JP2500670B2 - 二重殻貯液槽の製造方法 - Google Patents

二重殻貯液槽の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は給油所等に埋設される地
下タンクの製造方法に関し、より詳しくは、油等の内容
物の液漏れ検知装置が具備される、強化プラスチック製
の外殻及び金属製の内殻からなる二重殻貯液槽の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液漏れ検知装置を具備した強化プ
ラスチック製外殻及び金属製内殻からなる二重殻貯液槽
の構造例を図1に示す。液相部7において、外殻2は内
殻1外壁との間に微小空隙を形成し、気相部8において
は外殻2は内殻1と接着した構造である。万一、液相部
7において液漏れが生じると、その液は内殻1と外殻2
との間の微小空隙である液漏れ検知層3を伝って漏洩検
知センサー4に達し、さらに検知管5を介して外部の検
知装置6で検知される。
【0003】この貯液槽の外殻を形成する方法として、
従来より液状熱硬化性樹脂と強化繊維とを用いたハンド
レイアップ法が提案されている。その工法は、液漏れ検
知層3を形成するために、内殻1における液相部7の領
域に、強化プラスチックに用いられている熱硬化性樹脂
の重合熱に耐える耐熱性の高いフィルムを介在させ、次
いでそのフィルムで被覆された貯液槽の内殻外面全体を
ハンドレイアップ法で一体化して外殻2を形成するもの
である。よって、この工法においては、高価な耐熱性フ
ィルムを必要とし、且つ全ての工程が手作業で行われる
ため、二重殻貯液槽の製造コストが高くなり、生産性が
低いという問題があった。
【0004】なお、外殻を形成する他の方法として、強
化プラスチックシートを貯液槽胴部に巻き付け、継目を
ハンドレイアップする方法も提案されている。この工法
は、上記した工法と比較すれば施工を著しく簡略化でき
るものの、強化プラスチックシートの剛性が高いため、
シートを内殻に巻き付けて仮止めする際に、内殻から剥
離しやすいという問題があり、さらに、シートとハンド
レイアップで積層した接合部に曲げ応力が発生して接合
部に亀裂が生じるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであり、その目的は、二重
殻貯液槽における外殻の主要部を、強化プラスチック製
湾曲シートと予め成形された鏡板状成形物とによって構
成することにより、安価で生産性の高い二重殻貯液槽の
製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、強化プラスチ
ックからなる外殻と金属からなる内殻との間隙に液漏れ
検知装置を具備してなる両側面が閉鎖された円筒状二重
殻貯液槽を製造する方法において、予め製造された強化
プラスチック製の湾曲シートを用いて貯液槽底部の液相
部側から内殻の胴部外壁を、断面C字状に被覆すると共
に、予め成形された鏡板状成形物を用いて貯液槽両端の
鏡板部を被覆し、次いで湾曲シートおよび鏡板状成形物
で被覆されていない内殻外壁をハンドレイアップ法で被
覆接着すると共に湾曲シート,鏡板状成形物及びハンド
レイアップ部を一体化して外殻を形成する二重殻貯液槽
の製造方法である。
【0007】本発明に用いられる湾曲シートは、強化プ
ラスチックシートを連続法で製造する際に、樹脂の熱歪
温度以上の温度を付与し、ロール状に巻き取ることによ
って得ることができる。
【0008】本発明に用いられる湾曲シートは、例えば
フィラメントワインディング法にて、強化プラスチック
製パイプの内周長さが金属製内殻の胴部長さより若干短
か目になるようにパイプを成形し、該パイプをその軸方
向に沿ってスリット状に切開することにより得られる。
好ましくはパイプの内周長さは、貯液槽の使用時におけ
る液相部の外周長さ程度とするのがよい。
【0009】本発明において、フィラメントワインディ
ング法で成形されたパイプを切開して得られる湾曲シー
トは、内殻貯液槽の周方向継目である溶接ビード部分と
接触してその湾曲シートに曲げ応力が発生しないよう、
その溶接ビードを跨ぐ断面形状を有する凸条を環状に設
けることができる。
【0010】上記フィラメントワインディング法で成形
されたパイプを切開して得られる湾曲シートは、上記溶
接ビードに接触しないよう内殻貯液槽の溶接ビード間隔
よりも20mm以上短くした複数の分割湾曲シートでも構
成することができる。
