JP2024047455A - 切削インサート - Google Patents

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Abstract

【課題】切りくずを細分化しやすく、耐久性に優れた切削インサートを提供する。【解決手段】切削インサート1は、少なくとも刃部が焼結体10から形成されている。焼結体10は、刃部上面13の一部の領域を下方に向かって陥没させた凹部であるチップブレーカ14を有している。チップブレーカ14は、下り傾斜面41と、上り傾斜面42と、切れ刃12の遠位端を通る第1軸線X1に沿って突出した突出部40と、第1軸線X1に直交するY軸方向から突出部40に隣接する段差面43と、を有している。突出部40の上端40Uは、上段の高さH1に形成されている。段差面43は、第1軸線X1に最も近い部位において中段の高さH2に形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、切削インサートに関する。
立方晶窒化ホウ素や多結晶ダイヤモンドを主成分とする焼結体は、硬度や熱伝導性に優れ、切削インサートの材料として好適な性質を有している。超硬合金等で形成された基体の端部に立方晶窒化ホウ素や多結晶ダイヤモンドを主成分とする焼結体の小片を接合した切削インサートが流通している。
立方晶窒化ホウ素焼結体や多結晶ダイヤモンド焼結体は難加工材であり、超硬合金と同様の形状のチップブレーカを設けることが困難であるが、例えばレーザを用いれば、立方晶窒化ホウ素焼結体や多結晶ダイヤモンド焼結体の表面を局所的に蒸発させて該表面が陥没した形状のチップブレーカを加工できる(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2005/068117号
切りくずのような薄い板は、そのまま曲げてもなかなか折れない。とい(樋)のように湾曲させてからであれば僅かな曲げで折ることができる。特許文献1に開示されているチップブレーカは、突起部に切りくずを衝突させてといのように湾曲させる。
しかるに、高切込みになるにつれて切りくずは幅広になる。特許文献1の図2に開示されているようなチップブレーカでは、突起部の先端のみで切りくずを処理できるうちはよいが、切りくずが幅広になって突起部の先端のみでなく該先端の周囲にも接触するようになると、切りくずを湾曲させる作用が弱くなる。特許文献1の図5に開示されているような形状のチップブレーカでは、切りくずが幅広になっても突起部との接触面積が小さいままであり、安定して切りくずを湾曲させることができるものの、突起部の先端が摩滅しやすい。
そこで、本発明は、切りくずを細分化しやすく、耐久性に優れた切削インサートを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る切削インサートは、少なくとも刃部が焼結体から形成されている。切削インサートは、インサート上面と、該インサート上面とは反対側のインサート下面と、を有している。刃部は、多角形に形成されたインサート上面の頂部に設けられている。インサート上面からインサート下面への向きを下向き、インサート下面からインサート上面への向きを上向きとしたとき、焼結体は、上方を向いた刃部上面と、刃部上面の外縁に形成された切れ刃と、刃部上面の一部を下方に向かって陥没させたチップブレーカと、を有している。インサート上面の重心及びインサート下面の重心を通る重心軸に直交する直線であって該重心軸から最も遠い切れ刃の遠位端を通る第1軸線に平行な方向をX軸方向とし、該X軸方向及び上下方向の双方に交差する方向をY軸方向としたとき、チップブレーカは、X軸方向において切れ刃から遠ざかるに従って下段の高さまで下降する下り傾斜面と、X軸方向において切れ刃から遠ざかるに従って下段の高さから上昇する上り傾斜面と、重心軸から切れ刃への向きに第1軸線に沿って突出した突出部であって、突出端が下り傾斜面に対向する突出部と、Y軸方向における少なくとも一方から突出部に隣接する段差面と、を有している。突出部の上端は、下段の高さよりも高い上段の高さに形成されている。段差面は、上方を向いた面であって、第1軸線に最も近い部位において、上段の高さよりも低く、かつ、下段の高さよりも高い中段の高さに形成されている。
この態様によれば、突出部に隣接して該突出部よりも高さが低い段差面が形成されたため、段差面が形成されていない場合と比較して突出部が第2方向に幅狭になる。上段の高さにおいて切りくずとの接触面積が小さくなるため、切りくずをといのように湾曲させて切りくずを細分化しやすくなる。一方で、段差面が下り傾斜面の底よりも高い位置にあるため、段差面は下り傾斜面の底との間に上り傾斜面を有している。高切込みで切りくずが幅広になったとき、突出部の突出端だけでなく、上り傾斜面にも切りくずを分散させることができるため、突出部が摩滅しにくくなる。耐久性に優れた切削インサートを提供することができる。
