WO2021065478A1 - 印刷装置及び印刷用カセット - Google Patents

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Abstract

印刷ヘッドとギアとの干渉を避けつつ、カセットの大型化を抑制できる印刷装置を提供する。本開示は、印刷装置本体と、印刷装置本体に着脱可能な印刷用カセットとを備える印刷装置である。印刷用カセットは、印刷用テープと、出力ギアと、ケースとを備える。ケースは、印刷ヘッドが配置されるヘッド開口の一部を規定すると共に、印刷用テープが搬送される搬送部と、搬送部に配置され、印刷用テープの幅方向の移動を規制する規制部と、を有する。搬送部は、印刷用テープがヘッド開口に排出される開口用出口を有する。搬送部の開口用出口における印刷用テープの排出方向をX軸正方向、X軸及び出力ギアの回転軸心の双方に垂直な方向に沿って出力ギアの回転軸心から開口用出口に向かう方向をY軸正方向とする右手系直交座標系で、出力ギアは、規制部よりもZ軸正方向に位置する。

Description

印刷装置及び印刷用カセット
 本開示は、印刷装置及び印刷用カセットに関する。
 テープに印刷を行う印刷装置では、テープを収容したカセットを印刷装置本体に着脱することで、テープの交換及び供給が行われる。このカセットには、印刷時にテープの幅方向の位置ずれを抑えるための規制部が設けられる。規制部は、印刷位置よりもテープの排出方向の上流側、かつ印刷ヘッドが配置されるヘッド開口の近傍に配置される。
 このように印刷装置本体に着脱されるカセットにおいて、印刷装置本体との間で駆動力を伝達するギアが設けられることがある(特許文献1参照)。このギアはヘッド開口に突出するように配置される。
米国特許第4832514号明細書
 上記公報に開示されるカセットでは、規制部よりも印刷装置本体への装着方向における下流側にギアが位置する。つまり、ギアが規制部よりも印刷装置本体に先に挿入される位置に配置されている。
 そのため、上記公報では、カセットを印刷装置本体に装着する際に、ギアと、規制部の近傍に配置される印刷ヘッドとがヘッド開口において干渉する可能性がある。このような干渉を避けるためには、ギアと規制部との間の距離を大きくし、ヘッド開口を拡大する必要がある。しかし、このようにヘッド開口を拡大すると、カセットが大型化する。
 本開示の一局面は、印刷ヘッドとギアとの干渉を避けつつ、カセットの大型化を抑制できる印刷装置及び印刷用カセットを提供することを目的とする。
 本開示の一態様は、印刷装置本体と、印刷装置本体に着脱可能な印刷用カセットと、を備える印刷装置である。印刷用カセットは、印刷用テープと、回転軸心周りに回転可能であり、駆動力を外部に出力するための出力ギアと、印刷用テープの少なくとも一部及び出力ギアの少なくとも一部が収容されたケースと、を備える。
 印刷装置本体は、印刷用テープに印刷するための印刷ヘッドと、印刷ヘッドに対向し、印刷用テープを搬送するためのプラテンローラと、プラテンローラに連結されると共に、印刷用カセットが印刷装置本体に装着された状態で出力ギアに係合するプラテンギアと、を備える。
 ケースは、印刷ヘッドが配置されるヘッド開口の一部を規定すると共に、印刷用テープが搬送される搬送部と、搬送部に配置され、印刷用テープの幅方向の移動を規制する規制部とを有する。搬送部は、印刷用テープがヘッド開口に排出される開口用出口を有する。
 搬送部の開口用出口における印刷用テープの排出方向をX軸正方向、X軸及び出力ギアの回転軸心の双方に垂直な方向に沿って出力ギアの回転軸心から開口用出口に向かう方向をY軸正方向とする右手系直交座標系で、出力ギアは、規制部よりもZ軸正方向に位置する。
 本開示の別の態様は、印刷用テープと、回転軸心周りに回転可能であり、印刷用テープの搬送に供される駆動力が伝達されるギアと、印刷用テープの少なくとも一部及びギアの少なくとも一部が収容されたケースと、を備える印刷用カセットである。
 ケースは、印刷用テープの印刷が行われるヘッド開口の一部を規定すると共に、印刷用テープが搬送される搬送部と、搬送部に配置され、印刷用テープの幅方向の移動を規制する規制部と、を有する。搬送部は、印刷用テープがヘッド開口に排出される開口用出口を有する。
 搬送部の開口用出口における印刷用テープの排出方向をX軸正方向、X軸及びギアの回転軸心の双方に垂直な方向に沿ってギアの回転軸心から開口用出口に向かう方向をY軸正方向とする右手系直交座標系で、ギアは、規制部よりもZ軸正方向に位置する。
