JP2024056255A - 印刷用カセット - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のパーツから構成されるケースの強度を維持しつつ、テープの搬送不良を抑制できる印刷用カセットを提供する。【解決手段】本開示は、第1ケース部と第2ケース部とを跨いでテープを搬送する搬送路を有するケースを備える印刷用カセットである。第1ケース部は、第1壁面に設けられた第1補強部材と、第1壁面に設けられた第1凸部とを有する。第2ケース部は、第2壁面に設けられた第2補強部材と、第2壁面に設けられた第2凸部とを有する。第1補強部材は、第1壁面から第2壁面と重なる位置まで延伸する。第2補強部材は、第2壁面から第1壁面と重なる位置まで延伸する。第1凸部は、第2補強部材の端部の近傍に配置される。第2凸部は、第1補強部材の端部の近傍に配置される。【選択図】図8

Description

本開示は、印刷用カセットに関する。
テープに印刷を行う印刷装置では、テープを収容したカセットを印刷装置本体に着脱することで、テープの交換及び供給が行われる。このような印刷装置用のカセットにおいて、ケースを複数のパーツから構成し、テープを複数のパーツを跨ぐように搬送する構造が知られている(特許文献1参照)。
特開2021-53871号公報
複数のパーツを連結したケースでは、外側からの押圧力でケースが変形しないようにパーツ同士の連結部分を補強する必要がある。この補強手段として、一方のパーツの壁面から他方のパーツの壁面と重なる位置まで延伸する補強部材を、2つのパーツそれぞれに設けることによる相互支持の構造が考えられる。
しかしながら、このような補強部材を設けた場合、テープが補強部材と壁面との間の溝状の隙間に進入するおそれがある。その結果、テープの搬送不良(例えばジャム)や、テープの損傷が発生する。
本開示の一局面は、複数のパーツから構成されるケースの強度を維持しつつ、テープの搬送不良を抑制できる印刷用カセットを提供することを目的とする。
本開示の一態様は、ケースと、ケースに少なくとも一部が収容されると共に印刷に供されるテープと、を備える印刷用カセットである。ケースは、第1ケース部と、第1ケース部に連結された第2ケース部と、第1ケース部と第2ケース部とを跨いでテープを搬送する搬送路と、を有する。第1ケース部は、搬送路を構成する第1壁面と、第1壁面に設けられた第1補強部材と、第1壁面に設けられた第1凸部と、を有する。
第2ケース部は、第1壁面と共に搬送路を構成する第2壁面と、第2壁面に設けられた第2補強部材と、第2壁面に設けられた第2凸部と、を有する。第1補強部材は、第1壁面から、第2壁面と重なる位置まで延伸する。第2補強部材は、第2壁面から、第1壁面と重なる位置まで延伸する。第1凸部は、第2補強部材の延伸端部の近傍に配置される。
第2凸部は、第1補強部材の延伸端部の近傍に配置される。
このような構成によれば、第1補強部材及び第2補強部材によって、第1ケース部と第2ケース部との連結部分が補強される。また、第1凸部によって、第2補強部材と第1壁面との間の隙間へのテープの進入が抑制され、第2凸部によって、第1補強部材と第2壁面との間の隙間へのテープの進入が抑制される。その結果、第1ケース部と第2ケース部とから構成されるケースの強度を維持しつつ、テープの搬送不良を抑制できる。
図1は、実施形態における印刷装置を示す模式的な斜視図である。 図2Aは、図1の印刷装置における印刷装置本体を示す模式的な上面図であり、図2Bは、図2Aの印刷装置本体を示す模式的な斜視図である。 図3A及び図3Bは、図1の印刷装置における印刷用カセットの模式的な斜視図である。 図4は、図3Aの印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。 図5は、図3Aの印刷用カセットにおける第1枠部の内部構造を示す模式的な平面図である。 図6は、図3Aの印刷用カセットにおける第2枠部の内部構造を示す模式的な斜視図である。 図7Aは、図3AのVIIA-VIIA線での模式的な断面図であり、図7Bは、図7AのVIIB-VIIB線での模式的な断面図であり、図7Cは、図7BのVIIC-VIIC線での模式的な断面図であり、図7Dは、図7CのVIID-VIID線での模式的な断面図である。 図8A及び図8Bは、補強領域の模式的な平面図である。 図9Aは、図8AのIXA-IXA線での模式的な断面図であり、図9Bは、図8AのIXB-IXB線での模式的な断面図である。 図10A、図10B及び図10Cは、図9Aとは異なる実施形態における第1凸部及び第2補強部材の模式的な断面図である。 図11A、図11B及び図11Cは、図9Bとは異なる実施形態における第2凸部及び第1補強部材の模式的な断面図である。 図12A、図12B及び図12Cは、図8Aとは異なる実施形態における補強領域の模式的な平面図である。 図13A、図13B、図13C及び図13Dは、図8Aとは異なる実施形態における補強領域の模式的な平面図である。 図14A、図14B及び図14Cは、図8Aとは異なる実施形態における補強領域の模式的な平面図である。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1に示す印刷装置1は、印刷用カセット10と、印刷装置本体100とを備える。印刷装置1は、印刷用テープ11Aに印刷を行う装置である。
