JP2024024700A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な製造工程により像担持体のダメージを抑制することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、回転可能に設けられた、円筒状の像担持体と、像担持体の外周面に接触しながら、回転軸を中心に回転する帯電ローラと、を備え、帯電ローラの端部は、回転時において像担持体との接触位置が、回転軸が延伸する第1方向に沿って変化するように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1では、帯電ローラの両端部に対向する感光体ドラム上の領域の表面電位を、帯電ローラの中央部に対向する感光体ドラム上の領域の表面電位よりも低くした画像形成装置が提案されている。
この構成により特許文献1では、帯電ローラの両端部に対向する感光体ドラム上の領域への放電生成物の付着及び放電生成物の付着に伴う摩擦係数の上昇を抑制させることができるため、クリーニングブレードの両端部のめくれを防止できる。
特開2010-54853号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、帯電ローラの中央部と両端部とにおいてそれぞれの表面電位が異なるように帯電ローラを製造する必要があり、帯電ローラの製造工程が複雑となる。
本開示の目的は、簡易な製造工程により像担持体のダメージを抑制することができる画像形成装置を提案する。
本開示の一態様に係る画像形成装置は、回転可能に設けられた、円筒状の像担持体と、前記像担持体の外周面に接触しながら、回転軸を中心に回転する帯電ローラと、を備え、前記帯電ローラの端部は、回転時において前記像担持体との接触位置が、前記回転軸が延伸する第1方向に沿って変化するように構成されている。
本開示によれば、画像形成装置は、簡易な製造工程により像担持体のダメージを抑制することができるという効果を奏する。
本開示の実施形態に係る画像形成装置の内部構造の一例を示す側面図である。 本開示の実施形態に係る帯電器と感光体ドラムとの配置関係を模式的に示す側面図である。 本開示の実施形態に係る帯電ローラと感光体ドラムとのニップ部と、放電発生領域との関係を模式的に示す図である。 本開示の比較例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。 図4に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。 本開示の実施形態に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。 図6に示す帯電ローラの端部の側面図である。 図6に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。 本開示の実施形態の第1変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。 図9に示す帯電ローラの端部の側面図である。 図9に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。 本開示の実施形態の第2変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。 図12に示す帯電ローラの端部の側面図である。 図12に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。 本開示の実施形態の第3変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。 図15に示す帯電ローラの端部の側面図である。 図15に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。 本開示の実施形態の第4変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。 図18に示す帯電ローラの端部の側面図である。 図18に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。 本開示の実施形態の第5変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。 図21に示す帯電ローラの端部の側面図である。 図21に示す帯電ローラの端部の平面図である。 図21に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。 本開示の実施形態の第6変形例に係る帯電ローラの端部形状の一例を示す斜視図である。 図25に示す帯電ローラの端部の側面図である。 図25に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。 本開示の第7変形例に係る帯電ローラの両端部それぞれの一例を示す側面部である。 図28に示す帯電ローラが1回転する間における、帯電ローラのニップ部における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。
以下、本開示の実施形態及び変形例を、図面を参照しながら説明する。なお、以下ではすべての図を通じて同一または相当する部材には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(画像形成装置)
