JP2024069054A - 板片の製造方法および打ち抜き機械 - Google Patents

板片の製造方法および打ち抜き機械 Download PDF

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Abstract

【課題】本明細書は、所定輪郭の板片の製造方法であって、1回目の打ち抜き工程で成形した部分輪郭が2回目の打ち抜きの際に変形しないようにする技術を提供する。【解決手段】板片は、部分輪郭と、これに連続する残輪郭を有する。本明細書が開示する製造方法は、第1打ち抜き工程と第2打ち抜き工程を備える。第1打ち抜き工程では、板材から部分輪郭の外側領域を第1パンチで除去する。部分領域の外側領域を除去した板材を以下では残板材と表記する。第2打ち抜き工程では、残板材の部分輪郭に沿った側面にブロックを当てつつ、残板材から残輪郭の内側領域を第2パンチで打ち抜く。第2打ち抜き工程において、すでに形成された部分輪郭の側面にブロックを当てておくことで、第2パンチで残輪郭の内側領域を打ち抜く際に部分輪郭の変形が抑えられる。【選択図】図5

Description

本明細書が開示する技術は、部分輪郭とこれに連続する残輪郭を有する板片の製造方法と、その製造方法に適した打ち抜き機械に関する。
所定の輪郭を有する板片は打ち抜き機械で製造される場合が多い。例えば、電気モータのステータは所定輪郭の複数の板片(分割コア片)を積層して作られる(特許文献1)。ステータの分割コア片は打ち抜き機械で作られる(特許文献2)。
特開2012-178933号公報 特開2014-207783号公報
所定輪郭の板片を1個のパンチで打ち抜くと形状の所望の精度が達成できない場合がある。説明の便宜上、板片の全体の輪郭を部分輪郭と、これに連続する残輪郭に分ける。1回目の打ち抜きで部分輪郭だけを形成し、2回目の打ち抜きで残輪郭を打ち抜くことが考えられる。しかし、この場合、2回目の打ち抜きのときに部分輪郭が変形してしまうおそれがある。本明細書は、所定輪郭の板片の製造方法であって、1回目の打ち抜き工程で成形した部分輪郭が2回目の打ち抜きの際に変形しないようにする技術を提供する。また、本明細書は、そのような製造方法に適した打ち抜き機械を提供する。
本明細書が開示する技術の一つは板片の製造方法に関する。板片は、部分輪郭と、これに連続する残輪郭を有する。本明細書が開示する製造方法は、第1打ち抜き工程と第2打ち抜き工程を備える。第1打ち抜き工程では、板材から部分輪郭の外側領域を第1パンチで除去する。部分領域の外側領域を除去した板材を以下では残板材と表記する。第2打ち抜き工程において、残板材の部分輪郭に沿った側面にブロックを当てつつ、残板材から残輪郭の内側領域を第2パンチで打ち抜く。第2打ち抜き工程では、すでに形成された部分輪郭の側面にブロックを当てておくことで、第2パンチで残輪郭の内側領域を打ち抜く際に部分輪郭の変形が抑えられる。以下では、説明を簡単にするために、「残板材の部分輪郭に沿った側面」を単純に「部分輪郭の側面」と称することがある。
第2パンチは残輪郭の内側領域を打ち抜く主突起と、前述したブロックを備えており、ブロックの高さが主突起の高さよりも高いとよい。第2パンチを残板材に押し付ける際、主突起が残板材に当接する前にブロックが部分輪郭の側面に接する。主突起とブロックが第2パンチに備えられていることで製造コストを抑えることができる。
ブロックと主突起の高さの差は残板材の厚みよりも大きいとよい。主突起が残板材に触れる前にブロックは部分輪郭の側面の全体に当接する。
板片の部分輪郭と残輪郭はそれらが接続する箇所で鋭角をなしているとよい。上記した製造方法は、板片の鋭角な角部を精密に形成するのに適している。
板片の一例は、電気モータのコアを構成する複数の分割コアの一つである。板片の部分輪郭の一例は、隣の分割コアに接する部分である。複数の分割コアを環状に並べてコアを形成する。隣り合う分割コアの境界には高い精度が要求される。上記した製造方法は、そのような分割コアの製造に適している。
本明細書は、上記した製造方法に適した打ち抜き機械も提供する。打ち抜き機械は、板材から部分輪郭の外側領域を除去する第1パンチと、残板材(部分輪郭の外側領域を除去した板材)から残輪郭の内側領域を打ち抜く第2パンチを備える。第2パンチは、残板材から残輪郭の内側領域を打ち抜く主突起と、ブロックを備える。ブロックは、主突起を残板材に押し付けたときに残板材の部分輪郭に沿った側面に当接する。ブロックの高さは主突起の高さよりも高い。主突起が残板材に当接する前にブロックが残板材の部分輪郭の側面に当接する。
ブロックと主突起の高さの差は残板材の厚みよりも大きいとよい。主突起が残板材に触れる前にブロックが部分輪郭の側面全体に当接する。
第2パンチの主突起において、板片の部分輪郭と前記残輪郭に対応する縁が鋭角をなしているとよい。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例の製造方法によって製造される板片(電気モータのステータコアの分割コア片)の平面図である。 第1打ち抜き工程を説明する図である。 第1パンチの斜視図である。 第2打ち抜き工程を説明する図である(第2パンチの斜視図)。 図4のV-V線に沿った断面図である。 打ち抜き機械を説明する図である。
