JP2014208613A - 皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤 - Google Patents

皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2014208613A
JP2014208613A JP2014058543A JP2014058543A JP2014208613A JP 2014208613 A JP2014208613 A JP 2014208613A JP 2014058543 A JP2014058543 A JP 2014058543A JP 2014058543 A JP2014058543 A JP 2014058543A JP 2014208613 A JP2014208613 A JP 2014208613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
hyaluronic acid
ceramide
extract
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014058543A
Other languages
English (en)
Inventor
光正 田畑
Mitsumasa Tabata
光正 田畑
拓矢 勝部
Takuya Katsube
拓矢 勝部
祐一 大石
Yuichi Oishi
祐一 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimane Prefecture
Tokyo University of Agriculture
Original Assignee
Shimane Prefecture
Tokyo University of Agriculture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimane Prefecture, Tokyo University of Agriculture filed Critical Shimane Prefecture
Priority to JP2014058543A priority Critical patent/JP2014208613A/ja
Publication of JP2014208613A publication Critical patent/JP2014208613A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/96Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution
    • A61K8/97Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing materials, or derivatives thereof of undetermined constitution from algae, fungi, lichens or plants; from derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/14Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/14Particulate form, e.g. powders, Processes for size reducing of pure drugs or the resulting products, Pure drug nanoparticles
    • A61K9/16Agglomerates; Granulates; Microbeadlets ; Microspheres; Pellets; Solid products obtained by spray drying, spray freeze drying, spray congealing,(multiple) emulsion solvent evaporation or extraction
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/20Pills, tablets, discs, rods
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Abstract

【課題】皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤を提供する。
【解決手段】皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤の有効成分としてアカメガシワ葉加工物(アカメガシワ葉の乾燥物または抽出物)を用いる。
【選択図】なし

Description

本発明は皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤に関する。特に、本発明は皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量を増加するために用いられる製剤形態を有する経口組成物に関する。
セラミドは、スフィンゴシンと脂肪酸が結合した脂溶性の高い物質である。セラミドは表皮細胞により作り出され、細胞外に分泌されて皮膚組織にバリア機能を呈する。このバリア機能により、外界からの刺激を防ぐとともに、皮膚からの水分の蒸発が防止されて一定の水分含量が保持される。つまり、セラミドは、皮膚において皮膚バリア機能とともに皮膚保湿機能を担うものとして重要な成分である。しかし、セラミドは、炎症や紫外線などの刺激により、また加齢により、さらにアトピー性皮膚炎などの原因により減少し、その結果、皮膚バリア機能及び皮膚水分含量が低下して、乾燥肌や肌荒れ等が誘発若しくは増悪される。
