JP2022116932A - 印刷用カセット - Google Patents

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Abstract

Figure 2022116932000001
【課題】駆動力の伝達機構の一部を含み、印刷用テープを搬送するローラに駆動力を適切に伝達できる印刷用カセットを提供する。
【解決手段】本開示は、印刷用テープに印刷する印刷ヘッドと、印刷用テープの搬送路において印刷ヘッドと対向して配置された第1ローラと、搬送路に配置された第2ローラと、を備える印刷装置本体に装着される印刷用カセットである。印刷用カセットは、印刷用テープと、第2ローラと協働して印刷用テープを搬送する送りローラと、駆動伝達機構と、を備える。駆動伝達機構は、印刷装置本体の第1ローラに伝達する駆動力を出力する出力ギアと、印刷装置本体から入力される駆動力を、送りローラ及び出力ギアの双方に直接又は間接的に伝達する入力ギアと、を有する。
【選択図】図1

Description

本開示は、印刷用カセットに関する。
印刷用テープに印刷を行う印刷装置では、印刷用テープを収容したカセットを印刷装置本体に着脱することで、印刷用テープの交換及び供給が行われる。印刷装置本体には、カセットに収容された印刷用テープに印刷を行うのに必要な駆動力をカセットに伝達するギアが設けられている(特許文献1参照)。
特開2010-234772号公報
上述のカセットの内部に駆動力の伝達機構の一部を設けることで、印刷装置の設計自由度を高めることができる。この場合、カセットにおける駆動力の伝達精度が印刷の品質に影響する。
本開示の一局面は、駆動力の伝達機構の一部を含み、印刷用テープを搬送するローラに駆動力を適切に伝達できる印刷用カセットを提供することを目的とする。
本開示の一態様は、印刷用テープに印刷する印刷ヘッドと、印刷用テープの搬送路において印刷ヘッドと対向して配置された第1ローラと、搬送路に配置された第2ローラと、を備える印刷装置本体に装着される印刷用カセットである。印刷用カセットは、印刷用テープと、第2ローラと協働して印刷用テープを搬送する送りローラと、駆動伝達機構と、を備える。
駆動伝達機構は、印刷装置本体の第1ローラに伝達する駆動力を出力するための出力ギアと、印刷装置本体から入力される駆動力を、送りローラ及び出力ギアの双方に直接又は間接的に伝達するための入力ギアと、を有する。
このような構成によれば、送りローラと第1ローラとを同期して駆動させることができる。また、送りローラへの駆動力の伝達経路と第1ローラへの駆動力の伝達経路とがリンクされるため、送りローラと第1ローラとのうち一方のみが駆動される状態の発生が抑制される。そのため、駆動力の適切な伝達によって、印刷用テープのジャム等の不具合が抑制できる。
本開示の別の態様は、印刷用テープに印刷する印刷ヘッドと、印刷用テープの搬送路において印刷ヘッドと対向して配置された第1ローラと、搬送路に配置された第2ローラと、を備える印刷装置本体に装着される印刷用カセットである。印刷用カセットは、印刷用テープと、駆動伝達機構と、を備える。
駆動伝達機構は、印刷装置本体の第1ローラに伝達する駆動力を出力するための第1出力ギアと、印刷装置本体の第2ローラに伝達する駆動力を出力するための第2出力ギアと、印刷装置本体から入力される駆動力を、第1出力ギア及び第2出力ギアの双方に直接又は間接的に伝達するための入力ギアと、を有する。
このような構成によれば、第1ローラと第2ローラとを同期して駆動させることができる。そのため、駆動力を適切に伝達できる。
図1A及び図1Bは、実施形態における印刷装置において印刷用カセットを印刷装置本体から取り外した状態を示す模式的な斜視図である。 図2は、図1Aの印刷装置本体の模式的な平面図である。 図3A及び図3Bは、図1Aの印刷用カセットの模式的な斜視図である。 図4は、図3Aの印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。 図5は、図1Aの印刷装置における印刷用テープの搬送構造を示す模式図である。 図6は、図1Aとは異なる実施形態における印刷装置において印刷用カセットを印刷装置本体から取り外した状態を示す模式的な斜視図である。 図7は、図6の印刷用カセットの模式的な斜視図である。 図8は、図6の印刷装置における印刷用テープの搬送構造を示す模式図である。 図9は、図8とは異なる実施形態の印刷装置における印刷用テープの搬送構造を示す模式図である。 図10は、図9とは異なる実施形態の印刷装置における印刷用テープの搬送構造を示す模式図である。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
