JP2502056Y2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JP2502056Y2
JP2502056Y2 JP1989069251U JP6925189U JP2502056Y2 JP 2502056 Y2 JP2502056 Y2 JP 2502056Y2 JP 1989069251 U JP1989069251 U JP 1989069251U JP 6925189 U JP6925189 U JP 6925189U JP 2502056 Y2 JP2502056 Y2 JP 2502056Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
liquid crystal
crystal display
temperature
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989069251U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH038320U (ja
Inventor
通陽 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1989069251U priority Critical patent/JP2502056Y2/ja
Publication of JPH038320U publication Critical patent/JPH038320U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2502056Y2 publication Critical patent/JP2502056Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえばビデオカメラなどに装着して実施
することができる液晶表示装置に関する。
いわゆるムービー用のビデオカメラは、種々の温度の
使用環境条件下で使用される。このようなビデオカメラ
に、撮像した映像を表示するための液晶表示装置を取付
けた構成としたとき、そのテレビカメラの使用環境条件
に応じて、液晶表示装置に備えられている液晶表示素子
の明るさ、すなわちブライト、色あいおよび色の濃さな
どがその温度に依存して変化してしまい、使用者がその
ような液晶表示素子の画面を最適に調整し直すのは、操
作上煩わしいことである。
考案が解決すべき課題 本考案の目的は、各種の使用環境条件下においても、
安定した映像を表示することができるようにした液晶表
示装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、映像信号を発生する映像信号発生源1と、 映像信号発生源1からの映像信号を供給するライン2,
5と、 ライン2,5に介在される結合コンデンサ4と、 一定の電圧Vccを導出する直流電源7と、 直流電源7からの前記電圧Vccが与えられる直列回路
であつて、温度の上昇に伴つて抵抗値が大きくなる正特
性サーミスタR3と、温度にかかわらず一定の抵抗値を有
する2つの第1および第2抵抗R1,R2とがこの順序で直
列接続され、第1および第2抵抗R1,R2の接続点9の出
力電圧は、温度の上昇に伴つて低下し、結合コンデンサ
4を介する前記ライン5に導かれる映像信号に与えられ
てクランプする直列回路と、 第2抵抗R2に並列に接続される積分形コンデンサ10
と、 温度の上昇に伴つて光透過率を一定に保つための最適
な駆動電圧が低くなる特性を有する液晶表示素子3と、 前記クランプされた映像信号が与えられて液晶表示素
子3を駆動する駆動回路6とを含むことを特徴とする液
晶表示装置である。
作用 本考案に従えば、温度の上昇に伴つて抵抗値が大きく
なる正特性サーミスタR3を用い、この正特性サーミスタ
R3と、温度にかかわらず一定の抵抗値を有する2つの第
1および第2抵抗R1,R2とがこの順序で直列に接続され
て直列回路が構成され、この直列回路に、直流電源7か
ら一定の電圧Vccが与えられ、第1および第2抵抗R1,R2
の接続点9の出力電圧は、温度が上昇して正特性サーミ
スタR3の抵抗値が大きくなることによって、低下し、こ
の接続点9の出力電圧は、結合コンデンサ4を介する前
記ライン5に導出される映像信号に与えられてクランプ
し、こうして温度が上昇すると、直列回路から与えられ
るクランプ電圧が低下し、したがつて駆動回路6によつ
て駆動される液晶表示素子3の駆動電圧が低くなり、し
たがって液晶表示素子3の光透過率を、温度の上昇にか
かわらず一定に保つことができる。こうして、各種の温
度の使用環境条件下で、安定した映像を表示することが
できる。そのため、明るさ、色あいおよび色の濃さなど
を使用者が調整する必要がなく、操作性が向上される。
実施例 第1図は、本考案の一実施例のブロック図である。こ
の実施例は、いわゆるムービー用ビデオカメラに搭載さ
れ、カラー液晶表示を行うものであって、第1図では、
その赤R、緑Gおよび青Bのうちの1つに関連する構成
を示す。このテレビカメラは、第1図に示される液晶表
示装置を備え、テレビカメラにおいて撮像された映像信
