JP2503805B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2503805B2
JP2503805B2 JP3139941A JP13994191A JP2503805B2 JP 2503805 B2 JP2503805 B2 JP 2503805B2 JP 3139941 A JP3139941 A JP 3139941A JP 13994191 A JP13994191 A JP 13994191A JP 2503805 B2 JP2503805 B2 JP 2503805B2
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堅二 豊田
隆男 渡辺
英也 井上
純美 粕谷
裕 市原
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Nippon Kogaku KK
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【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体像を形成するた
めの撮影レンズを備え、該被写体像が記録される画像記
録媒体が着脱可能な画像記録装置に関するものである。
【従来の技術】従来、この種の装置において、必要不可
欠な技術として次のものが知られている。1つは、画像
記録媒体に複数設けられた画像記録領域のうち、被写体
像が既に記録された領域に再記録がなされることを防止
する技術である。もう1つは、被写体像が未記録の画像
記録領域をサーチして、その画像記録領域に次なる被写
体像記録を可能とする技術である。前者の再記録防止技
術は、銀塩フィルムを用いるカメラでは、セルフコッキ
ングと呼ばれている。この技術では、一度被写体像を記
録したフレームに対するシャッタレリーズ操作を機械
的、電気的構成によって無効にすることで、再記録を防
止している。被写体像を電気的な画像信号に変換して磁
気記録媒体等に記録する電子カメラにおける再記録防止
技術としては、アナログの画像信号が記録される磁気記
録媒体の記録トラックを磁気ヘッドで直接検出して、画
像信号が実際に読み出されたトラックには、画像信号の
再記録がなされないような構成をとったものが知られて
いる。後者のサーチ技術は、銀塩フィルムを用いるカメ
ラでは、被写体像記録後、直ちにフィルムを電動で1フ
レーム分給送して、未記録のフレームを撮影レンズに対
向させることで実現しているものがある。電子カメラで
は、前述した磁気記録媒体の各記録トラックを磁気ヘッ
ドをシフトさせながら検出していき、アナログの画像信
号が未記録のトラックが見つかったところで、磁気ヘッ
ドのシフトを停止して、そのトラックへの記録を可能と
しているものが知られている。
【発明が解決しようとする課題】従来の銀塩カメラで
は、画像記録媒体であるフィルムには被写体像が、直接
検出不能な潜像の形で記録されるため、既に記録された
フレームをフィルムから直接検出することは不可能であ
った。そのため再記録防止を厳密に行なうことは難し
く、特に未記録のフレームを残した状態で一旦カメラか
ら取り外された途中使用のフィルムを、再度カメラに装
着した場合に、再記録防止を行なうことは甚だ困難であ
った。また途中使用のフィルムを再装着した際に、未記
録のフレームをサーチすることも同じ理由で非常に困難
であった。また前述した従来の電子カメラでは、再記録
防止技術、サーチ技術のいずれの場合も、磁気記録媒体
の記録トラックからアナログの画像信号を直接検出する
必要があるため、検出に比較的長い時間を要するという
問題点があった。本発明の目的は、これらの問題点を解
決した画像記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による画
像記録装置では、画像記録媒体内に、ディジタルの特定
信号が記録される特定信号記録領域を各画像記録領域と
対応づけて設け、各画像記録領域への被写体像記録に対
応して該特定信号記録領域における特定信号の記録有無
の状態を記録手段で変更し、この特定信号の有無を検出
手段で検出することで、対応する画像記録領域への被写
体像記録の有無を判別し、もって再記録を防止すると共
に、次に被写体像記録を行なうべき、未記録の画像記録
領域をサーチできるようにした。請求項2の発明による
画像記録装置では、以上に加え、各画像記録領域を番号
付け、その番号順にサーチを行なうことで、同番号順に
被写体像記録がなされるようにし、この番号順記録は、
画像記録媒体を途中使用の状態で一旦取り外した後、再
装着した後も維持されるようになした。
【作用】請求項1の発明の画像記録装置によれば、以上
のような構成なので、記録済の画像記録領域への再記録
防止と未記録の画像記録領域のサーチとを正確かつ迅速
に行なうことが可能となり、このことは途中使用の画像
記録媒体を再装着した場合にも保証される。また請求項
2の発明の画像記録装置によれば、番号づけられた各画
像記録媒体に対する番号順記録が可能となり、このこと
は途中使用の画像記録装置を再装着した際にも維持され
るので、被写体像の記録順序と画像記録領域の番号順と
に整合がとれ、記録画像の管理に好都合である。