図1A,1Bに示す印刷装置1は、印刷用カセット10と、印刷装置本体100とを備える。印刷装置1は、印刷用テープ11Aに印刷を行う装置である。
本実施形態では、第1出力ギア21の軸方向を上下方向とし、上下方向と垂直な方向のうちヘッド開口33Bにおいて印刷用テープ11Aが搬送される方向を左右方向とし、上下方向と左右方向との双方に垂直な方向を前後方向とする。
<印刷装置本体>
印刷装置本体100は、図1Aに示すように、カセット収納部101と、印刷ヘッド102と、プラテンローラ103(第1ローラの一例、図2参照)と、プラテンギア104と、サブローラ105(第2ローラの一例、図2参照)と、第1駆動シャフト107と、第2駆動シャフト108と、筐体110とを備える。
(カセット収納部)
カセット収納部101は、印刷用カセット10が装着される凹部である。カセット収納部101は、印刷用カセット10の位置決め機能を有する。カセット収納部101は、筐体110に設けられている。
(印刷ヘッド)
印刷ヘッド102は、カセット収納部101の内部に配置されている。印刷ヘッド102は、個別に発熱が制御される複数の発熱素子を有する。
(プラテンローラ)
図2に示すプラテンローラ103は、カセット収納部101の内部に配置されている。具体的には、プラテンローラ103は、印刷用テープ11Aの搬送路において印刷ヘッド102と対向するように印刷ヘッド102の近傍に配置されている。
プラテンローラ103は、印刷ヘッド102に対し、近づく方向又は離れる方向に揺動可能である。プラテンローラ103の回転軸心L1は、上下方向と平行である。
(プラテンギア)
図1Aに示すプラテンギア104は、プラテンローラ103に連結されている。プラテンギア104の回転軸心L2は、プラテンローラ103の回転軸心L1と同一線上に配置されている。プラテンギア104は、プラテンローラ103と共に揺動可能である。
(サブローラ)
図2に示すサブローラ105は、カセット収納部101の内部に配置されている。具体的には、サブローラ105は、印刷用テープ11Aの搬送路において、プラテンローラ103よりも印刷用テープ11Aの排出方向における下流側に配置されている。
サブローラ105は、プラテンローラ103と共に揺動可能である。サブローラ105の回転軸心L3は、上下方向と平行である。
(第1駆動シャフト)
第1駆動シャフト107は、印刷用カセット10の第3供給スプール19に挿入される。第1駆動シャフト107は、第3供給スプール19を回転させる駆動力を印刷用カセット10に入力する。
第1駆動シャフト107は、カセット収納部101の内部に配置されている。第1駆動シャフト107の回転軸心L4は、上下方向と平行である。第1駆動シャフト107は、モータ等の駆動源(図示省略)によって回転軸心L4を中心に回転する。
(第2駆動シャフト)
第2駆動シャフト108は、印刷用カセット10の駆動伝達機構20の入力ギア22に挿入される。第2駆動シャフト108は、入力ギア22を回転させる駆動力を印刷用カセット10に入力する。
第2駆動シャフト108は、カセット収納部101の内部に配置されている。第2駆動シャフト108の回転軸心L5は、上下方向と平行である。第1駆動シャフト107は、駆動源によって回転軸心L5を中心に回転する。
<印刷用カセット>
印刷用カセット10は、印刷用テープ11Aを格納している。印刷用カセット10は、印刷装置本体100への装着及び印刷装置本体100からの脱離が可能である。印刷用カセット10の交換により、印刷媒体の補給、及び印刷媒体の種類(例えば、サイズ、色、材質等)の変更ができる。
印刷用カセット10は、図3A,3Bに示すように、印刷用テープ11Aの少なくとも一部及びインクリボン14A(補助テープの一例)の少なくとも一部が収容されるケース35を備える。
印刷用カセット10の外形(つまり、ケース35の形状)は、上下方向に平行な辺と、前後方向に平行な辺と、左右方向に平行な辺とを有する直方体状である。ケース35は、下方に向かってカセット収納部101へ挿入可能である。
