JP2501429Y2 - ヒュ―ズブロック - Google Patents
ヒュ―ズブロックInfo
- Publication number
- JP2501429Y2 JP2501429Y2 JP1989150179U JP15017989U JP2501429Y2 JP 2501429 Y2 JP2501429 Y2 JP 2501429Y2 JP 1989150179 U JP1989150179 U JP 1989150179U JP 15017989 U JP15017989 U JP 15017989U JP 2501429 Y2 JP2501429 Y2 JP 2501429Y2
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- JP
- Japan
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- fuse
- fuses
- block
- fuse block
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車内配線等に使用されるヒューズ
ブロックに関するものである。
ブロックに関するものである。
自動車の車内配線には、各種の電装品に対応する多数
のヒューズを1箇所にまとめて点検や着脱を容易に行え
るようにしたヒューズブロックが使用されている。
のヒューズを1箇所にまとめて点検や着脱を容易に行え
るようにしたヒューズブロックが使用されている。
この種のヒューズブロックの一例を図−3に示す。こ
のヒューズブロック1は、ヒューズが差し込み接続され
るヒューズコネクタ2を上下方向に4段設けたものであ
る。このヒューズブロック1は図−4に示すように各ヒ
ューズコネクタ2にヒューズ(ブレードヒューズ)3を
差し込み、例えば車体のブラケット4等に固定して使用
されるものである。図示してないが、ヒューズブロック
1には各ヒューズ3に対応する電線がコネクタ接続され
るようになっている。
のヒューズブロック1は、ヒューズが差し込み接続され
るヒューズコネクタ2を上下方向に4段設けたものであ
る。このヒューズブロック1は図−4に示すように各ヒ
ューズコネクタ2にヒューズ(ブレードヒューズ)3を
差し込み、例えば車体のブラケット4等に固定して使用
されるものである。図示してないが、ヒューズブロック
1には各ヒューズ3に対応する電線がコネクタ接続され
るようになっている。
ヒューズブロックは上記のように単体で使用される場
合のほか、電気接続箱の一部として形成される場合もあ
る。
合のほか、電気接続箱の一部として形成される場合もあ
る。
ところで最近は自動車の電装品が増加している関係
で、ヒューズブロックに装着されるヒューズの数も多く
なっており、ヒューズの発熱による温度上昇の問題が無
視できなくなっている。すなわち、ヒューズは通電され
たときの可溶部からの発熱が大きいため、ヒューズ個数
が多くなると、それに応じて全体の発熱量が多くなる。
従来のヒューズブロックは図−3および図−4に示すよ
うにヒューズコネクタ2が縦横に所定の間隔で形成され
ているので、このようなヒューズブロックをヒューズコ
ネクタ配列面を縦(あるいは急傾斜)にして車体等に取
り付けると、上段のヒューズはそれより下段のヒューズ
から発生した熱で加熱されるため、自己発熱との相乗作
用で著しい温度上昇を起こし、端子とヒューズタブとの
接触不良やヒューズブロックの溶損などの不具合が発生
しやすい。
で、ヒューズブロックに装着されるヒューズの数も多く
なっており、ヒューズの発熱による温度上昇の問題が無
視できなくなっている。すなわち、ヒューズは通電され
たときの可溶部からの発熱が大きいため、ヒューズ個数
が多くなると、それに応じて全体の発熱量が多くなる。
従来のヒューズブロックは図−3および図−4に示すよ
うにヒューズコネクタ2が縦横に所定の間隔で形成され
ているので、このようなヒューズブロックをヒューズコ
ネクタ配列面を縦(あるいは急傾斜)にして車体等に取
り付けると、上段のヒューズはそれより下段のヒューズ
から発生した熱で加熱されるため、自己発熱との相乗作
用で著しい温度上昇を起こし、端子とヒューズタブとの
接触不良やヒューズブロックの溶損などの不具合が発生
しやすい。
本考案は、上記のような課題を解決するため、ヒュー
ズが差し込み接続されるヒューズコネクタを上下方向に
2段以上設けてなるヒューズブロックにおいて、ヒュー
ズコネクタ配列面を、上段にいくほどヒューズコネクタ
が後退するように、かつヒューズコネクタが上下方向に
重ならないように、階段状に形成したことを特徴とする
ものである。
ズが差し込み接続されるヒューズコネクタを上下方向に
2段以上設けてなるヒューズブロックにおいて、ヒュー
ズコネクタ配列面を、上段にいくほどヒューズコネクタ
が後退するように、かつヒューズコネクタが上下方向に
重ならないように、階段状に形成したことを特徴とする
ものである。
このようにすると上段のヒューズとその下の段のヒュ
ーズが上下に重ならないため、上段のヒューズはその下
の段のヒューズの熱の影響をほとんど受けなくなる。そ
の結果、各段のヒューズは被加熱条件がほぼ均等化さ
れ、上段のヒューズの著しい温度上昇を抑制できること
になる。
ーズが上下に重ならないため、上段のヒューズはその下
の段のヒューズの熱の影響をほとんど受けなくなる。そ
の結果、各段のヒューズは被加熱条件がほぼ均等化さ
れ、上段のヒューズの著しい温度上昇を抑制できること
になる。
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
図−1および図−2は本考案の一実施例を示す。この
ヒューズブロック1は、上下方向に4段のヒューズコネ
クタ2A〜2Dを設けたものであるが、2段目のヒューズコ
ネクタ2Bは1段目のヒューズコネクタ2Aと上下方向に重
ならないように後退させ、3段目のヒューズコネクタ2C
は2段目のヒューズコネクタ2Bと上下方向に重ならない
ようにさらに後退させるというようにして、ヒューズコ
ネクタ配列面を階段状に形成したものである。ヒューズ
3の差し込み方や、車体のブラケット4等への取り付け
方は従来と同じである。
ヒューズブロック1は、上下方向に4段のヒューズコネ
クタ2A〜2Dを設けたものであるが、2段目のヒューズコ
ネクタ2Bは1段目のヒューズコネクタ2Aと上下方向に重
ならないように後退させ、3段目のヒューズコネクタ2C
は2段目のヒューズコネクタ2Bと上下方向に重ならない
ようにさらに後退させるというようにして、ヒューズコ
ネクタ配列面を階段状に形成したものである。ヒューズ
3の差し込み方や、車体のブラケット4等への取り付け
方は従来と同じである。
このようにすると図−2に示すように各段のヒューズ
コネクタ2A〜2Dに差し込まれたヒューズ3が上下に重な
らなくなるので、上段のヒューズがその下の段のヒュー
ズの発熱の影響をほとんど受けなくなり、上段のヒュー
ズの過熱を防止できるものである。
コネクタ2A〜2Dに差し込まれたヒューズ3が上下に重な
らなくなるので、上段のヒューズがその下の段のヒュー
ズの発熱の影響をほとんど受けなくなり、上段のヒュー
