JP2502959Y2 - 光学式情報読取装置 - Google Patents
光学式情報読取装置Info
- Publication number
- JP2502959Y2 JP2502959Y2 JP1986027380U JP2738086U JP2502959Y2 JP 2502959 Y2 JP2502959 Y2 JP 2502959Y2 JP 1986027380 U JP1986027380 U JP 1986027380U JP 2738086 U JP2738086 U JP 2738086U JP 2502959 Y2 JP2502959 Y2 JP 2502959Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- light
- optical information
- diffraction grating
- objective lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Optical Head (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光学式情報読取装置に係り、特に組立作業の
好適な光学部品に関する。
好適な光学部品に関する。
例えば、特公昭56-32606号公報に示されているような
従来の装置は、専用の平板にクロム等を蒸着させフィル
ターをつくり、それを一つの光学部品として、光学式情
報読取装置の光学系を構成していた。
従来の装置は、専用の平板にクロム等を蒸着させフィル
ターをつくり、それを一つの光学部品として、光学式情
報読取装置の光学系を構成していた。
上記従来技術は、(1)精度の高い透過性の平板を必
要とすること、(2)フィルターを配置する為のスペー
スを必要とすること、(3)鏡筒部を必要とすること、
(4)接着作業を必要とすることの問題があった。
要とすること、(2)フィルターを配置する為のスペー
スを必要とすること、(3)鏡筒部を必要とすること、
(4)接着作業を必要とすることの問題があった。
本考案の目的は上述の問題を考慮し、解決した安価な
フィルターを提供することにある。
フィルターを提供することにある。
上記目的は、フィルターを既存する光学部品の面は蒸
着し構成することにより達成される。具体的にフィルタ
ー位置はレーザ発光点と、光路分離手段である偏光ビー
ムスプリッタあるいはハーフプリズムとの間にあること
が望ましいので、蒸着面は偏光ビームスプリッタあるい
はハーフプリズムの入射側面、あるいは回析格子の入射
側面あるいは出射側面、あるいはレーザダイオードの入
射側面あるいは出射側面に蒸着によりフィルターを構成
する。
着し構成することにより達成される。具体的にフィルタ
ー位置はレーザ発光点と、光路分離手段である偏光ビー
ムスプリッタあるいはハーフプリズムとの間にあること
が望ましいので、蒸着面は偏光ビームスプリッタあるい
はハーフプリズムの入射側面、あるいは回析格子の入射
側面あるいは出射側面、あるいはレーザダイオードの入
射側面あるいは出射側面に蒸着によりフィルターを構成
する。
偏光ビームスプリッタあるいはハーフプリズム、また
回析格子、レーザダイオードのカバーガラス等は透過す
る光に収差を生じさせない為に精度の高い表面を持って
いる。そこで、この面に蒸着によりフィルターを構成す
ることにより、精度の高い平板を更に一枚設ける必要が
ない。また光学部品の表面に蒸着されている為組立性も
良くなる。
回析格子、レーザダイオードのカバーガラス等は透過す
る光に収差を生じさせない為に精度の高い表面を持って
いる。そこで、この面に蒸着によりフィルターを構成す
ることにより、精度の高い平板を更に一枚設ける必要が
ない。また光学部品の表面に蒸着されている為組立性も
良くなる。
以下、本考案の一実施例を第1図により説明する。レ
ーザダイオード1を出射した光は回析格子2、偏光ビー
ムスプリッタ3、コリメータ4、ミラー5、1/4波長板
6を透過あるいは反射して対物レンズ7に到る。記録媒
体9からの反射光は、逆の光路をたどり、スプリッタ3
で反射され、レンジ10を経てフォトダイオード11で検出
される。この時、対物レンズへの入射光の光量分布が正
規分布に近い場合、対物レンズ後の絞り込んだ状態での
エリアパターンが小さくなり、光学式情報読取の際、ノ
イズ成分を拾いにくくなる。そこで、対物レンズへの入
射光の光量分布を正規分布に近い形にするフィルターが
必要となる。この時第2図に図す様に回析格子2の溝が
形成されている面12と反対のフィルター面8にフィルタ
ーを蒸着させる。フィルター特性は第3図に示す様な透
過率分布を持つ。本実施例においてはフィルターを回析
格子の入射面に蒸着させたが、回析格子の出射面あるい
は偏光ビームスプリッタの入射面あるいは、レーザダイ
オードの光を出射させかつ内部の気密を保つ為のカバー
ガラスの入射面あるいは出射面にフィルターを蒸着にて
構成しても同様の効果が得られる。
ーザダイオード1を出射した光は回析格子2、偏光ビー
ムスプリッタ3、コリメータ4、ミラー5、1/4波長板
6を透過あるいは反射して対物レンズ7に到る。記録媒
体9からの反射光は、逆の光路をたどり、スプリッタ3
で反射され、レンジ10を経てフォトダイオード11で検出
される。この時、対物レンズへの入射光の光量分布が正
規分布に近い場合、対物レンズ後の絞り込んだ状態での
エリアパターンが小さくなり、光学式情報読取の際、ノ
イズ成分を拾いにくくなる。そこで、対物レンズへの入
射光の光量分布を正規分布に近い形にするフィルターが
必要となる。この時第2図に図す様に回析格子2の溝が
形成されている面12と反対のフィルター面8にフィルタ
ーを蒸着させる。フィルター特性は第3図に示す様な透
過率分布を持つ。本実施例においてはフィルターを回析
格子の入射面に蒸着させたが、回析格子の出射面あるい
は偏光ビームスプリッタの入射面あるいは、レーザダイ
オードの光を出射させかつ内部の気密を保つ為のカバー
ガラスの入射面あるいは出射面にフィルターを蒸着にて
構成しても同様の効果が得られる。