印刷用カセット10は、図4に示すように、印刷用テープロール11と、第1供給スプール12と、スペーサフィルム13A,13Bと、インクリボンロール14と、第2供給スプール15と、巻取スプール16と、クラッチバネホルダ17A,17Bと、ラミネートテープロール18と、第3供給スプール19と、送りローラ25と、駆動伝達機構20と、貼付防止ローラ26とを備える。
(印刷用テープロール)
印刷用テープロール11は、印刷が行われる印刷用テープ11Aを第1供給スプール12に巻回したものである。印刷用テープ11Aの表面には、印刷装置本体100の印刷ヘッド102及びインクリボン14Aによって印刷が行われる。
印刷用テープロール11の上下方向の外側には、印刷用テープロール11を挟むように2つのスペーサフィルム13A,13Bが配置されている。スペーサフィルム13A,13Bは、印刷用テープロール11と第1蓋部31との間と、印刷用テープロール11と第1枠部32との間とに配置されている。
(第1供給スプール)
第1供給スプール12は、上下方向と平行な回転軸心L11周りに回転可能である。第1供給スプール12は、印刷装置本体100のプラテンローラ103による印刷用テープ11Aの搬送に伴って回転することで、印刷用テープ11Aを印刷ヘッド102に供給する。第1供給スプール12の回転軸心L11は、印刷用テープロール11の巻回軸心と一致している。
(インクリボンロール)
インクリボンロール14は、印刷用テープ11Aの印刷に用いられるインクリボン14Aを第2供給スプール15に巻回したものである。
インクリボン14Aは、ヘッド開口33Bにおいて、印刷用テープ11Aと重ね合わされ、印刷ヘッド102による印刷に供される。印刷に使用されたインクリボン14Aは、巻取スプール16に巻き取られる。
インクリボンロール14には、クラッチバネホルダ17Aに保持されたクラッチバネ(図示省略)によって回転抵抗が付される。インクリボンロール14の少なくとも一部は、上下方向において、印刷用テープロール11と重なる位置に配置されている。
(第2供給スプール)
第2供給スプール15は、上下方向と平行な回転軸心L12周りに回転可能である。第2供給スプール15は、インクリボン14Aの巻取スプール16による巻き取りに伴って回転することで、インクリボン14Aを印刷ヘッド102に供給する。第2供給スプール15の回転軸心L12は、インクリボンロール14の巻回軸心と一致している。
(巻取スプール)
巻取スプール16は、第2供給スプール15の回転軸心L12と平行な回転軸心L13周りに回転可能である。巻取スプール16は、印刷に供された後のインクリボン14Aを巻き取る。
(ラミネートテープロール)
ラミネートテープロール18は、印刷用テープ11Aの保護に用いられるラミネートテープ18Aを第3供給スプール19に巻回したものである。ラミネートテープ18Aは、粘着層を有し、サブローラ105及び送りローラ25によって、印刷後の印刷用テープ11Aに貼り合わせられる。
(第3供給スプール)
第3供給スプール19は、上下方向と平行な回転軸心L14周りに回転可能である。第3供給スプール19の回転軸心L14は、ラミネートテープロール18の巻回軸心と一致している。
第3供給スプール19は、円筒状であり、内周面19Aで規定される中空部を有する。第3供給スプール19の内周面19Aにはスプライン歯19Bが設けられている。スプライン歯19Bには、印刷装置本体100の第1駆動シャフト107が連結される。第3供給スプール19は、第1駆動シャフト107から入力される駆動力によって回転することで、ラミネートテープ18Aをサブローラ105に供給する。
(貼付防止ローラ)
貼付防止ローラ26は、サブローラ105に供給されるラミネートテープ18Aが印刷用カセット10の内部で他の部材に貼り付くことを防止する。
(送りローラ)
送りローラ25は、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態で、サブローラ105と協働して印刷用テープ11Aを搬送する。
送りローラ25の回転軸心L15は、上下方向と平行である。送りローラ25は、印刷用テープロール11よりも下方に配置されている。また、送りローラ25は、印刷用テープ11Aの搬送路において、ヘッド開口33Bと排出口33Cとの間に配置されている。
