JP2024017855A - コネクタ - Google Patents

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宏基 坂井
Hiroki Sakai
修也 西尾
Shuya NISHIO
有哉 塚本
Yuya TSUKAMOTO
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
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Abstract

【課題】大電流化に対応しつつ電磁シールド性能を確保できるコネクタを提供する。【解決手段】電磁シールド部材33を有する複数の電線22は、第1方向D1に並ぶ複数の端子に電気的に接続されている。複数の電線22にそれぞれ装着される複数のシェルリング25は第1方向D1に並ぶ。第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間には導電性のアタッチメント26が配置される。各シェルリング25は、シェルリング25が装着されている電線22が有する電磁シールド部材33と、複数の端子を覆うシールドシェル24とを電気的に接続する。アタッチメント26は、第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間の隙間を覆う被覆部91を有する。また、アタッチメント26は、アタッチメント26と第1方向D1に隣接する接触面85に接触し且つ当該接触面85を第1方向D1と平行な方向の成分を含む力で押す第1押圧部92a及び第2押圧部92bを有する。【選択図】図7

Description

本開示は、コネクタに関するものである。
従来、例えば特許文献1に記載されているように、複数の端子と、複数の端子に電気的に接続される複数の電線と、複数の端子を保持するコネクタハウジングと、導電性のシールドシェルとを備えたコネクタがある。特許文献1に記載されたコネクタにおいては、電線は、端子に電気的に接続される芯線と、芯線の外周を覆う絶縁被覆と、絶縁被覆の外周を覆う電磁シールド部材とを有するシールド電線である。このようなコネクタにおいては、例えば、複数の端子は、電線の長さ方向と直交する方向に並ぶ。同様に、コネクタハウジングの内部では、複数の電線は、電線の長さ方向と直交する方向に並ぶ。また、複数の電線の各々は、コネクタハウジングの内部から外部に引き出されている。
特許文献1に記載されたコネクタにおいては、電線の長さ方向における電磁シールド部材の端部は、電線の外周面を覆うように折り返されている。電磁シールド部材における折り返された部分の外周には、環状のかしめリングが装着されている。電磁シールド部材とかしめリングとは、互いに接触することにより電気的に接続されている。シールドシェルは、複数の電線にそれぞれ装着されたかしめリングの外周を囲む筒状をなしている。シールドシェルと各かしめリングとは、互いに接触することにより電気的に接続されている。また、電線の長さ方向と直交する方向に隣り合うかしめリングは、電線の長さ方向と直交する方向において互いに接触している。
特開2017-69159号公報
近年、自動車等の車両に搭載されるコネクタは、電流値及び電圧値の大きな電流に対応可能であることが求められる場合がある。この場合、電線は、大電流を通すことができる直径の太いものが用いられる。更に、電線に電気的に接続される端子も、大電流を通すことができるように断面積の大きなものが用いられる。そして、端子に通す電流の電流値及び電圧値が大きいほど、隣り合う端子同士を絶縁するために、隣り合う端子と端子との間の距離を長くする必要がある。そのため、隣り合う電線におけるコネクタハウジングから引き出される部分同士の距離も長くなる。すると、コネクタにおいて、隣り合う電線に装着されたかしめリングの間に隙間が生じる。その結果、この隙間から、電線や端子から放射される電磁ノイズがコネクタの外部に漏れて、電磁シールド性能が低下することが懸念される。
本開示の目的は、大電流化に対応しつつ電磁シールド性能を確保できるコネクタを提供することにある。
本開示のコネクタは、第1方向に並ぶ複数の端子と、前記複数の端子に電気的に接続される複数の電線と、前記複数の端子を内部に保持するとともに前記第1方向と交差する第2方向に前記複数の電線が貫通する第1開口部を有するコネクタハウジングと、前記複数の端子を覆う導電性を有するシールドシェルと、前記複数の電線にそれぞれ装着され前記第1方向に並ぶ複数のシェルリングと、前記第1方向に隣り合う前記シェルリングの間に配置される導電性を有するシールドアタッチメントと、を備え、前記シールドシェルは、前記第2方向に前記複数の電線が貫通する第2開口部を有し、前記複数の電線の各々は、芯線と、前記芯線の外周を覆う内側絶縁被覆と、導電性を有し前記内側絶縁被覆の外周を覆う電磁シールド部材とを有するシールド電線であり、前記複数のシェルリングの各々は、前記複数の電線のうち前記シェルリングが装着されている電線が有する前記電磁シールド部材と前記シールドシェルとを電気的に接続し、前記複数のシェルリングの各々の外周面は、前記シールドアタッチメントと接触する接触面を有し、前記シールドアタッチメントは、前記第2方向から見て前記第2開口部の内側に位置し且つ前記第1方向に隣り合う前記シェルリングの間の隙間を覆う被覆部と、前記シールドアタッチメントと前記第1方向に隣接する前記接触面に接触し且つ当該接触面を前記第1方向と平行な方向の成分を含む力で押す押圧部とを有する、コネクタである。
本開示のコネクタによれば、大電流化に対応しつつ電磁シールド性能を確保できる。
図1は、一実施形態におけるコネクタの斜視図である。 図2は、図1に示すコネクタの分解斜視図である。 図3は、図4における3-3断面図である。 図4は、図3における4-4断面図である。 図5は、図1に示すコネクタの一部を拡大した断面図である。 図6は、図1に示すコネクタにおけるコネクタハウジングを除く部分を図1とは異なる角度から見た一部断面斜視図である。 図7は、図6に示すコネクタハウジングを除くコネクタの一部断面側面図である。 図8は、図6に示すコネクタハウジングを除くコネクタの一部を拡大した断面図である。 図9は、図1に示すコネクタが備えるシールドアタッチメントの斜視図である。 図10は、図1に示すコネクタが備えるバックリテーナホルダ及びシールドアタッチメントの斜視図である。 図11は、図10に示すバックリテーナホルダ及びシールドアタッチメントの断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]第1方向に並ぶ複数の端子と、前記複数の端子に電気的に接続される複数の電線と、前記複数の端子を内部に保持するとともに前記第1方向と交差する第2方向に前記複数の電線が貫通する第1開口部を有するコネクタハウジングと、前記複数の端子を覆う導電性を有するシールドシェルと、前記複数の電線にそれぞれ装着され前記第1方向に並ぶ複数のシェルリングと、前記第1方向に隣り合う前記シェルリングの間に配置される導電性を有するシールドアタッチメントと、を備え、前記シールドシェルは、前記第2方向に前記複数の電線が貫通する第2開口部を有し、前記複数の電線の各々は、芯線と、前記芯線の外周を覆う内側絶縁被覆と、導電性を有し前記内側絶縁被覆の外周を覆う電磁シールド部材とを有するシールド電線であり、前記複数のシェルリングの各々は、前記複数の電線のうち前記シェルリングが装着されている電線が有する前記電磁シールド部材と前記シールドシェルとを電気的に接続し、前記複数のシェルリングの各々の外周面は、前記シールドアタッチメントと接触する接触面を有し、前記シールドアタッチメントは、前記第2方向から見て前記第2開口部の内側に位置し且つ前記第1方向に隣り合う前記シェルリングの間の隙間を覆う被覆部と、前記シールドアタッチメントと前記第1方向に隣接する前記接触面に接触し且つ当該接触面を前記第1方向と平行な方向の成分を含む力で押す押圧部とを有する、コネクタである。
この構成によれば、シールドアタッチメントは、押圧部が接触面に接触することにより、シェルリングに電気的に接続される。そして、電線や端子から放射される電磁ノイズが第1方向に隣り合うシェルリングの間の隙間からコネクタの外部に漏れることを、被覆部によって抑制できる。従って、第1方向に隣り合うシェルリングが第1方向に離れて配置されていても、コネクタの電磁シールド性能を確保できる。
また、押圧部は、第1方向と平行な方向の成分を含む力で接触面を押す。そのため、シェルリングが第1方向に振動し難くなる。従って、シェルリングが装着されている電線の第1方向における振動を抑制できる。
[2]上記[1]において、前記押圧部は、前記第2方向から見て、前記複数の電線の中心を通る仮想直線の両側で、前記第1方向における前記シールドアタッチメントの両側に位置する前記シェルリングの前記接触面を押してもよい。
この構成によれば、シールドアタッチメントは、複数箇所でシェルリングに接触できる。そのため、シールドアタッチメントと、当該シールドアタッチメントと隣接するシェルリングとが接触する箇所が1箇所である場合に比べて、当該シールドアタッチメントと当該シェルリングとの電気的な接続が安定する。また、シールドアタッチメントが、自身と隣接するシェルリングを1箇所のみ押圧部で押す場合に比べて、当該シェルリングの振動を抑制しやすい。従って、第1方向における電線の振動をより抑制できる。
