JPH06170614A - スローアウェイチップ - Google Patents
スローアウェイチップInfo
- Publication number
- JPH06170614A JPH06170614A JP32581992A JP32581992A JPH06170614A JP H06170614 A JPH06170614 A JP H06170614A JP 32581992 A JP32581992 A JP 32581992A JP 32581992 A JP32581992 A JP 32581992A JP H06170614 A JPH06170614 A JP H06170614A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- cutting blade
- maximum height
- surface roughness
- sintered body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 超硬合金より成るチップ本体1の上面1Aの
角部に、超硬合金より成る高硬度焼結体4と、ダイヤモ
ンドや立方晶窒化硼素を主成分とする超高硬度焼結体5
とを層状に形成した切刃部材3が、超高硬度焼結体5の
部分をチップ本体1の上面1A側に露出させてろう付け
され、この超高硬度焼結体5の部分には切刃6が形成さ
れるとともに、切刃部材3の上面3Aには凹溝状のチッ
プブレーカー7が形成されている。このチップブレーカ
ー7の底面7Aにおける表面粗さの最大高さRmaxは、
切刃6に交差してチップブレーカー7を横断する切屑生
成方向F1における最大高さRmax1よりも、この切屑生
成方向F1に交差してチップブレーカー7に沿う切屑排
出方向F2における最大高さRmax2の方が、小さく設定
されている。 【効果】 カールされた切屑の絡まりや飛散等を防い
で、効率的な切屑処理が可能となる。
角部に、超硬合金より成る高硬度焼結体4と、ダイヤモ
ンドや立方晶窒化硼素を主成分とする超高硬度焼結体5
とを層状に形成した切刃部材3が、超高硬度焼結体5の
部分をチップ本体1の上面1A側に露出させてろう付け
され、この超高硬度焼結体5の部分には切刃6が形成さ
れるとともに、切刃部材3の上面3Aには凹溝状のチッ
プブレーカー7が形成されている。このチップブレーカ
ー7の底面7Aにおける表面粗さの最大高さRmaxは、
切刃6に交差してチップブレーカー7を横断する切屑生
成方向F1における最大高さRmax1よりも、この切屑生
成方向F1に交差してチップブレーカー7に沿う切屑排
出方向F2における最大高さRmax2の方が、小さく設定
されている。 【効果】 カールされた切屑の絡まりや飛散等を防い
で、効率的な切屑処理が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切刃の部分にダイヤモ
ンド等の超高硬度焼結体を用いたスローアウェイチップ
に関するものである。
ンド等の超高硬度焼結体を用いたスローアウェイチップ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばアルミニウム合金より成る被削材
の旋削加工などにおいては、超硬合金等から形成された
多角形平板状のチップ本体の上面角部に、ダイヤモンド
や立方晶窒化硼素(CBN)を主成分とした超高硬度焼
結体を切刃として設けたスローアウェイチップが使用さ
れている。
の旋削加工などにおいては、超硬合金等から形成された
多角形平板状のチップ本体の上面角部に、ダイヤモンド
や立方晶窒化硼素(CBN)を主成分とした超高硬度焼
結体を切刃として設けたスローアウェイチップが使用さ
れている。
【0003】ここで、このような超高硬度焼結体は、チ
ップ本体を形成する超硬合金等に対して、いわゆる濡れ
性がよくなく、このため超高硬度焼結体をチップ本体に
直接ろう付けしたりすることは困難とされている。従っ
て上記構成のスローアウェイチップでは、一旦この超高
硬度焼結体と超硬合金等の高硬度焼結体とを層状に積
層、焼結して切刃部材を形成するとともに、チップ本体
の切刃を設けるべき上面角部に切欠凹部を形成し、この
切欠凹部に上記切刃部材を、その超高硬度焼結体の部分
がチップ本体の上面に露出するように配置して、該切刃