(駆動伝達機構)
駆動伝達機構20は、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された際に、第2駆動シャフト108から伝達される駆動力をプラテンローラ103に伝達する。駆動伝達機構20は、第1出力ギア21と、入力ギア22と、第2出力ギア23と、アイドルギア24とを有する。
インクリボンロール14、駆動伝達機構20、及び印刷用テープロール11は、上下方向において、インクリボンロール14、駆動伝達機構20、及び印刷用テープロール11の順に並んで配置されている。
(出力ギア)
第1出力ギア21は、印刷用テープ11Aの搬送に供される駆動力を外部に出力するための外歯ギアである。具体的には、第1出力ギア21は、印刷装置本体100のプラテンギア104に外部からの駆動力を伝達する。
第1出力ギア21の回転軸心L16は、第2供給スプール15の回転軸心L12と平行である。第1出力ギア21の少なくとも一部は、ヘッド開口33Bと連通する空間(つまりケース35の外部)に露出している。
(入力ギア)
入力ギア22は、第2出力ギア23及びアイドルギア24を介して第1出力ギア21と間接的に係合し、駆動力を第1出力ギア21に伝達する。入力ギア22は、円筒部221と、係合部222とを有する。
円筒部221は、送りローラ25の中空部に挿通されている。つまり、円筒部221は、送りローラ25の内周面に設けられることで、送りローラ25と一体化されている。係合部222は、円筒部221の内周面に設けられている。係合部222は、印刷装置本体100の第2駆動シャフト108と係合する。
入力ギア22の回転軸心(つまり円筒部221の回転軸心)は上下方向と平行であり、送りローラ25の回転軸心L15と一致している。印刷用テープロール11と駆動伝達機構20とは、入力ギア22の軸方向において異なる位置に配置されている。
入力ギア22が第2駆動シャフト108によって回転されることで、送りローラ25が回転して印刷用テープ11Aを搬送すると共に、第2出力ギア23及びアイドルギア24を介して駆動力が第1出力ギア21に伝達される。つまり、入力ギア22は、印刷装置本体100から入力される駆動力を、送りローラ25及び第1出力ギア21の双方に直接又は間接的に伝達するために設けられている。
(第2出力ギア)
第2出力ギア23は、入力ギア22の円筒部221の上端部に固定されている。第2出力ギア23は、アイドルギア24と係合している。第2出力ギア23の回転軸心は、送りローラ25の回転軸心L15と一致している。
(アイドルギア)
アイドルギア24は、第1出力ギア21と第2出力ギア23とに駆動連結され(つまり係合し)、入力ギア22に入力された駆動力を第1出力ギア21に伝達する。
(ケース)
ケース35は、第1蓋部31と、第1枠部32と、第2枠部33と、第2蓋部34とを有する。
第1蓋部31は、印刷用カセット10の上端部を構成している。第1枠部32は、第1蓋部31の下方に配置され、第1蓋部31と上下方向に連結されている。第2枠部33は、第1枠部32の下方に配置され、第1枠部32と上下方向に連結されている。
つまり、第2枠部33は、第1枠部32と上下方向に重ねて配置されている。第2蓋部34は、印刷用カセット10の下端部を構成している。第2蓋部34は、第2枠部33と上下方向に連結されている。
印刷用テープロール11は、第1蓋部31と第1枠部32とで囲まれた空間に配置されている。インクリボンロール14、第2供給スプール15、巻取スプール16、ラミネートテープロール18、第3供給スプール19、入力ギア22及び送りローラ25は、第2蓋部34と第2枠部33とで囲まれた空間に配置されている。第1出力ギア21及び第2出力ギア23は、第1枠部32と第2枠部33とで囲まれた空間に配置されている。
第1枠部32は、第1側壁32Aと、第1ガイド32Bとを有する。第1側壁32Aは、ケース35の上下方向と平行な外側面を構成する。第1ガイド32Bは、印刷用テープロール11から引き出された印刷用テープ11Aが巻き掛けられる部位である。
第1ガイド32Bは、印刷用テープロール11の周方向に沿って離れて配置された複数の板状のリブを有する。印刷用テープロール11から引き出された印刷用テープ11Aは、螺旋を描くように第1ガイド32Bに印刷用テープロール11の径方向外側から当接しながら下後方に向かって(つまりヘッド開口33Bに向かって)搬送される。
