JP2024072101A - 配送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】集品袋を出荷パックに投入する作業員の作業は手作業において、間違えて、多く詰めてしまったり、逆に少なくなってしまうことを無くすことの可能な配送システムを提供すること。【解決手段】循環箱に収納され1個から複数のオーダー品を納めた集品袋を移動させる第1コンベアと、前記集品袋を前記出荷パックに移載することにより当該集品袋を適数収納した出荷パックを移動させる第2コンベアとを備えた配送システムである。そして、前記集品袋を前記循環箱から前記出荷パックに適正に移載するために移載対象の集品袋を色彩手段の色で識別する。【選択図】図1

Description

本発明は、個人宅配などの集品及び配送システムに関する。
大規模な物流センターで各個人向けにピッキングした物品をその個人向けの集品袋にセットする。さらに、この個人向けにセットされた個々の集品袋を同じ方面別(後述の小規模の物流センター向けで同じ配送地区など)にまとめて出荷パックという大き目の箱(折り畳みコンテナなど)にセットするが、このとき温度別に常温品は折り畳みコンテナに、冷蔵品や冷凍品はその温度に適応した保冷剤の入ったクーラーボックスに入れる。これを配送用のカゴ車に載せて大型トラックに積み込み、各地区に設けられた小規模の物流センターに配送する。次に、その小規模の物流センター(個配向けの配送センター)では前述の折り畳みコンテナやクーラーボックスから個人向けの集品袋を取り出して各個人に配送する。
つまり、大規模な物流センターでのピッキングにおいては、各個人のオーダー別に商品の入ったピッキングラック(フローラック)からオーダーの物品をピッキングするものであり、ピッキングされた複数の物品は1つの注文として1つの集品袋に収納され、これを方面別(地区別)に出荷パックとして折り畳みコンテナやクーラーボックスにひとまとめにすることになる。
前述の個人向け集品袋は居住地域単位、マンション単位等に出荷パックに収納すると便利である。この複数の集品袋を出荷パックに収納するに作業員は、コンベアで運ばれてきた集品袋を所定の数だけ1つ毎出荷パックに投入する。
WMS(Warehouse Management System)(またはWCS:Warehouse Control System)などの倉庫管理システムに代表されるコンピュータ制御により、オーダ(集品指示)された集品袋を、出荷パックに収納する個数等は管理されている。出荷パックは、最終的に配送エリア等へ移送されトラック等で各個人に配送される。
特許文献1には、ホストコンピュータと、入荷された物品を確認する入荷確認手段と複数の仕分け場所を有する仕分けエリアとを有する配送設備と、前記仕分けエリアにて仕分け済みの物品を収容する収納ケースの特定化に必要な特定情報を有する易検品ラベルとを有する仕分け装置である。そして、前記入荷確認手段で確認された物品情報に基づいて前記仕分けエリアに分配された物品を収納した前記収納ケースと、それぞれ異なった情報を有する前記易検品ラベルとが関連付け手段にて関連付けされて、仕分けされた物品の検品をするように構成されたことを特徴とする発明が開示されている。
特開2000-191119号公報
しかし、集品袋を出荷パックに投入する作業員の作業は、集品袋に貼付された行き先などを表示したラベルを見ながら確認する手作業なので、間違えて、多く詰めてしまったり、逆に少なくなってしまうことがあるという問題があった。
また、作業員はどのタイミングで出荷パックへの集品袋の投入を切り替えするか自身で判断しなければならなく作業負担が掛かるという問題があった。特に、集品袋を出荷パックに投入する作業員の作業は手作業なので、間違えて、多く詰めてしまったり、逆に少なくなってしまうことがあり得る。
そこで本発明は、上記問題に鑑みて、集品袋を出荷パックに投入する作業員の作業は手作業において、間違えて、多く詰めてしまったり、逆に少なくなってしまうことを無くすことの可能な配送システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第一の態様に係る配送システムは、循環箱に収納され1個から複数のオーダー品を納めた集品袋を移動させる第1コンベアと、前記集品袋を出荷パックに適数移載して移動させる第2コンベアとを備えた配送システムにおいて、前記第1コンベアに識別子検知部を備え、前記集品袋を入れた循環箱に付けられた識別子を前記識別子検知部が検知したことに伴い出荷パックに集品袋が適数収納されるためのカウントダウンを実行し報知する報知手段を有することを特徴とする。
