JP2024022286A - 電力変換装置及び電力変換システム - Google Patents

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Kei Sekiguchi
麻美 水谷
Asami Mizutani
宏次 佐々木
Koji Sasaki
憲史 三ッ本
Norifumi Mitsumoto
武則 小林
Takenori Kobayashi
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Abstract

【課題】短絡容量比SCRが小さくなった場合等であっても、電力変換器が保護停止に至ることがなく、安定に用いることができる。【解決手段】実施形態の電力変換装置は、電力変換器を有し、交流と直流とを相互に電力変換可能な電力変換装置であって、電力変換器の動作指令を与える変換器制御部を備え、変換器制御部は、交流の電圧の振幅成分および位相を演算する交流情報算出部と、電力変換器の電圧およびまたは電流を目標値に制御する電圧・電流制御部と、電圧・電流制御部から得られた少なくとも交流の電圧指令値を電力変換器に与えるゲート信号に変換して出力するゲート信号生成部と、交流情報算出部から得られた交流の電圧の振幅成分に基づき交流の電圧の位相検出誤差を推定し、推定した位相検出誤差の振幅が所定の閾値よりも大きい場合に電圧・電流制御部の制御特性を変更する指令を出力する系統状態推定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電力変換装置及び電力変換システムに関する。
系統連系する電力変換装置では、系統側の配線や負荷等による系統インピーダンスと変換器制御との相互作用で電圧共振が発生し、運転が不安定化して運転継続できない場合がある。
共振様相は、場所毎および時間毎に刻々と変化する未知な系統インピーダンス条件に依存するため、系統状態の変化によって共振周波数が変動する場合がある。このため、特定条件で安定な制御パラメータを適用した場合であっても、系統状態の変化によって系統連系運転が不安定化する虞があった。
特に、連系する系統の短絡容量が低くなる(系統インピーダンスが大きくなる)と、系統連系点の電圧が振動しやすくなり、系統連系点の電圧を基準として電流を制御している電力変換装置の系統同期制御の安定性が低下し、運転継続不能となることがあった。
X. Wang, M. G. Taul, H. Wu, Y. Liao, F. Blaabjerg and L. Harnefors: "Grid-Synchronization Stability of Converter-Based Resources-An Overview," IEEE Open Jour. Ind. Appl., vol. 1, pp. 115-134 (2020-08)
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、例えば、短絡容量比SCRが小さくなった場合等であっても、電力変換器が保護停止に至ることがなく、安定に用いることが可能な電力変換装置及び電力変換システムを提供することを目的としている。
実施形態の電力変換装置は、電力変換器を有し、交流と直流とを相互に電力変換可能な電力変換装置であって、電力変換器の動作指令を与える変換器制御部を備え、変換器制御部は、交流の電圧の振幅成分および位相を演算する交流情報算出部と、電力変換器の電圧およびまたは電流を目標値に制御する電圧・電流制御部と、電圧・電流制御部から得られた少なくとも交流の電圧指令値を電力変換器に与えるゲート信号に変換して出力するゲート信号生成部と、交流情報算出部から得られた交流の電圧の振幅成分に基づき交流の電圧の位相検出誤差を推定し、推定した位相検出誤差の振幅が所定の閾値よりも大きい場合に電圧・電流制御部の制御特性を変更する指令を出力する系統状態推定部と、を備える。
図1は、第1実施形態に係る電力変換装置の概要構成ブロック図である。 図2は、交流情報算出部の概要構成ブロック図である。 図3は、電圧・電流制御部の概要構成ブロック図である。 図4は、系統状態推定部の概要構成ブロック図である。 図5は、低域通過フィルタの特性と交流情報算出部の特性の関係説明図である。 図6は、電流制御モード部の概要構成ブロック図である。 図7は、電圧制御モード部の概要構成ブロック図である。 図8は、系統短絡容量と位相検出誤差検出の関係のシミュレーション解析例の説明図である。 図9は、第2実施形態に係る電力変換システムの概要構成ブロック図である。