号は、その発生源1からライン2に導出され、この映像
信号はカラー液晶表示素子3によって表示することがで
きる。液晶表示素子3は、一対のガラス基板上の対向す
る表面に透明電極がそれぞれ形成され、これらの透明電
極間に液晶が充填された構成を有し、透過形または反射
形であってもよい。この液晶は、たとえばツイストネマ
ティック(略称TN)液晶などであってもよく、その他の
液晶であってもよい。
ライン2の映像信号は、コンデンサ4を経てその交流
成分がライン5から駆動回路6に与えられる。このライ
ン5には、直流電圧が加えられてクランプされる。
このクランプされる直流電圧を液晶表示素子3の使用
環境条件の温度に依存して変化させるために、正特性サ
ーミスタR3が用いられる。このサーミスタR3には、直列
に抵抗R1,R2が接続され、直流電源7からライン8に一
定の直流電圧が与えられる。抵抗R1,R2の抵抗値は、温
度に拘わらず一定である。抵抗R1,R2の接続点9には、
積分形コンデンサ10が接続され、その出力電圧はアナロ
グスイッチ11を介してライン5に与えられる。アナログ
スイッチ11は、映像信号発生源1からライン12を介する
同期信号に応答して導通し、この同期信号は、ライン2
に少なくとも映像信号が発生されている期間中、アナロ
グスイッチ11に与えられて、そのアナログスイッチ11を
導通したままに保つ。アナログスイッチ11が設けられず
に、コンデンサ10の出力が常時ライン5に与えられるよ
うに構成してもよい。
使用環境条件の温度が上昇すると、抵抗R3の抵抗値が
大きくなり、これに応じて接続点9、したがってコンデ
ンサ10の出力の電圧が低下する。そのため、ライン5で
は、映像信号のクランプ電圧が小さくなる。これによっ
て、液晶表示素子3の液晶が介在されている一対の透明
電極間に駆動回路6から印加される電圧が低下し、その
液晶表示素子3の光透過率が温度に依存して変化するこ
とを防ぐことができる。
第2図は、液晶表示素子3の一対の透明電極間に与え
られる電圧と、液晶の光透過率との関係を示すグラフで
ある。温度が低いときの特性はライン1で示されてお
り、温度が高いときの特性はラインl2で示される。特性
1で示される特性が得られる温度において、コンデン
サ10の出力であるクランプ電圧は参照符VCLで示されて
おり、コンデンサ4を介してライン5に与えられる映像
信号のピーク・ピーク値の電圧は、参照符Vinで示され
ている。したがって、光透過率は、映像信号のピーク・
ピーク値Vinに対応して、参照符Tnrで示されるように変
化する。もしも温度が上昇しても、クランプ電圧VCLが
一定であると仮定すれば、液晶表示素子3の光透過率は
参照符Tnr1で示されるように大きくなって、画面は明る
くなってしまう。液晶表示素子3は、上述のように、温
度の上昇に伴つて光透過率を一定に保つための最適な駆
動電圧が低くなる特性を有する。
この問題を解決するために、本考案では、温度が高く
なったときには、クランプ直流電圧をVCLからVCL1に低
く変化させる。ここで映像信号のピーク・ピーク値は、
Vin=Vin1であるものとすると、したがって液晶表示素
子3の光透過率の範囲Tnrは、温度に依存して変化する
ことがない。
前述の実施例において、このクランプ電圧VCLは、第
1式で示されるとおりである。
VCL=R2/R1+R3・Vcc …(1) ここで、Vccは直流電源7からライン8に導出される
電圧であり、R1,R2,R3は、抵抗R1,R2およびサーミスタR
3の抵抗値をそれらの参照符と同一として示す。
上述の実施例では、カラー液晶表示素子3の1つの色
の映像信号に関して説明したけれども、残余の色の映像
信号に関しても、同様な構成となっている。
考案の効果 以上のように本考案によれば、映像信号発生源1から
の映像信号を結合コンデンサ4によつてその交流分だけ
をライン5に導出するようにし、正特性サーミスタR3を
用いて、温度が高いとき、小さい直流電圧を、結合コン
デンサ4からの映像信号に与えて、その結合コンデンサ
4からの映像信号をクランプするようにしたので、液晶
表示素子3の光透過率を温度に依存することなく、映像
信号の振幅に応じて変化して表示させることが可能とな
る。これによつて、温度が変化する使用環境下におい
て、明るさ、色合いおよび色の濃さなどを、使用者が調
整することなく、安定な状態で、表示を行うことができ
る。
しかも本考案によれば、このような結合コンデンサ4
からの映像信号をクランプするための構成は、直流電源
7と正特性サーミスタR3と2つの第1および第2抵抗R
1,R2とから成るので、その構成を簡略化することができ
る。
さらに本考案によれば、第2抵抗R2には積分形コンデ
ンサ10が並列に接続されており、これによつて第1およ
び第2抵抗R1,R2の接続点9の出力電圧が、急激に変化
することが防がれ、これによつて液晶表示素子3の表示
を、さらに安定化することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロック図、第2図は液晶
の特性を示すグラフである。 1……映像信号発生源、3……液晶表示素子、4……コ
ンデンサ、6……駆動回路、7……直流電源、10……コ
ンデンサ、11……アナログスイッチ、R1,R2……抵抗、R
