JP2024076077A - 全固体電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒートサイクル時のクラック発生を抑制することができる全固体電池を提供する。【解決手段】 固体電解質層と、電極活物質を含む内部電極とが交互に積層された積層部分と、積層部分の積層方向の上面および下面に設けられたカバー層と、を備え、略直方体形状を有し、略直方体形状において対向する第1端面および第2端面に内部電極が交互に露出するように形成された積層体と、第1端面に設けられ、第1端面に露出する内部電極に接続された第1外部電極と、第2端面に設けられ、第2端面に露出する内部電極に接続された第2外部電極と、積層体において、少なくとも、第1端面および第2端面以外の4面において第1外部電極と第2外部電極との間に設けられた無機酸化物層と、を備え、無機酸化物層は、4面の少なくとも1面において、外部に向かって突出する2以上の突出部と、当該突出部の間に形成された凹部と、を有する。【選択図】 図5

Description

本発明は、全固体電池に関する。
積層型の全固体電池は、発火や漏液の心配がなく、またリフロー半田付けが可能であり、安全で取り扱いが容易な二次電池である(例えば、特許文献1~3参照)。従来の電解液を使用したリチウムイオン電池からの移行が検討されており、幅広い分野での利用に展開されることが期待されている。
国際公開第2018/186449号 国際公開第2020/070989号 国際公開第2021/070927号
しかしながら、全固体電池では、ヒートサイクル時にクラックが発生するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ヒートサイクル時のクラック発生を抑制することができる全固体電池を提供することを目的とする。
本発明に係る全固体電池は、固体電解質層と、電極活物質を含む内部電極とが交互に積層された積層部分と、前記積層部分の積層方向の上面および下面に設けられたカバー層と、を備え、略直方体形状を有し、前記略直方体形状において対向する第1端面および第2端面に前記内部電極が交互に露出するように形成された積層体と、前記第1端面に設けられ、前記第1端面に露出する前記内部電極に接続された第1外部電極と、前記第2端面に設けられ、前記第2端面に露出する前記内部電極に接続された第2外部電極と、前記積層体において、少なくとも、前記第1端面および前記第2端面以外の4面において前記第1外部電極と前記第2外部電極との間に設けられた無機酸化物層と、を備え、前記無機酸化物層は、前記4面の少なくとも1面において、外部に向かって突出する2以上の突出部と、当該突出部の間に形成された凹部と、を有する。
上記全固体電池において、前記無機酸化物層の材料は、ケイ素を含む無機酸化物であってもよい。
上記全固体電池において、前記凹部の深さは、1μm以上100μm以下であってもよい。
上記全固体電池において、前記無機酸化物層は、前記4面において、前記2以上の突出部と、前記凹部とを有していてもよい。
上記全固体電池において、前記無機酸化物層の厚みは、2μm以上125μm以下であってもよい。
本発明によれば、ヒートサイクル時のクラック発生を抑制することができる全固体電池を提供することができる。
全固体電池の基本構造を示す模式的断面図である。 複数の電池単位が積層された積層型の全固体電池の外観図である。 図2のI-I線断面図である。 図2のII-II線断面図である。 積層チップの上面、下面、2側面における無機酸化物層の拡大断面図である。 (a)および(b)は凹部の深さを説明するための図である。 (a)および(b)は凹凸の他の例を説明するための図である。 全固体電池の製造方法のフローを例示する図である。 (a)および(b)は積層工程を例示する図である。 (a)および(b)は無機酸化物層形成工程を例示する図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。
(実施形態)
図1は、全固体電池200の基本構造を示す模式的断面図である。図1で例示するように、全固体電池200は、第1内部電極10(第1電極層)と第2内部電極20(第2電極層)とによって、固体電解質層30が挟持された構造を有する。第1内部電極10は、固体電解質層30の第1主面上に形成されている。第2内部電極20は、固体電解質層30の第2主面上に形成されている。例えば、第1内部電極10、第2内部電極20、および固体電解質層30は、粉末材料を焼結させることによって得られる焼結体である。