部材の高硬度焼結体の部分とチップ本体とをろう付けす
るようにしている。
ップ本体を形成する超硬合金等に対して、いわゆる濡れ
性がよくなく、このため超高硬度焼結体をチップ本体に
直接ろう付けしたりすることは困難とされている。従っ
て上記構成のスローアウェイチップでは、一旦この超高
硬度焼結体と超硬合金等の高硬度焼結体とを層状に積
層、焼結して切刃部材を形成するとともに、チップ本体
の切刃を設けるべき上面角部に切欠凹部を形成し、この
切欠凹部に上記切刃部材を、その超高硬度焼結体の部分
がチップ本体の上面に露出するように配置して、該切刃
部材の高硬度焼結体の部分とチップ本体とをろう付けす
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
スローアウェイチップを用いた旋削加工に限らず、金属
材料の切削においては、切削の際に被削材から分離して
生成される切屑の処理が問題となることが多く、この切
屑の処理を如何に効率的に行うかが円滑な切削を促す上
で重要な課題となる。このため、かかるスローアウェイ
チップでは、切刃に連なるすくい面に突起状や凹溝状の
チップブレーカーを設け、切刃によって生成された切屑
をこのチップブレーカーに当接あるいは擦過せしめて小
さくカールさせるようにしている。そして、上述した切
刃部材に超高硬度焼結体を用いたスローアウェイチップ
では、このすくい面となる切刃部材の超高硬度焼結体上
に突起状のチップブレーカーを設けることが困難である
ため、専ら凹溝状のチップブレーカーを形成して切屑の
処理を図るようにしている。
スローアウェイチップを用いた旋削加工に限らず、金属
材料の切削においては、切削の際に被削材から分離して
生成される切屑の処理が問題となることが多く、この切
屑の処理を如何に効率的に行うかが円滑な切削を促す上
で重要な課題となる。このため、かかるスローアウェイ
チップでは、切刃に連なるすくい面に突起状や凹溝状の
チップブレーカーを設け、切刃によって生成された切屑
をこのチップブレーカーに当接あるいは擦過せしめて小
さくカールさせるようにしている。そして、上述した切
刃部材に超高硬度焼結体を用いたスローアウェイチップ
では、このすくい面となる切刃部材の超高硬度焼結体上
に突起状のチップブレーカーを設けることが困難である
ため、専ら凹溝状のチップブレーカーを形成して切屑の
処理を図るようにしている。
【0005】しかしながら、こうしてチップブレーカー
を形成して切屑を小さくカールせしめても、これが切刃
による切削部位から速やかに排出されなければ、カール
された切屑が工具や被削材に絡まったり、あるいは切屑
同士が絡まりあったりして、円滑な切削加工に支障を来
したり、被削材の仕上げ面精度を劣化させたり、さらに
は工具の破損を招いたりしてしまう。また、これに加え
てカールされた切屑を排出するにしても、この排出方向
が安定していない場合には、切屑の多方向への飛散を招
いてしまって、やはり加工の円滑さを損ねてしまうおそ
れがある。従って、このようなスローアウェイチップに
おいて効率的な切屑処理を図るには、切刃により生成さ
れる切屑をチップブレーカーによって確実にカールせし
めるとともに、こうしてカールされた切屑を一定の方向
に案内して速やかに排出させる必要がある。
を形成して切屑を小さくカールせしめても、これが切刃
による切削部位から速やかに排出されなければ、カール
された切屑が工具や被削材に絡まったり、あるいは切屑
同士が絡まりあったりして、円滑な切削加工に支障を来
したり、被削材の仕上げ面精度を劣化させたり、さらに
は工具の破損を招いたりしてしまう。また、これに加え
てカールされた切屑を排出するにしても、この排出方向
が安定していない場合には、切屑の多方向への飛散を招
いてしまって、やはり加工の円滑さを損ねてしまうおそ
れがある。従って、このようなスローアウェイチップに
おいて効率的な切屑処理を図るには、切刃により生成さ
れる切屑をチップブレーカーによって確実にカールせし
めるとともに、こうしてカールされた切屑を一定の方向
に案内して速やかに排出させる必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、多角形平板状をな
すチップ本体の上面角部に、超硬合金等の高硬度焼結体
と、ダイヤモンドや立方晶窒化硼素を主成分とする超高
