JP2501928B2 - グリ―ンシ―ト積層方法 - Google Patents
グリ―ンシ―ト積層方法Info
- Publication number
- JP2501928B2 JP2501928B2 JP2037594A JP3759490A JP2501928B2 JP 2501928 B2 JP2501928 B2 JP 2501928B2 JP 2037594 A JP2037594 A JP 2037594A JP 3759490 A JP3759490 A JP 3759490A JP 2501928 B2 JP2501928 B2 JP 2501928B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- green sheet
- gravity
- center
- green
- calculated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Description
リーンシートを積層する工程におけるグリーンシート積
層方法に関し、 積層位置精度の向上を可能とすることを目的とし、 グリーンシートにバイアホールを形成する工程でバイ
アホールと併せて位置決め用のホールを形成し、グリー
ンシートを、その位置決めホールを基準として、直前に
積層されたグリーンシートに対して位置決めして積層す
るよう構成する。
うちのグリーンシートを積層する工程におけるグリーン
シート積層方法に関する。
を設けた構成とし、グリーンシートをその孔を金型上の
位置決めピンに嵌合させて積層していた。
に嵌合させるときに、グリーンシートのうち孔の周囲の
個所が破れることがある。
なり、層間の位置ずれが生じて積層位置精度が低下して
しまう。
れていた。
ート積層方法を提供することを目的とする。
工程でバイアホールと併せて4つの位置決め用のホール
をグリーンシートの各コーナ部に形成してなるグリーン
シートを、ステージ上に複数枚積層するグリーンシート
積層方法であって、 直前に積層されているグリーンシートについて、4つ
の位置決め用のホールの夫々の重心位置を算出し、続い
て、算出した4つの重心を結ぶ四角形の重心の位置と対
角線の交角を算出し、 該積層しようとするグリーンシートについて、4つの
位置決め用のホールの夫々の重心位置を算出し、続い
て、算出した4つの重心を結ぶ四角形の重心の位置と対
角線の交角を算出し、 該積層しようとするグリーンシートについて、その四
角形の重心の位置を、直前に積層されているグリーンシ
ートの四角形の重心の位置に一致させ、且つ、その交角
の二等分線を、直前に積層されているグリーンシートの
交角の二等分線に一致させて、上記直前に積層されてい
るグリーンシートに対して位置決めして、該直前に積層
されているグリーンシート上に載置する構成である。
であり、グリーンシート上における位置決めホールの位
置精度は高い。
うことが可能となる。
て、4つの位置決め用のホールの夫々の重心位置を算出
し、続いて、算出した4つの重心を結ぶ四角形の重心の
位置と対角線の交角を算出し、積層しようとするグリー
ンシートについて、4つの位置決め用のホールの夫々の
重心位置を算出し、続いて、算出した4つの重心を結ぶ
四角形の重心の位置と対角線の交角を算出し、該積層し
ようとするグリーンシートについて、その四角形の重心
の位置を、直前に積層されているグリーンシートの四角
形の重心の位置に一致させ、且つ、その交角の二等分線
を、直前に積層されているグリーンシートの交角の二等
分線に一致させることは、直前に積層されているグリー
ンシートと、積層しようとするグリーンシートとの間で
伸縮率が異なっている場合にも、積層しようとするグリ
ーンシートの各バイアホールの直前に積層されているグ
リーンシートの対応するバイアホールに対する位置ずれ
の量が平均化するように作用する。
す。
を制御し、グリーンシート13をテーブル装置14まで搬送
させる。テレビカメラ15はグリーンシート13の位置決め
マークを読み取り、この読取情報は画像処理部16を経て
制御部10に供給され、制御部はこの読取情報をもとにテ
ーブル装置14を制御してテーブル装置14に固定されたグ
リーンシート17とグリーンシート13との位置決めを行な
う。
ンが形成されており、所定の外形寸法とされたものであ
る。
す。
1,θステージ22より構成され、θステージ22は内蔵モー
タによってXステージ20及びYステージ21を載せたまま
矢印θ方向に回動し、Yステージ21はモータ23によって
Xステージ20を載せたまま矢印Y方向に移動し、Xステ
ージ20はモータ24によって矢印X方向に移動する。Xス
テージ20上にはバキューム吸着用の溝25が設けられてい
る。
の隅部の上方(矢印Z方向)に設けられている。
ずつ吸着して、Xステージ20とテレビカメラ30〜33との
間を矢印Yの逆方向に移動し、グリーンシート36をXス
テージ20上まで搬送する。最初に搬送されたグリーンシ
ート36はXステージ20上に載置されて溝25によりバキュ
ーム吸着され、次に搬送されたグリーンシート36はテー
ブル装置による自動位置決め後、グリーンシート36上に
載置され仮固定される。
下に説明する位置決めホール38〜41は夫々テレビカメラ
30〜33によって読み取られる。
33が邪魔な場合にはテレビカメラ30〜33を取付け軸42a
〜42dにより回動させる構成とする。
うに、製品領域にバイヤホール45を多数有し、且つ、四
つのコーナ部に、位置決めマークとしての位置決めホー
ル38,39,40,41を有する。
す。
型61内には多数のポンチ62−1〜62−nが整列して組込
まれている。各ポンチ62−1〜62−n毎にエアシリンダ
機構63−1〜63−nが設けてある。
リンダ機構が作動され、これに対応するポンチが突き出
され、この状態で上金型61が下動し、グリーンシートを
上金型61と下金型62との間に挟むことにより行われ、突
き出しているポンチがグリーンシートを打ち抜く。
ンチ62−1及び62−nは、上記の位置決めホール38〜41
を打ち抜き形成するためのポンチであり、上金型61内に
他のポンチと併せて組込まれている。グリーンシート36
の穿孔は上記構成の穿孔装置60を使用して行われる。
工程において、バイアホール45と同時に打ち抜かれて形
成される。
程とは別の工程で行う場合には、グリーンシートの装置
へのセットの誤差等により、位置決めホールの位置精度
十分に高い精度を期待することは困難である。しかし、
上記のように、バイヤホール45と同時に形成することに
より、上記の別工程で形成する場合に比べて、位置決め
ホール38〜42の位置精度は高い。
す。
されたグリーンシート36の位置決めマーク38〜41を夫々
テレビカメラ30〜33で読み取り第4図(A)に示す如く
各位置決めホール38〜41の重心Gn(nは1,2,3,4)を
算出する(ステップ50)。
る四角形の重心G0及び対角線の交角θを算出する(ステ
ップ51)。
マーク38〜41を読み取り、夫々の重心G1′,G2′,G3′,G
4′を算出し(ステップ52)、この重心G1′〜G4′で形
成される四角形の重心G0′及び対角線の交角θ′を算出
する(ステップ53)。
テーブル21を移動させて重心G0′を重心G0に一致させる
(ステップ54)。また第4図(D)に示す如く、交角
θ′の二等分線l′を交角θの二等分線lとを一致させ
て、交角θ′とθとが互いに按分される状態とする(ス
テップ55)。
リーンシート36上に載置して、両者を接着剤にて仮固定
する(ステップ56)。
したと判別されるまで繰り返し実行される。
ト36間が溶着され、グリーンシート積層体ができあが
る。
に形成されたものであり、位置精度は高い。
良く行うことができる。これにより、高品質のセラミッ
クプリント配線板を製造することが出来る。
置決めを行なっているため、各グリーンシート36間で伸
縮率が異なっていても位置ずれが最小に抑えられる。
上する。
上における位置決めホールの位置精度を高く出来、これ
により、グリーンシートの積層の位置精度を向上させる
ことが出来る。
て、4つの位置決め用のホールの夫々の重心位置を算出
し、続いて、算出した4つの重心を結ぶ四角形の重心の
位置と対角線の交角を算出し、積層しようとするグリー
ンシートについて、4つの位置決め用のホールの夫々の
重心位置を算出し、続いて、算出した4つの重心を結ぶ
四角形の重心の位置と対角線の交角を算出し、該積層し
ようとするグリーンシートについて、その四角形の重心
の位置を、直前に積層されているグリーンシートの四角
形の重心の位置に一致させ、且つ、その交角の二等分線
を、直前に積層されているグリーンシートの交角の二等
分線に一致させるようにしているため、直前に積層され
ているグリーンシートの伸縮率と、これから積層しよう
とするグリーンシートの伸縮率とが異なっている場合で
あっても、積層しようとするグリーンシートの各バイア
ホールの直前に積層されているグリーンシートの対応す
るバイアホールに対する位置ずれの量が平均化された状
態でグリーンシートを積層することが出来る。即ち、上
下のグリーンシートの対応する各バイアホールについて
みたときに、あるバイアホールは精度よく揃っているけ
れども、別のバイアホールは比較的大きく不揃いとなっ
てしまうという状態とはならず、上下のグリーンシート
の対応する全部のバイアホールについて、ずれの程度が
略一様となるようにすることが出来る。よって、特に不
安定なバイアホールが形成されることを回避出来、高い
品質のセラミックプリント配線板を製造することが出来
る。即ち、グリーンシート間での伸縮率の違いの影響を
最小に抑えることが出来る。
る。 図において、 10は制御部、 11はメカ制御部、 12は搬送装置、 13,17,36はグリーンシート、 14はテーブル装置、 15,30〜33はテレビカメラ、 38〜41は位置決めホール、 50〜57はステップ、 60は穿孔装置、 61は上金型、 62は下金型、 62−1〜62−nはポンチ を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】グリーンシートにバイアホールを形成する
工程でバイアホールと併せて4つの位置決め用のホール
をグリーンシートの各コーナ部に形成してなるグリーン
シートを、ステージ上に複数枚積層するグリーンシート
積層方法であって、 直前に積層されているグリーンシートについて、4つの
位置決め用のホールの夫々の重心位置を算出し、続い
て、算出した4つの重心を結ぶ四角形の重心の位置と対
角線の交角を算出し、 積層しようとするグリーンシートについて、4つの位置
決め用のホールの夫々の重心位置を算出し、続いて、算
出した4つの重心を結ぶ四角形の重心の位置と対角線の
交角を算出し、 該積層しようとするグリーンシートについて、その四角
形の重心の位置を、直前に積層されているグリーンシー
トの四角形の重心の位置に一致させ、且つ、その交角の
二等分線を、直前に積層されているグリーンシートの交
角の二等分線に一致させて、上記直前に積層されている
グリーンシートに対して位置決めして、該直前に積層さ
れているグリーンシート上に載置する構成としたことを