全固体電池200を二次電池として用いる場合には、第1内部電極10および第2内部電極20の一方を正極として用い、他方を負極として用いる。本実施形態においては、一例として、第1内部電極10を正極層として用い、第2内部電極20を負極層として用いるものとする。
固体電解質層30は、NASICON型の結晶構造を有し、イオン伝導性を有する酸化物系固体電解質を主成分とする。固体電解質層30の固体電解質は、例えばリチウムイオン伝導性を有する酸化物系固体電解質である。当該固体電解質は、例えば、リン酸塩系固体電解質である。NASICON型の結晶構造を有するリン酸塩系固体電解質は、高い導電率を有するとともに、大気中で安定しているという性質を有している。リン酸塩系固体電解質は、例えば、リチウムを含んだリン酸塩である。当該リン酸塩は、特に限定されるものではないが、例えば、Tiとの複合リン酸リチウム塩(例えば、LiTi(PO)などが挙げられる。または、TiをGe,Sn,Hf,Zrなどといった4価の遷移金属に一部あるいは全部置換することもできる。また、Li含有量を増加させるために、Al,Ga,In,Y,Laなどの3価の遷移金属に一部置換してもよい。より具体的には、例えば、Li1+xAlGe2-x(POや、Li1+xAlZr2-x(PO、Li1+xAlTi2-x(POなどが挙げられる。例えば、第1内部電極10および第2内部電極20に含有されるオリビン型結晶構造をもつリン酸塩が含む遷移金属と同じ遷移金属を予め添加させたLi-Al-Ge-PO系材料が好ましい。例えば、第1内部電極10および第2内部電極20にCoおよびLiを含むリン酸塩が含有される場合には、Coを予め添加したLi-Al-Ge-PO系材料が固体電解質層30に含まれることが好ましい。この場合、電極活物質が含む遷移金属の電解質への溶出を抑制する効果が得られる。第1内部電極10および第2内部電極20にCo以外の遷移元素およびLiを含むリン酸塩が含有される場合には、当該遷移金属を予め添加したLi-Al-Ge-PO系材料が固体電解質層30に含まれることが好ましい。
正極として用いられる第1内部電極10は、オリビン型結晶構造をもつ物質を電極活物質として含有する。第2内部電極20も、当該電極活物質を含有していることが好ましい。このような電極活物質として、遷移金属とリチウムとを含むリン酸塩が挙げられる。オリビン型結晶構造は、天然のカンラン石(olivine)が有する結晶であり、X線回折において判別することができる。
オリビン型結晶構造をもつ電極活物質の典型例として、Coを含むLiCoPOなどを用いることができる。この化学式において遷移金属のCoが置き換わったリン酸塩などを用いることもできる。ここで、価数に応じてLiやPOの比率は変動し得る。なお、遷移金属として、Co,Mn,Fe,Niなどを用いることが好ましい。
オリビン型結晶構造をもつ電極活物質は、正極として作用する第1内部電極10においては、正極活物質として作用する。例えば、第1内部電極10にのみオリビン型結晶構造をもつ電極活物質が含まれる場合には、当該電極活物質が正極活物質として作用する。第2内部電極20にもオリビン型結晶構造をもつ電極活物質が含まれる場合に、負極として作用する第2内部電極20においては、その作用メカニズムは完全には判明してはいないものの、負極活物質との部分的な固溶状態の形成に基づくと推察される、放電容量の増大、ならびに、放電に伴う動作電位の上昇という効果が発揮される。
第1内部電極10および第2内部電極20の両方ともオリビン型結晶構造をもつ電極活物質を含有する場合に、それぞれの電極活物質には、好ましくは、互いに同一であっても異なっていてもよい遷移金属が含まれる。「互いに同一であっても異なっていてもよい」ということは、第1内部電極10および第2内部電極20が含有する電極活物質が同種の遷移金属を含んでいてもよいし、互いに異なる種類の遷移金属が含まれていてもよい、ということである。第1内部電極10および第2内部電極20には一種だけの遷移金属が含まれていてもよいし、二種以上の遷移金属が含まれていてもよい。好ましくは、第1内部電極10および第2内部電極20には同種の遷移金属が含まれる。より好ましくは、両電極が含有する電極活物質は化学組成が同一である。第1内部電極10および第2内部電極20に同種の遷移金属が含まれていたり、同組成の電極活物質が含まれていたりすることにより、両内部電極層の組成の類似性が高まるので、全固体電池200の端子の取り付けを正負逆にしてしまった場合であっても、用途によっては誤作動せずに実使用に耐えられるという効果を有する。
