JP2503076Y2 - 高所作業車の乗降装置 - Google Patents

高所作業車の乗降装置

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JP2503076Y2
JP2503076Y2 JP4570891U JP4570891U JP2503076Y2 JP 2503076 Y2 JP2503076 Y2 JP 2503076Y2 JP 4570891 U JP4570891 U JP 4570891U JP 4570891 U JP4570891 U JP 4570891U JP 2503076 Y2 JP2503076 Y2 JP 2503076Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高所作業車の作業台に
作業者が乗降する為に設けられる乗降装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】高所作業車における乗降装置の一般的な
ものは、作業台の昇降に追従して伸縮する梯子を設け、
その梯子を利用して、作業台に乗り込んだり、作業台か
ら降りたりすることができるように構成される(例え
ば、実開昭60−154400号公報、実開昭63−3
1089号参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来の梯子
による乗降装置においては、梯子の伸縮段数が多くて構
造複雑であり、収納時には作業台の出入口を塞いで、作
業台への乗り降りを不自由にするといった難点があり、
小型の高所作業車には不適なものであった。本考案は、
上記の難点に着目し、その難点を解消することを目的と
して実施したものであって、構造が簡潔でコンパクトな
状態に収納できて、小型の高所作業車に好適に実施でき
るものでありながら、格納時に作業台の出入口を塞ぐよ
うなことがないように改良された高所作業車の乗降装置
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案における高所作業車の乗降装置は、プラッ
トホ−ム(1)とその周囲を囲う安全枠(2)とからなる作
業台(3)を、台車(4)上に伸縮機構(5)を介して昇降自
在に装備してなる高所作業車において、前記安全枠(2)
の一部に出入口(6)を開設すると共に、出入口(6)に重
複しない隣接部位に、作業台(3)の昇降に伴って伸縮す
る梯子(7)を配設してなることを特徴とするものであ
る。そして、前記梯子(7)を、下部体(7A)とそれに対
して上下スライド自在に係合された上部体(7B)とで構
成し、下部体(7A)の下端部をワンタッチ掛止手段で着
脱自在に台車(4)がわに取り付けるとともに、上部体
(7B)を、作業台(3)がわの案内具(16)にスライド自
在且つ抜き外し可能に支持させ、作業台(3)が或る範囲
を越えて上昇する際に案内具(16)が上部体(7B)を掛
引して引き上げるように構成することができる。
【0005】
【考案の効果】請求項1の高所作業車における乗降装置
は、昇降する作業台(3)の周囲を囲う安全枠(2)の一部
に出入口(6)を開設すると共に、出入口(6)に重複しな
い隣接部位に、作業台(3)の昇降に伴って伸縮する梯子
(7)を配設してあるので、構造簡潔でコンパクトな状態
に格納でき、格納時に作業台の出入口を塞ぐようなこと
がなく、小型の高所作業車に実施するに好適なものとな
った。請求項2の高所作業車における乗降装置は、下部
体(7A)とそれに対して上下スライド自在に係合される
上部体(7B)とで梯子(7)を構成し、下部体(7A)の下
端部をワンタッチ掛止手段で着脱自在に台車(4)に取り
付けるとともに、上部体(7B)を、作業台(3)がわの案
内具(16)にスライド自在且つ抜き外し可能に支持さ
せ、作業台(3)が或る範囲を越えて上昇する際には案内
具(16)が上部体(7B)を掛引して引き上げるようにし
てあるので、上部体(7B)を案内具(16)から抜き外し
て、下部体(7A)をワンタッチ掛止手段から離脱させる
ことによって、梯子(7)全体を仕組み状態のままで簡単
に取り外すことができ便利である。
【0006】
【実施例】つぎに、本考案の実施例について図面を参照
して説明する。図1は本考案による高所作業車の側面
図、図2は本考案による高所作業車を背面視した概略
図、図3は高所作業車の作業台が最下位置に降下された
状態を示す側面図、図4は本考案の実施例構造を示す斜
視図である。
【0007】図1〜図3にみられる高所作業車は、台車
(4)と、伸縮機構(5)であるシザ−スリンク機構と、伸
縮機構の上端部に支持される作業台(3)とから構成され
ており、作業台(3)は、プラットホ−ム(1)とその周囲
を囲う安全枠(2)とで形成されて、安全枠(2)には出入
口(6)が開設されている。そして、出入口(6)に隣接す
る部位に、作業台への乗降装置である梯子(7)が装備さ
れている。
【0008】梯子(7)は、台車(4)がわに着脱自在に取
り付けられる下部体(7A)と、下部体(7A)に対して上
下方向にスライド自在に係合する上部体(7B)とによっ
て構成されている。この梯子(7)の構造を、図4によっ
て更に具体的に説明すると、下部体(7A)は、角パイプ
からなる左右の縦材(8)(8)に複数段のステップ板(9)
・・を掛け渡し状に固設して構成され、両縦材(8)(8)
の下端部間に架設するバ−(10)を、台車(4)がわに立
設される支持板(11)(11)に開設された鉤状孔(12)
(12)の開放口から挿入して掛止する、ワンタッチ掛止
手段によって台車(4)に着脱自在に取り付けられてい
る。そして、両縦材(8)(8)の上端部と下端部には、前
記上部体(7B)をスライド自在に係合支持する為の係合
部(13)(13)が固設されている。
【0009】また、上部体(7B)は、チャンネル状の縦
部材(14)(14)を、各々の開口部(14a)(14a)が
外向きになった状態で平行に組合せ、両縦部材(14)
(14)の背面(14b)(14b)間を複数段のステップ板
(15)・・で連結して構成され、前記開口部(14a)
(14a)の両側に位置する壁部(14c)(14d)、(1
4c)(14d)のうち、下部体(7A)がわに位置する壁
部(14c)(14c)を、前記係合部(13)(13)に嵌入
することによって下部体(7A)に対してスライド可能に
支持されている。さらに、前記壁部(14c)(14d)、
(14c)(14d)のうち、作業台(3)がわに位置する壁
部(14d)(14d)が、作業台(3)の側面に設置されて
いる案内具(16)(16)によってスライド自在に抱持さ
れており、各縦部材(14)(14)の上端部には、作業台
(3)の上昇に伴って上昇移動する案内具(16)(16)に
係合する係合体(17)(17)が固設されている。
【0010】このような構造の梯子(7)からなる乗降装
置が実施された高所作業車において、作業台(3)が最下
位置に降下されると、上部体(7B)は、図3にみられる
ように下部体(7A)の内側に重なるように格納される。
そして、縦部材(14)(14)の上端部に設けられている
係合体(17)(17)が前記上部体(7B)の係合部(13)
(13)の天面に衝合して、それ以上の下降が止められて
いる。
【0011】上記格納状態のとき、梯子(7)は、作業台
(3)のプラットホ−ム(1)より上方に大きく突出するけ
れども、安全枠(2)に開設された出入口(6)に重複しな
い隣接部位にあるので、出入口(6)を塞ぐようなことは
ない。故に、最下位置に降下されている作業台(3)に乗
降する作業者は、重なり合い状態に格納されている梯子
(7)のステップ板(9)(15)を利用して昇ったり降りた
りして、梯子(7)に隣接する部位の出入口(6)から難な
くプラットホ−ム(1)に乗降することができるのであ
る。
【0011】なお、梯子(7)を取り外す場合には、作業
台(3)を最下位置に降下させた状態で、上部体(7B)を
上方に引上げると、上部体(7B)の壁部(14d)(14
d)が作業台(3)がわの案内具(16)(16)から抜け外
れ、上部体(7B)は作業台(3)に対してフリ−の状態に
なる。この状態にした後、下端のバ−(10)を中心とし
て下部体(7A)を外方に回倒し、バ−(10)を支持板
(11)(11)の鉤状孔(12)(12)から抜き外せば、下
部体(7A)と上部体(7B)が仕組まれた状態の儘で梯子