 これらのような構成によれば、規制部よりもZ軸正方向(つまり、印刷用カセットの印刷装置本体への装着方向における上流側)にギアが位置するため、ヘッド開口における印刷用カセット装着時のギアと印刷ヘッドとの干渉を避けることができる。その結果、ヘッド開口の拡大に伴うカセットの大型化を抑制できる。
図1A、図1B及び図1Cは、実施形態における印刷装置において印刷用カセットを印刷装置本体から取り外した状態を示す模式的な斜視図である。 図2A、図2B及び図2Cは、図1Aの印刷装置における印刷用カセットの模式的な斜視図である。 図3は、図2Aの印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。 図4は、図2CのIV-IV線での模式的な断面図である。 図5は、図2Cの印刷用カセットの第1蓋部を取り外した状態を示す模式的な斜視図である。 図6Aは、図2Aの印刷用カセットの模式的な側面図であり、図6Bは、図2Aの印刷用カセットから第2蓋部を取り外した状態を示す模式的な斜視図である。 図7Aは、図2CのVIIA-VIIA線での模式的な断面図であり、図7Bは、図2CのVIIB-VIIB線での模式的な断面図であり、図7Cは、図2CのVIIC-VIIC線での模式的な断面図であり、図7Dは、図2CのVIID-VIID線での模式的な断面図である。 図8は、図2Aの印刷用カセットにおける印刷用テープ及びインクリボンの経路を説明する模式図である。 図9は、図1Aの印刷装置における印刷装置本体の模式的な平面図である。 図10は、図1Aの印刷装置における出力ギアとプラテンギアとの係合状態を示す模式図である。 図11A及び図11Bは、図1Aとは異なる実施形態における印刷装置において印刷用カセットを印刷装置本体から取り外した状態を示す模式的な斜視図である。 図12は、図11Aの印刷装置における印刷用カセットの模式的な分解斜視図である。 図13は、図11Aの印刷装置における図11Aの印刷装置本体の模式的な平面図である。 図14は、図11Aの印刷装置における出力ギアとプラテンギアとの係合状態を示す模式図である。
 [1.第1実施形態]
 [1-1.構成]
 図1A,1B,1Cに示す印刷装置1は、印刷用カセット10と、印刷装置本体100とを備える。印刷装置1は、テープ状の印刷媒体に印刷を行う装置である。
 本実施形態では、印刷用カセット10の出力ギア18の軸方向を上下方向とし、上下方向と垂直な方向のうち出力ギア18と入力スプール16とが並ぶ方向を前後方向とし、上下方向と前後方向との双方に垂直な方向を左右方向とする。
 <印刷装置本体>
 印刷装置本体100は、図1Bに示すように、カセット挿入部101と、印刷ヘッド102と、プラテンローラ103と、プラテンギア104と、駆動シャフト105と、筐体110とを備える。
 (カセット挿入部)
 カセット挿入部101は、印刷用カセット10が装着される凹部である。カセット挿入部101は、印刷用カセット10の位置決め機能を有する。カセット挿入部101は、筐体110に設けられている。
 (印刷ヘッド)
 印刷ヘッド102は、カセット挿入部101の内部に配置されている。印刷ヘッド102は、個別に発熱が制御される複数の発熱素子を有する。
 (プラテンローラ)
 プラテンローラ103の回転軸心L1は、上下方向と平行である。プラテンローラ103は、カセット挿入部101の内部において、印刷ヘッド102と対向するように印刷ヘッド102の近傍に配置されている。プラテンローラ103は、印刷ヘッド102に対し、近づく方向又は離れる方向に揺動可能である。
 (プラテンギア)
 プラテンギア104は、プラテンローラ103に連結されている。本実施形態では、プラテンギア104の回転軸心L2は、プラテンローラ103の回転軸心L1と同一線上に配置されている。
 (駆動シャフト)
 駆動シャフト105は、入力スプール16に挿入される。駆動シャフト105は、入力スプール16を回転させる。
 駆動シャフト105は、カセット挿入部101の内部に配置されている。駆動シャフト105の回転軸心L3は、上下方向と平行である。駆動シャフト105は、図示しない駆動源(例えばモータ)によって回転軸心L3を中心に回転する。
 <印刷用カセット>
 印刷用カセット10は、印刷媒体を格納している。印刷用カセット10は、印刷装置本体100に着脱可能である。印刷用カセット10の交換により、印刷媒体の補給、及び印刷媒体の種類(例えば、色、材質等)の変更ができる。
 印刷用カセット10は、図2A,2B,2Cに示すように、印刷用テープ11A、インクリボン14A等を格納するケース35を備える。印刷用カセット10の外形(つまり、ケース35の形状)は、上下方向に平行な辺と、前後方向に平行な辺と、左右方向に平行な辺とを有する直方体状である。ケース35は、第1蓋部31と、第1枠部32と、第2枠部33と、第2蓋部34とを有する。