図面を参照して実施例の製造方法を説明する。まず、実施例の製造方法で製造される板片を説明する。板片は、電気モータのステータ2の分割コア片3である。図1に、ステータ2の平面図と、分割コア片3の斜視図を示す。ステータ2は、多数の金属円板を積層したものである。金属円板は電磁鋼板で作られている。積層された多数の金属円板は円筒状をなし、複数の貫通孔9を有する。それぞれの貫通孔にコイルの巻き線が通される。
図1に示すように、1枚の金属円板は、6個の分割コア片3a-3fで構成される。6個の分割コア片3a-3fが環状に並べられて一つの層のコア板(金属円板)をなす。分割コア片3a-3fのいずれか1個の区別なく示すときには分割コア片3と表記する。分割コア片3は、厚さ0.1-1.0[mm]の金属板(電磁鋼板)で作られている。
説明の便宜上、分割コア片3の輪郭を、部分輪郭4と残輪郭5と称する。部分輪郭4は、ステータ2において隣り合う分割コア片3が接する範囲を指す。残輪郭5は、分割コア片3の輪郭全体から部分輪郭4を除いた部位を指す。別言すれば、残輪郭5は、部分輪郭4から続く輪郭である。
図1の左下に、隣り合う分割コア片3の境界付近の拡大図を示す。左下図に示すように、部分輪郭4と残輪郭5が交わる箇所は鋭角をなしている。左下図において、太線が部分輪郭4に相当する。分割コア片3(板片)は、打ち抜き工程で作られる。輪郭が鋭角を含んでいる板片を1回の打ち抜き工程で作ると、鋭角部分で高い精度(輪郭の正確さ)が得られない。実施例の製造方法では、2回の打ち抜き工程で分割コア片3を作る。
(第1打ち抜き工程)図2、3を参照して第1打ち抜き工程を説明する。第1打ち抜き工程では、板材10から部分輪郭4の外側領域を第1パンチで除去する。図1の上側の図は、外側領域を打ち抜く前の板材10を示している。図1の上側の図では、分割コア片3の全体の輪郭(部分輪郭4と残輪郭5)が板材10の上に仮想線で描かれている。
図1の下側の図が、部分輪郭4の外側領域を除去した後の板材を示している。説明の便宜上、部分輪郭4の外側領域を除去した後の板材を残板材12と表記する。残板材12には、第1パンチによって孔13が形成されている。孔13の縁は、部分輪郭4を含む。孔13の範囲が、部分輪郭4の外側領域に相当する。図1の下側の図では、残板材12の上に分割コア片3の残輪郭5が仮想線で描かれている。
図3に、第1パンチ20の斜視図を示す。第1パンチ20は、基部21と主突起22で構成されている。基部21は、アクチュエータ(不図示)に支えられる。第1パンチ20の主突起22の先端の縁は、分割コア片3の部分輪郭4に対応する部分縁24を有している。アクチュエータが第1パンチ20を板材10に押し当て、部分輪郭4の外側領域を板材10から打ち抜く。すなわち、部分輪郭4の外側領域が板材10から除去される。
なお、分割コア片3を製造する打ち抜き機械は、第1パンチ20を受ける第1ダイも備えているが、第1ダイの図示は省略した。第1ダイには、第1パンチ20の主突起22に対応するくぼみが設けられている。第1ダイの上に板材10を置き、上から第1パンチを板材10に押し当てる。主突起22が板材10から外側領域を打ち抜き、残板材12が得られる。
(第2打ち抜き工程)図4、5を参照して第2打ち抜き工程を説明する。第2打ち抜き工程では、残板材12の部分輪郭4の側面にブロック33を当てつつ、残板材12から残輪郭5の内側領域を第2パンチ30で打ち抜く。残輪郭5の内側領域が分割コア片3に相当する。先に述べたように、「部分輪郭4の側面」は、残板材12の部分輪郭4に沿った側面を意味する。
図4の上側には残板材12が描かれており、図4の下側には第2パンチ30が描かれている。図5は、図4の破線Vに相当する部分の断面図を示している。別言すれば、図5は、図4の破線Vに沿ってカットした第2パンチ30の断面と、その断面に対応する残板材12の断面を示している。
図4は、天地を逆にして描いてある。すなわち、第2パンチ30は、上から残板材12に押し当てられる。残板材12は、第2ダイの上に置かれている。図4では第2ダイの図示は省略した。図5には第2ダイ39が描かれている。また、打ち抜き機械は第2パンチ30を残板材12に押し当てるアクチュエータも備えているが、図4ではアクチュエータの図示は省略した。図5にはアクチュエータ41が描かれている。
第2パンチ30は、基部31と主突起32とブロック33で構成されている。主突起32の先端の縁は、分割コア片3の全体の輪郭に等しい。主突起32の先端の縁において、部分輪郭4に対応する部分縁34にブロック33が接している。ブロック33の先端の縁は、第1パンチ20の主突起22の輪郭に等しい。ただし、ブロック33は、部分輪郭4に対応する縁を有していればよく、第1パンチ20の主突起22よりも小さくてもよい。
主突起32の先端の全体の縁から部分縁34を除いた部分が残縁35である。残縁35は、分割コア片3の残輪郭5と同じ形状である。
ブロック33の基部31からの高さH2は、主突起32の基部31からの高さH1よりも高い。ブロック33と主突起32の高さの差(H2-H1)は、残板材12の厚みよりも大きい。
先に述べたように、残板材12は、部分輪郭4の外側領域に対応する孔13を有している。また、第2パンチ30の基部31がアクチュエータ41に支えられる。アクチュエータ41は第2パンチ30を残板材12に押し当てる。残板材12は、第2ダイ39の上に置かれている(図5参照)。