本考案によれば、部品点数を一点削減でき、またこの
部品の精度管理が不要のため、部品コストを低減でき、
かつ簡略な組立が可能となる。
部品の精度管理が不要のため、部品コストを低減でき、
かつ簡略な組立が可能となる。
第1図は本考案の一実施例説明の為の全体構成図。第2
図は、本考案を回析格子入射面に適用した場合の回析格
子説明図、第3図はフィルター特性説明図である。 1……レーザダイオード、2……回析格子、3……偏光
ビームスプリッタ、7……対物レンズ、8……フィルタ
ー面、9……フィルター。
図は、本考案を回析格子入射面に適用した場合の回析格
子説明図、第3図はフィルター特性説明図である。 1……レーザダイオード、2……回析格子、3……偏光
ビームスプリッタ、7……対物レンズ、8……フィルタ
ー面、9……フィルター。
Claims (1)
- 【請求項1】光源からの光を対物レンズにより絞り、記
録媒体上に照射して、この記録媒体からの情報を読み取
る光学式情報読取装置において、上記対物レンズへの入
射光の光量分布を一軸方向だけ変化させるフィルターを
回折格子の入射面又は出射面に蒸着によって形成したこ
とを特徴とする光学式読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986027380U JP2502959Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 光学式情報読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986027380U JP2502959Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 光学式情報読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62142722U JPS62142722U (ja) | 1987-09-09 |
JP2502959Y2 true JP2502959Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=30829352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986027380U Expired - Lifetime JP2502959Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1986-02-28 | 光学式情報読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502959Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8104946A (nl) * | 1981-11-02 | 1983-06-01 | Philips Nv | Inrichting voor het uitlezen en/of inschrijven van een optisch uitleesbare informatiestructuur op een registratiedrager. |
-
1986
- 1986-02-28 JP JP1986027380U patent/JP2502959Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62142722U (ja) | 1987-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4983017A (en) | Optical head device for reading information stored in a recording medium | |
US5231620A (en) | Magneto-optical recording/reproducing apparatus with light beam splitting means | |
JPS62146444A (ja) | 読取・書込ヘツド | |
US5410529A (en) | Optical pickup apparatus | |
US5572500A (en) | Optical filter with light transmittance dependency on incident angle | |
KR100295102B1 (ko) | 광픽업 | |
US5377177A (en) | Optical pickup having first and second reflecting surfaces and hologram | |
JPS62117150A (ja) | 光学式ピツクアツプ | |
JP2502959Y2 (ja) | 光学式情報読取装置 | |
JPS644926A (en) | Optical type head device | |
JP2639659B2 (ja) | 光ヘッド | |
JP3261794B2 (ja) | 光ヘッド | |
US20020021494A1 (en) | Optical device | |
JP3545015B2 (ja) | 光ピックアップ | |
JPH0721866B2 (ja) | 光ヘツド装置 | |
JP2541052Y2 (ja) | 光学ヘッド | |
JPH02183125A (ja) | 偏光検出器及び光学ヘッド | |
KR100455478B1 (ko) | 전반사형 집광렌즈를 이용한 광픽업 장치 | |
JPH0445132Y2 (ja) | ||
JPS6479944A (en) | Optical pickup device | |
JPS6327689B2 (ja) | ||
JPH0743778Y2 (ja) | 光磁気ピツクアツプ | |
JPS63113220U (ja) | ||
JPS63267911A (ja) | レ−ザスキヤナ装置 | |
JPS6186827U (ja) |