図1を参照して本開示の実施形態に係る画像形成装置100について説明する。図1は本開示の実施形態に係る画像形成装置100の内部構造の一例を示す側面図である。なお、以下では画像形成装置としてレーザ方式のカラープリンタを例に挙げて説明する。
画像形成装置100は、画像を形成する用紙に対して多色及び単色の画像を形成するレーザ方式のカラープリンタである。画像形成装置100は、画像読取装置90により原稿から読み取られた画像データ、または外部から受信した画像データに基づき、用紙に画像を印刷する。
図1に示されるように、画像形成装置100は、画像形成部110、画像読取装置90、原稿載置台92、および自動原稿処理装置120を備えてなる構成である。
画像形成部110は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3(像担持体)、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、給紙カセット81、および手差し給紙カセット82を備える。画像形成部110の構成ついての詳細は後述する。
画像形成部110の上部には、画像読取装置90、および透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられている。また、原稿載置台92の上側には自動原稿処理装置120が取り付けられている。
自動原稿処理装置120は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。また、自動原稿処理装置120を上方に回動させて原稿載置台92の上を開放することにより、原稿を原稿載置台92の上に直接載置させることもできる。
画像読取装置90は、原稿載置台92の上に搬送または載置された原稿から画像データを読み取る。画像形成部110は、画像読取装置90により読み取られた画像データに基づき用紙に画像を印刷する。
次に、画像形成部110の構成について説明する。まず、画像形成装置100において扱われる画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2、感光体ドラム3、及び帯電器5は、各色に応じた4種類のトナー像を形成するようにそれぞれ設けられている。
帯電器5は、回転可能に設けられた円筒状の感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させる。帯電器5の構成の詳細については後述する。
露光ユニット1は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。露光ユニット1は、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズまたはミラー等の光学部材とを備える。露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を、画像データに応じて露光することにより、その表面に静電潜像を形成する。
現像器2は、感光体ドラム3上に形成された静電潜像を、トナーにより顕像化するものである。現像器2は現像槽を含み、現像槽にはトナーが収容されている。現像器2は、この現像槽に収容されたトナーを感光体ドラム3に供給するように構成されている。また、各現像槽は、図示しないトナー供給パイプを介してトナーを収容する各トナーカートリッジ20に接続されている。トナーカートリッジ20は4色のトナーそれぞれに応じて設けられている。
クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去および回収する。
感光体ドラム3の上方には、中間転写ベルトユニット6が配置されている。中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、複数の中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。中間転写ローラ64は、Y,M,C,Kの各色に対応して4つ設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び4つの中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動させる。また各中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト61は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている。そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61に順次、重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する。中間転写ベルト61は、例えば、ポリイミドからなるフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の内側に接触している中間転写ローラ64によって行われる。中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(-)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。中間転写ローラ64は、金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM、発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。
