JP2024021011A - 造粒システム - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動手段の過負荷を防止しながら安定的にペレット化を行うことができる造粒システムを提供する。【解決手段】本造粒システム100は、ペレットの造粒システムであって、モータ5の駆動によって粉粒状原料をペレットに成形する造粒装置1と、造粒装置1へ粉粒状原料を所定の供給速度で供給する供給装置51(原料投入装置52、原料搬送ベルト53、ふるい装置54、投入ベルト55を含む)とを備え、モータ5にかかる負荷の大きさに基づいて、供給装置51の供給速度を制御する制御部61を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、堆肥などの粉粒状原料をペレットに成形する造粒システムに関する。
従来、木材や、食品、医薬品、堆肥などの様々な分野において、粉粒状原料をペレットに成形することが行われている。一般にペレットにすることで、取り扱い性や運搬性などに優れる。
粉粒状原料をペレットに成形する造粒装置として、例えば押出式の造粒装置が知られている。押出式の造粒装置は、主に、多数の貫通孔が形成された円筒部材と、円筒部材内において回転可能に設けられた押出部材とを備える。貫通孔は円筒内側から外側に向かって貫通し、一般に円筒形状に形成されている。粉粒状原料を円筒部材内に投入した後、押出部材を回転させることで、貫通孔から粉粒状原料が押し出される。粉粒状原料は貫通孔を通過する際に圧力を受けて固化し、ペレットに成形される。押出式の造粒装置では、一般に、押出治具としてローラや押出し羽根などが用いられる。
例えば、特許文献1には、押出治具にローラを採用した堆肥の造粒装置が記載されている。堆肥は粉状で使用すると風の影響を受けやすく、均等に散布されにくいことから、ペレットにすることで散布しやすくなるという利点がある。また、ペレットの場合には、散布された堆肥が雨などで一気に流出せず、徐々に土壌に染み込むことから土壌にとっても好ましいとされている。
特開2007-137731号公報
ところで、粉粒状原料をペレットに成形する造粒システムは、主に、造粒装置と、該造粒装置へ粉粒状原料を供給する供給装置と、造粒装置によって成形されたペレットを搬出する搬出装置とを有している。このような造粒システムでは、粉粒状原料がコンベアなどによって所定の供給速度で造粒装置に供給され、成形されたペレットが造粒装置から排出されて搬送されるシステムになっている。
ここで、粉粒状原料はその含水率などによって、押出部材などが回転する際の抵抗が異なってくる。例えば、粉粒状原料の含水率が低い場合、高い場合に比べて回転時の抵抗が高くなる傾向がある。そのため、粉粒状原料の含水率などによって造粒装置のモータ(駆動手段)にかかる負荷が異なり、その結果、モータが過負荷となる場合がある。従来の造粒システムでは、例えば、モータの過負荷をサーマルスイッチで管理している。すなわち、モータの温度が過度に上昇すると、電磁接触器を動作させて電気回路を遮断することで、モータの焼き付きを防止している。しかしながら、サーマルスイッチが働いた場合には、モータの過負荷を解消するべく、造粒装置の構成(例えば押出部材の位置など)を調整する必要があり、作業効率の低下を招くおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、駆動手段の過負荷を防止しながら安定的にペレット化を行うことができる造粒システムを提供することを目的とする。
本発明の造粒システムは、ペレットの造粒システムであって、駆動手段の駆動によって粉粒状原料をペレットに成形する造粒装置と、該造粒装置へ粉粒状原料を所定の供給速度で供給する供給装置とを備え、上記造粒システムは、上記駆動手段にかかる負荷の大きさに基づいて、上記供給装置の供給速度を制御する制御部を有することを特徴とする。
上記供給装置は、被処理物をふるい分けして所定の排出速度で排出するふるい装置と、該ふるい装置へ被処理物を搬送する第1の搬送手段と、上記ふるい装置でふるい分けされた処理物を粉粒状原料として上記造粒装置へ搬送する第2の搬送手段とを有し、上記制御部は、上記供給装置の供給速度として、上記第2の搬送手段の搬送速度を制御することを特徴とする。