ズの過熱を防止できるものである。
上記実施例では、ヒューズコネクタが4段の場合を説
明したが、本考案はこれに限られるものではなく、ヒュ
ーズコネクタが2段以上ある場合に同様に適用できるも
のである。また本考案は電気接続箱の一部として形成さ
れるヒューズブロックにも同様に適用できるものであ
る。
明したが、本考案はこれに限られるものではなく、ヒュ
ーズコネクタが2段以上ある場合に同様に適用できるも
のである。また本考案は電気接続箱の一部として形成さ
れるヒューズブロックにも同様に適用できるものであ
る。
以上説明したように本考案によれば、ヒューズコネク
タ配列面を、上段にいくほどヒューズコネクタが後退す
るように、かつヒューズコネクタが上下方向に重ならな
いように、階段状に形成してあるので、上段のヒューズ
はその下の段のヒューズの熱の影響をほとんど受けなく
なり、各段のヒューズの被加熱条件が従来より均等化さ
れ、上段のヒューズの著しい温度上昇を防止することが
できる。このため端子とヒューズタブとの接触不良やヒ
ューズブロックの溶損等の事故を防止でき、信頼性が向
上する利点がある。
タ配列面を、上段にいくほどヒューズコネクタが後退す
るように、かつヒューズコネクタが上下方向に重ならな
いように、階段状に形成してあるので、上段のヒューズ
はその下の段のヒューズの熱の影響をほとんど受けなく
なり、各段のヒューズの被加熱条件が従来より均等化さ
れ、上段のヒューズの著しい温度上昇を防止することが
できる。このため端子とヒューズタブとの接触不良やヒ
ューズブロックの溶損等の事故を防止でき、信頼性が向
上する利点がある。
図−1は本考案の一実施例に係るヒューズブロックの斜
視図、図−2は同ブロックの使用状態を示す側面図、図
−3は従来のヒューズブロックの一例を示す斜視図、図
−4は同ブロックの使用状態を示す側面図である。 1:ヒューズブロック 2A〜2D:ヒューズコネクタ 3:ヒューズ
視図、図−2は同ブロックの使用状態を示す側面図、図
−3は従来のヒューズブロックの一例を示す斜視図、図
−4は同ブロックの使用状態を示す側面図である。 1:ヒューズブロック 2A〜2D:ヒューズコネクタ 3:ヒューズ
Claims (1)
- 【請求項1】ヒューズが差し込み接続されるヒューズコ
ネクタを上下方向に2段以上設けてなるヒューズブロッ
クにおいて、ヒューズコネクタ配列面を、上段にいくほ
どヒューズコネクタが後退するように、かつヒューズコ
ネクタが上下方向に重ならないように、階段状に形成し
たことを特徴とするヒューズブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989150179U JP2501429Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | ヒュ―ズブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989150179U JP2501429Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | ヒュ―ズブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388949U JPH0388949U (ja) | 1991-09-11 |
JP2501429Y2 true JP2501429Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31696539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989150179U Expired - Fee Related JP2501429Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | ヒュ―ズブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501429Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021020254A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱用カバー及び電気接続装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4773319B2 (ja) * | 2006-11-20 | 2011-09-14 | 誠一 大塚 | 生け花用役枝保持具 |
JP2015023195A (ja) * | 2013-07-20 | 2015-02-02 | キヤノン株式会社 | 電子機器および表示装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2549754Y2 (ja) * | 1988-10-20 | 1997-09-30 | トヨタ車体 株式会社 | 電気接続箱 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1989150179U patent/JP2501429Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021020254A1 (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-04 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱用カバー及び電気接続装置 |
JP2021023084A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱用カバー及び電気接続装置 |
CN114097145A (zh) * | 2019-07-30 | 2022-02-25 | 住友电装株式会社 | 电连接箱用罩及电连接装置 |
JP7207217B2 (ja) | 2019-07-30 | 2023-01-18 | 住友電装株式会社 | 電気接続箱用カバー及び電気接続装置 |
CN114097145B (zh) * | 2019-07-30 | 2024-04-19 | 住友电装株式会社 | 电连接箱用罩及电连接装置 |
US12021361B2 (en) | 2019-07-30 | 2024-06-25 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Electrical connection box cover and electrical connection apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0388949U (ja) | 1991-09-11 |
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Legal Events
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