本実施形態では、印刷用テープロール11の中心軸と平行な方向を上下方向とし、上下方向と垂直な方向のうち排出口32Cにおける印刷用テープ11Aの排出方向と平行な方向を左右方向とし、上下方向と左右方向との双方に垂直な方向を前後方向とする。
<印刷装置本体>
印刷装置本体100は、図2A及び図2Bに示すように、カセット収容部101と、印刷ヘッド102と、プラテンローラ103と、ローラホルダ104と、駆動シャフト105と、筐体110とを備える。
(カセット収容部)
カセット収容部101は、印刷用カセット10が装着される凹部である。カセット収容部101は、印刷用カセット10の位置決め機能を有する。
カセット収容部101は、筐体110に設けられた開口101Aを有する。印刷用カセット10は、開口101Aに挿通されることで、カセット収容部101の内部に収容される。
(印刷ヘッド)
印刷ヘッド102は、カセット収容部101の内部に配置されている。印刷ヘッド102は、個別に発熱が制御される複数の発熱素子を有する。
(プラテンローラ)
プラテンローラ103は、カセット収容部101の内部において、印刷ヘッド102と対向するように印刷ヘッド102の近傍に配置されている。プラテンローラ103は、印刷ヘッド102に対し、近づく方向又は離れる方向に揺動可能である。プラテンローラ103の回転軸心は、上下方向と平行である。
プラテンローラ103には、印刷用カセット10の出力ギア21と係合するプラテンギア(図示省略)が連結されている。プラテンギアは、プラテンローラ103と共に揺動する。
(ローラホルダ)
ローラホルダ104は、プラテンローラ103を保持している。ローラホルダ104は、筐体110に対し、前後方向に揺動可能に取り付けられている。
(駆動シャフト)
駆動シャフト105は、印刷用カセット10の巻取スプール16と入力ギア22とに挿入される。駆動シャフト105は、巻取スプール16と入力ギア22とを回転させる駆動力を印刷用カセット10に入力する。
駆動シャフト105は、カセット収容部101の内部に配置されている。駆動シャフト105の回転軸心は、上下方向と平行である。駆動シャフト105は、例えばモータとギアとを組み合わせた駆動源(図示省略)によって回転軸心を中心に回転される。
<印刷用カセット>
印刷用カセット10は、印刷用テープ11Aを格納している。印刷用カセット10は、印刷装置本体100への装着及び印刷装置本体100からの脱離が可能である。印刷用カセット10の交換により、印刷用テープ11Aの補給、及び印刷用テープ11Aの種類(例えば、サイズ、色、材質等)の変更ができる。
印刷用カセット10は、図3A及び図3Bに示すように、印刷用テープ11Aの少なくとも一部及びインクリボン14A(つまり補助テープ)の少なくとも一部が収容される主ケース35を備える。
主ケース35は、第1ケース部41と、第2ケース部42とを有する。第1ケース部41及び第2ケース部42は、それぞれ、上下方向に平行な辺と、前後方向に平行な辺と、左右方向に平行な辺とを有する直方体状である。つまり、上下方向から視た主ケース35の外形は四角形状である。
第2ケース部42は、第1ケース部41の下面から下方に突出するように第1ケース部41に連結されている。第2ケース部42は、例えば、複数のピン、爪等の係合によって第1ケース部41に連結されている。主ケース35は、第2ケース部42がカセット収容部101の底面と対向する向きにカセット収容部101へ挿入される。
主ケース35の内部には、第1ケース部41と第2ケース部42とを跨いで印刷用テープ11Aを搬送する搬送路が設けられている。
印刷用カセット10は、図4に示すように、印刷用テープロール11と、第1供給スプール12と、補助テープロール14と、第2供給スプール15と、巻取スプール16と、駆動伝達機構20とを備える。
(印刷用テープロール)
印刷用テープロール11は、印刷が行われる帯状の印刷用テープ11Aを第1供給スプール12に巻回したものである。印刷用テープ11Aの表面には、印刷装置本体100の印刷ヘッド102及びインクリボン14Aによって印刷が行われる。印刷用テープロール11の中心軸は上下方向と平行である。
印刷用テープロール11の上下方向の外側には、印刷用テープロール11を挟むように2つのスペーサフィルム13A,13Bが配置されている。スペーサフィルム13A,13Bは、印刷用テープロール11と第2蓋部34との間と、印刷用テープロール11と第2枠部33との間とに配置されている。印刷用テープロール11から引き出された印刷用テープ11Aは、第1ローラ17A及び第2ローラ17Cによって案内される。
