JP2002217552A - 多層基板の製造装置およびその製造方法 - Google Patents

多層基板の製造装置およびその製造方法

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JP2002217552A JP2001014420A JP2001014420A JP2002217552A JP 2002217552 A JP2002217552 A JP 2002217552A JP 2001014420 A JP2001014420 A JP 2001014420A JP 2001014420 A JP2001014420 A JP 2001014420A JP 2002217552 A JP2002217552 A JP 2002217552A
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正紀 水野
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Yoshio Kasuga
芳夫 春日
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和幸 山本
Akira Enomoto
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Takashi Kariya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易に高精度の位置合せができる多層基板の
製造装置を得ること。 【解決手段】 カメラ32により基板P1の第1のマー
クを撮像し、画像処理して第1のマークの位置を求め、
該位置を予め定めた位置になるように吸着プレート23
を移動して粗位置合せをした後、基板P1を吸着プレー
ト23から解放すると共に、吸着プレート84に基板P
1を吸着して吸着プレート72に対向するように移動し
た後、吸着プレート84の基板P1を解放すると共に、
吸着プレート72により基板P1を吸引した後、カメラ
62により第1のマークを撮像して画像処理し、位置を
求めて記憶部に記憶した後、第2のマークを有する基板
P2を用いて、上記のように粗位置合せをした後、カメ
ラ62により第2のマークを撮像して画像処理し、位置
を求め、第2のマークが記憶部に記憶された位置と一致
するように吸着プレート72を移動して基板P1の精位
置合せをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シート状の基板
を積層する基板の製造装置及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平9−191177号公報に
多層シートの製造方法が記載されている。該公報によれ
ば、両端部に予めマークが形成されている一対の基板を
未硬化状態の接着層を介して対向保持し、前記一対の基
板の一方の端部にそれぞれ設けられているマークを第1
のカメラにより撮像し、他方の端部にそれぞれ設けられ
ているマークを第2のカメラにより撮像し、前記マーク
の位置を画像処理により求め、一対の基板を相対的に移
動させることにより位置ずれを修正し、該位置ずれを修
正した状態で、上記一対の基板を互いに固着する多層基
板の製造方法が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、基板の
位置合せ精度が±25μmを得ようとすると、3σ(σ
=標準偏差)を得るために、σ≒8.3μmとなりカメ
ラに0.47μm×0.3μmの高分解能が要求され
る。かかる分解能を得るには、該カメラの視野が2.4
mm×1.8mmと狭くなるのである。したがって、該
カメラの下にテーブルを設けておいて、基板を位置合せ
しようとすると、該カメラの視野が狭いことから、基板
のマークが該カメラの視野から外れ易くなる。このた
め、該マークがカメラの視野内から外れた場合には、基
準となるものが存在しなくなる。よって、基板を位置合
せする基準が不特定となり位置合せができなくなるとい
う問題点があった。もちろん、位置合せ用のピンをテー
ブルに立設しておいて、基板の端をピンに当接して基板
の位置を合せる手段もあるが、基板の外形そのものに公
差が存在するので、前記と同様に該カメラの視野が狭い
ことから、基板のマークが該カメラの視野から外れ易く
なり、位置合せしようとすると前記と同様な問題を生じ
ていた。
