JP2015089227A - 電線プロテクタ - Google Patents

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貞敏 蔵楽
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貞敏 蔵楽
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Abstract

【課題】確実に配線を保護することのできる電線プロテクタを提供する。
【解決手段】電線プロテクタ20は、車体1に搭載された電子機器とタイヤ11に内蔵されるインホイールモータ10とをつなぐ電線4に取り付けられ、車体1からタイヤ11の方向へ延びる保護部21と、タイヤ11の転舵軸Tを中心とし、所定の長さの半径の円弧Cに沿うように形成された保護部22とを有するプロテクタ23と、電線4に取り付けられ、インホイールモータ11から車体1の方向へ延びる保護部24と、円弧Cに沿うように形成された保護部25とを有するプロテクタ26と、電線4に取り付けられ、タイヤ11の側面から見た際にS字型に屈曲するように保護部22の端部と保護部25の端部とに接続された、可撓性の部材からなる可撓性プロテクタ27とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、電線プロテクタに関し、特に確実に電線を保護することのできる電線プロテクタに関する。
電気自動車やハイブリッド自動車等においては、車輪にインホイールモータを内蔵して、動作を制御することがある。車両に搭載した電子機器からインホイールモータへは電線が伸びており、この電線を介して、種々の電気信号や電力がインホイールモータと電子機器との間でやり取りされる。車両からインホイールモータへと至る箇所には、外部からの衝撃から電線を保護するために、保護部材(プロテクタ)を設ける構成が用いられる。従来、電線の保護構造として、複数の電線ガイドと、電線撓み部分とを組み合わせて、車輪の転舵時に発生する電線の軸方向の引っ張り・圧縮力を吸収する配線装置(例えば特許文献1)が知られている。
特開2005−104329号公報
特許文献1に記載された発明では、車輪の転舵の際に、電線がガイドに接触する部分、及び電線の撓み部分などの複数の箇所に曲げ・引っ張り応力が発生することにより、予期せぬ不具合が生じるおそれがある。また、ローラなどを使用した迂回経路を必要とするため、構造が複雑になり、メンテナンスが困難になるという問題もある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、電線プロテクタを設ける場合に、確実に電線を保護することのできる電線プロテクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するため、本発明に係る電線プロテクタは、車体に搭載された電子機器と車輪に内蔵されるインホイールモータとをつなぐ電線に取り付けられ、前記車体から前記車輪の方向へ延びる第1の保護部と、前記車輪の転舵軸を中心とし、所定の長さの半径の円弧に沿うように形成された第2の保護部とを有する第1のプロテクタと、前記電線に取り付けられ、前記インホイールモータから前記車体の方向へ延びる第3の保護部と、前記円弧に沿うように形成された第4の保護部とを有する第2のプロテクタと、前記電線に取り付けられ、前記車輪の側面から見た際にS字型に屈曲するように前記第2の保護部の端部と前記第4の保護部の端部とに接続された、可撓性の部材からなる第3のプロテクタとを備える。
また、前記第1のプロテクタと前記第2のプロテクタとは、前記転舵軸に沿う方向の高さ位置が異なるように設けられているよう構成されていてもよい。
本発明によれば、電線プロテクタを設置する場合に、確実に電線を保護することのできる電線プロテクタを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る電線プロテクタの構成を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電線プロテクタの構成を示す側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電線プロテクタの構成を示す上面図である。 本発明の第1の実施形態に係る電線プロテクタの構成を示す斜視図である。
[第1の実施形態]
本発明の実施形態に係る電線プロテクタについて、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電線プロテクタの構成を示す断面図である。図1は、自動車の進行方向に垂直に車体を切断した状態を示す断面図であり、自動車のタイヤ部分の状態を示している。
図1に示すように、例えば電気自動車やハイブリッド自動車等の車体1の内部には、バッテリ2及びインバータ3等の電子機器が搭載される。このバッテリ2及びインバータ3からは、電線4が延びており、車体1の内部の種々の電子機器に接続される。また、図1に示すように、本実施の形態では、バッテリ2及びインバータ3から延びた電線4は、車体1の外部まで延長して、タイヤ部分に設けられるインホイールモータ10に接続される。
インホイールモータ10は、アッパーアーム5及びロウアーアーム7により車体に固定される。アッパーアーム5にはサスペンション6が装着され、アッパーアーム5の中心軸Sに沿う方向にインホイールモータ10が揺動可能に構成される。また、インホイールモータ10は、ロウアーアーム7の先端の転舵軸Iに接続され、運転者のハンドル操作に対応して、転舵軸Iを中心にして回転するように構成されている。インホイールモータ10は、運転者のアクセル操作に対応して、ディスク13を介してタイヤ11の回転数を制御する。
タイヤ11及びホイール12はディスク13に装着されることにより、車体1に固定される。インホイールモータ10は、タイヤ11及びホイール12の内部に内蔵されるように設けられている。インホイールモータ10は、電線4を介して供給された種々の電気信号や電力に基づいて、タイヤ11の回転数等の動作を制御する。また、運転者のブレーキ操作により、ディスクの回転を制限するブレーキ14が設けられていてもよい(図3参照)。