(第1供給スプール)
第1供給スプール12は、上下方向と平行な回転軸心周りに回転可能である。第1供給スプール12は、印刷装置本体100のプラテンローラ103による印刷用テープ11Aの搬送に伴って回転することで、印刷用テープ11Aを印刷ヘッド102に供給する。
第1供給スプール12の回転軸心は、印刷用テープロール11の中心軸と一致する。第1供給スプール12には、第1クラッチバネホルダ17Bに保持されたクラッチバネによって回転抵抗が付される。
(補助テープロール)
補助テープロール14は、印刷用テープ11Aの印刷に用いられる帯状のインクリボン14Aを第2供給スプール15に巻回したものである。
インクリボン14Aは、ヘッド開口32Bにおいて、印刷用テープ11Aと重ね合わされ、印刷ヘッド102による印刷に供される。印刷に使用されたインクリボン14Aは、巻取スプール16に巻き取られる。
補助テープロール14は、上下方向において、印刷用テープロール11と異なる位置(具体的には下方)に配置されている。また、補助テープロール14の少なくとも一部は、上下方向において、印刷用テープロール11と重なる位置に配置されている。
(第2供給スプール)
第2供給スプール15は、回転軸心周りに回転可能である。第2供給スプール15の回転軸心は、上下方向と平行である。
第2供給スプール15は、インクリボン14Aの巻取スプール16による巻き取りに伴って回転することで、インクリボン14Aを印刷ヘッド102に供給する。第2供給スプール15には、第2クラッチバネホルダ17Dに保持されたクラッチバネによって回転抵抗が付される。
(巻取スプール)
巻取スプール16は、回転軸心周りに回転可能である。巻取スプール16の回転軸心は、第2供給スプール15の回転軸心と平行である。
巻取スプール16は、円筒状であり、内周面16Aで規定される中空部を有する。巻取スプール16の内周面16Aにはスプライン歯16Bが設けられている。スプライン歯16Bには、印刷装置本体100の駆動シャフト105が連結される。巻取スプール16は、駆動シャフト105によって回転され、インクリボン14Aを巻き取る。
(駆動伝達機構)
駆動伝達機構20は、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された際に、駆動シャフト105から伝達される駆動力をプラテンローラ103に伝達する。駆動伝達機構20は、出力ギア21と、入力ギア22と、アイドルギア23とを有する。
印刷用テープロール11、駆動伝達機構20、及び巻取スプール16は、上下方向において、印刷用テープロール11、駆動伝達機構20、及び巻取スプール16の順に並んで配置されている。
(出力ギア)
出力ギア21は、印刷用テープ11Aの搬送に供される駆動力を外部に出力するための外歯ギアである。具体的には、出力ギア21は、印刷装置本体100のプラテンギアに駆動力を伝達する。
出力ギア21の回転軸心は、第2供給スプール15の回転軸心と平行である。出力ギア21は、ヘッド開口32Bと連通する空間に一部が露出している。出力ギア21は、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態(つまり主ケース35がカセット収容部101に収納された状態)で、ヘッド開口32Bと連通した空間においてプラテンギアに係合する。
(入力ギア)
入力ギア22は、アイドルギア23を介して出力ギア21と間接的に係合し、駆動力を出力ギア21に伝達する。
入力ギア22は、外歯ギア22Aと、外歯ギア22Aの一方の側面に固定されると共に、内周面にスプライン歯を有する円筒状の内歯ギアであるスプール22Bとを有する。外歯ギア22Aは、スプール22Bに入力された駆動力によってスプール22Bと一体回転する。入力ギア22の回転軸心(つまり、外歯ギア22Aの回転軸心及びスプール22Bの回転軸心)は、巻取スプール16の回転軸心と同一線上に配置されている。
入力ギア22の回転軸心は、上下方向において、巻取スプール16の中空部と重なる。
そのため、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態では、駆動シャフト105が巻取スプール16と入力ギア22とに同時に挿通される。その結果、入力ギア22は、巻取スプール16と直接連結はされないが、巻取スプール16と共に駆動シャフト105によって回転される。
(アイドルギア)
アイドルギア23は、入力ギア22と出力ギア21とに駆動連結され(つまり係合し)、入力ギア22に入力された駆動力を出力ギア21に伝達する。