【0011】本発明方法における鏡板状成形物は、貯液
槽の両側面を構成する鏡板部の一部又は全部を被覆する
皿状の強化プラスチック成形物であり、好ましくは貯液
槽の液相部を覆う程度の大きさを有するこの鏡板状成形
物は、例えばプレス成形やレジンインジェクション法等
の機械的成形法、またはハンドレイアップ法により熱硬
化性樹脂と強化繊維とから成形することができる。
【0012】本発明において外殻を構成する強化プラス
チックに使用される樹脂は熱硬化性樹脂であり、例えば
イソフタル酸系不飽和ポリエステル樹脂、ビスフェノー
ル系不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂又は
エポキシ樹脂が好ましい。本発明方法において使用され
る強化繊維としては、例えばガラスチョップドストラン
ドマット、ガラスロービング、処理ガラスクロス又はガ
ラスロービングクロス等のガラス繊維が好ましい。
【0013】本発明では、上記湾曲シートおよび鏡面状
成形物を内殻に圧接したのち、これらを熱硬化性樹脂と
強化繊維とでハンドレイアップ法で接着一体化すると共
に、ハンドレイアップされた強化プラスチック層が内殻
と接着することで強化プラスチックからなる外殻が形成
される。
【0014】また、金属製内殻は、一般に軟鋼板を筒状
にしたものを溶接して形成されるため、周方向に継目と
しての溶接ビードが生じる。本発明において、一枚の幅
広の湾曲シートで外殻を構成する場合、溶接ビードと接
触する部分の湾曲シートに曲げ応力が発生することにな
る。これを防ぐために、予め溶接ビードの盛り上がり部
分をパテで平坦にする必要がある。しかしながら、その
平坦化作業を省く本発明の第2の態様は、溶接ビードと
接触する湾曲シートに曲げ応力を発生させない方法とし
て、強化プラスチック製パイプを製造する際に、溶接ビ
ードと対応する部位に溶接ビード部分を跨ぐ凸条を環状
に設けるものである。第3の態様は、溶接ビード部分に
接触しないように、内殻胴部軸方向における溶接ビード
間隔より20mm以上短く切断した長さの強化プラスチッ
ク製パイプを切開した湾曲シートを用いるものである。
【0015】なお、液漏れ検知は毛細管現象を利用する
ものであるため、湾曲シートを内殻に圧接しても、その
圧接部分に微小空隙が生じて液漏れ検知層を確保するこ
とができるため、液漏れの検知ができる。ただし、ハン
ドレイアップにより被覆される湾曲シート同士、及び湾
曲シートと鏡板状成形物との隙間については、そのハン
ドレイアップ層と内殻と密着しないよう、厚さ10〜5
0μmの樹脂フィルムを内殻表面に配置し、その上に外
殻を形成して液漏れ検知層を確保する。
【0016】
【作用】本発明における強化プラスチックからなる外殻
は、予め製造された湾曲シートを金属製内殻の胴部外壁
に対し、貯液槽底部の側から胴部外壁を覆うように圧接
すると共に、予め成形された鏡板状成形物を内殻両側面
の鏡板部に圧接した後、該湾曲シートおよび鏡板状成形
物で覆われていない内殻外面を通常のハンドレイアップ
法で強化プラスチックを内殻に被覆・接着し、且つ該湾
曲シートおよび鏡板状成形物とハンドレイアップされた
強化プラスチック層を一体化することにより形成され
る。
【0017】本発明は、貯液槽の内殻円周面の被覆に、
例えばフィラメントワインディング法で造られたパイプ
の湾曲シートと、貯液槽の内殻両側面鏡板部に被覆され
る予め成形した鏡板状成形物とをそれぞれ圧接するだけ
で内殻と外殻の間隙に液漏れ検知層を形成できるので、
外殻全面をハンドレイアップ成形する方法により、高価
な耐熱性フィルムが不要で且つ短時間で外殻を形成でき
る。
【0018】
【実施例】以下、好適な実施例により本発明を詳述す
る。 [実施例1]直径1,750mm、長さ10mの芯金を
周速50m/分で回転させながら、長さ1インチのガラ
ス・チョップを散布した上に下記の樹脂組成物Aを供給
して硬化後の厚さが1mmになるように調整した。次い
で2310番手のガラス・ロービング100本束を30
cmの幅に調整して15cmのピッチでパラレル・ワイ
ンディングした上に下記の樹脂組成物Bを供給して硬化
後の厚さが2.5mmになるように調整した後、常温硬
化して厚さ2.5mmのパイプを成形した。該パイプを
芯金から離型した後、両端を切断して長さ9,184m
mに調整し、次いで長手方向に切り開き、幅5,495
mm、長さ9,184mmの湾曲したシート2a(図