次に図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。
[1]第1実施形態
図1は、第1実施形態に係る電力変換装置の概要構成ブロック図である。
電力変換装置10は、交流系統と直流系統の連系点に設けられ、交流系統が供給する交流電力と、直流系統が供給する直流電力とを相互に変換する。
交流系統及び直流系統は、双方が電源(例えば、交流電源ACP及び直流電源DCP)である場合の他、一方が電源であれば、他方は負荷であってもよい(例えば、直流電源と、交流負荷の組合せ)。
電力変換装置10は、電圧センサ11、遮断器12、高調波フィルタ13、連系インダクタ14、電流センサ15、変換器制御装置16及び電力変換器17を備えている。
電圧センサ11は、系統連系点Pの交流電圧Vsを検出する。
遮断器12は、電力変換装置10を外部系統である交流電源ACPに接続あるいは遮断する。
高調波フィルタ13は、所定の高調波成分を除去する。高調波フィルタ13は、系統の高調波基準を満たすように設計され、系統の高調波基準を満たす場合には高調波フィルタ13を設けなくてもよい。
連系インダクタ14は、電流センサ15により検出した交流電流Is(各相の交流電流Isr、Iss、Istに相当)に対して有効なインダクタンスを一括で表した等価連系インピーダンスである。
電流センサ15は、交流電流Isを検出して、変換器制御装置16に出力する。
変換器制御装置16は、交流情報算出部21、電圧・電流制御部22、ゲート信号生成部23及び系統状態推定部24を備えている。
交流情報算出部21は、系統連系点Pの交流電圧Vsに基づいて、交流電圧Vsの振幅成分および位相を演算する。
より詳細には、交流情報算出部21は、系統連系点Pの交流電圧Vsのd-q回転座標系変換を行い、交流の電圧の振幅成分としての交流系統電圧Vsd、Vsqを出力する。ここで、交流系統電圧Vsdは、交流系統有効電圧であり、交流系統電圧Vsqは、交流系統無効電圧である。
さらに交流情報算出部21は、交流系統電圧Vsd、Vsqの一方の絶対値が零になるように繰り返し演算することで交流の周波数を算出し、交流の周波数の算出値に基づき発振させることで交流系統電圧位相thetaを生成し出力する。
電圧・電流制御部22は、電力変換器17の電圧及び電流のうち少なくとも一方を目標値に制御する。制御演算の結果は、電圧指令値Vとして出力する。
また、電圧・電流制御部22は、交流情報算出部21から得られた交流の位相である交流系統電圧位相thetaに基づき交流の電流をフィードバック制御し、位相検出誤差(位相ゆらぎ)の振幅が所定の閾値よりも大きい場合に交流情報算出部21において交流の周波数を算出する制御演算の帯域を低減させる。
ゲート信号生成部23は、電圧・電流制御部22により得られた少なくとも交流成分を含む電圧指令値Vをゲート信号gateに変換して電力変換器17に出力する。
系統状態推定部24は、交流情報算出部21が出力した交流の電圧の振幅成分である交流系統電圧Vsd、Vsqに基づき、後述する交流の電圧の位相検出誤差を推定し、推定した位相検出誤差の振幅が所定の閾値よりも大きい場合に交流情報算出部21及び電圧・電流制御部22の制御特性を変更する指令としての第1制御切替信号ctrl1及び第2制御切替信号ctrl2を出力する。
この場合において、位相検出誤差の所定の閾値は、系統同期制御の不安定化時に制御切替(後述する電流制御モードと電圧制御モードの切替、もしくは系統同期制御の帯域低減)が有効になるように設定される。
電力変換器17は、交流情報算出部21で得られた系統連系点電圧Vsを基準に制御されて、電力変換(交流電力→直流電力あるいは、直流電力→交流電力)を行う。
ここで、交流情報算出部21について詳細に説明する。
図2は、交流情報算出部の概要構成ブロック図である。
交流情報算出部21は、変換部31と、PI演算部32と、加算部33と、発振器34とを備えている。
変換部31は、電圧検出器によって検出された系統連系点Pの交流電圧Vsに対応するR相電圧Vsr、S相電圧Vss及びT相電圧Vstを取得する。