各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化されたトナー像は、中間転写ベルト61上で積層され、用紙と中間転写ベルト61との接触位置に配置された転写ローラ10によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト61と転写ローラ10とは、所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ10にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(-)とは逆極性(+)の高電圧)。
また、上記のように、感光体ドラム3と接触することにより中間転写ベルト61に付着したトナー、もしくは転写ローラ10によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト61上に残存した転写残トナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去及び回収される。
給紙カセット111は、画像形成に使用する用紙を蓄積しておくためのトレイであり、画像形成部110の露光ユニット1の下側に設けられている。
画像形成部110には、さらに排紙トレイ91が設けられている。排紙トレイ91は、印刷済みの(トナー像が形成された)用紙をフェイスダウンで集積する。
また画像形成部110には、給紙カセット81の用紙を、転写ローラ10および定着ユニット7を経由させて排紙トレイ91に送るための用紙搬送路Sが設けられている。給紙カセット81から排紙トレイ91までの間に設けられた用紙搬送路Sに沿って、ピックアップローラ11、複数の搬送ローラ12a,12b,12c,12d、レジストローラ13、転写ローラ10、及び定着ユニット7等が配されている。
ピックアップローラ11は、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81から用紙を1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
複数の搬送ローラ12a,12b,12c,12dは、用紙の搬送を補助するための部材であり、一対の小型のローラから構成される。
レジストローラ13は、用紙搬送路Sにおいて搬送されている用紙を一旦保持する部材であり、一対の小型のローラから構成される。レジストローラ13は、中間転写ベルト61上のトナー像の先端と用紙の先端とを合わせるタイミングで用紙を転写ローラ10に搬送する。
定着ユニット7は、ヒートローラ71及び加圧ローラ72を備えており、ヒートローラ71及び加圧ローラ72は、用紙を挟んで回転するようになっている。またヒートローラ71は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて所定の定着温度となるように設定されている。そして、ヒートローラ71は、加圧ローラ72とともにトナーを用紙に熱圧着する。これにより、定着ユニット7は、用紙に転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、用紙に対して熱定着させることができる。
上記した構成を有する画像形成装置100では、画像形成部110は、画像データを取得すると、以下のようにして画像形成処理を実施する。すなわち、画像形成部110は、例えば、給紙カセット81に載置された用紙を、ピックアップローラ11によって1枚ずつ用紙搬送路Sに導き、搬送ローラ12aによってレジストローラ13まで搬送する。そして、レジストローラ13によって、用紙の先端と中間転写ベルト61上のトナー像の先端とが整合するタイミングで転写ローラ10に用紙を搬送し、用紙上にトナー像が転写される。その後、用紙が定着ユニット7を通過することによって用紙上にトナー像を熱定着させ、搬送ローラ12bを経て排紙トレイ91に用紙を排出する。
(帯電器)
図2を参照して帯電器5の構成について説明する。図2は、本開示の実施形態に係る帯電器5と感光体ドラム3との配置関係を模式的に示す側面図である。図2に示されるように帯電器5は、帯電ローラ51および電源52を備えてなる構成である。
帯電ローラ51は、感光体ドラム3の外周面に接触しながら回転することにより感光体ドラム3を帯電させる円筒状の部材である。帯電ローラ51は、感光体ドラム3の回転軸3aに沿って延伸する、帯電ローラ51の中心に設けられた芯金51aと、芯金51aの外周を覆う弾性層51bとを含む。
芯金51aは、例えば、ステンレスにより構成された導電性の棒状部材であり、本明細書では、芯金51aの延伸方向を第1方向と称する。帯電ローラ51は、芯金51aを中心に回転可能に設けられており、芯金51aが帯電ローラ51の回転軸となる。
弾性層51bは、例えば、ウレタンまたはエチレンプロピレンゴムの一種であるEPDMなどから構成された導電性部材である。弾性層51bの外周面はナイロンなどにより構成された不図示のコーティング層によって覆われている。