上記態様において、段差面は、Y軸方向において第1軸線から遠ざかるに従って中段の高さから上昇するように傾斜していてもよい。
この態様によれば、突出部に近い部位では段差面の高さが低いため、切りくずとの接触面積が小さく切りくずを湾曲させやすい。突出部から遠い部位では、上り傾斜面の面積が大きく負荷を分散させやすい。
上記態様において、突出端は、円錐面に形成されていてもよい。
この態様によれば、突出端が円錐面で切りくずに面接触するため、切りくずに線接触するような鋭い突出端の場合と比較して摩滅しにくい。耐久性に優れた切削インサートを提供することができる。
上記態様において、切れ刃は、円弧状に形成されたコーナ切れ刃と、コーナ切れ刃よりも曲率半径が大きい円弧状に形成され、コーナ切れ刃の一端に連続するさらい刃と、を含んでいてもよい。
さらい刃があると、仕上げ面の品位が向上する一方で幅広の切りくずが生じやすい。この態様によれば、幅広の切りくずが生じても効率的に細分化できるため、さらい刃を有する切削インサートにとりわけ好適である。
上記態様において、焼結体は、立方晶窒化ホウ素又は多結晶ダイヤモンドを主成分とする焼結体であってもよい。
この態様によれば、加工しにくい立方晶窒化ホウ素又は多結晶ダイヤモンドを主成分とする焼結体であっても、切りくずを細分化しやすく、耐久性にも優れたチップブレーカを設けることができる。
本発明によれば、切りくずを細分化しやすく、耐久性にも優れた切削インサートを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態の切削インサートの一例を示す斜視図である。 図2は、図1に示された焼結体を拡大して示す斜視図である。 図3は、図1に示された焼結体をY軸方向から見た側面図である。 図4は、図1に示された焼結体をX軸方向から見た正面図である。 図5は、図1に示された焼結体をZ軸方向から見た平面図である。 図6は、図5中のVI-VI線に沿う断面図である。 図7は、図5中のVII-VII線に沿う断面図である。 図8は、図5中のVIII-VIII線に沿う断面図である。 図9は、図5中のIX-IX線に沿う断面図である。 図10は、図1に示された切削インサートの変形例を示す斜視図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。以下、図面を参照して各構成について詳しく説明する。図1は、本発明の一実施形態の切削インサート1の一例を示す斜視図である。切削インサート1は、少なくとも刃部が焼結体で形成されている。
図示した例では、切削インサート1が、ホルダに取り付けられて旋削工具を構成する菱形の切削インサートであり、基体2の鋭角の頂点の各々に基体2よりも硬い焼結体10の小片が接合されている。基体2は、超硬合金等の材料から形成されている。焼結体10は、例えば、立方晶窒化ホウ素や多結晶ダイヤモンドを含有する焼結体から形成されている。
多結晶ダイヤモンドを主成分とする多結晶ダイヤモンド焼結体は、高圧高温下でダイヤモンド粉末を金属やセラミックス等の結合材で焼結したものであり、超硬合金と比べて硬度や熱伝導性に優れ、切削工具として好適な性質を有している。立方晶窒化ホウ素を主成分とする立方晶窒化ホウ素焼結体は、高圧高温下で立方晶窒化ホウ素粉末を金属やセラミックス等の結合材で焼結したものであり、多結晶ダイヤモンド焼結体に次ぐ硬度や高い熱伝導率を有し、鉄と反応しにくい等、切削工具として好適な性質を有している。
切削インサート1は、多角形に形成されたインサート上面3と、インサート上面3とは反対側のインサート下面4と、インサート上面3とインサート下面4との間を繋ぐインサート周側面5と、インサート上面3とインサート下面4とを貫通する取付け孔6と、を有している。図示した例では、基体2が、インサート上面3、インサート下面4、インサート周側面5及び取付け孔6を有している。切削インサート1の刃部は、多角形に形成されたインサート上面3の頂点及びその近傍を含む頂部に設けられている。
図示した例では、インサート上面3が正多角形であって該インサート上面3の中心と重心とが一致し、取付け孔6の中心軸が後述する重心軸Oと一致している。切削インサート1の形状は、図示した例に限定されず、他の形状であってもよい。例えば、基体2のインサート上面3からインサート下面4まで延在する焼結体10を基体2の刃部に接合し、インサート上面3及びインサート下面4の両面の刃部を使用可能に構成してもよい。例えば、切削インサート1の一部ではなく全体を焼結体で構成してもよい。図示したように切削インサート1の刃部以外を基体2で構成すると、全体を焼結体で構成した場合と比べて高価な焼結体の使用量を減らすことができる。