本発明の第二の態様として、第一の態様において、前記集品袋を前記循環箱から前記出荷パックに適正に移載するために移載対象の集品袋を色彩手段で識別することを特徴としてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の第三の態様に係る配送システムは、循環箱に収納され1個から複数のオーダー品を納めた集品袋を移動させる第1コンベアと、前記集品袋を前記出荷パックに適数移載して移動させる第2コンベアとを備えた配送システムにおいて、前記集品袋を前記循環箱から前記出荷パックに適正に移載するために移載対象の集品袋を色彩手段で識別することを特徴とする。
本発明の第四の態様として、第三の態様において、前記第1コンベアに識別子検知部を備え、前記集品袋を入れた循環箱に付けられた識別子を前記識別子検知部が検知したことに伴い出荷パックに集品袋が適数収納されるためのカウントダウンを実行し報知する報知手段を有することを特徴としてもよい。
本発明の第五の態様として、第一の態様において、前記報知手段は液晶パネル、電球、放電管、LED、薄型LEDを用いた自発光パネル及び投影装置を用いた文字を表示する報知手段、音声による報知手段のうちいずれか1つ以上を用いたものであることを特徴としてもよい。
本発明の第六の態様として、第二の態様において、前記色彩手段は電球、放電管、LED、薄型LEDを用いた自発光照明装置及び投影装置を用いて色彩の区別ができる手段であることを特徴としてもよい。
本発明の第七の態様として、第二の態様において、前記集品袋を撮像するカメラを備え、取り忘れを監視することを特徴としてもよい。
本発明の第八の態様として、第二の態様において、重量を計る重量計を備え、前記循環箱の重量が所定より重い場合は集品袋を取り忘れたと判断することを特徴としてもよい。
本発明の第九の態様として、第二の態様において、前記取り忘れた場合に、前記第1コンベアを停止する制御を行う停止制御部を有することを特徴としてもよい。
本発明の第十の態様として、第二の態様において、全体制御コンピュータを備え、前記集品袋を配送属性ごとに分け、当該配送属性毎に前記出荷パックを前記色彩手段で識別することを特徴としてもよい。
集品袋を出荷パックに投入する作業員の作業は手作業なので、間違えて、多く詰めてしまったり、逆に少なくなってしまうことが無くなると共に、作業員はどのタイミングで出荷パックへの集品袋の投入を切り替えするか識別表示を見れば良く作業効率が向上するという効果がある。
本実施の形態の配送システムの概略構成図である。 本実施の形態の全体制御コンピュータのブロック図である。 本実施の形態のガイドランプの表示を説明する説明図である。 本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(1)である。 本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(2)である。 本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(3)である。 本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(4)である。 本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(5)である。 本実施の形態の出荷パックに集品袋を詰めたときの模式図である。 本実施の形態の循環箱に付けられた識別子の模式図である。 本実施の形態のエラー検知を説明する説明図(1)である。 本実施の形態のエラー検知を説明する説明図(2)である。 本実施の形態のガイドランプの動作を示すフローチャートである。 本実施の形態のカウントダウンの動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示したものであって、本発明の技術的思想は、下記のものに特定されるものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において、種々の変更を加えることができる。特に、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。既に公知の技術である部分は説明を省略している。本例で左右方向という場合は配送システム1を正面からみての左右方向をいう。上下方向という場合も正面からみて床面を下方向とし、高い方を上方向とする。前後方向も正面からみて手前側が前方向とし、後ろ側が後方向であり、必要に応じて図面に座標で示してある。
