JP2024021325A - インホイールモータの配線構造 - Google Patents

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敦法 岩下
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Abstract

【課題】配線の線長を適正に確保することのできるインホイールモータの配線構造を提供する。【解決手段】インホイールモータの配線構造1は、車輪2のホイールの内部に少なくとも一部が配置されるインホイールモータ20と車体側の機器とを接続する配線10と、配線10におけるインホイールモータ20側の固定部11(第一固定部)と車体側の固定部12(第二固定部)との間に位置されるアッパーアーム31(部材)に互いに間隔をあけて設けられ、配線10をアッパーアーム31に対して固定する一対の配線保持部15,16と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、インホイールモータの配線構造に関する。
特許文献1には、インホイールモータと車体側の機器とを接続する配線と、配線におけるインホイールモータ側の第一固定部と車体側の第二固定部との間に位置されるアッパーアーム(部材)に設けられ配線をアッパーアームに対して固定する配線保持部と、を備えたインホイールモータの配線構造が開示されている。
特開2005-271909号公報
上記従来のインホイールモータの配線構造では、アッパーアームに設けられた配線保持部の数が一つである。このため、例えば、ステアリング操作に応じた車輪の転舵や路面変化に応じた車輪の上下動に追従させるために設けられうる配線の屈曲部の線長が比較的長くなってしまう虞があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、配線の線長を適正に確保することのできるインホイールモータの配線構造を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるインホイールモータの配線構造は、車輪のホイールの内部に少なくとも一部が配置されるインホイールモータと車体側の機器とを接続する配線と、前記配線における前記インホイールモータ側の第一固定部と前記車体側の第二固定部との間に位置される部材に互いに間隔をあけて設けられ、前記配線を前記部材に対して固定する一対の配線保持部と、を備える。
本発明によれば、例えば、一対の配線保持部によって第一固定部と一方の配線保持部との間の距離や第二固定部と他方の配線保持部との間の距離を短くでき、ひいては第一固定部と一方の配線保持部との間および第二固定部と他方の配線保持部との間にそれぞれ設けられうる配線の屈曲部の余長を短く設定できる。その結果、配線の線長を適正に確保することのできるインホイールモータの配線構造を提供することができる。
図1は、実施形態のインホイールモータの配線構造の例示的な模式図である。 図2は、実施形態のインホイールモータの配線構造の例示的な模式図であって、転舵時の配線の屈曲部を示した図である。 図3は、実施形態のインホイールモータの配線構造の例示的な模式図であって、サスペンションストローク時の配線の屈曲部を示した図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および効果は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。なお、本明細書では、序数は、部品や、部材、部位、位置、方向等を区別するためだけに用いられており、順番や優先度を示すものではない。
[実施形態]
図1は、実施形態のインホイールモータの配線構造1の模式図である。図1に示されるように、インホイールモータの配線構造1は、インホイールモータ20とこのインホイールモータ20を駆動するインバータ等の車体側の機器とを接続する配線10を固定する構造である。インホイールモータの配線構造1は、例えば、配線10と、固定部11,12と、一対の配線保持部15,16と、を備えている。
インホイールモータ20は、車輪2における円筒状のホイールの内部に少なくとも一部が配置されている。インホイールモータ20は、例えば、ダイレクト方式のアウターロータ型のインホイールモータ等であり、インバータを介して蓄電装置であるバッテリに接続されている。
インホイールモータ20には、配線10における車輪2側の一端部と機械的かつ電気的に接続されるコネクタ21が設けられている。インホイールモータ20は、例えば、それぞれの車輪2に設けられ、各車輪2に対して他と独立して駆動力または制動力を発生させる。なお、インホイールモータ20は、4輪のうちの駆動輪となる2つの車輪2にのみ設けることも可能である。
また、車輪2は、それぞれ独立したサスペンション装置3を介して車体に懸架されている。サスペンション装置3は、例えば、ショックアブソーバー30や、アッパーアーム31、ロアアーム32等を有している。アッパーアーム31およびロアアーム32は、車両上下方向に互いに間隔をあけて平行に設けられており、それぞれ車幅方向に沿って延びている。
車輪2は、路面変化に応じてアッパーアーム31およびロアアーム32の車両前後方向に延びるサスペンションストローク軸Ax2,Ax3回りに上下動可能に構成されている。また、車輪2は、ステアリング操作に応じて車両上下方向に延びる転舵軸Ax1回りに転舵可能に構成されている。
固定部11は、インホイールモータ20のケーシング等に設けられている。固定部11は、例えば、配線クランプ等であり、配線10における車輪2側の一端部をインホイールモータ20に対して固定している。固定部11は、第一固定部の一例である。固定部11は、インホイールモータ側固定点や、第一固定部分等とも称される。