アイドルギア23は、入力ギア22に係合した上流ギア23Aと、出力ギア21に係合した下流ギア23Bとが同軸上に並んで配置された段ギアである。下流ギア23Bは、上流ギア23Aよりも径が小さい。また、下流ギア23Bは、上下方向において、上流ギア23Aよりも印刷用テープロール11に近い位置(つまり上方)に配置されている。
アイドルギア23は、入力ギア22に入力された駆動力の回転速度を減速して出力ギア21に伝達する。つまり、駆動伝達機構20は、入力ギア22の回転速度を出力ギア21の回転速度で除した伝達比を減速比とする減速機構を含んでいる。
(ケース)
主ケース35は、第1蓋部31と、第1枠部32と、第2枠部33と、第2蓋部34とを有する。
第1蓋部31は、印刷用カセット10の下端部を構成している。第1枠部32は、第1蓋部31の上方に配置され、第1蓋部31と上下方向に連結されている。第2枠部33は、第1枠部32の上方に配置され、第1枠部32と上下方向に連結されている。第2蓋部34は、印刷用カセット10の上端部を構成している。第2蓋部34は、第2枠部33と上下方向に連結されている。
第2蓋部34と第2枠部33とは、印刷用テープロール11を収容する第1ケース部41を構成している。つまり、印刷用テープロール11は、第2蓋部34と第2枠部33とで囲まれた空間に配置されている。
第1蓋部31と第1枠部32とは、補助テープロール14、第2供給スプール15、及び巻取スプール16を収容する第2ケース部42を構成している。第2ケース部42は、上下方向において印刷用テープロール11と異なる位置(具体的には下方)に配置され、排出口32Cを有する。
補助テープロール14、第2供給スプール15及び巻取スプール16は、第1蓋部31と第1枠部32とで囲まれた空間に配置されている。駆動伝達機構20は、第1枠部32と第2枠部33とで囲まれた空間に配置されている。つまり、駆動伝達機構20は、上下方向において印刷用テープロール11と補助テープロール14との間に配置されている。
第1枠部32は、第1側壁32Aと、ヘッド開口32Bと、排出口32Cと、第2ガイド部32Dとを有する。第1側壁32Aは、主ケース35の上下方向と平行な外側面を構成する。
ヘッド開口32Bは、第1側壁32Aの一部を切り欠いた部位である。ヘッド開口32Bは、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態で、内部に印刷ヘッド102と、印刷ヘッド102を保持する保持部材102Aが配置される空間である。つまり、ヘッド開口32Bは、印刷が行われる印刷空間と、印刷空間と左右方向に連通した凹部とで構成されている。
ヘッド開口32Bにおいて、印刷ヘッド102による印刷用テープ11Aの印刷が行われる。ヘッド開口32Bは、印刷ヘッド102が下方から挿入可能なように、印刷用カセット10の下方に開口している。
図5に示すように、ヘッド開口32Bの左方領域において、印刷用テープ11A及びインクリボン14Aが左右方向に架け渡される。印刷用テープ11Aは、ヘッド開口32Bにおいて主ケース35の外部に露出すると共に、インクリボン14Aと重ね合わされる。
印刷後の印刷用テープ11Aは、排出口32Cを介して印刷装置1の外部に排出される。
排出口32Cにおける印刷用テープ11Aの排出方向は左方向である。
第2ガイド部32Dは、円柱又は円筒の一部で構成されている。第2ガイド部32Dは、第1側壁32Aの内部において、印刷用テープ11Aが搬送される搬送路に配置されている。
第1ケース部41内で印刷用テープロール11から引き出された印刷用テープ11Aは、第2ガイド部32Dの外周面に掛け渡されながら、第2ケース部42内に進入する。その後、印刷用テープ11Aは、第2ローラ17Cに接触しながらヘッド開口32B及び排出口32Cに向けて搬送される。
図4に示す第2枠部33は、第2側壁33Aと、隔壁33Bと、第1ガイド部33Cと、ロール枠部33Dとを有する。第2側壁33Aは、主ケース35の上下方向と平行な外側面を構成する。
隔壁33Bは、上下方向と直交する表面を有し、前後方向及び左右方向に延伸している。隔壁33Bは、上下方向において印刷用テープロール11と駆動伝達機構20との間、つまり第1供給スプール12と第2ガイド部32Dとの間に配置されている。
図6に示すように、第1ガイド部33Cは、円柱又は円筒の一部で構成されている。第1ガイド部33Cは、第2側壁33Aの内部において、第1ケース部41における印刷用テープ11Aの搬送路に配置されている。
印刷用テープロール11から引き出された印刷用テープ11Aは、第1ガイド部33Cの外周面に掛け渡されることで、ねじりを加えられながら、第2ケース部42に向かって搬送される。
第1ローラ17Aは、印刷用テープ11Aの搬送路において印刷用テープロール11と第1ガイド部33Cとの間(つまり、印刷用テープロール11からの引き出し点の近傍)に配置されている。印刷用テープ11Aは、第1ガイド部33Cよりも上流側において、第1ローラ17Aに掛け渡される。第1ローラ17Aは、印刷用テープ11Aの搬送に伴って軸回転する。
