JP2503650Y2 - 空気調和装置用ハ―ネスクランプ - Google Patents

空気調和装置用ハ―ネスクランプ

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JP2503650Y2
JP2503650Y2 JP1990017098U JP1709890U JP2503650Y2 JP 2503650 Y2 JP2503650 Y2 JP 2503650Y2 JP 1990017098 U JP1990017098 U JP 1990017098U JP 1709890 U JP1709890 U JP 1709890U JP 2503650 Y2 JP2503650 Y2 JP 2503650Y2
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clamp
thermistor
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harness
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義明 片岡
晋也 阿部
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車に装備する空気調和装置に温度検出
器(以下、サーミスタという)を取付けるための、空気
調和装置用ハーネスクランプに関するものである。
(従来の技術) 自動車に装備した空気調和装置は、その送風空気の温
度を熱交換器の一部に固定したサーミスタで検出するこ
とによってコントロールされている。従来、このサーミ
スタの装着にはハーネスクランプが使用されている(実
開昭64-26515号公報参照)。装着については、第6図に
示すように熱交換器1に形成されたフィン2にサーミス
タ3を保持したクランプ4(ハーネスクランプ)を差し
込んで固定するものであり、クランプ4は、重ねて折り
曲げた板の折り曲げ部4aをリング状にしてここにサーミ
スタ3のリード線3aを挟んでいる。クランプ4の板の重
合部4bは、その厚み部分が挿入するフィン2間の隙間よ
り大きくなるように形成されている。従って、クランプ
4はサーミスタ3のリード線3aを折り曲げ部4aにて支持
し、適宜位置のフィン2間の隙間に重合部4bを差し込ん
で、サーミスタ3を熱交換器1に固定している。
(考案が解決しようとする課題) ところで、空調コントロールを行うとき、熱交換器1
に固定したサーミスタ3の位置は非常に重要である。す
なわち、複数の空調機の設置工程において各熱交換器1
に一つずつサーミスタ3を固定したときに、各装置に対
する取付け位置がばらばらであると、初期設定の調整が
非常に煩雑であり、また、サーミスタ3の位置が取付け
後に変動する場合はコントロール精度が悪くなり、調
整、保守が困難になる。
しかしながら、上記従来のハーネスクランプによれ
ば、サーミスタ3の取付けにあたって、まず、フィン2
に取付けるときにクランプ4の差し込みが緩いと重合部
4bの間隔を広げて調節するが重合部4bを広げた場合には
折り曲げ部4aも影響されリード線3aの保持が緩くなり、
振動の影響を受けやすくなる(第7図参照)。また、差
し込み易い場合にはクランプ4はどの位置でも係止する
ので重合部4bが挿入される長さは不定となる。また、差
し込みがきつい場合には重合部4bの先端部だけが挿入さ
れ(第8図参照)、フィン2からの距離が不揃になる。
従って、従来のハーネスクランプでは精確な空調コント
ロールができず新たなものが望まれていた。
本考案は、サーミスタを所定位置に確実に固定して精
度の良い空調コントロールを行えるための空気調和装置
用ハーネスクランプを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、温度検出器(サ
ーミスタ8)を保持する第一のクランプ部を平板の一端
部に形成し、熱交換器(エバポレータ5)のフィン間の
狭窄部7aに嵌着させる第二のクランプ部を前記平板の他
端部に形成し、前記第一のクランプ部から所定間隔をあ
けた前記平板の中間部に、前記フィンの先端に対向して
当接するストッパ部を設けたことを特徴とする。
(作用) 本考案は上記のように構成するので、第一のクランプ
部9aと第二のクランプ部9bとは離れているので挟持力等
の調節は関連なく別々に行われる。装着においては、第
二のクランプ部9bを熱交換器(エバポレータ5)のフィ
ン間の狭窄部7aに嵌挿し、ストッパ部12がフィンの先端
に突き当たった位置で止めると、平板は首振りするよう
な回動動作の余地なく固定される。また、第二のクラン
プ部9bを狭窄部7aに嵌挿したときストッパ部12がフィン
に突き当たることによって、第一のクランプ部9aに取付
けた温度検出器(サーミスタ8)はフィンから一定距離
を保って確実に保持することができる。
(実施例) 次に、本考案の第一の実施例を第1図ないし第3図に
基づいて説明する。第3図に示すように、車両の空気調
和を行うため、熱交換器(以下、エバポレータという)
5は、車体に固定した空調ケース6内に収納されてい
る。空調ケース6内はエバポレータ5により空気温度が
コントロールされる。エバポレータ5は溶媒の通る管路
5aを幾重にも曲げてその管路5a間に複数のフィン7を形
成させている。このフィン7間の狭窄部7aに、温度検知