[3]上記[1]または[2]において、前記押圧部は、前記第2方向から見て、前記シールドアタッチメントと前記第1方向に隣接する前記シェルリングの前記接触面における、前記複数の電線の中心を通る仮想直線と交差する部分を押してもよい。
この構成によれば、電線を第1方向と平行な方向に押す力を、押圧部からシェルリングを介して当該電線に安定して伝達できる。従って、第1方向における電線の振動をより抑制できる。
[4]上記[1]から[3]のいずれかにおいて、前記シールドアタッチメントは、前記シールドシェルに接触する接触部を有していてもよい。
この構成によれば、シールドアタッチメントは、シェルリングを介して間接的にシールドシェルに電気的に接続されるだけでなく、接触部がシールドシェルに接触することにより直接的にシールドシェルに電気的に接続されることができる。従って、シールドアタッチメントをより安定してシールドシェルに電気的に接続することができる。よって、シールドアタッチメントにおいて電磁シールド性能を確保できる。
[5]上記[1]から[4]のいずれかにおいて、前記押圧部は、板ばね部と、前記板ばね部の表面から突出し前記板ばね部の弾性力により前記接触面に押し付けられる接触突部とを有していてもよい。
この構成によれば、接触突部は、板ばね部から突出した形状であるため、接触面に接触しやすい。そして、接触突部が板ばね部の弾性力によって接触面に押し付けられるため、押圧部が接触面に接触した状態に維持しやすい。従って、シェルリングとシールドアタッチメントとの電気的な接続を安定させることができる。
[6]上記[1]から[5]のいずれかにおいて、前記接触面は、前記第1方向と垂直な平面であってもよい。
この構成によれば、押圧部が接触面を押すことにより、押圧部からシェルリングに第1方向と平行な方向の力を容易に加えることができる。従って、第1方向におけるシェルリングの振動をより抑制できる。よって、第1方向における電線の振動を、より一層抑制できる。
[7]上記[1]から[6]のいずれかにおいて、前記複数のシェルリングの各々の外形は、前記第2方向から見て四角形状をなしており、前記複数のシェルリングの各々の外周面は、前記第2方向から見て前記第1方向と平行な2つの面と前記第1方向と垂直な2つの面とを有し、前記接触面は、前記複数のシェルリングの各々の外周面のうち前記第1方向と垂直な面に含まれていてもよい。
この構成によれば、第1方向に隣り合うシェルリングの間の隙間が複雑な形状になることを抑制できる。従って、当該隙間を覆う被覆部の形状が複雑な形状になることを抑制できるため、シールドアタッチメントの形状が複雑な形状になることを抑制できる。その結果、シールドアタッチメントの製造が容易になる。また、第1方向に隣り合うシェルリングの間の隙間を被覆部によって容易に覆うことができるため、コネクタの電磁シールド性能を容易に確保できる。
[8]上記[1]から[7]のいずれかにおいて、前記第1開口部に装着されるとともに前記複数の電線が前記第2方向に貫通する貫通孔を有するバックリテーナホルダと、
前記複数の電線の各々の外周面と前記貫通孔の内周面との間をシールするシール部材と、を更に備え、前記シールドアタッチメントは、前記バックリテーナホルダに取り付けられている状態で前記第1方向に隣り合う前記シェルリングの間に配置されていてもよい。
この構成によれば、コネクタを組み立てる際、シールドアタッチメントが取り付けられた状態のバックリテーナホルダを第1開口部に装着することが可能になる。このようにすると、第1方向に隣り合うシェルリングの間に単体のシールドアタッチメントを挿入する場合に比べて、シールドアタッチメントを第1方向に隣り合うシェルリングの間に容易に配置することができる。また、シールドアタッチメントがバックリテーナホルダに取り付けられている状態にあることにより、コネクタの内部でのシールドアタッチメントの位置ずれを抑制できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のコネクタの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。各図面では、互いに直交するXYZ軸を図示している。本明細書における「直交」は、厳密に直交の場合にのみでなく、本実施形態における作用効果を奏する範囲内で概ね直交の場合も含まれる。また、本明細書において使用される「環状」という用語は、ループ、すなわち端部のない連続形状、を形成する任意の構造、並びに、C字形のようなギャップを有する、全体としてループ形状をなす構造を指すことがある。「環状」の形状には、円形、楕円形、および、尖ったまたは丸い角を有する多角形が含まれるが、これらに限定されない。また、本明細書における「第1」「第2」「第3」等の用語は、単に対象物を区別するために用いられており、対象物を順位づけするものではない。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以下、コネクタの一実施形態について説明する。
図1に示す本実施形態のコネクタ20は、ワイヤハーネスの端部に設けられるものである。コネクタ20は、自動車等の車両に配置される。車両は、例えば、高圧バッテリ、インバータ、車輪駆動用のモータ等の複数の機器を有している。コネクタ20は、複数の機器のうちの1つの機器に接続される。
図2に示すように、コネクタ20は、複数の端子21と、複数の電線22と、コネクタハウジング23と、シールドシェル24と、複数のシェルリング25と、シールドアタッチメント26とを備える。
(端子21の構成)
図2及び図3に示すように、コネクタ20は、例えば、端子21a,21b,21cの3つの端子21を備える。なお、図3は、図4における3-3断面図である。端子21a,21b,21cの各々は、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金などの金属材料により形成されている。端子21a,21b,21cは、例えば互いに同じ形状である。端子21a,21b,21cの各々は、例えば、板状をなしている。端子21a,21b,21cは、第1方向D1に並んでいる。第1方向D1は、任意に設定される方向である。第1方向D1は、例えば、Y軸に沿う方向である。端子21a,21b,21cは、例えば、各々の厚さ方向が第1方向D1に沿うように並んでいる。また、端子21a,21b,21cは、互いの間に間隔を開けて並んでいる。例えば、端子21a,21b,21cは、第1方向D1に沿って端子21a、端子21b、端子21cの順に並んでいる。
なお、第1方向D1と交差する方向を第2方向D2とする。第2方向D2は、例えば、第1方向D1と垂直に交差する方向である。例えば、第2方向D2は、X軸に沿う方向である。また、第1方向D1と直交し且つ第2方向D2と直交する方向を第3方向D3とする。第3方向D3は、例えば、Z軸に沿う方向である。以下、第1方向D1、第2方向D2及び第3方向D3は、特に説明の無い限り、コネクタ20が組み上がっている状態における方向である。
端子21a,21b,21cは、コネクタ20と接続される相手コネクタが備える相手端子201a,201b,201cと電気的に接続される。相手端子201a,201b,201cは、図3に二点鎖線で図示している。コネクタ20は、コネクタ20に挿入される相手端子201aと端子21aとを挟むクリップ端子27aを備えていてもよい。相手端子201aは、例えば、第3方向D3に沿ってコネクタ20に挿入される。クリップ端子27aは、端子21aと相手端子201aとを挟み込むことにより、相手端子201aを端子21aに押し付ける。同様に、コネクタ20は、コネクタ20に挿入される相手端子201bと端子21bとを挟むクリップ端子27b、及び、コネクタ20に挿入される相手端子201cと端子21cとを挟むクリップ端子27cを備えていてもよい。クリップ端子27a,27b,27cの各々は、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼などの金属板にプレス加工を施して形成されている。
(電線22の構成)
コネクタ20は、端子21と同数の電線22を備える。コネクタ20は、例えば、電線22a,22b,22cの3つの電線22を備える。電線22a,22b,22cの各々は、電磁シールド構造を有するシールド電線である。電線22a,電線22b,電線22cは、例えば互いに同じ構成である。電線22a,22b,22cの各々は、例えば、高電圧及び大電流に対応可能な高圧電線である。
図3、図4及び図5に示すように、電線22a,22b,22cの各々は、導体よりなる芯線31と、芯線31の外周を被覆する内側絶縁被覆32と、内側絶縁被覆32の外周を覆う電磁シールド部材33とを有する。また、電線22a,22b,22cの各々は、電磁シールド部材33の外周を被覆する外側絶縁被覆34を更に有していてもよい。なお、図4は、図3における4-4断面図である。また、図5は、図4の部分拡大図である。図4及び図5には、電線22aのみを図示している。例えば、電線22a,22b,22cの各々は、横断面形状が円形状をなしている。なお、電線22の横断面は、電線22の長さ方向と直交する断面である。電線22の長さ方向は、本実施形態ではX軸方向に該当する。因みに、電線22a,22b,22cの各々の横断面形状は、円形状に限らず、楕円形状、角丸四角形状、多角形状、その他の任意の形状等のうちの何れかの形状であってもよい。