上記制御部は、上記第2の搬送手段の搬送速度の制御と連動して、上記第1の搬送手段の搬送速度および上記ふるい装置の排出速度も制御することを特徴とする。
上記制御部は、上記駆動手段にかかる負荷の大きさが第1の閾値を超えた場合に上記供給装置の供給速度を低下させ、上記駆動手段にかかる負荷の大きさが第2の閾値(上記第1の閾値よりも大きい)を超えた場合に上記供給装置による粉粒状原料の供給を停止させることを特徴とする。
上記制御部は、上記駆動手段にかかる負荷として上記駆動手段に流れる電流値に基づいて上記供給装置の供給速度を制御することを特徴とする。
上記造粒装置は、多数の貫通孔が形成された円筒部材と、上記駆動手段の駆動によって回転する回転軸と、上記回転軸に連結され、上記円筒部材内において回転可能に設けられた押出部材と、上記円筒部材の外側を回転し、上記貫通孔から押し出された上記粉粒状原料を切断するカッター部を1つ以上有する切断部材とを備え、上記駆動手段は、上記造粒装置において単一の駆動手段であり、上記押出部材を回転させるとともに上記切断部材を回転させることを特徴とする。
上記造粒装置の造粒部の蓋部材には、粉粒状原料の投入口が形成されており、上記蓋部材の一部は、粉粒状原料を投入しながら上記造粒部の内部を視認可能なように開閉自在に構成されていることを特徴とする。
本発明の造粒システムは、駆動手段の駆動によって粉粒状原料をペレットに成形する造粒装置と、該造粒装置へ粉粒状原料を所定の供給速度で供給する供給装置とを備え、上記造粒システムは、駆動手段にかかる負荷の大きさに基づいて、供給装置の供給速度を制御する制御部を有するので、例えば、駆動手段にかかる負荷が大きい場合に粉粒状原料の供給速度を低下させることができ、造粒装置の駆動手段が過負荷になることを防ぐことができる。これにより、本発明の造粒システムは、駆動手段の過負荷を防止しながら安定的にペレット化を行うことができる。
造粒システムにおいて、ふるい分けしたものを粉粒状原料として造粒装置へ直接供給するシステムが採用されている。このような構成において、制御部は、第2の搬送手段の搬送速度の制御と連動して、第1の搬送手段の搬送速度およびふるい装置の排出速度も制御するので、造粒装置への粉粒状原料の供給速度を制御できるとともに、供給装置内における原料の局所的な偏りの発生を抑制でき、粉粒状原料の安定的な供給に繋がる。
上記造粒装置は、円筒部材内において回転する押出部材を用いた押出式の造粒装置であり、貫通孔から押し出された粉粒状原料を切断するカッター部を1つ以上有する切断部材を備え、駆動手段は、造粒装置において単一の駆動手段であり、押出部材を回転させるとともに切断部材を回転させるので、駆動手段にかかる負荷の大きさをより把握しやすくなる。その結果、負荷の大きさに基づく供給速度の制御がより正確に実行しやすくなる。また、切断部材を回転させる駆動手段が別途必要にならず、造粒装置の省スペース化および低コスト化も図ることができる。
造粒装置の造粒部の蓋部材には、粉粒状原料の投入口が形成されており、蓋部材の一部は、粉粒状原料を投入しながら造粒部の内部を視認可能なように開閉自在に構成されているので、例えば、駆動手段にかかる負荷が大きくなった場合に、造粒を継続しながら造粒部内の状態を確認できる。また、蓋部材自体を取り外さなくても造粒部内のメンテナンスなどを行うことができ、作業効率を向上させることができる。
本発明の造粒システムの一例の概略図である。 本発明の造粒システムにおける造粒装置の一例の斜視図である。 図2の造粒装置の概略断面図である。 図2の造粒装置の平面図である。 切断部材の側面図である。 本発明の造粒システムにおける制御部および各装置を示す構成図である。 制御部による供給速度の制御の一例を示すタイミングチャートである。 隙間距離を調整する調整機構を説明するための図である。 本発明の造粒装置における蓋部材の平面図である。 本発明の造粒装置における蓋部材の断面図である。
本発明の造粒システムの一例を図1に基づいて説明する。図1は造粒システムの概略平面図を示す。図1に示す造粒システム100は、堆肥などの粉粒状原料をペレットに造粒するペレットの造粒システムである。造粒システム100は、基本構成として、粉粒状原料をペレットに成形する造粒装置1と、造粒装置1へ粉粒状原料を所定の供給速度で供給する供給装置51と、造粒装置1によって成形されたペレットを搬出する搬出装置71とを備える。造粒システム100において、粉粒状原料は供給装置51から自動で造粒装置1に供給され、かつ、ペレットは造粒装置1から排出されて搬出装置71によって連続的に搬出される。