以下の説明において、インサート上面3からインサート下面4への向きを下向き、インサート下面4からインサート上面3への向きを上向きとする。上下方向を図1中にZ軸で示す。インサート上面3の重心及びインサート下面4の重心を通る中心軸を図1中に符号Oで示す。中心軸Oに直交し、焼結体10の切れ刃12の遠位端を通る直線を第1軸線X1とする。第1軸線X1に平行な方向をX軸方向とし、該X軸方向及び上下方向の双方に交差する方向をY軸方向とする。X軸方向を図1中にX軸で示し、Y軸方向を図1中にY軸で示す。X軸方向を前後方向と呼び、Y軸方向を左右方向と呼んでもよい。
図2は、図1に示された焼結体10を拡大して示す斜視図である。図3は、図1に示された焼結体10をY軸方向から見た側面図である。図4は、図1に示された焼結体10をX軸方向から見た正面図である。図2乃至図4に示すように、焼結体10は、上を向いた刃部上面13と、刃部上面13の外縁に形成された切れ刃12と、刃部上面13とは反対側から切れ刃12に臨む逃げ面11と、刃部上面13の一部の領域を下方に向かって陥没させた凹部であるチップブレーカ14と、を有している。刃部上面13の外縁は、該刃部上面13と逃げ面11とが交差する稜線(第1交差線)R1である。
図示した例では、切削インサート1のインサート上面3及び刃部上面13に負のランド角を有するランド(ネガランド)が設けられており、刃部上面13は、ランド13Aと、上端面13Bと、を含んでいる。ランド13Aは、チップブレーカ14に形成された下り傾斜面41とともに切れ刃12のすくい面として機能する。切削インサート1の刃部は、切れ刃12と、該切れ刃12に臨む逃げ面11及びすくい面と、で構成されている。
ランド13Aを第1すくい面13Aと呼び、下り傾斜面41を第2すくい面41と呼んでもよい。図示しないが、ランド13Aと上端面13Bとが面一に形成されていてもよい。その場合、第1すくい面13Aは、ランド角がゼロのランド(フラットランド)に形成される。
チップブレーカ14は、下り傾斜面41と、上り傾斜面42と、突出部40と、段差面43と、壁面45と、を有している。下り傾斜面41は、ランド13Aに臨む位置に形成され、X軸方向において切れ刃12から遠ざかるに従ってランド13Aの高さから該ランド13Aよりも低い下段の高さH1(図7参照)に下降するように傾斜している。
下段の高さH1は、チップブレーカ14の底の高さであり、チップブレーカ14において最も低い。上り傾斜面42は、X軸方向において下り傾斜面41よりも切れ刃12から遠い位置に形成され、X軸方向において切れ刃12から遠ざかるに従ってチップブレーカ14の底すなわち下段の高さH1から上昇するように傾斜している。
突出部40は、第1軸線X1に沿って重心軸Oから切れ刃12への向きに突出している。突出部40の上端40Uは、上段の高さH3(図7参照)に形成されている。図示した例では、上段の高さH3が、チップブレーカ14の上端である刃部上面13の上端面13Bの高さと一致している。図示しないが、上段の高さH3は、上端面13Bよりも低くてもよい。突出部40の突出端44は、円錐面に形成され、すくい面を構成する下り傾斜面41に対向している。
段差面43は、Y軸方向における少なくとも一方から突出部40に隣接している。図示した例では、突出部40を挟んで左右対称の段差面43が形成され、Y軸方向における左右両方から突出部40に隣接している。換言すると、段差面43が突出部40によってY軸方向に二分されている。段差面43は、後述する中段の高さH2(図7参照)に形成されている。壁面45は、段差面43と刃部上面13の上端面13Bとの間を繋いでいる。壁面45は、上り傾斜面42よりも勾配が大きい。
図5は、図1に示された焼結体10をZ軸方向から見た平面図である。図5に示すように、刃部上面13のランド13Aと逃げ面11とが交差する稜線を第1交差線R1とし、段差面43と上り傾斜面42とが交差する稜線を第2交差線R2とし、段差面43と突出部40とが交差する谷筋を第3交差線R3とする。第3交差線R3は、第1交差線R1から遠ざかる向きへ第2交差線R2よりも後退している。
図6乃至図9は、図5中のVI-VI線、VII-VII線、VIII-VIII線、IX-IX線の各々に沿う断面図である。図6に示すように、突出端44は、すくい面を構成する下り傾斜面41に対向しており、該下り傾斜面41から流出した切りくずが突出端44に衝突する。図7に示すように、段差面43は、上方を向いた面であって、第1軸線X1に最も近い部位43Lにおいて、上段の高さH3よりも低く、かつ、下段の高さH1よりも高い中段の高さH2に形成されている。
本発明の切削インサート1は、段差面43の下端43Lが、チップブレーカ14の底よりも高い中段の高さH2に形成されているため、図7及び図8に示すように、チップブレーカ14の底と段差面43との間には、上り傾斜面42があることが特徴の一つである。図9に示すように、段差面43は、Y軸方向において第1軸線X1から遠ざかるに従って中段の高さH2から上段の高さH3に近づくように傾斜している。そのため、突出部40から離れた位置で上り傾斜面42が上下方向Zに大きくなる。