ロール枠部33Dは、隔壁33Bから上方に突出している。ロール枠部33Dは、印刷用テープロール11を径方向外側から囲っている。印刷用テープ11Aは、ロール枠部33Dの開口33Eにおいて、印刷用テープロール11から引き出される。
<印刷用テープの搬送路>
図7A,7B,7C,7Dに示すように、第1ガイド部33C及び第2ガイド部32Dは、印刷用テープ11Aを第1ケース部41から第2ケース部42に送る搬送路を構成している。
具体的には、図7Aに示すように、印刷用テープロール11から引き出された印刷用テープ11Aは、第1ガイド部33Cに印刷用テープロール11の径方向外側から接触することで、下後方に向かって搬送される。
第1ガイド部33Cを通過した印刷用テープ11Aは、図7Bに示すように、第2ガイド部32Dに向かって右下方に搬送される。印刷用テープ11Aは、第1ガイド部33C及び第2ガイド部32Dに、第1ガイド部33C及び第2ガイド部32Dの順に架け渡される。第1ガイド部33Cで印刷用テープ11Aに加えられたねじりは、第2ガイド部32Dによってキャンセルされる。
第2ガイド部32Dに到達した印刷用テープ11Aは、図7Cに示すように、第2ガイド部32Dに補助テープロール14の径方向外側から接触することで、前方に向かって搬送される。
第2ガイド部32Dを通過した印刷用テープ11Aは、図7Dに示すように、第2ローラ17Cに案内され、左方に向かって搬送される。その後、印刷用テープ11Aは、ヘッド開口32Bを通過して排出口32Cから排出される。
<補強部材及び凸部>
図8Aに示すように、第1ケース部41は、主ケース35の補強領域Rにおいて、第1壁面41Aと、第1補強部材41Bと、第1凸部41Cとを有する。第2ケース部42は、補強領域Rにおいて、第2壁面42Aと、第2補強部材42Bと、第2凸部42Cとを有する。
補強領域Rは、第1ケース部41の下端部(つまり第2枠部33の第2側壁33Aの下端部)と、第2ケース部42の上端部(つまり第1枠部32の第1側壁32Aの上端部)とが突き合わされた領域である。
補強領域Rは、主ケース35の外壁のうち、印刷用テープ11Aの搬送路と重なる領域、つまり搬送路を外側から覆う部分に設けられる。補強領域Rは、例えば、図3Bに示すように、主ケース35の後壁に設けられる。
図8Aに示す第1壁面41Aは、第2枠部33の第2側壁33Aの内面であり、印刷用テープ11Aの搬送路を構成している。第2壁面42Aは、第1枠部32の第1側壁32Aの内面である。第2壁面42Aは、第1壁面41Aと共に印刷用テープ11Aの搬送路を構成している。
図8Bに示すように、印刷用テープ11Aは、第1壁面41Aと第2壁面42Aとを跨ぐ搬送路において、第1補強部材41B及び第2補強部材42Bに対向する。つまり、印刷用テープ11Aは、前後方向において第1補強部材41B及び第2補強部材42Bと重なる。印刷用テープ11Aは、左上方から右下方に向かって補強領域Rを通過する。
第1補強部材41B及び第1凸部41Cは、第1壁面41Aに設けられている。図9A及び図9Bに示すように、第1補強部材41B及び第1凸部41Cは、第1壁面41Aから印刷用テープ11Aの搬送路へ向かって(つまり前方へ)突出している。第1凸部41Cは、左右方向において第1補強部材41Bとは異なる位置に配置されている。つまり、第1凸部41Cは、第1補強部材41Bとは離れて配置されている。
第2補強部材42B及び第2凸部42Cは、第2壁面42Aに設けられている。第2補強部材42B及び第2凸部42Cは、第2壁面42Aから印刷用テープ11Aの搬送路へ向かって(つまり前方へ)突出している。第2凸部42Cは、左右方向において第2補強部材42Bとは異なる位置に配置されている。つまり、第2凸部42Cは、第2補強部材42Bとは離れて配置されている。
第1補強部材41Bは、第1壁面41Aから、第2壁面42Aと重なる位置まで延伸している。具体的には、第1補強部材41Bは、第1壁面41Aから下方に延伸し、第2壁面42Aの一部を前方から覆っている。
第2補強部材42Bは、第2壁面42Aから、第1壁面41Aと重なる位置まで延伸している。具体的には、第2補強部材42Bは、第2壁面42Aから上方に延伸し、第1壁面41Aの一部を前方から覆っている。
第1凸部41Cは、第2補強部材42Bの延伸端部E2(つまり上端)の近傍に配置されている。具体的には、第1凸部41Cは、第2補強部材42Bの延伸端部E2を第2補強部材42Bの延伸方向(つまり上下方向)において覆うように配置されている。
図8Aに示すように、第1凸部41Cは、第2補強部材42Bの上方に配置され、第2補強部材42Bの延伸端部E2に上方から突き合わせられている。第1凸部41Cの上下方向の長さは、左右方向の幅よりも大きい。