一方、ヒアルロン酸は生体防御に関わる免疫系や電解質バランスのコントロールに関与するグルコサミノグリカンの一種である。しかしながら、皮膚中のヒアルロン酸は、生体内で合成されるとヒアルロン酸分解酵素による分解を受け、速やかに分解し、その半減期は数日であることが知られている。かかるヒアルロン酸分解による皮膚中のヒアルロン酸の減少は、保湿機能や粘弾性機能の減少につながり、皮膚の老化、並びに弾力性の低下や柔軟性の低下の原因となる。
そこで、皮膚医学的ならびに美容学的見地から、皮膚におけるセラミドの減少及びヒアルロン酸の減少を抑制し、皮膚中における両者の含有量を増加させることのできる成分が求められている。
一方、アカメガシワ抽出物などのアカメガシワ葉の加工物には、従来から、抗菌作用、メラニン生成抑制作用、エステラーゼ活性抑制作用、コラーゲン合成促進作用、及びミネラル吸収促進作用等があり、抗菌剤、メラニン生成抑制剤及び白髪防止剤、皺改善用化粧料、及びミネラル吸収促進剤としての用途が提案されている(特許文献1〜4参照)。
しかし、アカメガシワ葉の加工物に皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸の含量を増加させる作用があり、皮膚のバリア機能、保湿機能、並びに粘弾性を維持または改善することができることは知られていない。
特開2010−207208号公報 特開2012−197240号公報 特表2007−509133号公報 特開2012−12363号公報
本願発明は、アカメガシワ葉の加工物の新たな用途を提供することを目的とする。具体的には、アカメガシワ葉の加工物の皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤としての用途を提供することを目的とする。
本発明者らは、アカメガシワ葉加工物の新たな用途を検討していたところ、アカメガシワ葉加工物に皮膚におけるセラミド含有量及びヒアルロン酸含有量を増加させる作用があることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明に含まれる実施形態は、以下の通りである。
項1.アカメガシワ葉加工物を含有する、皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
項2.上記アカメガシワ葉加工物が、アカメガシワ葉の乾燥物または抽出物である、項1に記載のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
項3.アカメガシワ葉加工物がアカメガシワ葉の乾燥粉末である、項1または項2に記載のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
項4.上記アカメガシワ葉加工物がアカメガシワ葉の水抽出物、アカメガシワ葉の水抽出後の残渣を低級アルコールで抽出した抽出物、またはこれらの混合物である、項1または2に記載のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
項5.錠剤、丸剤、散剤(粉末剤)、顆粒剤、及びカプセル剤から選択される固形製剤形態を有する、項1乃至4のいずれかに記載のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
項6.サプリメントである、項1乃至5のいずれかに記載するセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
なお「サプリメント」とは、日常の食生活では不足しがちな栄養素(例えばビタミンやミネラル)や日常の食生活では十分に補給することができない機能性成分を、通常の食事とは別に体内に補給するために摂取されるものであり、錠剤、丸剤、散剤(粉末剤)、顆粒剤、カプセル剤(軟カプセル剤および硬カプセル剤を含む)の固形製剤や、ドリンクやシロップなどのような液状製剤など、一般の食品とは異なる製剤形態を有するものをいう。なお、日本では「健康機能食品」(栄養機能食品、特定保健用食品)と、また米国では「dietary supplement」とも称される。当該「サプリメント」は、一般の食品より積極的な意味での保健、健康維持・増進等の目的をもった食品である。
本発明によれば、アカメガシワ葉加工物を有効成分とする、皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤を提供することができる。当該セラミド及びヒアルロン酸含量増加剤は、好適には固形製剤形態を有する経口組成物であり、経口的に摂取することで、皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸の含量を増加することでき、皮膚機能(皮膚バリア機能、保湿機能、粘弾性機能など)を改善することで、皮膚からの水分蒸発(乾燥)、並びに弾力性や柔軟性の低下を防止し、肌のみずみずしさを保ち、老化を予防することが期待される。