 印刷用カセット10は、図3に示すように、第1ロール11と、第1供給スプール12と、スペーサフィルム13A,13Bと、第2ロール14と、第2供給スプール15と、入力スプール16と、クラッチバネホルダ17と、出力ギア18と、入力ギア19と、アイドルギア20とを備える。
 (第1ロール)
 第1ロール11は、印刷が行われる印刷用テープ11Aを第1供給スプール12に巻回したものである。印刷用テープ11Aの表面には、印刷装置本体100の印刷ヘッド102及びインクリボン14Aによって印刷が行われる。
 第1ロール11の上下方向の外側には、第1ロール11を挟むように2つのスペーサフィルム13A,13Bが配置されている。スペーサフィルム13A,13Bは、第1ロール11と第1蓋部31との間と、第1ロール11と第1枠部32との間とに配置されている。
 (第1供給スプール)
 第1供給スプール12は、回転軸心L4周りに回転可能である。第1供給スプール12は、印刷装置本体100のプラテンローラ103による印刷用テープ11Aの搬送に伴って回転することで、印刷用テープ11Aを印刷ヘッド102に供給する。
 (第2ロール)
 第2ロール14は、印刷用テープ11Aの印刷に用いられるインクリボン14Aを第2供給スプール15に巻回したものである。
 インクリボン14Aは、ヘッド開口33Bにおいて、印刷用テープ11Aと重ね合わされ、印刷ヘッド102による印刷に供される。印刷に使用されたインクリボン14Aは、入力スプール16に巻き取られる。
 第2ロール14には、クラッチバネホルダ17に保持されたクラッチバネによって回転抵抗が付される。第2ロール14の少なくとも一部は、上下方向において、第1ロール11と重なる位置に配置されている。
 (第2供給スプール)
 第2供給スプール15は、回転軸心L5周りに回転可能である。第2供給スプール15の回転軸心L5は、第1供給スプール12の回転軸心L4と平行、つまり上下方向と平行である。
 第2供給スプール15は、インクリボン14Aの入力スプール16による巻き取りに伴って回転することで、インクリボン14Aを印刷ヘッド102に供給する。
 (入力スプール)
 入力スプール16は、回転軸心L6周りに回転可能である。入力スプール16の回転軸心L6は、第2供給スプール15の回転軸心L5と平行である。
 入力スプール16は、円筒状であり、中空部を規定する内周面16Aを有する。入力スプール16の内周面16Aにはスプライン歯16Bが設けられている。スプライン歯16Bには、印刷装置本体100の駆動シャフト105が連結される。入力スプール16は、駆動シャフト105によって回転される。
 (出力ギア)
 出力ギア18は、回転軸心L7周りに回転可能であり、印刷用テープ11Aを搬送するための駆動力を外部に出力するためのシングルギアである。
 具体的には、出力ギア18は、印刷装置本体100のプラテンギア104に駆動力を出力する。出力ギア18の回転軸心L7は、第2供給スプール15の回転軸心L5と平行である。また、出力ギア18は、上下方向においてカバー部32Bと重なっている。
 出力ギア18は、ヘッド開口33Bに一部が露出している。つまり、出力ギア18の一部は、ケース35の外に位置している。出力ギア18は、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態で、ヘッド開口33Bにおいてプラテンギア104に係合する。
 図4に示すように、第2供給スプール15、出力ギア18、及び第1ロール11は、上下方向において、第2供給スプール15、出力ギア18、及び第1ロール11の順に並んで配置されている。つまり、出力ギア18は、上下方向において、第2供給スプール15と第1ロール11との間に位置する。
 (入力ギア)
 図3に示すように、入力ギア19は、アイドルギア20を介して出力ギア18と間接的に係合し、駆動力を出力ギア18に伝達する。
 入力ギア19は、ギア19Aと、ギア19Aの回転軸心と垂直な面に固定されると共に、内周面にスプライン歯を有する円筒状のスプール19Bとを有する。ギア19Aは、スプール19Bに入力された駆動力によってスプール19Bと一体回転する。
 入力ギア19の回転軸心L8(つまり、ギア19Aの回転軸心及びスプール19Bの回転軸心)は、入力スプール16の回転軸心L6と同一線上に配置されている。図4に示すように、入力スプール16、入力ギア19、及び第1ロール11は、上下方向において、入力スプール16、入力ギア19、及び第1ロール11の順に並んで配置されている。
 入力ギア19の一部(つまりギア19A)は、上下方向において、入力スプール16と第1ロール11との間に位置する。また、入力ギア19の少なくとも一部は、上下方向において、第1ロール11と重なる位置に配置されている。