第2パンチ30を残板材12に近づけると、主突起32が残板材12に当接する前にブロック33が残板材12の孔13を通る。図5(A)に、ブロック33が孔13に入った状態を示す。部分輪郭4の側面(残板材12の部分輪郭4に沿った側面)にブロック33の側面が当接する。図5(A)の矢印Aが、部分輪郭4の側面とブロック33との接触箇所を示している。図5(A)の状態では、ブロック33は孔13を通過したが、主突起32の先端は残板材12に接していない。
第2パンチ30をさらに残板材12に近づけると、主突起32が残輪郭5の内側部分を残板材12から打ち抜く(図5(B)参照)。すなわち、打ち抜き機械は、部分輪郭4の側面にブロック33を当てつつ、残輪郭5の内側領域を残板材12から打ち抜く。図5(B)の矢印Bは、主突起32によって打ち抜かれる内側領域の縁を指している。打ち抜かれた内側領域の縁は第2ダイ39のくぼみ39aの側面に当接している。内側領域を打ち抜く間、部分輪郭4の側面にはブロック33が接している(図5(B)の矢印Aが指す箇所)。内側領域は、第2ダイ39のくぼみ39aの側面と、ブロック33の側面に挟まれる。それゆえ、内側領域を打ち抜く間、部分輪郭4は変形せず、その形状が保持される。分割コア片3の部分輪郭4と残輪郭5がなす角は鋭角である(図1参照)。実施例の製造方法(打ち抜き機械)は、鋭角な輪郭を有する板片(分割コア片3)を高い精度で板材から打ち抜くことができる。
もし仮に部分輪郭4の側面にブロック33を当接しておかないと、第2パンチ30で内側領域を打ち抜いたとき、残板材12は部分輪郭4の外側に拡がってしまう。ブロック33には、第2パンチ30で内側領域を打ち抜くときの残板材12の拡がりを抑える。
なお、主突起32の部分輪郭4に対応する部分縁34と、残輪郭5に対応する残縁35が鋭角をなしている(図4参照)。別言すれば、主突起32は、板片(分割コア片3)の部分輪郭4と残輪郭5が接続している箇所に対応する部位が鋭角をなしている。
図6に、分割コア片3を製造するための打ち抜き機械40を示す。図6は、図4の破線Vに沿った断面に対応する。
打ち抜き機械40は、先に述べた第1パンチ20と第2パンチ30を備えている。打ち抜き機械40は、第1パンチ20に対応する第1ダイ29と、第2パンチ30に対応する第2ダイ39も備えている。板材をパンチとダイで挟むことによって、パンチの突起に対応する範囲が打ち抜かれる。
図6の(A)から(F)は、打ち抜き機械40の動作シーケンスを示している。図6の(A)から(C)が第1打ち抜き工程に対応し、(D)から(F)が第2打ち抜き工程に対応する。
板材10が第1ダイ29の上にセットされる。主突起22が第1ダイ29のくぼみ29aの真上に位置するように、アクチュエータ41が第1パンチ20をセットする(図6(A))。主突起22が板材10に押し付けられるように、アクチュエータ41が第1パンチ20を板材10に近づける(図6(B))。部分輪郭の外側領域が板材から除去される。板材(残板材12)には、部分輪郭の外側領域に対応する孔13が形成される(図6(C))。
続いて打ち抜き機械40は、第1ダイ29を第2ダイ39に交換し、第1パンチ20を第2パンチ30に交換する。残板材12は第2ダイ39の上にセットされる。主突起32とブロック33が第2ダイ39のくぼみ39aの真上に位置するように、第2パンチ30がセットされる(図6(D))。ブロック33は、残板材12の孔13の真上に位置する。パンチとダイの交換は、打ち抜き機械40が有しているツールチェンジャが行う。ツールチェンジャはよく知られているので図示と説明は割愛する。
アクチュエータ41は、第2パンチ30を残板材12に近づける。主突起32が残板材12に到達する前に、ブロック33が孔13に入る(図6(E))。先に述べたように、残板材12の部分輪郭4の側面にブロック33が当接する。
アクチュエータ41は第2パンチ30をさらに下げる。主突起32が残板材12から残輪郭5の内側領域を打ち抜く(図6(F))。打ち抜かれた内側領域が分割コア片3に相当する。先に述べたように、第2パンチ30は、残板材12の部分輪郭の側面にブロック33を当てつつ、主突起32が残板材12から残輪郭の内側領域(すなわち分割コア片3)を打ち抜く。打ち抜き機械40は、前述した製造方法(板片の製造方法)に適している。
ブロック33は、残板材12と第2パンチ30の相対的な位置を正確に定めることにも貢献する。ブロック33が残板材12の部分輪郭4の側面に当接することで、残板材12の第2パンチ30に対する正確な位置が定まる。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例の製造方法と打ち抜き機械で製造可能な板片の形状は、分割コア片3の形状に限られない。
残輪郭5は部分輪郭4の両端とつながっている。部分輪郭4の一方の端において、部分輪郭4と残輪郭5のなす角度が鋭角であればよい。部分輪郭4の両方の端において、部分輪郭4と残輪郭5のなす角度が鋭角であってもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:ステータ
3、3a-3f:分割コア片 4:部分輪郭 5:残輪郭 9:貫通孔 10:板材 12:残板材 13:孔 20:第1パンチ 21、31:基部 22、32:主突起 24、34:部分縁 29:第1ダイ 30:第2パンチ 33:ブロック 35:残縁 39:第2ダイ 40:打ち抜き機械 41:アクチュエータ

