JP2024048688A - 血中non-HDLコレステロール低下用若しくは上昇抑制用組成物 - Google Patents

血中non-HDLコレステロール低下用若しくは上昇抑制用組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】フラボノール三配糖体の新規機能の解明。【解決手段】ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]を含有する、血中non-HDLコレステロール低下用若しくは上昇抑制用組成物。【選択図】図1

Description

本開示は、血中non-HDLコレステロール低下用若しくは上昇抑制用組成物、及びその製造方法等に関する。
茶(カメリアシネンシス(Camellia sinensis))には、フラボノールであるケンフェロール、ケルセチン、ミリセチンをアグリコンとする配糖体が含まれている。しかしながらその含有量はカテキンやカフェインに比べると少なく、茶のマイナー成分とされている。
フラボノールの配糖体のうち一配糖体や二配糖体についてはこれまでに機能性の報告があるが、三配糖体の機能性については未解明の点が多い。
特開2020―121952号公報
Shingo WADA, et al. : Glycosidic Flavonoids as Rat-Liver Injury Preventing Compounds from Green Tea. Biosci. Biotechnol. Biochem. 64: 2262―2265 (2000) Do Thi Ha, et al. : The selected flavonol glycoside derived from Sophorae Flos improves glucose uptake and inhibits adipocyte differentiation via activation AMPK in 3T3-L1 cells. Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters 20: 6076―6081 (2010)
本開示は、フラボノール三配糖体の新規機能の解明を主な目的とする。
本発明者らは、フラボノール三配糖体の中でも、ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]が優れた血中non-HDLコレステロール低下効果を奏することを見出した。そして、さらに改良を重ねて本開示を完成させるに至った。
本開示は例えば以下の項に記載の主題を包含する。
項1.
ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド](QTG-A)を含有する茶葉抽出物を含む、血中non-HDLコレステロール低下用若しくは上昇抑制用経口組成物であって、
成人一日あたり5.0mg以上のQTG-Aが摂取されるように用いられる、組成物。
項2.
茶葉抽出物が、
さらにカフェインを含有し、
ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]とカフェインとの含有質量比(QTG-A/カフェイン)が、0.25以上である茶葉抽出物である、
項1に記載の組成物。
項3.
茶葉抽出物が、
さらに(-)-エピガロカテキンガレート(EGCg)を含有し、
ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]と(-)-エピガロカテキンガレートとの含有質量比(QTG-A/EGCg)が、0.3以上である茶葉抽出物である、
項1又は2に記載の組成物。
項4.
茶葉抽出物が、
乾燥質量換算で、ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド](QTG-A)を2質量%以上含有する茶葉抽出物である、
項1~3のいずれかに記載の組成物。
項5.
血中LDLコレステロール値が139mg/dL以下の人のために用いられる、項1~4のいずれかに記載の組成物。
項6.
茶葉抽出物が、そうふう、さえみどり、及びさえあかりからなる群より選択される少なくとも1種の茶葉の抽出物である、項1~5のいずれかに記載の組成物。
項7.
医薬品組成物又は食品組成物である、項1~6のいずれかに記載の組成物。
項8.
そうふう、さえみどり、及びさえあかりからなる群より選択される少なくとも1種の茶葉を水抽出することを含む、項1~7のいずれかに記載の組成物の製造方法。
項9.