また、本実施形態では、第1凸部41Cの下端の左右方向の幅は、第2補強部材42Bの延伸端部E2の左右方向の幅よりも大きい。ただし、第1凸部41Cの下端の左右方向の幅は、第2補強部材42Bの延伸端部E2の左右方向の幅以下であってもよい。
図9Aに示すように、第1凸部41Cにより、第1壁面41Aと第2補強部材42Bとの間に存在する前後方向の隙間S1の上端が覆われる。そのため、第2補強部材42Bの前方を通過する印刷用テープ11Aの下端が隙間S1へ進入することが抑制される。つまり、第1凸部41Cは、隙間S1への印刷用テープ11Aの進入を規制する。
第2凸部42Cは、第1補強部材41Bの延伸端部E1(つまり下端)の近傍に配置されている。具体的には、第2凸部42Cは、第1補強部材41Bの延伸端部E1を第1補強部材41Bの延伸方向(つまり上下方向)において覆うように配置されている。
図8Aに示すように、第2凸部42Cは、第1補強部材41Bの下方に配置され、第1補強部材41Bの延伸端部E1に下方から突き合わせられている。第2凸部42Cの上下方向の長さは、左右方向の幅よりも大きい。
また、本実施形態では、第2凸部42Cの上端の左右方向の幅は、第1補強部材41Bの延伸端部E1の左右方向の幅よりも大きい。ただし、第2凸部42Cの上端の左右方向の幅は、第1補強部材41Bの延伸端部E1の左右方向の幅以下であってもよい。
図9Bに示すように、第2凸部42Cにより、第2壁面42Aと第1補強部材41Bとの間に存在する前後方向の隙間S2の下端が覆われる。そのため、第1補強部材41Bの前方を通過する印刷用テープ11Aの上端が隙間S2へ進入することが抑制される。つまり、第2凸部42Cは、隙間S2への印刷用テープ11Aの進入を規制する。
本実施形態では、第1凸部41Cの搬送路への突出量は、第2補強部材42Bの搬送路への突出量よりも大きい。つまり、第1凸部41Cの印刷用テープ11Aと対向する面は、第2補強部材42Bの印刷用テープ11Aと対向する面よりも前方に位置する。これにより、隙間S1への印刷用テープ11Aの進入が効果的に抑制される。
また、本実施形態では、第2凸部42Cの搬送路への突出量は、第1補強部材41Bの搬送路への突出量よりも大きい。つまり、第2凸部42Cの印刷用テープ11Aと対向する面は、第1補強部材41Bの印刷用テープ11Aと対向する面よりも前方に位置する。
これにより、隙間S2への印刷用テープ11Aの進入が効果的に抑制される。
ただし、第1凸部41Cの突出量と第2補強部材42Bの突出量との関係、及び第2凸部42Cの突出量と第1補強部材41Bの突出量との関係は、図9A及び図9Bに示すものに限定されない。
図10Aに示すように、第1凸部41Cの搬送路への突出量は、第2補強部材42Bの搬送路への突出量よりも小さくてもよい。また、図10Bに示すように、第1凸部41Cは、第2補強部材42Bに近づくに連れて、搬送路への突出量が大きくなってもよい。
つまり、第1凸部41Cの印刷用テープ11Aと対向する面は、下方に向かうに連れて前方に張り出すように傾斜してもよい。これにより、印刷用テープ11Aを第1壁面41Aと第2補強部材42Bとの間の隙間から遠ざけるように案内することができる。
さらに、図10Cに示すように、第1凸部41Cは、第2補強部材42Bに近づくに連れて、搬送路への突出量が小さくなってもよい。
図11Aに示すように、第2凸部42Cの搬送路への突出量は、第1補強部材41Bの搬送路への突出量よりも小さくてもよい。これにより、印刷用カセット10の組み立て時において第1ケース部41から第2ケース部42に向けて(つまり上方から下方に向けて)印刷用テープ11Aを掛け渡す際に、第2壁面42Aと第1補強部材41Bとの間の隙間への印刷用テープ11Aの進入抑制効果が高められる。
また、図11Bに示すように、第2凸部42Cは、第1補強部材41Bに近づくに連れて、搬送路への突出量が大きくなってもよい。つまり、第2凸部42Cの印刷用テープ11Aと対向する面は、上方に向かうに連れて前方に張り出すように傾斜してもよい。これにより、印刷用テープ11Aを第2壁面42Aと第1補強部材41Bとの間の隙間から遠ざけるように案内することができる。
さらに、図11Cに示すように、第2凸部42Cは、第1補強部材41Bに近づくに連れて、搬送路への突出量が小さくなってもよい。
図12Aに示すように、第1凸部41C及び第2凸部42Cは、それぞれ、上下方向の長さよりも左右方向の幅が大きくてもよい。また、図12B及び図12Cに示すように、第1凸部41C及び第2凸部42Cは、第2補強部材42B又は第1補強部材41Bの延伸端部を囲うように配置されたU字形状を有しもよい。
つまり、第1凸部41Cは、第2補強部材42Bの延伸端部を上方、左方及び右方の3方向から覆っていてもよい。第2凸部42Cは、第1補強部材41Bの延伸端部を下方、左方及び右方の3方向から覆っていてもよい。
図13A、図13B、図13C及び図13Dに示すように、第1凸部41Cは、必ずしも第2補強部材42Bの延伸端部を第2補強部材42Bの延伸方向において覆わなくてもよい。図13A-13Dでは、第1凸部41Cは、第2補強部材42Bの延伸端部を第2補強部材42Bの延伸方向と交差する方向(具体的には左方向又は右方向)から覆う位置に配置されている。
同様に、第2凸部42Cは、必ずしも第1補強部材41Bの延伸端部を第1補強部材41Bの延伸方向において覆わなくてもよい。図13A-13Dでは、第2凸部42Cは、第1補強部材41Bの延伸端部を第1補強部材41Bの延伸方向と交差する方向(具体的には左方向又は右方向)から覆う位置に配置されている。
図14A、図14B及び図14Cに示すように、第1補強部材41Bと第1凸部41Cとは一体化されていてもよい。つまり、第1ケース部41は、第1補強部材41Bと第1凸部41Cとが一体化された第1補強構造41Dを有してもよい。
同様に、第2補強部材42Bと第2凸部42Cとは一体化されていてもよい。つまり、第2ケース部42は、第2補強部材42Bと第2凸部42Cとが一体化された第2補強構造42Dを有してもよい。
なお、図14Cでは、第1補強構造41Dのうち、第2補強部材42Bの延伸端部に近接する部位が第1凸部41Cとして機能する。この第1凸部41Cは、第1補強部材41Bの一部を構成している。また、第2補強構造42Dのうち、第1補強部材41Bの延伸端部に近接する部位が第2凸部42Cとして機能する。この第2凸部42Cは、第2補強部材42Bの一部を構成している。
<印刷装置本体によるテープ搬送及び印刷>
印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態で、印刷ヘッド102は、ヘッド開口32Bにおいて、印刷用テープ11A及びインクリボン14Aと前後方向に重なる位置に配置される。
印刷用テープ11Aは、プラテンローラ103によってヘッド開口32Bに搬送されると共に、プラテンローラ103によってインクリボン14Aを介して発熱素子が発熱した印刷ヘッド102に押し付けられる。これにより、インクリボン14Aの表面に配置されたインクの一部が印刷用テープ11Aに転写され、印刷用テープ11Aに文字、記号等が印刷される。
プラテンローラ103は、印刷後の印刷用テープ11Aを印刷用カセット10内から排出口32Cを介して外部に向けて搬送する。プラテンローラ103は、出力ギア21と係合されたプラテンギアによって回転する。プラテンローラ103は、ローラホルダ104によって、印刷用カセット10と離れた位置と、プラテンギアが出力ギア21に係合した位置との間で揺動可能である。
印刷用カセット10の主ケース35がカセット収容部101に挿入された状態では、駆動シャフト105が入力ギア22に係合すると共に、プラテンギアが出力ギア21に係合する。
具体的には、駆動シャフト105が印刷用カセット10の巻取スプール16及び入力ギア22に挿入された状態で、プラテンローラ103が印刷用カセット10のヘッド開口32Bに向けて揺動することで、プラテンギアが出力ギア21に係合する。
印刷用カセット10が装着された状態で駆動シャフト105により入力ギア22が回転されることで出力ギア21が回転される。さらに、出力ギア21の回転によりプラテンギアが回転し、さらにプラテンローラ103が回転する。
[1-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)第1補強部材41B及び第2補強部材42Bによって、第1ケース部41と第2ケース部42との連結部分が補強される。
また、第1凸部41Cによって、第2補強部材42Bと第1壁面41Aとの間の隙間への印刷用テープ11Aの進入が抑制され、第2凸部42Cによって、第1補強部材41Bと第2壁面42Aとの間の隙間への印刷用テープ11Aの進入が抑制される。その結果、第1ケース部41と第2ケース部42とから構成される主ケース35の強度を維持しつつ、印刷用テープ11Aの搬送不良を抑制できる。
(1b)印刷用テープ11Aが搬送路において第1補強部材41B及び第2補強部材42Bに対向することで、印刷用テープ11Aの搬送不良を抑制しつつ、印刷用カセット10を小型化できる。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(2a)上記実施形態の印刷装置は、インクリボンを用いて印刷するものに限定されない。例えば、印刷装置は、帯状の感熱紙に印刷を行ってもよい。つまり、印刷用カセットは、必ずしもインクリボンを備えなくてもよい。
また、印刷装置は、サーマルヘッドによって印刷パターンの穿孔が行われるステンシルテープを印刷用テープとして用いてもよい。印刷用テープとしてステンシルテープが用いられる場合は、インクリボンに変えて、ステンシルテープを保護する合紙テープが補助テープとして用いられる。
