JP2503783Y2 - 暖房装置 - Google Patents
暖房装置Info
- Publication number
- JP2503783Y2 JP2503783Y2 JP1990025730U JP2573090U JP2503783Y2 JP 2503783 Y2 JP2503783 Y2 JP 2503783Y2 JP 1990025730 U JP1990025730 U JP 1990025730U JP 2573090 U JP2573090 U JP 2573090U JP 2503783 Y2 JP2503783 Y2 JP 2503783Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower fan
- switch
- air
- rotation speed
- cleaning operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、空気清浄運転モードを有するファンヒータ
等の暖房装置に関する。
等の暖房装置に関する。
(従来の技術) 従来の灯油式ファンヒータの構造を第4図に示す。同
図において1はバーナ、2はバーナ1の炎口を臨む燃焼
室、3は外装で、外装3の前面には複数枚の吹出し羽根
4等で構成される温風吹出し口5が設けられ、背面には
空気取入れ口6が設けられている。7は通気自在な形状
の支持金具8に螺着し、空気取入れ口6に設けられた対
流用送風ファンモータ、9はこのファンモータ7によっ
て回転される送風ファン、10は上記ファンモータ7の空
気吸込み側に設けられた集塵ユニット、11は交流電源を
直流電源に変換すると共に集塵ユニット10の各電極間に
数kVの直流電圧を印加する高圧電源装置である。
図において1はバーナ、2はバーナ1の炎口を臨む燃焼
室、3は外装で、外装3の前面には複数枚の吹出し羽根
4等で構成される温風吹出し口5が設けられ、背面には
空気取入れ口6が設けられている。7は通気自在な形状
の支持金具8に螺着し、空気取入れ口6に設けられた対
流用送風ファンモータ、9はこのファンモータ7によっ
て回転される送風ファン、10は上記ファンモータ7の空
気吸込み側に設けられた集塵ユニット、11は交流電源を
直流電源に変換すると共に集塵ユニット10の各電極間に
数kVの直流電圧を印加する高圧電源装置である。
このような灯油式ファンヒータにおいて、燃焼運転モ
ードの他に空気清浄運転モードを設け、空気清浄運転モ
ード選択中は送風ファン9の単独運転を行い、空気取入
れ口6より取り込んだ空気を温風吹出し口5から吹出さ
せるようにしたものがある。このものにおいては、空気
浄化は空気の循環を早めれば早めるだけ効果が高まるた
め、空気清浄運転中は送風ファン9の回転数を比較的高
レベルで一定となるように制御していた。従って、風の
吹出しが強く、冷風感や風による不快感を生ずることが
あった。また、送風ファン9による騒音も避けられなか
った。
ードの他に空気清浄運転モードを設け、空気清浄運転モ
ード選択中は送風ファン9の単独運転を行い、空気取入
れ口6より取り込んだ空気を温風吹出し口5から吹出さ
せるようにしたものがある。このものにおいては、空気
浄化は空気の循環を早めれば早めるだけ効果が高まるた
め、空気清浄運転中は送風ファン9の回転数を比較的高
レベルで一定となるように制御していた。従って、風の
吹出しが強く、冷風感や風による不快感を生ずることが
あった。また、送風ファン9による騒音も避けられなか
った。
(考案が解決しようとする課題) 上述したように、従来の空気清浄運転機能を有する暖
房装置においては、空気清浄運転中は送風ファンの回転
数が高レベルで一定に制御されるため、冷風感や風によ
る不快感を生じることがあった。また、送風ファンによ
る騒音も避けられなかった。
房装置においては、空気清浄運転中は送風ファンの回転
数が高レベルで一定に制御されるため、冷風感や風によ
る不快感を生じることがあった。また、送風ファンによ
る騒音も避けられなかった。
本考案はこのような事情に基づいてなされたもので、
空気清浄運転中の送風ファンの回転数を格別な部品を追
加することなく必要に応じて可変でき、コストアップす
ることなく冷風感や風による不快感を防止できると共に
送風ファンによる騒音も低減できる暖房装置を提供しよ
うとするものである。
空気清浄運転中の送風ファンの回転数を格別な部品を追
加することなく必要に応じて可変でき、コストアップす
ることなく冷風感や風による不快感を防止できると共に
送風ファンによる騒音も低減できる暖房装置を提供しよ
うとするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、燃焼運転中の設定温度を段階的に可変する
ための温度設定スイッチおよび燃焼量の段階を表示する
表示ランプを有し、温度設定スイッチにより設定された
設定温度に基づいてバーナの燃焼量を自動調節すると共
に送風ファンの回転数を可変制御し、かつその燃焼量に
応じて表示ランプの点灯,滅灯を制御する暖房装置にお
いて、空気清浄運転スイッチを設けるとともに、この空
気清浄運転スイッチのオン操作に応じて送風ファンを単
独運転させる空気清浄運転制御手段、この制御手段によ
り単独運転される送風ファンの回転数を温度設定スイッ
チの入力に応じて段階的に可変する回転数制御手段、お
よびこの制御手段により段階的に変化する送風ファンの
回転数を表示ランプで表示させる回転数表示制御手段を
設けたものである。
ための温度設定スイッチおよび燃焼量の段階を表示する
表示ランプを有し、温度設定スイッチにより設定された
設定温度に基づいてバーナの燃焼量を自動調節すると共
に送風ファンの回転数を可変制御し、かつその燃焼量に
応じて表示ランプの点灯,滅灯を制御する暖房装置にお
いて、空気清浄運転スイッチを設けるとともに、この空
気清浄運転スイッチのオン操作に応じて送風ファンを単
独運転させる空気清浄運転制御手段、この制御手段によ
り単独運転される送風ファンの回転数を温度設定スイッ
チの入力に応じて段階的に可変する回転数制御手段、お
よびこの制御手段により段階的に変化する送風ファンの
回転数を表示ランプで表示させる回転数表示制御手段を
設けたものである。
(作用) このような構成の暖房装置においては、空気清浄運転
スイッチをオン操作することにより送風ファンが単独運
転して空気清浄運転がなされる。そして、この空気清浄
運転中に温度設定スイッチを操作することによって、送
風ファンの回転数が段階的に変化する。また送風ファン
の回転数の段階は表示ランプの点灯,滅灯によって表示
される。
スイッチをオン操作することにより送風ファンが単独運
転して空気清浄運転がなされる。そして、この空気清浄
運転中に温度設定スイッチを操作することによって、送
風ファンの回転数が段階的に変化する。また送風ファン
の回転数の段階は表示ランプの点灯,滅灯によって表示
される。
(実施例) 以下、本考案を灯油式ファンヒータに適用した一実施
例について、図面を参照しながら説明する。なお、灯油
式ファンヒータの構造は第4図に示す従来例と同様なの
で、第4図の符号をそのまま引用し、説明は省略する。
例について、図面を参照しながら説明する。なお、灯油
式ファンヒータの構造は第4図に示す従来例と同様なの
で、第4図の符号をそのまま引用し、説明は省略する。
第1図は灯油式ファンヒータの制御回路を示すブロッ
ク図である。図示するように、商用交流電源11に第2の
双方向性3端子サイリスタ12を介して気化器を加熱する
ための気化器ヒータ13を接続している。前記第1のサイ
リスタ12のゲート、端子間には第1のフォトカプラ14の
フォトサイリスタ141が抵抗15を介して接続されてい
る。
ク図である。図示するように、商用交流電源11に第2の
双方向性3端子サイリスタ12を介して気化器を加熱する
ための気化器ヒータ13を接続している。前記第1のサイ
リスタ12のゲート、端子間には第1のフォトカプラ14の
フォトサイリスタ141が抵抗15を介して接続されてい
る。
また前記電源11に第1のリレー16の常開接点16mを介
してダイオードブリッジ回路17の交流入力端子を接続し
ている。そして前記ダイオードブリッジ回路17の整流出
力端子にバーナ1への気化ガス供給路を開閉制御する電
磁ソレノイド18が接続されている。
してダイオードブリッジ回路17の交流入力端子を接続し
ている。そして前記ダイオードブリッジ回路17の整流出
力端子にバーナ1への気化ガス供給路を開閉制御する電
磁ソレノイド18が接続されている。
また前記電源11に第2のリレー19の常開接点19m及び
第3のリレー20の切替式接点20tの常閉側を直列に介し
て点火ヒータ21を接続するとともに、前記第3のリレー
20の切替式接点20tの常開側及び抵抗22を直列に介して
対流用送風ファンモータ7を接続している。そして、前
記抵抗22に第2の双方向性3端子サイリスタ23を並列に
接続している。前記第2のサイリスタ23のゲート、端子
間には第2のフォトカプラ24のフォトサイリスタ241が
接続されている。
第3のリレー20の切替式接点20tの常閉側を直列に介し