硬度焼結体とを層状に形成して成る切刃部材を、上記超
高硬度焼結体の部分をチップ本体の上面側に露出させて
ろう付けし、この切刃部材の上面辺稜の上記超高硬度焼
結体部分に切刃を形成するとともに、この切刃に連なる
切刃部材の上面には凹溝状のチップブレーカーを形成し
て成るスローアウェイチップにおいて、このチップブレ
ーカーの底面における表面粗さの最大高さRmaxを、上
記切刃に交差して当該チップブレーカーを横断する切屑
生成方向における表面粗さの最大高さRmax1よりも、こ
の切屑生成方向に交差して当該チップブレーカーに沿う
切屑排出方向における表面粗さの最大高さRmax2が、小
さくなるように設定したことを特徴とする。
題を解決するためになされたもので、多角形平板状をな
すチップ本体の上面角部に、超硬合金等の高硬度焼結体
と、ダイヤモンドや立方晶窒化硼素を主成分とする超高
硬度焼結体とを層状に形成して成る切刃部材を、上記超
高硬度焼結体の部分をチップ本体の上面側に露出させて
ろう付けし、この切刃部材の上面辺稜の上記超高硬度焼
結体部分に切刃を形成するとともに、この切刃に連なる
切刃部材の上面には凹溝状のチップブレーカーを形成し
て成るスローアウェイチップにおいて、このチップブレ
ーカーの底面における表面粗さの最大高さRmaxを、上
記切刃に交差して当該チップブレーカーを横断する切屑
生成方向における表面粗さの最大高さRmax1よりも、こ
の切屑生成方向に交差して当該チップブレーカーに沿う
切屑排出方向における表面粗さの最大高さRmax2が、小
さくなるように設定したことを特徴とする。
【0007】ここで、上記切屑生成方向における表面粗
さの最大高さRmax1は0.4〜10μmの範囲内に設定さ
れるとともに、上記切屑排出方向における表面粗さの最
大高さRmax2は0.2〜1μmの範囲内に設定されるのが
望ましい。
さの最大高さRmax1は0.4〜10μmの範囲内に設定さ
れるとともに、上記切屑排出方向における表面粗さの最
大高さRmax2は0.2〜1μmの範囲内に設定されるのが
望ましい。
【0008】
【作用】このようなスローアウェイチップでは、切刃部
材の超高硬度焼結体の部分に形成された切刃により被削
材から分離、生成された切屑は、すくい面となる該切刃
部材の上面を、上記切刃に交差して凹溝状のチップブレ
ーカーを横断する方向(切屑生成方向)に延びるように
流出し、このチップブレーカーの底面に摺接することに
より摩擦力を受けて小さくカールせしめられる。
材の超高硬度焼結体の部分に形成された切刃により被削
材から分離、生成された切屑は、すくい面となる該切刃
部材の上面を、上記切刃に交差して凹溝状のチップブレ
ーカーを横断する方向(切屑生成方向)に延びるように
流出し、このチップブレーカーの底面に摺接することに
より摩擦力を受けて小さくカールせしめられる。
【0009】ここで、上記構成のスローアウェイチップ
では、このチップブレーカーの底面の表面粗さが、その
最大高さRmaxにおいて、上記切屑生成方向における表
面粗さの最大高さRmax1よりも、この切屑生成方向に交
差して当該チップブレーカーが形成された方向に沿う方
向(切屑排出方向)の表面粗さの最大高さRmax2の方
が、小さくなるように設定されている。このため、上記
切屑生成方向に流出して小さくカールされた切屑は、表
面粗さの小さな切屑排出方向に流され、該切屑排出方向
に螺旋状に延びるようにして切刃による切削部位から離
間し、排出されることとなる。従って当該スローアウェ
イチップによれば、切刃から切屑生成方向に流出する切
屑を、該切刃に連なるチップブレーカーによって確実に
切屑をカールせしめつつ、このカールされた切屑を上記
切屑排出方向に案内して速やかに排出することが可能と
なる。
では、このチップブレーカーの底面の表面粗さが、その
最大高さRmaxにおいて、上記切屑生成方向における表
面粗さの最大高さRmax1よりも、この切屑生成方向に交
差して当該チップブレーカーが形成された方向に沿う方
向(切屑排出方向)の表面粗さの最大高さRmax2の方
が、小さくなるように設定されている。このため、上記
切屑生成方向に流出して小さくカールされた切屑は、表
面粗さの小さな切屑排出方向に流され、該切屑排出方向
に螺旋状に延びるようにして切刃による切削部位から離
間し、排出されることとなる。従って当該スローアウェ
