JPH07123295B2 - 画像信号選択装置 - Google Patents

画像信号選択装置

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JPH07123295B2
JPH07123295B2 JP4280200A JP28020092A JPH07123295B2 JP H07123295 B2 JPH07123295 B2 JP H07123295B2 JP 4280200 A JP4280200 A JP 4280200A JP 28020092 A JP28020092 A JP 28020092A JP H07123295 B2 JPH07123295 B2 JP H07123295B2
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signal
memory
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terminal
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堅二 豊田
隆男 渡辺
英也 井上
純美 粕谷
裕 市原
章 宮地
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Nippon Kogaku KK
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【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、第1記憶手段に記憶した複数フ
レームの画像信号の中から第2記憶手段に転送する際
に、転送する画像信号を選択する画像信号選択装置に関
する。従来、例えば電子カメラに装着されて、画像信号
を記録する記憶装置は携行性を向上させるために小型化
が志向されている。そのために記憶容量を少なくしてそ
の小型化を図ることが考えられる。この小容量の記憶装
置は、例えば静止画20フレーム分程度であるので、記
憶内容を外部の大容量の記憶装置へ転送して再使用可能
とすることが望ましい。転送の際に電子カメラに装着さ
れる小容量の記憶装置の記憶内容の中から取捨選択し
て、必要な画像信号のみを大容量の記憶装置に転送する
ことがより好ましい。取捨選択する際に特定の画像信号
の転送の要否を指定する操作によって、次に要否を指定
すべき画像信号が特定され、その画像信号を視認できれ
ばさらに便利である。
【0002】本発明の目的は、第1記憶手段に記憶され
た複数フレームの画像信号の中から第2記憶手段へ転送
する画像信号を選択する際に、第1記憶手段の画像信号
の中から転送の要否を指定する画像信号を選択する画像
信号選択装置であって、前記記憶手段の特定の画像信号
の転送の要否を指定する操作によって、特定する画像信
号を次に転送の要否を指定すべき画像信号に切り換える
画像信号選択装置を提供することを目的とする。
【0003】図1及び図2は本発明で用いる電子カメラ
の一実施例の外観を示している。該カメラは被写体像を
静止画像信号に光電変換する撮像部1と、1フレーム分
の静止画像情報を記憶するメモリを20フレーム分具備
した記憶部2とから成っている。これら両部分は図3
(a)及び(b)に示すように分離可能である。撮像部
1の前面には撮影レンズ10が装着され、図4の断面図
に示すように該レンズ10は撮像部1の内部に配設され
た撮像素子11の撮像面に被写体像を結像する。レンズ
10には絞り10aが、撮像素子11の前面には色分解
用のモザイクフィルタ11aが配設されている。さらに
撮像部1にはその前面から後面に貫通して撮影視野を画
定するためのファインダ12が設けられており、図1に
おいてその上面にはスピードライト等の外部光源を取り
付けるための接点13を備えたアクセサリーシュー14
とレリーズ釦15とが設けられている。該レリーズ釦1
5を浅く押下すると給電回路に挿入されて給電スイッチ
がONとなり、給電がなされる。これに伴い測光動作が
行なわれる。レリーズ釦15を深く押下すると、給電ス
イッチはONしたままで、さらに撮影シーケンスが開始
される。撮影シーケンスは一旦開始されると、レリーズ
釦15の押下を途中で解除しても止まることはない。ま
た給電スイッチのONも撮影シーケンスが修了するまで
は保持される。図2において撮像部1の後面は記憶部2
のメモリセルの番地を自動アクセスするモード、手動ア
クセスするモード及び多重露出のモードのうちいずれか
を選択するためのモード選択レバー16と、手動アクセ
スのための押釦17と、今アクセスしているメモリの番
地を表示するための液晶等の7セグメント表示装置18
と、音警告装置を不動作にするスイッチ19とが設けら
れている。さらに撮像部1の側面にはデータ写し込み装
置や被写体像をモニターする電子モニター装置等の外部
アクセサリーを取り付けるための取り付けネジ100
と、該アクセサリー用のコネクタ130とがそれぞれ配
設されている。
【0004】記憶部2の後面には図2に示すように使用
済のメモリの番地を表示するための液晶あるいはエレク
トロクロミック等の表示装置201と、記憶容量(メモ
リセルの全数、すなわち記憶可能なフレーム数)等が印
刷されたラベル202とが設けられている。また側面に
は図3(b)に示すように着脱スライダ203がある。
これを右方向にスライドさせる記憶部2の上面に突出し
た着脱カギ204が同方向にスライドし、撮像部1の対
応する部分にある不図示の固定カギとの係合が外れて記
憶部2は撮像部1より離脱可能となる。記憶部2にはT
溝205が設けられており、着脱時にはこれが撮像部側
の案内部材131と係合し、それを案内する。
【0005】また記憶部2の上面にはコネクタ206、
ピン207が立設されている。コネクタ206は撮像部
1の対応するコネクタ(不図示)に接続されて電気信号
を相互に伝達しあう。ピン207は撮像部1に記憶部2
の記憶容量を機械的に伝達する。図5に撮像部1の撮像
素子11の内部構造を例示する。これはいわゆるインタ
ーライン方式の電荷係合素子(CCD)を用いたCCD
撮像素子で、受光エレメントa1・1 とa1・2 、……、a
1・n 、a2・n 、……a m・1、a m・2、……、am ・ n
m×nのマトリクス状に配設され受光部を構成してい
る。この受光エレメントの総数すなわち画素数は106
個程度が望ましい。これらの受光エレメントの列、例え
ばa1・1 、a2・1 ……、a m・1のそれぞれの両側にはト
ランスファーゲットTG1・1 及びTG2・1 が配設されて
いる。ゲートTG1・1 は端子11Cを介して転送信号φ
TG1 が印加されると各エレメントに蓄積された入射光量
に対応する電荷を縦方向のCCDアナログシフトレジス