皮膚におけるセラミド含量に対するアカメガシワ葉乾燥粉末(実施例1)の影響を測定した実験結果を示す(実験例1)。図中、各表示は下記のとおりである。HA0:餌料のみを摂取させたマウスの皮膚セラミド含量(湿皮膚1μg中に含まれるセラミド含有量の相対比。以下同じ)、HA0.3:アカメガシワ葉乾燥粉末(0.3 wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚セラミド含量、HA3:アカメガシワ葉乾燥粉末(3 wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚セラミド含量。また図中、「a」、「ab」、[b]の標記は有意差を示すものであり、一致する文字がない場合に危険率5%以下で有意差があることを示す(図2〜4も同じ)。この場合、HA3はHA0に対して危険率5%以下で有意差がある。 皮膚におけるヒアルロン酸含量に対するアカメガシワ葉乾燥粉末(実施例1)の影響を測定した実験結果を示す(実験例1)。図中、各表示は下記のとおりである。HA0:餌料のみを摂取させたマウスの皮膚ヒアルロン酸含量(湿皮膚1μg中に含まれるセラミド含有量の相対比。以下同じ)、HA0.3:アカメガシワ葉乾燥粉末(0.3 wt %)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚ヒアルロン酸含量、HA3:アカメガシワ葉乾燥粉末(3 wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚ヒアルロン酸含量。また図中、「ab」、「bc」、[c]の標記は有意差を示すものであり、HA3はHA0に対して危険率5%以下で有意差がある。 皮膚におけるセラミド含量に対するアカメガシワ葉乾燥粉末(実施例1)、乾燥抽出エキス(実施例2)及び粉末乾燥抽出エキス(実施例3)の影響を測定した実験結果を示す(実験例2)。図中、各表示は下記のとおりである。CO:餌料のみを摂取させたマウスの皮膚セラミド含量(湿皮膚1μg中に含まれるセラミド含有量の相対比。以下同じ)、MJ3%:アカメガシワ葉乾燥粉末(3 wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚セラミド含量、TA:粉末乾燥抽出エキス(実施例3)(0.14wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚セラミド含量、W-M0.06:乾燥抽出エキス(実施例2)(0.06wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚セラミド含量、W-M0.18:乾燥抽出エキス(実施例2)(0.18wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚セラミド含量。また図中、「a」、「ab」、[b]の標記は有意差を示すものであり、W-M0.18はCOに対して危険率5%以下で有意差がある。 皮膚におけるヒアルロン酸含量に対するアカメガシワ葉乾燥粉末(実施例1)、乾燥抽出エキス(実施例2)及び粉末乾燥抽出エキス(実施例3)の影響を測定した実験結果を示す(実験例2)。図中、各表示は下記のとおりである。CO:餌料のみを摂取させたマウスの皮膚ヒアルロン酸含量(湿皮膚1μg中に含まれるヒアルロン酸含有量の相対比。以下同じ)、MJ3%:アカメガシワ葉乾燥粉末(3 wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚ヒアルロン酸含量、TA:粉末乾燥抽出エキス(実施例3)(0.14wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚ヒアルロン酸含量、W-M0.06:乾燥抽出エキス(実施例2)(0.06wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚ヒアルロン酸含量、W-M0.18:乾燥抽出エキス(実施例2)(0.18wt%)入りの餌料を摂取させたマウスの皮膚ヒアルロン酸含量。また図中、「a」、「ab」、[abc]、「bc」、[c]の標記は有意差を示すものであり、W-M0.06とW-M0.18はCOに対して危険率5%以下で有意差がある。
本発明は、アカメガシワ葉加工物を有効成分とすることを特徴とする皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤である。以下、本発明について説明する。
(1)アカメガシワ葉加工物
アカメガシワ(Mallotus japonicus)は、トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木である。本発明のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤は、当該アカメガシワの葉の加工物を有効成分とする。
アカメガシワの葉は、通常、乾燥後、形態や目的とする剤型に応じて種々の加工処理〔粉砕処理、抽出処理、濃縮処理、乾燥処理(スプレードライ処理、凍結乾燥処理を含む)、造粒処理など〕に供され、加工物として調製される(以下、本発明が対象とするアカメガシワの葉の加工物を、単に「アカメガシワ葉加工物」という)。また、本発明においては、アカメガシワ葉として予め発酵処理や酵素処理した葉を使用することもできる。
本発明が対象とするアカメガシワ葉加工物としては、例えば、アカメガシワの生葉を乾燥後、粉砕してなる加工物(以下、「アカメガシワ葉の乾燥粉末」または単に「乾燥粉末」という)(粗粉末、細粉末のいずれを含む)、アカメガシワの葉(生葉、乾燥葉)を溶媒で抽出した抽出エキス、その乾燥物(乾燥抽出エキス)、さらにこれを粉末にした粉末乾燥抽出エキスなどを挙げることができる。好ましくは、乾燥粉末、抽出エキス、またはその乾燥物(乾燥抽出エキスまたは粉末乾燥抽出エキス)であり、これらを包括して「アカメガシワ葉加工物」という。