【0004】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、簡易に高精度の位置合せができる多層基
板の製造装置及びその製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】第1の発
明に係る多層基板の製造方法は、少なくとも二つの第1
のマークを有するシート状の第1の基板を第1の吸着部
に吸着する第1ステップを実行した後、第1の撮像手段
により上記第1の基板の第1のマークを撮像し、演算手
段により上記第1のマークを画像処理すると共に、上記
第1のマークの位置を求め、上記第1のマークが予め定
められた位置になるように第1の位置合せ機構により上
記第1の吸着部を移動して粗位置合せをする第2ステッ
プを実行した後、上記第1の基板を上記第1の吸着部か
ら解放すると共に、搬送吸着部に上記第1の基板を吸着
して搬送手段により第2の吸着部に対向するように移動
する第3ステップを実行した後、上記搬送吸着部の上記
第1の基板を解放すると共に、第2の吸着部により上記
第1の基板を吸引する第4ステップを実行した後、上記
第1の撮像手段よりも視野が狭い上記第2の撮像手段に
より上記第1のマークを撮像して、演算手段より上記第
1のマークを画像処理すると共に、位置を求めて、記憶
手段に記憶する第5ステップを実行した後、少なくとも
二つの第2のマークを有するシート状の第2の基板を用
いて、上記第1ステップから第3ステップにおける上記
第1のマーク、上記第1の基板の代わりに、上記第2の
マーク、上記第2の基板を用いて上記第第1ステップか
ら第3ステップを実行した後、上記第2の撮像手段によ
り上記第2のマークを撮像して、上記演算手段により上
記第2のマークを画像処理すると共に、位置を求め、上
記第2のマークが上記記憶手段に記憶された位置と一致
するように第2の位置合せ機構により上記第2の吸着部
を移動して上記第1の基板の精位置合せをする第6ステ
ップを実行するものである。かかる製造方法によれば、
第1及び第2の基板を第1及び第2のマークによる位置
情報に基づいて第1及び第2の基板を第1の位置合せ機
構により粗位置合わせ実行した後、第2の基板の第2の
マークによる位置情報に基づいて第1の基板と第2の位
置合せ機構により精位置合わせを実行し、第1の基板と
第2の基板とを重ねるので、確実に高精度な基板の重ね
合せができるという効果がある。
【0006】第2の発明に係る多層基板の製造装置は、
第1の発明において、第2の基板の表面又は裏面には接
着層を有しており、上記第2の基板の接着層を上面から
下面に向ける反転機構と、該反転機構により反転された
上記第2の基板を上記第1の吸着部に搬送する反転搬送
手段とを備えたものである。かかる製造装置によれば、
基板の接着層と反対面を第1の吸着部に吸着することに
より第1の吸着部に接着層の接着剤が付着することを防
止し、しかも、基板の接着層が損傷して塵が発生しにく
いという効果がある。
【0007】第3の発明に係る多層基板の製造装置は、
第1又は第2の発明において、第1の撮像手段は、二つ
撮像部を設け、第2の撮像手段は、四つの撮像部を設け
たものである。かかる製造装置によれば、第1及び第2
の位置合せ機構において簡易に第1及び第2の撮像手段
を形成できるという効果がある。
【0008】第4の発明に係る多層基板の製造装置は、
第1又は第2の発明において、第1及び第2の基板に
は、少なくとも四つのマークが形成されており、上記第
2の撮像手段により上記第1のマークと、上記第2のマ
ークを撮像して、演算手段により上記第1及び第2のマ
ークを画像処理して、第1及び第2の基板の各第1、第
2の中心点とから第1のマークと第2のマークとの回転
角度差及び中心点の差を求める演算ステップを実行した
後、上記第2の位置合せ機構により上記回転角度差を補
正するように上記第1の基板を回転するステップを実行
した後、上記第2の位置合せ機構により上記第1の基板
の中心点を補正するステップを実行するものである。か
かる製造方法によれば、第1の基板と第2の基板との位
置合せの精度が向上するという効果がある。
【0009】第5の発明に係る多層基板の製造装置は、
第1乃至第4の発明の何れかにおいて、第2の位置合せ
機構により上記第2の吸着部を上昇して上記第1の基板
と上記第2の基板とを重ね合わせる制御手段と、重ね合
せられた上記第1及び第2の基板を溶着する溶着手段
と、該溶着手段の端部に弾性部材を介して該溶着手段を
Z軸方向に移動させる移動手段とを備え、該溶着手段
