JP2500919B2 - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

Info

Publication number
JP2500919B2
JP2500919B2 JP26845693A JP26845693A JP2500919B2 JP 2500919 B2 JP2500919 B2 JP 2500919B2 JP 26845693 A JP26845693 A JP 26845693A JP 26845693 A JP26845693 A JP 26845693A JP 2500919 B2 JP2500919 B2 JP 2500919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zone
coating
drying
conveyor
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP26845693A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07100425A (ja
Inventor
敏文 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP26845693A priority Critical patent/JP2500919B2/ja
Publication of JPH07100425A publication Critical patent/JPH07100425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500919B2 publication Critical patent/JP2500919B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装装置に関するも
の、より詳しくはダレ限界上の厚さに塗料が塗布された
ワ−クを略水平軸線回りに回転させつつ塗料の乾燥を行
なうようにした塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の塗装技術においては、いわゆる回
転塗装の呼称で知られるように、ワ−クに対して塗料を
ダレ限界上の厚さに塗布すること、つまりそのまま放置
しておけば重力の影響によって少なくとも上下方向に伸
びる縦面において塗料のダレを生じるような厚さとなる
ように塗料を塗布し、乾燥工程において、このダレ限界
以上の厚さに塗料が塗布されたワ−クを、ダレが生じ始
める前からもはやダレを生じなくなるまで硬化するまで
の間略水平軸線回りに回転させて、塗料のダレ発生を防
止しつつ十分な厚さの塗膜を得て、塗装面の平滑性を高
めるようにしたものが提案されている。
【0003】上記ワ−クの回転を、乾燥行程つまり焼付
行程において必要最少限の領域で行なうべく、乾燥路を
予備乾燥路とその下流側の本乾燥路とに分けて、塗料の
ダレ発生防止のための回転は予備乾燥路までとして、本
乾燥路においてはワ−クの回転を行なわないようにする
ことも提案されている(特開平4−227885号公報
参照)。とりわけ、この場合は、予備乾燥路を有する塗
装ラインを複数設けて、本乾燥路を複数の予備乾燥路
(複数の塗装ライン)に対してただ1つ設けた共通用と
して設定することが可能となる。また、本乾燥路では、
ワ−クを回転させる機能を有しない一般台車を用いるこ
とも可能となる(回転用台車から一般台車へのワ−クの
移載を行なう)
【0004】ワ−クの回転を行なうため、ワ−クを回転
可能に保持する回転用台車が用いられるが、この回転用
台車はかなり大型でかつ高価なものとなる。このため、
前記公報には、予備乾燥炉を通過した後にワ−クを、ワ
−クを回転させる機能を有しない一般台車へ移載して、
この一般台車を本乾燥ゾ−ンを通過させることも開示さ
れている。
【0005】一方、焼付を行なうための乾燥炉として
は、平型炉と山型炉が知られている。平型炉は、その入
口から出口までの全長に渡って略水平に伸びる構造、つ
まり搬送台車の走行路が略水平な平担面とされるもので
あり、構造が簡単であるという利点を有する。また、山
型炉は、その入口と出口とに対して中間部分が高い位置
とされたもので、構造が複雑になる反面、高温の空気を
高い位置にある中間部分に滞留させてつまり入口や出口
から高温の空気が逃げるのを防止して、省エネルギとい
う点で有利となる。
【発明が解決しようとする課題】前述した回転塗装を行
なうものにおいて、乾燥炉を予備乾燥炉と本乾燥炉とに
分けた場合、構造上の利点特にコストを優先すれば両方
共に平型炉にするのが好ましいものとなる。一方、省エ
ネルギを優先すれば、両方の乾燥炉共に山型炉にするの