変換部31は、交流情報算出部21から得られた交流の位相である交流系統電圧位相theta及び取得したR相電圧Vsr、S相電圧Vss、及びT相電圧Vstを、式(1)を用いて、交流系統有効電圧Vsd、及び交流系統無効電圧Vsqに変換(算出)する。
Figure 2024022286000002
PI演算部32は、変換部31によって変換された交流系統無効電圧Vsqに基づいて、電力変換器20が連系する交流系統電圧の周波数と、基準交流系統周波数fs0との周波数差(以下、周波数差Δfpll)を算出する。
ここで、周波数差Δfpllは、交流系統電圧の周波数が基準交流系統周波数fs0より高い場合、正の値をとり、基準交流系統周波数fs0より低い場合、負の値をとる。基準交流系統周波数fs0は、連系する交流系統(図1では、交流電源ACP)の定格周波数であり、例えば、50[Hz]、又は60[Hz]である。
周波数差Δfpllは、PI演算部32に入力される交流系統無効電圧Vsqの算出値が零になるまで、増加、又は減少を続け、実際の交流系統周波数と基準交流系統周波数fs0との差の値に収束する。
加算部33は、PI演算部32によって算出された周波数差Δfpllを、基準交流系統周波数fs0に加算する。以降の説明において、基準交流系統周波数fs0に周波数差Δfpllを加算した周波数を、交流周波数fpllと記載する。
発振器34は、加算部33によって算出された交流周波数fpllの周波数に基づいて、最小値0から最大値2πまでの間を繰り返し単調増加する交流系統電圧位相thetaを出力する。
なお、上述したように、交流系統電圧位相thetaは、変換部31の交流系統有効電圧Vsd、及び交流系統無効電圧Vsqの変換と、交流電流制御とに用いられる。
交流電流制御では、一般的な回転座標上の変数に基づく非干渉電流制御を適用する場合には、電圧・電流値に対する回転座標変換、あるいは逆変換(固定座標変換)等に交流系統電圧位相thetaが利用される。
上述の処理によって、交流情報算出部110は、変換部31における交流系統無効電圧Vsqの算出値が零になるように、交流系統電圧位相thetaの演算を繰り返すことで、交流系統電圧位相thetaを得る。
さらに、PI演算部32の制御ゲインは、系統状態推定部24から出力された第2制御切替信号ctrl2によって低減されるようにしてもよい。これによって、系統同期制御の帯域が低減し、系統同期制御の応答性は低減するが、安定性を改善できる。
次に、電圧・電流制御部22について詳細に説明する。
図3は、電圧・電流制御部の概要構成ブロック図である。
電圧・電流制御部22は、交流の電流をフィードバック制御する電流制御モードと、交流の電流をフィードバック制御せずに交流の電圧に同期して交流側に出力する電圧位相を調整する電圧制御モードとを、切り替え可能とされ、電流制御モード時に位相検出誤差の振幅が所定の閾値よりも大きい場合に、より系統同期制御の安定性が高い電圧制御モードに切り替えられるようになっている。
より詳細には、電圧・電流制御部22は、交流情報算出部21が出力した交流系統電圧Vsd、Vsq及び交流系統電圧位相theta並びに電流センサ15が検出した交流電流Isが入力され、電流制御モードで電圧指令値Vを生成して出力する電流制御モード部41と、交流情報算出部21が出力した交流系統電圧Vsd、Vsq及び電流センサ15が検出した交流電流Isが入力され、電圧制御モードで電圧指令値Vを生成して出力する電圧制御モード部42と、第1制御切替信号ctrl1に基づいて電流制御モード部41が出力した電圧指令値Vあるいは電圧制御モード部42が出力した電圧指令値Vの何れか一方をゲート信号生成部23に出力する切替スイッチ43と、を備えている。
次に系統状態推定部24について詳細に説明する。
図4は、系統状態推定部の概要構成ブロック図である。
系統状態推定部24は、交流の電圧の振幅成分に基づく値に交流情報算出部21の近似特性を乗じることで、交流の電圧の位相検出誤差を推定し第1制御切替信号ctrl1及び第2制御切替信号ctrl2を生成している。