電源52は、直流電圧に交流電圧を重畳したバイアス電圧を出力しており、バイアス電圧を帯電ローラ51の芯金51aと感光体ドラム3の基体3bとの間に印加する。
感光体ドラム3は上記したように円筒状であり、回転軸3aを中心に回転可能に支持されている。回転軸3aの外周にはアルミニウムからなる導電性の基体3bが設けられており、基体3bの外周面上に有機感光体層を含む感光体3cが形成されている。なお、基体3bは、は接地されており、感光体3cは、負極性の帯電特性(帯電極性(-))を有する。
図2に示されるように、帯電ローラ51と感光体ドラム3とは、ニップ部8で接触している。そして、感光体ドラム3が矢印A1方向に回転軸3aを中心として回転駆動されると、帯電ローラ51は、矢印A2方向に従動回転するように構成されている。感光体3cの表面は、ニップ部8で電源52からのバイアス電圧によって帯電ローラ51を介して所定の電位に帯電される。より正確には、ニップ部8の前後で形成される微小空隙において放電が発生し、放電の際に生成された電荷が感光体ドラム3に移動し帯電する。なお、以下では感光体ドラム3において放電が発生する領域を放電発生領域9と称する。
放電発生領域9は、例えば、図3に示すように、ニップ部8の外周を取り囲むように形成される。図3は本開示の実施形態に係る帯電ローラ51と感光体ドラム3とのニップ部8と、放電発生領域9との関係を模式的に示す図である。なお、図3では、ニップ部8および放電発生領域9の位置関係を把握しやすいようにするため、帯電ローラ51は破線により示している。
ところで、帯電ローラ51の両端部それぞれに対応するニップ部8の周りでは、微小空隙の幅が、帯電ローラ51の両端部以外のニップ部8の周りよりも広くなる。このため、放電発生領域9のうち、帯電ローラ51の両端部のそれぞれに対応するニップ部8の周りの放電発生領域Bは、それ以外となる残余の放電発生領域よりも放電が強くなる。それゆえ、放電発生領域Bに対応する感光体ドラム3の外周面は、残余の放電発生領域に対応する感光体ドラム3の外周面よりも強いダメージを受けることとなる。
感光体ドラム3の外周面においてより強いダメージを受け続けた領域は、それ以外の領域よりも摩擦係数が高くなる。したがって、感光体ドラム3の外周面において摩擦係数の不均一性が生じる。このように、感光体ドラム3の外周面において摩擦係数の不均一性が生じると、感光体ドラム3に当接するクリーナユニット4にねじれなどが生じて、クリーナユニット4が変形し破損する場合がある。
特に、図4に示されように、帯電ローラ251が、芯金251aの延伸方向、すなわち第1方向に対して垂直となる端面を有した円柱形状となる場合、図5に示されるように、帯電ローラ251の回転時において、帯電ローラ251の端部と感光体ドラム3との接触位置、換言すると、ニップ部8での帯電ローラ251の端部位置は常に同じ位置となる。このため、感光体ドラム3の外周面において帯電ローラ251の端部と接触する特定の領域の周りが他の領域の周りよりも強いダメージを受け続けることとなり、結果として感光体ドラム3の外周面における摩擦係数の不均一性がより顕著となる。
図4は本開示の比較例に係る帯電ローラ251の端部形状の一例を示す斜視図である。図4に示されるように、比較例に係る帯電ローラ251では、弾性層251bにより形成される端面が、第1方向に対して垂直となるように形成されている。また、図5は図4に示す帯電ローラ251が1回転する間における、帯電ローラ251のニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。図5では、0度の位置は、帯電ローラ251が初期位置にあるときを示し、360度の位置は、帯電ローラ251が初期位置から1回転した位置にあるときを示す。
そこで、本開示の実施形態に係る帯電器5では、帯電ローラ51の端部は、帯電ローラ51の回転時において感光体ドラム3との接触位置が、第1方向に沿って変化するように構成されている。具体的には、図6および図7に示されるように、帯電ローラ51の端面が、第1方向に対して傾斜している。図6は本開示の実施形態に係る帯電ローラ51の端部形状の一例を示す斜視図である。図7は、図6に示す帯電ローラ51の端部の側面図である。なお、図6および図7では、帯電ローラ51の一方の端部形状のみを示しているが他方の端部形状も同様となる。
図6および図7に示されるように、側面視において帯電ローラ51の端部は、比較例に係る帯電ローラ251のような円柱形状から、弾性層51bを第1方向に対して斜めに切り出した形状をしている。このとき、帯電ローラ51の回転時において、ニップ部8における帯電ローラ51の端部位置を示す点の軌跡は図8に示すようになる。図8は、図6に示す帯電ローラ51が1回転する間における、帯電ローラ51のニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。図8では、0度の位置は、帯電ローラ51が初期位置にあるときを示し、360度の位置は、帯電ローラ51が初期位置から1回転した位置にあるときを示す。
図8に示されるように、ニップ部8における帯電ローラ51の端部位置は、帯電ローラ51が1回転する間に、第1方向に沿って所定の範囲を1往復している。また、この端部位置を示す点により描かれる軌跡は正弦波となっている。なお、帯電ローラ51の端部が第1方向に沿って移動する所定の範囲は、第1方向において弾性層51bが切り出された長さにより規定される。
このように帯電ローラ51が1回転する間に、ニップ部8における帯電ローラ51の端部位置は上記した比較例に係る帯電ローラ51のように常に同じ位置とはならない。このため、ニップ部8における帯電ローラ51の端部周りの放電発生領域Bに対応する感光体ドラム3の外周面のダメージを低減させることができる。
なお、図8では、帯電ローラ51が1回転すると、ニップ部8における帯電ローラ51の端部位置が元の位置に戻る構成となっているがこの構成に限定されるものではない。帯電ローラ51の端部と感光体ドラム3との接触位置は、帯電ローラ51が1回転する間に、第1方向に沿って所定の範囲を少なくとも1回以上、往復するように変化するように構成されていればよい。
また、帯電ローラ51の周の長さは、感光体ドラム3の周の長さの整数比とはならないように帯電ローラ51および感光体ドラム3の周の長さがそれぞれ設定されていることが好適である。このように帯電ローラ51の周の長さが感光体ドラム3の周の長さの整数比とならないように設定されている場合、今回の帯電ローラ51の端部位置を示す点の軌跡と、次回転での帯電ローラ51の端部位置を示す点の軌跡とは一致しない。このため、放電発生領域Bに対応する感光体ドラム3の外周面のダメージをより低減させることができる。
また、上記した端部形状を有する帯電ローラ51は、例えば、金型を用いて一体的に製造することができる。一方、特許文献1のような帯電ローラでは、帯電ローラの中央部と両端部とにおいてそれぞれの表面電位が異なるように材料を異ならせて製造する必要があり、本開示の実施形態に係る帯電ローラ51のように一体的に製造することができない。
よって、本開示の実施形態に係る画像形成装置100は、簡易な製造工程により感光体ドラム3のダメージを抑制することができるという効果を奏する。
(第1変形例)
次に本開示の実施形態の第1変形例に係る帯電ローラ51について図9および図10を参照して説明する。図9は本開示の実施形態の第1変形例に係る帯電ローラ51の端部形状の一例を示す斜視図である。図10は、図9に示す帯電ローラ51の端部の側面図である。
図9および図10に示されるように、側面視において第1変形例に係る帯電ローラ51の端部は、比較例に係る帯電ローラ251のような円柱形状から、弾性層51bの外周の上下における対向する任意の位置それぞれから、帯電ローラ51の外側に向かって斜めに切り出した形状をしている。つまり、図10に示されるように第1変形例に係る帯電ローラ51の端部の側面形状は、外側に向かって先端が尖ったテーパ形状となりかつ、芯金51aに関して上下対称となるように傾いている。このように、第1変形例に係る帯電ローラ51の端部形状は、帯電ローラ51の側面視において芯金51aに関して上下対称となるシンプルな形状であるため、帯電ローラ51の製造を容易とすることができる。
また、第1変形例に係る帯電ローラ51の回転時においてニップ部8における帯電ローラ51の端部位置を示す点により描かれる軌跡は図11に示されるようになる。図11は、図9に示す帯電ローラ51が1回転する間における、帯電ローラ51のニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。図11では、0度の位置は、帯電ローラ51が初期位置にあるときを示し、360度の位置は、帯電ローラ51が初期位置から1回転した位置にあるときを示す。
図11に示されるように、ニップ部8における第1変形例に係る帯電ローラ51の端部位置は、この帯電ローラ51が1回転する間に、内側に向かって凸となる弧を描きながら第1方向に沿って所定の範囲を2往復している。このように第1変形例に係る帯電ローラ51が1回転する間に、ニップ部8における帯電ローラ51の端部位置は上記した比較例に係る帯電ローラ251のように常に同じ位置とはならない。このため、ニップ部8における第1変形例に係る帯電ローラ51の端部周りの放電発生領域Bに対応する感光体ドラム3の外周面のダメージを低減させることができる。
(第2変形例)
次に本開示の実施形態の第2変形例に係る帯電ローラ51について図12および図13を参照して説明する。図12は、本開示の実施形態の第2変形例に係る帯電ローラ51の端部形状の一例を示す斜視図である。図13は、図12に示す帯電ローラ51の端部形状の側面図である。
図12および図13に示されるように、側面視において第2変形例に係る帯電ローラ51の端部は、比較例に係る帯電ローラ251のような円柱形状から、弾性層51bの外周の上下における対向する任意の位置それぞれから、帯電ローラ51の外側に向かって弧を描くように切り出した形状をしている。つまり、図13に示されるように第2変形例に係る帯電ローラ51の端部の側面形状は、外側に向かって凸となる曲面形状でありかつ、芯金51aに関して上下対称となっている。このように、第2変形例に係る帯電ローラ51の端部形状は、帯電ローラ51の側面視において芯金51aに関して上下対称となるシンプルな形状であるため、帯電ローラ51の製造を容易とすることができる。
また、第2変形例に係る帯電ローラ51の回転時においてニップ部8における帯電ローラ51の端部位置を示す点により描かれる軌跡は図14に示されるようになる。図14は、図12に示す帯電ローラ51が1回転する間における、帯電ローラ51のニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。図14では、0度の位置は、帯電ローラ51が初期位置にあるときを示し、360度の位置は、帯電ローラ51が初期位置から1回転した位置にあるときを示す。
図14に示されるように、ニップ部8における第2変形例に係る帯電ローラ51の端部位置は、この帯電ローラ51が1回転する間に、第1方向に沿って所定の範囲を2往復している。また、この端部位置を示す点により描かれる軌跡は所定の範囲における外側で弧を描くように曲がり、所定の範囲における内側では折れ線のように折れ曲がるような形状となっている。
このように第1変形例に係る帯電ローラ51が1回転する間に、ニップ部8における帯電ローラ51の端部位置は上記した比較例に係る帯電ローラ251のように常に同じ位置とはならない。このため、ニップ部8における第1変形例に係る帯電ローラ51の端部周りの放電発生領域Bに対応する感光体ドラム3の外周面のダメージを低減させることができる。
(第3変形例)
次に本開示の実施形態の第3変形例に係る帯電ローラ51について図15および図16を参照して説明する。図15は、本開示の実施形態の第3変形例に係る帯電ローラ51の端部形状の一例を示す斜視図である。図16は、図15に示す帯電ローラ51の端部の側面図である。
図15および図16に示されるように、側面視において第3変形例に係る帯電ローラ51の端部は、比較例に係る帯電ローラ251のような円柱形状から、弾性層51bの上側の外周位置から外側に向かって斜めに切り出すとともに、弾性層51bの下側の外周位置から外側に向かって斜めに切り出した形状をしている。つまり、図16に示されるように第3変形例に係る帯電ローラ51の端部の側面形状は、第1変形例に係る帯電ローラ51の端部の側面形状と同様に、外側に向かって先端が尖ったテーパ形状となっている。しかしながら、第3変形例に係る帯電ローラ51の側面形状は、第1変形例に係る帯電ローラ51の側面形状とは異なり、芯金51aに関して上下非対称である点で相違する。つまり、第3変形例に係る帯電ローラ51は、上下で弾性層51bの切り出し量が異なっている。
また、第3変形例に係る帯電ローラ51の回転時においてニップ部8における帯電ローラ51の端部位置を示す点により描かれる軌跡は、図17に示されるようになる。図17は、図15に示す帯電ローラ51が1回転する間における、帯電ローラ51のニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。図17では、0度の位置は、帯電ローラ51が初期位置にあるときを示し、360度の位置は、帯電ローラ51が初期位置から1回転した位置にあるときを示す。
図17に示されるように、ニップ部8における第3変形例に係る帯電ローラ51の端部位置は、この帯電ローラ51が1回転する間に、第1方向に沿った所定の範囲を複数の弧を描きながら1往復している。つまり、所定の範囲において最も内側となる初期位置から、所定の範囲の最も外側となる位置まで弧を描きながら移動する。そして、所定の範囲の最も外側となる位置から、内側に向かって凸となる弧を描き、所定の範囲の最も外側となる位置に戻る。つまり、帯電ローラ51の端部は所定の範囲の最も内側となる位置まで移動することなく所定の範囲の最も外側となる位置に戻ることとなる。そして、所定の範囲の最も外側となる位置から弧を描きながら初期位置に移動する。
帯電ローラ51の端部位置を示す点により描かれる軌跡は、図17に示されるようになるため、所定の範囲の内側の領域に帯電ローラ51の端部が位置する頻度を、所定の範囲の外側の領域に帯電ローラ51の端部が位置する頻度よりも低減させることができる。このため、所定の範囲における内側の領域のダメージ量を、所定の範囲における外側の領域のダメージ量よりも小さくすることができる。
(第4変形例)
次に本開示の実施形態の第4変形例に係る帯電ローラ51について図18および図19を参照して説明する。図18は、本開示の実施形態の第4変形例に係る帯電ローラ51の端部形状の一例を示す斜視図である。図19は、図18に示す帯電ローラ51の端部の側面図である。
図18および図19に示されるように、側面視において第4変形例に係る帯電ローラ51の端部は、比較例に係る帯電ローラ251のような円柱形状から、弾性層51bの上側の外周位置から帯電ローラ51の外側に向かって弧を描くように切り出すとともに、弾性層51bの下側の外周位置から帯電ローラ51の外側に向かって弧を描くように切り出した形状をしている。つまり、図19に示されるように第4変形例に係る帯電ローラ51の端部の側面形状は、第2変形例に係る帯電ローラ51の端部の側面形状と同様に、外側に向かって凸となる曲面形状となっている。しかしながら、第4変形例に係る帯電ローラ51の側面形状は、第2変形例に係る帯電ローラ51の側面形状とは異なり、芯金51aに関して上下非対称となっている点で相違する。すなわち、第4変形例に係る帯電ローラ51は、上下で弾性層51bの切り出し量が異なっている。
また、第4変形例に係る帯電ローラ51の回転時においてニップ部8における帯電ローラ51の端部位置を示す点により描かれる軌跡は、図20に示されるようになる。図20は、図18に示す帯電ローラ51が1回転する間における、帯電ローラ51のニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。図20では、0度の位置は、帯電ローラ51が初期位置にあるときを示し、360度の位置は、帯電ローラ51が初期位置から1回転した位置にあるときを示す。
図20に示されるように、ニップ部8における第4変形例に係る帯電ローラ51の端部位置は、この帯電ローラ51が1回転する間に、所定の範囲の間でジグザクに移動する。すなわち、ニップ部8における帯電ローラ51の端部は、所定の範囲において最も内側となる初期位置から、所定の範囲の最も外側となる位置まで直線状に移動する。そして、所定の範囲の最も外側となる位置から、内側に向かって移動し、初期位置よりも外側で折り返して所定の範囲の最も外側となる位置に戻る。つまり、帯電ローラ51の端部は所定の範囲の最も内側となる位置まで移動することなく所定の範囲の最も外側となる位置に戻ることとなる。そして、所定の範囲の最も外側となる位置から直線状に初期位置まで移動する。
帯電ローラ51の端部位置を示す点により描かれる軌跡は、図20に示されるようになるため、所定の範囲の内側の領域に帯電ローラ51の端部が位置する頻度を、所定の範囲の外側の領域に帯電ローラ51の端部が位置する頻度よりも低減させることができる。このため、所定の範囲における内側の領域のダメージ量を、所定の範囲における外側の領域のダメージ量よりも小さくすることができる。
(第5変形例)
次に本開示の実施形態の第5変形例に係る帯電ローラ51について図21から図23を参照して説明する。図21は、本開示の実施形態の第5変形例に係る帯電ローラ51の端部形状の一例を示す斜視図である。図22は、図21に示す帯電ローラ51の端部の側面図である。図23は、図21に示す帯電ローラ51の端部の平面図である。図22は、図21においてXXiiの矢印に沿ってみたときの図であり、図23は、図21においてXXiiiの矢印に沿ってみたときの図である。
図21および図22に示されるように、側面視において第5変形例に係る帯電ローラ51の端部は、比較例に係る帯電ローラ251のような円柱形状から、弾性層51bの上側の外周位置から帯電ローラ51の外側に向かって斜めに切り出すとともに、弾性層51bの下側の外周位置から帯電ローラ51の外側に向かって斜めに切り出した側面形状をしている。つまり、図22に示されるように第5変形例に係る帯電ローラ51の端部の側面形状は、第3変形例に係る帯電ローラ51の端部の側面形状と同様に、外部に向かって先端が尖ったテーパ形状となっている。そして、第5変形例に係る帯電ローラ51の側面形状は、芯金51aに関して上下非対称となる。つまり、第5変形例に係る帯電ローラ51は、上下で弾性層51bの切り出し量が異なっている。
また、第5変形例に係る帯電ローラ51の端部は、図23に示されるように平面視において、図22に示される側面図において手前側に示される弾性層51bの外周が、この側面図において奥側に示される弾性層51bの外周よりも帯電ローラ51の内側に位置するように斜めにカットされている。
また、第5変形例に係る帯電ローラ51の回転時においてニップ部8における帯電ローラ51の端部位置を示す点により描かれる軌跡は、図24に示されるようになる。図24は、図21に示す帯電ローラ51が1回転する間における、帯電ローラ51のニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。図24では、0度の位置は、帯電ローラ51が初期位置にあるときを示し、360度の位置は、帯電ローラ51が初期位置から1回転した位置にあるときを示す。
図24に示されるように、ニップ部8における第5変形例に係る帯電ローラ51の端部位置は、この帯電ローラ51が1回転する間に、第1方向に沿った所定の範囲を複数の弧を描きながら1往復している。すなわち、所定の範囲において最も内側となる初期位置から、所定の範囲の外側に向かって、最も外側となる位置の手前まで弧を描くように移動する。次いで、所定の範囲の最も外側となる位置の手前を起点に、内側に向かって凸となる弧を描き、所定の範囲の最も外側となる位置まで移動する。そして所定の範囲の最も外側となる位置から所定の範囲の最も内側となる位置、すなわち、初期位置まで弧を描きながら移動する。
図24に示されるように、所定の範囲の最も内側となる位置、および最も外側となる位置には帯電ローラ51の端部が1回転中に1度だけしか移動しない。このため、第5変形例に係る帯電ローラ51では、所定の範囲における内側および外側の両端部におけるダメージ量を低減させることができる。
(第6変形例)
次に本開示の実施形態の第6変形例に係る帯電ローラ51について図25および図26を参照して説明する。図25は、本開示の実施形態の第6変形例に係る帯電ローラ51の端部形状の一例を示す斜視図である。図26は、図25に示す帯電ローラ51の端部の側面図である。図25および図26に示されるように、第6変形例に係る帯電ローラ51の端部形状は、側面視において、弾性層51bの端縁が、弾性層51bの上部および下部それぞれから芯金51aに向かって帯電ローラ51の内側に傾斜している。さらに、弾性層51bの端面が帯電ローラ51の内側に向かって、すり鉢状に窪んでいる。すなわち、帯電ローラ51を側面視したときの端部の形状が内側に向かって凹んだ凹形状となっている。なお、図26では、弾性層51bの端面の側面形状を破線により示す。
帯電ローラ51は上記したように端面が内側に向かってすり鉢状に窪んだ形状となるため、端面が第1方向に対して垂直となる形状と比較して端面と感光体ドラム3との間の距離が長くなる。このため、感光体ドラム3の表面と帯電ローラ51の端面との間でのリークを抑制することができる。