3……正特性サーミスタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を発生する映像信号発生源1と、 映像信号発生源1からの映像信号を供給するライン2,5
    と、 ライン2,5に介在される結合コンデンサ4と、 一定の電圧Vccを導出する直流電源7と、 直流電源7からの前記電圧Vccが与えられる直列回路で
    あつて、温度の上昇に伴つて抵抗値が大きくなる正特性
    サーミスタR3と、温度にかかわらず一定の抵抗値を有す
    る2つの第1および第2抵抗R1,R2とがこの順序で直列
    接続され、第1および第2抵抗R1,R2の接続点9の出力
    電圧は、温度の上昇に伴つて低下し、結合コンデンサ4
    を介する前記ライン5に導かれる映像信号に与えられて
    クランプする直列回路と、 第2抵抗R2に並列に接続される積分形コンデンサ10と、 温度の上昇に伴つて光透過率を一定に保つための最適な
    駆動電圧が低くなる特性を有する液晶表示素子3と、 前記クランプされた映像信号が与えられて液晶表示素子
    3を駆動する駆動回路6とを含むことを特徴とする液晶
    表示装置。
JP1989069251U 1989-06-13 1989-06-13 液晶表示装置 Expired - Fee Related JP2502056Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989069251U JP2502056Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989069251U JP2502056Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH038320U JPH038320U (ja) 1991-01-25
JP2502056Y2 true JP2502056Y2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=31604391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989069251U Expired - Fee Related JP2502056Y2 (ja) 1989-06-13 1989-06-13 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2502056Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60209789A (ja) * 1984-04-04 1985-10-22 ソニー株式会社 液晶表示板の駆動電圧制御装置
JPS6111725A (ja) * 1984-06-26 1986-01-20 Fujitsu Ltd 液晶表示装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH038320U (ja) 1991-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010008395A1 (en) Image processing device, and image display device provided with such an image processing device
US4139278A (en) Liquid crystal display device
JPH0683287A (ja) 液晶ディスプレイの表示制御装置
JPH02271390A (ja) 液晶表示装置
JP2502056Y2 (ja) 液晶表示装置
JPH05241512A (ja) 表示装置
US4832454A (en) Control circuit for a liquid crystal display unit
JPH095713A (ja) 液晶駆動方法
JPH01239590A (ja) 液晶表示装置
JPH08334746A (ja) 表示装置
JP2001272957A5 (ja)
JP3417007B2 (ja) 画像表示装置
JP2590784B2 (ja) 液晶装置の駆動方法
JPS60242777A (ja) 自動液晶調光装置付テレビカメラ
JPS60216329A (ja) 液晶表示装置
JP3729508B2 (ja) カラー映像表示装置
JP2000035564A (ja) 液晶表示装置の明るさ補正装置
KR100499942B1 (ko) 휘도 제어회로가 구비된 박막 트랜지스터 액정표시장치
JP2924073B2 (ja) Lcd装置
JPS60131522A (ja) カラ−液晶表示装置
JPS5880687A (ja) カラ−映像表示装置
JPS63265228A (ja) 液晶表示装置
CN109377965A (zh) 异形像素驱动单元、像素驱动阵列及显示设备
JP2574888Y2 (ja) 表示装置
JPS6259930A (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees