して撮影シーケンス途中
であることの警告を行なうと共に、電磁石123 を励磁さ
せることにより図示なき安全装置を働かせ、映像信号の
記憶部2への転送が完了する前に撮像部1から記憶部2
を分離することを不可能にする。
【0049】「手動アクセスモードでの動作説明」 次にモード選択レバー16で手動アクセス (MAN)を選択し
た場合について説明する。この場合は手動で所望の番地
のメモリセルをアクセスすることができる。図2に示し
たレバー16をMAN の位置にすると図8のスイツチ16a が
端子Mに接続され、スイツチ16b がONになるが、スイツ
チ16c 、16d はOFF のままである。この状態で押釦17を
押すと常開スイツチ17a がONし、押す度に手動アドレス
設定回路115 から1つずつパルスが発せられ、それによ
りアドレスカウンタ114 の内容が直前に撮影して画像信
号が転送されたメモリセルの番地から1つずつ進んで行
く。従つて表示装置201 を見て所望の番地のメモリセル
を決め、表示装置18に所望番地が現われるまで押釦17を
操作すれば良い。もちろん直前に使用されたメモリセル
を所望する場合は押釦17を押す必要はない。この手動ア
クセスを完了してからレリーズ釦15を押すと前述のアド
レスサーチの過程は無くその代わりにリセツトパルスが
端子101rから端子CR、MRを介してメモリセルに出され、
アクセスしたメモリセルが使用済の場合にメモリセルの
出力に出ているスタート信号の4ビツト分をリセツトす
る。従つてアクセスしたメモリセルは使用済、未使用に
拘わらず検出回路113 の出力がHレベルになるので使用
可能となる。以後のシーケンスはレバー16がAにある場
合と同様でアクセスしたメモリセルにスタート信号、画
像信号が転送される。
【0050】従つて手動アクセスモードによれば、撮影
に失敗してもレバー16をMAN に合わせ、再びレリーズ釦
15を深く押下げしさえすればメモリセル内に転送された
失敗の画像信号は新たに撮影された画像信号に入れ換わ
るのでメモリセルを無駄なく使用できる。また押釦17を
操作すれは所望のメモリセルを例えばMC1 、MC3 、MC5
、……といつた具合に使用することができる。尚、手
動アクセスはサイクリツクに行われる。すなわち最後の
番地メモリセルMC20がアクセスされた後に、押釦17を押
圧すると最初のメモリセルMC1 がアクセスされる。これ
はカウンタ114 がプログラマブルカウンタであつて、そ
の不図示のプログラム入力端子にスイツチ124 とピン20
7 とによる記憶部2の記憶容量がディジタル化されて入
力されており、メモリセルの全数を計数するとカウンタ
の内容をリセツトすることによる。
【0051】「多重露出モードでの動作説明」 次にレバー16で多重露出のモードを選択した場合につい
て説明する。先ず前述の2つのモードのいずれかで撮影
シーケンスを終えた後にレバー16をMUL の位置にする。
そうするとスイツチ16a は端子Mに接続し、スイツチ16
b 、16c 、16dは全てONとなる。それからレリーズ釦15
を押しても前述の手動アクセスモードの場合と同様にア
ドレスサーチの過程は無く、直前に撮影した画像信号を
転送したメモリセルがアクセスされたままになつてい
る。そこで手動アクセスモードの時と同様に端子101rか
らリセツトパルスが出力され、アクセスされたままのメ
モリセルのスタート信号をリセツトする。
【0052】次に前述の電荷蓄積(露出)過程を経て、
転送過程に移るわけだが、ここでスイツチ16c がONにな
つているので選択ゲート109 はスイツチ16d のONにより
作動状態となつた加算回路110 の出力を選択して通過可
能とする。まずこれまでと同様にスタート信号がアクセ
スされたメモリセルに転送されると、加算回路110 は端
子CIから入力されるアクセスされたメモリセルからの画
像信号と、AD変換回路108 からの今撮影して画像信号と
の相加平均の信号を出力する。もちろんこれは各転送パ
ルスの完全な同期のもとで行われる。そしてこの相加平
均信号はゲート109 、111 、端子CO、MIを経てアクセス
したメモリセルに転送される。以上のようにして1フレ
ーム分の転送が終了すると、アクセスされたメモリセル
には1番目の撮影被写体と2番目の撮影被写体とが合成
された画像信号が記憶されることになる。これは何回で
も繰り返して多重露出をすることができ、その都度和で
はなく相加平均をとつているので露出過度となる虞はな
い。また直前に使用したメモリセルだけではなく、押釦
17で所望の番地のメモリセルをアクセスすることによつ
て更に以前に使用したメモリセルの画像信号と合成する
ことも可能である。
【0053】上述のいずれかのモードで撮影され、未使
用のメモリセルの無くなつた記憶部2は着脱スライダ20
3 を操作して引き下げることにより撮像部1から取りは
ずす。そしてコンバータ3によつて記憶部2に記憶され
ている画像信号を磁気テープカセツトに転送する。その
ために記憶部2のコネクタ206 をコネクタ301 に接続
し、そしてテープカセツトホルダ302 に装填して、操作
釦303 を操作する。そうすれば記憶部2のメモリセルの
画像信号は順次磁気テープに転送され、それと共に転送
されたメモリセルはリセツトされて再使用可能となる。
又この際コンバータ3はメモリセルのバツクアツプ、表
示装置201 の駆動のために記憶部2に内蔵された2次電
池を充電する。
【0054】
【発明の効果】第1の発明(請求項1)による画像記録
装置によれば、画像記録媒体内に、各画像記録領域への
記録の有無を示すディジタルの特定信号が記録される特