が好ましいものとなる。
【0006】しかしながら、回転塗装において、予備乾
燥炉と本乾燥炉とを共に山型炉とした場合、次のような
問題を生じる。すなわち、山型炉は、その入口から中間
部分にかけてかな急な傾斜を有し、また中間部分から出
口部分にかててもかなり急な傾斜部分を有することにな
る。したがって、かなり大型かつ重量も重くなる回転用
台車を、急な傾斜を登り降りさせることがなかなかむず
かしいものとなる。また、上記傾斜が、塗料のダレを発
生させる原因ともなってしまう。
【0007】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、搬送台車の搬送や塗料のダレ防止の点につ
いて何等問題を生じさせることなく、乾燥に際しての省
エネルギをも図れるようにした塗装装置を提供すること
を目的とする。
【0008】前記目的を達成するため、本発明にあって
は次のような構成としてある。すなわち、ワ−クを保持
した搬送台車を、塗装ゾ−ン、予備乾燥ゾ−ン、本乾燥
ゾ−ンを順次通過させて、前記塗装ゾ−ンでワ−クに対
してダレ限界以上の厚さに塗料を塗布し、前記予備乾燥
ゾ−ンで前記ワ−クを略水平軸線回りに回転させて塗料
のダレ発生を防止しつつ予備乾燥して、該予備乾燥ゾ−
ン通過後はそのまま放置しても塗料のダレが生じなくな
るまで塗料が硬化された状態とし、前記本乾燥ゾ−ンで
前記予備乾燥後の塗料の最終的な乾燥を行うようにし、
しかも前記搬送台車として、前記塗装ゾ−ンから予備乾
燥ゾ−ンを通過するまではワ−クを略水平軸線回りに回
転自在に保持した回転用台車を用いると共に、前記本乾
燥ゾ−ンではワ−クを回転させる機能を有しない一般台
車を用いるようにした塗装装置において、前記予備乾燥
ゾ−ンに配設される予備乾燥炉が、入口から出口に渡っ
て全体的に略水平な平担とされた平型炉とされ、前記本
乾燥ゾ−ンに配設される本乾燥炉が、入口と出口とに対
して中間部分が高い位置とされた山型炉とされている、
ような構成としてある。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、回転用台車は平型炉か
らなる予備乾燥炉を通過するだけなので、その搬送上何
等問題を生じることもなく、また山型炉において考えら
れるような塗料のダレを不用意に生じさせてしまうこと
もない。また、最終段階まで十分な乾燥を行なうためか
なり長尺となる本乾燥炉は山型炉としてあるので、乾燥
エネルギの節約という点でも十分満足のいくものとな
る。勿論、山型炉とされた本乾燥炉を搬送される搬送台
車は、回転用台車に比して小型かつ軽量の一般台車とし
てあるので、山型炉の急な傾斜を登り降りさせる点でも
特に問題は生じないものとなる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1において、1は搬送コンベアであり、
この搬送コンベア1は、全体としてエンドドレス式とさ
れて、ワ−クとしての自動車ボディWを回転可能に保持
する回転用台車D1を走行駆動させる。
【0011】搬送コンベア1には、第1移載装置S1が
設けられる他、該第1移載装置S1から搬送コンベア1
の搬送方向(上流側から下流側)へ順次、準備ゾ−ン
2、第1塗装ゾ−ン3、アイドルゾ−ン4、第2塗装ゾ
−ン5、セッティングゾ−ン6、予備乾燥ゾ−ン7、第
2移載装置S2が設けられ、第2移載装置S2を通過し
た回転用台車D1は、第1移載装置S1へと戻されるこ
とになる。
【0012】上記搬送コンベア1は、互いに独立して構
成された第1搬送コンベア11と第2搬送コンベア12
とを組み合わせることにより、全体としてエンドレスと
なるように構成されている。この第1搬送コンベアと第
2搬送コンベアとの境を符号aおよびbで示してあり、
境界部分aは第1移載装置S1と第2移載装置S2との
間に設定され、境界部分bはアイドルゾ−ン4と第2塗
装ゾ−ン5との間に設定されている。そして、第2搬送
コンベア12の搬送速度は第1搬送コンベア11の搬送
速度よりも十分速いものとされて、単位時間当りの回転
用台車D1の搬送能力が、第2搬送コンベア12の方が
第1搬送コンベア11よりも十分大きなものとなるよう
に設定されている。
【0013】セッティングゾ−ン6および予備乾燥ゾ−
ン7の全長に渡って、搬送コンベア1に沿って回転用コ
ンベア8が配設されている。この回転用コンベア8は、
後述するように回転用台車D1に作用して、回転用台車
D1の回転用コンベア8に対する相対速度差を回転力と
して与えて、この回転力が回転用台車D1上のボディW
に与えられる。
【0014】搬送コンベア1のうち、予備乾燥ゾ−ン7
と第2移載装置S2との間には、貯留用コンベア9が接
続されている。この貯留用コンベア9の貯留能力(貯留