図1に示すように、車体1とインホイールモータ10との間に配設された電線4には、電線プロテクタ20が取り付けられる。電線プロテクタ20は、車体1からタイヤ11の方向へ延びる保護部21と、転舵軸Iを中心とし、所定の長さの半径の円弧に沿うように形成された保護部22とを有するプロテクタ23を含む。また、電線プロテクタ20は、インホイールモータ10から車体1の方向へ延びる保護部24と、転舵軸Iを中心とし、所定の長さの半径の円弧に沿うように形成された保護部25とを有するプロテクタ26を含む。そして、電線プロテクタ20は、プロテクタ23の保護部22の端部と、プロテクタ26の保護部25の端部とに接続された、可撓性プロテクタ27を含む。
以下、本実施の形態に係る電線プロテクタ20の詳細な構造について、図2乃至図4を参照して説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る電線プロテクタ20の構成を示した側面図であり、タイヤ11及びインホイールモータ10を車体1側から見た図である。図3は、本発明の実施の形態に係る電線プロテクタ20の構成を示した上面図である。図3は、タイヤ11を地面に平行な方向に切断した状態を示している。図4は、本発明の実施の形態に係る電線プロテクタ20の構成を示した斜視図である。
図3及び図4に示すように、本実施の形態の電線プロテクタ20において、プロテクタ23の保護部22と、プロテクタ26の保護部25とは、屈曲するように形成されている。プロテクタ23の保護部22と、プロテクタ26の保護部25とは、ロウアーアーム7に設けられた転舵軸Iを中心とした円弧Cに沿うように、屈曲している。なお、図4では転舵軸Iの記載を省略しているため、転舵軸Iが回転する際の軸を仮想的に表した軸Tを示している。ここで、図3の上面図に示されるように、保護部22及び保護部25のいずれも、転舵軸Iを中心とした同一の半径を有する同一の円弧Cに沿うように形成されている。
プロテクタ23の保護部22の一端は、車体1側に延びる保護部21を介して、車体1に固定される。プロテクタ26の保護部25の一端は、インホイールモータ10側に延びる保護部24を介して、インホイールモータ10に固定される。
また、図2及び図4に示すように、プロテクタ23の保護部22の他端と、プロテクタ26の保護部25の他端とは、可撓性プロテクタ27により接続される。可撓性プロテクタ27は、タイヤ11の側面から見た場合、S字型に屈曲するように設けられる。可撓性プロテクタ27は、弾力性のある物質により形成され、屈曲部分が任意に変化可能に構成される。可撓性プロテクタ27の屈曲形状は、S字型であってもよいし、S字を裏返した型(2の字型)であってもよい。
そして、図1乃至図4に示すように、保護部21及び保護部22からなるプロテクタ23と、保護部24及び保護部25からなるプロテクタ26とは、転舵軸I(又は仮想軸T)に沿う方向の位置、すなわち地面からの高さ位置が異なるように設けられている。本実施の形態では、保護部21及び保護部22からなるプロテクタ23が地面に対して低い位置、保護部24及び保護部25からなるプロテクタ26が地面に対して高い位置になるように構成されている。保護部21及び保護部22からなるプロテクタ23と、保護部24及び保護部25からなるプロテクタ26とのどちらが地面に対して高い位置になるかはインホイールモータ10や車体1の構造に基づいて任意に変更することができる。
このように構成されたプロテクタ23、プロテクタ26及び可撓性プロテクタ27の内部に配線4が配設されることにより、バッテリ2及びインバータ3と、インホイールモータ10とが接続される。
このように構成された本実施の形態の電線プロテクタ20の効果について説明する。まず、自動車の走行中にサスペンション5が伸縮して、インホイールモータ10が上下方向に揺動した場合、電線プロテクタ20のうち、可撓性プロテクタ27の屈曲部が変形する。ここで、可撓性プロテクタ27が接続されるプロテクタ23と、プロテクタ26とは、地面からの高さ位置が異なる箇所に設けられているため、可撓性プロテクタ27が屈曲するのに十分な余裕が設けられている。可撓性プロテクタ27の屈曲部が変形することにより、電線プロテクタ20の内部の電線4にかかる力を低減することができる。
また、運転者がハンドルを操作してタイヤ11を転舵する場合、タイヤ11の転舵に伴い、プロテクタ23とプロテクタ26との相対位置が変化する。このとき、プロテクタ23の保護部22と、プロテクタ26の保護部25とは、転舵軸Iを中心とした同一の円弧Cに沿うように形成されているため、タイヤ11が転舵したとしても、可撓性プロテクタ27の両端は、常に円弧Cに沿う位置にある。この場合でも、可撓性プロテクタ27の屈曲部が変形することにより、電線プロテクタ20の内部の電線4にかかる力を低減することができる。
このように、本実施の形態の電線プロテクタ20によれば、サスペンション5の伸縮及びタイヤ11の転舵の影響により機械的負荷がかかる箇所を特定することが可能となる。その結果、電線プロテクタ20の設計信頼性が上がり、電線4に予期しない力がかかることに起因する不具合を抑制することができる。また、本実施の形態の電線プロテクタ20は、ローラ等を使用することがないため、構造が単純であり、電線プロテクタ20のメンテナンスが容易になる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施の形態において、電線プロテクタ20は、プロテクタ23の保護部22及びプロテクタ26の保護部25のいずれも、転舵軸Iを中心とした同一の半径を有する同一の円弧Cに沿うように形成されているものとして説明したが、プロテクタ23の保護部22及びプロテクタ26の保護部25は、転舵軸Iを中心とした同心円上であって、異なる半径を有する2つの円弧にそれぞれ沿うように形成されていてもよい。
1・・・車体、 2・・・バッテリ、 3・・・インバータ、 4・・・電線、 5・・・アッパーアーム、 6・・・サスペンション、 7・・・ロウアーアーム、 10・・・インホイールモータ、 11・・・タイヤ、 12・・・ホイール、 13・・・ディスク、 14・・・ブレーキ、 20・・・電線プロテクタ、 21、22・・・保護部、 23・・・プロテクタ、 24、25・・・保護部、 26・・・プロテクタ、 27・・・可撓性プロテクタ。

