JP6306433B2 - 切削インサート、切削工具および切削加工物の製造方法 - Google Patents
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Description
以下、一実施形態の切削インサート1について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、本発明の切削インサートは、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
れる。超硬合金の組成としては、例えば、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成されるWC−Co、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したWC−TiC−Co、あるいはWC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したWC−TiC−TaC−Coがある。また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料であり、具体的には、炭化チタン(TiC)、または窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられる。
面5の中心とを結ぶインサート1の中心軸O1と一致している。以下、本実施形態のインサート1における各構成部位の上下方向の位置を評価するため、中心軸O1に対して直交し、上面3と下面5との間に位置する基準面Sを設定する。
対して下面5における第2載置面53が近接していることから、第1切刃29に加わる相対的に大きな負荷を第2載置面53で受け易い。したがって、下切刃11を用いて切削加工を行なう場合であっても、インサート1をホルダで安定して保持できるようになる。
次に、本発明の一実施形態の切削工具101について図面を用いて説明する。
うに装着される。本実施形態においては、インサート1は、固定ネジ107によって、ホルダ105に装着されている。すなわち、インサート1の貫通孔に固定ネジ107を挿入し、この固定ネジ107の先端をインサートポケット103に形成されたネジ孔に挿入してネジ部同士を螺合させることによって、インサートがホルダ105に装着されている。
次に、本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法について図面を用いて説明する。
(1)被削材201を回転させる工程と、
(2)回転している被削材201に上記実施形態に代表される切削工具101の上切刃9または下切刃を接触させる工程と、
(3)切削工具101を被削材201から離す工程と、
を備えている。
3・・・上面
5・・・下面
7・・・側面
9・・・上切刃
11・・・下切刃
13・・・貫通孔
15・・・第1辺
17・・・第2辺
19・・・第1角部
21・・・第3辺
23・・・第4辺
25・・・第2角部
27・・・第1コーナ切刃
29・・・第1切刃
31・・・第2切刃
33・・・第2コーナ切刃
35・・・第3切刃
37・・・第4切刃
39・・・第1ランド面
41・・・第2ランド面
43・・・第1底面
45・・・第1載置面
47・・・第3ランド面
49・・・第4ランド面
51・・・第2底面
53・・・第2載置面
101・・・切削工具
103・・・インサートポケット
105・・・ホルダ
107・・・固定ネジ
201・・・被削材
Claims (7)
- 多角形状であって、角部、ならびに該角部に隣接する第1辺および第2辺を具備する上面と、該上面に対応する多角形状の下面と、前記上面と前記下面との間に位置する側面と、前記上面と前記側面とが交差する稜線の一部に位置する上切刃と、前記下面と前記側面とが交差する稜線の一部に位置する下切刃とを備えた切削インサートであって、
前記上切刃は、前記上面の前記角部に位置するコーナ切刃、前記第1辺における前記コーナ切刃に隣接する部分に位置する第1切刃、および前記第2辺における前記コーナ切刃に隣接する部分に位置する第2切刃を有し、
前記上面は、前記第1辺における前記第1切刃よりも前記コーナ切刃から離れた部分に沿って設けられた平坦な第1ランド面、前記第2辺における前記第2切刃よりも前記コーナ切刃から離れた部分に沿って設けられた平坦な第2ランド面、ならびに前記第1ランド面および前記第2ランド面から離れて前記第1ランド面および前記第2ランド面よりも内側に位置する平坦な載置面を有し、
上面視において、前記第2切刃よりも前記第1切刃が長く、前記載置面が、前記第1ランド面よりも前記第2ランド面に近接しており、
上面視において、前記載置面は、前記コーナ切刃に最も近接する部分が、前記コーナ切刃が位置する角部の角度の二等分線よりも前記第1切刃の側の領域に位置していることを特徴とする切削インサート。 - 上面視において、前記載置面は、前記第1辺よりも前記第2辺に近接していることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート。
- 上面視において、前記第2辺に直交する方向での前記第2ランド面の幅が、前記第1辺に直交する方向での前記第1ランド面の幅よりも広いことを特徴とする請求項1または2に記載の切削インサート。
- 前記上切刃は、前記第1ランド面、前記第2ランド面および前記載置面よりも下方に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の切削インサート。
- 前記第1ランド面、前記第2ランド面および前記載置面の高さが同じであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の切削インサート。
- 先端側にインサートポケットを有するホルダと、
前記上切刃または前記下切刃が前記ホルダの先端から突出するように前記インサートポケ
ットに装着された、請求項1〜5のいずれか1つに記載の切削インサートとを具備した切削工具。 - 被削材を回転させる工程と、
回転している前記被削材に請求項6に記載の切削工具の前記上切刃または前記下切刃を接触させる工程と、
前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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