JP2503638Y2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JP2503638Y2 JP2503638Y2 JP1989133622U JP13362289U JP2503638Y2 JP 2503638 Y2 JP2503638 Y2 JP 2503638Y2 JP 1989133622 U JP1989133622 U JP 1989133622U JP 13362289 U JP13362289 U JP 13362289U JP 2503638 Y2 JP2503638 Y2 JP 2503638Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main circuit
- circuit conductor
- insulated switchgear
- gas
- disconnector
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、密閉されたタンク内に各機器を収容して構
成されるガス絶縁開閉装置に関する。
成されるガス絶縁開閉装置に関する。
B.考案の概要 本考案は、筒状のタンク内にケーブルヘッドと主回路
導体と避雷器とを設けるとともに、第一,第二断路器と
接地装置とを具えたガス絶縁開閉装置において、 タンクの下部を塞ぐ基板の上に支持枠を取り付け、支
持枠に第一,第二断路器と接地装置とを取り付けること
により、 基板上で各機器を組み立て接続しその後にタンクをか
ぶせることができるようにし、ガス絶縁開閉装置の組み
立ての作業性を向上させたものである。
導体と避雷器とを設けるとともに、第一,第二断路器と
接地装置とを具えたガス絶縁開閉装置において、 タンクの下部を塞ぐ基板の上に支持枠を取り付け、支
持枠に第一,第二断路器と接地装置とを取り付けること
により、 基板上で各機器を組み立て接続しその後にタンクをか
ぶせることができるようにし、ガス絶縁開閉装置の組み
立ての作業性を向上させたものである。
C.従来の技術 まず、ガス絶縁開閉装置の結線状態を第3図に基づい
て説明する。図は単線当たりの結線を示すものである
が、ガス絶縁開閉装置には三相分設けられる。また、主
母線1a,1bの2本の主母線があるが、一方は本線で他方
は停電等の場合に非常用として用いる補助線である。図
中、2はしゃ断器、3は変流器、4は負荷に接続するた
めのケーブルヘッド、5は避雷器、6は計器用変圧器、
7a〜7cは接地装置、8a〜8cは断路器である。
て説明する。図は単線当たりの結線を示すものである
が、ガス絶縁開閉装置には三相分設けられる。また、主
母線1a,1bの2本の主母線があるが、一方は本線で他方
は停電等の場合に非常用として用いる補助線である。図
中、2はしゃ断器、3は変流器、4は負荷に接続するた
めのケーブルヘッド、5は避雷器、6は計器用変圧器、
7a〜7cは接地装置、8a〜8cは断路器である。
次に、斬る結線によるガス絶縁開閉装置を第4図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
図のように、ベース11上に、しゃ断ブロック12a,主母
線ブロック12b,線路側ブロック12cが形成される。しゃ
断ブロック12aはベース11上の枠体13と枠体13上のしゃ
断タンク14等からなり、線路側ブロック12cはベース11
上のケーブル支持架台15とケーブルタンク16等からな
る。主母線ブロック12bは、紙面と直角な方向へ延びる
管路17a,17bと、管路17a,17bに直角に接続されるととも
にしゃ断タンク14に接続される管路18a,18b等で構成さ
れる。
線ブロック12b,線路側ブロック12cが形成される。しゃ
断ブロック12aはベース11上の枠体13と枠体13上のしゃ
断タンク14等からなり、線路側ブロック12cはベース11
上のケーブル支持架台15とケーブルタンク16等からな
る。主母線ブロック12bは、紙面と直角な方向へ延びる
管路17a,17bと、管路17a,17bに直角に接続されるととも
にしゃ断タンク14に接続される管路18a,18b等で構成さ
れる。
管路17a,17bには夫々三相分の主母線1a,1bが紙面と直
角な方向へ配設され、主母線1a,1bはしゃ断タンク14内
を介してケーブルタンク16内へと導かれる。断路器8a,8
bは管路17a,17b内に設けられ、しゃ断器2,変流器3、接