(2b)上記実施形態の印刷用カセットにおいて、印刷用テープロールと排出口とが上下方向において同じ位置にあってもよい。また、印刷用テープは、第1ケース部と第2ケース部とで構成される搬送路において左右方向と平行に搬送されてもよい。
(2c)上記実施形態の印刷用カセットにおいて、第1補強部材、第1凸部、第2補強部材及び第2凸部は、印刷用テープ以外のテープ(例えばインクリボン)の搬送路に設けられてもよい。
(2d)上記実施形態の印刷用カセットにおいて、駆動伝達機構は印刷用テープロールよりも上方、又は印刷用テープの搬送路よりも下方に配置されてもよい。また、印刷用カセットは、必ずしも駆動伝達機構を備えなくてもよい。
(2e)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…印刷装置、10…印刷用カセット、11…印刷用テープロール、
11A…印刷用テープ、12…第1供給スプール、14…補助テープロール、
14A…インクリボン、15…第2供給スプール、16…巻取スプール、
20…駆動伝達機構、21…出力ギア、22…入力ギア、23…アイドルギア、
32B…ヘッド開口、32C…排出口、35…主ケース、41…第1ケース部、
41A…第1壁面、41B…第1補強部材、41C…第1凸部、
41D…第1補強構造、42…第2ケース部、42A…第2壁面、
42B…第2補強部材、42C…第2凸部、42D…第2補強構造、
100…印刷装置本体、101…カセット収容部、102…印刷ヘッド、
103…プラテンローラ、105…駆動シャフト、110…筐体。

Claims (7)

  1. ケースと、
    前記ケースに少なくとも一部が収容されると共に印刷に供されるテープと、
    を備え、
    前記ケースは、
    第1ケース部と、
    前記第1ケース部に連結された第2ケース部と、
    前記第1ケース部と前記第2ケース部とを跨いで前記テープを搬送する搬送路と、
    を有し、
    前記第1ケース部は、
    前記搬送路を構成する第1壁面と、
    前記第1壁面に設けられた第1補強部材と、
    前記第1壁面に設けられた第1凸部と、
    を有し、
    前記第2ケース部は、
    前記第1壁面と共に前記搬送路を構成する第2壁面と、
    前記第2壁面に設けられた第2補強部材と、
    前記第2壁面に設けられた第2凸部と、
    を有し、
    前記第1補強部材は、前記第1壁面から、前記第2壁面と重なる位置まで延伸し、
    前記第2補強部材は、前記第2壁面から、前記第1壁面と重なる位置まで延伸し、
    前記第1凸部は、前記第2補強部材の延伸端部の近傍に配置され、
    前記第2凸部は、前記第1補強部材の延伸端部の近傍に配置される、印刷用カセット。
  2. 前記第1凸部は、前記第2補強部材の前記延伸端部を前記第2補強部材の延伸方向において覆うように配置され、
    前記第2凸部は、前記第1補強部材の前記延伸端部を前記第1補強部材の延伸方向において覆うように配置される、請求項1に記載の印刷用カセット。
  3. 前記第1凸部の前記搬送路への突出量は、前記第2補強部材の前記搬送路への突出量よりも大きく、
    前記第2凸部の前記搬送路への突出量は、前記第1補強部材の前記搬送路への突出量よりも大きい、請求項1又は請求項2に記載の印刷用カセット。
  4. 前記テープは、前記第1ケース部から前記第2ケース部に向かって搬送され、
    前記第1凸部の前記搬送路への突出量は、前記第2補強部材の前記搬送路への突出量よりも大きく、
    前記第2凸部の前記搬送路への突出量は、前記第1補強部材の前記搬送路への突出量よりも小さい、請求項1又は請求項2に記載の印刷用カセット。
  5. 前記テープは、前記第1ケース部から前記第2ケース部に向かって搬送され、
    前記第1凸部は、前記第2補強部材に近づくに連れて、前記搬送路への突出量が大きくなる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
  6. 前記テープで構成されたテープロールをさらに備え、
    前記テープロールは、前記第1ケース部に収容され、
    前記第2ケース部は、前記テープを前記ケースの外部に排出する排出口を有し、
    前記テープは、前記搬送路において前記第1補強部材及び前記第2補強部材に対向する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
  7. 前記第1ケース部は、前記第1補強部材と前記第1凸部とが一体化された第1補強構造を有し、
    前記第2ケース部は、前記第2補強部材と前記第2凸部とが一体化された第2補強構造を有する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
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