より詳細には、系統状態推定部24は、交流情報算出部21が出力した交流系統電圧Vsq、すなわち、交流系統無効電圧が入力され、交流系統電圧Vsqの直流成分を除去して出力する直流除去フィルタ51と、直流成分が除去された交流系統電圧Vsqに対し、交流情報算出部21の特性に近似された低域通過特性を有し、低域成分を通過させて位相検出誤差Δthetaとして出力する低域通過フィルタ52と、位相検出誤差Δthetaの絶対値を算出して出力する絶対値算出部53と、位相検出誤差Δthetaの絶対値(=a)を位相検出誤差基準値Δtheta_th(=b)と比較して、位相検出誤差Δthetaの絶対値(=a)が位相検出誤差基準値Δtheta_th(=b)よりも大きいか否かを比較する比較器54と、比較器54の比較結果を保持し、第1制御切替信号ctrl1及び第2制御切替信号ctrl2として出力するホールド部55と、を備えている。
図5は、低域通過フィルタの特性と交流情報算出部の特性の関係説明図である。
この場合において、低域通過フィルタ52の近似特性(図5中、実線で示す)は、カットオフ周波数を交流情報算出部21の特性(図5中、破線で示す)の帯域幅に実質的に等しく、すなわち、低域通過フィルタ52のカットオフ周波数fcを交流情報算出部21の帯域幅に相当する周波数に設定し、低域通過フィルタの52の帯域幅が実効的に交流情報算出部21の帯域幅となるように設定している。
より詳細には、交流情報算出部21におけるPLL演算においては、交流系統無効電圧である交流系統電圧Vsqが零になるように制御されるが、系統同期制御が不安定化すると交流系統電圧に振動が残る。この振動の成分は、交流情報算出部21による位相検出の誤差(位相検出誤差)に相関することがわかっている。
すなわち、低域通過フィルタ52の特性は、図5に示すように、交流情報算出部21の近似特性になるため,交流系統無効電圧である交流系統電圧Vsq(電圧次元)から交流情報算出部21による位相検出誤差を近似的に逆算できる。
従って、交流系統無効電圧である交流系統電圧Vsqから高域通過フィルタ等の直流除去フィルタ51で直流成分を除去し、低域通過フィルタ52で高周波を除去することで、実効的に位相検出誤差Δthetaが得られるのである。
そして、比較器54では、位相検出誤差Δthetaの絶対値と、位相揺らぎ基準(設定閾値)Δtheta_thとが比較され,位相検出誤差Δthetaの絶対値が位相揺らぎ基準(設定閾値)Δtheta_thよりも大きい場合は、ホールド部55により、検知状態を一定時間有効にし,第1制御切替信号ctrl1及び第2制御切替信号ctrl2を出力する。すなわち、Δthetaの絶対値は振動するため,比較器54の判定が頻繁に変化するので、ホールド部55は、その頻繁な変化が第1制御切替信号ctrl1及び第2制御切替信号ctrl2に影響しないように状態を固定しているのである。
この場合において、ホールド部55の値保持期間、すなわち、有効規範は、たとえば、一定時間以上、位相検出誤差Δthetaの絶対値が位相検出誤差基準(設定閾値)Δtheta_thを下回るまで継続させてもよい。
またタイマによって一定時間継続させてもよい。
あるいは、電力系統が別の回線状態に切り替えられるまで、つまり、系統状態が変化することが自明であるときまで継続させてもよい。この場合,有効状態から無効状態に切り替えられ,再び後述する有効/無効の切り替え判定が行われる。
これによって,系統状態が不安定になりにくい条件に変化したときにも,安定化の副作用である制御応答性の低下の継続を防止できる。
以上の説明においては、交流系統電圧Vsd、Vsqのうち、交流系統無効電圧に相当する交流系統電圧Vsqを用いていたが、これに代えて、交流系統有効電圧に相当する交流系統電圧Vsdを用いるように構成することも可能である。
次に、電流制御モード部41の構成について説明する。
図6は、電流制御モード部の概要構成ブロック図である。
電流制御モード部41は、1/Vs演算部61、1/Vs演算部62、ωs*Lvsc演算部63、ωs*Lvsc演算部64、演算部65、演算部66、PI演算部67、PI演算部68、演算部69、演算部70、回転座標変換部71及び固定座標変換部72を備えている。
次に、電流制御モード部41の動作を説明する。
電流制御モード部41の回転座標変換部71は、交流電流Isr、Iss、Istを、系統連系点Pの電圧から検出された検出位相thetaに同期した回転座標軸上の交流電流成分Isd、Isqに変換する。
そして、回転座標変換部71は、交流電流成分Isdをωs*Lvsc演算部63及び演算部65に出力する。