図1は配送システム1の概略構成図である。図1に示すように、本実施の形態は、配送システム1において、第1コンベア40の上流から下流(図において左から右)へ集品袋Sが入った循環箱10を移動している。集品袋Sは、個配単位ごとに、ビニール袋に1個から複数個のオーダー品が入っている。
作業員Hは、循環箱10から、集品袋Sを取り出し出荷パック20に当該集品袋Sを入れる処理を行う。出荷パック20は、循環箱10から集品袋Sを指示に従って1袋から複数袋入れたものをいう。この指示は全体制御コンピュータ60が管理しているもので、地域単位(例えば、同じマンション内)でグループ化し出荷パックに投入されてもよい。
集品袋Sが取り出され、空になった循環箱10は、第1コンベア40をさらに下流(図の右側)に移動する。循環箱10には識別子(ICタグ、RFID等)が付けられている。
作業員Hが集品袋Sを移載する位置の上流(図1において左側)には土台68に設置された識別子検知部68aが配置されている。この循環箱10の識別子11を読み込んで、同一の出荷パック20に投入するものであるときは、配送システム1は色彩手段としての例えば1機能を有するガイドランプ80の色を赤に変更すると共に、報知手段としての例えば1機能を有する表示器30に表示されている数字を1つ減らす処理を行う。ガイドランプ80には、赤ランプ81と青ランプ82が備えられている。これにより、同一の出荷パック20に投入する集品袋Sは赤ランプ81で識別できるので作業員Hは確実に確認できる。なお、次の出荷パック20に変わるタイミングでは、赤ランプ81の後に続く集品袋Sは青ランプ82によりグループ化される。つまり、赤ランプのグループの次は、青ランプのグループになり、さらに、次のグループは赤ランプというように繰り返される。
一方、第2コンベア50により、搬送されてきた出荷パック20は集品袋Sを取り出すタイミングと同期するカウントダウンが最初の「5」(本例では5個の集品袋Sを出荷パック20に収納することを例として説明する)から最後の「1」になるまで出荷パック停止位置51に停止している。ガイドランプ68でいえば、赤ランプ81の集品袋Sが全て出荷パック20に投入された場合である。そして、カウントダウンが「1」になった時点で所定の集品袋Sが出荷パック20に全て投入されたと判断されて、停止していた出荷パック20が第3コンベア52により下流(図1において後方向)に移動する。一方、第2コンベア50が移動して次の出荷パック20が停止位置51に移動し出荷パック停止位置51に停止する。
カウントダウンのリセットは全体制御コンピュータ60が制御する。なお、作業員Hがリセット部70を押下することにより、今まで行っていたカウントダウンがリセットされ、次のカウントダウンが始まるようにしてもよい。すなわち、表示器30に表示されている数字が新たな数字(例えば「7」)に設定される。
なお、ガイドランプ80は色彩手段として色を識別できる機能であればどんな手段でも構わないが、例えば、その手段はランプとして機能する電球、放電管、LEDなどはもちろん、それ以外にも薄型LEDを用いたパネル型の表示装置を用いるものであっても構わない。また、プロジェクターのような投影装置を用いるものであっても構わない。
また、表示器30はカウントダウン機能を数字で表示する文字による報知手段であるが、カウントダウンを報知できる機能であればどんな手段でも構わず、例えば、その手段は液晶パネル、電球、放電管、LED、薄型LEDを用いた自発光パネル及びプロジェクターのような投影装置を用いた文字を表示する報知手段や音声により数字を音声でカウントダウンする報知手段であっても構わない。
図2を参照する。本実施の形態の全体制御コンピュータ60のブロック図である。配送システム1は、カウントダウンの表示と、第1コンベア、第2コンベア、及び第3コンベアの動作制御等を行う制御部としての全体制御コンピュータ60を備えて構成されている。また、全体制御コンピュータ60は、出荷パック20に詰める集品袋Sの数を予めスケジュールしてある。集品袋Sとは、1つの袋の中に注文した商品がまとめて入っているものである。
この全体制御コンピュータ60は、表示器30の表示を制御するCPU61(Central Processing Unit)と、CPU61上で動作する制御プログラム等を格納したROM63(Read- only Memory)と、各種データを一時的に格納するためのRAM62を備えて構成されている。