Claims (2)

  1. 車体に搭載された電子機器と車輪に内蔵されるインホイールモータとをつなぐ電線に取り付けられ、前記車体から前記車輪の方向へ延びる第1の保護部と、前記車輪の転舵軸を中心とし、所定の長さの半径の円弧に沿うように形成された第2の保護部とを有する第1のプロテクタと、
    前記電線に取り付けられ、前記インホイールモータから前記車体の方向へ延びる第3の保護部と、前記円弧に沿うように形成された第4の保護部とを有する第2のプロテクタと、
    前記電線に取り付けられ、前記車輪の側面から見た際にS字型に屈曲するように前記第2の保護部の端部と前記第4の保護部の端部とに接続された、可撓性の部材からなる第3のプロテクタと
    を備える
    ことを特徴とする電線プロテクタ。
  2. 前記第1のプロテクタと前記第2のプロテクタとは、前記転舵軸に沿う方向の高さ位置が異なるように設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の電線プロテクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017185912A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 Ntn株式会社 インホイールモータ動力線の配線構造およびインホイールモータ駆動装置
JP2017190117A (ja) * 2016-04-06 2017-10-19 Ntn株式会社 インホイールモータ動力線の配線構造およびインホイールモータ駆動装置

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JP2017185912A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 Ntn株式会社 インホイールモータ動力線の配線構造およびインホイールモータ駆動装置
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