芯線31の材料としては、例えば、銅系やアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。内側絶縁被覆32及び外側絶縁被覆34の各々は、例えば、合成樹脂などの絶縁材料からなる。電磁シールド部材33は、例えば、銅合金やアルミニウム合金などの導電性の素線が筒状に編み込まれた編組線である。
電線22a,22b,22cの各々は、第2方向D2に沿って延びている。即ち、コネクタ20は、相手端子201a,201b,201cが電線22a,22b,22cの延びる方向と交差する方向に挿入されるコネクタであってもよい。電線22aは端子21aに、電線22bは端子21bに、電線22cは端子21cにそれぞれ電気的に接続されている。電線22aにおける第2方向D2と反対方向の端部領域は、芯線31が露出している。電線22aは、芯線31における露出した部分が、例えば、圧着、超音波溶着やレーザ溶着などの溶着、その他の公知の接合方法で端子21aに接合されている。電線22bと端子21b、並びに、電線22cと端子21cも、電線22aと端子21aと同様にして互いに接合されている。
電線22a,22b,22cは、コネクタ20の内部では、端子21a,21b,21cと同様に第1方向D1に並んでいる。また、電線22a,22b,22cは、コネクタ20の内部では、互いの間に第1方向D1に間隔を開けて並んでいる。
(コネクタハウジング23の構成)
図2及び図3に示すように、コネクタハウジング23は、複数の端子21a,21b,21cを内部に保持する。コネクタハウジング23は、例えば、コネクタ20の外殻を構成するアウターハウジング41と、アウターハウジング41の内部に配置されるインナーハウジング51とを有する。アウターハウジング41及びインナーハウジング51は、例えば合成樹脂製である。なお、以下、アウターハウジング41を「外ハウジング41」、インナーハウジング51を「内ハウジング51」と記載する。
図4に示すように、外ハウジング41は、第2方向D2に延びる筒状をなしている。外ハウジング41は、第1端42と、第2方向D2において第1端42とは反対側の第2端43とを有している。外ハウジング41の第1端42は閉塞されている。
外ハウジング41は、相手端子201a,201b,201cが第3方向D3に沿って挿入される第1接続開口部44を有している。第1接続開口部44は、X軸方向における第1端42と第2端43との間に位置している。また、外ハウジング41は、第2方向D2に電線22a,22b,22cが貫通する第1開口部45を有している。第1開口部45は、外ハウジング41の第2端43に位置している。第1接続開口部44及び第1開口部45の各々は、外ハウジング41の内部と外部とを連通する。
図2、図3及び図4に示すように、内ハウジング51は、第1開口部45から第2方向D2と反対方向に外ハウジング41に挿入されている。内ハウジング51は、例えば、インナーハウジング本体52と、蓋体53とを有している。なお、以下、インナーハウジング本体52を「内ハウジング本体52」と記載する。
内ハウジング本体52は、端子21aを収容する収容凹部54aと、端子21bを収容する収容凹部54bと、端子21cを収容する収容凹部54cとを有している。なお、図4には、収容凹部54aのみを図示している。収容凹部54a,54b,54cの各々は、例えば、第3方向D3と反対方向に凹んでいる。そして、収容凹部54a,54b,54cの各々は、第3方向D3に開口している。蓋体53は、収容凹部54a,54b,54cの開口部を閉塞するように第3方向D3と反対方向から内ハウジング本体52に着脱可能に取り付けられている。
内ハウジング本体52は、第2方向D2における端部に、電線22aが貫通する電線貫通口55a、電線22bが貫通する電線貫通口55b、及び、電線22cが貫通する電線貫通口55cを有する。電線貫通口55a,55b,55cの各々は、第2方向D2に開口している。
内ハウジング本体52は、端子21a,21b,21cを第1方向D1に並んでいる状態に保持する。また、内ハウジング51は、端子21aと電線22aとの電気的な接続部分、端子21bと電線22bとの電気的な接続部分、並びに、端子21cと電線22cとの電気的な接続部分を自身の内部に収容している。なお、端子21aと電線22aとの電気的な接続部分は、端子21aと電線22aとが接合されている部分である。同様に、端子21bと電線22bとの電気的な接続部分は、端子21bと電線22bとが接合されている部分である。端子21cと電線22cとの電気的な接続部分は、端子21cと電線22cとが接合されている部分である。
端子21aに電気的に接続される電線22aは、電線貫通口55a及び第1開口部45を通ってコネクタハウジング23の外部に引き出されている。端子21bに電気的に接続される電線22bは、電線貫通口55b及び第1開口部45を通ってコネクタハウジング23の外部に引き出されている。端子21cに電気的に接続される電線22cは、電線貫通口55c及び第1開口部45を通ってコネクタハウジング23の外部に引き出されている。
内ハウジング本体52は、収容凹部54a,54b,54cの各々の底部に端子挿入口56を有している。端子挿入口56の各々は、第1接続開口部44からコネクタ20の外部に露出する。コネクタ20と相手コネクタとを接続する際、第1方向D1に沿って第1接続開口部44からコネクタ20の内部に挿入される相手端子201aは、端子挿入口56を通って内ハウジング51の内部、即ち収容凹部54aの内部に挿入される。そして、相手端子201aは、収容凹部54aの内部で第1方向D1に端子21aと重なるとともに端子21aに接触する。端子21aと相手端子201aとが接触することにより、端子21aと相手端子201aとは電気的に接続される。同様にして、相手端子201bは収容凹部54bの内部に収容されている端子21bに、相手端子201cは収容凹部54cの内部に収容されている端子21cにそれぞれ電気的に接続される。
(シールドシェル24の構成)
シールドシェル24は、端子21a,21b,21cを覆う。シールドシェル24は導電性を有する。例えば、シールドシェル24は、金属板にプレス加工を施して形成されている。
例えば、シールドシェル24は、内ハウジング51の外面を覆う。シールドシェル24は、内ハウジング51と共に外ハウジング41の内部に配置されている。例えば、シールドシェル24は、内ハウジング51と共に第1開口部45から外ハウジング41の内部に挿入されている。
シールドシェル24は、例えば、第2方向D2に延びる筒状をなしている。また、例えば、シールドシェル24は、第2方向D2から見た形状がY軸方向に長い四角形状をなしている。シールドシェル24は、第3端61と、第2方向D2において第3端61とは反対側の第4端62とを有している。シールドシェル24の第3端61は閉塞されている。シールドシェル24は、相手端子201a,201b,201cが第3方向D3に沿って挿入される第2接続開口部63を有する。第2接続開口部63は、第1接続開口部44と第3方向D3に重なる。また、シールドシェル24は、第2方向D2に電線22a,22b,22cが貫通する第2開口部64を有する。第2開口部64は、シールドシェル24の第4端62に位置している。第2開口部64は、第1開口部45と第2方向D2に重なる。
図5及び図6に示すように、シールドシェル24は、第4端62を含む端部領域に複数の第1接触部65を有していてもよい。複数の第1接触部65は、第2開口部64の周縁に沿って並んでいる。例えば、シールドシェル24は、第3方向D3における両端にそれぞれ6つの第1接触部65を有する。第3方向D3におけるシールドシェル24の端部に位置する6つの第1接触部65は、第1方向D1に間隔を開けて一列に並んでいる。同様に、第3方向D3と反対方向におけるシールドシェル24の端部に位置する6つの第1接触部65は、第1方向D1に間隔を開けて一列に並んでいる。各第1接触部65は、例えば、シールドシェル24の第2方向D2の端部をシールドシェル24の内側に折り返して形成されている。各第1接触部65は弾性を有する。
図6及び図7に示すように、シールドシェル24は、第4端62を含む端部領域に第2接触部66を有していてもよい。例えば、シールドシェル24は、第1方向D1における両端にそれぞれ3つの第2接触部66を有する。第1方向D1におけるシールドシェル24の端部に位置する3つの第2接触部66は、第3方向D3に間隔を開けて一列に並んでいる。同様に、第1方向D1と反対方向におけるシールドシェル24の端部に位置する3つの第1接触部65は、第3方向D3に間隔を開けて一列に並んでいる。各第2接触部66は、例えば、第2方向D2に延びる片持ち梁形状をなしている。各第2接触部66においては、第2方向D2の端部が自由端、第2方向D2と反対方向の端部が固定端になっている。各第2接触部66は、固定端に対して自由端が第1方向D1に沿ってずれるように弾性変形可能である。各第2接触部66は、シールドシェル24の内側に突出する接触突部67を有していてもよい。接触突部67は、例えば球面状に突出している。