2)を得た。 樹脂組成物A:不飽和ポリエステル樹脂 99 重量% ((株)日本触媒製のエポラックN350) 硬化剤(メチルエチルケトンパーオキサイド) 1 重量% 樹脂組成物B:不飽和ポリエステル樹脂 99 重量% ((株)日本触媒製のエポラックN350) 硬化剤(メチルエチルケトンパーオキサイド) 1 重量% パラフィン 600 ppm ((株)日本触媒製のエポラックPRO T−1)
【0019】図3に示した一部切り欠かれた鏡板状成形
物を製造できる型枠に、該形状に調整した450番手の
ガラス・マットを載置し、次いで樹脂組成物Aを含浸し
た。この工程を繰り返し、三枚目のガラス・マットには
樹脂組成物Bを含浸した後、常温硬化させ、ガラス含有
率30%、厚さ2.5mmの鏡板状成形物2bを得た。
図2に示す湾曲シート2aを内殻貯液槽に圧接する前
に、内殻貯液槽の溶接ビードの盛り上がり部分をパテで
平坦化した。
【0020】図1に示すような内径2,100mm、胴
長9,184mmの鉄製貯液槽内殻1の胴部10に、幅
5,495mm、長さ9,184mmの上記湾曲シート
2aを貯液槽底部から液相部7を覆うように圧接し、次
いで一部切り欠かれた上記鏡板状成形物2bを貯液槽内
殻の両側面鏡板部9に圧接した。該湾曲シート2aと鏡
板状成形物との接合部は樹脂組成物Aによりハンドレイ
アップして接着一体化した。次いで内殻1において湾曲
シート2aおよび鏡板状成形物2bで覆われていない部
分を、上記の樹脂組成物Aによりハンドレイアップ法で
被覆して、強化プラスチック層を、内殻1と接着形成す
ると共に湾曲シート2aおよび鏡板状成形物2bと内殻
1との接合部も樹脂組成物Aで一体化した後、常温硬化
させた。湾曲シート2a、鏡板状成形物2bおよびハン
ドレイアップにより形成された強化プラスチック層が一
体化して得られた外殻2は、その液相部に対応する部分
と内殻1との間に微小空隙が形成され、且つ該空隙は内
殻1の軟鋼板と強固に接着した気相部に対応する部分に
より外気と遮断され、液漏れ検知層3として有効に機能
した。
【0021】[実施例2]実施例1のパイプを長手方向
に切り開き、次いで円周方向に切断して幅5,495m
m、長さ1,500mmからなる分割湾曲シートを得た。
図1に示したような、内径2,100mm、胴長9,18
4mm、溶接部間隔1,524mmの軟鋼製貯液槽内殻1
に、その分割した湾曲シート20a6枚を図4に示すよ
うに、溶接ビードの盛り上がり部分に接触しないように
配列し、内殻1外壁に圧接した。圧接した湾曲シートの
間を実施例1の樹脂組成物Aでハンドレイアップした以
外は、実施例1と同様にして外殻を形成した。
【0022】[実施例3]実施例1のパイプを製造する
にあたり、直径1,750mm、長さ10mの芯金に、中
心−中心で1,524mm間隔で且つ円周方向に幅25m
m、高さ3mmの凸条を環状に形成した以外は、実施例1
と同様にしてパイプを成形した。このパイプを芯金から
離型した後、両端を切断して長さ9,184mmに調整
し、次いで長手方向に切り開き、図5に示すように、幅
5,495mm、長さ9,184mm、凸条部21が5箇所
である湾曲シート22aを得た。この湾曲シート22a
を用いて実施例1と同様に外殻を形成した。得られた外
殻は、実施例1と同様の効果を得られた。
【0023】[実施例4]JIS K 6919で規定された熱歪
温度が54℃の不飽和ポリエステル樹脂(( 株)日本触
媒製のエポラックN6700 )99重量%、硬化剤(クメン
ハイドロパーオキサイド)1重量%からなる樹脂組成物
をポリプロピレンフィルム上に1,600mm幅に塗布
し、次いでガラス・ロービングを25mm幅長さに切断し
たガラス・チョップをガラス含有率が30%重量%にな
るようにその樹脂組成物上に散布し、次いでその樹脂組
成物を散布されたガラス・チョップの上に散布し、その
シート状物に含まれる空気を脱泡ロールで充分空気を除
去した後、そのフィルムを重ねてガラス・チョップを含
んだ樹脂組成物シートをサンドイッチ状に挟み、80
℃、100℃、120℃に調整した硬化炉を順次通過さ
せて硬化を完了させて2.4mm厚さの強化プラスチック
シートを得て、1,500mm幅にトリミングした後、直
径500mmの芯金にロール状に巻き取った。シートを巻
き取る際の樹脂組成物シートの表面温度は60〜70℃
であった。上記シートを充分冷却した後、ロール巻きか
ら巻き戻したシートは巻癖が付与された湾曲シートが得
られた。この湾曲シートを使用して実施例2と同様に外