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2は本発明を電子スチルカメラに適用
した一実施例の外観を示している。該カメラは被写体像
を静止画像信号に光電変換する撮像部1と、1フレーム
分の静止画像情報を記憶するメモリセルを20フレーム
分具備した記憶部2とから成っている。これら両部分は
図3a及びbに示すように分離可能である。撮像部1の
前面には撮影レンズ10が装着され、図4の断面図に示
すように該レンズ10は撮像部1の内部に配設された撮
像素子11の撮像面に被写体像を結像する。レンズ10
には絞り10aが、撮像素子11の前面には色分解用の
モザイクフィルタ11aが配設されている。さらに撮像
部1にはその前面から後面に貫通して撮影視野を画定す
るためのファインダ12が設けられており、図1におい
てその上面にはスピードライト等の外部光源を取り付け
るための接点13を備えたアクセサリーシュー14とレ
リーズ釦15とが設けられている。該レリーズ釦15を
浅く押下すると給電回路に挿入された給電スイッチがO
Nとなり、給電がなされる。これに伴い測光動作が行わ
れる。レリーズ釦15を深押下すると、給電スイッチは
ONしたままで、さらには撮影シーケンスが開始され
る。撮影シーケンスは一旦開始されると、レリーズ釦1
5の押下を途中で解除しても止まることはない。また給
電スイッチのONも撮影シーケンスが終了するまでは保
持される。図2において撮像部1の後面には記憶部2の
メモリセルの番地を自動アクセスするモード、手動アク
セスするモード及び多重露出のモードのうちいずれかを
選択するためのモード選択レバー16と、手動アクセス
のための押釦17と、今アクセスしているメモリセルの
番地を表示するための液晶等の7セグメント表示装置1
8と、音響警告装置を不動作にするスイッチ19とが設
けられている。さらに撮像部1の側面にはデータ写し込
み装置や被写体像を電子モニターする電子モニター装置
等の外部アクセサリーを取り付けるための取り付けネジ
100と、該アクセサリー用のコネクタ130とがそれ
ぞれ配設されている。記憶部2の後面には図2に示すよ
うに使用済のメモリセルの番地を表示するための液晶あ
るいはエレクトロクロミック等の表示装置201と、記
憶容量(メモリセルの全数、すなわち記憶可能なフレー
ム数)等が印刷されたラベル202とが設けられてい
る。また側面には図3bに示すように着脱スライダ20
3がある。これを右方向にスライドさせると記憶部2の
上面に突出した着脱かぎ204が同方向にスライドし、
撮像部1の対応する部分にある不図示の固定カギとの係
合が外れて記憶部2は撮像部1より離脱可能となる。記
憶部2にはT溝205が設けられており、着脱時にはこ
れが撮像部側の案内部材131と係合し、それを案内す
る。また記憶部2の上面にはコネクタ206、ピン20
7が立設されている。コネクタ206は撮像部1の対応
するコネクタ(不図示)に接続されて電気信号を相互に
伝達しあう。ピン207は撮像部1に記憶部2の記憶容
量を機械的に伝達する。図5に撮像部1の撮像素子11
の内部構造を例示する。これはいわゆるインターライン
方式の電荷結合素子(CCD)を用いたCCD撮像素子
で、受光エレメントa1・1、a1・2……a1・n
2・1……、a2・n、……、am・1、am・2
…、am・nがm×nのマトリクス状に配設され受光部
を構成している。この受光エレメントの総数すなわち画
素数は10個程度が望ましい。これらの受光エレメン
トの列、例えばa1・1、a2・1……、am・1のそ
れぞれの両側にはトランスファーゲートTG1・1及び
TG2・1が配設されている。ゲートTG1・1は端子
11Cを介して転送信号φTG1が印加されると各エレ
メントに蓄積された入射光量に対応する電荷を縦方向の
CCDアナログシフトレジスタSV1へ転送する。一方
ゲートTG2・1は端子11bを介して転送信号φ
TG2が印加されると上記電荷をオーバーフロードレイ
ンの領域ODへ転送する。尚、トランスファーゲート
TG2・1の電気的ポテンシャルは、転送信号φTG2
が印加されていない場合でも受光エレメント相互間のポ
テンシャルな縦方向シフトレジスタSV1の各ビット間
のポテンシャルよりも若干低くなっている。従って受光
エレメントのポテンシャル井戸からあふれた電荷は障壁
の低い方向すなわちオーバーフロードレインODに流
れ込み、ブルーミング現象の発生は防止される。以上の
ことは他の受光エレメントの列に関しても全く同様であ
る。出力端子11aからはオーバーフロードレインOD
、……、ODに転送された電荷が出力され、入力端
子11bにはトランスファーゲートTG2・1、……、
TG2・nへの転送信号φTG2が入力され、入力端子
11cにはトランスファーゲートTG1・1、……、T
1・nへの転送信号φTG1が入力される。トランス
ファーゲートTG1・1、……、TG1・nへの転送信
号φTG1によって縦方向にシフトレジスタSv1、…
…、Svnに転送された電荷は、入力端子11d、11
eを介して入力される縦方向転送パルスφv1、φv2
によって順次下方に転送されて横方向シフトレジスタS
の各ビットに送り込まれる。そして入力端子11f:
11gを介して入力される横方向転送パルスφh1、φ