第2内部電極20は、負極活物質を含んでいる。一方の電極だけに負極活物質を含有させることによって、当該一方の電極は負極として作用し、他方の電極が正極として作用することが明確になる。なお、両方の電極に負極活物質として公知である物質を含有させてもよい。電極の負極活物質については、二次電池における従来技術を適宜参照することができ、例えば、チタン酸化物、リチウムチタン複合酸化物、リチウムチタン複合リン酸塩、カーボン、リン酸バナジウムリチウムなどの化合物が挙げられる。
第1内部電極10および第2内部電極20の作製においては、これら電極活物質に加えて、イオン電導性を有する固体電解質や、導電性材料(導電助剤)などが添加されている。これらの部材については、バインダと可塑剤を水あるいは有機溶剤に均一分散させることで内部電極用ペーストを得ることができる。導電助剤として、カーボン材料などが含まれていてもよい。導電助剤として、金属が含まれていてもよい。導電助剤の金属としては、Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金などが挙げられる。第1内部電極10および第2内部電極20に含まれる固体電解質は、例えば、固体電解質層30の主成分固体電解質と同じとすることができる。
固体電解質層30の厚さは、例えば、5μm以上30μm以下であり、7μm以上25μm以下であり、10μm以上20μm以下である。第1内部電極10および第2内部電極20の厚さは、例えば、5μm以上50μm以下であり、7μm以上45μm以下であり、10μm以上40μm以下である。各層の厚さは、例えば、1層の異なる10点の厚さの平均値として測定することができる。
図2は、複数の電池単位が積層された積層型の全固体電池100の外観図である。図2で例示するように、全固体電池100は、略直方体形状を有する積層チップ70と、積層方向端の上面および下面以外の4面のうち互いに対向する2端面に設けられた第1外部電極40aおよび第2外部電極40bを備える。
図3は、図2のI-I線に沿う断面図である。以下の説明において、全固体電池200と同一の組成範囲、同一の厚み範囲、および同一の粒度分布範囲を有するものについては、同一符号を付すことで詳細な説明を省略する。
積層チップ70は、積層体60の表面に無機酸化物層80が設けられた構造を有している。積層体60においては、複数の第1内部電極10と複数の第2内部電極20とが、固体電解質層30を介して交互に積層されている。複数の第1内部電極10の端縁は、積層チップ70の第1端面60aに露出し、第2端面60bには露出していない。複数の第2内部電極20の端縁は、積層チップ70の第2端面60bに露出し、第1端面60aには露出していない。それにより、複数の内部電極が、第1外部電極40aと第2外部電極40bとに、交互に導通している。なお、固体電解質層30は、積層チップ70の第1端面60aから第2端面60bにかけて延在している。このように、積層体60は、複数の電池単位が積層された構造を有している。
積層体60において、第1内部電極10、固体電解質層30、および第2内部電極20の積層部分の上面に、カバー層50が積層されている。当該カバー層50は、最上層の内部電極(第1内部電極10および第2内部電極20のいずれか一方)に接するとともに、固体電解質層30の一部に接している。当該積層部分の下面にも、カバー層50が積層されている。当該カバー層50は、最下層の内部電極(第1内部電極10および第2内部電極20のいずれか一方)に接するとともに、固体電解質層30の一部に接している。例えば、カバー層50は、粉末材料を焼結させることによって得られる焼結体である。
第1内部電極10および第2内部電極20は、内部に集電体層を備えていてもよい。集電体層は、導電性材料を主成分とする。例えば、集電体層の導電性材料として、金属、カーボンなどを用いることができる。第1内部電極10の集電体層を第1外部電極40aに接続し、第2内部電極20の集電体層を第2外部電極40bに接続することで、集電効率が向上する。
第1外部電極40aおよび第2外部電極40bは、それぞれ、下地層41の上にめっき層42が設けられた構造を有している。第1外部電極40aの下地層41は、少なくとも、各第1内部電極10が積層体60の第1端面60aに対して露出する部分の全体を覆うように設けられている。第1外部電極40aの下地層41は、積層体60の第1端面60aの全体を覆っていてもよい。また、第1外部電極40aの下地層41は、積層体60の上面60c、下面60d、2側面60e,60fの4つの面にまで延在していてもよい。第2外部電極40bの下地層41は、少なくとも、各第2内部電極20が積層体60の第2端面60bに対して露出する部分の全体を覆うように設けられている。第2外部電極40bの下地層41は、積層体60の第2端面60bの全体を覆っていてもよい。また、第2外部電極40bの下地層41は、積層体60の上面60c、下面60d、2側面60e,60fの4つの面にまで延在していてもよい。ただし、第1外部電極40aの下地層41と、第2外部電極40bの下地層41とは、互いに離間している。