また、回転座標変換部71は、交流電流成分Isqをωs*Lvsc演算部64及び演算部66に出力する。
1/Vs演算部61は、例えば外部装置によって生成された有効電力指令値pに対して1/Vs演算を行い、演算結果を演算部65に出力する。ここで、Vsは、系統電圧定格値(定数)である。
同様に、1/Vs演算部62は、例えば外部装置によって生成された無効電力指令値qにに対して1/Vs演算を行い、演算結果を演算部66に出力する。
この場合において、1/Vs演算部61及び1/Vs演算部62の出力は、電流に基づく値である。
演算部65は、1/Vs演算部61の出力から、回転座標変換部71の出力した交流電流成分Isdを減算する。
同様に、演算部66は、1/Vs演算部62の出力から、回転座標変換部71の出力した交流電流成分Isqを減算する。
PI演算部67は、演算部65の出力に対して、比例積分演算処理を行う。
同様に、PI演算部68は、演算部66の出力に対して、比例積分演算処理を行う。なお、PI演算部67とPI演算部68の出力は、電圧に基づく値である。
ωs*Lvsc演算部63は、回転座標変換部71の出力した交流電流成分Isdに対して、系統基本波角周波数ωsと連系インダクタのインダクタンス値Lvscを乗じた値を乗じる。
同様に、ωs*Lvsc演算部64は、回転座標変換部71の出力した交流電流成分Isqに対して、系統基本波角周波数ωsと連系インダクタのインダクタンス値Lvscを乗じた値を乗じる。
この場合において、系統基本波角周波数ωsは定数である。なお、ωs*Lvsc演算部63及びωs*Lvsc演算部64の出力は、電圧に基づく値である。
演算部69は、ωs*Lvsc演算部64の出力と交流系統有効電圧Vsdを加算し、PI演算部67の出力を減算する。
同様に、演算部70は、ωs*Lvsc演算部63の出力と交流系統無効電圧Vsqを加算し、PI演算部68の出力を減算する。
固定座標変換部72は、演算部69と演算部70が出力する電圧量を固定座標軸上の変数に変換して、電圧指令値Vr、Vs、Vtを生成し、電圧指令値Vとしてゲート信号生成部23に出力する。
次に、電圧制御モード部42の構成について説明する。
図7は、電圧制御モード部の概要構成ブロック図である。
電圧制御モード部42は、電力算出部81、演算部82、演算部83、疑似慣性部84、垂下特性部85、演算部86、演算部87、演算部88、発振器89、PI制御部90、演算部91及び正弦波演算部92を備えている。
電力算出部81は、交流電流Isr、Iss、Ist、交流系統有効電圧Vsd、交流系統無効電圧Vsqに基づいて、電力変換器に流入出する有効電力pと無効電力qを演算する。
そして、電力算出部81は、有効電力pを演算部82に出力し、無効電力qを演算部83に出力する。
演算部82は、有効電力pから有効電力指令値p*を減算して、疑似慣性部84に出力する。
演算部83は、無効電力qから無効電力指令値q*を減算して、垂下特性部85に出力する。
疑似慣性部84は、演算部82の出力に基づいて疑似慣性出力Δfを算出して演算部86に出力する。疑似慣性部84は、例えば、同期発電機の特性を模擬した疑似慣性制御を行う。
これにより演算部86は、疑似慣性出力Δfに基準交流系統周波数fs0を加算して発振周波数指令値f*を発振器89に出力する。
したがって、有効電力指令値と有効電力との差に疑似慣性特性を乗じた周波数偏差から電圧指令値の発振周波数が演算されることとなる。すなわち、交流系統への同期は有効電力指令値と有効電力との差に基づくこととなり、ゆるやかになる。
発振器89は、発振周波数指令値f*に基づいて発振を行い、位相指令値theta*を正弦波演算部92に出力する。
一方、垂下特性部85は、演算部83の出力に基づいて垂下特性を算出して演算部87に出力する。
これにより演算部87は、入力された垂下特性の出力に、交流系統電圧指令値Vs*を加算して演算部88及び演算部91に出力する。
演算部88は、演算部87の出力から交流系統有効電圧Vsdを減算してPI制御部90に出力する。
PI制御部90は、演算部88の出力に対して、比例積分演算処理を行う。
演算部91は、演算部87の出力及びPI制御部90の出力を加算して、電圧指令値V*を生成し、正弦波演算部92に出力する。
これらの結果、正弦波演算部92は、位相指令値theta*及び電圧指令値V*に基づいて、電圧指令値Vr、Vs、Vtを生成し、ゲート信号生成部23に出力する。