器(以下、サーミスタという)8を保持したハーネスク
ランプ9が嵌挿されている。
第1図に示すように、ハーネスクランプ9は合成樹脂
等で成形した平板にその一端に第一のクランプ部9aを形
成し他端に第二のクランプ部9bを形成したものである。
第一のクランプ部9aは平板に穿設した孔10の周囲に、ば
ね特性を有する薄板11を複数立設して中央に付勢するよ
うに設け、薄板11の先端はおのおの略平行になるように
僅か外側に折り曲げられサーミスタ8のリード線8aを挟
持し易い形状とされている(第2図参照)。また、平板
のハーネスクランプ9の中間部に起立部(ストッパ部)
12を設け、起立部12の先端から、第二のクランプ部9bの
挟持板13が平板に平行に形成され、挟持板13の内側には
フィン7を押圧する突起13aが形成されている。
次に、第2図に示すように、サーミスタ8はそのリー
ド線8aを複数の薄板11で挟まれることにより保持され、
リード線8aはチューブ14に挿通されて保護される。サー
ミスタ8を取付けたハーネスクランプ9は、その第二の
クランプ部9bの先端が挟持板13で二重になっているの
で、この先端でフィン7を挟むようにして両側の狭窄部
7aに差し込み、起立部12がフィン7の先端と当接した位
置で固定すると、サーミスタ8はフィン7の先端から設
定した間隔aを置いて位置決め固定されることになる。
このようにしてサーミスタ8を固着するので、持ちやす
い平板状のハーネスクランプにより作業性が良く、起立
部(ストッパ部)12がフィンに当接しているので振動に
強く、首振りのような回動揺れを防止し位置ずれも解消
され、精度の良い空調コントロールができる。
次に、第二の実施例を説明する。第4図に示すよう
に、ハーネスクランプ15はストッパ部としての円板状平
板16と、この一面に固着した第一のクランプ部としての
一対の挟持板17と、他面に固着した第二のクランプ部と
しての切り溝18aを有する嵌入板18とで構成されてい
る。一対の挟持板17は隙間を明けて位置され、先端部17
aは隙間が広くなるように互いに離反した形状になって
おり、中間部17bは弧状に曲げられリード線8aの形状に
合うようにされている。嵌入板18は切り溝18aにより先
端が二又に別れ、それぞれの板片に逆向きに突部18bが
形成されている。
そして、このハーネスクランプ15は、第5図に示すよ
うに、サーミスタ8のリード線8aを一対の挟持板17の先
端部17aの隙間から割り込ませて中間部17bで確実に保持
することができる。また、フィン7間の狭窄部7aに嵌挿
できるように嵌入板18の板片を変形させて厚みを調節
し、嵌入板18を円板状平板16がフィン7の先端に当たる
まで挿入すると、サーミスタ8を所定位置に固定するこ
とができる。
以上のように、第一の実施例ではフィン7を挟持して
サーミスタ8を固定するようにし、第二の実施例ではフ
ィン7間に差し込むようにしたが、いずれの熱交換器5
においても、サーミスタ8はフィンから所定間隔離すこ
とができ、熱交換器5への取付けが簡単な方を選択すれ
ば良い。また、第一、第二の実施例で示した同一箇所の
クランプ部は互いに組み替えて構成しても良い。
(考案の効果) 本考案は、以上のように構成したものであるから、第
一のクランプ部で温度検出器を固定したハーネスクラン
プは、第二のクランプ部によって熱交換器の狭窄部に簡
単に固着することができ、また、ストッパ部(起立部)
によって定位置に温度検出器を設置することができ、初
期設定における容易な調整作業で、精度の良い空調コン
トロールが行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の第一の実施例のハーネスクランプの斜
視図、第2図は第1図に示したハーネスクランプの取付
け断面図、第3図は本考案の第一実施例の熱交換器の斜
視図、第4図は第二の実施例のハーネスクランプの斜視
図、第5図は第4図に示したハーネスクランプの取付け
断面図、第6図は従来のハーネスクランプで温度検出器
を固着した熱交換器の斜視図、第7図および第8図は従
来のハーネスクランプの取付けを示した断面図である。 5……熱交換器 7a……狭窄部 8……温度検出器(サーミスタ) 9a,17……第一のクランプ部 9b,18……第二のクランプ部 12,16……ストッパ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】温度検出器を保持する第一のクランプ部を
    平板の一端部に形成し、熱交換器のフィン間の狭窄部に
    嵌着させる第二のクランプ部を前記平板の他端部に形成
    し、前記第一のクランプ部から所定間隔をあけた前記平
    板の中間部に、前記フィンの先端に対向して当接するス
    トッパ部を設けたことを特徴とする空気調和装置用ハー
    ネスクランプ。
JP1990017098U 1990-02-22 1990-02-22 空気調和装置用ハ―ネスクランプ Expired - Lifetime JP2503650Y2 (ja)

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JPH03107313U JPH03107313U (ja) 1991-11-05
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