JP2024083178A - 消火装置 - Google Patents
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
Description
特許文献1には、自動消火装置が示されている。この自動消火装置消火装置は、消火薬剤を貯蔵し噴射ノズルを下面に露出させたタンクと、封緘部を有し封緘部を開封することにより炭酸ガスをタンク内に導通する炭酸ガスボンベと、撃針先端に設けた開封ピンが炭酸ガスボンベの封緘部と対峙するハンマーと、ハンマーを炭酸ガスボンベの封緘部に向かって付勢するスプリングと、ハンマー下端部のレバーを仮固定しているハンダと、を備える。炭酸ガスボンベの封緘部は、炭酸ガスボンベの下面に設けられている。開封ピン、撃針、ハンマー、およびレバーは、上下方向に一直線上に並んで配置されている。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る消火装置1の平面図である。図2は、消火装置1のA-A断面図である。図3は、図1の消火装置1のB-B断面図である。
消火装置1は、火災の熱を感知して消火薬剤Sを放出するものであり、天井材2に取り付けられている。
この消火装置1は、放射ノズル10と、放射ノズル10に連結されて消火薬剤Sが充填された薬剤タンク20と、薬剤タンク20に連結されて炭酸ガスなどの高圧ガスGが充填された加圧用ボンベ30と、熱を感知して加圧用ボンベ30に開口する感熱部40と、を備える。
天井材2には、天井開口3が形成され、この天井開口3には、シーリングプレート4が嵌め込まれている。
放射ノズル10は、シーリングプレート4に挿通されて、薬剤タンク20の薬剤流出口22に取り付けられている。放射ノズル10には、複数の噴射口11が形成されている。これら噴射口11の内径は、0.5mm~1.0mm程度である。また、放射ノズル10は、天井下の空間に露出しており、ノズル保護カバー12で覆われている。
加圧用ボンベ30には、高圧ガスGが流出するガス流出口31が形成されており、このガス流出口31は、封板32で塞がれている。
感熱部40は、感熱部本体41と、感熱部本体41に加圧用ボンベ30の封板32に向かって水平方向に移動可能に設けられてかつ外周面に溝43が設けられた第1ピン42と、感熱部本体41に設けられて第1ピン42を加圧用ボンベ30の封板32に向かって付勢する付勢部材としての圧縮ばね44と、感熱部本体41に上下方向に移動可能に設けられて上端が第1ピン42の溝43に係止された第2ピン45と、感熱部本体41に設けられて第2ピン45の下端を支持しかつ熱で溶融可能な蓋部46と、を備える。
第1ピン収容部51は、ステム収容部54と、このステム収容部54の先端に設けられてステム収容部54よりも大径のクッキング収容部55と、で構成されている。
ステム60の外周面に形成された溝43には、第2ピン45の移動方向に対して角度θで形成された押圧面43Aが形成されている。
ステム60の外周面には、溝43に加えて、溝43の近傍から基端側に向かって凹部63が形成されている。
圧縮ばね44は、第1ピン収容部51のステム収容部54とクッキング収容部55との段差部分に設けられており、第1ピン42のクッキング61を第1ピン収容部51の先端に向かって付勢している。
シリンダ80には、固定ナット84により、略水平に配置された上下2枚の集熱板85が取り付けられている。これら集熱板85は、天井下の空間に露出している。各集熱板85は、熱伝導性の高い材料で形成された円盤状であり、外周に沿って複数の貫通孔86が形成されている。
初期状態(熱を感知していない状態)では、図7に示すように、第1ピン42は、圧縮ばね44により、加圧用ボンベ30の封板32に向かって荷重Wで付勢されている。この荷重Wは、鋼球48が押圧面43Aを押す力Fと釣り合っており、鋼球48は、Fの分力Fyで下方に押されている。この分力Fyは、鋼球48から、リレーションピン47、プランジャ83、蓋部46を介して、第2本体52に固定されたホルダ82で支持されている。
(1)感熱部40の第1ピン42を水平方向に移動可能とするとともに、この第1ピン42を駆動するためのリレーションピン47を上下方向に移動可能とした。よって、従来のように、感熱部を構成する部材を上下方向に一直線上に配置していないため、消火装置1の高さ寸法を小さくでき、天井裏のふところ寸法が小さい場合でも取り付けできる。