(7)全体を簡単に取り外せるのであり、また、前述と逆
の所作をすることによって梯子(7)を容易に装備するこ
とができるのである。
【0012】次に、最下位置に降下されている作業台
(3)を伸縮機構(5)の伸長動作によって上昇させて行く
と、作業台(3)がわの案内具(16)(16)が、上部体
(7B)の係合体(17)(17)に衝合する迄は、作業台
(3)のみが上昇し、梯子(7)の上部体(7B)は格納位置
に保たれた儘で伸長動しない。しかして、案内具(16)
(16)が上部体(7B)の係合体(17)(17)に衝合する
位置から、さらに作業台(3)の上昇が続けられるとき
は、案内具(16)(16)と係合体(17)(17)の衝合に
よって上部体(7B)が引き上げられて行き、作業台(3)
の上昇高さに応じた伸長状態となるのであり、伸長状態
の梯子(7)を利用して、高い位置にある作業台(3)に乗
降することができるのである。
【0013】なお、実施例のシザ−スリンク機構(5)
は、2つのX字状リンクを上下に繋ぎ合わせた左右二組
の屈伸リンクからなり、上下のX字状リンクの間に介装
された油圧シリンダ(18)に、作業台(3)に設けられた
ペダル式油圧ポンプ(19)で圧油を供給することによっ
て、伸長変形されて作業台(3)を上昇するものとなって
いる。(20)は、シザ−スリンク機構(5)の上方の一方
端に設けられたロ−ラ−であり、該ロ−ラ−(20)は、
作業台(3)の下腹部に敷設されたレ−ル(21)に滑動可
能に嵌合されている。(22)は、シザ−スリンク機構
(5)の下方の一方端に設けられたロ−ラ−であり、該ロ
−ラ−(22)は、台車(4)の上面に敷設されたレ−ル
(23)に滑動可能に嵌合されている。(24)(24)は上
下のX字状リンク間に介装されたダンパ−である。
【0014】また、実施例の台車(4)は、左右の駆動
輪(25)(25)と左右の遊動輪(26)(26)を
備えており、左右の駆動輪(25)(25)は、作業台
(3)に立設したハンドル台(27)(27)に設けら
れているハンドル(28)(28)を左右同時又は左右
各別に手廻しすることによって、その動力が、ハンドル
台(27)(27)の内部からシザースリンク機構
(5)部分を経て車軸(29)(29)に至るまでの間
に構成されている左右の伝動機構(30)(30)によ
って動力伝達されるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による高所作業車の側面図である。
【図2】本考案による高所作業車を背面視した概略図で
ある。
【図3】高所作業車の作業台が最下位置に降下された状
態を示す側面図である。
【図4】本考案の実施例構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 プラットホーム 2 安全枠 3 作業台 4 台車 5 伸縮機構 6 出入口 7 梯子

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラットホ−ム(1)とその周囲を囲う安
    全枠(2)とからなる作業台(3)を、台車(4)上に伸縮機
    構(5)を介して昇降自在に装備してなる高所作業車にお
    いて、前記安全枠(2)の一部に出入口(6)を開設すると
    共に、出入口(6)に重複しない隣接部位に、作業台(3)
    の昇降に伴って伸縮する梯子(7)を配設してなる高所作
    業車の乗降装置。
  2. 【請求項2】前記梯子(7)を、下部体(7A)とそれに対
    して上下スライド自在に係合された上部体(7B)とで構
    成し、下部体(7A)の下端部をワンタッチ掛止手段で着
    脱自在に台車(4)がわに取り付けるとともに、上部体
    (7B)を、作業台(3)がわの案内具(16)にスライド自
    在且つ抜き外し可能に支持させ、作業台(3)が或る範囲
    を越えて上昇する際に案内具(16)が上部体(7B)を掛
    引して引き上げるようにしてある高所作業車の乗降装
    置。
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