水抽出が、1時間以上茶葉を水に浸すことを含む、項8に記載の製造方法。
フラボノール三配糖体により、効率よく血中non-HDLコレステロール値を低下若しくは上昇抑制する手段が提供される。
被験食品摂取群及びプラセボ群における、血中non-HDLコレステロール値の変化量の推移。 被験食品摂取群及びプラセボ群における、血中中性脂肪値の変化量の推移。
以下、本開示に包含される各実施形態について、さらに詳細に説明する。本開示は、ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]を含有する茶葉抽出物を含む経口用組成物、及びその製造方法等を好ましく包含するが、これらに限定されるわけではなく、本開示は本明細書に開示され当業者が認識できる全てを包含する。
本開示に包含される組成物は、ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]を含有する茶葉抽出物を含む。当該組成物を、「本開示の組成物」ということがある。当該組成物は、血中non-HDLコレステロール低下用若しくは上昇抑制用として好ましく用いることができる。
ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]は、グルコース-ラムノース-グルコースの3つの糖が直鎖状に結合したケルセチン配糖体である。その化学構造式を以下に示す。
Figure 2024048688000002
なお、本明細書においては、ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]のことを、QTG-Aと表記することがある。
本開示の組成物に含まれるQTG-Aは、茶(カメリアシネンシス(Camellia sinensis))に存在しており、茶から抽出(及び必要に応じて精製)して得ることができる。より詳細には、例えば茶から水、エタノール、又はこれらの混合液により抽出を行って得ることができる。当該抽出液としては、特に水が好ましい。また、必要に応じて得られた抽出液をさらに分画及び/又は精製してもよい。分画は、例えばカラムクロマトグラフィー(特にイオン交換樹脂カラムクロマトグラフィー及び/又はシリカゲルカラムクロマトグラフィー)や、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて行うことができ、特にHPLCを用いることが好ましい。また、抽出に供する茶の部分も特に制限はされないが、特に葉(茶葉)が好ましい。なお、抽出に供する茶の品種も、特に制限はされないが、例えば「そうふう」、「さえみどり」、及び「さえあかり」からなる群より選択される少なくとも1種以上であることが好ましい。
また、本開示の組成物には、QTG-A以外のフラボノール三配糖体が含まれていてもよい。
前述の通り、本開示の組成物は、血中のnon-HDLコレステロールの低下のため若しくは上昇抑制のために好ましく用いることができる。血中non-HDLコレステロール値は、総コレステロール値-HDLコレステロール値の計算式で算出される。血中non-HDLコレステロール値は2018年度から特定検診の項目に加わった比較的新しい指標であり、LDL-コレステロールだけでなく、レムナントリポ蛋白等も含めて動脈硬化のリスクを高めるリポ蛋白を総合的に評価できることから、近年注目が高まる指標である。高LDLコレステロール血症(すなわち、血中LDLコレステロール値が140mg/dL以上)に該当しない対象者であっても、血中non-HDLコレステロール値を低下させ、あるいは上昇を抑制し、低い状態にコントロールすることが、動脈硬化等の心血管疾患を予防又は改善する観点から望ましい。
本開示の組成物を摂取する対象者としては、特に制限されない。例えば、血中non-HDLコレステロール値が高め、血中non-HDLコレステロール値を下げたい、血中non-HDLコレステロール値の上昇を抑えたい、脂質異常症、肥満、血中LDLコレステロール値が139mg/dL以下、血中LDLコレステロール値が120mg/dL以上139mg/dL以下、又は血中non-HDLコレステロール値が150mg/dL未満等に該当する対象が好ましい。また、これらに2種以上該当する対象であってもよい。また、対象としては、ヒトのみならず、非ヒト哺乳動物にも用いることができる。特にペット及び家畜として飼育される哺乳動物が好ましい。具体的には、イヌ、ネコ、サル、ウシ、ウマ、ヒツジ、ヤギ、ブタ、ウサギ、マウス、ラット、ラクダ、リャマ等が例示できる。
本開示の組成物に含まれるQTG-Aの量は、本開示の効果を損なわない範囲で適宜設定することができる。例えば、好ましくは0.0005~100質量%、より好ましくは0.005~90質量%、さらに好ましくは0.05~80質量%である。なお、下限は0.1質量%、0.5質量%、1質量%、1.5質量%、2質量%、又は2.5質量%程度であってもよい。また上限は5質量%、10質量%、20質量%、30質量%、40質量%、50質量%、60質量%、又は70質量%程度であってもよい。