特徴とするグリーンシート積層方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2037594A JP2501928B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | グリ―ンシ―ト積層方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2037594A JP2501928B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | グリ―ンシ―ト積層方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03240503A JPH03240503A (ja) | 1991-10-25 |
JP2501928B2 true JP2501928B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=12501879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2037594A Expired - Lifetime JP2501928B2 (ja) | 1990-02-19 | 1990-02-19 | グリ―ンシ―ト積層方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501928B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2625367B2 (ja) * | 1993-12-16 | 1997-07-02 | 日本電気株式会社 | 多層配線基板の製造方法 |
JP4764729B2 (ja) * | 2006-01-27 | 2011-09-07 | コーア株式会社 | セラミック多層基板の製造方法 |
JP2009246273A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Tdk Corp | グリーンシート積層装置および積層型電子部品の製造装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59997A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-06 | 株式会社日立製作所 | セラミツク基板製造方法 |
-
1990
- 1990-02-19 JP JP2037594A patent/JP2501928B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03240503A (ja) | 1991-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4210692B2 (ja) | 穿孔装置 | |
TWM564883U (zh) | 用於生產多層電路板的疊板與搬運裝置 | |
JPH03142910A (ja) | セラミックグリーンシートの積層方法および装置 | |
JPH07123098B2 (ja) | セラミック積層体の製造方法および装置 | |
US5505809A (en) | Method of preparing a plurality of ceramic green sheets having conductor films thereon | |
JP2501928B2 (ja) | グリ―ンシ―ト積層方法 | |
JPH04206912A (ja) | セラミック積層電子部品の製造方法 | |
JP2004261924A (ja) | 板状ワークの穴明け装置および穴明け方法 | |
JP3227482B2 (ja) | セラミック多層基板の製造方法及び装置 | |
US6369877B2 (en) | System, method and article of manufacture for direct image processing of printed circuit boards | |
JP2003098533A (ja) | 基板の貼合わせ装置、及び貼合わせ方法 | |
JP2005116611A (ja) | 積層型電子部品の製造方法および製造装置 | |
JP3212368B2 (ja) | プリント基板用自動基準孔明機 | |
JP3111232B2 (ja) | セラミックグリーンシートの積層方法及び装置 | |
JPS62124947A (ja) | 積層装置 | |
JPH0254996A (ja) | 位置決め積層方法 | |
JP2623146B2 (ja) | 自動パンチング方法および装置 | |
JP2002217552A (ja) | 多層基板の製造装置およびその製造方法 | |
JP2004261926A (ja) | 穴明け装置 | |
JP2529008B2 (ja) | 積層基板の製造方法および積層基板の製造装置 | |
JP5466686B2 (ja) | 配線板測定装置及び配線板測定方法 | |
JPH03240501A (ja) | グリーンシート積層方法 | |
JPH10315430A (ja) | 基板へのスクリーン印刷方法 | |
JPH06198841A (ja) | スクリーン印刷機のスクリーン位置合わせ方法及びその 装置 | |
JP2000173859A (ja) | 積層型チップ部品の製造方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040817 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050510 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20050809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050906 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |