JP2501028Y2 - ネ―ム印字機 - Google Patents

ネ―ム印字機

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JP2501028Y2
JP2501028Y2 JP176493U JP176493U JP2501028Y2 JP 2501028 Y2 JP2501028 Y2 JP 2501028Y2 JP 176493 U JP176493 U JP 176493U JP 176493 U JP176493 U JP 176493U JP 2501028 Y2 JP2501028 Y2 JP 2501028Y2
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JP
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roller
tape
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head
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公造 田川
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公造 田川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案はサーマルプリントヘッドを
プラテンローラーに押しつけ、テープに印字リボンで品
質表示ラベル、洗濯ネーム等を印字するネーム印字機に
関するものである。
【0002】特に本案はサーマルプリントヘッドを押え
るコの字状押え板を固定取付け台にカムシャフトで軸支
した偏心カムを使用し、該偏心カムの回転による上下運
動を利用する。
【0003】そして該押え板の下片及び上片に設けたプ
ランジャー部と受けローラーを上下運動させ、該押え板
中間の縦片をスライドユニットを介して固定取付け台に
摺動させる。
【0004】
【従来の技術】従来、サーマルプリントヘッド1の押え
板25は平板で、両側を支持枠26に下端を埋め込んだ
ボルト27に挿入し、該ボルト27に押えバネ28を挿
着して押え調整ネジ29を挿嵌している。
【0005】
【考案が解決しょうとする課題】従来の押え板25の押
え量の調整は支持枠26両側に突出したボルト27に押
えバネ28を介してその両側を挿入し、該ボルト27に
押え調整ネジ29をねじ込み調節していた。
【0006】そのためテープ3とリボンをサーマルプリ
ントヘッド1の下に通す場合は、押え調整ネジ29を緩
め、押え板25とサーマルヘッド1を開放状態にするた
め、両側の二箇所で調整するので、調整が面倒であると
いう欠点があった。
【0007】また印圧を調整する場合も押え調整ネジ2
9の締め具合で調節するため、一定の印圧を得るのが困
難であり、それも両側の二箇所で調整するので、両側の
バランスをとるのが困難であるという欠点があった。
【0008】本案はコの字状押え板を偏心カムにより上
下動させるようにしたテープとサーマルリボンの装着及
び印圧調整を簡単にしたネーム印字機を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本案はサーマルプリントヘッドとプラテンローラー
間で品質表示ラベル、洗濯ネーム等を印字するネーム印
字機において、該ヘッドを押えるコの字状押え板を設け
る。
【0010】そして該押え板の下片上面に突起物を進退
自在として挿嵌したプランジャー部を設け、該押え板の
上片に受けローラーを回動自在に設ける。
【0011】また該押え板間の該プランジャー部と受け
ローラー間に偏心カムをカムシャフトで固定取付け台に
回動自在に軸支して設ける。
【0012】さらに該押え板中間の縦片と固定取付け台
間にスライドユニットを設け、偏心カムの回転により該
押え板をスライドユニットを介して固定取付け台に対し
て摺動させる。
【0013】
【作用】サーマルプリントヘッド1を押えるコの字状押
え板6をネーム印字機5の固定取付け台12にスライド
ユニット13を介して摺動自在に設備する。
【0014】そしてコの字状押え板6の下片6a上面に
突起物8を進退自在としたプランジャー部7と、該押え
板6の上片6b下面に受けローラー9を回動自在に設備
する。
【0015】さらに該押え板6の下、上片6a,6bの
プランジャー部7と受けローラー9間にカムシャフト1
1で回動自在に偏心カム10を設備する。
【0016】それ故に偏心カム10が図1の右側に示す
ように矢印X方向に回転すると、プランジャー部7を介
して押え板6の下片6aのサーマルプリントヘッド1を
プラテンローラー2に押しつける。
【0017】また偏心カム10が図1の左側に示すよう
に矢印Y方向に回転すると、受けローラー9を介して押
え板6の上片6bが持ち上げられ、サーマルプリントヘ
ッド1は該ローラー2より後退する。
【0018】
【実施例】本案実施の一例を示した添付図面について詳
細に説明する。
【0019】図1は本案のネーム印字機の概略を示した
もので、図2はプランジャー部の詳細を示したもので、
図3、図4は従来のサーマルプリントヘッド押え装置の
概略を示したものである。
【0020】1は周知のサーマルプリントヘッドで、後
述のサーマルリボン(印字リボン)4を用いた熱転写用
のヘッドであり、ネーム印字機5の左右に一つずつ設け
たものである。
【0021】2はプラテンローラーで、サーマルプリン
トヘッド1の下方に設けた印字のためのローラーであ
り、ほぼ完全な真円状をしたもので、モーターで駆動す
るものである。
【0022】3は品質表示ラベルや洗濯ネーム等を印字
するサテン、ナイロン等のテープで、ロール状に巻き、
図1に示すようにネーム印字機5の右側端上部に回動自
在にセットする。
【0023】該テープ3の先端はネーム印字機5右側の
後述のガイドシャフト14及びガイドローラー15を介
して同テープガイド装置16に導く。
【0024】そしてテープガイド装置16から同様のガ
イドシャフト14を介してサーマルプリントヘッド1と
プラテンローラー2間を通し、プラテンローラー2と同
調した(同じ)モーター駆動の後述の送りローラー17
と押えローラー18,18により同ロータリーカッター
19に導き、裁断する。
【0025】4はサーマルリボン(印字リボン)で、リ
ールにロール状に巻いたもので、熱転写用ヘッド1の熱
により該テープ3に印字するものである。
【0026】4a,4bはそれぞれ黒と赤のサーマルリ
ボンで、文字と数字等又はバツ印等を印字し、ネーム印
字機5の右、左上方のリボンシャフト20,21にリー
ルを回動自在に軸支する。
【0027】それぞれ黒と赤の該リボン4a,4bの先
端は複数の同様ガイドシャフト14を介して個別にテー
プ3上方のサーマルプリントヘッド1とプラテンローラ
ー2間を通す。
【0028】そしてモーター駆動の巻き取りシャフト2
2,23に挿嵌したリールに巻き取る。
【0029】6はコの字状押え板で、コの字状の下片6
a下面に前記サーマルプリントヘッド1を固定したもの
である。
【0030】7は該コの字状の下片6a上面に固定した
プランジャー部で、上面より中間部に穿設したスプリン
グ嵌入孔7aにスプリング24を挿入し、該嵌入孔7a
に挿嵌した突起物8を進退自在としたものである。
【0031】該プランジャー部7は突起物8を介して後
述の偏心カム10と当接し、サーマルプリントヘッド1
をプラテンローラー2に押しつける。
【0032】そしてスプリング嵌入孔7a内のスプリン
グ24の径、長さを変えることにより、該ヘッド1がロ
ーラー2を押える力の強弱を調整でき、印字の濃淡を調
整することができる。
【0033】9は該プランジャー部7の真上のコの字状
押え板6の上片6bに回動自在に軸支した受けローラー
で、後述の偏心カム10と当接して回転し、コの字状押
え板6を介してサーマルプリントヘッド1をプラテンロ
ーラー2から引き離す。
【0034】10は偏心カムで、円板に中心をずらせて
カムシャフト11を挿嵌して固定したもので、カムシャ
フト11を中心にして回転する際に、該カム10の外周
がプランジャー部7と受けローラー9間で上下運動をす
る。
【0035】12はそれぞれのサーマルプリンヘッド1
の左上方に固定した固定取付け台で、側方突出部12a
とネーム印字機5に前記偏心カム10の周面がプランジ
ャー部7と受けローラー9に当接するように、カムシャ
フト11を回動自在に軸支する。
【0036】また該カムシャフト11はステッピングモ
ーター(図示せず)により左右回転し、その回転角はス
テッピングモーターへのパルス発信により微妙に、正確
に制御可能である。
【0037】そして偏心カム10の停止位置をステッピ
ングモーターで調整することにより、図2の(A),
(B)に示すように該ヘッド1がローラー2を押える力
の強弱を調整でき、印字の濃淡を調整ができる。
【0038】即ち図2の(A)は偏心カム10の停止位
置が下死点にきたときで、スプリング24によるヘッド
1がローラー2を押える力が最大となったものである。
【0039】また図2の(B)は偏心カム10の停止位
置が下死点からややずれた、(A)の状態よりスプリン
グ24によるヘッド1がローラー2を押える力が弱くな
ったものである。
【0040】13は前記コの字状押え板6の縦片6c中
間部に固定した、リニアスライド機構を利用した周知の
スライドユニットで、該固定取付け台12に上下方向に
固定したリニアバー13aに沿って直線的に摺動する。
【0041】14はガイドシャフトで、テープ3、サー
マルリボン4等を送る案内をし、図1に示すようにそれ
ぞれ適宜箇所に突出して設備したもので、回転はしな
い。
【0042】15はガイドローラーで、ロール状テープ
3の下方と左右のプラテンローラー2,2の中間に設
け、テープ3の引出し方向を変えたり、該ローラー2,
2上を走行するテープ3を押えるもので、ベアリングを
装着し、回転可能である。
【0043】16はテープガイド装置で、テープ印字機
5の右下方のガイドローラー15直後に設けたもので、
テープ3がサーマルプリントヘッド1、プラテンローラ
ー2、後述の送りローラー17等の中心即ち機械の中心
を通るように設ける。
【0044】17は送りローラーで、テープ印字機5の
左下方のプラテンローラー2直後に設けたもので、プラ
テンローラー2と同じモーターで駆動するものである。
【0045】18,18は押えローラーで、送りローラ
ー17の前後よりテープ3を該ローラー17に押しつ
け、テープ3を安定して送るものである。
【0046】19は周知のロータリーカッターで、印字
の長さ、送りローラー17のスピード等と同調して回転
しながら、一定寸法にテープ3を切断する。
【0047】
【考案の効果】本案は以上のような構成で、テープ3及
びサーマルリボン4を印字機5に装着する際には、ステ
ッピングモーターによりカムシャフト11を回転し、両
サーマルプリントヘッド1,1を図1の左側の位置にし
て行うから、ワンタッチで簡単に行える。
【0048】また印圧調整においても、同様にステッピ
ングモーターによりカムシャフト11を回転し、偏心カ
ム10の停止位置を図2の(A),(B)に示すように
調整することで、ワンタッチで簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案のネーム印字機の概略を示した正面図であ
る。
【図2】印圧調整状態を示すプランジャー部を断面とし
た要部説明図で、(A)は偏心カムが下死点にきた状態
で印圧が最大のときで、(B)は偏心カムの停止位置が
下死点よりややずれたときのものである。
【図3】従来のサーマルプリントヘッド押え装置の概略
を示す平面図である。
【図4】従来のサーマルプリントヘッド押え装置の概略
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 サーマルプリントヘッド 2 プラテンローラー 3 テープ 4 印字リボン(サーマルリボン) 4a 黒のサーマルリボン 4b 赤のサーマルリボン 5 ネーム印字機 6 コの字状押え板 6a コの字状下片 6b コの字状上片 6c コの字状縦片 7 プランジャー部 7a スプリング嵌入孔 8 突起物 9 受けローラー 10 偏心カム 11 カムシャフト 12 固定取付け台 13 スライドユニット 14 ガイドシャフト 15 ガイドローラー 16 テープガイド装置 17 送りローラー 18 押えローラー 19 ロータリーカッター 20,21 リボンシャフト 22,23 巻き取りシャフト 24 スプリング 25 押え板 26 支持枠 27 埋め込みボルト 28 押えバネ 29 押え調整ネジ X,Y 矢印

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルプリントヘッド1をプラテンロ
    ーラー2に押しつけ、該ヘッド1とローラー2間を通る
    テープ3に印字リボン4で品質表示ラベル、洗濯ネーム
    等を印字するネーム印字機5において、サーマルプリン
    トヘッド1を押えるコの字状押え板6を設け、該押え板
    6の下片6a上に突起物8を進退自在として挿嵌したプ
    ランジャー部7を設け、該押え板6の上片6bに受けロ
    ーラー9を回動自在に設け、該プランジャー部7と受け
    ローラー9間に偏心カム10をカムシャフト11で固定
    取付け台12に回動自在に軸支して設け、該押え板6中
    間の縦片6cと固定取付け台12間にスライドユニット
    13を設け、偏心カム10の回転により該押え板6をス
    ライドユニット13を介して固定取付け台12に対して
    摺動させることを特徴とするネーム印字機。
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