イチップによれば、切刃から切屑生成方向に流出する切
屑を、該切刃に連なるチップブレーカーによって確実に
切屑をカールせしめつつ、このカールされた切屑を上記
切屑排出方向に案内して速やかに排出することが可能と
なる。
【0010】なお、ここで上記チップブレーカーの底面
の表面粗さについては、その上記切屑生成方向における
最大高さRmax1が0.4μmを下回ると、この切屑生成方
向に延びた切屑が該チップブレーカー底面に摺接した
際、十分な摩擦力を受けられずに小さくカールされなく
なるおそれがあり、逆に上記最大高さRmax1が10μm
を上回ると、切屑がチップブレーカー底面に摺接した際
の摩擦力が大きくなり過ぎて切削抵抗の増大を招くおそ
れが生じる。また、チップブレーカー底面の上記切屑排
出方向における表面粗さの最大高さRmax2が0.2μmを
下回ると、切屑が十分にカールされないうちに切屑排出
方向に流されてしまうおそれがあり、逆にこの最大高さ
Rmax2が1μmを上回ると、カールされた切屑が切屑排
出方向に受ける摩擦力が大きすぎて円滑に排出されなく
なるおそれがある。
の表面粗さについては、その上記切屑生成方向における
最大高さRmax1が0.4μmを下回ると、この切屑生成方
向に延びた切屑が該チップブレーカー底面に摺接した
際、十分な摩擦力を受けられずに小さくカールされなく
なるおそれがあり、逆に上記最大高さRmax1が10μm
を上回ると、切屑がチップブレーカー底面に摺接した際
の摩擦力が大きくなり過ぎて切削抵抗の増大を招くおそ
れが生じる。また、チップブレーカー底面の上記切屑排
出方向における表面粗さの最大高さRmax2が0.2μmを
下回ると、切屑が十分にカールされないうちに切屑排出
方向に流されてしまうおそれがあり、逆にこの最大高さ
Rmax2が1μmを上回ると、カールされた切屑が切屑排
出方向に受ける摩擦力が大きすぎて円滑に排出されなく
なるおそれがある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図4を用いて説明する。図1および図2において符号1
で示すのは、超硬合金より形成された正三角形平板状の
チップ本体であり、その正三角形をなす上面1Aの一の
角部には、この上面1Aから一段凹むようにして切欠凹
部2が形成されていて、この切欠凹部2に切刃部材3が
設けられている。
図4を用いて説明する。図1および図2において符号1
で示すのは、超硬合金より形成された正三角形平板状の
チップ本体であり、その正三角形をなす上面1Aの一の
角部には、この上面1Aから一段凹むようにして切欠凹
部2が形成されていて、この切欠凹部2に切刃部材3が
設けられている。
【0012】ここで、この切刃部材3は、超硬合金より
成る高硬度焼結体4と、ダイヤモンドや立方晶窒化硼素
を主成分とする超高硬度焼結体5とを層状に積層して一
体形成され、上記切欠凹部2に合わせて略正三角形平板
状に成形されたものである。そして、図2に示すように
この切刃部材3は、その超高硬度焼結体5の部分を上向
きにして上記切欠凹部2に配置され、互いに密着し合う
チップ本体1部分と高硬度焼結体4部分とがろう付けさ
れることにより、上記切欠凹部2に固着されている。な
お、この切刃部材3の上面3Aおよび側面3Bは、それ
ぞれチップ本体1の上面1Aおよび側面1Bに面一とな
るように形成されている。また、本実施例のスローアウ
ェイチップは、いわゆるポジティブ型のスローアウェイ
チップであって、上記側面1Bおよび3Bには逃げ角が
付されている。
成る高硬度焼結体4と、ダイヤモンドや立方晶窒化硼素
を主成分とする超高硬度焼結体5とを層状に積層して一
体形成され、上記切欠凹部2に合わせて略正三角形平板
状に成形されたものである。そして、図2に示すように
この切刃部材3は、その超高硬度焼結体5の部分を上向
きにして上記切欠凹部2に配置され、互いに密着し合う
チップ本体1部分と高硬度焼結体4部分とがろう付けさ
れることにより、上記切欠凹部2に固着されている。な
お、この切刃部材3の上面3Aおよび側面3Bは、それ
ぞれチップ本体1の上面1Aおよび側面1Bに面一とな
るように形成されている。また、本実施例のスローアウ
ェイチップは、いわゆるポジティブ型のスローアウェイ
チップであって、上記側面1Bおよび3Bには逃げ角が
付されている。