第2枠部33は、第2側壁33Aと、ヘッド開口33Bと、排出口33Cとを有する。第2側壁33Aは、ケース35の上下方向と平行な外側面を構成する。
ヘッド開口33Bは、第2側壁33Aの一部を切り欠いた部位で構成されている。ヘッド開口33Bは、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態で、内部に印刷ヘッド102が配置される空間である。
ヘッド開口33Bにおいて、印刷ヘッド102による印刷用テープ11Aの印刷が行われる。ヘッド開口33Bは、印刷ヘッド102が下方から挿入可能なように、印刷用カセット10の下方に開口している。
ヘッド開口33Bにおいて、印刷用テープ11A及びインクリボン14Aが左右方向に架け渡される。印刷用テープ11Aは、ヘッド開口33Bにおいてケース35の外部に露出すると共に、インクリボン14Aと重ね合わされる。
印刷用テープ11Aは、印刷ヘッド102とプラテンローラ103とに挟まれた状態で印刷ヘッド102によって印刷される。印刷後の印刷用テープ11Aは、サブローラ105及び送りローラ25によって、印刷面にラミネートテープ18Aが貼り合わされると共に排出口33Cに向かって搬送される。印刷用テープ11Aは、排出口33Cから右方向に印刷装置1の外部に排出される。
<印刷装置本体によるテープ搬送及び印刷>
図5に示すように、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態で、印刷ヘッド102は、ヘッド開口33Bにおいて、印刷用テープ11A及びインクリボン14Aと前後方向に重なる位置に配置される。
印刷用テープ11Aは、プラテンローラ103によってヘッド開口33Bに搬送されると共に、プラテンローラ103によってインクリボン14Aを介して発熱素子が発熱した印刷ヘッド102に押し付けられる。これにより、インクリボン14Aの表面に配置されたインクの一部が印刷用テープ11Aに転写され、印刷用テープ11Aに文字、記号等が印刷される。
印刷後、サブローラ105及び送りローラ25によって印刷用テープ11Aの印刷面にラミネートテープ18Aが貼り合わされる。印刷用テープ11Aは、プラテンローラ103、サブローラ105及び送りローラ25によって、印刷用カセット10内から外部に向けて搬送される。つまり、印刷用テープ11Aは、排出方向において、プラテンローラ103及びサブローラ105の順に接触する。
プラテンローラ103は、第1出力ギア21と係合されたプラテンギア104によって回転する。サブローラ105は、送りローラ25と共に印刷用テープ11Aをニップすることで送りローラ25に対し供回りする。
印刷用カセット10のケース35がカセット収納部101に挿入された状態では、第1駆動シャフト107が第3供給スプール19に、第2駆動シャフト108が入力ギア22にそれぞれ係合すると共に、プラテンギア104が第1出力ギア21に係合する。
具体的には、第1駆動シャフト107及び第2駆動シャフト108がそれぞれ印刷用カセット10に挿入された状態で、プラテンローラ103、プラテンギア104及びサブローラ105が印刷用カセット10のヘッド開口33Bに向けて揺動することで、プラテンギア104が第1出力ギア21に係合する。
印刷用カセット10が装着された状態で第2駆動シャフト108により入力ギア22が回転されることで、送りローラ25及び第1出力ギア21が回転される。さらに、第1出力ギア21の回転によりプラテンギア104が回転し、プラテンギア104の回転によりプラテンローラ103が回転する。
本実施形態では、入力ギア22がロックされると、送りローラ25及びプラテンローラ103の双方が回転しない。また、入力ギア22の初期不良、摩耗等によって駆動入力の不具合が発生した場合にも、送りローラ25及びプラテンローラ103の双方が回転しない。そのため、送りローラ25が回転しない場合にプラテンローラ103が回転する状態の発生が抑制される。
[1-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)入力ギア22への駆動入力により、送りローラ25とプラテンローラ103とを同期して駆動させることができる。また、送りローラ25への駆動力の伝達経路とプラテンローラ103への駆動力の伝達経路とがリンクされるため、送りローラ25とプラテンローラ103とのうち一方のみが駆動される状態の発生が抑制される。そのため、駆動力の適切な伝達によって、印刷用テープ11Aのジャム等の不具合が抑制できる。