(シェルリング25の構成)
図3に示すように、コネクタ20は、例えば、シェルリング25a,25b,25cの3つのシェルリング25を備える。シェルリング25aは電線22aに、シェルリング25bは電線22bに、シェルリング25cは電線22cにそれぞれ装着されている。シェルリング25a,25b,25cは、コネクタハウジング23の内部に配置されている。例えば、シェルリング25aは、電線22aにおける第1開口部45と電線貫通口55aとの間に配置される部分に装着されている。同様に、シェルリング25bは、電線22bにおける第1開口部45と電線貫通口55bとの間に配置される部分に装着されている。シェルリング25cは、電線22cにおける第1開口部45と電線貫通口55cとの間に配置される部分に装着されている。また、シェルリング25a,25b,25cは、例えば、シールドシェル24における第4端62を含む端部領域の内側に配置されている。シェルリング25a,25b,25cは、第1方向D1に並んでいる。
シェルリング25a,25b,25cの各々は導電性を有する。シェルリング25a,25b,25cの各々は、例えば、銅合金よりなる金属板にプレス加工を施して形成されている。なお、シェルリング25a,25b,25cの材料は、銅合金に限らず、銅、アルミ、アルミ合金などの金属材料であってもよい。シェルリング25a,25b,25cは、例えば互いに同じ形状である。本実施形態では、シェルリング25aについてのみ形状を詳説し、シェルリング25b,25cの各々の形状についての詳説を省略する。
図5に示すように、シェルリング25aは、電線22aの外周を囲む環状をなしている。シェルリング25aは、例えば、固定部71と、延出部72と、被接触部73とを有する。
固定部71は、例えば円環状をなしている。電線22aは、固定部71を貫通している。電線22aにおける内ハウジング51の内部に配置される部分は、内側絶縁被覆32が露出している。例えば、外側絶縁被覆34は、電線22aにおける第2方向D2と反対方向の端から、電線貫通口55aと第2開口部64との間の所定位置までの領域にわたって除去されている。そして、固定部71は、例えば、外ハウジング41の内部であって、第2方向D2における電線貫通口55aと第2開口部64との間となる位置で、露出している電磁シールド部材33の外周に装着されている。固定部71の内周面は、電磁シールド部材33の外周面に接触している。また、電磁シールド部材33は、第2方向D2と反対方向の端部領域に、第2方向D2に折り返されている折り返し部33aを有する。折り返し部33aは、固定部71の外周面を覆うように固定部71に重ね合わせられている。
例えば、コネクタ20は、シェルリング25aを電線22aに固定するための固定部材75を有する。固定部材75は、折り返し部33aの外周に装着されている。固定部材75は、例えば環状をなす。固定部材75は、折り返し部33a、固定部71、及び電線22aにおける固定部71の内側に配置される部分を締め付けることにより、シェルリング25aを電線22aに固定する。また、固定部材75によって固定部71が電線22aの電磁シールド部材33に押し付けられることにより、固定部71と当該電磁シールド部材33とが電気的に接続されている。即ち、シェルリング25aは、固定部71において電線22aの電磁シールド部材33と電気的に接続されている。固定部材75は、例えば、金属製のかしめリングである。固定部材75は、例えば、第2方向D2から見た外形形状が六角形をなすようにかしめられている。
なお、シェルリング25bも同様の態様で電線22bに固定されるとともに、電線22bの電磁シールド部材33と電気的に接続されている。また、シェルリング25cも同様の態様で電線22cに固定されるとともに、電線22cの電磁シールド部材33と電気的に接続されている。
図5、図6及び図7に示すように、延出部72は、固定部71から当該固定部71の外側に延びている。例えば、延出部72は、固定部71における第2方向D2の端部から外側に延びている。例えば、延出部72の外縁は、延出部72の内縁よりも第2方向D2にずれた位置にある。このため、延出部72は、第2方向D2と垂直な平面に対して傾斜している。例えば、第2方向D2から見て、延出部72の内縁は円形状である一方、延出部72の外縁は四角形状をなしている。
被接触部73は、延出部72の外縁から第2方向D2に延びている。因みに、延出部72は、固定部71と延出部72との間の部分を覆っている。被接触部73は、例えば、電線22aの外周を囲む環状をなしている。また、被接触部73は、例えば、第2方向D2と平行に延びている。例えば、被接触部73は、第2方向D2から見た形状が、四角形の枠状をなしている。このため、例えば、シェルリング25aの外形は、第2方向D2から見て四角形状をなしている。
図6及び図7に示すように、被接触部73の外周面は、シェルリング25の外周面の一部を構成する。被接触部73の外周面は、例えば、第2方向D2と平行をなしている。被接触部73の外周面は、例えば、第1側面81、第2側面82、第3側面83、第4側面84の4つの側面を有する。被接触部73の外周面は、例えば、第1側面81、第2側面82、第3側面83、及び第4側面84によって構成される四角筒状をなしている。第1側面81は、被接触部73における第1方向D1と反対方向の外側面である。第2側面82は、被接触部73における第1方向D1の外側面である。第1側面81及び第2側面82の各々は、例えば、第1方向D1と垂直な平面である。第3側面83は、被接触部73における第3方向D3の外側面である。第4側面84は、被接触部73における第3方向D3と反対方向の外側面である。第3側面83及び第4側面84は、例えば、第2方向D2から見て第1方向D1と平行をなしている。第3側面83及び第4側面84は、例えば、第3方向D3と垂直な平面である。
シェルリング25aの第3側面83には、シールドシェル24における第3方向D3の端部に位置する6つの第1接触部65のうち第1方向D1と反対方向の端に並ぶ2つの第1接触部65が接触している。当該2つの第1接触部65は、自身の弾性力により第3側面83を第3方向D3と反対方向に押している。シェルリング25aの第4側面84には、シールドシェル24における第3方向D3と反対方向の端部に位置する6つの第1接触部65のうち第1方向D1と反対方向の端に並ぶ2つの第1接触部65が接触している。当該2つの第1接触部65は、自身の弾性力により第4側面84を第3方向D3に押している。また、シェルリング25aの第1側面81には、シールドシェル24における第1方向D1と反対方向の端部に位置する3つの第2接触部66が接触している。当該3つの第2接触部66は、自身の弾性力により接触突部67を当該第1側面81に押し付けている。
このように第1接触部65及び第2接触部66がシェルリング25aに接触することにより、シェルリング25aとシールドシェル24とが電気的に接続されている。そして、シェルリング25aは、シェルリング25aが装着されている電線22aが有する電磁シールド部材33とシールドシェル24とを電気的に接続する。
同様に、シェルリング25bの第3側面83には、シールドシェル24における第3方向D3の端部に位置する6つの第1接触部65のうち中央の2つの第1接触部65が接触している。当該2つの第1接触部65は、自身の弾性力により第3側面83を第3方向D3と反対方向に押している。シェルリング25bの第4側面84には、シールドシェル24における第3方向D3と反対方向の端部に位置する6つの第1接触部65のうち中央の2つの第1接触部65が接触している。当該2つの第1接触部65は、自身の弾性力により当該第4側面84を第3方向D3に押している。このように第1接触部65がシェルリング25bに接触することにより、シェルリング25bとシールドシェル24とが電気的に接続されている。そして、シェルリング25bは、シェルリング25bが装着されている電線22bが有する電磁シールド部材33とシールドシェル24とを電気的に接続する。
また同様に、シェルリング25cの第3側面83には、シールドシェル24における第3方向D3の端部に位置する6つの第1接触部65のうち第1方向D1の端に並ぶ2つの第1接触部65が接触している。当該2つの第1接触部65は、自身の弾性力により当該第3側面83を第3方向D3と反対方向に押している。シェルリング25cの第4側面84には、シールドシェル24における第3方向D3と反対方向の端部に位置する6つの第1接触部65のうち第1方向D1の端に並ぶ2つの第1接触部65が接触している。当該2つの第1接触部65は、自身の弾性力により当該第4側面84を第3方向D3に押している。また、シェルリング25cの第2側面82には、シールドシェル24における第1方向D1の端部に位置する3つの第2接触部66が接触している。当該3つの第2接触部66は、自身の弾性力により接触突部67を当該第2側面82に押し付けている。このように第1接触部65及び第2接触部66がシェルリング25cに接触することにより、シェルリング25cとシールドシェル24とが電気的に接続されている。そして、シェルリング25cは、シェルリング25cが装着されている電線22cが有する電磁シールド部材33とシールドシェル24とを電気的に接続する。