さらに、全体制御コンピュータ60は、集品袋Sを入れる循環箱10が通過したことを検知したことを条件に数字をカウントするカウント部64を備えている。このカウント部64がカウントした数字を、全体制御コンピュータ60最初に設定した出荷パック20に投入する集品袋Sの個数(本例では「5」を想定して説明する)から引算した値を表示処理部65を介し表示器66に表示する。
また、全体制御コンピュータ60は計時部67と、識別子検知部68と、リセット部70と、エラー検知部69、69aと、ガイドランプ80を備えている。
計時部67は、時間を計時するもので、カウントダウンの開始から、次のカウントダウンの開始を行うまでのカウントダウン時間を計時する。このカウントダウン時間は第1コンベア40によって運ばれてくる集品袋Sの搬送時間に合わせて設定できるものである。ここで、計時部67を省略して、識別子検知部68が循環箱10の識別子11を検知したタイミングでカウントダウンを実行してもよい。この場合、全体制御コンピュータ60が、作業員Hの作業速さを考慮して第1コンベア上の循環箱10の移動速度を制御することになる。
識別子検知部68は、循環箱10に付けられた識別子(IDタグ、RFID等)を読み込みカウント部64に通知する。これにより、カウントダウンが実行される。
エラー検知部69は、撮像カメラであり、作業員が集品袋Sを取り忘れた場合に物品が循環箱10の中に残っていることを検知し、作業員H等に報知するものである。他の方法として、循環箱10の重量を計って、所定の閾値より重い場合に集品袋Sを取り出し忘れたとして、作業員H等に報知する構成でもよい。
リセット部70は所定の集品袋Sを出荷パック20に移した場合にリセットするものである。このリセットするタイミングにより、新たなカウントダウンが開始される。
ガイドランプ80は、同一の出荷パック20のグループ毎に色を赤や青に変更する。ガイドランプ80には、赤ランプ81と青ランプ82が備えられている。これにより、同一の出荷パック20に投入する集品袋Sは赤ランプ81で識別できるので作業員Hは確実に確認できる。なお、全体制御コンピュータ60により赤ランプ81の後に続く集品袋Sは青ランプ82によりグループ化される。
図3を参照する。本実施の形態のガイドランプ80の表示を説明する説明図である。パネルには、赤ランプ81と青ランプ82が備えられている。
図4を参照する。本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(1)である。初めに、全体制御コンピュータ60が決定した、集品袋Sを出荷パック20に投入する個数を読み込んで、表示器66に表示する。本例では「5」個の集品袋S1~集品袋S5を出荷パック20に収納する場合について説明している。
第1コンベア40を上流から下流(図1の左から右)に移動してきた循環箱10の中から集品袋S1を取り出し、出荷パック20に投入する。循環箱10は、空のまま下流に移動する。循環箱10に付けられた識別子11は上流の識別子検知部68が検知する。
図5を参照する。本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(2)である。識別子検知部68より検知した情報を受信した計時部67は、所定の時間を計時し、その後にカウント部64に情報を通知する。
カウント部64は「1」をカウントし、最初の設定値「5」より「1」を引算する。そして、算出結果の「4」を表示処理部65が表示器66に表示する。
この、カウントダウンしている間に、次の集品袋S2は第1コンベアを上流から下流に向かって移動してくる。
作業員Hは、循環箱10に入っている集品袋S2を取り出し、出荷パック20に収納する。
空の循環箱10は、下流に移動していく。一方、上流側では循環箱10に付けられている識別子(IDタグ、RFID等)を識別子検知部68が検知する。
図6を参照する。本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(3)である。識別子検知部68より検知した情報を受信した計時部67は、所定の時間を計時し、その後にカウント部64に情報を通知する。
カウント部64は「2」をカウントし、最初の設定値「5」より「2」を引算する。そして、算出結果の「3」を表示処理部65が表示器66に表示する。
この、カウントダウンしている間に、次の集品袋S3は第1コンベアを上流から下流に向かって移動してくる。
作業員Hは、循環箱10に入っている集品袋S3を取り出し、出荷パック20に収納する。
空の循環箱10は、下流に移動する。一方、上流側では循環箱10に付けられている識別子(IDタグ、RFID等)を識別子検知部68が検知する。