て点火ヒータ21を接続するとともに、前記第3のリレー
20の切替式接点20tの常開側及び抵抗22を直列に介して
対流用送風ファンモータ7を接続している。そして、前
記抵抗22に第2の双方向性3端子サイリスタ23を並列に
接続している。前記第2のサイリスタ23のゲート、端子
間には第2のフォトカプラ24のフォトサイリスタ241が
接続されている。
さらに前記電源11にマイクロコンピュータ等を内蔵し
た制御回路部25が接続されている。
た制御回路部25が接続されている。
前記制御回路部25には前記第1〜第3のリレー16,19,
20、前記第1,第2のフォトカプラ14,24の発光ダイオー
ド142,242、設定温度を上げるための上昇スイッチ26、
設定温度を下げるための下降スイッチ27、気化器温度を
検出する気化器サーミスタ28、室温を検出する室温サー
ミスタ29、灯油タンク側から気化器へ灯油を供給する電
磁ポンプ30、燃焼運転スイッチ31、空気清浄運転スイッ
チ32、表示装置33がそれぞれ接続されている。
20、前記第1,第2のフォトカプラ14,24の発光ダイオー
ド142,242、設定温度を上げるための上昇スイッチ26、
設定温度を下げるための下降スイッチ27、気化器温度を
検出する気化器サーミスタ28、室温を検出する室温サー
ミスタ29、灯油タンク側から気化器へ灯油を供給する電
磁ポンプ30、燃焼運転スイッチ31、空気清浄運転スイッ
チ32、表示装置33がそれぞれ接続されている。
第2図は灯油式ファンヒータの例えば外装3の前面に
設けられる操作・表示パネル40の構成図である。この操
作・表示パネル40には、操作部として、前記運転スイッ
チ31、空気清浄運転スイッチ32、温度設定スイッチであ
る上昇スイッチ26及び下降スイッチ27がそれぞれ配設さ
れている。また、表示装置33として、室温及び設定温度
をディジタル表示するディジタル表示器331、燃焼量の
変化を5段階で表示する表示ランプ332、燃焼運転スイ
ッチ31のオン時に点灯する燃焼運転ランプ333、空気清
浄運転スイッチ32のオン時に点灯する清浄運転ランプ33
4が配設されている。
設けられる操作・表示パネル40の構成図である。この操
作・表示パネル40には、操作部として、前記運転スイッ
チ31、空気清浄運転スイッチ32、温度設定スイッチであ
る上昇スイッチ26及び下降スイッチ27がそれぞれ配設さ
れている。また、表示装置33として、室温及び設定温度
をディジタル表示するディジタル表示器331、燃焼量の
変化を5段階で表示する表示ランプ332、燃焼運転スイ
ッチ31のオン時に点灯する燃焼運転ランプ333、空気清
浄運転スイッチ32のオン時に点灯する清浄運転ランプ33
4が配設されている。
しかして、前記制御回路部25は第3図に示す制御を行
うように設定されている。すなわち、電源が投入され、
所定の初期化処理を終了すると、P1,P2として燃焼運転
スイッチ31または空気清浄運転スイッチ32のいずれか一
方のスイッチがオン操作されるのを待機する。
うように設定されている。すなわち、電源が投入され、
所定の初期化処理を終了すると、P1,P2として燃焼運転
スイッチ31または空気清浄運転スイッチ32のいずれか一
方のスイッチがオン操作されるのを待機する。
この状態で、P1にて燃焼運転スイッチ31がオン操作さ
れると、通常の燃焼運転制御を行う。すなわち、第1の
フォトカプラ14を動作して第1のサイリスタ12を導通さ
せ、気化器ヒータ13への通電を開始させる。これにより
気化器は加熱され、その温度が気化器サーミスタ28で検
出されるので、この気化器温度が第1の設定温度に達し
たならば第2のリレー19を動作してその常開接点19mを
閉成させ、点火ヒータ21を動作させる。
れると、通常の燃焼運転制御を行う。すなわち、第1の
フォトカプラ14を動作して第1のサイリスタ12を導通さ
せ、気化器ヒータ13への通電を開始させる。これにより
気化器は加熱され、その温度が気化器サーミスタ28で検
出されるので、この気化器温度が第1の設定温度に達し
たならば第2のリレー19を動作してその常開接点19mを
閉成させ、点火ヒータ21を動作させる。
その後気化器温度が第1の設定温度よりも高い第2の
設定温度に達すると予熱完了を判断して電磁ポンプ30を
動作させる。また、第1のリレー16を動作して常開接点
16mを閉成させ、電磁ソレノイド18を動作させる。これ
によりバーナ1への気化ガスの供給が開始され、バーナ
1が点火されるので、一定時間を経過した後、第3のリ
レー20を動作してその切替接点20tを常閉側から常開側
へ切替え、点火ヒータ21の動作を停止させるとともに送