h2によって右方向に転送され、センスアンプAによっ
て増幅されて端子11hから外部に取り出される。図6
には記憶部2の回路構成を示す。図6aは1フレーム分
のメモリセルMC1を取り出してその内部を示したもの
で、これは4列のシフトレジスタSR1、SR2、SR
3、SR4から成っている。各シフトレジスタ列は撮像
素子11に含まれる受光エレメントの総数(すなわちm
×n個)に1を加えた段数(ビット数)をそれぞれ持っ
ている各シフトレジスタ列の情報は端子MC1fからそ
れぞれに入力されるクロックパルスφCTによって図の
左から右の方へ転送される。1画素はシフトレジスタS
R1の中の1ビットと、それと対応する位置のシフトレ
ジスタSR2、SR3、SR4中の各1ビットとの計4
ビットと対応する。そしてこの4ビットの表現するディ
ジタル量で1つの画素の濃度情報を表現する。4ビット
の表現できる情報量は2進方で0000〜1111の1
6段階あるが、このうち11段階を濃度表現に用い、残
りの5段階をこのメモリセルの制御情報に用いる。撮像
部1からの情報は各入力端子MC1g、MC1h、MC
1i、MC1jを経て各シフトレジスタに入力され、端
子MC1fからのクロックパルスφCTで順次右方へ送
られるが、最初の1段分は上記制御情報信号が入力され
る。この信号は1111、1110、1101、101
1、0111の5種類である。これらのディジタルの特
定信号は、1つの役割として一連の画像信号のスタート
位置を示すので、以後スタート信号と呼ぶ。このような
5種類のスタート信号を用意したのは、4列のシフトレ
ジスタのうちの1つにノイズが入って本来1111であ
るべきところがどれか1つが0となっても支障のないよ
うにするためである。従って0000、0001、00
10、0100、1000の5種類をスタート信号とし
て採用しても同様のことが言える。さてこのスタート信
号に続いて撮像素子11からの画像信号が入力され、ク
ロックパルスφCTで順次送られるが、1フレーム分の
画像信号をすべて送ると右端1m×n段目)のビットに
スタート信号が入力される。そうすると各シフトレジス
タ列の出力端子MC1a、MC1b、MC1c、MC1
dに前述のスタート信号が出力されるので、これを検出
して端子MC1fからのクロックパルスφCTを停止す
れば1フレーム分の画像信号が4列のシフトレジスタに
記憶されたことになる。このシフトレジスタの右端にビ
ットには検出回路DCが接続されており、出力に5種類
のスタート信号のうちいずれか1つが現れたらばこれを
検出してメモリセルMC1に画像信号が転送されたこと
すなわちセルMC1が使用済になったことを示す出力信
号を出力端子MC1kに出力する。またシフトレジスタ
の最終ビット(右端のビット)に端子MC1eから信号
を入力することによって、ここに記録されているスター
ト信号をリセットすることができる。詳しくは後述する
がこの機能は撮影に失敗した番地のフレームを再使用し
たり、多重露出する際に用いる。以上示したように1フ
レーム分のメモリセルが複数個集まって記憶部2ができ
るわけだが、その構成の一例を図6bに示す。図6aに
示したようなメモリセルMC1が20個(MC1〜MC
20)配設され、これらの入出力端子は検出回路DCの
出力端子MC1k〜MC20kを除き、全てアドレス設
定回路ASに接続されている。アドレス設定回路ASに
はアドレス端子MA、出力端子MO、入力端子MI、転
送クロックパルスφCTの入力端子MT及びリセット端
子MRが配設されている。アドレス入力端子MAにある
メモリセルの番地の信号φが入力されると、例えば1
番地のメモリセルを選択するような信号が入力されると
1番地のメモリセルMC1の出力端子MC1a〜MC1
dが出力端子MOに、メモリセルの入力端子MC1g〜
MC1jが入力端子MIに、メモリセルのクロック端子
MC1fが端子MTに、メモリセルのリセット端子MC
1eが端子MRにそれぞれ選択的に接続され、1番地の
メモリセルMC1がアクセスされることになる。一方、
検出回路DCの出力端子MC1k〜MC20kは全て表
示回路DPに接続され、該回路DPの出力でスタート信
号が出力されているメモリセルすなわち使用済のメモリ
セルを表示する表示装置201を駆動する。この装置2
01は液晶あるいはエレクトロクロミック等の電気光学
素子を含み、図7に示すような外観を有する。この例で
は「20フレーム」の記憶容量を持つ記憶部の表示装置
であり、20個の液晶あるいはエレクトロクロミックの
セグメントが並んでいる。このうち使用済のメモリセル
に相応するセグメントが検出回路DCの出力信号を受け
て着色する。この例では1〜6、8〜10の各番地のメ
モリセルMC1〜MC6、MC8〜MC10が使用済と
いうことである。図8は撮像部1の回路システムを示
す。図5に示すような撮像素子11は、そのオーバーフ
ロードレインの出力端子11aが光電流増巾器を含む測
光回路102の入力端子に接続されている。該測光回路
の出力は記憶演算回路103の入力端子に接続され、該
回路103は測光回路102の出力に基づき適正露出を
与える露出時間値と絞り値を演算する。制御パルス発生
回路101は撮影シーケンスを司どる各種のパルスを発
生するが、回路103はその端子101Cから信号φ
101cを受けると測光回路102の出力信号を記憶す