 入力ギア19の回転軸心L8は、上下方向において、入力スプール16の中空部と重なる。そのため、駆動シャフト105が入力スプール16と入力ギア19とに同時に挿通される。その結果、入力ギア19は、入力スプール16と直接連結はされていないが、入力スプール16と共通の駆動源(つまり駆動シャフト105)によって回転される。
 (アイドルギア)
 アイドルギア20は、入力ギア19と出力ギア18とに係合する。アイドルギア20は、入力ギア19に入力された駆動力を出力ギア18に伝達する。
 アイドルギア20は、出力ギア18に係合した第1ギア20Aと、入力ギア19に係合した第2ギア20Bとが同軸上に並んで配置された段ギアである。第2ギア20Bは、第1ギア20Aよりも径が大きい。
 また、第1ギア20Aは、上下方向において、第2ギア20Bよりも第1ロール11に近い位置(つまり上方)に配置されている。アイドルギア20は、入力ギア19に入力された駆動力の回転速度を減速させる減速機構を構成している。
 (ケース)
 図3に示すように、第1蓋部31は、印刷用カセット10の上端部を構成している。第1枠部32は、第1蓋部31の下側に配置され、第1蓋部31と上下方向に連結されている。第2枠部33は、第1枠部32の下側に配置され、第1枠部32と上下方向に連結されている。第2蓋部34は、印刷用カセット10の下端部を構成している。第2蓋部34は、第2枠部33と上下方向に連結されている。
 第1蓋部31と第1枠部32とは、第1ロール11を収容する第1ケース部41を構成している。つまり、第1ロール11は、第1蓋部31と第1枠部32とで囲まれた空間に配置されている。
 第2蓋部34と第2枠部33とは、第2ロール14、第2供給スプール15、及び入力スプール16を収容する第2ケース部42を構成している。つまり、第2ロール14、第2供給スプール15、及び入力スプール16は、第2蓋部34と第2枠部33とで囲まれた空間に配置されている。
 第1枠部32と第2枠部33とは、出力ギア18の一部、入力ギア19、及びアイドルギア20が収容された第3ケース部43を構成している。つまり、出力ギア18の一部、入力ギア19、及びアイドルギア20は、第1枠部32と第2枠部33とで囲まれた空間に配置されている。第3ケース部43は、上下方向において、第1ケース部41と第2ケース部42との間に配置されている。
 第1枠部32は、第1側壁32Aと、カバー部32Bと、第1ガイド32Cと、第1ギア支持部32Dと、第2ギア支持部32Eと、第3ギア支持部32Fとを有する。第1側壁32Aは、印刷用カセット10の上下方向と平行な側面を構成する。
 カバー部32Bは、上下方向と垂直な表面を有する部位である。カバー部32Bは、上下方向において出力ギア18と重なる位置に配置されている。本実施形態では、カバー部32Bは、第1枠部32の右前方の角部に配置されている。出力ギア18、カバー部32B、及び第1ロール11は、上下方向において、出力ギア18、カバー部32B、及び第1ロール11の順に並んで配置されている。
 第1ガイド32Cは、図5に示すように、第1ロール11から引き出された印刷用テープ11Aが巻き掛けられる部位である。第1ガイド32Cは、第1ロール11の周方向に沿って離れて配置された複数の板状のリブを有する。複数のリブは、第1ロール11の径方向に突出しており、下方に向かうほど突出量(つまり板幅)が大きくなっている。
 図3に示される第1ギア支持部32Dは、出力ギア18を回転可能に支持する。第2ギア支持部32Eは、入力ギア19を回転可能に支持する。第3ギア支持部32Fは、アイドルギア20を回転可能に支持する。
 第2枠部33は、第2側壁33Aと、ヘッド開口33Bと、排出口33Cと、第2ガイド33Dと、通過部33Eと、第1突出部33Fと、第2突出部33Gと、第3突出部33Hとを有する。第2側壁33Aは、印刷用カセット10の上下方向と平行な側面を構成する。
 ヘッド開口33Bは、第2側壁33Aの一部を切り欠いた部位である。ヘッド開口33Bは、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態で、印刷ヘッド102が下方から挿入されることで、内部に印刷ヘッド102が配置される空間である。ヘッド開口33Bは、印刷用カセット10の下方に開口している。
 排出口33Cは、印刷後の印刷用テープ11Aを印刷用カセット10外に排出する。排出口33Cは、前後方向と交差する底面33Kを有する。第1ロール11、出力ギア18、及び排出口33Cは、上下方向において、第1ロール11、出力ギア18、及び排出口33Cの順に配置されている。