図7に示すように、第2方向D2から見て、第1方向D1に隣り合うシェルリング25aとシェルリング25bとの間には隙間G1が存在する。また、第2方向D2から見て、隣り合うシェルリング25bとシェルリング25cとの間には隙間G2が存在する。シェルリング25の第2側面82とシェルリング25bの第1側面81とは、隙間G1を介して第1方向D1に対向する。シェルリング25bの第2側面82とシェルリング25cの第1側面81とは、隙間G2を介して第1方向D1に対向する。
(シールドアタッチメント26の構成)
図3に示すように、コネクタ20は、例えば、シールドアタッチメント26a,26bの2つのシールドアタッチメント26を備える。なお、以下、シールドアタッチメント26,26a,26bを「アタッチメント26,26a,26b」と記載する。アタッチメント26aは、第1方向D1に隣り合うシェルリング25aとシェルリング25bとの間に配置されている。即ち、アタッチメント26aは、隙間G1に配置されている。アタッチメント26bは、第1方向D1に隣り合うシェルリング25bとシェルリング25cとの間に配置されている。即ち、アタッチメント26bは、隙間G2に配置されている。また、アタッチメント26a,26bは、X軸方向においては、端子21a,21b,21cと第1開口部45との間に配置されている。
アタッチメント26a,26bの各々は導電性を有する。アタッチメント26a,26bの各々は、例えば、銅合金よりなる金属板にプレス加工を施して形成されている。なお、アタッチメント26a,26bの材料は、銅合金に限らず、銅、アルミ、アルミ合金などの金属材料であってもよい。アタッチメント26a,26bは、例えば互いに同じ形状である。従って、本実施形態では、アタッチメント26aについてのみ形状を詳説し、アタッチメント26bの形状についての詳説を省略する。
図6及び図7に示すように、アタッチメント26aは、被覆部91と、第1押圧部92aと、第2押圧部92bとを有する。
被覆部91は、第2方向D2から見て第2開口部64の内側に位置し且つ隙間G1を覆う。被覆部91は、例えば、第2方向D2と垂直な平板状をなしている。例えば、被覆部91は、第1方向D1における隙間G1の幅に応じた幅を有する四角形の板状をなしている。
図8及び図9に示すように、例えば、アタッチメント26aは、被覆部91における第1方向D1と反対方向の端部から第2方向D2に延びる第1延出部93aを有する。また、例えば、アタッチメント26aは、被覆部91における第1方向D1の端部から第2方向D2に延びる第2延出部93bを有する。なお、図8は、図7における8-8断面図である。第1押圧部92aは、例えば、第1延出部93aから第2方向D2に沿って延びている。第2押圧部92bは、例えば、第2延出部93bから第2方向D2に沿って延びている。
図7に示すように、アタッチメント26aは、例えば、第2方向D2から見て電線22a,22b,22cの中心を通る仮想直線L1の両側に第1押圧部92aを有する。また、アタッチメント26aは、第2方向D2から見て仮想直線L1の両側に第2押圧部92bを有する。即ち、アタッチメント26aは、第2方向D2から見て、第3方向D3における仮想直線L1の両側に第1押圧部92a及び第2押圧部92bをそれぞれ有していてもよい。
図7及び図9に示すように、各第1押圧部92aは、例えば、板ばね部94aと、板ばね部94aの表面から突出する接触突部95aとを有する。板ばね部94aは、第1延出部93aから第2方向D2に延びている。板ばね部94aは、自身の基端に対して先端が第1方向D1に沿ってずれるように弾性変形可能である。接触突部95aは、板ばね部94aから第1方向D1と反対方向に突出している。接触突部95aの表面は、例えば、球面状をなしている。各第1押圧部92aは、アタッチメント26aと第1方向D1に隣接するシェルリング25aの第2側面82に接触し且つ当該第2側面82を第1方向D1と平行な方向の成分を含む力で押す。シェルリング25aにおいて、第2側面82は、アタッチメント26aの第1押圧部92aが接触する接触面85である。即ち、当該接触面85は、アタッチメント26aと接触する。2つの第1押圧部92aは、第2方向D2から見て、第3方向D3における仮想直線L1の両側で、シェルリング25aの第2側面82を押す。また、2つの第1押圧部92aは、第1方向D1から見て、第3方向D3における電線22aの中心線L2の両側でシェルリング25aの第2側面82を押す。各第1押圧部92aの接触突部95aは、板ばね部94aの弾性力によりシェルリング25aの第2側面82に押し付けられる。アタッチメント26aは、第1押圧部92aがシェルリング25aの第2側面82に接触することによりシェルリング25aと電気的に接続される。そして、アタッチメント26aは、シェルリング25aを介してシールドシェル24に電気的に接続される。
図7,図8及び図9に示すように、各第2押圧部92bは、例えば、板ばね部94bと、板ばね部94bの表面から突出する接触突部95bとを有する。板ばね部94bは、第2延出部93bから第2方向D2に延びている。板ばね部94bは、自身の基端に対して先端が第1方向D1に沿ってずれるように弾性変形可能である。接触突部95bは、板ばね部94bから第1方向D1に突出している。接触突部95bの表面は、例えば、球面状をなしている。各第2押圧部92bは、アタッチメント26aと第1方向D1に隣接するシェルリング25bの第1側面81に接触し且つ当該第1側面81を第1方向D1と平行な方向の成分を含む力で押す。シェルリング25bにおいて、第1側面81は、アタッチメント26aの第2押圧部92bが接触する接触面85である。即ち、当該接触面85は、アタッチメント26aと接触する。2つの第2押圧部92bは、第2方向D2から見て、第3方向D3における仮想直線L1の両側で、シェルリング25bの第1側面81を押す。また、2つの第2押圧部92bは、第1方向D1から見て、第3方向D3における電線22bの中心線L3の両側でシェルリング25bの第1側面81を押す。各第2押圧部92bの接触突部95bは、板ばね部94bの弾性力によりシェルリング25bの第1側面81に押し付けられる。アタッチメント26aは、第2押圧部92bがシェルリング25bの第1側面81に接触することによりシェルリング25bと電気的に接続される。そして、アタッチメント26aは、シェルリング25bを介してもシールドシェル24に電気的に接続される。
このように、アタッチメント26aが有する第1押圧部92a及び第2押圧部92bは、第3方向D3における仮想直線L1の両側で、第1方向D1におけるアタッチメント26aの両側に位置するシェルリング25a,25bの接触面85を押す。
アタッチメント26aは、シールドシェル24に接触する接触部96を有していてもよい。例えば、アタッチメント26aは、第3方向D3における被覆部91の両端に接触部96を有する。例えば、接触部96は、第3方向D3における被覆部91の両端から第2方向D2と反対方向に延びている。接触部96は、自身の基端に対して先端が第3方向D3に沿ってずれるように弾性変形可能である。接触部96は、接触部96の弾性力によりシールドシェル24の内周面に押し付けられる接触突部97を有していてもよい。アタッチメント26aは、接触部96の接触突部97がシールドシェル24の内周面に接触することにより、接触部96においてもシールドシェル24と電気的に接続される。
アタッチメント26aは、例えば、2つの第1係合部98aを有する。なお、第1係合部98aの数は、1つもしくは3つ以上であってもよい。2つの第1係合部98aは、2つの第1押圧部92aの間で第1延出部93aから第2方向D2に延びている。2つの第1係合部98aは、第3方向D3に互い離れている。各第1係合部98aは、自身の基端に対して先端が第1方向D1に沿ってずれるように弾性変形可能である。各第1係合部98aは、例えば、各第1係合部98aから第1方向D1に突出する第1係合突部99aを有する。第1係合突部99aの表面は、例えば、球面状をなしている。
また、アタッチメント26aは、例えば、2つの第2係合部98bを有する。なお、第2係合部98bの数は、1つもしくは3つ以上であってもよい。2つの第2係合部98bは、2つの第2押圧部92bの間で第2延出部93bから第2方向D2に延びている。2つの第2係合部98bは、第3方向D3に互い離れている。各第2係合部98bは、自身の基端に対して先端が第1方向D1に沿ってずれるように弾性変形可能である。各第2係合部98bは、例えば、各第2係合部98bから第1方向D1と反対方向に突出する第2係合突部99bを有する。第2係合突部99bの表面は、例えば、球面状をなしている。