る。記憶演算回路103は3つの出力端子を有し、該回
路103の第1の出力は第1の端子を介して表示回路1
06に入力され、該回路106の出力はフアインダ内に
設けられたLED、液晶等の表示素子を含む表示装置1
07を駆動し、露出時間や絞り値等の表示を行なう。演
算回路103の第2の出力は第2の端子を介して絞り制
御回路105に入力し、該回路105の出力は撮影レン
ズの絞り10aを制御する。また回路103の第3の出
力は第3の端子を介して計時回路104に入力し、該回
路104はパルス発生回路101の出力端子101aか
らの信号φ101aを受け、その時点から回路103の
出力に相応した時間後に、露出終了信号をパルス発生回
路101の入力端子101bに送り込む。撮像素子11
の各入力端子11b〜11gはパルス発生回路101の
各出力端子101d〜101iにそれぞれ接続され、撮
像素子11を駆動するための前記各種制御パルスφ
TG2、φTG1、φv1、φv2、φh1及びφh2
を受け取る。撮像素子11の出力端子11hはAD変換
回路108に接続され、ここで各画素(各受光エレメン
ト)の光強度に応じたアナログ信号4ビットのディジタ
ル信号に変換され、選択ゲート109に送り込まれる。
多重露出時に用いられる加算回路110は、AD変換回
路108の出力と記憶部2から入力端子CIを介して入
力される画像信号とを加算して2で割る。すなわち両者
の相加平均をとってその信号を選択ゲート109に加え
る。スイッチ16dは図2のモード選択レバー16に連
動して開閉し、レバー16がMUL(多重露出)の位置
にある時にONとなって加算回路110を動作状態とな
し、他の場合にはOFFとなって加算回路110を不動
作状態にする。スイッチ16Cは同じくレバー16に連
動して開閉し、レバー16がMULの位置にある時にO
Nとなり、選択ゲート109を加算回路110の出力は
通過させ、AD変換回路108の出力は阻止する状態に
する。またスイッチ16Cはレバー16が他の位置にあ
る時にはOFFとなり、ゲート109を先程とは逆にA
D変換回路108の出力は通過させ、加算回路110の
出力は阻止する状態にする。選択ゲート109の出力信
号は別の選択ゲート111に送られる。この選択ゲート
111には前述のスタート信号を発生するスタート信号
発生回路112の出力端子も接続されている。該ゲート
111は制御パルス発生回路101の出力端子101k
からの信号φ101kにより、選択ゲート109の出力
とスタート信号発生回路112の出力のいずれかを選択
して出力端子COを介して記憶部2に出力する。検出回
路113は記憶部2の出力端子MOから入力端子CIを
介して入力される信号がスタート信号であるか否かを判
別し、その結果の信号を制御パルス発生回路101の入
力端子101jに送り込む。アドレスカウンタ114の
内容は5ビットの出力端子CAを介して記憶部2のアド
レス設定回路ASに送られ指定される番地のメモリセル
をアクセスする。一方で該カウンタ114の出力は表示
回路117を介して前述の表示装置18を駆動させ、ア
クセスしているメモリセルの番地の表示をさせる。スイ
ッチ16aは図2のモード選択レバー16に連動して、
該レバー16がA(自動アクセス)にある時には図8の
端子Aと、MAN(手動アクセス)あるいはMULの位
置にある時には図8の端子Mと接続される。手動アドレ
ス設定回路115はスイッチ16aが端子Mの位置にあ
る時に押釦スイッチ17aがONする度に1つずつパル
スを出し、アドレスカウンタ114の内容を1つすつ変
えていく。スイッチ16aを端子Aの位置に切り換えた
場合にはアドレスカウンタ114はその入力端子114
aを介して制御パルス発生回路101の出力端子101
1に接続され、該回路101からのクロックパルスを計
数する。スイッチ16bはモード選択レバー16に連動
して該レバーがAにある時はOFF、他の場所にある時
はONとなり、入力端子101nを介して制御パルス発
生回路101に選択されたモードが自動アクセスか否か
を知らせる。ワンショットマルチパイブレーター116
はレリーズ釦15を押すことによりスイッチ15aがO
Nになると単一のパルスφを発生し、入力端子101
pを介して回路101に撮影シーケンスをスタートさせ
る信号を送り込む。出力端子101qは記憶部用の転送
パルスφCTを出力端子CTを介して記憶部2に送る。
出力端子101rは記憶部2へ送るリセットパルスを出
力端子CRを介して記憶部2の入力端子MRに送る。出
力端子101sは撮影シーケンスが進行中か否かを示す
信号φbusyを出力する。該信号φbusyは駆動回
路118を介して発音体119に警告音を出させ、表示
回路120を介してLED等の警告表示装置121を点
灯させ、そして駆動回路122を介して電磁石123を
働かせて図示なき安全装置により撮影シーケンス途中に
記憶部2を撮像部1から離脱することを不可能にする。
出力端子101sと駆動回路118との間にはOFFに
することにより警告音を発せられなくするスイッチ19
(図2参照)が挿入されている。出力端子101mは回
路117、118に接続されており、記憶部2のメモリ
セルが全て使用済で、空きがない場合に断続信号を出
し、表示装置18を点滅させ、発音体119を断続発音