本開示の組成物に含まれる茶葉抽出物は、乾燥重量換算でQTG-Aを2質量%以上含有することが好ましく、例えば、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9又は3質量%以上であってもよい。なお、当該質量%の上限は特に制限されず、例えば100以下のいずれかの数値(例えば3、3.1、3.2、3.3、3.4、3.5、3.6、3.7、3.8、3.9、4、4.1、4.2、4.3、4.4、4.5、4.6、4.7、4.8、4.9、又は5)が挙げられる。
また本開示の組成物の摂取量は、本開示の効果が奏される範囲であればよく、例えば、QTG-Aの量が成人一日あたり5.0mg以上が好ましく、5~100mg程度がより好ましく、7~50mg程度がさらに好ましく、10~30mg程度がよりさらに好ましい。なお、当該範囲の下限は、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20mgであってもよく、上限は、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、55、60、65、70、75、80、85、90、95、100mgであってもよい。
また、上述の通り、本開示の組成物は、QTG-Aを含有する茶葉抽出物を含む。当該茶葉抽出物をそのまま本開示の組成物として用いてもよいし、当該茶葉抽出物にさらに他の成分を組み合わせた組成物として用いてもよい。このような他の成分としては、例えば賦形剤が好ましく挙げられ、特にデキストリンが好ましい。
以下に、好ましい茶葉抽出物について詳述する。なお、本開示は、当該茶葉抽出物若しくは茶葉抽出組成物及び当該茶葉抽出物若しくは抽出組成物の製造方法も包含する。
茶葉抽出物を調製するために用いる茶葉の品種としては、「そうふう」、「さえみどり」、及び「さえあかり」からなる群から選択される少なくとも1種が好ましい。また、茶葉としては、乾燥茶葉であることが好ましい。また、茶葉は一番茶、二番茶、三番茶のいずれであってもよいが、含まれるフラボノール配糖体が多いことから、三番茶であることが好ましい。
抽出は、水、エタノール、又はこれらの混合液により行うことが好ましく、水により行うことがより好ましい。これら抽出溶媒の使用量は、特に制限はされないが、例えば用いる茶葉(乾燥質量換算)1質量部に対して、10~500質量部用いることが好ましく、20~300質量部程度用いることがより好ましい。抽出時間としては、例えば0.5時間以上が好ましく、1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10時間以上がより好ましい。また、抽出温度としては、水が液体として存在する温度(0~100℃)であればよく、好ましくは4℃以上であり、より好ましくは4~40℃程度である。必要に応じて、抽出操作後に、遠心分離を行って、上清を回収してもよい。
得られた抽出物は、常法(例えばスプレードライ法)によって乾燥させ乾燥物としてもよい。
この抽出方法によれば、極めて簡便に効率よくQTG-Aの割合が多い茶葉抽出物を得ることができ、好ましい。さらに、当該抽出方法で得られた茶葉抽出物は、苦味成分であるカフェイン、及び渋味成分であるカテキンの含有量が比較的少なく、従って苦味及び渋味が抑制されている。この点でも、当該茶葉抽出物は有利であるといえる。また、当該茶葉抽出物にはQTG-A含有量が比較的多いことから、血中non-HDLコレステロール低下用若しくは上昇抑制用組成物に好ましく用いることができる。
当該茶葉抽出物においては、QTG-Aとカフェインとの含有質量比(QTG-A/カフェイン)が、0.25以上であることが好ましく、0.3、0.35、0.4、0.45、又は0.5以上であることがより好ましく、0.55、0.6、0.65、0.7、0.75、又は0.8以上であることがさらに好ましい。なお、当該質量比の上限は特に制限されず、例えば100以下のいずれかの数値(例えば1、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、又は3)が挙げられる。
カテキンとしては、より具体的には、次の4種類の化合物が挙げられる。(-)-エピカテキン(ECということがある)、(-)-エピカテキンガレート(ECgということがある)、(-)-エピガロカテキン(EGCということがある)、(-)-エピガロカテキンガレート(EGCgということがある)。これら4種のカテキン化合物のなかでも、EGCgが最も渋味を呈する化合物である。