これらの結果、電圧指令値Vr、Vs、Vtの位相は有効電力指令値p*、有効電力p、及び基準交流系統周波数fs0から演算され、かつ、電圧指令値Vr、Vs、Vtの振幅は無効電力指令値q、無効電力q、及び交流系統電圧指令値Vsから演算され、電流制御のフィードバック制御は行わないので、ゆるやかに交流系統に同期する。したがって、系統側のインピーダンスが大きく、系統連系点の電圧が振動しやすい低短絡容量でも安定しやすい。
また、交流電流の制御ではなく、電圧指令値の位相・振幅制御によって有効電力pと無効電力qを調整することとなるので、同期発電機のような動特性になる。
ここで、具体的な動作例について説明する。
この場合において、有効電力の正極性を系統側から電力変換器側に流入する向きとした場合を考える。
この場合、例えば、有効電力指令値p*>有効電力pになると疑似慣性出力Δf*は、0より小さくなり、発振器89の発振周波数f*が小さくなる。
このため、電圧指令値Vr*,Vs*,Vt*の位相は系統に対して遅れることとなるため、有効電力が電力変換装置に流入することとなる。
次に、無効電力の正極性を電力変換器が容量性運転する向きとした場合を考える。
この場合、例えば、交流系統電圧指令値>交流系統電圧になるとPI制御によって電圧指令値振幅V*が増加し,交流系統電圧を上昇させる効果のある容量性無効電力が出力される。
したがって、無効電力指令値と無効電力の差に垂下特性を乗じた値に基づいて電圧指令値の振幅が調整されることとなる。
ここで、系統短絡容量と位相揺らぎ検出の関係について説明する。
図8は、系統短絡容量と位相検出誤差検出の関係のシミュレーション解析例の説明図である。
図8において、短絡容量比SCR=系統短絡容量/定格変換器容量である。
そして、図8の上部に示すように、短絡容量比SCRが小さいほど系統インピーダンスが大きくなり、系統連系点Pの電圧が振動しやすくなる。
その結果,系統同期制御が不安定化することがわかる。
一方、図8の下部に示すように、位相検出誤差の振幅は短絡容量比SCRが小さくなると増加する。位相検出誤差の振幅に基づき,短絡容量の変化を検知できる。
そして、短絡容量比SCRが小さい(SCR=2.5程度)の場合は、図8に示すように、系統同期制御が安定せず、電力変換器が保護停止に至ることがある。
これに対し、本第1実施形態によれば、短絡容量比SCRが小さくなった場合には、電力指令値への追従性は高いが、安定性が低い、電流制御モードから、追従性は、電流制御モードより低いが、安定性がより高い電圧制御モードに制御モードを切り替えるので、電力変換器が保護停止に至ることがなく、電力変換装置を安定に用いることが可能となる。また、系統同期制御の帯域を低減することで、電流制御モードを継続したとしても追従性は低下するが安定性を改善し、電力変換器が保護停止に至ることがなく、電力変換装置を安定に用いることが可能となる。
電圧制御モードへの切り替えと、系統同期制御の帯域低減を組み合わせ、第一に系統同期制御の帯域低減を実施し、なお不安定状態が継続する場合は第二に電圧制御モードに切り替えるようにしてもよい。
[2]第2実施形態
図9は、第2実施形態に係る電力変換システムの概要構成ブロック図である。
本第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、第1実施形態が各電力変換装置10がそれぞれ変換器制御装置16を備えていたが、本第2実施形態は、複数の電力変換装置10-1~10-n(nは、2以上の整数)に対し、交流情報算出部21A及び系統状態推定部24Aを備えた制御装置101を一つ設けるととともに、電力変換装置10-1~10-nのそれぞれに第1実施形態の変換器制御装置の機能の一部の機能を有する変換器制御部102を設け、制御装置101の制御下で動作を行わせる点である。
従って、電力変換システム100を構築する場合に、電力変換装置10-1~10-nの台数が大きく増加するような場合であっても、制御機能の一部を共通化することで、より低コストで電力変換システム100を構築できるとともに、メンテナンス性も向上させることができる。
上記構成において、第1実施形態と異なる点を中心として説明する。
制御装置101は、第1実施形態における変換器制御装置16の交流情報算出部21と同様の機能を有する交流情報算出部21A及び第1実施形態における系統状態推定部24と同様の機能を有する系統状態推定部24を備えている。