させて、記憶部2に未使用のメモリセルが無いことを表
示する。出力端子101aの出力は同調信号として接点
13(図2参照)を介してスピードライト等に送られ
る。入力端子101tに接続された切換えスイッチ12
4は記憶部2の上面に立設されたピン207(図3b参
照)の突出量に応じて切り換えられ、記憶部2の記憶容
量を回路101に伝える。また記憶部2を撮像部1から
取りはずすとスイッチ124がカウンタ114のリセッ
ト端子114rに接続され、該カウンタ114の内容を
リセットする。図9において、記憶部2に記憶された画
像信号を磁気テープカセットに転送するコンバータ3が
示されている。該コンバータ3にはコネクタ206と接
続されるコネクタ301と、磁気テープカセットが装填
されるカセットホルダ302と、操作釦303とが設け
られている。次に本実施例の作動について説明する。ま
ず図2において記憶部2の撮像部1に装着する。これに
より記憶部2のコネクタ206が撮像部1のコネクタ
(不図示)と接続し、図6bに示した端子MA、MO、
MI、MT、MRが図8の端子OA、CI、CO、C
T、CRにそれぞれ接続される。いま、撮像部1のモー
ド選択レバー16を自動アクセスAの位置に、スイッチ
19をONにしたとする。すると図8におけるスイッチ
16aが端子Aと接続され、スイッチ16b、16c、
16dはそれぞれOFFの状態となる。この状態で撮影
レンズ10を被写体に向け、構図を決めて焦点を合わせ
る。そしてレリーズ釦15を深く押下すると図8のスイ
ッチ15aがONとなり、ワンショットマルチバイブレ
ータ116から図10aのタイムチャートに示した単一
のパルスφが制御パルス発生回路101の入力端子1
01pに発せられる。それを受けた回路101は出力端
子1011より図10に示したタイミングでパルスφ
を発する。このパルスφはスイッチ16aを介してア
ドレスカウンタ114の入力となる。該カウンタ114
は撮像部1から記憶部2を取りはずした時にリセットさ
れている。従ってパルスφが1つ入る毎にカウンタの
内容は1から1ずつ進む。これにより該カウンタ114
は端子CA、MAを介して記憶部2内のメモリセルを順
次アクセスする。即ちカウンタ114が端子1011か
らの最初のパルスを計数すると、先ず第1のメモリセル
MC1をアクセスし、次いで第2番目のパルスを計数す
ると第2のメモリセルMC2をアクセスし、以下同様に
パルスの計数毎に最後のメモリセルMC20までアクセ
スする。検出回路113はカウンタ114によってアク
セスされたメモリセル出力信号を端子MO、CIを経て
受け、これがスタート信号である場合は、Lレベル、そ
うでない場合はHレベルの信号φ113を入力端子10
1jに送る。通常新たに装着された記憶部2は全てのメ
モリセルが未使用である場合がほとんどなので、信号φ
113は第1のメモリセルMC1をアクセスして直ちに
Hレベルになる。従って第1のメモリセルMC1が撮影
用にアクセスされ、第1のメモリセルの番地すなわち
「1」が表示装置に現われる。ところがいくつかのメモ
リセル、例えば第1番目から第3番目までのメモリセル
MC1〜MC3が使用済であったとすると、回路101
は検出回路113の出力φ113がLレベルである間、
パルスφをカウンタ114に送り続ける。このように
して1つずつアドレスを進めて行き、未使用のメモリセ
ル、この場合第4番目のメモリセルMC4に行き当たる
と出力φ113が図10bに示すタイミングでHレベル
となり、パルスφの出力が止まる。そしてその時メモ
リセルが撮影用としてアクセスされ、そのメモリセルの
番地が表示装置18に表示される。以上述べた過程をア
ドレスサーチと呼ぶ。回路101はピン207、切換え
スイッチ124によって伝えられたフレーム数だけアド
レスパルスφを発しても回路113の出力がHレベル
とならない場合は記憶部2の中の各メモリセルが全て使
用済であることを検知する。そうすると該回路101は
端子101mから断続信号を発して表示装置18を点滅
させ、発音体119に断続音を出させると共に撮影シー
ケンスを停止する。これにより撮影者は未使用のメモリ
セルが無いことを知る。この一連の警告動作は撮像部1
に記憶部2を装着せずにレリーズ釦を押圧した時にも行
なわれる。これは回路101が記憶部2の未装置をスイ
ッチ124の開放によって検知することによる。この未
装着による警告は、記憶部が撮像部の内部に装填され、
記憶部の存在が外部から視認できない形式の場合に特に
有効である。未使用のメモリセルがアクセスされると回
路113の出力φ113がHレベルとなり、パルスφ
が停止する。図10eに示したように端子101dの出
力φTG2はレリーズ釦15を浅く押下することによる
給電開始に伴いHレベルとなり、図5に示した撮像素子
11のトランスファーゲートTG2・1〜TG2・n
開の状態にしておく。従って受光エレメントa1・1
……、am・nに照射された光の強度に応じて発生した
電荷が各エレメントに蓄積することなくオーバーフロー
ドレインOD〜OD、出力端子11aを介して常に
光電流として取り出され、測光回路102によって増
巾、対数変換、AD変換等の処理を施されて記憶演算回
路103に加えられる。記憶部2の未使用のメモリセル
のアクセスが終わると回路113の出力φ113に応じ
て端子101Cの出力φ101Cは図10dに示すタイ