当該茶葉抽出物においては、QTG-AとEGCgとの含有質量比(QTG-A/EGCg)が、0.3以上であることが好ましく、0.35以上であることがより好ましく、0.4、0.45、0.5、0.55、0.6、0.65、又は0.7以上であることがさらに好ましい。なお、当該質量比の上限は特に制限されず、例えば100以下のいずれかの数値(例えば1、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、又は3)が挙げられる。
また、当該茶葉抽出物においては、QTG-Aと上記4種のカテキン化合物の合計との含有質量比(QTG-A/カテキン)が、0.08以上であることが好ましく、0.09又は0.1以上であることがより好ましい。なお、当該質量比の上限は特に制限されず、例えば100以下のいずれかの数値(例えば、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8、0.9、1、1.1、1.2、1.3、1.4、1.5、1.6、1.7、1.8、1.9、2、2.1、2.2、2.3、2.4、2.5、2.6、2.7、2.8、2.9、又は3)が挙げられる。
また、本開示の組成物は、例えば、医薬分野及び食品分野で好ましく用いられる。当該組成物は、QTG-Aを含有する茶葉抽出物及び他の成分(例えば各種基剤、担体、添加剤等)を含む組成物であり得る。QTG-Aを含有する茶葉抽出物について、以下に詳述する。
本開示の組成物を医薬分野(医薬品及び医薬部外品を含む)にて用いる場合、当該組成物(以下「本開示に係る医薬組成物」と記載することがある)は、例えば、QTG-Aを含有する茶葉抽出物に、必要に応じて薬学的に許容される基剤、担体、添加剤(例えば賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、溶剤、甘味剤、着色剤、矯味剤、矯臭剤、界面活性剤、保湿剤、保存剤、pH調整剤、粘稠化剤等)等を配合することができる。このような基材、担体、添加剤等は、例えば医薬品添加物辞典2021(株式会社薬事日報社)等に具体的に記載されており、例えばこれに記載されるものを用いることができる。また製剤形態も特に制限されず、常法により有効成分及びその他の成分を混合し、例えば錠剤、被覆錠剤、散剤、顆粒剤、細粒剤、カプセル剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、ゼリー剤、チュアブル剤、ソフト錠剤等の製剤に調製することができる。例えば、錠剤の製造は打錠法により行い得る。混合した原料をそのまま打錠する直接打錠法、混合した原料を顆粒にしてから打錠する顆粒打錠法、のいずれも用い得る。また例えば、カプセル剤の場合はソフトカプセル及びハードカプセルのいずれであってもよい。
本開示の組成物を食品組成物(例えば飲食品や食品添加物)として用いる場合、当該組成物(以下「本開示に係る食品組成物」と記載することがある)は、例えば、QTG-Aを含有する茶葉抽出物に、食品衛生学上許容される基剤、担体、添加剤、その他飲食品として利用され得る成分・材料等が適宜配合されたものであり得る。好ましくは、QTG-Aを含有する茶葉抽出物を含む、血中non-HDLコレステロール低下用若しくは上昇抑制用の加工食品、飲料、健康食品、機能性食品、栄養補助食品、サプリメント、保健機能食品、特定保健用食品、栄養機能性食品、機能性表示食品、又は病者用食品(病院食、病人食又は介護食等)等の食品組成物が例示できる。また、QTG-Aを含有する茶葉抽出物を例えば粉末状にする等して、飲料類(ジュース等)、菓子類、パン類、スープ類(粉末スープ等を含む)、加工食品等の各種飲食品に含有させたものであってもよい。なお、本開示に係る食品組成物は、近い将来に血中non-HDLコレステロール値が高まるおそれが予測される場合に、予防的に用いることもできる。また、病院食とは病院に入院した際に供される食事であり、病人食は病人用の食事であり、介護食とは被介護者用の食事である。本開示に係る食品組成物は、特に入院、自宅療養等されている患者、あるいは介護を受けられている患者であって、血中non-HDLコレステロール値が高め、血中non-HDLコレステロール値を下げたい、血中non-HDLコレステロール値の上昇を抑えたい、脂質異常症、肥満、血中LDLコレステロール値が139mg/dL以下、血中LDLコレステロール値が120mg/dL以上139mg/dL以下、又は血中non-HDLコレステロール値が150mg/dL未満等に該当する患者、また、これらに2種以上該当する患者用の病院食、病人食又は介護食として好ましく用いることができる。健康食品(栄養機能食品、特定保健用食品等)、サプリメントとして、本開示に係る食品組成物を調製する場合は、継続的な摂取が行いやすいように、例えば顆粒、カプセル、錠剤(チュアブル剤等を含む)、飲料(ドリンク剤)等の形態に調製することが好ましく、なかでもカプセル、タブレット、錠剤の形態が摂取の簡便さの点からは好ましい。ただし、特にこれらに限定されるものではない。顆粒、カプセル、錠剤等の形態の、本開示に係る食品組成物は、薬学的及び/又は食品衛生学的に許容される担体等を用いて、常法に従って適宜調製することができる。また、他の形態に調製する場合であっても、従来の方法に従えばよい。