【0013】さらに、この切刃部材3の上面3Aの、上
記一の角部に連なる一対の辺稜部のうちの一方には、切
刃6が形成されている。従って、この切刃6は切刃部材
3の超高硬度焼結体5の部分に形成されることとなる。
また、この切刃部材3の上面3Aには、この上面3Aに
対して凹む凹溝状のチップブレーカー7が、該上面3A
側からの平面視に図1に示すように、切刃6に対して斜
交する方向に形成されている。
記一の角部に連なる一対の辺稜部のうちの一方には、切
刃6が形成されている。従って、この切刃6は切刃部材
3の超高硬度焼結体5の部分に形成されることとなる。
また、この切刃部材3の上面3Aには、この上面3Aに
対して凹む凹溝状のチップブレーカー7が、該上面3A
側からの平面視に図1に示すように、切刃6に対して斜
交する方向に形成されている。
【0014】ここで、このチップブレーカー7は、その
底面7Aが図2に示すように切刃6から離間するに従っ
て漸次チップ本体1の下面1C側へ直線的に後退する傾
斜面7aと、この傾斜面7aの後端からチップ本体1の
上面1A側に向かって曲率半径Rの円弧を描きつつ立ち
上がる湾曲壁面7bとから構成されている。なお、この
湾曲壁面7bの曲率半径Rや、チップ本体1の上面1A
に対する傾斜面7aの傾斜角θは、当該スローアウェイ
チップによる切削の条件等に応じて適宜変更してよい
が、曲率半径Rを0.4mm〜1.5mm、傾斜角θを10゜
〜30゜ に設定することが好ましい。
底面7Aが図2に示すように切刃6から離間するに従っ
て漸次チップ本体1の下面1C側へ直線的に後退する傾
斜面7aと、この傾斜面7aの後端からチップ本体1の
上面1A側に向かって曲率半径Rの円弧を描きつつ立ち
上がる湾曲壁面7bとから構成されている。なお、この
湾曲壁面7bの曲率半径Rや、チップ本体1の上面1A
に対する傾斜面7aの傾斜角θは、当該スローアウェイ
チップによる切削の条件等に応じて適宜変更してよい
が、曲率半径Rを0.4mm〜1.5mm、傾斜角θを10゜
〜30゜ に設定することが好ましい。
【0015】そして、本実施例では、このチップブレー
カー7の底面7Aにおける表面粗さの最大高さR
maxが、上記平面視において切刃6に交差してチップブ
レーカー7を横断する方向(切屑生成方向)F1におけ
る表面粗さの最大高さRmax1よりも、この切屑生成方向
F1に交差して当該チップブレーカー7に沿う方向(切
屑排出方向)F2における表面粗さの最大高さRmax2の
方が、小さくなるように設定されている。
カー7の底面7Aにおける表面粗さの最大高さR
maxが、上記平面視において切刃6に交差してチップブ
レーカー7を横断する方向(切屑生成方向)F1におけ
る表面粗さの最大高さRmax1よりも、この切屑生成方向
F1に交差して当該チップブレーカー7に沿う方向(切
屑排出方向)F2における表面粗さの最大高さRmax2の
方が、小さくなるように設定されている。
【0016】ここで図3および図4は、それぞれ本実施
例のスローアウェイチップのチップブレーカー7の底面
7Aの上記切屑生成方向F1および切屑排出方向F2にお
ける断面曲線を測定したものであり、この測定結果より
本実施例のチップブレーカー7の底面7Aの、切屑生成
方向F1における表面粗さの最大高さRmax1は1.84μ
m、また切屑排出方向F2における表面粗さの最大高さR
max2は0.40μmであった。ただし、この表面粗さの測
定における断面曲線の基準長さLはいずれの方向の場合
も1.80mmであり、またカットオフ値は0.8mmであっ
た。
例のスローアウェイチップのチップブレーカー7の底面
7Aの上記切屑生成方向F1および切屑排出方向F2にお
ける断面曲線を測定したものであり、この測定結果より
本実施例のチップブレーカー7の底面7Aの、切屑生成
方向F1における表面粗さの最大高さRmax1は1.84μ
m、また切屑排出方向F2における表面粗さの最大高さR
max2は0.40μmであった。ただし、この表面粗さの測
定における断面曲線の基準長さLはいずれの方向の場合
も1.80mmであり、またカットオフ値は0.8mmであっ
た。
【0017】このような構成のスローアウェイチップに
おいては、切刃6によって生成された切屑は、切屑生成
方向F1に沿って上記平面視にチップブレーカー7を横
断するように、また切刃6に沿う方向からの側面視に