なお、抽出エキスは、アカメガシワ葉を、そのまま、或いは必要に応じて、乾燥、細切、破砕、圧搾または煮沸処理したものを冷水、熱水若しくは有機溶媒、あるいは水と有機溶媒の混合液等の抽出溶媒で抽出することにより取得することができる。この抽出に使用される有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、アセトン(以上、極性溶媒)、酢酸エチル、クロロホルム、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン等(以上、非極性溶媒)の単独或いは2種以上の組み合わせを挙げることができる。
上記抽出溶媒の中で、好ましくは極性溶媒であり、中でも好ましくは水;メタノール、エタノール及びイソプロパノール等の低級アルコール;あるいは水とこれらの低級アルコールとの混合液を挙げることができる。なお、これらの溶媒のいずれか少なくとも1種の溶媒(第1溶媒)を用いて抽出した残渣を、同一又は異なる溶媒(第2溶媒)で再度抽出することもできる。ここで、第1溶媒で抽出して得られる抽出エキス(乾燥抽出エキスまたは粉末乾燥抽出エキスを含む)(以下、「第1抽出エキス」ともいう)も、また第2溶媒で抽出して得られる抽出エキス(乾燥抽出エキスまたは粉末乾燥抽出エキスを含む)(以下、「第2抽出エキス」ともいう)も、さらにこれらの混合物も本発明のアカメガシワ葉加工物として使用することができる。第2抽出エキスの調製方法としては、例えば、後述する実験例2に示すように、アカメガシワ葉(生葉、乾燥葉)を水(好ましくは熱水)で抽出した後、そこで得られた残渣を、メタノール、エタノール、及びイソプロパノールなどの低級アルコール(極性溶媒)で抽出する方法を挙げることができる。斯くして得られる第2抽出エキスは、それだけでアカメガシワ葉加工物として使用することができるものの、先に水抽出された第1抽出エキスと混合してアカメガシワ葉加工物として使用することもできる。
また、抽出温度としては、室温(25±5℃)以上であることが好ましく、使用する溶媒によって抽出温度は相違するものの、例えば室温〜100℃程度の範囲を挙げることができる。より具体的には、抽出溶媒として、例えば水を使用する場合、好ましくは50〜100℃程度、より好ましくは80〜100℃程度を挙げることができる。また抽出溶媒として、例えば低級アルコール等の有機溶媒、または有機溶媒と水との混合液を使用する場合、抽出温度として、好ましくは室温〜80℃程度の範囲、より好ましくは40〜80℃程度を挙げることができる。
かかる抽出エキスの調製方法は、特に制限されるものではなく、常法に従って行うことができる。一例として、アカメガシワ葉の乾燥粉砕物1重量部に対して2〜500重量部、好ましくは50〜200重量部の水、有機溶媒またはこれらの混合液を加え、抽出溶媒の種類に応じて、上記の温度で撹拌しながら1〜300分程度、好ましくは10〜90分程度抽出を行った後、濾過や遠心分離などの固液分離法により液体と固形分とを分離し、液体を抽出エキスとして取得する方法を挙げることができる。
斯くして得られる抽出エキスは、アカメガシワ葉の溶媒可溶性成分が抽出溶媒に溶解した液状物である。ここで溶媒可溶性成分としては、好ましくは水及び低級アルコールの少なくとも一種の溶媒に溶解する成分を挙げることができる。なお、低級アルコールとしては、前述するようにメタノール、エタノール及びイソプロパノールを例示することができる。
上記抽出エキスは、このままでも使用することができるが、さらに効果に影響がない範囲で、上記溶媒可溶性成分(有効成分)を多く含む画分の分画及び濃縮、有効成分の単離、脱臭や脱色などの精製処理を施してもよい。かかる分画、単離、及び精製方法は、吸着処理、膜処理(透析、限外ろ過、精密ろ過、逆浸透、イオン交換膜等)、カラムクロマトグラフィー(吸着、分配、イオン交換、サイズ排除等)などの公知の方法を用いることで行うことができる。例えば、後述する実験例2に示すように、アカメガシワ葉の水抽出エキスを逆相カラムクロマトグラフィー(吸着法)に供し、活性画分(セラミド及びヒアルロン酸含量増加活性画分)を取得する方法を挙げることができる。かかる処理により、所望の効果をより高く有するアカメガシワ葉加工物を調製することができる。
斯くして得られた抽出エキスは、乾燥物(乾燥抽出エキス、粉末乾燥抽出エキス)として調製されてもよい。抽出エキスを乾燥して乾燥抽出エキスを得る方法としては、減圧蒸留等により抽出溶媒を除去する方法、または減圧乾燥や凍結乾燥等の乾燥処理を施して抽出溶媒を除去する方法、ドライスプレーや噴霧乾燥処理などを挙げることができる。また粉末乾燥抽出エキスは、上記で得られる乾燥抽出エキスを粉砕することで調製することもできる他、抽出エキスをドライスプレーや噴霧乾燥処理に供することによっても調製することができる。
なお、アカメガシワ葉加工物として、自ら採取したアカメガシワ葉を原料として上記のように加工することによっても調製できるが、簡便には、例えばアカメガシワ葉を含む茶葉(乾燥物)が市販されており、これを原料として用いることもできる。
(2)皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤
前述するアカメガシワ葉加工物は、経口的に摂取することで皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量を増加させる作用を有することから、セラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量増加剤として有用である。