定信号記録領域を設け、各画像記録領域への画像情報記
録に対応して、該特定信号記録領域における特定信号の
内容を変更し、この特定信号を読み出した結果、全ての
画像記録領域が記録済であることを検出したときには、
警告動作を行なうようにしたので、画像記録媒体の記録
有無の状況の検出を正確かつ迅速に行なうことができ、
またその結果、使用者は画像記録媒体交換の必要を知る
ことができる。
【0055】第2の発明(請求項4)による画像記録装
置によれば、画像記録媒体内に、各画像記録領域への記
録の有無を示すディジタルの特定信号が記録される特定
信号記録領域を設け、各画像記録領域への画像情報記録
に対応して、該特定信号記録領域における特定信号の内
容を変更し、この特定信号を読み出した結果に基づい
て、記録済である画像記録領域への記録を禁止し、また
記録済を示す特定信号を未記録の状態に変更すること
で、記録済であった画像記録領域への記録を可能とする
こともできるようにしたので、記録済の画像記録領域へ
の再記録防止を正確かつ迅速に行なうことが可能とな
り、使い勝手の優れた装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカメラの斜視図。
【図2】同実施例のカメラの斜視図。
【図3】同実施例のカメラを撮像部と記憶部とに分離し
た様子を示す斜視図。
【図4】同実施例のカメラの概略縦断面図。
【図5】同実施例のカメラに使用される固体撮像素子の
内部構造を示す模式図。
【図6】同実施例のカメラの記憶部の一部と全体とを示
す回路図。
【図7】同実施例のカメラの表示装置の表示部を示す正
面図。
【図8】同実施例のカメラの撮像部の回路図。
【図9】同実施例のカメラと関連するコンバータの斜視
図。
【図10】同実施例のカメラの撮影シーケンスを制御す
る主要なパルスのタイムチヤート。
【主要部分の符号の説明】
1:電子スチルカメラ (撮像部) 10:撮影レンズ 2:画像記録媒体 MC1 〜MC20の4列のシフトレジスタのうち最右端の各ビ
ット(4ビット)を除く全ビット:画像記録領域 MC1 〜MC20の4列のシフトレジスタのうち最右端の各ビ
ット(4ビット):特定信号記録領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 藤内 光武 (56)参考文献 特開 昭54−140515(JP,A) 特開 昭52−24027(JP,A) 特開 昭52−109915(JP,A) 特開 昭53−124935(JP,A) 特開 昭50−109710(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズにより形成された被写体像に
    対応する1画面分の画像情報が各々記録される複数の画
    像記録領域と、該各画像記録領域への記録の有無を示す
    ディジタルの特定信号が記録される特定信号記録領域と
    を有する画像記録媒体が装着される画像記録装置であっ
    て、 前記画像情報を前記画像記録領域に記録する画像情報記
    録手段と、 該画像情報記録手段による前記記録に関連づけて前記特
    定信号を前記特定信号記録領域に記録する特定信号記録
    手段と、 前記画像情報記録手段による記録に先立って、前記特定
    信号を読み出し、その結果、前記各画像記録領域の全て
    が記録済であることを検出したときは、記録済信号を発
    生する記録有無検出手段と、 該記録済信号に応動警告動作を行う警告手段とを有する
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録済信号に応動して、前記各画像
    情報記録手段による記録を禁止する記録禁止手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記特定信号を読み出し、その結果に基
    づいて、前記画像記録領域の記録状況を表示する表示手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】 撮影レンズにより形成された被写体像に
    対応する1画面分の画像情報が各々記録される複数の画
    像記録領域と、該各画像記録領域への記録の有無を示す
    ディジタルの特定信号が記録される特定信号記録領域と
    を有する画像記録媒体が装着される画像記録装置であっ
    て、 前記画像情報を前記画像記録領域に記録する画像情報記
    録手段と、 該画像情報記録手段による前記記録に関連づけて前記特
    定信号を前記特定信号記録領域に記録する特定信号記録
    手段と、 前記画像情報記録手段による記録に先立って、前記特定
    信号を読み出し、その結果に基づいて、記録済である前
    記画像記録領域に対する、前記各画像情報記録手段によ
    る記録を禁止する記録禁止手段と、 記録済であることを示す前記特定信号を、未記録である
    ことを示す状態に変更することで、前記記録禁止手段に
    より記録を禁止されていた画像記録領域への記録を可能
    とするリセット手段とを有することを特徴とする画像記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記特定信号を読み出し、その結果に基
    づいて、前記画像記録領域の記録状況を表示する表示手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の画像記録装
    置。
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