風ファンモータ7を動作させる。
設定温度に達すると予熱完了を判断して電磁ポンプ30を
動作させる。また、第1のリレー16を動作して常開接点
16mを閉成させ、電磁ソレノイド18を動作させる。これ
によりバーナ1への気化ガスの供給が開始され、バーナ
1が点火されるので、一定時間を経過した後、第3のリ
レー20を動作してその切替接点20tを常閉側から常開側
へ切替え、点火ヒータ21の動作を停止させるとともに送
風ファンモータ7を動作させる。
こうして、送風ファン9が回転することにより空気取
入れ口6から取込まれた空気がバーナ1の燃焼による発
熱によって加熱され、温風となって温風吹出し口5から
吹出されて、燃焼動作が開始されることになる。
入れ口6から取込まれた空気がバーナ1の燃焼による発
熱によって加熱され、温風となって温風吹出し口5から
吹出されて、燃焼動作が開始されることになる。
そして、燃焼運転中は室温サーミスタ29によって検出
される雰囲気温度と、温度設定スイッチである上昇スイ
ッチ26または下降スイッチ27によって設定される設定温
度との偏差に基づいて第1フォトカプラ14のオン、オフ
切替時間を制御して気化器ヒータ3に流れる電流量を可
変することにより燃焼量を段階的に変化させる。同時
に、第2フォトカプラ24のオン、オフ切替時間を制御し
て送風ファンモータ7に流れる電流量を可変することに
より送風ファン9の回転数も段階的に変化させる。この
とき、表示ランプ332の点灯、滅灯制御により段階的に
変化する燃焼量を5段階でリアルタイムに表示するよう
になっている。
される雰囲気温度と、温度設定スイッチである上昇スイ
ッチ26または下降スイッチ27によって設定される設定温
度との偏差に基づいて第1フォトカプラ14のオン、オフ
切替時間を制御して気化器ヒータ3に流れる電流量を可
変することにより燃焼量を段階的に変化させる。同時
に、第2フォトカプラ24のオン、オフ切替時間を制御し
て送風ファンモータ7に流れる電流量を可変することに
より送風ファン9の回転数も段階的に変化させる。この
とき、表示ランプ332の点灯、滅灯制御により段階的に
変化する燃焼量を5段階でリアルタイムに表示するよう
になっている。
一方、P1にて燃焼運転スイッチ31がオフされており、
P2にて空気清浄運転スイッチ32がオン操作されると、送
風ファン9の単独運転による空気清浄運転を開始する。
すなわち、第3のリレー20を動作して切替接点20tを常
閉側から常開側へ切替え、送風ファンモータ7を動作さ
せる。また、表示ランプ332を動作して予め設定された
レベル(例えば3段階)の表示を行う。
P2にて空気清浄運転スイッチ32がオン操作されると、送
風ファン9の単独運転による空気清浄運転を開始する。
すなわち、第3のリレー20を動作して切替接点20tを常
閉側から常開側へ切替え、送風ファンモータ7を動作さ
せる。また、表示ランプ332を動作して予め設定された
レベル(例えば3段階)の表示を行う。
こうして、送風ファン9が単独で回転することにより
空気取入れ口6から取込まれた空気がそのまま温風吹出
し口5から吹出されて、空気清浄動作が行われることに
なる。
空気取入れ口6から取込まれた空気がそのまま温風吹出
し口5から吹出されて、空気清浄動作が行われることに
なる。
そして、空気清浄運転中は温度設定スイッチである上
昇スイッチ26または下降スイッチ27の入力を監視する。
ここで、上昇スイッチ26が入力されたならば第2のフォ
トカプラ242のオン、オフ切替時間を制御して送風ファ
ンモータ7を流れる電流量を増加させることにより、送
風ファン9の回転数を高める。このとき、表示ランプ33
2を点灯制御して回転数に応じたレベルの表示を行う。
これに対し、下降スイッチ27が入力されたならば第2の
フォトカプラ242のオン、オフ切替時間を制御して送風
ファンモータ7を流れる電流量を減少させることによ
り、送風ファン9の回転数を低める。このとき、表示ラ
ンプ332を滅灯制御して回転数に応じたレベルの表示を
行う。
昇スイッチ26または下降スイッチ27の入力を監視する。
ここで、上昇スイッチ26が入力されたならば第2のフォ
トカプラ242のオン、オフ切替時間を制御して送風ファ
ンモータ7を流れる電流量を増加させることにより、送
風ファン9の回転数を高める。このとき、表示ランプ33
2を点灯制御して回転数に応じたレベルの表示を行う。
これに対し、下降スイッチ27が入力されたならば第2の
フォトカプラ242のオン、オフ切替時間を制御して送風
ファンモータ7を流れる電流量を減少させることによ