本発明のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤中に含まれる前記有効成分(アカメガシワ葉加工物)の含有量は、特に制限されないが、固形物換算で、0.1〜100質量%の範囲から適宜選択設定することができる。好ましくは1〜100質量%、より好ましくは3〜100質量%である。
本発明のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤は、経口投与または経口摂取される種々の製剤形態に調製することができる。かかる製剤形態としては、例えば、錠剤、丸剤、散剤(粉末剤)、顆粒剤(細粒剤)、及びカプセル剤などの固形の経口投与製剤形態を挙げることができる。好ましくは錠剤、散剤(粉末剤)、及び顆粒剤(細粒剤)である。
本発明のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤をかかる製剤形態に調製するにあたり、各製剤形態に応じた各種の添加剤を配合することができる。例えば、賦形剤、結合剤、崩壊剤、安定化剤、界面活性剤、可塑剤、滑沢剤、緩衝剤、甘味剤、矯味剤、抗酸化剤、コーティング剤(糖衣剤を含む)、湿潤剤、湿潤調整剤、充填剤、消泡剤、清涼化剤、結合剤、着色剤、着香剤、等張化剤、軟化剤、乳化剤、粘稠化剤、発泡剤、pH調整剤、分散剤、崩壊補助剤、芳香剤、防湿剤、防腐剤、溶解補助剤、溶剤、流動化剤、増量剤等を配合することができる。このような添加剤の例は、医薬品添加物事典、食添、医薬部外品原料規格等に記載されている。
本発明が対象とするセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤は、皮膚中のセラミド量の増加及びヒアルロン酸量の増加を目的として、経口的に投与または摂取される製剤形態を有するものであればよく、その限りにおいて医薬品、医薬部外品及び飲食品の別を問わない。好ましくは固形製剤形態を有する食品であり、より好ましくは「健康機能食品」などと称される製剤形態を有するサプリメントである。本発明が対象とするサプリメントには、栄養機能食品や、包装容器などに当該食品の機能や効果を具体的に示すことが可能な特定保健用食品(条件付き特定保健用食品を含む)も含まれるが、これに限らず、具体的な機能や効果の記載に代えて、その機能や効果が消費者にイメージされるような表示を付した食品も含まれる。
本発明のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤の投与(摂取)量の目安として、有効成分であるアカメガシワ葉加工物(固形分)に換算して、成人1日あたり10mg〜5gの範囲を挙げることができる。当該量を、例えば食後などに、1日に1回または2〜3回に分けて投与(摂取)することができる。
本発明のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤は、ヒトを含む哺乳類、特に肌荒れや肌乾燥を起こしている人、または肌荒れや乾燥肌が気になる人に対して適用することができる。斯くして、当該適用者の皮膚のセラミド及びヒアルロン酸の含量を増加させることで、肌に潤いをもたらすことで、肌荒れや肌の乾燥を改善し、また肌荒れや肌の乾燥の悪化を予防することができる。
以下、実施例及び実験例を挙げて本発明を詳細に説明する。但し、本発明はこれらの実施例等に何等制限されるものではない。
実施例1 アカメガシワ葉乾燥粉末の調製
2011年7月に、島根県安来市のアカメガシワ栽培試験圃場より採取した8kgのアカメガシワ葉を採取日内に洗浄し、水気を除いて乾燥した後、凍結した。これを凍結乾燥した後、ミルにより粉砕し、アカメガシワ葉乾燥粉末とした。
実施例2 アカメガシワ葉抽出エキスの調製(その1)
アカメガシワ葉の乾燥物(乾燥葉)50 gを3 Lの純水でホモジナイズし、沸騰した湯浴中で10分間加熱抽出した後に濾過し、残渣を1 Lのメタノールに入れ、室温条件下で12時間静置した。静置後、固液分離し、得られた上清をロータリーエバポレーター(東京理化器機株式会社)にかけ、減圧濃縮して3 gの抽出物を回収した。
実施例3 アカメガシワ葉抽出エキスの調製(その2)
アカメガシワ葉の乾燥粉末20gに対して1 Lの精製水を加え、沸騰した湯浴中で20分間煮沸した。煮沸後、0.45μmメンブレンフィルターでろ過して、上清を回収した。回収した上清750mLをODS(オクタデシルシリル基で表面が修飾された化学結合型多孔性球状シリカゲル)を120g充填した固相カラム(YMC-DispoPack AT ODS-25(粒子径25μm):株式会社ワイエムシィ)に供し、0.1容量%ギ酸を含む水溶液750mL、及び0.1容量%のギ酸を含む5容量%アセトニトリル水溶液350mLを流して、溶出画分を排除した後、0.1容量%ギ酸を含む5容量%アセトニトリル水溶液850mL、及び0.1容量%ギ酸を含む10容量%アセトニトリル水溶液500mLを供して、これにより溶出した画分を回収した。回収した画分(約1350mL)を、エバポレーターで、1/10容量程度(約135mL)になるまで濃縮した後、凍結乾燥して粉末状にし、粉末乾燥抽出エキスとした。HPLC解析の結果、この粉末乾燥抽出エキスには、アカメガシワ葉タンニンであるマロチン酸、マロツシン酸、及びゲラニインが70重量%の割合で含まれていることが判明した。
実験例1 セラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量に対するアカメガシワ葉乾燥粉末(実施例1)の影響
(1)実験方法
(1-1)被験動物
4週齢Wistar系雄性ラット(体重250g)を、AIN-76標準飼料にて、1週間馴化飼育した後、下記の被験試料を給餌した(pair-feeding:一日平均17g)。
(1-2)被験試料