台数)は、第2塗装ゾ−ン5の開始部分から予備乾燥ゾ
−ン7の終了部分までの間にある回転用台車D1の台数
分以上となるように設定されている。この貯留用コンベ
ア9の搬送コンベア11(第2搬送コンベア12)に対
する接続部分を、符号α、βで示してある。
【0015】回転用台車D1を搬送する搬送コンベア1
の他に、ボディWを回転させる機能を有しない一般台車
D2を走行させるための他の搬送コンベア21が設けら
れている。この他の搬送コンベア21は、第1移載装置
S1を通過した後第2移載装置S2を通過するように配
設され、第2移載装置S2の下流側において本乾燥ゾ−
ン22が設けられている。そして、他の搬送コンベア2
1は、本乾燥ゾ−ン22を通過した後、ボディWの組立
ライン(図示略)に接続されている。
【0016】一般台車D2により第1搬送コンベア21
に沿って搬送されるボディWは、中塗りが終了したもの
とされて、第1移載装置S1によって、一般台車D2か
ら回転用台車D1へと移載される。回転用台車D1上の
ボディWは、準備ゾ−ン2でボディWに付着したゴミが
除去される。
【0017】第1塗装ゾ−ン3では、上塗り塗料として
のベ−ス塗料が塗布されるが、塗布される塗料の厚さ
は、ダレ限界以内の厚さとされる。第1塗装ゾ−ン3を
通過したボディWは、アイドルゾ−ン4を通過した後、
第2塗装ゾ−ン5において、上塗り塗料としてのクリア
塗料が塗布される。このクリア塗料が塗布された後の塗
膜厚さは、ダレ限界以上の厚さとされる。なお、実施例
では、塗料の塗布はいずれの塗装ゾ−ン3、5において
も、静電塗装により行なわれる。
【0018】第2塗装ゾ−ン5を通過したの後のボディ
Wは、セッティングゾ−ン6によって常温で所定時間乾
燥された後、予備乾燥ゾ−ン7を通過するが、この予備
乾燥ゾ−ン7での乾燥温度は、常温よりも高く、かつ本
乾燥ゾ−ン22での乾燥温度(焼付温度)よりも低いか
あるいは同じとされる。セッティングゾ−ン6および予
備乾燥ゾ−ン7では、回転用コンベア8を利用して、ボ
ディWが略水平軸線回りに回転される。これにより、塗
料のダレが防止されつつ、予備乾燥ゾ−ン7を通過した
ときには、そのまま放置してももはやダレを生じない状
態にまで塗料が硬化される(塗装面に軽く手を触れても
問題のないレベルまでの硬化)。
【0019】なお、実施例では、予備乾燥ゾ−ン7での
予備乾燥は、遠赤外線を利用して行なうようにしてあ
る。勿論、ボディWの回転は、重力の影響によって塗料
のダレが発生するのを防止し得る以上の速さで行なわれ
ると共に、回転に起因して生じる遠心力によって塗料の
ダレが生じないような速さの範囲に設定される。
【0020】予備乾燥ゾ−ン7を通過したボディWは、
第2移載装置S2によって、他の搬送コンベア21によ
って搬送される一般台車D1へと移載される。この第2
移載装置S2へくる一般台車D1は、第1移載装置S1
に部分においてボディWを回転用台車D1に対して譲り
渡した後のものである。
【0021】一般台車D2に移載されたボディWは、本
乾燥ゾ−ン22を通過することになるが、この本乾燥ゾ
−ン22を通過することによって、ボディWに塗布され
た塗料の最終的な乾燥つまり焼付乾燥が行なわれる。な
お、この本乾燥ゾ−ン22での乾燥は、熱風式によって
行なわれる。そして、本乾燥ゾ−ン22を通過したボデ
ィWは、組立ラインへと移行されることになる。
【0022】図2は、回転用台車D1の一例を示すもの
である。この回転用台車D1は、走行車輪31を備えた
基台32上に、搬送方向に間隔をあけて一対の支持台3
3、34が設けられ、この支持台33、34間に、ボデ
ィWの配設空間Xが構成されている。支持台33、34
には、配設空間X内において、支承部材35あるいは3
6が回転自在に取付けられ、その回転軸線Lは互いに同
一直線上にあって略水平方向に伸びている。
【0023】配設空間Xに配設されるボディWは、その
前端および後端に回転治具37あるいは38が固定さ
れ、回転治具37が支承部材35に対して所定位置関係
で一体的に連結され、回転治具38が支承部材36に対
して所定位置関係で一体的に連結される。これにより、
ボディWは、回転軸線L回りに回転自在として回転用台
車D1に保持されることになる。
【0024】支承部材33の一側面側にはスプロケット
41が回転自在に取付けられ、このスプロケット41
が、支承部材33内に配設された連動機構を介して、支
承部材35と連動されている。スプロケット41は、チ
ェ−ンからなる回転用コンベア8と噛合しており、した
がって、回転用台車D1と回転用コンベア8との間に相
対速度差を生じると、スプロケット41が回転されて、
ボディWが回転されることになる。回転用コンベア8の
駆動速度を調整することによって、ボディWの回転速度