固定部12は、車体側のボデー部材等に設けられている。固定部12は、例えば、配線クランプ等であり、配線10における車体側の他端部をボデー部材に対して固定している。固定部12は、第二固定部の一例である。固定部12は、ボデー側固定点や、第二固定部分等とも称される。
一対の配線保持部15,16は、アッパーアーム31に車幅方向に互いに間隔をあけて設けられている。一対の配線保持部15,16は、例えば、配線クランプ等であり、配線10における車輪2側の一端部と車体側の他端部との間の中間部をアッパーアーム31に対して固定している。アッパーアーム31は、第一固定部と第二固定部との間に位置される部材の一例である。アッパーアーム31は、サスペンション部材や、取付部材、中間部材等とも称される。
また、配線10には、車幅方向に互いに間隔をあけて一対の屈曲部13,14が設けられている。屈曲部13は、例えば、車幅方向内方に向けて凸の状態で湾曲しており、屈曲部14は、例えば、車両上方に向けて凸の状態で湾曲している。屈曲部13,14は、余長部や、応力抑制部等とも称される。
図2は、インホイールモータの配線構造1の模式図であって、転舵時の配線10の屈曲部13を示した図である。図2に示されるように、屈曲部13は、配線10のうちステアリング操作に応じた車輪2の転舵に追従させるための部分である。屈曲部13は、上述した固定部11と一方の配線保持部15との間に設けられている。屈曲部13は、転舵屈曲部等とも称される。
ここで、本実施形態では、一方の配線保持部15は、アッパーアーム31における転舵軸Ax1側の一端部に設けられている。これにより、固定部11と一方の配線保持部15との間の距離を短くするとともに、屈曲部13を転舵軸Ax1のより近くに配置している。その結果、転舵時における屈曲部13の車輪2に対する相対移動量を比較的少なくすることができる。
図3は、インホイールモータの配線構造1の模式図であって、サスペンションストローク時の配線10の屈曲部14を示した図である。図3に示されるように、屈曲部14は、配線10のうち路面変化に応じた車輪2の上下動に追従させるための部分である。屈曲部14は、固定部12と他方の配線保持部16との間に設けられている。屈曲部14は、サスペンションストローク屈曲部等とも称される。
ここで、本実施形態では、他方の配線保持部16は、アッパーアーム31におけるサスペンションストローク軸Ax2側の他端部に設けられている。これにより、固定部12と他方の配線保持部16との間の距離を短くするとともに、屈曲部14をサスペンションストローク軸Ax2のより近くに配置している。その結果、サスペンションストローク時における屈曲部14のアッパーアーム31に対する相対移動量を比較的少なくすることができる。
なお、本実施形態では、他方の配線保持部16は、固定部12との間の中間部にサスペンションストローク軸Ax2が位置するように設けられている。すなわち、サスペンションストローク軸Ax2は、他方の配線保持部16と固定部12との間の中間位置に設けられている。また、屈曲部14は、サスペンションストローク軸Ax2の車両上方に位置されている。
このように、本実施形態によれば、同一部品であるアッパーアーム31上に互いに間隔をあけて設けられた一対の配線保持部15,16によって、屈曲部13,14のそれぞれを転舵軸Ax1およびサスペンションストローク軸Ax2の近傍に別けて設定することができる。
これにより、転舵時においては固定部11と一方の配線保持部15との間の屈曲部13のみが追従し、サスペンションストローク時においては固定部12と他方の配線保持部16との間の屈曲部14のみが追従しやすくなる。したがって、屈曲部13,14の相対移動量を少なくでき、ひいては配線10に発生する応力を抑制したり、配線10の耐久性の低下を抑制したりすることができる。
以上のように、本実施形態では、インホイールモータの配線構造1は、車輪2のホイールの内部に少なくとも一部が配置されるインホイールモータ20と車体側の機器とを接続する配線10と、配線10におけるインホイールモータ20側の固定部11(第一固定部)と車体側の固定部12(第二固定部)との間に位置されるアッパーアーム31(部材)に互いに間隔をあけて設けられ、配線10をアッパーアーム31に対して固定する一対の配線保持部15,16と、を備える。
このような構成によれば、例えば、一対の配線保持部15,16によって固定部11と一方の配線保持部15との間の距離や固定部12と他方の配線保持部16との間の距離を短くでき、ひいては固定部11と一方の配線保持部15との間および固定部12と他方の配線保持部16との間にそれぞれ設けられうる配線10の屈曲部13,14の余長を短く設定できる。その結果、配線10の線長を適正に確保することのできるインホイールモータの配線構造1を提供することができる。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、形式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…インホイールモータの配線構造
2…車輪
10…配線
11…固定部(第一固定部)
12…固定部(第二固定部)
15…配線保持部
16…配線保持部
20…インホイールモータ
31…アッパーアーム(部材)

Claims (1)

  1. 車輪のホイールの内部に少なくとも一部が配置されるインホイールモータと車体側の機器とを接続する配線と、
    前記配線における前記インホイールモータ側の第一固定部と前記車体側の第二固定部との間に位置される部材に互いに間隔をあけて設けられ、前記配線を前記部材に対して固定する一対の配線保持部と、
    を備えた、インホイールモータの配線構造。
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