上記AIN-76標準飼料に、最終量が25質量%となるようにラード、並びに0.3質量%、または3.0質量%となるようにアカメガシワ葉乾燥粉末(実施例1)を配合し、これをアカメガシワ葉粉末含有餌料とした。また、コントロール飼料として、上記AIN-76標準飼料に、最終量が25質量%となるようにラードを配合した餌料を用いた。
(1-3)実験方法
被験動物(ラット)をランダムに3群(各群n=6)にわけ、HAO群にはコントロール餌料、HA0.3群にはアカメガシワ葉乾燥粉末(0.3wt%)入りの餌料、HA3群にはアカメガシワ葉乾燥粉末(3.0wt%)入りの餌料を4週間にわたって給餌した。次いで、背部の皮膚を採取し、当該皮膚中のセラミド量およびヒアルロン酸量を下記の方法により、測定した。
(a)セラミド量の測定
瞬間接着剤を塗布したスライドグラスを着脱することで採取したラット背部皮膚の角質層をヘキサン:エタノール(95:5)溶液に浸し、10分間超音波処理して脂質を抽出した。抽出液から、窒素ガスにて溶媒を蒸発させて、角質層の脂質を得た。クロロホルムにて脂質濃度を一定にした後、HPTLC Silica gel 60F(MERCK)にスポッティングし、クロロホルム:メタノール:酢酸(192:7:1)で展開した(薄層クロマトグラフィー)。展開後、シリカゲル表面に、硫酸銅・リン酸溶液(リン酸8gおよび硫酸銅(II)・五水和物15.63gを水に溶解し、100mlにした溶液)を噴霧し、乾燥させた後、150℃にて10分間加熱し、脂質を発色させた。発色したセラミドのスポットを化学発光検出システム(LAS3000:富士フィルム社製)にて検出測定し、数値化して比較した。
(b)ヒアルロン酸量の測定
円盤状の皮膚1枚の重量を測定した後、アセトンで脱脂し、再度重量を測定した。
また皮膚を細断した後、アセトンで脱脂した後、皮膚重量100mg当たり5mlの50mM Tris/HCl緩衝液(pH7.8)を添加し、20分間煮沸した。ここに等量の2mg/mlアクチナーゼE溶液(科研製薬)を添加、1週間40℃にて反応させた。次いで、冷トリクロロ酢酸水溶液を終濃度10%になるように添加して、反応を停止させた。遠心後、上清を回収し、遠心式フィルターユニット(商品名:アミコンウルトラ30K、ミリポア社製)を用いて1mlに濃縮した。このうち濃縮液500μlをヒアルロニダーゼ(生化学工業社製)にて18時間60℃にて処理した後、限外濾過ユニット(商品名:マイクロコン30、ミリポア社製)にて処理した。限外濾過ユニットの透過液に含まれるウロン酸量を測定して、これをヒアルロン酸量とした。
(2)実験結果
皮膚セラミド含量に関する結果を図1に、皮膚ヒアルロン酸含量に関する結果を図2に、それぞれ示す。この結果からわかるように、アカメガシワ葉乾燥粉末を経口的に摂取させることにより、有意に皮膚中のセラミド含量及びヒアルロン酸含量を増加させることができる。
実験例2 セラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量に対するアカメガシワ葉粉末乾燥抽出エキス(実施例2及び3)の影響
被験試料に配合するアカメガシワ葉加工物として、実施例1で調製したアカメガシワ葉の乾燥粉末のほか、実施例2及び3で調製したアカメガシワ葉の乾燥抽出エキスを用いて、実験例1と同様にして、セラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量に対するアカメガシワ葉加工物の影響を調べた。
(1)実験方法
(1-1)被験動物
実験例1と同様に、4週齢Wistar系雄性ラット(体重250g)を、AIN-76標準飼料にて、1週間馴化飼育した後、下記の被験試料を給餌した(pair-feeding:一日平均17g)。
(1-2)被験試料
上記AIN-76標準飼料に、最終量が25質量%となるようにラードを配合し、さらに、最終量が3.0質量%となるようにアカメガシワ葉乾燥粉末(実施例1);最終量が0.06重量%及び0.18重量%となるようにアカメガシワ葉乾燥抽出エキス(実施例2);最終量が0.14重量%となるようにアカメガシワ葉粉末乾燥抽出エキス(実施例3)をそれぞれ配合し、これをアカメガシワ葉加工物含有餌料とした。また、コントロール飼料として、上記AIN-76標準飼料に、最終量が25質量%となるようにラードを配合した餌料を用いた。
(1-3)実験方法
被験動物(ラット)をランダムに5群(各群n=6)にわけ、CO群にはコントロール餌料;MJ3%群にはアカメガシワ葉乾燥粉末(3wt%)入りの餌料;TA群にはアカメガシワ葉粉末乾燥抽出エキス(0.14wt%)入りの餌料;W-M0.06%群にはアカメガシワ葉乾燥抽出エキス(0.06wt%)入りの餌料;及びW-M0.18%群にはアカメガシワ葉乾燥抽出エキス(0.18wt%)入りの餌料を、4週間にわたって給餌した。次いで、背部の皮膚を採取し、当該皮膚中のセラミド量およびヒアルロン酸量を実験例1と同様の方法により、測定した。
(2)実験結果
皮膚セラミド含量に関する結果を図3に、皮膚ヒアルロン酸含量に関する結果を図4に、それぞれ示す。この結果から、アカメガシワ葉の乾燥粉末だけでなく、アカメガシワ葉の抽出エキスを経口的に摂取させることにより、有意に皮膚中のセラミド含量及びヒアルロン酸含量を増加させることができることが確認された。また図3の結果から、皮膚中のセラミド含量に対する増量効果はアカメガシワ葉の乾燥粉末と抽出エキスとの間に差異はみられなかったが、皮膚中のヒアルロン酸含量に対する増量効果は、アカメガシワ葉の乾燥粉末よりも抽出エキスのほうが高く、特に実施例2に示す方法で調製した乾燥抽出エキスに高いヒアルロン酸皮膚含量増量効果があることが確認された。なお、実施例2では、溶媒としてメタノールを使用したが、エタノールやイソプロパノールでも同様の結果が得られると考えられる。人体への影響を考えると、好ましくはエタノールである。
処方例1
100メッシュ粉砕したアカメガシワ葉乾燥粉末100質量%を、湿式顆粒圧縮法により、錠剤形態に成型し、錠剤形態のセラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量増加用サプリメントを調製した。また、アカメガシワ葉乾燥粉末に代えて、アカメガシワ葉乾燥抽出エキス(例えば、実施例2または3の抽出エキス)を用いても、同様にセラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量増加用サプリメントを調製することができる。
処方例2
100メッシュ粉砕したアカメガシワ葉乾燥粉末90質量%、結晶セルロース8質量%、グリセリン脂肪酸エステル2質量%の割合で混合し、湿式顆粒圧縮法により、錠剤形態に成型し、錠剤形態のセラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量増加用サプリメントを調製した。また、アカメガシワ葉乾燥粉末に代えて、アカメガシワ葉乾燥抽出エキス(例えば、実施例2または3の抽出エキス)を用いても、同様にセラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量増加用サプリメントを調製することができる。
処方例3
アカメガシワ葉乾燥粉末250mgを、ゼラチン製のハードカプセル基剤(60mg)に充填して、カプセル形態のセラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量増加用サプリメントを調製した。また、アカメガシワ葉乾燥粉末に代えて、アカメガシワ葉乾燥抽出エキス(例えば、実施例2または実施例3)を用いても、同様にセラミド及びヒアルロン酸の皮膚含量増加用サプリメントを調製することができる。

Claims (5)

  1. アカメガシワ葉加工物を含有する、皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
  2. 上記アカメガシワ葉加工物が、アカメガシワ葉の乾燥物または抽出物である、請求項1に記載のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
  3. アカメガシワ葉加工物がアカメガシワ葉の乾燥粉末である、請求項1または2に記載のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
  4. 上記アカメガシワ葉加工物がアカメガシワ葉の水抽出物、アカメガシワ葉の水抽出後の残渣を低級アルコールで抽出した抽出物、またはこれらの混合物である、請求項1または2に記載のセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
  5. 錠剤、丸剤、散剤(粉末剤)、顆粒剤、及びカプセル剤から選択される固形製剤形態を有する、請求項1乃至4のいずれかに記載するセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤。
JP2014058543A 2013-03-22 2014-03-20 皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤 Pending JP2014208613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014058543A JP2014208613A (ja) 2013-03-22 2014-03-20 皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013061001 2013-03-22
JP2013061001 2013-03-22
JP2014058543A JP2014208613A (ja) 2013-03-22 2014-03-20 皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014208613A true JP2014208613A (ja) 2014-11-06

Family

ID=51903135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014058543A Pending JP2014208613A (ja) 2013-03-22 2014-03-20 皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014208613A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017007966A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 株式会社東洋新薬 美容組成物
WO2022075095A1 (ja) * 2020-10-07 2022-04-14 株式会社 資生堂 グルタチオン産生促進剤
CN115381738A (zh) * 2022-08-04 2022-11-25 苏州姑苏欣颜魅丽医疗美容诊所有限公司 一种面部肌肤修复营养液及其制备方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509133A (ja) * 2003-10-24 2007-04-12 コリアナ・コズメティック・カンパニー・リミテッド アカメガシワ抽出物を含有する皺改善用化粧料組成物{CosmeticCompositionsComprisingExtractfromMallotusjaponicusforImprovingSkinWrinkle}