図1において、供給装置51は、原料投入装置52と、原料投入装置52に投入された原料(ふるい前の粉粒状原料)をふるい装置54へ搬送する原料搬送ベルト53と、ふるい装置54と、ふるい装置54でふるい分けされた処理物(粉粒状原料)を造粒装置1へ搬送する投入ベルト55とを有する。原料搬送ベルト53が本発明の「第1の搬送装置」に相当し、投入ベルト55が本発明の「第2の搬送装置」に相当する。
原料投入装置52に投入された原料は、原料搬送ベルト53によってふるい装置54に搬送され、該装置にてふるい分けされる。図1においてふるい装置54は、回転ふるい装置である。該装置は、例えば、内部に被処理物を導入する円筒形状などの回転ふるいを備え、回転ふるいをモータなどの駆動手段で回転させることにより内部に導入された被処理物を回転ふるいの目から外側に落下させてふるい分けする装置である。回転ふるい装置では、例えば、移送手段としてのスクリューコンベアが取り付けられており、スクリューコンベアの回転によって装置導入口から装置排出口へ被処理物が移送される。なお、ふるい装置54は、被処理物をふるい分けできる装置であればよく、回転ふるい装置に限定されない。ふるい分けされた処理物(ふるいの目を通過せずに内部に残留し装置排出口から排出されたもの)は粉粒状原料として、投入ベルト55によって造粒装置1へ搬送される。
造粒装置1は、粉粒状原料をペレットに造粒する造粒部3と、造粒部3を駆動させるモータ5(駆動手段)とを有する。モータ5は、例えば、インバータ制御される交流モータである。造粒部3の上部には、粉粒状原料の投入口3cが形成されており、投入ベルト55の端部から投入口3cに投入される。
次に、造粒装置1の詳細構成について、図2~図4を用いて説明する。図2は造粒装置の一例を示す全体斜視図である。図2に示す造粒装置は、押出式の造粒装置である。図2に示すように、造粒装置1は、土台となるベース2と、ベース2上に設置される造粒部3と、造粒部3から斜め下方に傾斜したシュート4と、造粒部3を駆動させるモータ5とを有する。モータ5の下方には、プーリカバー20が設けられている。造粒部3は略円柱形状であり、外側面が円筒状のカバー3aで覆われており、カバー3aの上に蓋部材3bが設置されている。蓋部材3bの上部には粉粒状原料の投入口3cが形成されている。なお、後述するように、蓋部材3bに吸引口が設けられてもよい。造粒部3で造粒されたペレットはシュート4から取り出される。取り出されたペレットは、搬出装置(例えば搬出コンベヤなど)によって搬出される。
図3および図4を用いて造粒装置を詳細に説明する。図3は造粒部のカバーおよび蓋部材を取り除いた状態の造粒装置の概略断面図であり、図4はその状態の造粒部の平面図である。図3に示すように、造粒部3は、主に、円筒部材6と、回転軸11と、回転軸11に連結され、円筒部材内において回転可能に設けられた押出部材21と、押出部材21と一体に回転する切断部材31とを備える。モータ5は、造粒装置1において単一の駆動手段であり、押出部材21を回転させるとともに切断部材31を回転させる。単一の駆動手段とすることで、後述する制御部による制御において、モータ5にかかる負荷の大きさがより把握しやすくなる。なお、押出部材21と切断部材31の位置関係(図4参照)から、図3では切断部材31を省略しており、回転した場合のカッター部の位置を点線で示している。
図3において、円筒部材6は、ダイス7と、ダイス7の上部に取り付けられた側壁部材9とを有する。また、ダイス7は、造粒部3の底部を構成するダイスホルダー10に対して着脱可能に取り付けられている。円筒部材6およびダイスホルダー10で囲われた有底円筒状の空間内に、押出部材21が収容される。ダイス7には、円筒内外を貫通する多数の貫通孔8が全周にわたって形成されている。押出部材21の回転によって、粉粒状原料を貫通孔8から外側へ押し出すことでペレットに成形される。なお、円筒部材6は、ダイスと側壁部材とが一体に形成された一部材で構成されていてもよい。その場合、円筒部材の下部に貫通孔が設けられる。