下地層41の材料は、例えば、Ag(銀)、Cu(銅)、Ni(ニッケル)、Pd(パラジウム)、C(炭素)、Al(アルミニウム)、Au(金)などである。
次に、図4で例示するように、積層体60の上面60cと、下面60dと、2端面以外の2側面(60e,60f)に、無機酸化物層80が設けられている。なお、図4は、図2のII-II線に沿う断面図である。無機酸化物層80は、電極層に含有される電極活物質と大気中の水分との反応に起因する電池特性劣化を抑制するために設けられている。無機酸化物層80は、例えば、ケイ素を含む無機酸化物の層である。なお、B、Bi、Zn、Ba、Li、P、Sn、Pb、Mg、およびNaのいずれかを無機酸化物層80に添加してもよい。
図2~図4のような全固体電池100では、ヒートサイクル時に、熱膨張収縮に起因して無機酸化物層80にクラックが発生するおそれがある。そこで、本実施形態に係る全固体電池100は、クラック発生を抑制することができる構成を有している。
図5は、積層チップ70の上面、下面、2側面(以下、外周面と称する)における無機酸化物層80の拡大断面図である。図5の断面図は、図2のII-II線断面に相当する。図5では、一例として積層チップ70の上面付近の断面を例示している。図5で例示するように、無機酸化物層80は、積層チップ70の外周面の少なくともいずれかの面において、外部に向かって突出する突出部81を2以上有する。突出部81は、間隔を有して形成されている。したがって、隣り合う2つの突出部81によって、凹部82が形成されている。このように、突出部81および凹部82が形成されることで、無機酸化物層80は、表面に凹凸を有することになる。
無機酸化物層80がこのような凹凸を有することで、積層チップ70に熱膨張または熱収縮に起因して変位が生じても、当該変位を多方向に分散させることができる。それにより、無機酸化物層80の表面が平坦な形状を有している場合と比較して、ヒートサイクル時のクラック発生を抑制することができる。
両隣りの突出部81に対して凹部82が浅いと、十分に凹凸が形成されないおそれがある。そこで、両隣りの突出部81に対する凹部82の深さに下限を設けることが好ましい。本実施形態においては、両隣りの突出部81に対する凹部82の深さは、1μm以上であることが好ましく、2μm以上であることがより好ましく、5μm以上であることがさらに好ましい。
一方で、両隣りの突出部81に対して凹部82が深いと、突出部81で割れ、欠けが発生するおそれがある。そこで、両隣りの突出部81に対する凹部82の深さに上限を設けることが好ましい。本実施形態においては、両隣りの突出部81に対する凹部82の深さは、100μm以下であることが好ましく、75μm以下であることがより好ましく、50μm以下であることがさらに好ましい。
なお、両隣りの突出部81に対する凹部82の深さDとは、図6(a)で例示するように、基準線Rに対する突出部81の高さのことである。基準線Rとは、基材面に対して平行な線であり、基材面を凹部82の最も深い位置まで平行移動させたような線のことである。基材面は、カバー層50と無機酸化物層80との境界面のことである。
図6(b)で例示するように、基準線Rに対して突出部81の高さD1およびD2が異なるときは、深さDは、高さD1およびD2の平均のことである。
無機酸化物層80が薄いと、水蒸気バリア性が不足するおそれがある。そこで、無機酸化物層80の厚みに下限を設けることが好ましい。本実施形態においては、無機酸化物層80の厚みは、2μm以上であることが好ましく、5μm以上であることがより好ましく、10μm以上であることがさらに好ましい。なお、無機酸化物層80の厚みとは、凹凸がある無機酸化物層80の最小厚みとして測定することができる。
一方、無機酸化物層80が厚いと、クラックが発生するおそれがある。そこで、無機酸化物層80の厚みに上限を設けることが好ましい。本実施形態においては、無機酸化物層80の厚みは、125μm以下であることが好ましく、100μm以下であることがより好ましく、75μm以下であることがさらに好ましい。