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509133A (ja) * 2003-10-24 2007-04-12 コリアナ・コズメティック・カンパニー・リミテッド アカメガシワ抽出物を含有する皺改善用化粧料組成物{CosmeticCompositionsComprisingExtractfromMallotusjaponicusforImprovingSkinWrinkle}

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6016013779; 診療と新薬 Vol.44,No.10, 2007, Page.1207-1213 *
JPN6016013781; 島根県産業技術センター研究報告 No.48, 2012, Page.1-11 *
JPN6016013783; 化学と生物 Vol.46,No.2, 2008, Page.135-141 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017007966A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 株式会社東洋新薬 美容組成物
WO2022075095A1 (ja) * 2020-10-07 2022-04-14 株式会社 資生堂 グルタチオン産生促進剤
CN115381738A (zh) * 2022-08-04 2022-11-25 苏州姑苏欣颜魅丽医疗美容诊所有限公司 一种面部肌肤修复营养液及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101840508B1 (ko) 피부 미용 촉진제 및 그의 이용
WO2007148739A1 (ja) 植物由来の細胞賦活化剤、抗老化剤及び細胞外マトリックス産生促進剤
JPWO2007148737A1 (ja) 植物抽出物の調製方法、並びに植物抽出物及びその用途
CN108697685A (zh) 含有桑辛素、桑黄铜g或桑白皮的,肌肉疾病的预防及治疗用或肌功能改善用组合物
JP2008280311A (ja) 高脂血症予防・治療剤
JP2013155154A (ja) ホスホジエステラーゼ3阻害剤
CN103652859A (zh) 一种具有抗氧化功能的保健食品及其制备方法
WO2016163245A1 (ja) 筋肉細胞におけるエネルギー代謝活性化剤
JPWO2008093678A1 (ja) ヒアルロニダーゼ阻害剤
EP2520304B1 (en) Ceramide production enhancer and moisturizing agent
JP2014208613A (ja) 皮膚におけるセラミド及びヒアルロン酸含量増加剤
KR20210089104A (ko) 참김 추출물을 유효성분으로 포함하는 초미세먼지로 인한 염증성 폐질환 예방 및 치료용 조성물
TWI436787B (zh) Glutathione production enhancers and pharmaceuticals, foods or cosmetics that promote the production of glutathione
JP2008280310A (ja) テストステロン生成及び代謝促進剤
JP2008239505A (ja) 神経芽細胞増殖促進剤及び神経突起伸展剤
JP2022505979A (ja) ナツメグエキス又はメイスリグナンを有効成分として含有する、環境汚染因子から誘導される皮膚刺激緩和及び皮膚保護用組成物
JP2003137801A (ja) コラーゲン産生促進剤、コラゲナーゼ阻害剤、線維芽細胞増殖作用剤及び皮膚化粧料並びに美容用飲食品
JP3827581B2 (ja) 皮膚化粧料及び美容用飲食品
KR101920117B1 (ko) 굴 가수분해물의 제조방법 및 이로부터 분리된 펩타이드
JP2002281936A (ja) スフィンゴ糖脂質を含有する機能性食品及びその製造方法
KR101774150B1 (ko) BSA(Bovine serum albumin)와 진세노사이드의 결합체 및 이의 용도
JPH10287582A (ja) 樹皮抽出物からなるヒスタミン遊離抑制剤
JP5578160B2 (ja) 植物由来の賦活化剤及び細胞外マトリックス産生促進剤
JP5689247B2 (ja) セラミド産生促進剤及び保湿剤
JP2021109861A (ja) サーチュイン1活性化剤及びサーチュイン1活性化用皮膚化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160223

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20160223

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160223

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20160330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160419

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160906