図7を参照する。本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(4)である。識別子検部68より検知した情報を受信した計時部67は、所定の時間を計時し、その後にカウント部64に情報を通知する。
カウント部64は「3」をカウントし、最初の設定値「5」より「3」を引算する。そして、算出結果の「2」を表示処理部65が表示器66に表示する。
この、カウントダウンしている間に、次の集品袋S4は第1コンベアを上流から下流に向かって移動してくる。
作業員Hは、循環箱10に入っている集品袋S4を取り出し、出荷パック20に収納する。
空の循環箱10は、下流に移動する。一方、上流側では、循環箱10に付けられている識別子(IDタグ、RFID等)を識別子検知部68が検知する。
図8を参照する。本実施の形態のカウントダウンの表示を説明する説明図(5)である。識別子検部68より検知した情報を受信した計時部67は、所定の時間を計時し、その後にカウント部64に情報を通知する。
カウント部64は「4」をカウントし、最初の設定値「5」より「4」を引算する。そして、算出結果の「1」を表示処理部65が表示器66に表示する。
この、カウントダウンしている間に、次の集品袋S5は第1コンベアを上流から下流に向かって移動してくる。
作業員Hは、循環箱10に入っている集品袋S5を取り出し、出荷パック20に収納する。
空の循環箱10は、下流に移動する。一方、上流側では、循環箱10に付けられている識別子(IDタグ、RFID等)を識別子検知部68が検知する。
図9を参照する。本実施の形態の出荷パックに集品袋を詰めたときの模式図である。出荷パック20には、集品袋S1、集品袋S2、集品袋S3、集品袋S4及び集品袋S5が収納されている。このタイミングで、出荷パック20は第2コンベア上を下流へ向かって移動し、次の出荷パック20が集品袋10の投入位置に停止する。
図10を参照する。本実施の形態の循環箱に付けられた識別子の模式図である。循環箱10には、識別子11が付けられている。この識別子11は、ICタグ、IFID等であることが好ましい。そして、この識別子11の情報は基部68aに固定された、識別子検知部68によって検知可能に構成されている。
図11を参照する。本実施の形態のエラー検知を説明する説明図(1)である。配送システム1において、作業員Hが、循環箱10から集品袋Sを取り忘れたときは、下流に設置してある撮像カメラ69により、集品袋を検知することができるように構成されている。
図12を参照する。本実施の形態のエラー検知を説明する説明図(2)である。配送システム1において、作業員Hが、循環箱10から集品袋Sを取り忘れたときは、上記の撮像カメラ69に替えて下流に設置してある重量計69aにより、集品袋を検知することができるように構成されていてもよい。
図13を参照する。本実施の形態のガイドランプの動作を示すフローチャートである。
ステップS1では、全体制御コンピュータ2の制御により集品袋Sが第1コンベアの上流から下流(図1の左から右)方向に運ばれてくる。
ステップS3では、作業員が、集品袋Sを出荷パック20に移す。
ステップS5では、全体制御コンピュータ60の制御により、上流のガイドランプ80の青色が赤色に変化する。この変化について説明する。識別子検知部68により循環箱10の識別子11が検出される。ここで、識別子検知部68から下流側に等間隔でガイドランプ80が配置されているので、第1コンベアの移送速さと距離と時間の関係より循環箱10がどのガイドランプ80の位置にいるかが分かる。そして、全体制御コンピュータ60がガイドランプ80のランプの表示色を決定する。また、別の方法として、ガイドランプ80の各々に識別子を読み込むセンサーを付け循環箱10の識別子11を読み込み、全体制御コンピュータ60がランプの表示色を決定してもよい。
ステップS7では、全体制御コンピュータ60は、同じ出荷パック20で次の集品袋があるか否かを判断する。次の集品袋Sが有ると判断した場合に処理はステップS1に戻る。次の集品袋Sが無いと判断した場合に判断した場合に処理はステップS9に進む。
ステップS9では、全体制御コンピュータ60が、全ての作業が終了か否かを判断する。全ての作業が終了であると判断した場合に処理はステップS13に進む。まだ、作業が残っていると判断した場合に処理はステップS11に進む。
ステップS11では、全体制御コンピュータ60がガイドランプをリセットする。
ステップS13では、終了のためシステムを停止する。