図7(a)で例示するように、無機酸化物層80は、積層チップ70の外周面のいずれか1面において、突出部81および凹部82を有していてもよい。無機酸化物層80は、積層チップ70の外周面の2面または3面において、突出部81および凹部82を有していてもよい。または、図7(b)で例示するように、無機酸化物層80は、積層チップ70の外周面の4面において、突出部81および凹部82を有していてもよい。
また、無機酸化物層80において、突出部81および凹部82を有する凹凸が形成される断面は、図2のII-II線断面に限られない。積層方向を含むいずれかの面における断面において、凹凸が形成されていればよい。例えば、第1外部電極40aと第2外部電極40bとが対向する方向と積層方向とによって形成される面での断面において、凹凸が形成されていてもよい。
続いて、全固体電池100の製造方法について説明する。図8は、全固体電池100の製造方法のフローを例示する図である。
(固体電解質層用の原料粉末作製工程)
まず、上述の固体電解質層30を構成する固体電解質層用の原料粉末を作製する。例えば、原料、添加物などを混合し、固相合成法などを用いることで、酸化物系固体電解質の原料粉末を作製することができる。得られた原料粉末を乾式粉砕することで、所望の平均粒径に調整することができる。例えば、5mmφのZrOボールを用いた遊星ボールミルで、所望の平均粒径に調整する。
(カバー層用の原料粉末作製工程)
まず、上述のカバー層50を構成するセラミックスの原料粉末を作製する。例えば、原料、添加物などを混合し、固相合成法などを用いることで、カバー層用の原料粉末を作製することができる。
(電極層用ペースト作製工程)
次に、上述の第1内部電極10および第2内部電極20の作製用の内部電極用ペーストを個別に作製する。例えば、導電助剤、電極活物質、固体電解質材料、焼結助剤、バインダ、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで内部電極用ペーストを得ることができる。固体電解質材料として、上述した固体電解質ペーストを用いてもよい。導電助剤として、カーボン材料などを用いる。導電助剤として、金属を用いてもよい。導電助剤の金属としては、Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金などが挙げられる。Pd、Ni、Cu、Fe、これらを含む合金や各種カーボン材料などをさらに用いてもよい。
内部電極用ペーストの焼結助剤として、例えば、Li-B-O系化合物、Li-Si-O系化合物、Li-C-O系化合物、Li-S-O系化合物,Li-P-O系化合物などのガラス成分のどれか1つあるいは複数などのガラス成分が含まれている。
(下地層用ペースト作製工程)
次に、下地層41を作製するための下地層用ペーストを作製する。例えば、導電性材料、ガラスフリット、バインダ、可塑剤などを水あるいは有機溶剤に均一分散させることで下地層用ペーストを得ることができる。
(固体電解質グリーンシート作製工程)
固体電解質層用の原料粉末を、結着材、分散剤、可塑剤などとともに、水性溶媒あるいは有機溶媒に均一に分散させて、湿式粉砕を行うことで、所望の平均粒径を有する固体電解質スラリを得る。このとき、ビーズミル、湿式ジェットミル、各種混練機、高圧ホモジナイザーなどを用いることができ、粒度分布の調整と分散とを同時に行うことができる観点からビーズミルを用いることが好ましい。得られた固体電解質スラリにバインダを添加して固体電解質ペーストを得る。得られた固体電解質ペーストを塗工することで、固体電解質グリーンシート51を作製することができる。塗工方法は、特に限定されるものではなく、スロットダイ方式、リバースコート方式、グラビアコート方式、バーコート方式、ドクターブレード方式などを用いることができる。湿式粉砕後の粒度分布は、例えば、レーザ回折散乱法を用いたレーザ回折測定装置を用いて測定することができる。
(積層工程)
図9(a)で例示するように、固体電解質グリーンシート51の一面に、内部電極用ペースト52を印刷する。固体電解質グリーンシート51上で内部電極用ペースト52が印刷されていない領域には、逆パターン53を印刷する。逆パターン53として、固体電解質グリーンシート51と同様のものを用いることができる。印刷後の複数の固体電解質グリーンシート51を、交互にずらして積層する。図9(b)で例示するように、積層方向の上下から、カバーシート54を圧着することで、セラミック積層体を得る。この場合、セラミック積層体において、一方の端面に第1内部電極10用の内部電極用ペースト52が露出し、他方の端面に第2内部電極20用の内部電極用ペースト52が露出するようにする。カバーシート54は、固体電解質グリーンシート作製工程と同様の手法でカバー層用の原料粉末を塗工することで形成することができる。カバーシート54は、固体電解質グリーンシート51よりも厚く形成しておく。塗工時に厚くしてもよく、塗工したシートを複数枚重ねることで厚くしてもよい。