回転軸11は、モータ5の回転力が動力伝達機構12を介して伝わることで回転する。動力伝達機構12は、駆動軸13の基端に連結された小プーリ14と、大プーリ15と、小プーリ14および大プーリ15に架け渡されたベルト16と、小歯車17と、大プーリ15および小歯車17が連結されたギアシャフト18と、小歯車17に噛み合う大歯車19とを有する。大歯車19は回転軸11の基端に連結されており、モータ5の回転力が各プーリおよび各ギアによって回転軸11に伝達される。回転軸11は、鉛直方向に沿って配置され、ダイスホルダー内において軸受によって回転可能に支持されている。
図3および図4に示すように、押出部材21は、2つの加圧ローラ22、22を有しており、これらが回転軸11を中心に回転対称に配置されている。具体的には、押出部材21は平面視略矩形の支持板23を有し、この支持板23が連結具24によって回転軸11の先端に連結されている。支持板23が延びる両側には軸孔がそれぞれ設けられており、各軸孔に軸部材25が挿入されている。軸部材25は、加圧ローラ22を支持するローラ軸25aと支持板23の軸孔に挿入される偏心軸25bとを有する。なお、偏心軸25bは、ローラ軸25aと一体に形成され、ローラ軸25aに対して偏心しているが、この構成に基づく調整機構については後述する。
加圧ローラ22は、軸受26によって、軸部材25に対して回転可能に支持されている。加圧ローラ22は、回転軸11の回転に伴い回転軸線P回りに公転するとともに、ローラ軸線Q回りに自転する。また、加圧ローラ22の外周面には軸方向に沿って複数の溝(図示省略)が形成されており、粉粒状原料の動きにつられて自転しやすくなっている。なお、図3および図4では、加圧ローラが2つ設けられているが、加圧ローラの数は1つでも、3つ以上でもよい。また、加圧ローラを複数設ける場合、隣り合うローラ間の角度間隔を等間隔(図3および図4は180°間隔)にすることが好ましい。
加圧ローラ22は、ダイス7の内周面からそれぞれ所定の隙間(例えば1mm)をもって配置される。円筒部材内に投入された粉粒状原料は、押出部材21の回転によって加圧ローラ22とダイス7の隙間へ送り込まれる。送り込まれた粉粒状原料は、加圧ローラ22の回転によってダイス7の貫通孔8の中に押し込まれ、圧力を受けて固化する。そして、固化した粉粒状原料が貫通孔8からダイス7の外側に押し出される。このように、加圧ローラ22は粉粒状原料を外側に押し出す押出治具として機能する。なお、図3および図4では、押出治具としてローラを用いたが、ローラに代えて押出し羽根を用いてもよい。
貫通孔を介して押し出された棒状の粉粒状原料は、円筒部材の外側を回転するカッター部によって切断される。このカッター部を有する切断部材について、図5を用いて説明する。図5は、切断部材の側面図である。
図5において、切断部材31は、中心線に対して線対称に形成されており、カッター部35を2つ有している。切断部材31は、平面視略矩形の支持板32が中心に配置され、連結具33によって押出部材に連結される。なお、切断部材31を直接回転軸に連結させてもよい。支持板32の両端には、略コの字状の連結板34の一端部がそれぞれ連結される。連結板34は、上述の側壁部材に干渉しないように、該側壁部材を乗り越える形状になっている。連結板34の他端部には、連結具36によってカッター部35が連結されている。カッター部35は、鉛直下向きに延びるように取り付けられている。
カッター部35は、所定厚みを有する金属製のプレートからなる。カッター部35は、連結具36によって連結される上部35aよりも、ダイスの外周面に対向する下部35b(カット面35cを含む)の方が、回転中心から見た径方向幅が幅広に形成されている。ダイスの外周面に対向するカット面35cは、ダイスの外周面との距離が一定間隔になるように配置される。また、カッター部35の径方向外寄りには補強用のリブ37が鉛直方向に沿って設けられている。リブ37は、例えばカッター部35の両側面に対して直立するように設けられる。図5に示すように、カッター部35は上部のみで固定され、下部が自由端になっていることから、リブ37を設けることでカッター部35の変形などが抑制される。