また、第6変形例に係る帯電ローラ51の回転時においてニップ部8における帯電ローラ51の端部位置を示す点により描かれる軌跡は、図27に示されるようになる。図27は、図25に示す帯電ローラ51が1回転する間における、帯電ローラ51のニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。図27では、0度の位置は、帯電ローラ51が初期位置にあるときを示し、360度の位置は、帯電ローラ51が初期位置から1回転した位置にあるときを示す。
図27に示されるように、ニップ部8における第6変形例に係る帯電ローラ51の端部位置は、この帯電ローラ51が1回転する間に、外側に向かって凸となる弧を描きながら第1方向に沿って所定の範囲を2往復している。このように第1変形例に係る帯電ローラ51が1回転する間に、ニップ部8における帯電ローラ51の端部位置は上記した比較例に係る帯電ローラ251のように常に同じ位置とはならない。このため、ニップ部8における第6変形例に係る帯電ローラ51の端部周りの放電発生領域Bに対応する感光体ドラム3の外周面のダメージを低減させることができる。
(第7変形例)
本開示の実施形態に係る帯電ローラ51は、左右の端部形状が同様の形状となっていた。これに対して本開示の実施形態に係る帯電ローラ51は、左右の端部形状は、図28に示されるように他方の端部形状は、一方の端部形状を反転させた形状となっている。すなわち、ニップ部8において、一方の端部位置が所定の範囲において最も外側に位置するときに、他方の端部位置が所定の範囲において最も内側に位置するように左右の端部形状が形成されている。図28は、本開示の第7変形例に係る帯電ローラ51の両端部それぞれの一例を示す側面部である。
したがって、第7変形例に係る帯電ローラ51は、回転時におけるニップ部8での帯電ローラ51の端部位置を示す点により描かれる軌跡は、図29に示されるようになる。図29は、図28に示す帯電ローラ51が1回転する間における、帯電ローラ51のニップ部8における端部位置を示す点により描かれる軌跡を示す図である。図28では、0度の位置は、帯電ローラ51が初期位置にあるときを示し、360度の位置は、帯電ローラ51が初期位置から1回転した位置にあるときを示す。
図29に示されるように、第7変形例に係る帯電ローラ51では、ニップ部8における右側の端部位置は、帯電ローラ51が1回転する間に、外側に向かって凸となる弧を描きながら第1方向に沿って所定の範囲を往復している。また、左側の端部位置は、帯電ローラ51が1回転する間に、内側に向かって凸となる弧を描きながら第1方向に沿って所定の範囲を往復している。このように、第7変形例に係る帯電ローラ51は、両端部の中央を基準にしたとき、回転時におけるニップ部8での帯電ローラ51の一方の端部位置を示す点により描かれる軌跡は、他方の端部位置を示す点により描かれる軌跡を反転させた関係となる。このため、第7変形例に係る帯電ローラ51では、ニップ部8の幅が常に一定となる。
3 感光体ドラム(像担持体)
4 クリーナユニット
5 帯電器
8 ニップ部
9 放電発生領域
51 帯電ローラ
51a 芯金
51b 弾性層
52 電源
100 画像形成装置
110 画像形成部
251 帯電ローラ
251a 芯金
251b 弾性層

Claims (9)

  1. 回転可能に設けられた、円筒状の像担持体と、
    前記像担持体の外周面に接触しながら、回転軸を中心に回転する帯電ローラと、を備え、
    前記帯電ローラの端部は、回転時において前記像担持体との接触位置が、前記回転軸が延伸する第1方向に沿って変化するように構成されている、画像形成装置。
  2. 前記帯電ローラの端面は、前記第1方向に対して傾斜する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記帯電ローラの周の長さは、前記像担持体の周の長さの整数比とならない、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記帯電ローラの前記端部と前記像担持体との接触位置は、前記帯電ローラが1回転する間に、前記第1方向に沿って所定の範囲を少なくとも1回以上、往復するように変化する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記帯電ローラの回転時に前記帯電ローラの前記端部と前記像担持体との接触位置を示す点により描かれる軌跡が三角波となる請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記帯電ローラの回転時に前記帯電ローラの前記端部と前記像担持体との接触位置を示す点により描かれる軌跡が正弦波となる請求項1または2に記載の画像形成装置。
  7. 前記帯電ローラを側面視したときの端部の形状が外側に向かって突出した凸形状となる請求項2に記載の画像形成装置。
  8. 前記帯電ローラを側面視したときの端部の形状が内側に向かって凹んだ凹形状となる請求項2に記載の画像形成装置
  9. 前記帯電ローラの一方の端部と前記像担持体との接触位置を示す点により描かれる軌跡と、前記帯電ローラの他方の端部と前記像担持体との接触位置を示す点により描かれる軌跡とは、位相が反転する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
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