タSv1に転送する。一方ゲートTG2・1 は端子11bを
介して転送信号φTG2 が印加と上記電荷をオーバーフロ
ードレインの領域OD1 へ転送する。尚、トランスファ
ーゲートTG2・1 の電気的ポテンシャルは、転送信号φ
TG2 が印加されない場合でも受光エレメント相互間のポ
テンシャルや縦方向シフトレジスタSv1の各ビット間の
ポテンシャルよりも若干低くなっている。従って受光エ
レメントのポテンシャル井戸からあふれた電荷は障壁の
低い方向すなわちオーバーフロードレインOD1 に流れ
込み、ブルーミング現象の発生は防止される。以上のこ
とは他の受光エレメントの列に関しても全く同様であ
る。出力端子11aからはオーバーフロードレインOD
1 、……、ODn に転送された電荷が出力され、入力端
子11bにはトランスファーゲットTG2・1 ……、TG
2・n への転送信号φTG2 が入力され、入力端子11cに
はトランスファーゲートTG1・n への転送信号φTG1
入力される。
【0006】トランスファーゲートTG1・1 、……、T
1・n への転送信号φTG1 によって縦方向シフトレジス
タSv1、……、Svnに転送された電荷は、入力端子11
d、11eを介して入力される縦方向転送パルスφV1
φV2によって順次下方に転送されて横方向シストレジス
タSh の各ビットに送り込まれる。そして入力端子11
f、11gを介して入力される横方向転送パルスφh1
φn2によって右方向に転送され、センスアンプAによっ
て増幅されて端子11hから外部に取り出される。
【0007】図6には記憶部2の回路構成を示す。図6
(a)は1フレーム分のメモリMC1を取り出してその
内部を示したもので、これは、メモリ・マトリクスR
M、アドレス指定回路Ax・Ay、アドレス・カウンタ
Cx・Cy、入力回路IPそして出力回路OPから成る
ランダム・アクセス・メモリを含んでいる。メモリ・マ
トリクスRMは、4ビット・1ワードのメモリセル群を
撮像素子11に含まれる受光エレメントの総数(すなわ
ち全画素数m×n個)に1を加えた数だけ備えている。
すなわち(m×n+1)ワード×4ビット構成である。
この1ワードのデジタル信号で1画素の階調表現を行な
う。4ビットで表現できる情報量は、2進法で0000
〜1111の16段階であるが、このうち11段階を階
調表現に用い、残りの5段階例えば1111、111
0、1101、1011、0111を1フレーム分の画
像信号のスタート位置を示す情報として用いる。以後こ
の4ビットの情報をスタート信号と呼ぶ。このような5
種類のスタート信号を用意すると、4ビットのうちの1
つにノイズが入って本来1111であるべきところがど
れが1つが0となっても支障がないようになる。従って
0000、0001、0010、0100、1000の
5種類をスタート信号として採用しても同様のことが言
える。1ワードのメモリセル群は、そのアドレスをX方
向アドレス指定回路Axとy方向アドレス指定回路で指
定されることにより、入力回路IPを介して入力端子M
C1g〜MC1jに、また出力回路OPを介して出力端
子MC1a〜MC1dにアクセスされる。指定回路A
x、Ayのアドレスはそれぞれx方向アドレス・カウン
タCx、y方向アドレス・カウンタCyによって与えら
れる。すなわちこれらのカウンタは直列に接続され、端
子MC1fからのカウンタCxに入力されるクロックパ
ルスφCTを計数するこのカウンタはx=0、y=0から
出発し、y=0の行のメモリをアクセスし終わるとxは
0に戻り、ケタ上げによってy=1となり、この行のメ
モリのアクセスを始める。このようにしてメモリ・マト
リクスRM内のすべてのメモリをアクセスし終わると、
再びx=0、y=0に戻るように構成されている。
【0008】クロックパルスφCTに同期して順次スター
ト信号、引き続いて画像信号が入力端子MC1g〜MC
1jに送られる。まずクロックパルスφCTがHレベルに
なると入力回路IPが開く。と同時にそれを介してスタ
ート信号が入力され、パルスが入力する前からアクセス
されているアドレス(x=0、y=0)のメモリセルに
記憶される。続いてHレベルのパルスが立下がるとカウ
ンタCxはカウントアップし、次のアドレス(x=1、
y=0)のメモリがアクセスされる。そしてパルスがL
レベルになると出力回路OPが開く。次にパルスがHレ
ベルになると入力回路IPが開き、最初の画像信号が入
力され、アクセスされたアドレス(x=1、y=0)に
記憶される。
【0009】以上の動作を繰り返して最後のアドレス
(x=m、x=n)のメモリに最後の画像信号が記憶さ
れ、パルスが立下がると最初のアドレス(x=0、y=
0)のメモリが再びアクセスされる。そしてクロックパ
ルスがLレベルになると出力回路OPが開き、そこに記
憶されているスタート信号がMC1a〜MC1dに出力
されるのでこれを検出して端子MC1fからのクロック
パルスφCTを停止すれば1フレーム分の画像信号がメモ
リ・マトリクスRMに格納されたことになる。出力端子
MC1a〜MC1dには検出回路DCが接続されてお
り、出力に5種類のスタート信号のうちいずれか1つが
現れたらばこれを検出してメモリMC1に画像信号が転
送されたことすなわちメモリMC1が使用済になったこ
とを示す出力信号を出力端子MC1kに出力する。
【0010】リセット端子MC1eは、スタート信号が
アクセスされている時に該端子へリセット信号を送るこ
とにより該スタート信号をリセットするためにある。詳
しくは後述するがこの機能は撮影に失敗した番地のフレ
ームを再使用したり、多重露出をする際に用いる。以上
示したような1フレーム分のメモリMCが複数個集まっ
て記憶部2の回路システム2aができるわけだが、その
構成の一例を図6(b)に示す。図6(a)に示したよ
うなメモリMC1が20個(MC1〜MC20)配設さ
れ、これらの入出力端子は検出回路DCの出力端子MC
1k〜MC20kを除き、全てアドレス設定回路ASに
接続されている。アドレス設定回路ASにはアドレス入
力端子MA、出力端子MO、入力端子M1、転送クロッ
クパルスφCTの入力端子MT及びリセット端子MRが配
設されている。アドレス入力端子MAにあるメモリの番
地の信号φA が入力されると、例えば1番地のメモリを
選択するような信号が入力されると1番地のメモリMC
1の出力端子MC1a〜MC1dが出力端子MOに、メ
モリの入力端子MC1g〜MC1jが入力端子MIに、
メモリのクロック端子MC1fが端子MTに、メモリの
リセット端子MC1eが端子MRにそれぞれ選択的に接
続され、1番地のメモリMC1がアクセスされることに
なる。
【0011】一方、検出回路DCの出力端子MC1k〜
MC20kは全て表示回路DPに接続され、該回路DP
の出力でスタート信号が出力されているメモリすなわち
使用済のメモリを表示する表示装置201を駆動する。
この装置201は液晶あるいはエレクトロクロミック等
の電気光学素子を含み、図7に示すような外観を有す
る。この例では「20フレーム」の記憶容量を持つ記憶
部の表示装置であり、20個の液晶あるいはエレクトロ
クロミックのセグメントが並んでいる。このうちの使用
済のメモリに相応するセグメントが検出回路DCの出力
信号を受けて着色する。この例では1〜6、8〜10の
各番地のメモリMC1〜MC6、MC8〜MC10が使
用済ということである。
【0012】図8は撮像部1の回路システム1aを示
す。図5に示すような撮像素子11は、そのオーバーフ
ロードレインの出力端子11aが光電流増幅器を含む測
光回路102の入力端子に接続されている。該測光回路
の出力は記憶演算回路103の入力端子に接続され、該
回路103は測光回路102の出力に基づき適正露出を
与える露出時間値と絞り値を算出する。制御パルス発生
回路101は撮影シーケンスを司どる各種のパルスを発
生するが、回路103はその端子101cから信号φ
101Cを受けると測光回路102の出力信号を記憶する。
記憶演算回路103は3つの出力端子を有し、該回路1
03の第1の出力は第1の端子を介して表示回路106
に入力され、該回路106の出力はファインダ内に設け
られたLED、液晶等の表示素子を含む表示装置107
を駆動し、露出時間や絞り値等の表示を行なう。演算回
路103の第2の出力は第2の端子を介して絞り制御回
路105に入力し、該回路105の出力は撮影レンズの
絞り10aを制御する。また回路103の第3の出力は
第3の端子を介して計時回路104に入力し、該回路1
04はパルス発生回路101の出力端子101aからの
信号φ101aを受け、その時点から回路103の出力に相
応した時間後に、露出終了信号をパルス発生回路101
の入力端子101bに送り込む。
【0013】撮像素子11の各入力端子11b〜11g
はパルス発生回路101の各出力端子101d〜101
iにそれぞれ接続され、撮像素子11を駆動するための
前記各種制御パルスφTG2 、φTG1 、φV1、φV2、φh1
及びφh2を受け取る。撮像素子11の出力端子11hは
AD変換回路108に接続され、ここで各画素(各受光
エレメント)の光強度に応じたアナログ信号は4ビット
のデジタル信号に変換され、選択ゲート109に送り込
まれる。多重露出時に用いられる加算回路110は、A
D変換回路108の出力の記憶部2から入力端子CIを
介して入力される画像信号とを加算して2で割る。すな
わち両者の相加平均をとってその信号を選択ゲート10
9に加える。スイッチ16dは図2のモード選択レバー
16に連動して開閉し、レバー16がMUL(多重露
出)の位置にある時にONとなって加算回路110を動
作状態となし、他の場合にはOFFとなって加算回路1
10を不動作状態にする。スイッチ16cは同じくレバ
ー16に連動して開閉し、レバー16がMULの位置に
ある時にONとなり、選択ゲート109を加算回路11
0の出力は通過させ、AD変換回路108の出力は阻止
する状態にする。またスイッチ16cはレバー16が他
の位置にある時にはOFFとなり、ゲート109を先程
とは逆にAD変換回路108の出力は通過させ、加算回
路110の出力は阻止する状態にする。選択ゲート10
9の出力信号の別の選択ゲート111に送られる。この
選択ゲート111には前述のスタート信号を発生するス
タート信号発生回路112の出力端子も接続されている
該ゲート111は制御パルス発生回路101の出力端子
101kからの信号φ101kにより、選択ゲート109の
出力とスタート信号発生回路112の出力のいずれかを
選択して出力端子COを介して記憶部2に出力する。検
出回路113は記憶部2の出力端子MOから入力端子C
Iを介して入力される信号かスタート信号であるか否か
を判別し、その結果の信号を制御パルス発生回路101
の入力端子101Jに送り込む。
【0014】アドレスカウンタ114の内容は5ビット
の出力端子CAを介して記憶部2のアドレス設定回路A
Sに送られ指定される番地のメモリセルをアクセスす
る。一方で該カウンタ114の出力は表示回路117を
介して前述の表示装置18を駆動させ、アクセスしてい
るメモリセルの番地を表示させる。スイッチ16aは図
2のモード選択レバー16に連動して、該レバー16が
A(自動アクセス)にある時には図8の端子Aと、MA
N(手動アクセス)あるいはMULの位置にある時には
図8の端子Mと接続される。手動アドレス設定回路11
5はスイッチ16aが端子Mの位置にある時に押釦スイ
ッチ17aがONする度に1つずつパルスを出し、アド
レスカウンタ114の内容を1つずつ変えていく。スイ
ッチ16aを端子Aの位置に切り換えた場合にはアドレ
スカウンタ114はその入力端子114aを介して制御
パルス発生回路101の出力端子101iに接続され、
該回路101からのクロックパルスを計数する。スイッ
チ16bはモード選択レバー16に連動して該レバーが
Aにある時はOFF、他の場所にある時はONとなり、
入力端子101nを介して制御パルス発生回路101に
選択されたモードが自動アクセスが否かを知らせる。ワ
ンショットマルチバイブレーター116はレリーズ釦1
5を押すことによりスイッチ15aがONになると単一
のパルスφS を発生し、入力端子101pを介して回路
101に撮影シーケンスをスタートさせる信号を送り込
む。出力端子101qは記憶部用の転送パルスφCTを出
力端子CTを介して記憶部2に送る。出力端子101r
は記憶部2へ送るリセットパルスを出力端子CRを介し
て記憶部2の入力端子MRに送る。出力端子101sは
撮影シーケンスが進行中か否かを示す信号φbusyを出力
する。該信号φbusyは駆動回路118を介して発音体1
19に警告音を出させ、表示回路120を介してLED
等の警告表示装置121を点灯させ、そして駆動回路1
22を介して電磁石123を働かせて図示なき安全装置
により撮影シーケンスを途中に記憶部2を撮像部1から
離脱することを不可能にする。出力端子101sと駆動
回路118との間にOFFにすることにより警告音を発
せられなくするスイッチ19(図2参照)が挿入されて
いる。出力端子101mは回路117、118に接続さ
れており、記憶部2のメモリが全て使用済で、空きがな
い場合に継続信号を出し、表示装置18を点滅させ、発
音体119を断続発音させて、記憶部2に未使用のメモ
リセルが無いことを表示する。出力端子101aの出力
は同調信号として接点13(図2参照)を介してスピー
ドライト等に送られる。入力端子101tに接続された
切換スイッチ124は記憶部2の上面に立設されたピン
207(図3(b)参照)の突出量に応じて切り換えら
れ、記憶部2の記憶容量を回路101に伝える。また記
憶部2を撮像部1から取りはずすとスイッチ124がカ
ウンタ114のリセット端子114rに接続され、該カ
ウンタ114の内容をリセットする。
【0015】図9は本発明のコンバータおよびモニタの
外観を示す斜視図である。図9において、記憶部2に記
憶された画像信号を磁気テープカセットに転送するコン
バータ3と該画像信号を画像化するモニター4とが示さ
れている。該コンバータ3にはコネクタ205と接続さ
れるコネクタ301と、磁気テープカセットが装填され
るカセットホルダ302と、操作キー・ボード303と
が設けられている。次に本実施例の動作について説明す
る。まず図2において記憶部2を撮像部1に装着する。
これにより記憶部2のコネクタ206が撮像部1のコネ
クタ(不図示)と接続し、図6(b)に示した端子M
A、MO、MI、MT、MRが図8の端子CA、CI、
CO、CT、CRにそれぞれ接続される。今、撮像部1
のモード選択レバー16を自動アクセスAの位置に、ス
イッチ19をONしたとする。すると図8におけるスイ
ッチ16aが端子Aと接続され、スイッチ16b、16
c、16dはそれぞれOFFの状態となる。この状態で
撮影レンズ10を被写体に向け、構図を決めて焦点を合
わせる。そしてレリーズ釦15を深く押下すると図8の
スイッチ15aがONとなり、ワンショットマルチバイ
ブレータ116から図10(a)のタイムチャートに示
した単一のパルスφS が制御パルス発生回路101の入
力端101pに発せられる。それを受けた回路101は
出力端子101iより図10に示したタイミングでパル
スφA を発する。このパルスφA はスイッチ16aを介
してアドレスカウンタ114の入力となる。該カウンタ
114は撮像部1から記憶部2を取りはずした時にリセ
ットされている。
【0016】従ってパルスφA が1つ入る毎にカウンタ
の内容は1から1つずつ進む。これにより該カウンタ1
14は端子CA、MAを介して記憶部2内のメモリを順
次アクセスする。即ちカウンタ114が端子101iか
らの最初のパルスを計数すると、先ず第1のメモリMC
1をアクセスし、次いで第2番目のパルスを計数すると
第2のメモリMC2をアクセスし、以下同様にパルスの
計数毎に最後のパルスモータMC20までアクセスす
る。検出回路113はカウンタ114によってアクセス
されたメモリの出力信号を端子MO、CIを経て受け、
これがスタート信号である場合はLレベル、そうでない
場合はHレベルの信号φ113 を入力端子101jに送
る。通常新たに装着された記憶部2は全てのメモリが未
使用である場合がほとんどなので、信号φ113 は第1の
メモリMC1をアクセスして直ちにHレベルになる。従
って第1のメモリMC1が撮影用にアクセスされ、第1
のメモリの番地すなわち「1」が表示装置に現われる。
ところがいくつかのメモリ、例えば第1番目から第3番
目までのメモリMC1〜MC3か使用済であったとする
と、回路101は検出回路113の出力φ113 がLレベ
ルである間、パルスφAをカウンタ114に送り続け
る。このようにして1つずつアドレスを進めて行き、未
使用のメモリ、この場合第4番目のメモリMC4に行き
当たると出力φ113が図10(b)に示すタイミングで
Hレベルとなり、パルスφA の出力が止まる。そしてそ
の時のメモリが撮影用としてアクセスされ、そのメモリ
の番地が表示装置18に表示される。以上述べた過程を
アドレスサーチと呼ぶ。回路101はピン207、切換
えスイッチ124によって伝えられたフレーム数だけア
ドレスパルスφA を発しても回路113の出力がHレベ
ルとならない場合は記憶部2の中の各メモリが全て使用
済であることを検知する。そうすると該回路101は端
子101mから断続信号を発して表示装置18を点滅さ
せ、発音体119に断続音を出させると共に撮影シーケ
ンスを停止する。これにより撮影者は未使用のメモリが
無いことを知る。この一連の警告動作は撮像部1に記憶
部2を装着せずにレリーズ釦を押圧した時にも行なわれ
る。これは回路101が記憶部2の未装着をスイッチ1
24の開放によって検知することによる。この未装着に
よる警告は、記憶部が撮像部の内部に装填され、記憶部
の存在が外部から視認できない形式の場合にとくに有効
である。
【0017】未使用のメモリがアクセスされると回路1
13の出力φ113 がHレベルとなり、パルスφA が停止
する。図10(e)に示したように端子101dの出力
φTG 2 はレリーズ釦15を浅く押下することによる給電
開始に伴いHレベルとなり、図5に示した撮像素子11
のトランスファーゲートTG2・1 〜TG2・n を開の状態
にしておく。従って受光エレメントa1・1 、…、a
m ・ n に照射された光の強度に応じて発生した電荷が各
エレメントに蓄積することなくオーバーフロードレイン
OD1 〜ODn 、出力端子11aを介して常に光電流と
して取り出され、測光回路102によって増幅、対数変
換、AD変換等の処理を施された記憶演算回路103に
加えられる。記憶部2の未使用のメモリのアクセスが終
わると回路113の出力φ113 に応じて端子101cの
出力φ101Cは図10(d)に示すタイミングでLレベル
からHレベルに変化する。この出力φ101CがHレベルの
間、測光回路102の出力は回路103に記憶される。
該回路103では記憶された光強度の値から適正な露出
(電荷蓄積量)が得られるような絞り値と電荷蓄積時間
すなわち露出時間が算出される。該適正絞り値の情報は
絞り制御回路105に送られ、公知の方法により絞り1
0aを制御する。また該適正絞り値、適正電荷蓄積時間
の両情報は表示回路106にも送られ、表示素子107
によりファインダ内表示がなされる。さらに適正電荷蓄
積時間の情報は計時回路104にも送られる。その直
後、端子101dの出力φTG2 が図10(e)に示すタ
イミングでHレベルからLレベルに変化し、トランスフ
ァーゲートTG2・1 〜TG2・n が閉じられる。と同時に
撮像素子の受光エレメントa1・1 、…、am ・ n に露光
量に応じた電荷の蓄積が開始されると共に端子101a
に信号φTG2 と同様の信号φ10 1a(図10(e)参照)
が現われる。計時回路104は該信号φ101aを受けて、
その出力φ104 を図10(f)に示すようにLレベルか
らHレベルに変化させ計時をスタートする。そして前記
適正電荷蓄積時間が経過すると出力φ104 はHレベルか
らLレベルに変化する。これを端子101bを介して受
けた回路101は出力端子101eにより図10(g)
に示すようなパルスφTG1 を出力し、撮像素子11のト
ランスファーゲートTG1・1 〜TG1・n を一瞬の間開
く。それにより受光エレメントa1・1 、…、am ・ n
蓄積された電荷が縦方向シフトレジスタSv1〜Svnに移
る。これで露光が終わったことになる。電荷蓄積時間す
なわち露出時間は出力φTG2 がHレベルからLレベルに
変化することによるトランスファーゲートTG2・1 〜T
2・n の閉成からパルスφTG1 が出されることによるト
ランスファーゲートTG1・1 〜TG1・n の開放までの時
間である。
【0018】以上のようにして露出が終わると、次に端
子101kから選択ゲート111に図10(h)に示す
タイミングで信号φ101kが発せられる。該ゲート111
は端子101からの出力がHレベルなのでスタート信号
発生回路112からの出力(スタート信号)を選択して
出力端子COに出力する。これに同期して端子101q
により端子CT、MTを介して記憶部2に図10(m)
に示すような転送パルスφCTが送られ、スタート信号が
入力端子MIを介してアクセスしているメモリに送り込
まれる。続いて出力端子101fと101gより図5の
撮像素子11の入力端子11d、11eに図10
(i)、(j)に示すタイミングでそれぞれ縦方向転送
パルスφV1及びV2が、出力端子101hと101iより
入力端子11f、11gに図10(k)、(l)に示す
タイミングでそれぞれ横方向転送パルスφh1及びφh2
送られる。これにより各受光エレメントの画像信号が出
力端子11hから時系列的に出力される。この信号はA
D変換回路108でディジタル信号に変換され、選択ゲ
ート109に加えられる。該ゲート109はスイッチ1
6cがOFFとなっているので回路108からの画像信
号を通過させる。選択ゲート111も端子101kから
の出力がLレベルになるのでゲート109からの画像信
号を通過させ、出力端子COから記憶部2の入力端子M
Iに加えられる。更に前述の転送パルスφV1、φV2、φ
h1、φh2に同期して発せられる転送パルスφ CTにより画
像信号は前記、スタート信号の後に連ってアクセスして
いるメモリのメモリ・マトリクス内に順次転送されて行
く。1フレーム分の画像信号を転送し終わるとスタート
信号が記憶部2の出力端子MOに出てくるので、これが
撮像部1の入力端子CIを介して検出回路113に加え
られる。回路113はこれを検出して前述の各転送パル
スφV1、φV2、φh1、φh2、φCTを停止する。これで1
フレーム分の撮影シーケンスが完了する。以後レリーズ
釦15を深く押下げする度に未使用のメモリが無くなる
まで上述の撮影シーケンスを繰り返すことができる。
【0019】尚、以上の撮影シーケンス途中、すなわち
レリーズ釦15の押圧からアドレスサーチ、露出、転送
完了までの間においては、出力端子101sから図10
(n)に示す信号φbusyが発せられる。該信号φbusy
発音体119、表示装置121を駆動して撮影シーケン
ス途中であることの警告を行うと共に、電磁石123を
励磁させることにより図示なき安全装置を働かせ、映像
信号の記憶部2への転送が完了する前に撮像部1から記
憶部2を分離することを不可能とする。次にモード選択
レバー16で手動アクセス(MAN)を選択した場合に
ついて説明する。
【0020】この場合は手動で所望の番地のメモリをア
クセスすることができる。図2に示したレバー16をM
ANの位置にすると図8にスイッチ16aが端子M接続
され、スイッチ16bがONになるが、スイッチ16
c、16dはOFFのままである。この状態で押釦17
を押すと常開スイッチ17aがONし、押す度に手動ア
ドレス設定回路115から1つずつパルスが発せられ、
それによりアドレスカウンタ114の内容が直前に撮影
して画像信号が転送されたメモリセルの番地から1つず
つ進んで行く。従って表示装置201を見て所望の番地
のメモリを決め、表示装置18に所望番地が現われるま
で押釦17を操作すれば良い。もちろん直前に使用され
たメモリを所望する場合は押釦17を押す必要はない。
この手動アクセスを完了してからレリーズ釦15を押す
と前述のアドレスサーチの過程は無くその代わりにリセ
ットパルスが端子101rから端子CR、MRを介して
メモリに出され、アクセスしたメモリが使用済の場合に
メモリの出力に出ているスタート信号の4ビット分をリ
セットする。従ってアクセスしたメモリは使用済、未使
用に拘わらず検出回路113の出力がHレベルになるの
で使用可能となる。以後のシーケンスはレバー16がA
にある場合と同様でアクセスしたメモリにスタート信
号、画像信号が転送される。従って手動アクセスモード
によれば、撮影に失敗してもレバー16をMANに合わ
せ、再びレリーズ釦を深く押下げしさえすればメモリ内
に転送された失敗の画像信号は新たに撮影された画像信
号に入れ換わるのでメモリを無駄なく使用できる。また
押釦17を操作すれば所望のメモリを例えばMC1、M
C3、MC5、………といった具合に使用することがで
きる。尚、手動アクセスはサイクリックに行なわれる。
すなわち最後の番地のメモリ(MC20)がアクセスさ
れた後に、押釦17を押圧すると最初のメモリ(MC
1)がアクセスされる。例えば、これはカウンタ114
がプログラマブルカウンタであって、その不図示のプロ
グラム入力端子にスイッチ124とピン207とによる
記憶部2の記憶容量がディジタル化されて入力されてお
り、メモリの全数を計数するとカウンタの内容をリセッ
トすることによる。
【0021】次にレバー16で多重露出のモートを選択
した場合について説明する。先ず前述の2つのモードの
いずれかで撮影シーケンスを終えた後にレバー16をM
ULの位置にする。そうするとスイッチ16aは端子M
に接続し、スイッチ16b、16c、16dは全てON
となる。これからレリーズ釦15を押しても前述の手動
アクセスモードの場合と同様にアドレスサーチの過程は
無く、直前に撮影して画像信号を転送したメモリセルが
アクセスされたままになっている。そこで手動アクセス
モードの時と同様に端子101rからリセットパルスが
出力され、アクセスされたままのメモリのスタート信号
をリセットする。次に前述の電荷蓄積(露出)過程を経
て、転送過程に移るわけだが、ここでスイッチ16cが
ONになっているので選択ゲート109はスイッチ16
dのONにより作動状態となった加算回路110の出力
を選択して通過可能とする。まずこれまでと同様にスタ
ート信号がアクセスされたメモリに転送されると、加算
回路110は端子CIから入力されるアクセスされたメ
モリセルからの画像信号と、AD変換回路108からの
今撮影した画像信号との相加平均の信号を出力する。も
ちろんこれは各転送パルスの完全な同期のもとで行われ
る。そしてこの相加平均信号はゲート109、111、
端子CO、MIを経てアクセスしたメモリに転送され
る。以上のようにして1フレーム分の転送が終了する
と、アクセスされたメモリには1番目の撮影被写体と2
番目の撮影被写体とが合成された画像信号が記憶される
ことになる。これは何回でも繰り返して多重露出をする
ことができ、その都度和ではなく相加平均をとっている
ので露出過度となる虞はない。また直前に使用したメモ
リだけではなく押釦17で所望の番地のメモリをアクセ
スすることによって更に以前に使用したメモリの画像信
号と合成することも可能である。
【0022】上述のいずれかのモードで撮影され、未使
用のメモリの無くなった記憶部2は着脱スライダ203
を操作して引き下げることにより撮像部1から取りはず
す。そしてコンバータ3によって記憶部2に記憶されて
いる画像信号を磁気テープカセットに転送する。そのた
めに記憶部2のコネクタ206をコネクタ301に接続
し、そしてテープカセットをカセットホルダ302に装
填して、操作キー・ボード303を操作する。そうすれ
ば記憶部2のメモリの画像信号は順次磁気テープに転送
され、それと共に転送されたメモリはリセットされて再
使用可能となる。又この際コンバータ3はメモリのバッ
クアップ、表示装置201の駆動のために記憶部2に内
蔵された2次電池を充電する。
【0023】以下に撮像部1と記憶部2とコンバータ3
とから成る電子カメラシステムの電源供給システムにつ
いて詳しく説明する。図11(a)に撮像部1に内蔵さ
れたマンガン乾電池等の電源電池E1が、図11(b)
に記憶部2に内蔵された酸化銀2次電池等の充電式電源
電池E2がそれぞれ破断図で示されている。図11に示
すごとく撮像部1と記憶部2とを分離している状態で
は、撮像部1は電池E1から、記憶部2は電池E2から
それぞれ電源供給を受けているが、撮像部1に記憶部2
を装着した状態では、記憶部2は電池E1から電源供給
を受ける。これにより電気容量の小さな電池E2が消耗
するのを最小限に抑えることができる。
【0024】図12にそのための電源回路システムを示
す。図12で明らかなように撮像部1に記憶部2を装着
した状態では、撮像部1と記憶部2とのバックアップ用
端子CB、MBが接続している。そのため電池E1は、
撮像部1の回路システム1a(図8参照)に給電を行な
うと共に、バックアップ用端子CB、MBを介してメモ
リMCとその周辺回路とから成るメモリ回路システム2
a(図6参照)への給電を行なう。そしてこの時Pチャ
ンネル・エンハンスメント・MOSFETQ1は、ゲー
トに高レベルの電圧が印加されているためにOFFにな
っており、電池E2から回路システム2aへの給電路は
断たれている。
【0025】もしこの時電池E1が消耗しており、その
端子間電圧がメモリMCの記憶内容を保持するのに十分
でない時は、FETQ1のゲート電圧が高くならないた
めにFETQ1はONとなり、電池E2からメモリ回路
システム2aへの給電が行なわれる。ここでダイオード
D1は、電池E1の電圧が低い時に電池E2からの電流
が撮像部1へ流れ込むのを阻止するためにあり、コンデ
ンサC1は、負荷変動に伴う電池E1の電圧変動を吸収
すると共に、事故で極く短い時間メモリ回路システム2
aへの給電が断たれてもメモリMCの内容が揮発しない
よう給電電圧を保持する働きを持つ。
【0026】撮像部1から記憶部2を取りはずすと端子
CBとMBとの接続が切り離される。従ってFETQ1
は、ゲート電圧の下降によりONとなり、電池E2は電
池E1に代わって回路システム2aへの給電を行なう。
電圧検知回路VDは、電池E2の電圧を常に検出してお
り、該電圧が第1のレベルまで降下すると図6に示した
検出回路DPに断続信号を送り、表示装置201を点滅
させる。これにより電池E2の電圧が降下しはじめたこ
とを警告する。また回路VDは、電池E2の電圧がさら
に降下し第2のレベルに達すると発音装置SDに作動信
号を送り、警告音を発生させる。これにより電池E2の
電圧がメモリMCの内容を保持するのに最低必要な下限
電圧に近づいてきたことを警告する。さらに電圧検知回
路VDは、電圧検出用端MVに電池E2の電圧が十分で
ある時のみ充電完了信号を出力する。また電池E2の両
端にはこれを充電するための充電用端子MCが接続され
ている。
【0027】図13は、コンバータ3の回路システムを
示している。画像信号転送のために記憶部2を撮像部1
から取りはずし、記憶部2のコネクタ206をコンバー
タ3のコネクタ301に接続すると、記憶部2の図6
(b)における各端子MA、MO、MT、MRと、図1
3における各端子MB、MC、MVのそれぞれが、コン
バータ3の端子CvA、CvI、CvT、CvR、Cv
B、CvC、CvVにそれぞれ接続される。この接続が
完了すると、自動的にコンバータ3の電源部304から
端子CvC、MCを介して電池E2へ充電電流が供給さ
れて充電が開始される。それと共に電源部304は、端
子CvB、MBを介して回路システム2aのバックアッ
プを行う。従ってこの時FETQ1は、OFFとなり端
子MCからの充電電流が回路システム2aに流れ込むこ
とを防ぐ。
【0028】図14にこの電源部304の内部構造を示
す。交流入力ACをトランスTRで降圧し、全波整流器
BR1、BR2、BR3で整流する。整流器BR1の出
力は、コンデンサC2によって平滑化され、コンバータ
3の各回路へ供給される。整流器BR2の出力は、コン
デンサC3で平滑化され、バックアップ用端子CvBに
送られ、整流器BR3の出力は、電流制限用抵抗Rを経
て充電用端子CvCへ送られる。
【0029】記憶部2に大容量の2次電池を内蔵し、こ
れで回路システム1aの給電も行なうようにしても良
い。この場合、撮像部1と記憶部2とを装着した時の給
電回路システムは、図12における電池E1を除去し、
端子CBを記憶部2の端子MCに接続した状態になる。
またその場合、FETQ1、そのゲートに接続された2
つの抵抗、ダイオードD1は不要なので取り除かれ、F
ETQ1のソース・ドレインそしてダイオードD1のア
ノード・カソードのそれぞれに接続されていたラインは
短絡される。
【0030】さて、図13に戻って記憶部2から磁気テ
ープ305へ画像信号を転送するためのコンバータ3の
動作について詳しく説明する。転送のためにコンバータ
3は、3つの動作モードすなわち検索モード(本発明の
モード)、自動転送モード、そして手動転送モードが適
宜選択される。検索モードは、画像の転送に先だち記憶
部2のメモリに格納された画像信号を取捨選択するモー
ドであり、自動転送モードは、検索モードで選択された
画像信号を順次自動的にテープに転送するモードであ
り、そして手動転送モードは、検索モードで選択された
画像信号を任意の順序でテープに転送するモードであ
る。
【0031】まず本発明すなわち検索モードの動作につ
いて説明する。コンバータ3のカセット・ホルダ302
に磁気テープ305を装填して、キー・ボード303の
検索モード用キーを押圧する。そうするとキー・ボード
303から制御パルス発生回路306へ信号が発せら
れ、回路306に検索モードが選択されたことを伝え
る。回路306は、これに応じてアドレス・カウンタ3
07へパルスを送る。するとパルスが1つ入る毎にカウ