地装置7a,7bはしゃ断タンク14内に設けられ、負荷母線
を接続するためのケーブルヘッド4,避雷器5,断路器8c,
接地装置7cはケーブルタンク16内に設けられる。20は主
回路導体、23は主母線1a,1bに接続された主回路導体、
6は接続導体19を介して避雷器5に接続された計器用変
圧器である。
角な方向へ配設され、主母線1a,1bはしゃ断タンク14内
を介してケーブルタンク16内へと導かれる。断路器8a,8
bは管路17a,17b内に設けられ、しゃ断器2,変流器3、接
地装置7a,7bはしゃ断タンク14内に設けられ、負荷母線
を接続するためのケーブルヘッド4,避雷器5,断路器8c,
接地装置7cはケーブルタンク16内に設けられる。20は主
回路導体、23は主母線1a,1bに接続された主回路導体、
6は接続導体19を介して避雷器5に接続された計器用変
圧器である。
第5図のように、三相分のケーブルヘッド4a〜4cと三
相分の避雷器5a〜5cが夫々三角形の頂点の位置に配置さ
れる。
相分の避雷器5a〜5cが夫々三角形の頂点の位置に配置さ
れる。
D.考案が解決しようとする課題 ところが、断路器8cはケーブルタンク16の内周面に取
り付けられ、接地装置7cは蓋9の内周面に取り付けら
れ、ケーブルヘッド4,避雷器5は基板10の上に取り付け
られているため、各機器は加工精度による影響を受け、
ケーブルタンク16に基板10と蓋9とを組み付けた状態で
ないと各機器が接続できない。従って、ケーブルタンク
16内の狭いところで接続や調整の作業をしなければなら
ない。
り付けられ、接地装置7cは蓋9の内周面に取り付けら
れ、ケーブルヘッド4,避雷器5は基板10の上に取り付け
られているため、各機器は加工精度による影響を受け、
ケーブルタンク16に基板10と蓋9とを組み付けた状態で
ないと各機器が接続できない。従って、ケーブルタンク
16内の狭いところで接続や調整の作業をしなければなら
ない。
現在ではガス絶縁開閉装置を縮小化する傾向にあるた
め、斬る従来の構成では接続,調整に多くの時間がかか
る。また、加工精度を上げるとコスト高になる。
め、斬る従来の構成では接続,調整に多くの時間がかか
る。また、加工精度を上げるとコスト高になる。
そこで本考案は、斬る課題を解決したガス絶縁開閉装
置を提供することを目的とする。
置を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 斬る目的を達成するための本考案の構成は、略筒状の
タンクの下部を基板で塞ぐとともに上部を蓋で塞ぎ、基
板の上面にケーブルヘッドと避雷器とを取り付け、ケー
ブルヘッドの上に主回路導体を接続するとともに、主母
線に接続された他の主回路導体と当該主回路導体とを接
続・断路自在の第一断路器と、当該主回路導体と避雷器
とを接続・断路自在の第二断路器と、当該主回路導体を
接地する接地装置とを設けたガス絶縁開閉装置におい
て、 前記基板の上面に直接に支持枠を取り付け、ケーブル
ヘッドと避雷器以外の第一断路器,第二断路器,接地装
置等をタンク,蓋に取り付けることなく支持枠に取り付
けたことを特徴とする。
タンクの下部を基板で塞ぐとともに上部を蓋で塞ぎ、基
板の上面にケーブルヘッドと避雷器とを取り付け、ケー
ブルヘッドの上に主回路導体を接続するとともに、主母
線に接続された他の主回路導体と当該主回路導体とを接
続・断路自在の第一断路器と、当該主回路導体と避雷器
とを接続・断路自在の第二断路器と、当該主回路導体を
接地する接地装置とを設けたガス絶縁開閉装置におい
て、 前記基板の上面に直接に支持枠を取り付け、ケーブル
ヘッドと避雷器以外の第一断路器,第二断路器,接地装
置等をタンク,蓋に取り付けることなく支持枠に取り付
けたことを特徴とする。
F.作用 ガス絶縁開閉装置を組み立てる際は、基板上にケーブ
ルヘッドや避雷器を取り付ける一方、基板に取り付けた
支軸枠に第一,第二断路器と接地装置とを取り付ける。
ルヘッドや避雷器を取り付ける一方、基板に取り付けた
支軸枠に第一,第二断路器と接地装置とを取り付ける。
各構成機器の基板への取り付けが終了したらタンクを
かぶせ、接続部分を接続したのちにタンクに蓋をかぶせ
れば組立が終了する。
かぶせ、接続部分を接続したのちにタンクに蓋をかぶせ
れば組立が終了する。
G.実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。なお、本実施例は従来のガス絶縁開閉装置の一