は、該チップブレーカー7の底面7Aに沿って上記傾斜
面7aから湾曲壁面7bへと、該底面7Aに摺接しつつ
流出する。そして、この底面7Aとの摺接によって切屑
は摩擦力を受け、これにより該切屑は小径にカールせし
められることとなる。
おいては、切刃6によって生成された切屑は、切屑生成
方向F1に沿って上記平面視にチップブレーカー7を横
断するように、また切刃6に沿う方向からの側面視に
は、該チップブレーカー7の底面7Aに沿って上記傾斜
面7aから湾曲壁面7bへと、該底面7Aに摺接しつつ
流出する。そして、この底面7Aとの摺接によって切屑
は摩擦力を受け、これにより該切屑は小径にカールせし
められることとなる。
【0018】しかして上記構成のスローアウェイチップ
では、このチップブレーカー7の底面7Aにおいて、上
記切屑生成方向F1における表面粗さの最大高さRmax1
が上述のように1.84μmとされる一方、この切屑生成
方向F1に交差して当該チップブレーカー7が形成され
た方向に沿う、切屑排出方向F2における表面粗さの最
大高さRmax2は0.40μmとされており、すなわち切屑
生成方向F1よりも切屑排出方向F2の方が表面粗さが小
さくなるように形成されている。従って、上述のように
切屑生成方向F1に生成されてチップブレーカー7によ
り小さくカールされた切屑は、この切屑生成方向F1よ
りも表面粗さの小さな切屑排出方向F2に流されてゆく
こととなり、これによって切屑はこの切屑排出方向F2
に沿って螺旋状を描くように延びてゆき、切刃6による
切削部位から離間して排出されることとなる。
では、このチップブレーカー7の底面7Aにおいて、上
記切屑生成方向F1における表面粗さの最大高さRmax1
が上述のように1.84μmとされる一方、この切屑生成
方向F1に交差して当該チップブレーカー7が形成され
た方向に沿う、切屑排出方向F2における表面粗さの最
大高さRmax2は0.40μmとされており、すなわち切屑
生成方向F1よりも切屑排出方向F2の方が表面粗さが小
さくなるように形成されている。従って、上述のように
切屑生成方向F1に生成されてチップブレーカー7によ
り小さくカールされた切屑は、この切屑生成方向F1よ
りも表面粗さの小さな切屑排出方向F2に流されてゆく
こととなり、これによって切屑はこの切屑排出方向F2
に沿って螺旋状を描くように延びてゆき、切刃6による
切削部位から離間して排出されることとなる。
【0019】従って本実施例のスローアウェイチップに
よれば、切刃6により生成される切屑を確実にカールせ
しめつつ、このカールされた切屑を一定の切屑排出方向
F2に案内して速やかに切削部位から離間させ、排出す
ることが可能となる。そしてこれにより、生成された切
屑が工具や被削材に絡まったり、あるいは切屑同士が絡
まりあったりするような事態を未然に防ぐとともに、切
屑の排出方向を安定化させてその多方向への飛散を防止
することができ、効率的な切屑の処理を図って円滑な切
削加工を行うことが可能となる。
よれば、切刃6により生成される切屑を確実にカールせ
しめつつ、このカールされた切屑を一定の切屑排出方向
F2に案内して速やかに切削部位から離間させ、排出す
ることが可能となる。そしてこれにより、生成された切
屑が工具や被削材に絡まったり、あるいは切屑同士が絡
まりあったりするような事態を未然に防ぐとともに、切
屑の排出方向を安定化させてその多方向への飛散を防止
することができ、効率的な切屑の処理を図って円滑な切
削加工を行うことが可能となる。
【0020】なお、本実施例では上記チップブレーカー
7の底面7Aを、その切屑生成方向F1における表面粗
さの最大高さRmax1が1.84μmになるように、また切
屑排出方向F2における表面粗さの最大高さRmax2が0.
40μmになるように形成したが、例えば上記最大高さ
Rmax1が小さ過ぎると、切屑生成方向F1に生成された
切屑がチップブレーカー7の底面7Aに摺接した際の摩
擦力が不十分となって切屑がカールされなくなるおそれ
があり、逆に最大高さRmax1が大き過ぎると、この摩擦
力も大きくなり過ぎて切削抵抗の増大を招くおそれが生
じるため、いずれも好ましくない。
7の底面7Aを、その切屑生成方向F1における表面粗
さの最大高さRmax1が1.84μmになるように、また切
屑排出方向F2における表面粗さの最大高さRmax2が0.