以上のように構成された本実施形態の切削インサート1は、段差面43が形成されていない場合と比較して、突出部40が第2方向Yに幅狭になる。切りくずをといのように湾曲させやすくなり、切りくずを細分化しやすくなる。また、段差面43が中段の高さH2であって段差面43とチップブレーカ14の底との間に上り傾斜面42があるため、高切込み加工で切りくずが幅広になったとき、突出部40の突出端44に作用する負荷を上り傾斜面42に分散させることができる。突出部40の突出端44が摩滅しにくく、耐久性に優れている。
図10は、図1に示された切削インサートの変形例を示す斜視図である。図10に示すように、切れ刃12は、円弧状に形成されたコーナ切れ刃21と、コーナ切れ刃21よりも曲率半径が大きい円弧状に形成され、コーナ切れ刃21の一端に連続するさらい刃22と、を含んでいてもよい。さらい刃22があると、幅広の切りくずが生じやすい。本発明によれば、幅広の切りくずが生じても効率的に細分化できるため、さらい刃22を有する切削インサート1にとりわけ好適である。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。例えば、インサート上面3が第1軸線X1を通るXZ平面に対して鏡面対称な勝手なしの切削インサート1を図示したが、本発明の切削インサート1は、鏡面対称でない左勝手又は右勝手であってもよい。その場合、段差面43はY軸方向において突出部40の左右いずれか一方のみに形成してもよい。
1…切削インサート、2…基体、3…インサート上面、4…インサート下面、5…インサート周側面、6…取付け孔、10…焼結体、11…逃げ面、12…切れ刃、13…刃部上面、13A…ランド(第1すくい面)、13B…上端面、14…チップブレーカ(凹部)、21…コーナ切れ刃、22…さらい刃、40…突出部、40U…突出部の上端、41…下り傾斜面(第2すくい面)、41L…下り傾斜面の下端、42…上り傾斜面、43…段差面、43L…段差面の下端、44…突出端、45…壁面、H1…下段の高さ、H2…中段の高さ、H3…上段の高さ、O…インサート上面の重心軸、R1…第1交差線、R2…第2交差線、R3…第3交差線、X…X軸方向、X1…第1軸線、Y…Y軸方向、Z…上下方向。

Claims (5)

  1. 少なくとも刃部が焼結体から形成されている切削インサートであって、
    インサート上面と、該インサート上面とは反対側のインサート下面と、を有し、
    前記インサート上面から前記インサート下面への向きを下向き、前記インサート下面から前記インサート上面への向きを上向きとしたとき、
    前記焼結体は、
    上方を向いた刃部上面と、
    前記刃部上面の外縁に形成された切れ刃と、
    前記刃部上面の一部を下方に向かって陥没させたチップブレーカと、を有し、
    前記インサート上面の重心及び前記インサート下面の重心を通る重心軸に直交する直線であって該重心軸から最も遠い前記切れ刃の遠位端を通る第1軸線に平行な方向をX軸方向とし、該X軸方向及び上下方向の双方に交差する方向をY軸方向としたとき、
    前記チップブレーカは、
    前記X軸方向において前記切れ刃から遠ざかるに従って下段の高さまで下降する下り傾斜面と、
    前記X軸方向において前記切れ刃から遠ざかるに従って前記下段の高さから上昇する上り傾斜面と、
    前記重心軸から前記切れ刃への向きに前記第1軸線に沿って突出した突出部であって、突出端が前記下り傾斜面に対向する突出部と、
    前記Y軸方向における少なくとも一方から前記突出部に隣接する段差面と、を有し、
    前記突出部の上端は、前記下段の高さよりも高い上段の高さに形成され、
    前記段差面は、上方を向いた面であって、前記第1軸線に最も近い部位において、前記上段の高さよりも低く、かつ、前記下段の高さよりも高い中段の高さに形成されている、
    切削インサート。
  2. 前記段差面は、前記Y軸方向において前記第1軸線から遠ざかるに従って前記中段の高さから上昇するように傾斜している、
    請求項1に記載の切削インサート。
  3. 前記突出端は、円錐面に形成されている、
    請求項1に記載の切削インサート。
  4. 前記切れ刃は、
    円弧状に形成されたコーナ切れ刃と、
    前記コーナ切れ刃よりも曲率半径が大きい円弧状に形成され、前記コーナ切れ刃の一端に連続するさらい刃と、を含んでいる、
    請求項1に記載の切削インサート。
  5. 前記焼結体は、立方晶窒化ホウ素又は多結晶ダイヤモンドを主成分とする焼結体である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の切削インサート。
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