部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
明する。なお、本実施例は従来のガス絶縁開閉装置の一
部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(a)実施例の構成 本考案によるガス絶縁開閉装置の構成を、第1図〜第
2図に基づいて説明する。
2図に基づいて説明する。
第1図に示すように、基板10上の右側には一列に並べ
て三相分の避雷器5a〜5cが配置され、避雷器5a〜5cの左
側には三角形の頂点の位置に三相分のケーブルヘッド4a
〜4cが配置される。夫々の避雷器5a〜5cは接続導体19を
介して計器用変圧器6に接続され、夫々のケーブルヘッ
ド4a〜4c上には主回路導体20が接続される。
て三相分の避雷器5a〜5cが配置され、避雷器5a〜5cの左
側には三角形の頂点の位置に三相分のケーブルヘッド4a
〜4cが配置される。夫々の避雷器5a〜5cは接続導体19を
介して計器用変圧器6に接続され、夫々のケーブルヘッ
ド4a〜4c上には主回路導体20が接続される。
そして、第2図に示すように避雷器5a〜5cの近傍の相
互に離れた位置に、基板10に固定して、鉛直方向へ伸び
る一対の支柱21が設けられ、支柱21上に支持枠22が取り
付けられる。この支持枠22には、主母線1a,1bに接続さ
れる三相分の主回路導体23と三相分の主回路導体20との
接続・断路を行う第一断路器としての断路器8cと、三相
分の避雷器5及び計器用変圧器6と三相分の主回路導体
20との接続・断路を行う第二断路器としての断路器8d
と、三相分の主回路導体20の接地を行う接地装置7cとが
取り付けられる。つまり、ケーブルタンク16や蓋9には
いずれの機器も取り付けられることはなく、基板10と基
板10に固定した支持枠22に全ての機器が取り付けられ
る。ここで、断路器8cは絶縁部材25を介して支持枠22に
取り付けられる。支持枠22を補強するため、支持枠22は
絶縁部材24を介して主回路導体20に連結される。
互に離れた位置に、基板10に固定して、鉛直方向へ伸び
る一対の支柱21が設けられ、支柱21上に支持枠22が取り
付けられる。この支持枠22には、主母線1a,1bに接続さ
れる三相分の主回路導体23と三相分の主回路導体20との
接続・断路を行う第一断路器としての断路器8cと、三相
分の避雷器5及び計器用変圧器6と三相分の主回路導体
20との接続・断路を行う第二断路器としての断路器8d
と、三相分の主回路導体20の接地を行う接地装置7cとが
取り付けられる。つまり、ケーブルタンク16や蓋9には
いずれの機器も取り付けられることはなく、基板10と基
板10に固定した支持枠22に全ての機器が取り付けられ
る。ここで、断路器8cは絶縁部材25を介して支持枠22に
取り付けられる。支持枠22を補強するため、支持枠22は
絶縁部材24を介して主回路導体20に連結される。
(b)実施例の作用 次に、ガス絶縁開閉装置の作用を説明する。
斬る線路側ブロック12cを組み立てるには、平面上に
基板10を載せ、基板10上にケーブルヘッド4a〜4cと避雷
器5a〜5cと一対の支柱21とを取り付ける。そして、ケー
ブルヘッド4a〜4c上に主回路導体20を取り付けるととも
に支柱21に支持枠22を取り付ける。支持枠22は絶縁部材
24を介して主回路導体20に連結する。支持枠22には絶縁
部材25を介して断路器8cを取り付け、更に断路器8dと接
地装置7cとを取り付ける。そして、接続導体19の一端を
避雷器5に接続したのち、これらの組み立てた構成機器
にケーブルタンク16をかぶせてケーブルタンク16と基板
10とを結合する。このあとは接続導体19の他端を計器用
変圧器6に接続し、断路器8cを主回路導体23に接続すれ
ばよい。
基板10を載せ、基板10上にケーブルヘッド4a〜4cと避雷
器5a〜5cと一対の支柱21とを取り付ける。そして、ケー
ブルヘッド4a〜4c上に主回路導体20を取り付けるととも
に支柱21に支持枠22を取り付ける。支持枠22は絶縁部材
24を介して主回路導体20に連結する。支持枠22には絶縁
部材25を介して断路器8cを取り付け、更に断路器8dと接
地装置7cとを取り付ける。そして、接続導体19の一端を
避雷器5に接続したのち、これらの組み立てた構成機器
にケーブルタンク16をかぶせてケーブルタンク16と基板
10とを結合する。このあとは接続導体19の他端を計器用