図6及び図7に示すように、アタッチメント26aと同様に、アタッチメント26bの第1押圧部92a及び第2押圧部92bも、第1方向D1におけるアタッチメント26bの両側に位置するシェルリング25b,25cに接触する。即ち、アタッチメント26bの各第1押圧部92aは、アタッチメント26bと第1方向D1に隣接するシェルリング25bの第2側面82に接触し且つ当該第2側面82を第1方向D1と平行な方向の成分を含む力で押す。シェルリング25bにおいて、第2側面82は、アタッチメント26bの第1押圧部92aが接触する接触面85である。アタッチメント26bの2つの第1押圧部92aは、第2方向D2から見て、第3方向D3における仮想直線L1の両側で、シェルリング25bの第2側面82を押す。アタッチメント26bの各第1押圧部92aの接触突部95aは、板ばね部94aの弾性力によりシェルリング25bの第2側面82に押し付けられる。アタッチメント26bは、第1押圧部92aがシェルリング25bの第2側面82に接触することによりシェルリング25bと電気的に接続される。そして、アタッチメント26bは、シェルリング25bを介してシールドシェル24に電気的に接続される。
また、アタッチメント26bの各第2押圧部92bは、アタッチメント26bと第1方向D1に隣接するシェルリング25cの第1側面81に接触し且つ当該第1側面81を第1方向D1と平行な方向の成分を含む力で押す。シェルリング25cにおいて、第1側面81は、アタッチメント26bの第2押圧部92bが接触する接触面85である。アタッチメント26bの2つの第2押圧部92bは、第2方向D2から見て、第3方向D3における仮想直線L1の両側で、シェルリング25cの第1側面81を押す。アタッチメント26bの各第2押圧部92bの接触突部95bは、板ばね部94bの弾性力によりシェルリング25cの第1側面81に押し付けられる。アタッチメント26bは、第2押圧部92bがシェルリング25cの第1側面81に接触することによりシェルリング25cと電気的に接続される。そして、アタッチメント26bは、シェルリング25cを介してもシールドシェル24に電気的に接続される。
このように、アタッチメント26bが有する第1押圧部92a及び第2押圧部92bは、第3方向D3における仮想直線L1の両側で、第1方向D1におけるアタッチメント26bの両側に位置するシェルリング25b,25cの接触面85を押す。また、アタッチメント26bは、接触部96の接触突部97がシールドシェル24の内周面に接触することにより、接触部96においてもシールドシェル24と電気的に接続される。
図7に示すように、第2方向D2から見て、シールドシェル24の第2開口部64は、電線22a,22bと、シェルリング25a,25b,25cと、アタッチメント26a,26bとによって塞がれる。即ち、第2開口部64の内縁と電線22a,22b,22cの各々の外周面との間の隙間が、シェルリング25a,25b,25c及びアタッチメント26a,26bによって塞がれる。
(バックリテーナホルダ101の構成)
図2及び図5に示すように、コネクタ20は、例えば、第1開口部45に装着されるバックリテーナホルダ101を備える。バックリテーナホルダ101は、例えば合成樹脂製である。
図3及び図10に示すように、バックリテーナホルダ101は、第1開口部45に嵌合可能な外形形状を有している。バックリテーナホルダ101は、内ハウジング51が第1開口部45から外ハウジング41の外部に出ることを阻止する。
例えば、バックリテーナホルダ101は、電線22aが第2方向D2に貫通する貫通孔102aと、電線22bが第2方向D2に貫通する貫通孔102bと、電線22cが第2方向D2に貫通する貫通孔102cとを有している。貫通孔102a,102b,102cは、第1方向D1に並んでいる。
コネクタ20は、貫通孔102aの内周面と電線22aの外周面との間をシールする第1シール部材103aを更に備えていてもよい。また、コネクタ20は、貫通孔102bの内周面と電線22bの外周面との間をシールする第1シール部材103b、及び、貫通孔102cの内周面と電線22cの外周面との間をシールする第1シール部材103cを更に備えていてもよい。第1シール部材103a,103b,103cは、例えば、第2方向D2から見てそれぞれ電線22a,22b,22cの外周を囲む環状をなしている。第1シール部材103a,103b,103cの各々は、例えばゴムリングである。第1シール部材103aは、電線22aの外周面と貫通孔102aの内周面との間から外ハウジング41の内部に水等の液体が浸入することを抑制する。第1シール部材103bは、電線22bの外周面と貫通孔102bの内周面との間から外ハウジング41の内部に水等の液体が浸入することを抑制する。第1シール部材103cは、電線22cの外周面と貫通孔102cの内周面との間から外ハウジング41の内部に水等の液体が浸入することを抑制する。
図3及び図5に示すように、コネクタ20は、バックリテーナホルダ101の外周面と外ハウジング41の内周面との間をシールする第2シール部材104をさらに備えていてもよい。第2シール部材104は、バックリテーナホルダ101の外周を囲む環状をなしている。第2シール部材104は、例えばゴムリングである。第2シール部材104は、外ハウジング41の内周面とバックリテーナホルダ101の外周面との間に介在されている。第2シール部材104は、バックリテーナホルダ101の外周面と外ハウジング41の内周面との間から外ハウジング41の内部に水等の液体が浸入することを抑制する。即ち、第2シール部材104は、第1開口部45から外ハウジング41の内部に水等の液体が浸入することを抑制する。
図10及び図11に示すように、バックリテーナホルダ101は、アタッチメント26aが取り付けられる装着部105a及びアタッチメント26bが取り付けられる装着部105bを有していてもよい。なお、図11は、図10における11-11断面である。装着部105aは、バックリテーナホルダ101における貫通孔102aと貫通孔102bとの間の部分から第2方向D2と反対方向に突出している。装着部105bは、バックリテーナホルダ101における貫通孔102bと貫通孔102cとの間の部分から第2方向D2と反対方向に突出している。なお、装着部105bは、装着部105aと同じ形状であるため、装着部105bについての詳説は省略する。
例えば、装着部105aは、第1方向D1と反対方向の端面に第1係合凹部106aを有する。また、例えば、装着部105aは、第1方向D1の端面に第2係合凹部106bを有する。第1係合凹部106aは、第1方向D1に凹んでいる。第2係合凹部106bは、第1方向D1と反対方向に凹んでいる。
アタッチメント26aは、第1延出部93aと第2延出部93bとの間に装着部105aの先端領域を挟むように装着部105aに対して配置されている。そして、第1係合突部99aが第1係合凹部106a内に配置されるとともに、第2係合突部99bが第2係合凹部106b内に配置されることにより、アタッチメント26aはバックリテーナホルダ101に取り付けられている。第1係合突部99aが第1係合凹部106aの内面に当接するとともに、第2係合突部99bが第2係合凹部106bの内面に当接することにより、アタッチメント26aが装着部105aから脱落することが抑制されている。アタッチメント26bは、アタッチメント26aの装着部105aに対する取付態様と同様の取付態様で装着部105bに取り付けられている。
バックリテーナホルダ101は、アタッチメント26a,26bが取り付けられた状態で、第1開口部45に装着されている。即ち、アタッチメント26a,26bは、バックリテーナホルダ101に取り付けられている状態で第1方向D1に隣り合うシェルリング25a,25b,25cの間に配置されている。そして、例えば、第1方向D1におけるアタッチメント26aの両側に位置する固定部材75がアタッチメント26aに接触する。また、例えば、第1方向D1におけるアタッチメント26bの両側に位置する固定部材75がアタッチメント26bに接触する。
なお、図1、図2及び図5に示すように、コネクタ20は、外ハウジング41における第2端43を含む端部領域に装着されるバックリテーナ111を有していてもよい。バックリテーナ111は、第1開口部45からの第1シール部材103a,103b,103cの脱落を防止する。また、バックリテーナ111は、外ハウジング41からのバックリテーナホルダ101の脱落を防止する。バックリテーナ111は、例えば、第3方向D3に2つに分割された分割リテーナ112a,112bから構成されている。電線22a,22b,22cの各々は、バックリテーナ111を第2方向D2に貫通して外ハウジング41の外部に引き出されている。
(実施形態の作用効果)
本実施形態の作用効果について説明する。