なお、本明細書において「含む」とは、「本質的にからなる」と、「からなる」をも包含する(The term “comprising” includes “consisting essentially of” and “consisting of.”)。また、本開示は、本明細書に説明した構成要件を任意の組み合わせを全て包含する。
また、上述した本開示の各実施形態について説明した各種特性(性質、構造、機能等)は、本開示に包含される主題を特定するにあたり、どのように組み合わせられてもよい。すなわち、本開示には、本明細書に記載される組み合わせ可能な各特性のあらゆる組み合わせからなる主題が全て包含される。
以下、本開示をより具体的に説明するが、本開示は下記の例に限定されるものではない。
<実験1>QTG-Aの単離
緑茶そうふう種の乾燥茶葉(具体的には三番茶の荒茶)6キログラムを80℃の熱水中で抽出してろ過したろ液を乾燥して熱水抽出エキス1350グラムを得た。このエキス150グラムを水2リットルに溶かし、ダイヤイオン(登録商標)HP-20(三菱ケミカル)2リットルを充填したカラムクロマトグラフィーにかけ、水6リットルおよび20%メタノール水溶液6リットルを流したのち、55%メタノール水溶液3リットルを流し、さらに3リットルで溶出させて、55%メタノール溶出部1および2を得た。各溶出部は減圧下溶媒留去し、乾燥させて55%メタノールエキス1を156グラム、55%メタノールエキス2を36グラム得た。55%メタノールエキス1のうち90グラムをシリカゲル(60N、関東化学)カラムクロマトグラフィー(1975ミリリットル)にかけ、AからJの10個のフラクションに分画した(溶出液:クロロホルム-メタノール-水=83.5:15:1.5~72:25:3~66:30:4~59:35:6~53:40:7~0:100:0)。このうち、フラクションF2.6グラムを3回に分けて分取HPLC(カラム:Inertsil(登録商標) ODS-3(5μm),φ30×250mm、ジーエルサイエンス社製)で精製し、化合物1を1.48グラム得た。このシリカゲルカラムクロマトと分取HPLCを繰り返し行い、化合物1を合計4グラム得た。化合物1はNMRスペクトルを測定し、ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド](QTG-A)と同定した。QTG-Aの物性データを以下に示す。
H-NMR(CDOD)δ:1.10(3H,d,J=6Hz)、3.24-3.50(11H,m)、3.62(1H,dd,J=9,3Hz)、3.70(1H,dd,J=12,4.5Hz)、3.75(1H,dd,J=11.5,2Hz)、3.93(1H,dd,J=4,1Hz)、4.42(1H,d,J=7.5Hz)、4.56(1H,d,J=1.5Hz)、5.09(1H,d,J=7.5Hz)、6.21(1H,d,J=2.5Hz)、6.40(1H,d,J=2.5Hz)、6.88(1H,d,J=8.5Hz)、7.62(1H,dd,J=8.5,2.5Hz)、7.68(1H,d,J=2.5Hz)。
13C-NMR(CDOD)δ:17.9、62.2、68.8、69.4、71.0、71.3、71.4、72.7、75.5、75.8、77.2、77.57、77.62、78.3、83.0、95.0、100.0、102.4、104.9、105.6、105.7、116.1、117.8、123.2、123.6、135.7、145.8、149.7、158.6、159.4、163.0、166.0、179.4。
<実験2>QTG-Aを含有する茶葉抽出物の調製1
やぶきた、そうふう、及びさえみどり品種それぞれについて、乾燥茶葉3グラムに100ミリリットルの精製水を加えて、各温度、時間で抽出を行った。抽出後遠心分離した上清について、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で主要な成分の定量を行った。
定量試験の標準品として、市販の化合物および茶エキスより単離した化合物を用いた。定量試験に用いた標準品を以下に示す。
・(-)-エピカテキン(EC)
・(-)-エピカテキンガレート(ECg)
・(-)-エピガロカテキン(EGC)
・(-)-エピガロカテキンガレート(EGCg)
・カフェイン
・ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド](QTG-A)
各標準品は0.05、0.10、及び0.50ミリグラム/ミリリットルの濃度に調整して一定量を高速液体クロマトグラフィーに注入した。各ピークの面積値はカテキンおよびカフェインについてはUV235nm、QTG-AについてはUV350nmで検出した。各ピークの面積値と濃度から検量線を作成して、各種茶抽出液中の成分の含量を算出した。