ミングでLレベルからHレベルに変化する。この出力φ
101CがHレベルの間、測光回路102の出力は回路
103に記憶される。該回路103では記憶された光強
度の値から適正な露出(電荷蓄積量)が得られるような
絞り値と電荷蓄積時間すなわち露出時間が算出される。
該適正絞り値の情報は絞り制御回路105に送られ、公
知の方法により絞り10aを制御する。また該適正絞り
値、適正電荷蓄積時間の両情報は表示回路106にも送
られ、表示素子107によりファインダ内表示がなされ
る。さらに適正電荷蓄積時間の情報は計時回路104に
も送られる。その直後、端子101dの出力φTG2
10eに示すタイミングでHレベルからLレベルに変化
し、トランスファーゲートTG2・1〜TG2・nが閉
じられる。と同時に撮像素子の受光エレメント
1・1、……、am・nに露光量に応じた電荷の蓄積
が開始されると共に端子101aに信号φTG2と同様
の信号φ101a(図10e参照)が現われる。計時回
路104は該信号φ101aを受けて、その出力φ
104を図10fに示すようにLレベルからHレベルに
変化させ計時をスタートする。そして前記適正電荷蓄積
時間が経過すると出力φ104はHレベルからLレベル
に変化する。これを端子101bを介して受けた回路1
01は出力端子101eより図10gに示すようなパル
スφTG1を出力し、撮像素子11のトランスファーゲ
ートTG1・1〜TG1・nを一瞬の間開く。それによ
り受光エレメントa1・1、……、am・nに蓄積され
た電荷が縦方向シフトレジスタSv1〜Svnに移る。
これで露出が終わったことになる。電荷蓄積時間すなわ
ち露出時間は出力φTG2がHレベルからLレベルに変
化することによるトランスファーゲートTG2・1〜T
2・ が閉成からパルスφTG1が出されることによ
るトランスファーゲートTG1・1〜TG1・nが開放
までの時間である。以上のように露出が終わると、次に
端子101kから選択ゲート111に図10hに示すタ
イミングで信号φ101kが発せられる。該ゲート11
1は端子101kからの出力がHレベルなのでスタート
信号発生回路112からの出力(スタート信号)を選択
して出力端子CDに出力する。これに同期して端子10
1qより端子CT、MTを介して記憶部2に図10mを
示すような転送パルスφCTが送られ、スタート信号が
入力端子MIを介してアクセスしているメモリセルに送
り込まれる。続いて出力端子101fと101gより図
6の撮像素子11の入力端子11d、11eに図10
i、jに示すタイミングでそれぞれ縦方向転送パルスφ
v1及びφv2が、出力端子101hと101iより入
力端子11f、11gに図10k、1に示すタイミング
でそれぞれ横方向転送パルスφn1及びφn2が送られ
る。これにより各受光エレメントの画像信号が出力端子
11hから時系列的に出力される。この信号はAD変換
回路108でディジタル信号に変換され、選択ゲート1
09に加えられる。該ゲート109はスイッチ16Cが
OFFとなっているので回路108からの画像信号を通
過させる。選択ゲート111も端子101kからの出力
がLレベルになるのでゲート109からの画像信号を通
過させ、出力端子COから記憶部2の入力端子MIに加
えられる。更に前述の転送パルスφv1、φv2、φ
h1、φh2に同期して発せられる転送パルスφcr
より画像信号は前記、スタート信号の後に連ってアクセ
スしているメモリセルのシフトレジスタ内に順次転送さ
れて行く。1フレーム分の画像信号を転送し終わるとス
タート信号が記憶部2の出力端子MOに出てくるので、
これが撮像部1の入力端子CIを介して検出回路113
に加えられる。回路113はこれを検出して前述の各転
送パルスφv1、φv2、φh1、φh2、φcrを停
止する。これで1フレーム分の撮影シーケンスが完了す
る。以後レリーズ釦15を深く押下げする度に未使用の
メモリセルが無くなるまで上述の撮影シーケンスを繰り
返すことができる。尚、以上の撮影シーケンス途中、す
なわちレリーズ釦15の押圧からアドレスサーチ、露
出、転送完了までの間においては、出力端子101sか
ら図10nに示す信号φbusyが発せられる。該信号
φbusyは発音体119、表示装置121を駆動して
撮影シーケンス途中であることの警告を行なうと共に、
電磁石123を励磁させることにより図示なき安全装置
を働かせ、映像信号の記憶部2への転送が完了する前に
撮像部1から記憶部2を分離することを不可能にする。
次にモード選択レバー16で手動アクセス(MAN)を
選択した場合について説明する。この場合は手動で所望
の番地のメモリセルをアクセスすることができる。図2
に示したレバー16をMANの位置にすると図8のスイ
ッチ16aが端子Mに接続され、スイッチ16bがON
になるが、スイッチ16c、16dはOFFのままであ
る。この状態で押釦17を押すと常開スイッチ17aが
ONし、押す度に手動アドレス設定回路115から1つ
ずつパルスが発せられ、それによりアドレスカウンタ1
14の内容が直前に撮影して画像信号が転送されたメモ
リセルの番地から1つずつ進んで行く。従って表示装置
201を見て所望の番地のメモリセルを決め、表示装置
18に所望番地が現われるまで押釦17を操作すれば良
い。もちろん直前に使用されたメモリセルを所望する場
合は押釦17を押す必要はない。この手動アクセスを完
了してからレリーズ釦15を押すと前述のアドレスサー
チの過程は無くその代わりにリセットパルスが端子10
1rから端子CR、MRを介してメモリセルに出され、
アクセスしたメモリセルが使用済の場合にメモリセルの
出力に出ているスタート信号の4ビット分をリセットす
る。従ってアクセスしたメモリセルは使用済、未使用に
拘わらず検出回路113の出力がHレベルになるので使
用可能となる。以後のシーケンスはレバー16がAにあ
る場合と同様でアクセスしたメモリセルにスタート信
号、画像信号が転送される。従って手動アクセスモード
によれば、撮影に失敗してもレバー16をMANに合わ
せ、再びレリーズ釦15を深く押下げしさえすればメモ
リセル内に転送された失敗の画像信号は新たに撮影され
た画像信号に入れ換わるのでメモリセルを無駄なく使用
できる。また押釦17を操作すれば所望のメモリセルを
例えばMC1、MC3、MC5、……といった具合に使
用することができる。尚、手動アクセスはサイクリック
に行われる。すなわち最後の番地メモリセルMC20が
アクセスされた後に、押釦17を押圧すると最初のメモ
リセルMC1がアクセスされる。これはカウンタ114
がプログラマブルカウンタであって、その不図示のプロ
グラム入力端子にスイッチ124とピン207とによる
記憶部2の記憶容量がディジタル化されて入力されてお
り、メモリセルの全数を計数するとカウンタの内容をリ
セットすることによる。次にレバー16で多重露出のモ
ードを選択した場合について説明する。先ず前述の2つ
のモードのいずれかで撮影シーケンスを終えた後にレバ
ー16をMULの位置にする。そうするとスイッチ16
aは端子Mに接続し、スイッチ16b、16c、16d
は全てONとなる。それからレリーズ釦15を押しても
前述の手動アクセスモードの場合と同様にアドレスサー
チの過程は無く、直前に撮影した画像信号を転送したメ
モリセルがアクセスされたままになっている。そこで手
動アクセスモードの時と同様に端子101rからリセッ
トパルスが出力され、アクセスされたままのメモリセル
のスタート信号をリセットする。次に前述の電荷蓄積
(露出)過程を経て、転送過程に移るわけだが、ここで
スイッチ16cがONになっているので選択ゲート10
9はスイッチ16dのONにより作動状態となった加算
回路110の出力を選択して通過可能とする。まずこれ
までと同様にスタート信号がアクセスされたメモリセル
に転送されると、加算回路110は端子CIから入力さ
れるアクセスされたメモリセルからの画像信号と、AD
変換回路108からの今撮影して画像信号との相加平均
の信号を出力する。もちろんこれは各転送パルスの完全
な同期のもとで行われる。そしてこの相加平均信号はゲ
ート109、111、端子CO、MIを経てアクセスし
たメモリセルに転送される。以上のようにして1フレー
ム分の転送が終了すると、アクセスされたメモリセルに
は1番目の撮影被写体と2番目の撮影被写体とが合成さ
れた画像信号が記憶されることになる。これは何回でも
繰り返して多重露出することができ、その都度和ではな
く相加平均をとっているので露出過度となる虞はない。
また直前に使用したメモリセルだけではなく、押釦17
で所望の番地のメモリセルをアクセスすることによって
更に以前に使用したメモリセルの画像信号と合計するこ
とも可能である。上述のいずれかのモードで撮影され、
未使用のメモリセルの無くなった記憶部2は着脱スライ
ダ203を操作して引き下げることにより撮像部1から
取りはずす。そしてコンバータ3によって記憶部2に記
憶されている画像信号を磁気テープカセットに転送す
る。そのために記憶部2のコネクタ206をコネクタ3
01に接続し、そしてテープカセットホルダ302に装
填して、操作釦303を操作する。そうすれば記憶部2
のメモリセルの画像信号は順次磁気テープに転送され、
それと共に転送されたメモリセルはリセットされて再使
用可能となる。又この再コンバータ3はメモリセルのバ
ックアップ、表示装置201の駆動のために記憶部2に
内蔵された2次電池を充電する。
【発明の効果】請求項1の発明による画像記録装置で
は、画像記録媒体内に、ディジタルの特定信号が記録さ
れる特定信号記録領域を各画像記録領域と対応づけて設
け、各画像記録領域への被写体像記録に対応して、各特
定信号記録領域における特定信号の記録有無の状態を変
化させ、この特定信号の有無を検出することで、対応す
る画像記録領域への被写体像記録の有無を判別し、もっ
て再記録を防止すると共に、次に被写体像記録を行なう
べき、未記録の画像記録領域をサーチできるようにした
ので、記録済の画像記録領域への再記録防止と未記録の
画像記録領域のサーチとを正確かつ迅速に行なうことが
可能となり、このことは途中使用の画像記録媒体を再装
着した場合にも保証される。請求項2の発明による画像
記録装置では、以上に加え、各画像記録領域を番号付
け、未記録の画像記録領域をその番号順にサーチするこ
とで、同番号順に被写体像記録がなされるようにし、こ
の番号順記録は、画像記録媒体を途中使用の状態で一旦
取り外した後、再装着した後も維持されるようになした
ので、被写体像の記録順序と画像記録領域の番号順とに
整合がとれ、記録画像の管理に好都合である。本実施例