40μmになるように形成したが、例えば上記最大高さ
Rmax1が小さ過ぎると、切屑生成方向F1に生成された
切屑がチップブレーカー7の底面7Aに摺接した際の摩
擦力が不十分となって切屑がカールされなくなるおそれ
があり、逆に最大高さRmax1が大き過ぎると、この摩擦
力も大きくなり過ぎて切削抵抗の増大を招くおそれが生
じるため、いずれも好ましくない。
【0021】また一方、切屑排出方向F2における上記
最大高さRmax2が小さ過ぎると、切屑が十分にカールさ
れないうちに切屑排出方向F2に流されてしまうおそれ
があり、逆に最大高さRmax2が大き過ぎると、カールさ
れた切屑が切屑排出方向F2に受ける摩擦力も大きくな
り過ぎて円滑に排出が妨げられるおそれが生じるため、
やはり好ましくない。このため、上記最大高さRmax1は
0.4〜10μmの範囲内において、また上記最大高さR
max2は0.2〜1μmの範囲内において、Rmax1>Rmax2
の条件を満たすように適宜に設定されるのが望ましい。
最大高さRmax2が小さ過ぎると、切屑が十分にカールさ
れないうちに切屑排出方向F2に流されてしまうおそれ
があり、逆に最大高さRmax2が大き過ぎると、カールさ
れた切屑が切屑排出方向F2に受ける摩擦力も大きくな
り過ぎて円滑に排出が妨げられるおそれが生じるため、
やはり好ましくない。このため、上記最大高さRmax1は
0.4〜10μmの範囲内において、また上記最大高さR
max2は0.2〜1μmの範囲内において、Rmax1>Rmax2
の条件を満たすように適宜に設定されるのが望ましい。
【0022】一方、本実施例では切刃部材3の上面3A
に、該上面3Aから凹む凹溝状のチップブレーカー7
を、上面3Aに対する平面視に切刃6に斜交するように
形成したが、例えば図5に示すようにこのチップブレー
カー7を、上記平面視において切刃6に平行となるよう
に形成してもよい。また、本実施例では上記チップブレ
ーカー7を、その底面7Aが傾斜面7aと湾曲壁面7b
とから構成されるように形成したが、例えば図6に示す
ようにこの底面7Aが切刃部材3の上面3Aに平行な平
坦面7cと湾曲壁面7bとから構成されるようにしても
よい。
に、該上面3Aから凹む凹溝状のチップブレーカー7
を、上面3Aに対する平面視に切刃6に斜交するように
形成したが、例えば図5に示すようにこのチップブレー
カー7を、上記平面視において切刃6に平行となるよう
に形成してもよい。また、本実施例では上記チップブレ
ーカー7を、その底面7Aが傾斜面7aと湾曲壁面7b
とから構成されるように形成したが、例えば図6に示す
ようにこの底面7Aが切刃部材3の上面3Aに平行な平
坦面7cと湾曲壁面7bとから構成されるようにしても
よい。
【0023】さらに、本実施例では切刃部材3を、その
超高硬度焼結体5の部分がチップ本体1の上面1Aを向
くようにしてろう付けしたが、この超高硬度焼結体5の
部分がチップ本体1の上面1Aに露出するならば、例え
ば図7に示すように該超高硬度焼結体5の部分がチップ
本体1の側面1B側を向くようにして切刃部材3を取り
付けてもよい。ただし、これら図5および図6では、図
1および図2に示した実施例と同じ構成要素には同一の
符号を付してある。また、本実施例ではチップ本体1を
正三角形平板状に形成したが、例えばこれを正方形状や
菱形状に形成してもよく、さらに本実施例のようにチッ
プ本体1の一の角部のみならず、一つのチップ本体1に
複数の切刃部材3を設けるようにしてもよい。
超高硬度焼結体5の部分がチップ本体1の上面1Aを向
くようにしてろう付けしたが、この超高硬度焼結体5の
部分がチップ本体1の上面1Aに露出するならば、例え
ば図7に示すように該超高硬度焼結体5の部分がチップ
本体1の側面1B側を向くようにして切刃部材3を取り
付けてもよい。ただし、これら図5および図6では、図
1および図2に示した実施例と同じ構成要素には同一の
符号を付してある。また、本実施例ではチップ本体1を
正三角形平板状に形成したが、例えばこれを正方形状や
菱形状に形成してもよく、さらに本実施例のようにチッ
プ本体1の一の角部のみならず、一つのチップ本体1に
複数の切刃部材3を設けるようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、切
屑生成方向に沿って生成された切屑をチップブレーカー
によって確実にカールせしめつつ、このカールされた切
屑を切屑生成方向に交差する一定の切屑排出方向に向け
て案内して、切刃による切削部位から離間、排出させる
ことができ、カールされた切屑の絡まりや飛散等を防い
で効率的な切屑処理を可能とし、円滑な切削可能を行う
ことができる。
屑生成方向に沿って生成された切屑をチップブレーカー
によって確実にカールせしめつつ、このカールされた切
屑を切屑生成方向に交差する一定の切屑排出方向に向け
て案内して、切刃による切削部位から離間、排出させる
ことができ、カールされた切屑の絡まりや飛散等を防い
で効率的な切屑処理を可能とし、円滑な切削可能を行う
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示す実施例のX方向からの側面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す実施例のチップブレーカー7の底面
7Aの、切屑生成方向F1における断面曲線である。
7Aの、切屑生成方向F1における断面曲線である。
【図4】図1に示す実施例のチップブレーカー7の底面
7Aの、切屑排出方向F2における断面曲線である。
7Aの、切屑排出方向F2における断面曲線である。
【図5】本発明の他の実施例を示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す側面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す側面図である。
1 チップ本体 1A チップ本体1の上面 2 切欠凹部 3 切刃部材 3 切刃部材3の上面 4 高硬度焼結体 5 超高硬度焼結体 6 切刃 7 チップブレーカー 7A チップブレーカー7の底面 F1 切屑生成方向 F2 切屑排出方向
Claims (2)
- 【請求項1】 多角形平板状をなすチップ本体の上面角
部に、超硬合金等の高硬度焼結体と、ダイヤモンドや立
方晶窒化硼素を主成分とする超高硬度焼結体とを層状に
形成して成る切刃部材が、上記超高硬度焼結体の部分を
上記チップ本体の上面側に露出させてろう付けされ、こ
の切刃部材の上面辺稜の上記超高硬度焼結体部分には切
刃が形成されるとともに、この切刃に連なる上記切刃部
材の上面には、凹溝状のチップブレーカーが形成されて
成るスローアウェイチップにおいて、 上記チップブレーカーの底面における表面粗さの最大高
さRmaxは、上記切刃に交差して当該チップブレーカー
を横断する切屑生成方向における表面粗さの最大高さR
max1よりも、この切屑生成方向に交差して当該チップブ
レーカーに沿う切屑排出方向における表面粗さの最大高
さRmax2が、小さく設定されていることを特徴とするス
ローアウェイチップ。 - 【請求項2】 上記切屑生成方向における表面粗さの最
大高さRmax1が0.4〜10μmの範囲内に設定されると
ともに、上記切屑排出方向における表面粗さの最大高さ
Rmax2が0.2〜1μmの範囲内に設定されていることを
特徴とする請求項1記載のスローアウェイチップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32581992A JPH06170614A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | スローアウェイチップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32581992A JPH06170614A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | スローアウェイチップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06170614A true JPH06170614A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18180956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32581992A Withdrawn JPH06170614A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | スローアウェイチップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06170614A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018221300A1 (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-06 | 京セラ株式会社 | 切削インサート、これを備えた切削工具及び切削加工物の製造方法 |
JP2024047455A (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-05 | 株式会社タンガロイ | 切削インサート |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP32581992A patent/JPH06170614A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018221300A1 (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-06 | 京セラ株式会社 | 切削インサート、これを備えた切削工具及び切削加工物の製造方法 |
JPWO2018221300A1 (ja) * | 2017-05-29 | 2020-03-19 | 京セラ株式会社 | 切削インサート、これを備えた切削工具及び切削加工物の製造方法 |
US11040403B2 (en) | 2017-05-29 | 2021-06-22 | Kyocera Corporation | Cutting insert, cutting tool including same, and method for manufacturing machined product |
JP2024047455A (ja) * | 2022-09-26 | 2024-04-05 | 株式会社タンガロイ | 切削インサート |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |