JP2503419B2 - バックライト - Google Patents

バックライト

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JP2503419B2
JP2503419B2 JP61130291A JP13029186A JP2503419B2 JP 2503419 B2 JP2503419 B2 JP 2503419B2 JP 61130291 A JP61130291 A JP 61130291A JP 13029186 A JP13029186 A JP 13029186A JP 2503419 B2 JP2503419 B2 JP 2503419B2
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宣彦 林
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は液晶表示盤等のバックライトに係り、特に、
蛍光ランプからの光を反射させる反射板を改良したバッ
クライトに関する。
(従来の技術) 従来、この種の蛍光ランプ装置は液晶表示盤を背面よ
り照明するものであり、近年は液晶表示盤等被照明体の
小型軽量化に伴って、小型軽量化および省電力化が図ら
れている。
そこで、従来のバックライトは高周波点灯の小型の蛍
光ランプの所要数を金属製の反射板上に近接して設け、
蛍光ランプからの光を反射板により反射させて、液晶表
示盤の背面等を照明するように構成されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来のバックライトでは反
射板が鉄やアルミニウム等の導電性を有する金属製薄板
により形成されて、この反射板上に小型の蛍光ランプを
近接して配置し、しかも、この小型蛍光ランプに高周波
電流を通電するので、第6図に示すように蛍光ランプ1
と反射板2との間には浮遊容量3が発生していた。
このために、高周波点灯回路4より蛍光ランプ1に加
えられた高周波電気エネルギの一部が浮遊容量3を通し
て反射板2へリークし、蛍光ランプ1の全体的な明るさ
を低下させていた。
この問題点は蛍光ランプのランプ電流が小さくなるに
従って特に影響が大きかった。
そこで、本発明は、明るさを高めることができるバッ
クライトを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ランプ電流100mA以下で高周波点灯する細
長い蛍光ランプと、非導電性材料により形成され、その
少なくとも一面を反射面に形成しており、この反射面の
上記蛍光ランプと近接対向する対向面をこの蛍光ランプ
とほぼ平行に形成している反射板と、を有することを特
徴とする。
(作用) 蛍光ランプに100mA以下の高周波電流を通電して点灯
した場合、反射板が非導電性材料により形成されている
ので、この反射板と蛍光ランプとの間では、浮遊容量の
発生が防止され、浮遊容量を通して高周波電気エネルギ
の一部がリークして明るさが低下するのを有効に防止す
ることができる。すなわち、本発明によれば、ランプ電
流100mA以下の小電流で高周波点灯する蛍光ランプを、
非導電性材料により形成された反射板に近接して配置し
ているので、前記反射板への電気エネルギのリークが低
減できて、輝度の低下を抑制し、この結果、省エネ化が
達成できるとともに、蛍光ランプと反射板とを近接配置
して装置全体の小型化および軽量化を達成することがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について第1図〜第4図を参照
して説明する。
第1図(A)は本発明の一実施例の要部の外観を示し
ており、非導電性材料である、例えばポリカーボネート
等の合成樹脂製薄板を第1図(A)(B)に示すように
ほぼコ字状に成型して反射板11を構成している。
反射板11は第1図(A)(B)に示すようにコ字状開
口部を上方に開口させ、その左右側壁11a,11bを上方へ
向けて漸次拡開するように傾斜させて、長手方向両端部
は共に開口させている。反射板11のコ字状内面は光反射
効率の良好な白色等に着色されて反射面に形成されてい
る。
また、反射板11は図示しない支持台上に載置され、反
射板11の平面状底部11cの上面の幅方向のほぼ中間部上
には、例えば直径が約8mm程度の小型で直状の蛍光ラン
プ12を1本、その底部11cに近接させて、すなわち、底
部11c上面より若干浮かせてほぼ平行に配置している。
蛍光ランプ12は反射板11の長手方向長さよりも若干長
く、反射板11の両端より外方へ突出する突出端部を上記
支持台(図示省略)上に支持し、反射板11の左右側壁11
a,11bとほぼ平行に伸びている。
また、蛍光ランプ12はその内壁の全周をほぼ全長に亘
って蛍光体よりなる蛍光体膜を被着し、水銀等の希ガス
を封入しており、両端部には図示してない一対の電極を
封止している。
これら一対の電極(図示省略)は2線式の給電線13を
それぞれ介して高周波点灯回路14に電気的に接続され、
100mA以下の本実施例では60mAの高周波電流を通電し
て、蛍光ランプ12を点灯するようになっている。
そして、第1図(B)に示すように反射板11の上端開
口を半透明板等の光拡散効率の良好な蓋板15により被覆
し、蓋板15上に図示しない液晶表示盤等の被照明体を載
置して、これを背面より照明するようになっている。
第2図は本実施例の作用を説明するための模式図であ
り、第2図に示すように反射板11が非導電性材料により
形成されているので、この反射板11と点灯中の蛍光ラン
プ12との間には浮遊容量の発生が防止される。
したがって、高周波点灯回路14より蛍光ランプ12に与
えられた高周波電気エネルギの一部が浮遊容量を通して
リークするのを防止することができるので、蛍光ランプ
12の明るさを高めることができる。
この高周波電気エネルギのリークとランプ電流との関
係を調べたのが第3図である。すなわち、第3図は反射
板11として非導電体を用いて蛍光ランプに近接対向した
上記実施例の場合の蛍光ランプ光出力を1としたときに
反射板11として金属板を用いたときの蛍光ランプの光出
力の値が、ランプ電流を変えることによってどう変化し
ているかを表わす特性図である。これによると、ランプ
電流が100mAを超える場合には、反射板として金属板を
用いた場合と、非導電体を用いた場合とで光出力にそれ
程差がないことがわかる。一方、ランプ電流が100mA以
下においてはこの差が顕著に表われており、これは、反
射板として金属を用いた場合にはエネルギのリークが生
じているためである。換言すると、ランプ電流100mA以
下においてエネルギのリークを防止するための効果が表
われていることがわかる。
同様の結果がランプと反射板11との距離を変えても得
られた。
しかも上記実施例の場合、熱陰極を有する蛍光ランプ
を少ない電流で点灯しているので、そこにエネルギのリ
ークがあると電流がさらに絞られ、この結果、放電の安
定性が損われ、はなはだしい時にはランプの早期劣化が
もたらされるところ、本実施例によれば、エネルギのリ
ークがなくなりこのような不具合がなくなる。
さらに、本実施例によれば反射板11を合成樹脂により
形成するので、重量の軽量化と成型の容易性とを図るこ
とができる。また、反射板11は蛍光ランプ12と対向する
内底面(平坦面)を蛍光ランプ12とほぼ平行をなす平坦
面(平面)に形成しているので、両者を近接配置するこ
とができ、その分バックライトの薄型化を図ることがで
きる。
第4図は本発明の他の実施例の要部を横断面で示して
おり、本実施例は上述実施例において、2本の蛍光ラン
プ12A,12Bを径方向に所要の間隔をおいて反射板11上に
設けている。
本実施例によれば反射板11が上述実施例と同様に非導
電性材料により形成されているので、上述実施例と同様
に高周波電気エネルギの一部のリークを防止することが
できると共に、第4図の特性曲線Bに示すように配光分
布を蛍光ランプ12A,12Bの径方向で均等にすることがで
き、しかも、従来例に比して相対輝度を高めることがで
きる。
すなわち、従来のバックライトの配光特性は、第5図
のグラフの横軸の下方に示すように例えば2本の蛍光ラ
ンプ1a,1bを反射板2上に近接して、横方向に並設した
場合には、特性曲線Aに示すように各蛍光ランプ1a,1b
の垂直方向ほぼ直上に輝度のピークがそれぞれ形成さ
れ、各蛍光ランプ1a,1bの相互間およびそれらの外側方
で輝度が低下するという双峰性を示し、配光分布にムラ
を生じていた。
これは蛍光ランプ1a,1b内の陽光柱が、これら蛍光ラ
ンプ1a,1bに近接している反射板2の近接箇所(底部)
側へ引き寄せられることに起因しているものと思われ
る。
このように配光分布においても、上記実施例は従来例
よりも改善されている。
なお、上述各実施例では直状の小型蛍光ランプ12を1
本と、2本設けた場合についてそれぞれ述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば3本以上で
あってもよい。
また、本発明は直状の蛍光ランプ12に限定されず、例
えばU字状等所要形状に屈曲された屈曲蛍光ランプ、も
しくは、所要形状に連結された蛍光ランプを有する蛍光
ランプ装置にも適用することができ、さらに、蛍光体膜
を欠如させて光導出用のアパーチャを設けた蛍光ランプ
であってもよく、反射板と、高周波点灯の小型蛍光ラン
プとを組み込んだ蛍光ランプ装置に適用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、100mA以下で高周波点
灯させる蛍光ランプからの光を反射させる反射板を、非
導電性材料により形成したので、蛍光ランプと反射板と
の間に浮遊容量が発生するのを防止することができる。
このために、与えられる電気エネルギの一部がこの浮遊
容量を通してリークして明るさが低下するのを有効に防
止することができる。すなわち、本発明によれば、ラン
プ電流100mA以下の小電流で高周波点灯する蛍光ランプ
を、非導電性材料により形成された反射板に近接して配
置しているので、前記反射板への電気エネルギのリーク
が低減できて、輝度の低下を抑制し、この結果、省エネ
化が達成できるとともに、蛍光ランプと反射板とを近接
配置して装置全体の小型化および軽量化を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明に係る蛍光ランプ装置の一実施例
の要部構成図、第1図(B)は第1図(A)の要部横断
面図、第2図は第1図(A)(B)で示す実施例の作用
を説明するための模式図、第3図はランプ電流と全光束
との関係を示す特性図、第4図は本発明の他の実施例の
要部横断面図、第5図は第4図で示す実施例の相対輝度
分布を従来例のものと比較して示すグラフの横軸に、蛍
光ランプ装置の構成を対応させて示す説明図、第6図は
従来例の作用を説明するための説明図である。 11……反射板、11a,11b……側壁、11c……底壁、12,12
A,12B……蛍光ランプ、14……高周波点灯回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプ電流100mA以下で高周波点灯する細
    長い蛍光ランプと、 非導電性材料により形成され、上記蛍光ランプの長手方
    向に沿ってほぼ平行に近接対向する反射面を有する反射
    板と、 を具備することを特徴とするバックライト。
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JPS5635706U (ja) * 1979-08-27 1981-04-07
JPS5914443U (ja) * 1982-09-30 1984-01-28 日本電気株式会社 電話交換機の稼動状況測定装置
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