(焼成工程)
次に、得られたセラミック積層体を焼成する。焼成の条件は酸化性雰囲気下あるいは非酸化性雰囲気下で、最高温度を好ましくは400℃~1000℃、より好ましくは500℃~900℃などとすることが特に限定なく挙げられる。最高温度に達するまでにバインダを十分に除去するために酸化性雰囲気において最高温度より低い温度で保持する工程を設けてもよい。プロセスコストを低減するためにはできるだけ低温で焼成することが望ましい。焼成後に、再酸化処理を施してもよい。以上の工程により、積層体60が得られる。
(下地層焼成工程)
次に、積層体60の第1端面および第2端面のそれぞれに、ディップ法等で下地層用ペーストを塗布して乾燥させる。この下地層用ペーストを焼き付けることで、下地層41を焼成することができる。
(無機酸化物層形成工程)
積層体60に対して、無機酸化物層80を形成する。例えば、図10(a)の最も左の図で例示するように、積層体60の一方の側面に無機酸化物層形成用の溶液85を塗布し、乾燥させる。この場合、当該一方の側面における下地層41にも、無機酸化物層形成用の溶液85を塗布し、乾燥させる。無機酸化物層形成用の溶液85は、例えば、ジブチルエーテル又はジブチルエーテル系の溶媒にテトラアルコキシシランを溶解させた溶液である。次に、図10(a)の左から2番目の図で例示するように、積層体60の上面に無機酸化物層形成用の溶液85を塗布して乾燥させる。この場合、当該上面における下地層41にも、無機酸化物層形成用の溶液85を塗布し、乾燥させる。次に、図10(a)の左から3番目の図で例示するように、積層体60の他方の側面に無機酸化物層形成用の溶液85を塗布し、乾燥させる。この場合、当該他方の側面における下地層41にも、無機酸化物層形成用の溶液85を塗布し、乾燥させる。次に、図10(a)の左から4番目の図で例示するように、積層体60の下面の側面に無機酸化物層形成用の溶液85を塗布し、乾燥させる。この場合、当該下面における下地層41にも、無機酸化物層形成用の溶液85を塗布し、乾燥させる。その後、図10(a)の左から5番目の図で例示するように、乾燥させた無機酸化物層形成用の溶液85を580℃程度の高温に加熱し、硬化させる。以上の工程により、無機酸化物層80を形成することができる。また、積層体60の第1端面および第2端面の中央領域における下地層41を露出させることができる。
なお、図10(b)で例示するように、図10(a)と同じ工程を繰り返すことによって、さらに無機酸化物層80を厚く形成することができる。図10(b)のように工程を繰り返すことで、積層体60の稜線部において無機酸化物層80を厚く形成することが困難な場合であっても、当該稜線部における無機酸化物層80を厚く形成することができるようになる。なお、無機酸化物層形成用の溶液85をディップ塗布する際に液剤が素子側へせり上がることによって、凹凸が形成される。ディップ塗布の場合、液剤のせり上がりは表面張力の影響によって生じるものである。
(めっき工程)
その後、無機酸化物層80から露出している下地層41をシード層として用い、めっき処理によってめっき層42を形成する。以上の工程により、全固体電池100が作製される。
(実施例1)
電極用ペーストが印刷された固体電解質シートを積層し、最上層と最下層とにカバーシートを配置し、圧着することで、セラミック積層体を得た。このセラミック積層体を熱処理により脱脂して焼成し、積層体を得た。積層体の第1端面および第2端面のそれぞれに、ディップ法で下地層用ペーストを塗布して焼き付け、下地層を形成した。その後、図10(a)および図10(b)の手順で、積層体に対して、無機酸化物層を形成した。
実施例1では、積層体の外周面の1面の無機酸化物層にだけ2つの突出部と、当該突出部によって形成される凹部と、を形成した。凹部の深さは、30μmであった。
(実施例2)
実施例2では、積層体の外周面の4面の無機酸化物層のそれぞれに、2つの突出部と、当該突出部によって形成される凹部と、を形成した。各凹部の深さは、1つの面で15μm、2つ目の面で20μm、3つ目の面で30μm、4つ目の面で35μmであった。その他の条件は、実施例1と同じとした。