一方、電力変換装置10-1~10-nに設けられた、変換器制御部102は、第1実施形態における電圧・電流制御部22及びゲート信号生成部23の機能を実現する構成となっている。
これらの結果、制御装置101は、電力変換システム100内の少なくとも一箇所の系統電圧から交流系統の短絡容量が小さい状態であることを検知し、電力変換装置10-1~10-nに制御モードを電流制御モードから電圧制御モードへ変更する制御切替指令を送信することとなる。
したがって、本第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて、電力変換システム100をより安価に構築できるとともに、電力変換システム100全体の安定性を容易に向上させることができる。
[3]実施形態の変形例
本実施形態の変換器制御装置あるいは制御装置は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDDなどの外部記憶装置と、各種入出力インタフェース及び情報提示用の液晶ディスプレイ装置などの表示装置と、操作ボタンなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の変換器制御装置あるいは制御装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、USBメモリ、SSD(Solid State Drive)等の半導体メモリ装置、DVD(Digital_Versatile_Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の変換器制御装置あるいは制御装置で実行される~プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の変換器制御装置あるいは制御装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の変換器制御装置あるいは制御装置のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 電力変換装置
11 電圧センサ
12 遮断器
13 高調波フィルタ
14 連系インダクタ
15 電流センサ
16 変換器制御装置
17 電力変換器
20 電力変換器
21 交流情報算出部
21A 交流情報算出部
22 電圧・電流制御部
23 ゲート信号生成部
24 系統状態推定部
24A 系統状態推定部
31 変換部
32 PI演算部
33 加算部
34 発振器
41 電流制御モード部
42 電圧制御モード部
43 切替スイッチ
51 直流除去フィルタ
52 低域通過フィルタ
53 絶対値算出部
54 比較器
55 ホールド部
61 Vs演算部
62 Vs演算部
63 Lvsc演算部
64 Lvsc演算部
65 演算部
66 演算部
67 PI演算部
68 PI演算部
69 演算部
70 演算部
71 回転座標変換部
72 固定座標変換部
81 電力算出部
82 演算部
83 演算部
84 疑似慣性部
85 垂下特性部
86 演算部
87 演算部
88 演算部
89 発振器
90 PI制御部
91 演算部
92 正弦波演算部
100 電力変換システム
101 制御装置
102 変換器制御部
110 交流情報算出部
ACP 交流電源
ctrl1 第1制御切替信号
ctrl2 第2制御切替信号
DCP 直流電源
fc カットオフ周波数
theta 交流系統電圧位相
theta 位相指令値
theta 検出位相
Δtheta_th 位相検出誤差基準値
Δtheta 位相検出誤差

Claims (12)

  1. 電力変換器を有し、交流と直流とを相互に電力変換可能な電力変換装置であって、
    前記電力変換器の動作指令を与える変換器制御部を備え、
    前記変換器制御部は、
    前記交流の電圧の振幅成分および位相を演算する交流情報算出部と、
    前記電力変換器の電圧およびまたは電流を目標値に制御する電圧・電流制御部と、
    前記電圧・電流制御部から得られた少なくとも前記交流の電圧指令値を前記電力変換器に与えるゲート信号に変換して出力するゲート信号生成部と、