[HPLC条件]
カラム:Inertsil ODS-3HP(3μm) φ3.0×150ミリメートル、流速:0.75ミリリットル/分、カラム温度:40℃、移動相グラジエント:0~30 分: 13~16%アセトニトリル in 0.1%トリフルオロ酢酸水溶液、検出:UV235、350nm
抽出試験を行った茶葉、温度、時間の組み合わせ、及び各化合物の定量結果を次の表に示す。
Figure 2024048688000003
また、当該結果から算出した、QTG-Aと、カフェイン、EGCg、又は上記4種のカテキンの総量との含有量比を、以下の表に示す。
Figure 2024048688000004
<実験例3>QTG-Aを含有する茶葉抽出物の調製2
実験2で検討した抽出方法を、工業的な生産のスケールにまでスケールアップした場合にも、QTG-Aを効率的に抽出することが可能か、やぶきた種乾燥茶葉、そうふう種乾燥茶葉、及びさえあかり種乾燥茶葉を用いて検討した。
やぶきた茶葉(三番茶、5ミリメートルカット品)300キログラムをバッチ式の仕込みタンクに投入し、5℃に冷却した水道水を4500キログラム注入して2時間放置した(冷温室内でこの間15℃以下を保った)。抽出液を遠心分離後、100メッシュフィルターにかけ、さらに約500リットルまで濃縮して再度42メッシュフィルターにかけ、130℃で殺菌して抽出液449キログラムを得た。この抽出液をスプレードライヤーで粉末化し、乾燥エキスパウダー52.5キログラムを得た。
また、そうふう茶葉(三番茶、5ミリメートルカット品)293キログラムをバッチ式の仕込みタンクに投入し、5℃に冷却した水道水を4395キログラム注入して2時間放置した(冷温室内でこの間15℃以下を保った)。抽出液を遠心分離後、100メッシュフィルターにかけ、さらに約500リットルまで濃縮して再度42メッシュフィルターにかけ、130℃で殺菌して抽出液439キログラムを得た。この抽出液をスプレードライヤーで粉末化し、乾燥エキスパウダー52.7キログラムを得た。
さらに、さえあかり茶葉(三番茶、5ミリメートルカット品)600キログラムをバッチ式の仕込みタンクに投入し、5℃に冷却した水道水を9000キログラム注入して2時間放置した(冷温室内でこの間15℃以下を保った)。抽出液を遠心分離後、100メッシュフィルターにかけ、さらに約500リットルまで濃縮して再度42メッシュフィルターにかけ、130℃で殺菌して抽出液900キログラムを得た。この抽出液をスプレードライヤーで粉末化し、乾燥エキスパウダー102キログラムを得た。
上記のようにして得られた「やぶきた」、「そうふう」、及び「さえあかり」由来の冷水抽出エキスパウダーについてHPLC法により成分の定量を行った。結果を次の表に示す。
Figure 2024048688000005
また、当該結果から算出した、QTG-Aと、カフェイン、EGCg、又は上記4種のカテキンの総量との含有量比を、以下の表に示す。
Figure 2024048688000006
以上の結果から、そうふう茶葉、さえみどり茶葉、又はさえあかり茶葉を用いた水抽出により、QTG-Aを比較的多く含み、且つカフェイン含有量が低値であるため苦味が少なく、EGCg含有量が低値であるため渋みが無い、水溶性の高いエキスを作成することができることが分かった。
<実験4>QTG-A含有茶葉抽出物のヒトへの有効性評価
実験3の方法で得たQTG-Aを含む茶葉抽出物について、ヒトの血中non-HDLコレステロール値に関する有効性を評価する試験を実施した。
被験者は年齢20歳以上65歳未満の男女であり、事前検査でLDLコレステロール値が120mg/dL以上139mg/d以下の者40名についてランダムに20名ずつ2群に分けた。このうちnon-HDLコレステロール値が150mg/dL未満の者を選出し、被験食品投与群12名、プラセボ群15名により試験を実施した。
そうふう茶葉抽出物390質量部に対してマルトデキストリンを2610質量部混合し、造粒、顆粒化した(以下、当該そうふう茶葉抽出物を含有する顆粒を、被験食品と称することがある)。当該そうふう茶葉抽出物を含有する顆粒3gを1回摂取量とした。すなわち、被験食品1回摂取量中には、390mgのそうふう茶葉抽出物が含有される。
同様に、やぶきた茶葉抽出物390質量部に対してマルトデキストリンを2610質量部混合し、造粒、顆粒化した(以下、当該やぶきた茶葉抽出物を含有する顆粒を、プラセボ食品と称することがある)。当該やぶきた茶葉抽出物を含有する顆粒3gを1回摂取量とした。すなわち、プラセボ食品1回摂取量中には、390mgのやぶきた茶葉抽出物が含有される。
被験食品摂取群の被験者は、1日1回、被験食品3gをお湯100mL程度に溶かして飲用した。被験食品1回摂取量中には、QTG-Aが11.9mg含有される。