殻を形成した。得られた外殻は実施例1と同様の効果が
得られた。なお、上記の実施例において、湾曲シート同
士、及び湾曲シートと鏡板状成形物との間に生じる隙間
については、厚さ25μm、幅200mmからなるポリ塩
化ビニリデンのフィルムを内殻表面に配置し、その上に
外殻を形成した。
【0024】[比較例]硬化炉を出たシートを室温まで
冷却し、5,495mm長さの平板に切断した以外は実施
例4と同様にして、強化プラスチックシートを製造し
た。得られたシートを使用して実施例2と同様に外殻を
形成したが、そのシートを軟鋼製貯液槽の内殻に仮止め
する際、シートの剛性が高いため、その内殻の外壁に沿
わせ難く、且つシートとハンドレイアップで積層した接
合部に曲げ応力が働いて微小クラックが発生した。従っ
て気密性を保つためにハンドレイアップによる補修が必
要となり、上記実施例と比べて工期が長くなった。
【0025】
【発明の効果】本発明の二重殻貯液槽の製造方法は、貯
液槽の内殻を予め製造されたパイプを切り開いて得られ
る湾曲シートと予め成形された鏡板状成形物からなる外
殻部材で被覆したのち、相互の外殻部材を不飽和ポリエ
ステル樹脂等のハンドレイアップで接合し、且つ内殻の
前記外殻部材で被覆されていない部分にハンドレイアッ
プ法で強化プラスチック層からなる外殻を内殻に接着形
成させる方法であり、液相部に対応する外殻と内殻との
間に微小空間を形成することが容易であり、工期が短
く、生産性にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における二重殻貯液槽の一例を示す概略
断面図である。
【図2】本発明の実施例1に適用される湾曲シートの一
例を示す斜視図である。
【図3】同じく実施例1に適用される鏡板状成形物の一
例を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施例2に適用される湾曲シートの一
例を示す正面図である。
【図5】本発明の実施例3に適用される湾曲シートの一
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 内殻 2 外殻 3 検知層 4 漏洩検知センサー 5 検知管 6 検知装置 7 液相部 8 気相部 9 鏡面部 10 胴部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強化プラスチックからなる外殻と金属か
    らなる内殻との間隙に液漏れ検知装置を具備してなる両
    側面が閉鎖された円筒状二重殻貯液槽を製造する方法に
    おいて、 予め製造された強化プラスチック製の湾曲シートを用い
    て前記貯液槽底部の液相部側から前記内殻の胴部外壁
    を、断面C字状に被覆すると共に、予め成形された鏡板
    状成形物を用いて前記貯液槽両端の鏡板部を被覆し、次
    いで前記湾曲シートおよび前記鏡板状成形物で被覆され
    ていない前記内殻外壁をハンドレイアップ法で被覆接着
    すると共に前記湾曲シート,前記鏡板状成形物及び前記
    ハンドレイアップ部を一体化して外殻を形成することを
    特徴とする二重殻貯液槽の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記湾曲シートは、板状部材を加熱によ
    って塑性変形させたものである請求項1記載の二重殻貯
    液槽の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記湾曲シートは、強化プラスチック製
    パイプの胴部をその軸方向に沿ってスリット状に切開し
    たものである請求項1記載の二重殻貯液槽の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記強化プラスチック製パイプの胴部
    に、前記内殻の円周方向継目に沿って該継目を跨ぐ凸条
    が環状に形成されている請求項3に記載の二重殻貯液槽
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記強化プラスチック製パイプをその周
    方向に切断してなる2以上の分割湾曲シートを用いて前
    記内殻の胴部外壁を被覆する請求項3に記載の二重殻貯
    液槽の製造方法。
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