り、送風ファン9の回転数を低める。このとき、表示ラ
ンプ332を滅灯制御して回転数に応じたレベルの表示を
行う。
その後、空気清浄運転スイッチ32がオフ操作させる
と、第3のリレー20の動作を終了させて切替接点20tを
常閉側に復帰させ、送風ファンモータ7の動作を停止さ
せる。また、表示ランプ332を消灯させて、この処理を
終了する。
と、第3のリレー20の動作を終了させて切替接点20tを
常閉側に復帰させ、送風ファンモータ7の動作を停止さ
せる。また、表示ランプ332を消灯させて、この処理を
終了する。
このように構成された本実施例の灯油式ファンヒータ
においては、空気清浄運転スイッチ32を入力操作するこ
とにより、送風ファンモータ7が動作し、送風ファン9
が単独で回転して、空気取入れ口6から取込まれた空気
がそのまま温風吹出し口5から吹出される。これによ
り、室内の空気が循環して空気の浄化が行われる。
においては、空気清浄運転スイッチ32を入力操作するこ
とにより、送風ファンモータ7が動作し、送風ファン9
が単独で回転して、空気取入れ口6から取込まれた空気
がそのまま温風吹出し口5から吹出される。これによ
り、室内の空気が循環して空気の浄化が行われる。
この際、空気浄化は空気の循環を早めれば早めるだけ
効果が高まるため、運転開始時には送風ファン9の回転
が比較的強くなるように制御されている。このため、風
の吹出し量が多く、ユーザは冷風感や風による不快感を
覚えることがある。
効果が高まるため、運転開始時には送風ファン9の回転
が比較的強くなるように制御されている。このため、風
の吹出し量が多く、ユーザは冷風感や風による不快感を
覚えることがある。
そこでこのような場合には、温度設定スイッチの下降
スイッチ27を入力操作すればよい。そうすると、送風フ
ァンモータ7を流れる電流量が減少して送風ファン9の
回転数が段階的に低められ、風の吹出し量が減少する。
また、送風ファン9による騒音も抑制される。
スイッチ27を入力操作すればよい。そうすると、送風フ
ァンモータ7を流れる電流量が減少して送風ファン9の
回転数が段階的に低められ、風の吹出し量が減少する。
また、送風ファン9による騒音も抑制される。
一方、空気浄化が充分に行われていない場合には、温
度設定スイッチの上昇スイッチ26を入力操作すればよ
い。そうすると、送風ファンモータ7を流れる電流量が
増加して送風ファン9の回転数が段階的に高められ、風
の吹出し量が増加する。
度設定スイッチの上昇スイッチ26を入力操作すればよ
い。そうすると、送風ファンモータ7を流れる電流量が
増加して送風ファン9の回転数が段階的に高められ、風
の吹出し量が増加する。
このとき、段階的に変化する送風ファン9の回転数
は、表示ランプ332の点灯、滅灯によって段階表示され
るので、ユーザは上記表示ランプ332を見ることにより
送風ファン9の回転数の変化をリアルタイムに確認でき
る。
は、表示ランプ332の点灯、滅灯によって段階表示され
るので、ユーザは上記表示ランプ332を見ることにより
送風ファン9の回転数の変化をリアルタイムに確認でき
る。
このように本実施例によれば、送風ファン9の単独運
転による空気清浄運転において、その送風ファン9の回
転数を手動で段階的に可変できるようにしたので、吹出
し風による冷風感や不快感を覚えた場合には吹出し風を
弱めて冷風感や不快感をなくすことができる。また、送
風ファン9による騒音が気になった場合にも回転数を弱
めることにより騒音を抑制できる。従って、ユーザにと
って使い勝手の良い空気清浄運転を実現できるようにな
る。
転による空気清浄運転において、その送風ファン9の回
転数を手動で段階的に可変できるようにしたので、吹出
し風による冷風感や不快感を覚えた場合には吹出し風を
弱めて冷風感や不快感をなくすことができる。また、送
風ファン9による騒音が気になった場合にも回転数を弱
めることにより騒音を抑制できる。従って、ユーザにと
って使い勝手の良い空気清浄運転を実現できるようにな
る。
また、送風ファン9の回転数の変化は表示ランプ332
によって段階的に表示されるので、確認が容易である。
によって段階的に表示されるので、確認が容易である。
しかも、送風ファン9の回転数を可変するための操作
スイッチとして、燃焼運転時の温度設定スイッチとして
機能する上昇スイッチ26および下降スイッチ27を兼用
し、かつ送風ファン9を回転数を段階表示する表示器と
して燃焼運転時の燃焼量を段階表示する表示スイッチ33
2を兼用したので、格別な部品を追加する必要がなく、
操作・表示パネル40の大型化やコストアップは避けられ
る利点がある。