図14を参照する。本実施の形態のカウントダウンの動作を示すフローチャートである。
ステップS21では、全体制御コンピュータ2の制御により集品袋Sが第1コンベアの上流から下流(図1の左から右)方向に運ばれてくる。
ステップS23では、作業員が、集品袋Sを出荷パック20に移す。
ステップS25では、全体制御コンピュータ60の制御により、カウント部64がカウントし当初の出荷パック20への収納個数から引算した値を表示処理部65が表示器66にカウントダウン表示する。
ステップS27では、全体制御コンピュータ60は、同じ出荷パック20で次の袋収納物品があるか否かを判断する。次の集品袋Sが有ると判断した場合に処理はステップS1に戻る。次の集品袋Sが無いと判断した場合に判断した場合に処理はステップS9に進む。
ステップS29では、全体制御コンピュータ60が、全ての作業が終了か否かを判断する。全ての作業が終了であると判断した場合に処理はステップS13に進む。まだ、作業が残っていると判断した場合に処理はステップS11に進む。
ステップS31では、全体制御コンピュータ60がカウント数をリセットする。
ステップS33では、終了のためシステムを停止する。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変更可能である。例えば、本例では、ガイドランプ80による集品袋Sの作業員による移し作業と、カウントダウンによる集品袋Sの移し作業とを別個に説明を行ったが両方を組み合わせて作業員が集品袋Sを移してもよい。
本発明の各態様に係る配送システムは、収納作業の効率化に利用することが可能である。したがって、本発明は、物流業、機械製造業等各種産業において大いなる利用可能性を有している。
1 配送システム
10 循環箱
20 出荷パック
30 表示器
40 第1コンベア
50 第2コンベア
51 出荷パック停止位置
52 第3コンベア
60 全体制御コンピュータ
H 作業員
F フロア
S 集品袋

Claims (10)

  1. 循環箱に収納され1個から複数のオーダー品を納めた集品袋を移動させる第1コンベアであって識別子検知部を備えた第1コンベアと、
    前記集品袋を出荷パックに適数移載して移動させる第2コンベアと、
    前記集品袋を入れた循環箱に付けられた識別子を前記識別子検知部が検知したことに伴い出荷パックに集品袋が適数収納されるためのカウントダウンを実行し報知する報知手段と
    を備えることを特徴とする配送システム。
  2. 前記集品袋を前記循環箱から前記出荷パックに適正に移載するために移載対象の集品袋を色彩手段で識別することを特徴とする請求項1記載の配送システム。
  3. 循環箱に収納され1個から複数のオーダー品を納めた集品袋を移動させる第1コンベアと、
    前記集品袋を前記出荷パックに適数移載して移動させる第2コンベアと、
    前記集品袋を前記循環箱から前記出荷パックに適正に移載するために移載対象の集品袋を色彩手段で識別するための手段と
    を備えることを特徴とする配送システム。
  4. 前記第1コンベアに識別子検知部を備え、前記集品袋を入れた循環箱に付けられた識別子を前記識別子検知部が検知したことに伴い出荷パックに集品袋が適数収納されるためのカウントダウンを実行し報知する報知手段を有することを特徴とする請求項3記載の配送システム。
  5. 前記報知手段は液晶パネル、電球、放電管、LED、薄型LEDを用いた自発光パネル及び投影装置を用いた文字を表示する報知手段、音声による報知手段のうちいずれか1つ以上を用いたものであることを特徴とする請求項1記載の配送システム。
  6. 前記色彩手段は電球、放電管、LED、薄型LEDを用いた自発光照明装置及び投影装置を用いて色彩の区別ができる手段であることを特徴とする請求項2記載の配送システム。
  7. 前記集品袋を撮像するカメラを備え、取り忘れを監視することを特徴とする請求項2に記載の配送システム。
  8. 重量を計る重量計を備え、前記循環箱の重量が所定より重い場合は集品袋を取り忘れたと判断することを特徴とする請求項2に記載の配送システム。
  9. 前記取り忘れた場合に、前記第1コンベアを停止する制御を行う停止制御部を有することを特徴とする請求項2に記載の配送システム。
  10. 全体制御コンピュータを備え、前記集品袋を配送属性ごとに分け、当該配送属性毎に前記出荷パックを前記色彩手段で識別することを特徴とする請求項2に記載の配送システム。

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