(1b)入力ギア22が円筒部221と係合部222とを有することで、入力ギア22を送りローラ25と一体化することができる。その結果、ローラ及びギアの配置スペースを低減できる。
(1c)印刷用テープロール11と駆動伝達機構20とが上下方向において異なる位置に配置されることで、印刷用カセット10の左右方向及び前後方向のサイズを小さくすることができる。
[2.第2実施形態]
[2-1.構成]
図6に示す印刷装置1Aは、印刷装置本体100Aと、印刷用カセット10Aとを備える。
第2実施形態の印刷装置本体100Aは、サブローラギア106が追加された点を除いて、第1実施形態の印刷装置本体100と同じ構成を有する。
サブローラギア106は、サブローラ105に連結されている。サブローラギア106の回転軸心は、サブローラ105の回転軸心と同一線上に配置されている。
図7に示すように、第2実施形態の印刷用カセット10Aは、第2出力ギア23がケース35の外部に露出している点を除いて、第1実施形態の印刷用カセット10と同じ構成を有する。
図8に示すように、第2出力ギア23は、アイドルギア24に加えて、サブローラギア106とも係合することで、入力ギア22に入力された駆動力をサブローラ105に伝達する。つまり、印刷用カセット10Aにおける第2出力ギア23は、印刷用テープ11Aの搬送に供される駆動力を外部に出力するための外歯ギアとして機能する。
入力ギア22は、印刷装置本体100Aから入力された駆動力を、アイドルギア24を介して第1出力ギア21に間接的に伝達すると共に、第2出力ギア23に直接伝達する。入力ギア22から第1出力ギア21への伝達経路は、入力ギア22から第2出力ギア23への伝達経路を含んでいる。つまり、第2出力ギア23は、駆動伝達機構20の伝達経路において、入力ギア22と第1出力ギア21との間に配置されている。
第2出力ギア23がロックされると、プラテンローラ103及びサブローラ105の双方が回転しない。また、第2出力ギア23の初期不良、摩耗等によって第2出力ギア23への駆動伝達に不具合が発生した場合にも、プラテンローラ103及びサブローラ105の双方が回転しない。そのため、サブローラ105が回転しない場合にプラテンローラ103が回転する状態の発生が抑制される。
[2-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(2a)入力ギア22に駆動力を入力することで、プラテンローラ103とサブローラ105とを同期して駆動させることができる。そのため、駆動力を適切に伝達できる。
(2b)第2出力ギア23が駆動伝達機構20の伝達経路において入力ギア22と第1出力ギア21との間に配置されることで、プラテンローラ103とサブローラ105とのうち一方のみが駆動される状態の発生が抑制される。そのため、印刷用テープ11Aのジャム等の不具合が抑制できる。
[3.第3実施形態]
[3-1.構成]
第3実施形態の印刷装置は、第2実施形態の印刷装置において、印刷用カセットのギア列の配置を変更したものである。そのため、第2実施形態と共通の構成については、説明を省略する。
図9に示すように、第3実施形態の印刷用カセット10Bは、第2実施形態の印刷用カセット10Aの駆動伝達機構20を駆動伝達機構20Bに置き換えたものである。
第3実施形態の印刷装置本体100Bは、第2駆動シャフト108を有しない点を除いて、第2実施形態の印刷装置本体100Aと同じ構成を有する。また、印刷装置本体100Bの第1駆動シャフト107は、巻取スプール16と一体化された入力ギア22Bに駆動連結される。
駆動伝達機構20Bは、第1出力ギア21、第2出力ギア23、アイドルギア24、入力ギア22B及び駆動連結部24Bを有する。第1出力ギア21、第2出力ギア23及びアイドルギア24は、第2実施形態の駆動伝達機構20と同様のものである。
(入力ギア)
入力ギア22Bは、第2実施形態の入力ギア22を、送りローラ25に替えて巻取スプール16と一体化したものである。入力ギア22Bは、駆動連結部24Bを介して第2出力ギア23と間接的に係合すると共に、さらにアイドルギア24を介して第1出力ギア21とも間接的に係合している。
入力ギア22Bは、駆動力を第1出力ギア21及び第2出力ギア23それぞれに伝達する。入力ギア22Bは、円筒部221Bと、係合部222Bと、外歯ギア223Bとを有する。
円筒部221Bは、巻取スプール16の内周面に設けられることで、巻取スプール16と一体化されている。つまり、円筒部221Bは、巻取スプール16に巻き取られたインクリボン14Aの巻取ロール(補助テープロールの一例)の中空部に挿通されている。入力ギア22Bの回転軸心(つまり円筒部221B及び外歯ギア223Bの回転軸心)は上下方向と平行であり、巻取スプール16の回転軸心と一致している。
インクリボン14Aの巻取ロール(つまり巻取スプール16)は、第1出力ギア21及び第2出力ギア23に対し、入力ギア22Bの軸方向において異なる位置(具体的には下方)に配置されている。また、第1出力ギア21及び第2出力ギア23は、入力ギア22Bの軸方向において、巻取ロールと印刷用テープロール11との間に配置されている。
係合部222Bは、円筒部221Bの内周面に設けられている。係合部222Bは、印刷装置本体100Bの第1駆動シャフト107と係合する。外歯ギア223Bは、円筒部221Bに連結されている。外歯ギア223Bは、駆動連結部24Bと係合している。
円筒部221Bが第1駆動シャフト107によって回転されることで、外歯ギア223Bを介して駆動力が第2出力ギア23及び第1出力ギア21に伝達される。つまり、入力ギア22Bは、印刷装置本体100Bから入力された駆動力を、第1出力ギア21及び第2出力ギア23の双方に直接又は間接的に伝達する。
(駆動連結部)
駆動連結部24Bは、少なくとも1つのアイドルギアで構成される。駆動連結部24Bは、入力ギア22Bの外歯ギア223Bと、第2出力ギア23とに駆動連結され、入力ギア22Bに入力された駆動力を第2出力ギア23に伝達する。
本実施形態の入力ギア22Bから第1出力ギア21への伝達経路は、入力ギア22Bから第2出力ギア23への伝達経路を含んでいる。つまり、第2出力ギア23は、駆動伝達機構20Bの伝達経路において、入力ギア22Bと第1出力ギア21との間に配置されている。
[3-2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(3a)入力ギア22Bが円筒部221Bと係合部222Bとを有することで、入力ギア22Bを巻取スプール16と一体化することができる。その結果、ローラ及びギアの配置スペースを低減できる。
(3b)巻取スプール16が、第1出力ギア21及び第2出力ギア23に対し上下方向において異なる位置に配置されることで、印刷用カセット10Bの左右方向及び前後方向のサイズを小さくすることができる。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(4a)上記実施形態の印刷装置は、インクリボンを用いて印刷するものに限定されない。例えば、印刷装置は、帯状の感熱紙に印刷を行ってもよい。つまり、印刷用カセットは、必ずしもインクリボンを備えなくてもよい。さらに、印刷用カセットは、必ずしもラミネートテープを備えなくてもよい。
また、印刷装置は、サーマルヘッドによって印刷パターンの穿孔が行われるステンシルテープを印刷用テープとして用いてもよい。印刷用テープとしてステンシルテープが用いられる場合は、ラミネートテープに変えて、ステンシルテープを保護する合紙テープが用いられる。
(4b)上記実施形態の印刷装置において、入力ギアは、必ずしも送りローラ又は巻取ロールの中空部に挿入された円筒部を有しなくてもよい。例えば、入力ギアは、ローラやスプールとは独立して配置された内歯ギア又は外歯ギアであってもよい。
(4c)第3実施形態の印刷装置において、駆動伝達機構における入力ギアから第1出力ギアへの伝達経路と、入力ギアから第2出力ギアへの伝達経路とが並列に設けられてもよい。
例えば、図10に示すように、印刷用カセット10Bは、互いに独立した駆動連結部24Bと第2の駆動連結部24Cとを有する駆動伝達機構20Cを有してもよい。第2の駆動連結部24Cは、入力ギア22Bと第1出力ギア21とを駆動連結する。
(4d)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1,1A…印刷装置、10,10A,10B…印刷用カセット、