は、予め定めた所定の温度で加熱できるコテで、先端が
略ドーム形状に形成されているものである。かかる製造
装置によれば、基板のコテの中心部の周囲に適正な接着
層が形成され、第1の基板と第2の基板との接着力が増
加するという効果がある。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の一実施
の形態を図1乃至図6によって説明する。図1はこの発
明の一実施の形態による基板の平面図、図2は図1に示
す基板のマークを示す平面図、図3は多層基板の製造工
程を示す工程図、図4は多層基板の製造装置の正面図、
図5は図4に示す多層基板の製造装置における精位置合
せ機構の斜視図、図6は、図4に示す精位置合せ機構及
び第2の撮像手段の正面図である。
【0011】図1乃至図3において、シート状の基板P
1(P2)は樹脂層1と、導体箔7に立設された導電体
5とから成り、基板P1(P2)には、基板P1と基板
P2とを積層させる際の位置合せマークn1(m1)〜
n4(m4)が四隅に長方形状に形成されており、マー
クn1(m1)〜n4(m4)は基板P1(P2)が反
転されても反転前の状態と同じ位置になるように形成さ
れており、基板P2は、基板P1にない接着層3を樹脂
層1に有している。
【0012】マークn1〜n4(m1〜m4)には、図
2(a)に示すように円形マークbn1〜bn4(bm
1〜bm4)と、該円形マークbn1〜bn4(bm1
〜bm4)より小さく、導電体5の上面から成る点マー
クan1〜an4(am1〜am4)とから成ってお
り、点マークan1〜an4と点マークam1〜am4
とは距離Lだけずらして形成されており、前記すべての
マークのうち、点マークan1〜an4(am1〜am
4)を除き光透過性が確保されている。
【0013】基板P1、P2を重ね合せた場合には、図
2(b)に示すようにマークn1,m1においては円形
マークbn1内に点マークam1が配置される。そし
て、多層基板は図3に示すように基板P1の接着層3を
上面にして、基板P2は接着層3を下面にして位置合せ
後、固着して二層の基板P1,P2としている。
【0014】次に、多層基板の製造装置を図4及び図5
によって説明する。図4及び図5において、製造装置
は、架台部10と、基板を180°反転させる吸着部と
しての吸着プレート23を有する基板反転部20と、基
板P1,P2が予め定められた位置に精度が例えば±1
85μmで位置合せをする第1の撮像部30を備えた第
1の位置合せ機構としての粗位置合せ機構40と、該粗
位置合せ機構40にて仮位置合せした基板P1,P2と
を位置合せ精度±25μmの高精度な位置合せする第2
の撮像部60を備えた第2の位置合せ機構としての精位
置合せ機構70と、基板反転部20から基板P1(P
2)を粗位置合せ機構40に搬送する反転搬送部50
と、粗位置合せ機構40から基板P1(P2)を精位置
合せ機構70に搬送する搬送手段としての搬送部80
と、精位置合せ機構70で位置合せした基板P1,P2
を固着する溶着部100とから成っている。
【0015】架台部10は、台13と台13に立設され
た四本の支柱15の上面に天板17を載置されている。
基板反転部20は、台13の上に二本の支柱25を立設
固定し、該支柱25に吸着プレート23を反転させる反
転機構27を有しており、反転機構27は180°すな
わち時計方向及び反時計方向に半回転させるように形成
されている。吸着プレート23は表面が平らで、基板P
1(P2)を吸引することにより吸着し、吹き出すこと
により解放するもので、周端部には、基板P1(P2)
の位置合せのために三本のピン29が立設固定されてい
る。
【0016】粗位置合せ機構40は、吸着プレート23
と同様で、四隅に孔が穿設された吸着プレート41を有
しており、吸着プレート41を基板反転部20と粗合位
置との間をX軸方向に搬送する反転搬送部50の機能を
有すると共に、吸着プレート41をX軸方向に粗位置合
せするX軸移動部(反転搬送部)50と、吸着プレート
41をY軸方向に移動可能なY軸移動部42と、吸着プ
レート41を回転させるθ軸移動部44と、吸着プレー
ト41をZ軸方向(上下方向)に移動可能なZ軸移動部
46とから成っている。なお、吸着プレート41は、接
着剤が塗布された基板P2を吸着して保持するための平
らな周端部を除いて略断面凹状であると共に、前記周端
部に設けられた多数の孔から空気を吸い込んだり、吐き
出したりして基板P1,P2を吸着・解放するように形
成されている。
【0017】第1の撮像部30は、吸着プレート41に
対して対角線状に配置された二つのカメラ32を有して
おり、第1の撮像手段としてのカメラ32をX,Y,Z
方向に微移動させるための移動軸34を介して天板17
に固定されており、粗位置合せ位置に吸着プレート41
が停止した場合、吸着プレート41の孔の下面にカメラ
32の光軸と光源36の光軸とが一致するように光源3
6が立設された支柱38に固定されている。これにより
光源36からの指向性を有する光線が吸着プレート41
の四隅に設けられた孔を通過して基板P1(P2)のマ
ークn1〜n4(m1〜m4)などを透過してカメラ3
2に入射されるように形成されている。カメラ32を含
む光学系の分解能は、基板P1(P2)の粗合せ位置で
の位置精度±185μmを3σ(σ=標準偏差、σ≒6
2μm )で得るために、マークn1〜n4(m1〜m
4)等の認識誤差などを考慮して例えば、視野範囲1
7.6mm×13.2mmとし、縦480分割、横51
2分割とすると、34.4μm×27.5μmとなり、
さらに、公知のサブピクセル処理により10倍向上し、
3.44μm×2.75μmとなるように形成されてい
る。
【0018】そして、カメラ32の絶対位置の基準は、
吸着プレート41の表面に二つの基準ピンを立設してお
いて、二つのカメラ32の位置を定めるために対角線状
に二つの点マークが付されたガラス板(図示せず)を用
いて、まず、二つの基準ピンと前記点マークが所定の位
置になるように定めた後、前記点マークとカメラ32の
中心点を一致させることによって定められている。
【0019】精位置合せ機構70は、吸着プレート41
と同様な、四隅に孔が穿設された吸着プレート72を有
しており、吸着プレート72をX,Y方向に移動可能な
XY軸74と、吸着プレート72を回転させるθ軸移動
部76と、吸着プレート72をZ方向に精移動可能なZ
軸移動部78とから成っている。
【0020】第2の撮像部60は、第2の撮像手段とし
ての四つのカメラ62を四角形の頂点部に有しており、
X,Y,Z方向に微移動させるための移動軸64を介し
て天板17に固定されており、吸着プレート72の孔の
下面に設けられたカメラ62の光軸と一致するように光
源66が配置されている。カメラ62を含む光学系の分
解能は、位置合せ精度±25μmを3σ(σ=標準偏
差、σ≒8.3μm )で得るために、マークn1〜n
4(m1〜m4)の認識誤差などを考慮して例えば、視
野範囲2.4mm×1.8mmとして縦480分割、横
512分割とすると、分解能が4.7μm×3.8μm
となりさらに、公知のサブピクセル処理により10倍向
上し、0.47μm×0.38μmになるように形成さ
れている。
【0021】そして、カメラ62の絶対位置の基準は、
吸着プレート72の表面に二つの基準ピンを立設してお
いて、四つのカメラ62の位置を定めるために対角線状
に四つの点マークが付されたガラス板(図示せず)を用
いて、まず、二つの基準ピンと前記点マークが所定の位
置になるように定めた後、前記点マークとカメラ62の
中心点を一致させることによって定められている。
【0022】搬送部80は、粗合位置と精合位置をX方
向に移動可能な搬送X軸82と、該搬送X軸82に固定
されると共に、基板P1,P2を吸着して保持したり、
吹き出して解放したりする吸着プレート84とから成っ
ている。
【0023】溶着部100は、接触形のコンスタントヒ
ータ式として複数のコテ101と、コテ101をバネ1
03を介して上下移動させるコテZ軸105とからなっ
ており、コテ101は、先端101aが略ドーム形状に
形成されている。略ドーム形状にしたのは、図10に示
すようにコテ101の中央部から接着剤15が押出され
て該中央部の周囲には、リング状の接着層が形成される
からである。
【0024】上記のように構成された多層基板の製造装
置を用いて多層基板を製造する方法を図1乃至図10に
よって説明する。作業者は基板P1を基板反転部20の
吸着プレート23上に立設された三本のピン29に基板
P1の端が当接するように供給し、吸着プレート23は
基板P1を真空吸着した状態で、反転機構27により基
板P1を180度回転させる。なお、吸着プレート41
を粗合せ位置にしておいて、基板P1を直接吸着プレー
ト41の上に載せることは、吸着プレート41が断面凹
状に形成されているために基板P1が波状になるため適
当でない。反転搬送部50の吸着プレート41を基板反
転部20の吸着プレート23の真直下まで移動し、Z軸
移動部46を上昇し、吸着プレート23と吸着プレート
41とを基板P1を介して密着させる。しかる後、吸着
プレート23の真空引きを解除後して基板P1を解放
し、吸着プレート41の真空吸引を開始して吸着プレー
ト41に基板P1が吸着したことを吸着プレート41内
の圧力が大気圧よりも低く(以下、負圧という)なった
ことを圧力センサ(図示せず)が検知する。検知後に、
Z軸移動部46を下降して吸着プレート41を下降す
る。
【0025】反転搬送部50は、吸着プレート41を粗
合位置に移動し、吸着プレート41に吸着された基板P
1のマークn1,n3を広い視野を有するカメラ32に
て図7(a)に示すように撮像し、演算部(図示せず)
は、板P1の位置をマークbn1,bn3の重心位置か
ら仮想対角中心を演算し、制御部(図示せず)は、カメ
ラ32の座標中心と前記仮想対角中心とが一致するよう
に粗位置合せ機構40のX軸移動部50,Y軸移動部4
2,θ軸移動部44を動作して基板P1の位置を図7
(a)における実線から一点鎖線のように補正する。な
お、吸着プレート23は、吸着プレート41が粗位置合
せ部40に移動した後、反転機構27を180度回転す
ることにより図4に示すように一点鎖線から実線の位置
にする。
【0026】次に、搬送部80の吸着プレート84を粗
合位置まで移動し、粗位置合せ機構40のZ軸移動部4
6を動作して吸着プレート41を上昇し、吸着プレート
84の下面に基板P1を密着し、吸着プレート41の吸
引を停止させる。次に、吸着プレート84は吸引を開始
して基板P1が吸着したことを圧力センサ(図示せず)
で検知した後に、粗位置合せ機構40はZ軸移動部46
を動作して吸着プレート41を下降する。
【0027】搬送部80は吸着プレート84を精合位置
まで移動し、精位置合せ機構70はZ軸移動部78を動
作して吸着プレート72を上昇し、吸着プレート72に
基板P1を密着し、搬送部80は吸着プレート84の吸
引を停止させる。次に、精位置合せ機構70は吸着プレ
ート72の吸引を開始することにより、基板P1が吸着
したことを圧力センサ(図示せず)で検知した後にZ軸
移動部78を動作して吸着プレート72を下降する。
【0028】精位置合せ機構70は吸着プレート72に
吸着された基板P1の円形マークbn1〜bn4の位置
を撮像するため、図6に示すようにZ軸移動部78をカ
メラ62と基板P1との焦点が一致するまでの距離(ワ
ークデイスタンスという)まで上昇させ、基板P1の円
形マークbn1〜bn4を撮像してから演算部(図示せ
ず)が画像処理して円形マークbn1〜bn4の重心位
置を求めて、該位置を記憶部(図示せず)に記憶する。
【0029】次に、作業者は基板P2の片面に光透過性
を有するエポキシ系の接着剤を塗布して接着層3を形成
し、基板P2の接着層3を上面にして基板反転部20の
吸着プレート23上に立設された三本のピン29に基板
P2の端が当接するように供給し、吸着プレート23は
基板P2を真空吸着した状態で、反転機構27により基
板P2を180度回転して基板P2の接着層3を下向き
にさせる。
【0030】以後、基板P2を基板P1と同様にして、
粗位置合せ機構40、精位置合せ機構70に移動し、精
位置合せ機構70は、吸着プレート84に吸着されてい
る基板P2の点マークam1〜am4を光源30の透過
光を用いてカメラ62によって図7(b)のように撮像
し、演算部(図示せず)は画像処理して点マークam1
〜am4の位置を求める(図9のステップS101)。
演算部(図示せず)は、先に記憶した吸着プレート72
上の基板P1における円形マークbn1〜bn4の重心
位置と基板P2の点マークam1〜am4の位置ずれを
演算し、図8(a)に示すように点マークam1,am
3と、円形マークbn1,bn3の重心位置とにより定
まる線分間の角度θ1を求め、同様にして点マークam
2,am4と、円形マークbn2,bn4の重心位置と
により定まる線分間の角度θ2を求め、制御部(図示せ
ず)は角度θ1と角度θ2とが等しくなるように精位置
合せ機構のθ軸移動部76により吸着プレート72を回
転させる(図9のステップS103)。
【0031】再度、カメラ62は基板P2の点マークa
m1〜am4を光源30により撮像し、演算部(図示せ
ず)は、画像処理して点マークam1〜am4の位置を
求め、前記のようにして角度θ1,θ2を求め、演算部
(図示せず)は角度θ1と角度θ2との差が許容範囲内
か判断し(図9のステップ107)、許容範囲内であれ
ば、演算部(図示せず)は図8(b)に示すように基板
P1における円形マークbn1〜bn4の重心位置によ
り定まる交点G1と、基板P2の点マークam1〜am
4により定まる交点G2とを求め、制御部(図示せず)
は、交点G1,G2が一致するように精位置合せ機構7
0のX,Y軸移動部74を動作して基板P1,P2を重
ね合わせる(図9のステップS109)。一方、ステッ
プS107において許容範囲外であれば、ステップS1
03,S105を実行する。
【0032】再度、カメラ62は基板P2の点マークa
m1〜am4を光源30により撮像し、演算部(図示せ
ず)は画像処理して点マークam1〜am4の位置を求
め、前記のようにして交点G1,G2を求め(図9のス
テップ111)、演算部(図示せず)は交点G1と交点
G2との差が許容範囲内か判断し(図9のステップ11
3)、精位置合せ動作を終了する。一方、ステップS1
13において、許容範囲外であればステップS109,
S111を実行する。以上のように上記精位置合せにお
いては、前記角度θ1,θ2が一致するような動作を実
行した後に、前記交点(中心点)G1,G2が一致する
ように動作を実行したので、高精度な位置合せができ
る。これは、回転中心が温度変動などで変動するため、
回転補正を実行した後に交点(XY軸)補正を実行する
ためである。
【0033】位置補正後、精位置合せ機構70はZ軸移
動機構78を上昇させ搬送部80の吸着プレート84に
吸着している基板P2と吸着プレート72上の基板P1
を密着させる。溶着部100はコテZ軸移動機構105
を下降させ、コテ101を基板P2に接触させて接着層
3を溶融し、コテZ軸移動機構105を上昇させ、基板
P1,P2どうしを固着する。固着後、カメラ62は基
板P1,P2のマークをカメラ62により撮像し、演算
部は、予め定められた許容内にあるか否かを判定し、許
容値であれば、正常と判断し、一方、許容値でなけれ
ば、不良品として廃却する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による基板P1の平
面図(a)、基板P2の平面図(b)である。
【図2】 図1に示す基板のマークを示す平面図
(a)、基板P1,基板P2を重ね合せた場合のマーク
の平面図(b)である。
【図3】 図1に示す基板を多層にする製造工程を示す
工程図である。
【図4】 図3に示す多層基板を得るための多層基板の
製造装置を示す正面図である。
【図5】 図4に示す多層基板の製造装置における精位
置合せ機構の斜視図である。
【図6】 図4に示す精位置合せ機構及び第2の撮像手
段の正面図である。
【図7】 図4に示す多層基板の製造装置における基板
の粗位置合せを示す平面図(a)、基板の精位置合せを
示す平面図(b)である。
【図8】 基板P1,P2を位置合せする際の角度補正
を説明するための図(a)、交点補正を説明するための
図(b)である。
【図9】 基板P1,P2を位置合せする際の動作を示
すフローチャートである。
【図10】 コテを基板に押付けて接触させた状態の断
面図である。
【符号の説明】
P1 第1の基板、P2 第2の基板、an1〜an4
第1のマーク、am1〜am4 第2のマーク、32
カメラ(第1の撮像手段)、40 粗位置合せ機構
(第1の位置合せ機構)、41 吸着プレート(第1の
吸着部)、62カメラ(第2の撮像手段)、70 精位
置合せ機構(第2の位置合せ機構)、72 吸着プレー
ト(第2の吸着部)、84 吸着プレート(搬送吸着
部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 正紀 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 杉本 章 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 春日 芳夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 山本 和幸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 榎本 亮 岐阜県揖斐郡揖斐川町北方1−1 イビデ ン株式会社大垣北事業場内 (72)発明者 苅谷 隆 岐阜県揖斐郡揖斐川町北方1−1 イビデ ン株式会社大垣北事業場内 Fターム(参考) 5E346 AA12 AA16 EE02 EE17 EE18 GG01 GG28 HH32 HH33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つの第1のマークを有する