また、カッター部35の下端面は、内径側が凹んだ段差面35dになっている。図3に示すように、カットされたペレットが落ちるダイス7の外側に位置する回収部(ダイスホルダー10の一部上面)には連結具が突出している。そのため、カッター部35の下端面に段差面35dを設けることで、このような連結具との干渉を防ぐことができる。一方、下端面の外径側は、回収部にできるだけ近接させることで、カットされたペレットを掻き集めやすくできる。
ここで、切断部材の設置について図4を用いて説明する。図4に示すように、切断部材31は、連結具33によって支持板32を介して押出部材21の支持板23に連結される。切断部材31は、その中心が回転軸線Pと一致するように連結される。この場合、図4に示すように、カッター部35、35が加圧ローラ22、22と異なる位相で回転するように固定することが好ましい。図4では、カッター部35、35と加圧ローラ22、22との位相が90°ずつずれて配置されている。つまり、各カッター部と各加圧ローラは径方向で異なる位置に固定されている。この構成では、加圧ローラ22、22で押し出された粉粒状原料が、直後に回転してくるカッター部35、35によって切断される。カッター部35と加圧ローラ22の位相をずらし、粉粒状原料の押し出し後、速やかにカットする構成にすることでペレットの形状を均一化しやすくなる。カットされたペレットは、シュート4から取り出される。
図1に示すように、造粒システム100は、造粒装置1への供給から搬出までが自動化されたシステムである。このような構成において、造粒装置1へ粉粒状原料を搬送する搬送速度Vは、造粒装置1に過不足なく粉粒状原料が供給されるように設定されている。例えば図1のような構成の場合、造粒装置1の処理能力などに応じて、原料搬送ベルト53の搬送速度V、ふるい装置54の排出速度V、および投入ベルト55の搬送速度Vが設定されている。また、造粒装置1はインバータ制御されたモータ5によって任意の回転速度に設定される。
このように、造粒システムでは各種装置の動作速度が設定された構成になっている。一方で、造粒装置に供給される粉粒状原料の含水率や性状などは一様でなく、それに起因して造粒装置のモータにかかる負荷が異なることから、モータが過負荷となる場合がある。
これに対して、本発明の造粒システム100は、モータ5にかかる負荷の大きさに基づいて、供給装置51の供給速度を制御する制御部61を有する。制御部61の動作について図6および図7を用いて説明する。
図6において、制御部61は、モータ5にかかる負荷の大きさを検出する負荷検出部5aと、原料搬送ベルト53の駆動部53aと、ふるい装置54の駆動部54aと、投入ベルト55の駆動部55aとにそれぞれ通信可能に接続されている。
制御部61は、供給装置51の供給速度を制御する装置であり、周知のCPU、ROM、RAMなどからなるマイクロコンピュータを主体として構成されている。図6において、制御部61は、少なくとも投入ベルト55の駆動部55aに駆動指示を伝達することにより投入ベルト55の搬送速度Vを制御する。本発明において、モータ5にかかる負荷を示す指標は、特に限定されないが、例えば、モータ5に流れる電流値を用いることができる。例えば、モータ5が交流モータの場合、交流電流の瞬時値を用いることができ、直流モータの場合、直流電流値を用いることができる。
なお、以下では、モータにかかる負荷として電流値を用いた場合について説明する。この場合、負荷検出部5aは電流センサであり、検出される電流値が大きいほど負荷が大きく、検出される電流値が小さいほど負荷が小さいことになる。
図6において、制御部61は、電流センサによって検出された電流値Aに基づいて、供給装置51の供給速度として、投入ベルト55の搬送速度Vを制御する。この場合、造粒装置1へ供給される粉粒状原料の投入ベルト55上の単位面積当たりの量は、略一定である。制御として、具体的には、取得された電流値Aが第1閾値Th以下の場合に搬送速度Vを所定の速度で維持し、取得された電流値Aが第1閾値Thを超えた場合に、搬送速度Vを所定の速度よりも低い速度に設定する。所定の速度よりも低い速度は、固定値であってもよく、電流値Aに応じて変化する変動値であってもよい。例えば、固定値の場合、変更前である所定の速度の0.2倍~0.8倍の速度とする。また、変動値の場合、例えば、電流値Aが大きくなるほど速度が低くなるように設定する。なお、詳細な制御の一例については図7で述べる。
上記のように、電流値Aが第1閾値を超えた場合(モータの負荷が所定値を超えた場合)に粉粒状原料の供給速度を低く抑えることで、負荷が増大している造粒装置に対して、粉粒状原料が過剰に供給されることを防止できる。
さらに、取得された電流値Aが第2閾値Th(Th<Th)を超えた場合に、搬送速度Vをゼロにする、つまり粉粒状原料の供給を停止するようにしてもよい。これにより、モータ5にかかる負荷をより低下させやすくなる。また、供給の停止後において、モータ5にかかる負荷が低下して電流値Aが第2閾値以下となった場合に、投入ベルト55の搬送を再開させて粉粒状原料の供給を開始するようにしてもよい。なお、再開のための閾値はThに限らず、Thよりも更に小さい値(例えばTh)に設定してもよい。
制御部61における投入ベルト55の搬送速度Vの制御の方法は、上記方法に限らない。例えば、閾値ThおよびTh以外にも、他の閾値を設定して、段階的に投入ベルト55の搬送速度Vを低下させるようにしてもよい。なお、Th、Thなどの閾値は、モータの仕様などによって適宜設定されるが、サーマルスイッチが働くような過負荷の状態の電流値よりも小さい値に設定されることが好ましい。
図6において、制御部61は、投入ベルト55の搬送速度Vを制御するとともに、原料搬送ベルト53の搬送速度Vおよびふるい装置54の排出速度Vも制御することが好ましい。この場合、制御部61は、原料搬送ベルト53の駆動部53aに駆動指示を伝達することにより原料搬送ベルト53の搬送速度Vを制御し、ふるい装置54の駆動部54a(例えば移送手段)に駆動指示を伝達することによりふるい装置54の排出速度Vを制御する。ふるい装置54の排出速度Vは、該装置から処理物が排出される速度であり、例えば、移送手段の移送速度などを制御することで調整できる。
具体的には、制御部61は、搬送速度Vを低下(もしくは停止)させるのに連動して、原料搬送ベルト53の搬送速度Vおよびふるい装置54の排出速度Vを低下(もしくは停止)させることが好ましい。投入ベルト55の搬送速度Vに加えて、供給装置51の他の駆動手段(原料搬送ベルト53およびふるい装置54)も併せて制御することで、供給装置内で局所的に原料が滞留することを防止でき、粉粒状原料の供給バランスを良好に維持することができる。なお、原料搬送ベルト53の搬送速度Vおよびふるい装置54の排出速度Vを低下させる態様や停止させる態様は、投入ベルト55で述べたような各態様を適宜採用できる。
図7は、制御部による供給速度の制御の一例を示すタイミングチャートである。供給装置内の各駆動手段の搬送速度V、排出速度V、搬送速度V、造粒装置のモータの電流値Aの時間推移を示している。
図7に示すように、モータの電流値Aが閾値Th以下の場合には、搬送速度VがV、排出速度VがV、搬送速度VがVに設定されている。時刻t1にて電流値Aが閾値Thを超えると、制御部は搬送速度Vを低下させる。また、同時に搬送速度Vおよび排出速度Vも低下させる。具体的には、搬送速度VをV、排出速度VをV、搬送速度VをVに設定する。この制御の例では、変更後の各種速度は固定値に設定される。
そして、モータの電流値Aが更に上昇して、時刻t2にて、電流値Aが閾値Thを超えると、制御部は投入ベルトによる供給を停止する(搬送速度V=0)。また、同時に原料搬送ベルトの駆動、回転ふるい装置の駆動も停止する(搬送速度V=0、排出速度V=0)。
その後、供給装置の停止によってモータの電流値Aが低下し、電流値Aが閾値Th以下となると、粉粒状原料の供給が再開される。この制御の例では、再開後の各種速度を、それぞれTh<A≦Thの態様に設定する。具体的には、搬送速度VをV、排出速度VをV、搬送速度VをVに設定する。
続いて、造粒装置の各種構成について説明する。造粒装置は、加圧ローラとダイスの内周面との隙間距離を調整する調整機構を有することが好ましい。この調整機構について図8を用いて説明する。図8に示すように、軸部材25において、偏心軸25bはローラ軸25aに対して偏心している。偏心軸25bは、支持板23を貫通して、支持板23の上面に設けられた調整プーリ27に嵌合固定されている。調整プーリ27は、レバー部27aを有している。このレバー部27aを矢印方向に回すことで、加圧ローラ22の位置が変化し、加圧ローラ22と内周面7aとの隙間距離を調整できる。
また、レバー部27aの位置は、支持板23に設けられる一対の固定手段によって固定される。各固定手段はそれぞれ、支持板上に固定される固定ナット28と、固定ナット28のねじ穴に螺合される調整ねじ29と、固定ナット28の外側に位置する止めナット30とを有する。調整ねじ29、29をそれぞれ回転させることで、固定ナット28、28に対するはみ出し量を調整し、所望の位置でレバー部27aを両側から挟み込む。これにより、加圧ローラ22と内周面7aとの隙間距離を調整可能としつつ、調整した状態を安定して保持できる。このような構成により、例えばモータの負荷を軽減させる際の加圧ローラの位置の調整が容易となる。
また、本発明の造粒装置における蓋部材は、図2の形態に限定されない。例えば、蓋部材は、天面の少なくとも一部が開閉自在の構造であってもよい。図9および図10には、このような蓋部材の一例を示す。
図9に示すように、蓋部材41は、開閉自在に装着された二つの分割蓋42、45を有している。分割蓋42、45は、直径方向の分割線Lで分割されており、投入口42a、45aも該分割線で分割されている。この場合、投入口42aは、分割蓋42に対して一体に形成されており、投入口45aは、分割蓋45に対して一体に形成されている。分割蓋42は、固定蓋43に対して複数(図9では3つ)の蝶番部44を介して装着され、分割蓋45は、固定蓋46に対して複数の蝶番部47(図9では2つ)を介して装着されている。なお、蓋部材41は、それ自体は造粒部に対して取り外し可能になっている。
図9の構成によれば、分割蓋42、45は、閉じた状態から、上方へ観音開き姿勢で開いた状態へ変化可能であり、さらに、開いた状態から閉じた状態へ変化可能になっている。このように、蓋部材の天面の一部を開閉自在にすることで、蓋部材自体を取り外さなくても、造粒部内のメンテナンスなどを行うことができる。また、蓋部材41の一部は、粉粒状原料を投入しながら造粒部の内部を視認可能なように開閉自在に構成されているので、例えば、モータにかかる負荷が大きくなった場合に、造粒を継続しながら造粒部内の状態を確認できる。その結果、作業効率を向上させることができる。なお、蓋部材の天面の少なくとも一部を開閉自在にする構造は、図9に限定されない。
また、図9に示すように、蓋部材41には、集塵機に接続される吸引口48が設けられてもよい。図9では、固定蓋46に吸引口48が3つ設けられている。吸引口48は、造粒部内の空間と連通可能になっており(図10参照)、集塵機を接続することで造粒部で発生する粉塵を集塵させることができる。これにより、造粒時における粉塵の飛散を抑制し、作業環境の悪化や不具合などを改善できる。なお、吸引口の数は1つでもよく、適宜設定できる。
本発明の造粒システムに用いる粉粒状原料には、木質チップ、医薬品原料、食品原料、堆肥などを用いることができる。また、粉粒状原料の含水率は、例えば10質量%~40質量%であり、15質量%~30質量%であってもよい。粉粒状原料の形状は、粉状、粒状以外にも塊状も含む。
粉粒状原料に用いる堆肥は、例えば、畜産経営体から排出される家畜排泄物や食品産業事業所から排出される食品残渣などの有機性廃棄物を発酵させて堆肥化できる装置を用いて得られる。このような堆肥化を行なう装置として、微生物の発酵作用を利用した密閉縦型堆肥化装置(コンポ)が知られている。このコンポは、円筒縦型のタンク形状であり、密閉容器内に投入された有機性廃棄物に強制通気しつつ乾燥と発酵を行なっている。また、逐次的に堆肥原料の投入と堆肥の排出を行ない、堆肥化処理を連続的に実施している。本発明の造粒システムは、廃棄物を堆肥化する既存の技術と組み合わせて用いることが可能で、廃棄物の焼却処分量を削減できる。
以上、本発明の造粒システムについて説明したが、本発明の造粒システムは、上記各図で示した構成に限定されるものではない。
例えば、図6などでは供給装置51は、原料投入装置52と、原料搬送ベルト53と、ふるい装置54と、投入ベルト55とを有する構成としたが、これに限定されない。例えば、ふるい装置を省略して、ふるい処理が予め行われた粉粒状原料を用いた造粒システムとしてもよい。この場合、供給装置は、ふるい処理が予め行われた粉粒状原料を投入する投入装置と、該投入装置から粉粒状原料を造粒装置へ搬送する搬送手段とで構成されていてもよい。
また、造粒装置へ粉粒状原料を搬送する搬送手段は、ベルト式に限らない。この場合、制御部は、ベルトの搬送速度以外の因子を制御することで供給装置の供給速度を制御する。
本発明の造粒システムは、駆動手段の過負荷を防止しながら安定的にペレット化を行うことができることから、例えば、堆肥ペレットの量産プロセスに適用できる。
1 造粒装置
2 ベース
3 造粒部
4 シュート
5 モータ(駆動手段)
6 円筒部材
7 ダイス
8 貫通孔
8a 内側通路
8b 貫通路
8c 外側通路
9 側壁部材
10 ダイスホルダー
11 回転軸
12 動力伝達機構
13 駆動軸
14 小プーリ
15 大プーリ
16 ベルト
17 小歯車
18 ギアシャフト
19 大歯車
20 プーリカバー
21 押出部材
22 加圧ローラ(押出治具)
23 支持板
24 連結具
25 軸部材
25a ローラ軸
25b 偏心軸
26 軸受
27 調整プーリ
28 固定ナット
29 調整ねじ
30 止めナット
31 切断部材
32 支持板
33 連結具
34 連結板
35 カッター部
36 連結具
37 リブ
41 蓋部材
42 分割蓋
43 固定蓋
44 蝶番部
45 分割蓋
46 固定蓋
47 蝶番部
48 吸引口
51 供給装置
52 原料投入装置
53 原料搬送ベルト
54 ふるい装置
55 投入ベルト
61 制御部
71 搬出装置
100 造粒システム

Claims (7)

  1. ペレットの造粒システムであって、
    駆動手段の駆動によって粉粒状原料をペレットに成形する造粒装置と、該造粒装置へ粉粒状原料を所定の供給速度で供給する供給装置とを備え、
    前記造粒システムは、前記駆動手段にかかる負荷の大きさに基づいて、前記供給装置の供給速度を制御する制御部を有することを特徴とする造粒システム。
  2. 前記供給装置は、被処理物をふるい分けして所定の排出速度で排出するふるい装置と、該ふるい装置へ被処理物を搬送する第1の搬送手段と、前記ふるい装置でふるい分けされた処理物を粉粒状原料として前記造粒装置へ搬送する第2の搬送手段とを有し、
    前記制御部は、前記供給装置の供給速度として、前記第2の搬送手段の搬送速度を制御することを特徴とする請求項1記載の造粒システム。
  3. 前記制御部は、前記第2の搬送手段の搬送速度の制御と連動して、前記第1の搬送手段の搬送速度および前記ふるい装置の排出速度も制御することを特徴とする請求項2記載の造粒システム。
  4. 前記制御部は、前記駆動手段にかかる負荷の大きさが第1の閾値を超えた場合に前記供給装置の供給速度を低下させ、前記駆動手段にかかる負荷の大きさが第2の閾値(前記第1の閾値よりも大きい)を超えた場合に前記供給装置による粉粒状原料の供給を停止させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の造粒システム。
  5. 前記制御部は、前記駆動手段にかかる負荷として前記駆動手段に流れる電流値に基づいて前記供給装置の供給速度を制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載の造粒システム。
  6. 前記造粒装置は、多数の貫通孔が形成された円筒部材と、前記駆動手段の駆動によって回転する回転軸と、前記回転軸に連結され、前記円筒部材内において回転可能に設けられた押出部材と、前記円筒部材の外側を回転し、前記貫通孔から押し出された前記粉粒状原料を切断するカッター部を1つ以上有する切断部材とを備え、
    前記駆動手段は、前記造粒装置において単一の駆動手段であり、前記押出部材を回転させるとともに前記切断部材を回転させることを特徴とする請求項1または請求項2記載の造粒システム。
  7. 前記造粒装置の造粒部の蓋部材には、粉粒状原料の投入口が形成されており、前記蓋部材の一部は、粉粒状原料を投入しながら前記造粒部の内部を視認可能なように開閉自在に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の造粒システム。
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