 第2ガイド33Dは、第1ガイド32Cを通過した印刷用テープ11Aが巻き掛けられる部位である。第2ガイド33Dは、第1ガイド32Cと同様に、第2ロール14の周方向に沿って離れて配置された複数の板状のリブを有する。複数のリブは、第2ロール14の径方向に突出しており、下方に向かうほど突出量(つまり板幅)が小さくなる。
 図6A,6Bに示すように、通過部33Eは、内部を印刷用テープ11A及びインクリボン14Aがヘッド開口33Bに向けて通過する部位である。通過部33Eは、排出口33Cと共に、ヘッド開口33Bの一部を規定すると共に、印刷用テープ11Aが搬送される搬送部35A(図2B参照)を構成している。
 通過部33Eは、印刷用テープ11Aがヘッド開口33Bに排出される開口用出口33Iと、通過部33Eでの印刷用テープ11Aの厚み方向(つまり前後方向)において印刷用テープ11Aと対向する対向壁33Jとを有する。
 対向壁33Jは、左右方向に延伸している。開口用出口33Iは、通過部33Eの右端に設けられ、ヘッド開口33Bに連通している。印刷用テープ11Aは、印刷時に対向壁33Jに沿って通過部33Eの内部を左から右に向かって搬送される。
 第1突出部33F及び第2突出部33Gは、上下方向に互いに対向するように通過部33Eに配置されている。第1突出部33F及び第2突出部33Gは、それぞれ、対向壁33Jから前方に突出すると共に、印刷用テープ11Aを幅方向に挟むように配置されている。
 第1突出部33F、第2突出部33G及び対向壁33Jは、印刷用テープ11Aの幅方向の移動を規制する第1規制部35B(図7D参照)を構成している。
 第3突出部33Hは、排出口33Cの一部を画定している。第3突出部33Hは、排出口33Cを画定する底面33Kから上方に突出する第1基部33Lと、第1基部33Lから下方に延伸する第1腕部33Mとを有する。第1腕部33Mは、底面33Kから前方に離れて配置されている。
 図3に示す第2蓋部34は、第4突出部34Aを有する。第4突出部34Aは、第3突出部33Hと上下方向に対向する位置に配置されている。第4突出部34Aは、第3突出部33Hと共に、搬送部35Aに配置されている。
 図6Aに示すように、第4突出部34Aは、前後方向に延伸する第2基部34Bと、第2基部34Bから上方に延伸する第2腕部34Cとを有する。第2腕部34Cは、第2枠部33の底面33Kから前方に離れて配置されている。第2腕部34Cは、上下方向において第3突出部33Hの第1腕部33Mと重なっている。また、第2腕部34Cと第1腕部33Mとの間には隙間が設けられている。
 第3突出部33H及び第4突出部34Aは、印刷用テープ11Aの幅方向の移動を規制する第2規制部35C(図7D参照)を構成している。つまり、印刷用テープ11Aは、第1基部33Lと第2基部34Bとによって幅方向の移動が規制される。また、印刷用テープ11Aは、底面33Kと第1腕部33Mとの間、及び底面33Kと第2腕部34Cとの間に設けられた隙間を通過して排出される。
 通過部33Eの開口用出口33Iにおける印刷用テープ11Aの排出方向(つまり右方向)をX軸正方向、X軸(つまり左右方向)及び上下方向の双方に垂直な方向(つまり前後方向)に沿って出力ギア18の回転軸心L7から開口用出口33Iに向かう方向(つまり前方向)をY軸正方向とする右手系直交座標系で、出力ギア18及び入力ギア19は、それぞれ、第1規制部35B及び第2規制部35CよりもZ軸正方向(つまり上方)に位置している。
 また、出力ギア18及び入力ギア19は、上下方向と直交する方向(つまり前後方向及び左右方向)において、第1規制部35B及び第2規制部35Cと異なる位置に配置されている。つまり、出力ギア18及び入力ギア19は、上下方向において第1規制部35B及び第2規制部35Cとは重なっていない。
 図7A,7B,7C,7Dに示すように、第1ガイド32C及び第2ガイド33Dは、第1ロール11を構成する印刷用テープ11Aを第1ケース部41から第2ケース部42に送る通路を構成している。
 具体的には、図7Aに示すように、第1ロール11から引き出された印刷用テープ11Aは、螺旋を描くように第1ガイド32Cに第1ロール11の径方向外側から当接しながら第1ケース部41内で下後方に向かって搬送される。印刷用テープ11Aは、さらに図7Bに示すように、第3ケース部43を上下方向に跨ぎつつ、左下方に向かって搬送される。
 第2ケース部42に到達した印刷用テープ11Aは、図7Cに示すように、第2ガイド33Dに径方向外側から当接しながら下前方に向かって搬送される。印刷用カセット10の下端部に到達した印刷用テープ11Aは、図7Dに示すように、ヘッド開口33Bを通過して排出口33Cから排出される。印刷用テープ11Aは、第1規制部35B及び第2規制部35Cによって、幅方向の移動が規制される。
 出力ギア18は、図7Aに示すように、上下方向と直交する第1方向(つまり前後方向)におけるケース35の第1領域A1に設けられている。一方、印刷用テープ11Aは、第1方向におけるケース35の第1領域A1とは異なる第2領域A2において、上下方向及び第1方向に直交する第2方向(つまり左右方向)に交差する向きに傾斜して架け渡されている。本実施形態の第1領域A1は、第2領域A2よりも前方の領域である。
 さらに、印刷用テープ11Aは、第1領域A1のうち、上下方向において出力ギア18を挟んで第1ロール11とは反対側の領域で、第2方向に沿って排出口33Cに向けて搬送される。
 図8に示すように、ヘッド開口33Bにおいて、印刷用テープ11A及びインクリボン14Aが左右方向に架け渡される。印刷後の印刷用テープ11Aは、排出口33Cから印刷装置1の外部に排出される。
 <印刷装置本体によるテープ搬送及び印刷>
 印刷ヘッド102は、印刷用カセット10が保持する印刷用テープ11Aに印刷する。 印刷ヘッド102は、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態でヘッド開口33Bにおいて、印刷用テープ11A及びインクリボン14Aと前後方向に重なる位置に配置される。
 プラテンローラ103によってヘッド開口33Bに搬送された印刷用テープ11Aは、インクリボン14Aを介して発熱素子が発熱した印刷ヘッド102に押し付けられる。これにより、インクリボン14Aの表面に配置されたインクの一部が印刷用テープ11Aに転写され、印刷用テープ11Aに文字、記号等が印刷される。
 プラテンローラ103は、印刷用テープ11Aを印刷用カセット10内から外部に向けて搬送する。プラテンローラ103は、ヘッド開口33Bにおいて印刷用テープ11Aに当接し、印刷用テープ11Aを印刷ヘッド102に押し当てる。
 プラテンギア104は、プラテンローラ103に連結され、出力ギア18と係合する。プラテンローラ103及びプラテンギア104は、図9に示す印刷用カセット10と離れた位置と、図10に示すプラテンギア104が出力ギア18に係合した位置との間で揺動可能である。
 駆動シャフト105は、入力スプール16に挿入されると共に入力ギア19に係合し、入力スプール16と入力ギア19とを回転させる。
 図10に示すように、印刷用カセット10が印刷装置本体100に装着された状態で、駆動シャフト105が入力ギア19に係合すると共にプラテンギア104が出力ギア18に係合する。具体的には、駆動シャフト105を印刷用カセット10の入力スプール16及び入力ギア19に挿入する。その後、プラテンローラ103及びプラテンギア104を印刷用カセット10のヘッド開口33Bに向けて揺動させる。
 印刷用カセット10が装着された状態で駆動シャフト105により入力ギア19が回転されることで出力ギア18が回転され、出力ギア18の回転によりプラテンギア104が回転し、プラテンギア104の回転によりプラテンローラ103が回転する。
 [1-2.効果]
 以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
 (1a)第1規制部35B及び第2規制部35Cよりも上方に出力ギア18が位置するため、ヘッド開口33Bにおける印刷用カセット10装着時の出力ギア18と印刷ヘッド102との干渉を避けることができる。その結果、ヘッド開口33Bの拡大に伴う印刷用カセット10の大型化を抑制できる。
 (1b)第1ロール11、出力ギア18、及び排出口33Cが上下方向において第1ロール11、出力ギア18、及び排出口33Cの順に配置されることで、出力ギア18と印刷ヘッド102との干渉を避けつつ、上下方向において出力ギア18を他の部品の間に配置することができる。その結果、印刷用カセット10が落下した際の出力ギア18の損傷が抑制される。
 (1c)出力ギア18が上下方向と直交する方向において第1規制部35B及び第2規制部35Cと異なる位置に配置されることで、印刷装置本体100において、プラテンギア104と印刷ヘッド102との干渉が避けやすくなる。
 [2.第2実施形態]
 [2-1.構成]
 図11A,11Bに示す印刷装置1Aは、印刷用カセット10Aと、印刷装置本体100Aとを備える。
 <印刷用カセット>
 印刷用カセット10Aは、第1実施形態の印刷用カセット10に、図12に示す第3ロール21と、巻取スプール22と、巻取ギア23と、ピンチローラ24とを追加すると共に、第1実施形態の入力スプール16、第1蓋部31、第1枠部32、第2枠部33及び第2蓋部34を、入力スプール25、第1蓋部36、第1枠部37、第2枠部38及び第2蓋部39に置き換えたものである。