(実施例3)
実施例3では、積層体の外周面の4面の無機酸化物層のそれぞれに、2つの突出部と、当該突出部によって形成される凹部と、を形成した。各凹部の深さは、4つの面のそれぞれで30μmであった。その他の条件は、実施例1と同じとした。
(実施例4)
実施例4では、積層体の外周面の4面の無機酸化物層のそれぞれに、2つの突出部と、当該突出部によって形成される凹部と、を形成した。各凹部の深さは、1つの面で20μm、2つ目の面で20μm、3つ目の面で35μm、4つ目の面で35μmであった。その他の条件は、実施例1と同じとした。
(実施例5)
実施例5では、積層体の外周面の2面の無機酸化物層のそれぞれに、2つの突出部と、当該突出部によって形成される凹部と、を形成した。各凹部の深さは、1つの面で20μm、2つ目の面で30μmであった。その他の条件は、実施例1と同じとした。
(実施例6)
実施例6では、積層体の外周面の3面の無機酸化物層のそれぞれに、2つの突出部と、当該突出部によって形成される凹部と、を形成した。各凹部の深さは、1つの面で20μm、2つ目の面で30μm、3つ目の面で40μmであった。その他の条件は、実施例1と同じとした。
(比較例)
比較例では、無機酸化物層に凹凸を形成しなかった。その他の条件は、実施例1と同じとした。
(サイクル特性試験)
実施例1~6および比較例の各全固体電池について、リフロー前と、リフローによる基板への実装後とにサイクル特性試験をおこなった。サイクル特性試験では、25℃の環境において、上限電圧を3.3Vとし、下限電圧を2.0Vとし、0.2Cで充放電サイクル試験を行なった。
サイクル特性試験を行った結果、1stサイクルに対する2000サイクル後の放電容量の維持率が、85%以上100%以下であれば合格「〇」と判定し、85%未満であれば不合格「×」と判定した。実施例1~6では、リフローの前後のどちらでも、サイクル特性試験が合格「〇」と判定された。これは、無機酸化物層に凹凸を形成したために、熱膨張または熱収縮に起因する変位を多方向に分散させることができたからであると考えられる。一方、比較例では、リフロー前ではサイクル特性試験が合格「〇」と判定されたものの、リフロー後ではサイクル特性試験が不合格「×」と判定された。これは、無機酸化物層に凹凸を形成しなかったために、熱膨張または熱収縮に起因する変位を分散させることができなくなったからであると考えられる。
Figure 2024076077000002
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 第1内部電極
20 第2内部電極
30 固体電解質層
40a 第1外部電極
40b 第2外部電極
41 下地層
42 めっき層
50 カバー層
51 固体電解質グリーンシート
52 内部電極用ペースト
53 逆パターン
54 カバーシート
60 積層体
70 積層チップ
80 無機酸化物層
81 突出部
82 凹部
85 溶液
100,200 全固体電池

Claims (5)

  1. 固体電解質層と、電極活物質を含む内部電極とが交互に積層された積層部分と、前記積層部分の積層方向の上面および下面に設けられたカバー層と、を備え、略直方体形状を有し、前記略直方体形状において対向する第1端面および第2端面に前記内部電極が交互に露出するように形成された積層体と、
    前記第1端面に設けられ、前記第1端面に露出する前記内部電極に接続された第1外部電極と、
    前記第2端面に設けられ、前記第2端面に露出する前記内部電極に接続された第2外部電極と、
    前記積層体において、少なくとも、前記第1端面および前記第2端面以外の4面において前記第1外部電極と前記第2外部電極との間に設けられた無機酸化物層と、を備え、
    前記無機酸化物層は、前記4面の少なくとも1面において、外部に向かって突出する2以上の突出部と、当該突出部の間に形成された凹部と、を有する、全固体電池。
  2. 前記無機酸化物層の材料は、ケイ素を含む無機酸化物である、請求項1に記載の全固体電池。
  3. 前記凹部の深さは、1μm以上100μm以下である、請求項1または請求項2に記載の全固体電池。
  4. 前記無機酸化物層は、前記4面において、前記2以上の突出部と、前記凹部とを有している、請求項1または請求項2に記載の全固体電池。
  5. 前記無機酸化物層の厚みは、2μm以上125μm以下である、請求項1または請求項2に記載の全固体電池。
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