    シート状の第1の基板を第1の吸着部に吸着する第1ス
    テップを実行した後、第1の撮像手段により上記第1の
    基板の第1のマークを撮像し、演算手段により上記第1
    のマークを画像処理すると共に、上記第1のマークの位
    置を求め、上記第1のマークが予め定められた位置にな
    るように第1の位置合せ機構により上記第1の吸着部を
    移動して粗位置合せをする第2ステップを実行した後、
    上記第1の基板を上記第1の吸着部から解放すると共
    に、搬送吸着部に上記第1の基板を吸着して搬送手段に
    より第2の吸着部に対向するように移動する第3ステッ
    プを実行した後、上記搬送吸着部の上記第1の基板を解
    放すると共に、第2の吸着部により上記第1の基板を吸
    引する第4ステップを実行した後、上記第1の撮像手段
    よりも視野が狭い上記第2の撮像手段により上記第1の
    マークを撮像して、演算手段より上記第1のマークを画
    像処理すると共に、位置を求めて、記憶手段に記憶する
    第5ステップを実行した後、少なくとも二つの第2のマ
    ークを有するシート状の第2の基板を用いて、上記第1
    ステップから第3ステップにおける上記第1のマーク、
    上記第1の基板の代わりに、上記第2のマーク、上記第
    2の基板を用いて上記第第1ステップから第3ステップ
    を実行した後、上記第2の撮像手段により上記第2のマ
    ークを撮像して、上記演算手段により上記第2のマーク
    を画像処理すると共に、位置を求め、上記第2のマーク
    が上記記憶手段に記憶された位置と一致するように第2
    の位置合せ機構により上記第2の吸着部を移動して上記
    第1の基板の精位置合せをする第6ステップを実行す
    る、ことを特徴とする多層基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記第2の基板の表面又は裏面には接着
    層を有しており、 上記第2の基板の接着層を上面から下面に向ける反転機
    構と、該反転機構により反転された上記第2の基板を上
    記第1の吸着部に搬送する反転搬送手段と、を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の多層基板の製造装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の撮像手段は、二つ撮像部が設
    けられ、上記第2の撮像手段は、四つの撮像部が設けら
    れている、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の多層基板の製
    造装置。
  4. 【請求項4】 上記第1及び第2の基板には、少なくと
    も四つのマークが形成されており、上記第2の撮像手段
    により上記第1のマークと、上記第2のマークを撮像し
    て、演算手段により上記第1及び第2のマークを画像処
    理して、第1及び第2の基板の各第1、第2の中心点と
    から第1のマークと第2のマークとの回転角度差及び中
    心点の差を求める演算ステップを実行した後、 上記第2の位置合せ機構により上記回転角度差を補正す
    るように上記第1の基板を回転するステップを実行した
    後、上記第2の位置合せ機構により上記第1の基板の中
    心点を補正するステップを実行する、ことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の多層基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記第2の位置合せ機構により上記第2
    の吸着部を上昇して上記第1の基板と上記第2の基板と
    を重ね合わせる制御手段と、 重ね合せられた上記第1及び第2の基板を溶着する溶着
    手段と、 該溶着手段の端部に弾性部材を介して該溶着手段をZ軸
    方向に移動させる移動手段とを備え、該溶着手段は、予
    め定めた所定の温度で加熱できるコテで、先端が略ドー
    ム形状に形成されている、ことを特徴とする請求項1か
    ら4の何れかに記載の多層基板の製造装置。
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