スイッチとして、燃焼運転時の温度設定スイッチとして
機能する上昇スイッチ26および下降スイッチ27を兼用
し、かつ送風ファン9を回転数を段階表示する表示器と
して燃焼運転時の燃焼量を段階表示する表示スイッチ33
2を兼用したので、格別な部品を追加する必要がなく、
操作・表示パネル40の大型化やコストアップは避けられ
る利点がある。
なお、本考案は灯油式ファンヒータに限定されるもの
ではなく、ガス式ファンヒータなどの暖房装置であって
もよい。
ではなく、ガス式ファンヒータなどの暖房装置であって
もよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案によれば、空気清浄運転
中の送風ファンの回転数を格別な部品を追加することな
く必要に応じて可変でき、コストアップすることなく冷
風感や風による不快感を防止できると共に送風ファンに
よる騒音も低減できる暖房装置を提供できる。
中の送風ファンの回転数を格別な部品を追加することな
く必要に応じて可変でき、コストアップすることなく冷
風感や風による不快感を防止できると共に送風ファンに
よる騒音も低減できる暖房装置を提供できる。
図は本考案を灯油式ファンヒータに適用した一実施例を
示す図であって第1図は全体の制御回路図、第2図は操
作・表示パネルを示す図、第3図は本考案に関わる制御
を示す流れ図、第4図は全体の構造図である。 7……送風ファンモータ、9……送風ファン、25……制
御回路部、26……上昇スイッチ、27……下降スイッチ、
31……燃焼運転スイッチ、32……空気清浄運転スイッ
チ、332……表示ランプ。
示す図であって第1図は全体の制御回路図、第2図は操
作・表示パネルを示す図、第3図は本考案に関わる制御
を示す流れ図、第4図は全体の構造図である。 7……送風ファンモータ、9……送風ファン、25……制
御回路部、26……上昇スイッチ、27……下降スイッチ、
31……燃焼運転スイッチ、32……空気清浄運転スイッ
チ、332……表示ランプ。
Claims (1)
- 【請求項1】燃焼運転中の設定温度を段階的に可変する
ための温度設定スイッチおよび燃焼量の段階を表示する
表示ランプを有し、前記温度設定スイッチにより設定さ
れた設定温度に基づいてバーナの燃焼量を自動調節する
と共に送風ファンの回転数を可変制御し、かつその燃焼
量に応じて前記表示ランプの点灯,滅灯を制御する暖房
装置において、 空気清浄運転スイッチと、この空気清浄運転スイッチの
オン操作に応じて前記送風ファンを単独運転させる空気
清浄運転制御手段と、この制御手段により単独運転され
る送風ファンの回転数を前記温度設定スイッチの入力に
応じて段階的に可変する回転数制御手段と、この制御手
段により段階的に変化する送風ファンの回転数を前記表
示ランプで表示させる回転数表示制御手段とを具備した
ことを特徴とする暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990025730U JP2503783Y2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990025730U JP2503783Y2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 暖房装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118467U JPH03118467U (ja) | 1991-12-06 |
JP2503783Y2 true JP2503783Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31528653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990025730U Expired - Lifetime JP2503783Y2 (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503783Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP1990025730U patent/JP2503783Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118467U (ja) | 1991-12-06 |
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