(1)コネクタ20は、第1方向D1に並ぶ複数の端子21と、複数の端子21に電気的に接続される複数の電線22とを備える。また、コネクタ20は、複数の端子21を内部に保持するとともに第1方向D1と交差する第2方向D2に複数の電線22が貫通する第1開口部45を有するコネクタハウジング23と、複数の端子21を覆う導電性を有するシールドシェル24とを備える。また、コネクタ20は、複数の電線22にそれぞれ装着され第1方向D1に並ぶ複数のシェルリング25と、第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間に配置される導電性を有するアタッチメント26とを備える。シールドシェル24は、第2方向D2に複数の電線22が貫通する第2開口部64を有する。複数の電線22の各々は、芯線31と、芯線31の外周を覆う内側絶縁被覆32と、導電性を有し内側絶縁被覆32の外周を覆う電磁シールド部材33とを有するシールド電線である。複数のシェルリング25の各々は、複数の電線22のうちシェルリング25が装着されている電線22が有する電磁シールド部材33とシールドシェル24とを電気的に接続する。複数のシェルリング25の各々の外周面は、アタッチメント26と接触する接触面85を有する。アタッチメント26aは、第2方向D2から見て第2開口部64の内側に位置し且つ第1方向D1に隣り合うシェルリング25a,25bの間の隙間G1を覆う被覆部91を有する。また、アタッチメント26aは、アタッチメント26aと第1方向D1に隣接するシェルリング25a,25bの接触面85に接触し且つ当該接触面85を第1方向D1と平行な方向の成分を含む力で押す第1押圧部92a及び第2押圧部92bを有する。アタッチメント26bは、第2方向D2から見て第2開口部64の内側に位置し且つ第1方向D1に隣り合うシェルリング25b,25cの間の隙間G1を覆う被覆部91を有する。また、アタッチメント26bは、アタッチメント26bと第1方向D1に隣接するシェルリング25b,25cの接触面85に接触し且つ当該接触面85を第1方向D1と平行な方向の成分を含む力で押す第1押圧部92a及び第2押圧部92bを有する。
この構成によれば、アタッチメント26aは、自身の第1押圧部92a及び第2押圧部92bが接触面85に接触することにより、シェルリング25a,25bに電気的に接続される。そして、電線22や端子21から放射される電磁ノイズが第1方向D1に隣り合うシェルリング25a,25bの間の隙間G1からコネクタ20の外部に漏れることを、シェルリング25aの被覆部91によって抑制できる。また、アタッチメント26bは、自身の第1押圧部92a及び第2押圧部92bが接触面85に接触することにより、シェルリング25b,25cに電気的に接続される。そして、電線22や端子21から放射される電磁ノイズが第1方向D1に隣り合うシェルリング25b,25cの間の隙間G2からコネクタ20の外部に漏れることを、シェルリング25bの被覆部91によって抑制できる。従って、電線22に通す電流の大電流化に対応するために、第1方向D1に隣り合うシェルリング25a,25b、並びに、第1方向D1に隣り合うシェルリング25b,25cが第1方向D1に離れて配置されていても、コネクタ20の電磁シールド性能を確保できる。
また、第1押圧部92a及び第2押圧部92bは、第1方向D1と平行な方向の成分を含む力で接触面85を押す。そのため、シェルリング25が第1方向D1に振動し難くなる。従って、シェルリング25が装着されている電線22の第1方向D1における振動を抑制できる。その結果、電線22の振動に起因するコネクタ20の振動を抑制できる。一般的に、電流値及び電圧値の大きな電流を通すために電線22が太くなるほど、電線22の振動を抑え難くなる。そこで、本実施形態のようにシェルリング25の振動を抑制することにより電線22の振動を抑制すると、コネクタ20の振動の抑制に貢献できる。また、シェルリング25の振動が抑制されることにより、シェルリング25とシールドシェル24との電気的な接続が不安定になることを抑制できる。
(2)第1押圧部92a及び第2押圧部92bは、第2方向D2から見て、複数の電線22の中心を通る仮想直線L1の両側で、第1方向D1におけるアタッチメント26の両側に位置するシェルリング25の接触面85を押す。
この構成によれば、アタッチメント26は、複数箇所でシェルリング25に接触できる。そのため、アタッチメント26と、当該アタッチメント26と隣接するシェルリング25とが接触する箇所が1箇所である場合に比べて、当該アタッチメント26と当該シェルリング25との電気的な接続が安定する。また、アタッチメント26が、自身と隣接するシェルリング25を1箇所のみ第1押圧部92a及び第2押圧部92bで押す場合に比べて、当該シェルリング25の振動を抑制しやすい。従って、第1方向D1における電線22の振動をより抑制できる。
(3)アタッチメント26は、シールドシェル24に接触する接触部96を有する。この構成によれば、アタッチメント26は、シェルリング25を介して間接的にシールドシェル24に電気的に接続されるだけでなく、接触部96がシールドシェル24に接触することにより直接的にシールドシェル24に電気的に接続されることができる。従って、アタッチメント26をより安定してシールドシェル24に電気的に接続することができる。よって、アタッチメント26において電磁シールド性能を確保できる。
(4)第1押圧部92aは、板ばね部94aと、板ばね部94aの表面から突出し板ばね部94aの弾性力により接触面85に押し付けられる接触突部95aとを有する。第2押圧部92bは、板ばね部94bと、板ばね部94bの表面から突出し板ばね部94bの弾性力により接触面85に押し付けられる接触突部95bとを有する。
この構成によれば、接触突部95aは、板ばね部94aから突出した形状であるため、接触面85に接触しやすい。そして、接触突部95aが板ばね部94aの弾性力によって接触面85に押し付けられるため、第1押圧部92aが接触面85に接触した状態に維持しやすい。同様に、接触突部95bは、板ばね部94bから突出した形状であるため、接触面85に接触しやすい。そして、接触突部95bが板ばね部94bの弾性力によって接触面85に押し付けられるため、第2押圧部92bが接触面85に接触した状態に維持しやすい。従って、シェルリング25とアタッチメント26との電気的な接続を安定させることができる。
(5)接触面85は、第1方向D1と垂直な平面である。この構成によれば、第1押圧部92aが接触面85を押すことにより、第1押圧部92aからシェルリング25に第1方向D1と平行な方向の力を容易に加えることができる。また、第2押圧部92bが接触面85を押すことにより、第2押圧部92bからシェルリング25に第1方向D1と平行な方向の力を容易に加えることができる。従って、第1方向D1におけるシェルリング25の振動をより抑制できる。よって、第1方向D1における電線22の振動を、より一層抑制できる。
(6)複数のシェルリング25の各々の外形は、第2方向D2から見て四角形状をなしている。複数のシェルリング25の各々の外周面は、第2方向D2から見て第1方向D1と平行な2つの面と第1方向D1と垂直な2つの面とを有している。接触面85は、複数のシェルリング25の各々の外周面のうち第1方向D1と垂直な面に含まれる。
この構成によれば、第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間の隙間G1,G2が複雑な形状になることを抑制できる。従って、当該隙間G1,G2を覆う被覆部91の形状が複雑な形状になることを抑制できるため、アタッチメント26の形状が複雑な形状になることを抑制できる。その結果、アタッチメント26の製造が容易になる。また、第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間の隙間G1,G2を被覆部91によって容易に覆うことができるため、コネクタ20の電磁シールド性能を容易に確保できる。
(7)コネクタ20は、第1開口部45に装着されるとともに複数の電線22が第2方向D2に貫通する貫通孔102a,102b,102cを有するバックリテーナホルダ101を更に備える。また、コネクタ20は、複数の電線22の各々の外周面と貫通孔102a,102b,102cの内周面との間をシールする第1シール部材103a,103b,103cを更に備える。アタッチメント26は、バックリテーナホルダ101に取り付けられている状態で第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間に配置されている。
この構成によれば、コネクタ20を組み立てる際、アタッチメント26が取り付けられた状態のバックリテーナホルダ101を第1開口部45に装着することが可能になる。このようにすると、第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間に単体のアタッチメント26を挿入する場合に比べて、アタッチメント26を第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間に容易に配置することができる。また、アタッチメント26がバックリテーナホルダ101に取り付けられている状態にあることにより、コネクタ20の内部でのアタッチメント26の位置ずれを抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、バックリテーナホルダ101に対するアタッチメント26a,26bの取付態様は上記実施形態の態様に限らない。例えば、アタッチメント26a,26bは、第1係合突部99a及び第2係合突部99bに代えて、第1係合孔及び第2係合孔を第1係合部98a及び第2係合部98bに有していてもよい。そして、バックリテーナホルダ101は、第1係合凹部106a及び第2係合凹部106bに代えて、第1係合孔及び第2係合孔に嵌まる第1係合突部及び第2係合突部を有していてもよい。また例えば、アタッチメント26a,26bは、インサート成形によりバックリテーナホルダ101に一体化されていてもよい。また例えば、アタッチメント26a,26bは、接着によりバックリテーナホルダ101に取り付けられていてもよい。