によれば、未記録の画像記録領域の間に記録済の画像記
録領域があったとしてもそこは飛ばしてサーチされるこ
とになるため、使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカメラの斜視図。
【図2】同実施例のカメラの斜視図。
【図3】同実施例のカメラを撮像部と記憶部とに分離し
た様子を示す斜視図。
【図4】同実施例のカメラの概略縦断面図。
【図5】同実施例のカメラに使用される固体撮像素子の
内部構造を示す模式図。
【図6】同実施例のカメラの記憶部の一部と全体とを示
す回路図。
【図7】同実施例のカメラの表示装置の表示部を示す正
面図。
【図8】同実施例のカメラの撮像部の回路図。
【図9】同実施例のカメラと関連するコンバータの斜視
図。
【図10】同実施例のカメラの撮影シーケンスを制御す
る主要なパルスのタイムチャート。
【主要部分の符号の説明】
2 画像記録装置 10 撮影レンズ 2 画像記録媒体 MC1〜MC20の4列のシフトレジスタのうち最右端
の各ビット(4ビット)を除く全ビット 画像記録領域 MC1〜MC20の4列のシフトレジスタのうち最右端
の各ビット(4ビット) 特定信号記録領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 藤内 光武 (56)参考文献 特開 昭54−140515(JP,A) 特開 昭53−124935(JP,A) 特開 昭50−109710(JP,A) 特開 昭52−24027(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を形成するための撮影レンズを
    備え、該被写体像が記録される画像記録媒体が着脱可能
    な画像記録装置において、 前記画像記録媒体は、前記被写体像がおのおの1フレー
    ム分記録される複数の画像記録領域と、該各画像記録領
    域毎に対応して設けられディジタルの特定信号が記録さ
    れる複数の特定信号記録領域とを有し、 前記画像記録装置は、装着された前記画像記録媒体の前
    記特定信号記録領域における前記特定信号の記録の有無
    を検出する検出手段と、前記各画像記録領域への前記被
    写体像記録に対応して前記各特定信号記録領域における
    前記特定信号の記録有無の状態を変化させる記録手段
    と、前記被写体像が既に記録されている前記画像記録領
    域への前記被写体像の再記録を前記特定信号検出手段の
    検出結果に基づいて禁止する禁止手段と、前記被写体像
    が未記録の前記画像記録領域のサーチを前記特定信号検
    出手段の検出結果に基づいて行なって該サーチされた該
    画像記録領域に次なる前記被写体像の記録を可能とする
    サーチ手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 被写体像を形成するための撮影レンズを
    備え、該被写体像が記録される画像記録媒体が着脱可能
    な画像記録装置において、 前記画像記録媒体は、前記被写体像がおのおの1フレー
    ム分記録される、番号付けされた複数の画像記録領域
    と、該各画像記録領域毎に対応して設けられディジタル
    の特定信号が記録される複数の特定信号記録領域とを有
    し、 前記画像記録装置は、装着された前記画像記録媒体の前
    記特定信号記録領域における前記特定信号の記録の有無
    を検出する検出手段と、前記各画像記録領域への前記被
    写体像記録に対応して前記各特定信号記録領域における
    前記特定信号の記録有無の状態を変化させる記録手段
    と、前記被写体像が既に記録されている前記画像記録領
    域への前記被写体像の再記録を前記特定信号検出手段の
    検出結果に基づいて禁止する禁止手段と、前記被写体像
    が未記録の前記画像記録領域のサーチを前記特定信号検
    出手投の検出結果に基づき前記番号順に行なって該サー
    チされた該画像記録領域に次なる前記被写体像の記録を
    可能とするサーチ手段とを有し、 前記被写体像が未記録の前記画像記録領域を一部残した
    状態で前記画像記録媒体が一旦取り外されてから再度装
    着されると、前記サーチ手段は、前記被写体像が未記録
    の前記画像記録領域のうち前記番号が最端の領域を前記
    特定信号検出手段の検出結果に基づいてサーチし、該サ
    ーチされた該画像記録領域に次なる前記被写体像の記録
    を可能とし、以後、該最端の番号に続く番号順に前記被
    写体像が未記録の前記画像記録領域への前記被写体像記
    録を可能とすることを特徴とする画像記録装置。
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JPS54136241A (en) * 1978-04-14 1979-10-23 Canon Inc Electronic unit
JPS6051731B2 (ja) * 1978-06-15 1985-11-15 三菱電機株式会社 二段構造ファイル方式

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