(3)第1ピン42のステム60の外周面に、溝43の近傍から基端側に向かう凹部63を形成したので、第1ピン42が加圧用ボンベ30に向かって移動する場合に、鋼球48が凹部63に沿って移動するので、鋼球48が第1ピン42のステム60に強く接触して第1ピン42の移動に抵抗するのを防止できるから、第1ピン42を円滑に移動できる。
(4)薬剤タンク20を、縦断面視で、高さ寸法が長さ寸法よりも小さい楕円形状としたので、消火装置1の高さ寸法を小さくでき、天井裏のふところ寸法が小さい場合でも容易に取り付けできる。
図10は、本発明の第2実施形態に係る消火装置1Aの側面図である。図11は、消火装置1Aの見上げ図である。図12は、図11の消火装置のF-F断面図である。
本実実施形態では、薬剤タンク20Aが、縦断面視で、高さ寸法T2が長さ寸法L2よりも小さい、水平方向両端が半円形である略長方形状となっている点が、第1実施形態と異なる。
本実施形態によれば、上述の(1)~(4)と同様の効果がある。
例えば、上述の実施形態では、第2ピン45をリレーションピン47と鋼球48とで構成したが、これに限らず、図13に示すように、リレーションピンと鋼球とを一体化させてもよい。
S…消火薬剤
1、1A…消火装置
2…天井材
3…天井開口
4…シーリングプレート
10…放射ノズル
11…噴射口
12…ノズル保護カバー
20、20A…薬剤タンク
21…ガス流入口
22…薬剤流出口
23、24…封板
30…加圧用ボンベ
31…ガス流出口
32…封板
40…感熱部
41…感熱部本体
42…第1ピン
43…溝
43A…押圧面
44…圧縮ばね(付勢部材)
45…第2ピン
46…蓋部
47…リレーションピン
48…鋼球
50…第1本体
51…第1ピン収容部
52…第2本体
53…第2ピン収容部
54…ステム収容部
55…クッキング収容部
60…ステム
61…クッキング
62…ファイリングピン
63…凹部
70…ボンベ取り付けソケット
71…ファイリングピン挿通部
72…ガス流通路
80…シリンダ
81…凹部
82…ホルダ
83…プランジャ
84…固定ナット
85…集熱板
86…貫通孔
90…作動検知スイッチ
図10は、本発明の参考例に係る消火装置1Aの側面図である。図11は、消火装置1Aの見上げ図である。図12は、図11の消火装置のF-F断面図である。
本参考例では、薬剤タンク20Aが、縦断面視で、高さ寸法T2が長さ寸法L2よりも小さい、水平方向両端が半円形である略長方形状となっている点が、第1実施形態と異なる。
本参考例によれば、上述の(1)~(4)と同様の効果がある。
Claims (4)
- 熱を感知して消火薬剤を放出する消火装置であって、
放射ノズルと、前記放射ノズルに連結されて消火薬剤が充填された薬剤タンクと、前記薬剤タンクに連結されて高圧ガスが充填された加圧用ボンベと、熱を感知して前記加圧用ボンベに開口する感熱部と、を備え、
前記感熱部が熱を感知して前記加圧用ボンベに開口すると、前記加圧用ボンベ内の高圧ガスが流出して前記薬剤タンク内に充満し、前記高圧ガスの圧力により前記薬剤タンク内の消火薬剤が放射ノズルから放出され、
前記加圧用ボンベは、封板で塞がれており、
前記感熱部は、感熱部本体と、
前記感熱部本体に前記加圧用ボンベの封板に向かって水平方向に移動可能に設けられてかつ外周面に溝が設けられた第1ピンと、
前記感熱部本体に設けられて前記第1ピンを前記加圧用ボンベの封板に向かって付勢する付勢部材と、
前記感熱部本体に上下方向に移動可能に設けられて上端が前記第1ピンの溝に係止された第2ピンと、
前記感熱部本体に設けられて前記第2ピンの下端を支持しかつ熱で溶融可能な蓋部と、を備えることを特徴とする消火装置。 - 前記蓋部には、熱伝導性の高い材料で形成されて略水平に配置された少なくとも1枚の円盤状の集熱板が連結されていることを特徴とする請求項1に記載の消火装置。
- 前記第1ピンの外周面には、前記溝の近傍から基端側に向かって凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の消火装置。
- 前記薬剤タンクは、縦断面視で、高さ寸法が長さ寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の消火装置。
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