変圧器6に接続し、断路器8cを主回路導体23に接続すれ
ばよい。
H.考案の効果 以上の説明からわかるように、本考案によるガス絶縁
開閉装置によれば以下の効果がある。
開閉装置によれば以下の効果がある。
基板に取り付けた支持枠に第一,第二断路器と接地装
置等の全ての機器を取り付けたので、従来のように狭い
ケーブルタンク内で組立作業を行うことなく基板上の広
い空間で組み立て、最後にケーブルタンクをかぶせるこ
とができる。このため、ガス絶縁開閉装置の組立作業の
作業性が高い。
置等の全ての機器を取り付けたので、従来のように狭い
ケーブルタンク内で組立作業を行うことなく基板上の広
い空間で組み立て、最後にケーブルタンクをかぶせるこ
とができる。このため、ガス絶縁開閉装置の組立作業の
作業性が高い。
また、蓋には従来のように接地装置を取り付けないの
で、自由に開閉できる。従って作業用又は確認用の孔と
して使用できる。
で、自由に開閉できる。従って作業用又は確認用の孔と
して使用できる。
第1図〜第2図は本考案によるガス絶縁開閉装置の実施
例に係り、第1図はガス絶縁開閉装置の構成図、第2図
はケーブルタンク内の配置図、第3図はガス絶縁開閉装
置の結線図、第4図〜第5図は従来のガス絶縁開閉装置
に係り、第4図はガス絶縁開閉装置の構成図、第5図は
ケーブルタンク内の配置図である。 4…ケーブルヘッド、5…避雷器、7c…接地装置、8c,8
d…断路器、9…蓋、10…基板、16…ケーブルタンク、2
0,23…主回路導体、22…支持枠。
例に係り、第1図はガス絶縁開閉装置の構成図、第2図
はケーブルタンク内の配置図、第3図はガス絶縁開閉装
置の結線図、第4図〜第5図は従来のガス絶縁開閉装置
に係り、第4図はガス絶縁開閉装置の構成図、第5図は
ケーブルタンク内の配置図である。 4…ケーブルヘッド、5…避雷器、7c…接地装置、8c,8
d…断路器、9…蓋、10…基板、16…ケーブルタンク、2
0,23…主回路導体、22…支持枠。
Claims (1)
- 【請求項1】略筒状のタンクの下部を基板で塞ぐととも
に上部を蓋で塞ぎ、基板の上面にケーブルヘッドと避雷
器とを取り付け、ケーブルヘッドの上に主回路導体を接
続するとともに、主母線に接続された他の主回路導体と
当該主回路導体とを接続・断路自在の第一断路器と、当
該主回路導体と避雷器とを接続・断路自在の第二断路器
と、当該主回路導体を接地する接地装置とを設けたガス
絶縁開閉装置において、 前記基板の上面に直接に支持枠を取り付け、ケーブルヘ
ッドと避雷器以外の第一断路器,第二断路器,接地装置
等をタンク,蓋に取り付けることなく支持枠に取り付け
たことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989133622U JP2503638Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989133622U JP2503638Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374108U JPH0374108U (ja) | 1991-07-25 |
JP2503638Y2 true JP2503638Y2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=31681021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989133622U Expired - Lifetime JP2503638Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503638Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0164908U (ja) * | 1987-10-19 | 1989-04-26 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1989133622U patent/JP2503638Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374108U (ja) | 1991-07-25 |
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