なお、アタッチメント26a,26bは、必ずしもバックリテーナホルダ101に取り付けられていなくてもよい。この場合、コネクタ20の製造時には、アタッチメント26を第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間に配置する工程と、バックリテーナホルダ101を第1開口部45に装着する工程とは、別々に行われる。
・バックリテーナホルダ101の形状は上記実施形態の形状に限らない。例えば、バックリテーナホルダ101は、貫通孔102a,102b,102cに代えて、複数の電線22が第2方向D2に貫通する1つの貫通孔を有していてもよい。
・シェルリング25の形状は、上記実施形態の形状に限らない。シェルリング25は、外周面に、接触面85を有する形状であればよい。接触面85は、第1方向D1と交差する面であればよい。例えば、シェルリング25の外形は、第2方向D2から見て、四角形以外の多角形状、円形状、角丸四角形状、その他の任意な形状等の何れかの形状であってもよい。また、例えば、被接触部73は、第2方向D2から見た形状が、四角形以外の多角形状、円形状、角丸四角形状、その他の任意な形状等の何れかの形状であってもよい。また、被接触部73の外周面は、第2方向D2に対して傾斜していてもよい。例えば、被接触部73は、第2方向D2と反対方向の端部から第2方向D2の端部に向かうにつれて外形が大きくなるもしくは小さくなっていてもよい。そして、このような被接触部73の外周面に第1押圧部92aもしくは第2押圧部92bによって押される接触面85が含まれていてもよい。
・接触面85は、平面に限らず、例えば、曲面もしくは凹凸を含む面であってもよい。
・第1押圧部92aは、接触突部95aを有していなくてもよい。第2押圧部92bは、接触突部95bを有していなくてもよい。
・アタッチメント26は、接触部96を有していなくてもよい。
・第1押圧部92aの数及び位置、並びに、第2押圧部92bの数及び位置は、上記実施形態の数及び位置に限らない。例えば、アタッチメント26は、第1押圧部92a及び第2押圧部92bの各々を1つもしくは3つ以上有していてもよい。
また、例えば、第1押圧部92a及び第2押圧部92bは、第2方向D2から見て、アタッチメント26と第1方向D1に隣接するシェルリング25の接触面85における、複数の電線22の中心を通る仮想直線L1と交差する部分を押してもよい。この場合、アタッチメント26は、当該第1押圧部92a及び第2押圧部92bのみを有していてもよい。またこの場合、当該第1押圧部92a及び第2押圧部92bは、複数の第1押圧部92a及び複数の第2押圧部92bのうちの1つずつの第1押圧部92a及び第2押圧部92bであってもよい。このようにすると、電線22を第1方向D1と平行な方向に押す力を、第1押圧部92a及び第2押圧部92bからシェルリング25を介して当該電線22に安定して伝達できる。従って、第1方向D1における電線22の振動をより抑制できる。
・被覆部91の形状は上記実施形態の形状に限らない。第1方向D1に隣り合うシェルリング25の間の隙間を覆う形状であればよい。
・コネクタハウジング23の構成及び形状は上記実施形態の構成及び形状に限らない。例えば、内ハウジング51は、端子21a,21b,21cが収容される1つの収容凹部を有していてもよい。例えば、コネクタハウジング23は、端子21を保持可能であれば、外ハウジング41及び内ハウジング51の何れか一方を有していなくてもよい。
・コネクタ20が備える端子21の数は、3つに限らず複数であればよい。また、コネクタ20が備える電線22の数は、端子21の数に応じて適宜変更してよい。
・上記実施形態における第1方向D1と反対方向を、第1方向D1としてもよい。上記実施形態における第3方向D3と反対方向を、第3方向D3としてもよい。
20 コネクタ、21,21a,21b,21c 端子、22,22a,22b,22c 電線、23 コネクタハウジング、24 シールドシェル、25,25a,25b,25c シェルリング、26,26a,26b シールドアタッチメント(アタッチメント)、27a,27b,27c クリップ端子、31 芯線、32 内側絶縁被覆、33 電磁シールド部材、33a 折り返し部、34 外側絶縁被覆、41 アウターハウジング(外ハウジング)、42 第1端、43 第2端、44 第1接続開口部、45 第1開口部、51 インナーハウジング(内ハウジング)、52 インナーハウジング本体(内ハウジング本体)、53 蓋体、54a,54b,54c 収容凹部、55a,55b,55c 電線貫通口、56 端子挿入口、61 第3端、62 第4端、63 第2接続開口部、64 第2開口部、65 第1接触部、66 第2接触部、67 接触突部、71 固定部、72 延出部、73 被接触部、75 固定部材、81 第1側面、82 第2側面、83 第3側面、84 第4側面、85 接触面、91 被覆部、92a 第1押圧部(押圧部)、92b 第2押圧部(押圧部)、93a 第1延出部、93b 第2延出部、94a,94b 板ばね部、95a,95b 接触突部、96 接触部、97 接触突部、98a 第1係合部、98b 第2係合部、99a 第1係合突部、99b 第2係合突部、101 バックリテーナホルダ、102a,102b,102c 貫通孔、103a,103b,103c 第1シール部材(シール部材)、104 第2シール部材、105a,105b 装着部、106a 第1係合凹部、106b 第2係合凹部、111 バックリテーナ、112a,112b 分割リテーナ、201a,201b,201c 相手端子、D1 第1方向、D2 第2方向、D3 第3方向、G1,G2 隙間、L1 仮想直線、L2,L3 中心線

Claims (8)

  1. 第1方向に並ぶ複数の端子と、
    前記複数の端子に電気的に接続される複数の電線と、
    前記複数の端子を内部に保持するとともに前記第1方向と交差する第2方向に前記複数の電線が貫通する第1開口部を有するコネクタハウジングと、
    前記複数の端子を覆う導電性を有するシールドシェルと、
    前記複数の電線にそれぞれ装着され前記第1方向に並ぶ複数のシェルリングと、
    前記第1方向に隣り合う前記シェルリングの間に配置される導電性を有するシールドアタッチメントと、を備え、
    前記シールドシェルは、前記第2方向に前記複数の電線が貫通する第2開口部を有し、
    前記複数の電線の各々は、芯線と、前記芯線の外周を覆う内側絶縁被覆と、導電性を有し前記内側絶縁被覆の外周を覆う電磁シールド部材とを有するシールド電線であり、
    前記複数のシェルリングの各々は、前記複数の電線のうち前記シェルリングが装着されている電線が有する前記電磁シールド部材と前記シールドシェルとを電気的に接続し、
    前記複数のシェルリングの各々の外周面は、前記シールドアタッチメントと接触する接触面を有し、
    前記シールドアタッチメントは、前記第2方向から見て前記第2開口部の内側に位置し且つ前記第1方向に隣り合う前記シェルリングの間の隙間を覆う被覆部と、前記シールドアタッチメントと前記第1方向に隣接する前記接触面に接触し且つ当該接触面を前記第1方向と平行な方向の成分を含む力で押す押圧部とを有する、コネクタ。
  2. 前記押圧部は、前記第2方向から見て、前記複数の電線の中心を通る仮想直線の両側で、前記第1方向における前記シールドアタッチメントの両側に位置する前記シェルリングの前記接触面を押す、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記押圧部は、前記第2方向から見て、前記シールドアタッチメントと前記第1方向に隣接する前記シェルリングの前記接触面における、前記複数の電線の中心を通る仮想直線と交差する部分を押す、請求項1に記載のコネクタ。
  4. 前記シールドアタッチメントは、前記シールドシェルに接触する接触部を有する、請求項1に記載のコネクタ。
  5. 前記押圧部は、板ばね部と、前記板ばね部の表面から突出し前記板ばね部の弾性力により前記接触面に押し付けられる接触突部とを有する、請求項1に記載のコネクタ。
  6. 前記接触面は、前記第1方向と垂直な平面である、請求項1に記載のコネクタ。
  7. 前記複数のシェルリングの各々の外形は、前記第2方向から見て四角形状をなしており、
    前記複数のシェルリングの各々の外周面は、前記第2方向から見て前記第1方向と平行な2つの面と前記第1方向と垂直な2つの面とを有し、
    前記接触面は、前記複数のシェルリングの各々の外周面のうち前記第1方向と垂直な面に含まれる、請求項1に記載のコネクタ。
  8. 前記第1開口部に装着されるとともに前記複数の電線が前記第2方向に貫通する貫通孔を有するバックリテーナホルダと、
    前記複数の電線の各々の外周面と前記貫通孔の内周面との間をシールするシール部材と、を更に備え、
    前記シールドアタッチメントは、前記バックリテーナホルダに取り付けられている状態で前記第1方向に隣り合う前記シェルリングの間に配置されている、請求項1に記載のコネクタ。
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