    前記交流情報算出部から得られた前記交流の電圧の振幅成分に基づき前記交流の電圧の位相検出誤差を推定し、推定した前記位相検出誤差の振幅が所定の閾値よりも大きい場合に前記電圧・電流制御部の制御特性を変更する指令を出力する系統状態推定部と、
    を備えた電力変換装置。
  2. 前記交流情報算出部は、前記交流の電圧を前記交流の位相の検出値に基づき回転座標変換することで前記交流の電圧の振幅成分を取得し、前記交流の電圧の直交する振幅成分の一方の絶対値が零になるように繰り返し演算を行って前記交流の周波数を算出し、前記交流の周波数の算出値に基づき発振させることで前記交流の位相を取得する、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電圧・電流制御部は、前記交流情報算出部から得られた前記交流の位相に基づき前記交流の電流をフィードバック制御し、前記位相検出誤差の振幅が所定の閾値よりも大きい場合に前記交流情報算出部において前記交流の周波数を算出する制御演算の帯域を低減させる、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  4. 前記電圧・電流制御部は、前記交流の電流をフィードバック制御する電流制御モードと、前記交流の電流をフィードバック制御せずに前記交流の電圧に同期して前記交流側に出力する電圧位相を調整する電圧制御モードとを、切り替え可能とされ、
    前記電流制御モードの時に前記位相検出誤差の振幅が所定の閾値よりも大きい場合に前記電圧制御モードに切り替えられる、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  5. 前記系統状態推定部は、前記交流の電圧の振幅成分に基づく値に前記交流情報算出部の近似特性を乗じることで、前記交流の電圧の位相検出誤差を推定する、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  6. 前記交流情報算出部の近似特性は、カットオフ周波数を前記交流情報算出部の特性の帯域幅に実質的に等しく設定した低域通過フィルタにより得る、
    請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 前記交流の電圧の振幅成分は、前記交流の電圧のd軸成分またはq軸成分の検出値である、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  8. 前記制御特性の変更は、推定した前記位相検出誤差の振幅があらかじめ定められた一定時間継続して所定の閾値よりも小さい場合に無効とされる、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  9. 前記制御特性の変更は、有効化されてからあらかじめ定められた一定時間経過後に無効とされる、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  10. 前記制御特性の変更は、前記交流の系統状態や負荷状態が変化した場合に無効とされる、
    請求項1に記載の電力変換装置。
  11. 電力変換器を有し、交流と直流とを相互に電力変換可能な複数の電力変換装置及び前記複数の電力変換装置を制御する制御装置を備えた電力変換システムであって、
    前記電力変換装置は、前記電力変換器の動作指令を与える変換器制御部を備え、
    前記制御装置は、前記交流の系統の少なくとも1つの電圧の振幅成分および位相を演算する交流情報算出部と、前記交流情報算出部から得られた前記交流の電圧の振幅成分に基づき前記交流の電圧の位相検出誤差を推定し、推定した前記位相検出誤差の振幅が所定の閾値よりも大きい場合に前記変換器制御部の制御特性を変更する指令を出力する系統状態推定部を備えた、
    電力変換システム。
  12. 前記系統状態推定部は、前記交流情報算出部から得られた複数の前記電圧の振幅成分に基づき複数の前記電圧の位相検出誤差を推定し、推定した複数の前記位相検出誤差の振幅の最大値が所定の閾値よりも大きい場合に少なくとも1台の前記電力変換装置に前記制御特性を変更する指令を出力する、
    請求項11に記載の電力変換システム。
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