 入力スプール25は、スプライン歯16Bを有しない点を除いて、入力スプール16と同じものである。第1蓋部36、第1枠部37、第2枠部38及び第2蓋部39は、それぞれ、第1蓋部31、第1枠部32、第2枠部33及び第2蓋部34を左右方向に延伸させたものである。印刷用カセット10Aのその他の構成は、以下に説明する点を除き、第1実施形態の印刷用カセット10と同じであるため、説明を省略する。
 第3ロール21は、印刷用テープ11Aの保護に用いられるラミネートテープを入力スプール25に巻回したものである。ラミネートテープは、印刷ヘッド102によって印刷が行われた印刷用テープ11Aに貼り合わされる接着面を有する。
 巻取スプール22は、回転軸心L9周りに回転可能である。巻取スプール22の回転軸心L9は、第2供給スプール15の回転軸心L5(つまり上下方向)と平行である。巻取スプール22は、巻取ギア23の回転によりインクリボン14Aを巻き取る。
 巻取ギア23は、巻取スプール22に連結されると共に、アイドルギア20に係合している。巻取ギア23は、入力ギア19に入力された駆動力によって回転し、巻取スプール22を回転させる。
 ピンチローラ24は、押圧ローラ107と共に、ラミネートテープを印刷後の印刷用テープ11Aに押し付ける。ピンチローラ24は、ヘッド開口33Bよりも印刷用テープ11Aの搬送方向の下流に配置されている。
 <印刷装置本体>
 印刷装置本体100Aは、第1実施形態の印刷装置本体100に、図13に示される押圧ローラ107を追加したものである。印刷装置本体100Aのその他の構成は、以下に説明する点を除き、第1実施形態の印刷装置本体100と同じであるため、説明を省略する。
 押圧ローラ107は、プラテンローラ103及びプラテンギア104と共に揺動可能に構成されている。つまり、押圧ローラ107は、図13に示す印刷用カセット10Aと離れた位置と、図14に示すピンチローラ24と共に印刷用テープ11A及びラミネートテープを押圧する位置との間で揺動可能である。
 [2-2.効果]
 以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
 (2a)第1実施形態と同様の利点を有したまま、ラミネートテープによって印刷用テープ11Aの印刷内容を保護することができる。
 [3.他の実施形態]
 以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
 (3a)上記実施形態の印刷装置は、インクリボンを用いて印刷するものに限定されない。印刷装置は、第1実施形態における印刷用テープとして帯状の感熱紙を用いると共に、インクリボンの代わりとしてラミネートテープ(つまり保護テープ)を用いてもよい。
 また、印刷装置は、印刷用テープとしてサーマルヘッドによって印刷パターンの穿孔が行われるステンシルテープを用いると共に、インクリボンに代えてステンシルテープを保護及び支持する帯状の合紙を用いてもよい。この場合、ヘッド開口において、印刷用テープはステンシルテープよりも印刷ヘッドに近い位置で(つまり上層として)ステンシルテープに重ね合わせられてもよいし、印刷用テープはステンシルテープよりも印刷ヘッドから離れた位置で(つまり下層として)ステンシルテープに重ね合わせられてもよい。
 (3b)上記実施形態の印刷用カセットは、2つ以上のアイドルギアを有してもよい。例えば、印刷用カセットは、出力ギアに係合す第1アイドルギアと、第1アイドルギアと入力ギアとに係合する第2アイドルギアとを有してもよい。また、印刷用カセットにおいて、出力ギアが入力ギアに直接係合してもよい。
 (3c)上記実施形態の印刷用カセットにおいて、第1ロールは、必ずしも出力ギア、入力ギア、及び排出口と上下方向に並ばなくてもよい。印刷用カセットにおいて、第1ロールは、前後方向又は左右方向において、出力ギア、入力ギア、及び排出口の少なくとも1つと重なるように配置されてもよい。
 (3d)第2実施形態の印刷用カセットは、巻取スプールに代えてラミネートテープが巻回された第3供給スプールを備えてもよい。また、第2実施形態の印刷用カセットにおいて、入力スプールは、インクリボンの巻取スプールとして使用されてもよい。
 (3e)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
 1…印刷装置、10…印刷用カセット、11…第1ロール、11A…印刷用テープ、 12…第1供給スプール、14…第2ロール、14A…インクリボン、