プラセボ群の被験者は、1日1回、プラセボ食品3gをお湯100mL程度に溶かして飲用した。プラセボ食品1回摂取量中には、QTG-Aが2.8mg含有される。
各被験者は、被験食品又はプラセボ食品の摂取開始後4週目(29日目)、8週目(57日目)および12週目(85日目)に空腹時臨床検査(採血)を行った。なお検査日には、被験者は空腹(10時間以上の絶食)で採血を行った。
採取した血液は、遠心機(テーブルトップ冷却遠心機Model 2800、久保田商事株式会社)を用いて遠心分離(室温、3000rpm、10分間)し、血清を得た。得られた血清について、LDL-コレステロール値、HDL-コレステロール値、総コレステロール値及び中性脂肪値を測定した。血清は、測定時まで冷所保管(管理温度:2~15℃)した。HDL-コレステロール値は酵素法(直接法、LSIメディエンス株式会社)、総コレステロール値は酵素法(LSIメディエンス株式会社)、中性脂肪値は酵素法(遊離グリセロール消去法、LSIメディエンス株式会社)を用いて、自動分析装置(LABOSPECT008α、株式会社日立ハイテクノロジーズ)により測定した。LDL-コレステロール値(計算法)はFriedewald式を用いて(総コレステロール値)-(HDL-コレステロール値)-(中性脂肪値/5)で算出した。non-HDLコレステロール値は(総コレステロール値)-(HDL-コレステロール値)で算出した。測定結果は群ごとに血中LDL-コレステロール値、non-HDLコレステロール値、総コレステロール値及び中性脂肪値の平均値及び標準誤差を算出した。各検査値から事前検査値の値を引いたものを変化量とし、4週目変化値、8週目変化値および12週目変化値を平均値±標準誤差で表した。有意差検定は被験食品摂取群とプラセボ群の2群間比較検定を行った。2群間比較検定はF検定による等分散性の検定を行い、等分散の場合はStudentのt検定、不等分散の場合はAspin-Welchのt検定を行った。検定の有意水準は両側5%とした。なお、有意差検定には、市販の統計プログラム(SASシステム、SAS Institute Japan株式会社)を使用した。
各群の血液検査結果を以下の表に示す。また、non-HDLコレステロール値及び中性脂肪値の変化量の推移を図1及び2に示す。
Figure 2024048688000007
上記の通り、被検食品摂取群はプラセボ群と比較して、血中non-HDLコレステロール値が有意に低下した。

Claims (9)

  1. ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド](QTG-A)を含有する茶葉抽出物を含む、血中non-HDLコレステロール低下用若しくは上昇抑制用経口組成物であって、
    成人一日あたり5.0mg以上のQTG-Aが摂取されるように用いられる、組成物。
  2. 茶葉抽出物が、
    さらにカフェインを含有し、
    ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]とカフェインとの含有質量比(QTG-A/カフェイン)が、0.25以上である茶葉抽出物である、
    請求項1に記載の組成物。
  3. 茶葉抽出物が、
    さらに(-)-エピガロカテキンガレート(EGCg)を含有し、
    ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド]と(-)-エピガロカテキンガレートとの含有質量比(QTG-A/EGCg)が、0.3以上である茶葉抽出物である、
    請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 茶葉抽出物が、
    乾燥質量換算で、ケルセチン-3-O-[β-D-グルコピラノシル-(1-3)-α-L-ラムノピラノシル-(1-6)-β-D-グルコピラノシド](QTG-A)を2質量%以上含有する茶葉抽出物である、
    請求項1又は2に記載の組成物。
  5. 血中LDLコレステロール値が139mg/dL以下の人のために用いられる、請求項1又は2に記載の組成物。
  6. 茶葉抽出物が、そうふう、さえみどり、及びさえあかりからなる群より選択される少なくとも1種の茶葉の抽出物である、請求項1又は2に記載の組成物。
  7. 医薬品組成物又は食品組成物である、請求項1又は2に記載の組成物。
  8. そうふう、さえみどり、及びさえあかりからなる群より選択される少なくとも1種の茶葉を水抽出することを含む、請求項1又は2に記載の組成物の製造方法。
  9. 水抽出が、1時間以上茶葉を水に浸すことを含む、請求項8に記載の製造方法。
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