11…印刷用テープロール、11A…印刷用テープ、14…インクリボンロール、
14A…インクリボン、16…巻取スプール、18…ラミネートテープロール、
18A…ラミネートテープ、20,20B…駆動伝達機構、21…第1出力ギア、
22,22B…入力ギア、23…第2出力ギア、24…アイドルギア、
25…送りローラ、33B…ヘッド開口、33C…排出口、35…ケース、
100,100A,100B…印刷装置本体、101…カセット収納部、
102…印刷ヘッド、103…プラテンローラ、104…プラテンギア、
105…サブローラ、106…サブローラギア、107…第1駆動シャフト、
108…第2駆動シャフト、221,221B…円筒部、222,222B…係合部。

Claims (9)

  1. 印刷用テープに印刷する印刷ヘッドと、前記印刷用テープの搬送路において前記印刷ヘッドと対向して配置された第1ローラと、前記搬送路に配置された第2ローラと、を備える印刷装置本体に装着される印刷用カセットであって、
    前記印刷用テープと、
    前記第2ローラと協働して前記印刷用テープを搬送する送りローラと、
    駆動伝達機構と、
    を備え、
    前記駆動伝達機構は、
    前記印刷装置本体の前記第1ローラに伝達する駆動力を出力するための出力ギアと、
    前記印刷装置本体から入力される駆動力を、前記送りローラ及び前記出力ギアの双方に直接又は間接的に伝達するための入力ギアと、
    を有する、印刷用カセット。
  2. 前記印刷装置本体は、駆動シャフトを備え、
    前記入力ギアは、
    前記送りローラの中空部に挿通された円筒部と、
    前記円筒部の内周面に設けられると共に、前記駆動シャフトと係合する係合部と、
    を有する、請求項1に記載の印刷用カセット。
  3. 印刷用テープに印刷する印刷ヘッドと、前記印刷用テープの搬送路において前記印刷ヘッドと対向して配置された第1ローラと、前記搬送路に配置された第2ローラと、を備える印刷装置本体に装着される印刷用カセットであって、
    前記印刷用テープと、
    駆動伝達機構と、
    を備え、
    前記駆動伝達機構は、
    前記印刷装置本体の前記第1ローラに伝達する駆動力を出力するための第1出力ギアと、
    前記印刷装置本体の前記第2ローラに伝達する駆動力を出力するための第2出力ギアと、
    前記印刷装置本体から入力される駆動力を、前記第1出力ギア及び前記第2出力ギアの双方に直接又は間接的に伝達するための入力ギアと、
    を有する、印刷用カセット。
  4. 前記第2出力ギアは、前記駆動伝達機構の伝達経路において、前記入力ギアと前記第1出力ギアとの間に配置される、請求項3に記載の印刷用カセット。
  5. 前記印刷用テープは、排出方向において、前記第1ローラ及び前記第2ローラの順に接触する、請求項4に記載の印刷用カセット。
  6. 前記印刷用テープの印刷に供される補助テープで構成される補助テープロールをさらに備え、
    前記印刷装置本体は、駆動シャフトを備え、
    前記入力ギアは、
    前記補助テープロールの中空部に挿通された円筒部と、
    前記円筒部の内周面に設けられると共に、前記駆動シャフトと係合する係合部と、
    を有する、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
  7. 前記補助テープロールは、前記第1出力ギア及び前記第2出力ギアに対し、前記入力ギアの軸方向において異なる位置に配置される、請求項6に記載の印刷用カセット。
  8. 前記印刷用テープで構成される印刷用テープロールをさらに備え、
    前記第1出力ギア及び前記第2出力ギアは、前記入力ギアの軸方向において、前記補助テープロールと前記印刷用テープロールとの間に配置される、請求項6又は請求項7に記載の印刷用カセット。
  9. 前記印刷用テープで構成される印刷用テープロールをさらに備え、
    前記印刷用テープロールは、前記駆動伝達機構に対し、前記入力ギアの軸方向において異なる位置に配置される、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
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