Claims (8)

  1. 部分輪郭と前記部分輪郭から連続する残輪郭を有する板片を製造する方法であり、
    板材から前記部分輪郭の外側領域を第1パンチで除去する第1打ち抜き工程と、
    前記外側領域を除去した残板材の前記部分輪郭に沿った側面にブロックを当てつつ、前記残板材から前記残輪郭の内側領域を第2パンチで打ち抜く第2打ち抜き工程と、
    を備えている、板片の製造方法。
  2. 前記第2パンチは、
    前記残輪郭の内側領域を打ち抜く主突起と、
    前記ブロックと、
    を備えており、
    前記ブロックの高さが前記主突起の高さよりも高い、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記ブロックと前記主突起の高さの差が前記残板材の厚みよりも大きい、請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記部分輪郭と前記残輪郭はそれらが接続する箇所で鋭角をなしている、請求項1から3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 前記板片は電気モータのコアを構成する複数の分割コアの一つであり、
    前記板片の前記部分輪郭は、隣の分割コアに接する部分である、請求項1から3のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 部分輪郭と前記部分輪郭から連続する残輪郭を有する板片を製造する打ち抜き機械であり、
    板材から前記部分輪郭の外側領域を除去する第1パンチと、
    前記外側領域を除去した残板材から前記残輪郭の内側領域を打ち抜く第2パンチと、
    を備えており、
    前記第2パンチは、
    前記残輪郭の内側領域を打ち抜く主突起と、
    前記残板材の前記部分輪郭に沿った側面に当接するブロックであって、その高さが前記主突起の高さよりも高いブロックと、
    を備えている、打ち抜き機械。
  7. 前記ブロックと前記主突起の高さの差が前記残板材の厚みよりも大きい、請求項6に記載の打ち抜き機械。
  8. 前記主突起は、前記板片の前記部分輪郭と前記残輪郭に対応する縁が鋭角をなすように構成されている、請求項6または7に記載の打ち抜き機械。
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