や回転方向を変更できるばかりでなく、回転用台車D1
が停止した状態でもボディWを回転させ得るものとな
る。
【0025】基台32には、前方へ伸びる係合子42が
設けられて、この係合子42がチェ−ンからなる搬送コ
ンベア1(11、12)に係合することによって、搬送
コンベア1(11あるいは12)の搬送速度でもって回
転用台車D1が搬送(走行)される。また、基台32か
らは後方へ伸びる係合解除子43が設けられている。こ
の係合解除子43は、図示を略す保持部材を介して、所
定高さを保持するように回転用台車D1に保持されてい
る。この係合解除子43に対して、後方の回転用台車D
1における係合子42が当接すると、係合子42が係合
解除子43に乗り上げて、係合子42の搬送コンベア1
(11、12)に対する係合が解除される、これによ
り、後方の回転用台車D1は、前方の回転用台車D1が
停止している状態で搬送コンベア1(1、12)が稼動
していても、直前の回転用台車D1の直手前で停止され
ることになる。
【0026】図3には、前記予備乾燥ゾ−ン7に配設さ
れる予備乾燥炉51を示してある、この予備乾燥炉51
は、その搬送路が、入口51aから出口51bまでの全
長に渡って略水平に伸びる平型炉とされている。つま
り、急な登り降りを有しない形式の炉構造とされてい
る。したがって、大型かつ重量の大きい回転用台車D1
の搬送上何等問題を生じることはなく、また上記急な登
り降りに起因して塗料のダレが発生してしまうというこ
と事態考えられないものとなる。
【0027】図4には、前記本乾燥ゾ−ン22に配設さ
れる本乾燥炉52を示してある。この本乾燥炉52は、
その搬送路が、入口52aと出口52bとに対して中間
部分52cが高い位置とされた山型炉とされている。す
なわち、入口52aから中間部分52cへ向けて急な登
り坂部分52dを有すると共に、中間部分52cから出
口52bへ向けて急な下り坂部分52eを有するものと
なっている。
【0028】このように、入口52aと出口52bに対
して中間部分52cが高い位置とされているので、内部
の高温の空気は、高い位置つまり中間部分52cに滞留
されて、入口52aおよび出口52bを通して外部へ逃
げにくいものとなっており、乾燥エネルギの節約が図ら
れる。また、一般台車D2は、回転用台車D1に比して
小型かつ軽量なので、急な登り降り部分52d、52e
が存在しても、搬送上特に問題を生じないものである。
勿論、この本乾燥炉52にワ−クWが到達するまでに、
塗料は既にダレを生じない状態にまで乾燥されているの
で、急な傾斜部分52c、52e通過するときに塗料の
ダレを生じてしまうというようなおそれは何等生じない
ものとなる。
【0029】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のような場合をも含むものであ
る。 (1)上塗り塗装に限らず、中塗り塗装に本発明を適用す
ることができる。 (2)それぞれ各ゾ−ン2〜7に相当するゾ−ンを備えた
塗装ラインを互いに並列に複数設けたものであってもよ
い。 (3)ワ−クは、自動車ボディWに限らず、適宜のものと
することができる。 (4)搬送コンベア1は全体として1つの搬送コンベアで
構成してもよい。また、第2搬送コンベア12を予備乾
燥ゾ−ン7の直後でさらに2つに分離して互いに独立し
たものとして構成してもよく、この場合、2つに分離さ
れた第2搬送コンベア12のうち、予備乾燥ゾ−ン7側
の搬送コンベアの搬送能力よりも移載装置S2側の搬送
コンベアの搬送能力を大きくするように設定してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体平面図。
【図2】回転用台車の一例を示す側面図。
【図3】平型炉とされた予備乾燥炉の一例を示す側面断
面図。
【図4】山型炉とされた本乾燥炉の一例を示す側面断面
図。
【符号の説明】
1:搬送コンベア 3:第1塗装ゾ−ン 5:第2塗装ゾ−ン 7:予備乾燥ゾ−ン 8:回転用コンベア 11:第1搬送コンベア 12:第2搬送コンベア 21:他の搬送コンベア 51:予備乾燥炉 52:本乾燥炉 S2:移載装置 D1:回転用台車 D2:一般台車 W:自動車ボディ(ワ−ク)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワ−クを保持した搬送台車を、塗装ゾ−
    ン、予備乾燥ゾ−ン、本乾燥ゾ−ンを順次通過させて、
    前記塗装ゾ−ンでワ−クに対してダレ限界以上の厚さに
    塗料を塗布し、前記予備乾燥ゾ−ンで前記ワ−クを略水
    平軸線回りに回転させて塗料のダレ発生を防止しつつ予
    備乾燥して、該予備乾燥ゾ−ン通過後はそのまま放置し
    ても塗料のダレが生じなくなるまで塗料が硬化された状