ンタ内容は1から1つずつ進む。これにより該カウンタ
307は端子CvA、MAを介して記憶部2内のメモリ
を順次アクセスする。即ちカウンタ307が回路306
からの最初のパルスを計数すると、先ず第1のメモリM
C1をアクセスし、次いで第2番目のパルスを計数する
と第2のメモリMC2をアクセスし、以下同様にパルス
の計数毎に最後のメモリMC20までアクセスする。ス
タート信号検出回路308はカウンタ307によってア
クセスされたメモリの出力信号を端子MO、CvIを経
て受け、これがスタート信号である場合はHレベル、そ
うでない場合はLレベルの信号を回路306に送る。通
常新たに装着された記憶部2は全てのメモリが使用済で
ある場合がほとんどなので検出回路308の信号は第1
のメモリMC1をアクセスして直ちにHレベルになる。
従って第1のメモリMC1がアクセスされる。
【0032】それから制御パルス発生回路306は転送
パルスを端子CvT、MTを介して記憶部2のアクセス
されたメモリMC1に送る。従ってメモリMC1に格納
されている画号が続出される。この時転送パルスは、1
/30秒に1フレームの周期で繰り返し送られており、
そのため画像信号は、連続的に端子MO、CvIを介し
て信号合成回路309に送り込まれる。回路309には
この画像信号と共に、アドレス・カウンタ307からア
クセスしているメモリのアドレスを示すインデックス信
号が入力される。回路309は、画像信号とインデック
ス信号とを合成して選択ゲート310に送る。この時ゲ
ート310は、パルス発生回路306からの制御信号に
よって信号合成回路309からの入力をDA変換回路3
11に送出するように設定されている。従って回路30
9から送出された画像信号とインデックス信号との合成
信号は、DA変換回路311を介してNTSC変換回路
31に送られる。該回路312は、合成信号をNTSC
方式に変換し、出力端子を介して図9に示したモニター
4へ送る。モニター4ではメモリMC1に格納された画
像信号が画像化されると共に、その画像上にメモリMC
1のアドレスすなわち「1」が挿入表示される。
【0033】そしてこの画像を転送するつもりならキー
・ボード303の転送用キーを押圧し、転送するつもり
がないのならリセット用キーを押圧する。転送用キーを
押圧するとキー・ボード303から制御パルス発生回路
306へその旨を伝える信号が送られる。回路306
は、これを受けたアドレス・カウンタ307にパルスを
送り、次の使用済メモリをアクセスし、上述の動作と同
様にそのメモリに格納された画像信号とそのメモリのア
ドレスをモニター4で画像化する。リセット用キーを押
圧した場合は、キー・ボート303から制御パルス発生
回路306へその旨を伝える信号が送られる。これに応
じて回路306は、リセット・パルスを端子CvR、M
Rを介してメモリMC1に送り、メモリMC1に格納さ
れたスタート信号をリセットする。それからアドレス・
カウンタ307にパルスを送り、次の使用済メモリをア
クセスしてモニター4で画像化する。
【0034】以上の操作を使用済メモリの全てにわたっ
て行うと、検索作業の完了を示す信号が回路306から
表示装置313に送られ、その旨を表示させる。その判
断のために必要な記憶部2の記憶容量すなわち全メモリ
数の情報は、図示はしていないが、記憶部2に植設され
たピン207の突出量を図8に示したスイッチ124と
同様な手段で検出し、回路306に伝えることによって
得ている。以上が本発明の動作である。
【0035】次に自動転送モードを選択した場合のコン
バータ3の動作について説明する。キー・ボード303
の自動転送モード用キーを押圧すると、ボード303か
ら信号が制御パルス発生回路306に送られ、そのモー
ドが選択されたことを伝える。回路306は、これを受
けてアドレス・カウンタ307へパルスを送り、スター
ト信号がリセットされていない最初のメモリ、例えばM
S1をアクセスすると共に、転送パルスをCvT、MT
を介してメモリMC1へ送り、メモリMC1に格納され
た画像信号を信号合成回路309へ送る。該回路309
は、アドレス・カウンタ307からのインデックス信号
と画像信号とを合成して、選択ゲート310に送る。こ
の時該ゲート310は、制御パルス発生回路306から
の制御信号により出力をバッファ・メモリ314に送る
ように設定されている。したがって処理回路309から
の合成信号は、バッファ・メモリ314に送られる。メ
モリ314には制御パルス発生回路306からの書込用
制御信号が送られ、合成信号がそこに書込まれる。該書
込用制御信号は、記憶部2への転送パルスと同期して発
せられる。この書込が完了すると、制御パルス発生回路
306は、バッファ・メモリ314に読出用の制御信号
を1/30秒に1フレームの周期で繰り返し送る。これ
によりバッファ・メモリ314に格納された合成信号
は、DA変換回路311、NTSC変換回路312を経
て、モニタ4に送られる。モニタ4にはメモリMC1の
画像信号に「1」を挿入した画像が表れる。
【0036】バッファ・メモリへの合成信号の書込が完
了した時点で、回路306はゲート310に制御信号を
送り、合成回路309の出力が記録回路315へ送られ
るように切換えると共に、メモリMC1への転送パルス
の送出を停止する。記録回路315はデジタルの入力信
号に周波数変調、増幅等を施して、記録用マルチ・ヘッ
ド315aへ送る。それと同時にパルス発生回路306
は、モータ駆動回路316へ起動信号を送り、モータ3
17を駆動させる。そしてモータ317の回転が定常状
態になると、モータの回転がテープに伝達され、テープ
が回転しはじめる。それと共にパルス発生回路306か
ら比較的長い周期の転送パルスがモータ駆動回路316
と端子CvTへ送られる。従ってメモリMC1の画像信
号が比較的遅い速度で読出され、信号合成回路309、
選択ゲート310、記憶回路315、そして記録用マル
チヘッド315a(ヘッドは4チャンネル分あるが簡単
のために1チャンネル分しか記載していない。)を経て
テープ305に記録される。この時テープは、転送パル
スによって速度制御されている。
【0037】尚、この時アドレス・カウンタ307から
合成回路309へインデックス信号は発せられていない
ので、該信号はテープに記録されない。テープ305へ
の画像信号の転送が完了すると端子CvR、MRを介し
てリセットパルスがメモリMC1へ送られ、スタート信
号をリセットする。それと共にモータ駆動回路316へ
停止信号を送られ、モータが停止する。
【0038】続いてパルス発生回路306は、選択ゲー
ト310へ制御信号を送り、信号合成回路309の出力
をバッファ・メモリ314に送るように切換える。そし
てアドレス・カウンタ307にパルスを送り、次の使用
済メモリをアクセスして、上述と同様の動作でそこに格
納された画像信号をバッファ・メモリを介してモニター
4で画像化すると共に、モータ317を回転させてテー
プに記憶する。
【0039】以上の動作が繰り返され、全ての使用済メ
モリの画像信号が、テープ305に転送され、またそれ
らのスタート信号がリセットされて再使用可能となる。
パルス発生回路306は、表示装置313を動作させて
転送が完了したことを表示させる。この時、記憶部2の
電源電池E2の充電も完了していると記憶部2が、コン
バータ3から自動的に離脱させられる。これは、記憶部
2の電圧検知回路VDからの充電完了信号を端子MV、
CvVを介して一方の入力に受けると共に、他方の入力
に上記転送完了信号をうけるAND回路318を設け、
その出力をソレノイド駆動回路319に送ってソレノイ
ド320を動作させ、ソレノイドのプランジャで記録部
2を離脱方向へ押圧することによる。
【0040】尚、バッファ・メモリ314、テープ30
5への画像信号1フレーム分の書込完了は検出回路30
8にアクセスされているメモリのスタート信号が再び入
力することによって検知する。次に手動転送モードを選
択した場合の動作について説明する。キー・ボード30
3の手動転送モード用キーを押圧するとボード303か
ら信号がパルス発生回路306へ送られ、手動転送モー
ドが選択されたことを伝える。ここで所望の使用済メモ
リのアドレスをキー・ボード303のテンキーで押圧す
る。そうするとそのアドレスに対応する信号がカウンタ
307に送られ、カウンタ307は、そのアドレスのメ
モリをアクセスする。そして自動転送モードの場合と同
様にアクセスされたメモリの画像信号がバッファ・メモ
リ314を介して、そのアドレス番号と共にモニター4
に表示され、そして画像信号がテープ305に記録され
る。テープへの転送が完了するとリセットパルスが端子
CvR、MRを介してメモリに送られ、スタート信号が
リセットされる。そしてモニター4の表示とテープの回
転が停止する。
【0041】そしてまた別の使用済メモリのアドレスを
キー・ボード303のテンキーを押圧してアクセスし、
上述と同様の動作を行わせる。以上の動作が全ての使用
済メモリにわたって行われ、それらに格納されている画
像信号がテープに転送され、またスタート信号がリセッ
トされて再使用可能となると、前述と同様に表示装置3
13で転送完了の表示が行なわれる。そしてこの時記憶
部2の電池E2の充電も完了しているとソレノイド32
0が動作して記憶部2がコンバータ3から離脱する。
【0042】テープ305に記録した画像信号をモニタ
ー4に再生したい時は、キー・ボード303の再生用キ
ーを押圧する。そうするとボード303からパルス発生
回路306にその旨を伝える信号が送られる。それを受
けて回路306は、モータ駆動回路316にモータ起動
信号と同期パルスを送り、テープ305を回転させる。
テープ305に記録された1フレーム分の画像信号が読
出され、再生用マルチヘッド321a、該ヘッドからの
信号を増幅しデジタル信号に復調する再生回路321そ
して選択ゲート310を介してバッファ・メモリ314
に書込まれる。この書込みが完了するとテープ305の
回転が停止されると共に、バッファ・メモリ314に格
納された画像信号が繰り返し読出され、DA変換回路3
11、NTSC変換回路を介して、モニター4で画像化
される。
【0043】尚、この時1フレーム分の画像信号がテー
プ305からバッファ・メモリ314へ転送完了したこ
との検知は、スタート信号検出回路308が、再生回路
321の出力に次の画像信号の先頭に記録されているス
タート信号が表われたことを検知することによる。(再
生回路321の出力端子と検出回路308の入力端子と
の配線は図示していない。)記憶部2からテープ305
へ画像信号の転送を行う前に、キー・ボード303を操
作することにより日付等のデータ信号を信号処理回路3
09へ送り、画像信号とデータとを合成した信号をモニ
ターで画像化し、かつそれをテープ305に記録するこ
とが可能である。
【0044】またDA変換回路には出力端子が設けられ
ており、その端子はアナログ信号に変換された画像信号
をハード・コピー化する装置に接続される。以上の説明
から明らかなように、本発明によれば、記憶装置に記憶
した複数フレームの画像信号の中から取捨選択して、必
要な画像信号のみを別の記憶装置に転送する際に、特定
の画像信号の転送の要否を指定する操作によって、特定
する画像信号を次に転送の要否を指定すべき画像信号に
切り換える。
【0045】さらにその特定された画像信号はモニタに
再生されるので、転送の要否を指定するために視認する
ことができ、要否を指定する操作性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる電子カメラの斜視図。
【図2】本発明に用いる電子カメラの斜視図。
【図3】該カメラを撮像部と記憶部とに分離した様子を
示す斜視図。
【図4】該カメラの概略縦断面図。
【図5】第1の実施例の固体撮像素子の内部構造を示す
回路図。
【図6】記憶部の一部と全体を示す回路図。
【図7】表示装置の表示部を示す正面図。
【図8】撮像部の回路図。
【図9】コンバータとモニタとの斜視図。
【図10】該電子カメラの撮影シーケンスを制御する主
要なパルスのタイムチャート。
【図11】撮像部と記憶部とにそれぞれ内蔵された電源
電池を示す破断図。
【図12】撮像部と記憶部との回路図。
【図13】本発明のコンバータの一実施例を示す回路ブ
ロック図。
【図14】コンバータの電源部の回路図。
【主要部分の符号の説明】
撮像装置 11 内部記憶装置 MC1〜MC20 電源電池 E2 電子カメラ 1、2 外部記憶装置 309、315、305、317、3
16 充電装置 304 コンバータ 3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一記憶手段に記憶された複数フレーム
    の画像信号の中から第二記憶手段へ転送する画像信号を
    選択する画像信号選択装置であって、 前記第一記憶手段に記憶された前記画像信号のうち前記
    転送の要否を指定すべき画像信号を可視画像としてモニ
    タ上に映し出す表示手段と、 前記モニタ上に映し出された前記画像信号の転送の要否
    を入力するために手動操作が加えられる操作部材とを有
    し、 前記表示手段は、前記操作部材への前記手動操作に応じ
    て、表示状態が切り換えられるものであることを特徴と
    する画像信号選択装置。
JP4280200A 1992-10-19 1992-10-19 画像信号選択装置 Expired - Lifetime JPH07123295B2 (ja)

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