 15…第2供給スプール、16…入力スプール、18…出力ギア、19…入力ギア、 20…アイドルギア、21…第3ロール、22…巻取スプール、23…巻取ギア、 31…第1蓋部、32…第1枠部、33…第2枠部、33B…ヘッド開口、
 33C…排出口、33E…通過部、33F,33G,33H…突出部、
 33I…開口用出口、33J…対向壁、33K…底面、34…第2蓋部、
 34A…突出部、35…ケース、35A…搬送部、35B,35C…規制部、 100…印刷装置本体、101…カセット挿入部、102…印刷ヘッド、
 103…プラテンローラ、104…プラテンギア、105…駆動シャフト。

Claims (7)

  1.  印刷装置本体と、
     前記印刷装置本体に着脱可能な印刷用カセットと、
     を備え、
     前記印刷用カセットは、
     印刷用テープと、
     回転軸心周りに回転可能であり、駆動力を外部に出力するための出力ギアと、 前記印刷用テープの少なくとも一部及び前記出力ギアの少なくとも一部が収容されたケースと、
     を備え、
     前記印刷装置本体は、
     前記印刷用テープに印刷するための印刷ヘッドと、
     前記印刷ヘッドに対向し、前記印刷用テープを搬送するためのプラテンローラと、 前記プラテンローラに連結されると共に、前記印刷用カセットが前記印刷装置本体に装着された状態で前記出力ギアに係合するプラテンギアと、
     を備え、
     前記ケースは、
     前記印刷ヘッドが配置されるヘッド開口の一部を規定すると共に、前記印刷用テープが搬送される搬送部と、
     前記搬送部に配置され、前記印刷用テープの幅方向の移動を規制する規制部と、 を有し、
     前記搬送部は、前記印刷用テープが前記ヘッド開口に排出される開口用出口を有し、 前記搬送部の前記開口用出口における前記印刷用テープの排出方向をX軸正方向、X軸及び前記出力ギアの前記回転軸心の双方に垂直な方向に沿って前記出力ギアの前記回転軸心から前記開口用出口に向かう方向をY軸正方向とする右手系直交座標系で、前記出力ギアは、前記規制部よりもZ軸正方向に位置する、印刷装置。
  2.  印刷用テープと、
     回転軸心周りに回転可能であり、前記印刷用テープの搬送に供される駆動力が伝達されるギアと、
     前記印刷用テープの少なくとも一部及び前記ギアの少なくとも一部が収容されたケースと、
     を備え、
     前記ケースは、
     前記印刷用テープの印刷が行われるヘッド開口の一部を規定すると共に、前記印刷用テープが搬送される搬送部と、
     前記搬送部に配置され、前記印刷用テープの幅方向の移動を規制する規制部と、 を有し、
     前記搬送部は、前記印刷用テープが前記ヘッド開口に排出される開口用出口を有し、 前記搬送部の前記開口用出口における前記印刷用テープの排出方向をX軸正方向、X軸及び前記ギアの前記回転軸心の双方に垂直な方向に沿って前記ギアの前記回転軸心から前記開口用出口に向かう方向をY軸正方向とする右手系直交座標系で、前記ギアは、前記規制部よりもZ軸正方向に位置する印刷用カセット。
  3.  前記印刷用テープのロールをさらに備え、
     前記ケースは、前記印刷用テープが排出される排出口を有し、
     前記ロール、前記ギア、及び前記排出口は、前記ギアの前記回転軸心の軸方向において、前記ロール、前記ギア、及び前記排出口の順に配置される、請求項2に記載の印刷用カセット。
  4.  前記規制部は、
     前記印刷用テープの厚み方向において前記印刷用テープと対向する対向壁と、 前記対向壁からそれぞれ突出すると共に、前記印刷用テープを幅方向に挟むように配置された1対の突出部と、
     を有する、請求項2又は請求項3に記載の印刷用カセット。
  5.  前記ギアは、前記駆動力を外部に出力するための出力ギアである、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
  6.  前記印刷用テープを搬送するためのプラテンローラと、前記プラテンローラに連結されたプラテンギアとを備える印刷装置本体に着脱可能であり、
     前記印刷装置本体に装着された状態で、前記出力ギアは、前記プラテンギアに係合するように構成される、請求項5に記載の印刷用カセット。
  7.  前記ギアは、前記ギアの前記回転軸心の軸方向と直交する方向において、前記規制部と異なる位置に配置される、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の印刷用カセット。
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