    態とし、前記本乾燥ゾ−ンで前記予備乾燥後の塗料の最
    終的な乾燥を行うようにし、しかも前記搬送台車とし
    て、前記塗装ゾ−ンから予備乾燥ゾ−ンを通過するまで
    はワ−クを略水平軸線回りに回転自在に保持した回転用
    台車を用いると共に、前記本乾燥ゾ−ンではワ−クを回
    転させる機能を有しない一般台車を用いるようにした塗
    装装置において、 前記予備乾燥ゾ−ンに配設される予備乾燥炉が、入口か
    ら出口に渡って全体的に略水平な平担とされた平型炉と
    され、 前記本乾燥ゾ−ンに配設される本乾燥炉が、入口と出口
    とに対して中間部分が高い位置とされた山型炉とされて
    いる、ことを特徴とする塗装装置。
JP26845693A 1993-09-30 1993-09-30 塗装装置 Expired - Lifetime JP2500919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26845693A JP2500919B2 (ja) 1993-09-30 1993-09-30 塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26845693A JP2500919B2 (ja) 1993-09-30 1993-09-30 塗装装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07100425A JPH07100425A (ja) 1995-04-18
JP2500919B2 true JP2500919B2 (ja) 1996-05-29

Family

ID=17458763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26845693A Expired - Lifetime JP2500919B2 (ja) 1993-09-30 1993-09-30 塗装装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500919B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6561697B2 (ja) 2015-09-01 2019-08-21 株式会社ダイフク 昇降設備及び搬送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07100425A (ja) 1995-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3517959B2 (ja) 塗装装置
US5686148A (en) System and method for conveying rotatable works such as automotive vehicle bodies
JPS5849311B2 (ja) 粉体塗装方法
KR20180119242A (ko) 방진고무 자동도장장치
JP3541434B2 (ja) 塗装方法、塗装装置および被塗物
JP2500919B2 (ja) 塗装装置
JP2001521679A (ja) 平面形状基材、特に印刷回路板の塗布装置
FR2657852A1 (fr) Dispositif de transport pour plaques a surface sensible, notamment pour plaquettes a circuit imprime a revetement humide.
JP3034929B2 (ja) 塗装乾燥炉装置
JP2500918B2 (ja) 塗装装置
JP2505377Y2 (ja) 塗装乾燥炉
JPS6343283B2 (ja)
JPH043644Y2 (ja)
JP3023154B2 (ja) 塗装方法およびその装置
JP2706949B2 (ja) コンベア式回転塗装装置
JPH07222947A (ja) 乾燥装置を備えた長尺鋼材の自動塗装設備
JP3030439B2 (ja) ウイケット式コンベア
JP2511223B2 (ja) 回転塗装用搬送台車の塗料付着防止装置
JPH01115469A (ja) 塗装ラインにおける自動車ボディ搬送方法
JP2804721B2 (ja) 搬送装置
JP2004347239A (ja) 車両ボディの乾燥方法及び車両ボディ用乾燥炉
JP2000093874A (ja) 塗装ブースおよび塗装ブースの伴走作業用床
CN117552069A (zh) 一种电泳固化炉
CA2360332A1 (en) Apparatus for automatic painting
JP2559761B2 (ja) 塗装方法