JP2024005487A - ハウジングケース、インバータ装置およびモータ - Google Patents

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Wataru Kosaka
晋也 山本
Shinya Yamamoto
敦准 西川
Atsunori Nishikawa
洋史 黒田
Yoji Kuroda
隆博 原田
Takahiro Harada
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【課題】モータを制御する電子回路を収容するハウジングケースにおいて、電子回路から延びるバスバーがハウジングケースから外部に延出する部分の絶縁性やアーク防止機能、防塵機能を確保する技術を提供する。【解決手段】モータ1を制御する電子回路(ここではインバータ回路130)を収容し設置するハウジングケース103であって、前記電子回路が取り付けられる、樹脂組成物の硬化物からなるケースベース部101と、前記ケースベース部101に設けられた、前記電子回路が備えるバスバー180を挿通するバスバー開口部150を有し、前記電子回路が設置されて前記バスバー180が前記バスバー開口部150に挿通された状態において、前記バスバー180と前記バスバー開口部150との隙間が2mm以下である、ハウジングケース103が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、モータを制御する電子回路を収容するハウジングケース、そのようなハウジングケースに電子回路を収容したインバータ装置、およびそのようなインバータ装置を有するモータに関する。
近年、自動車等の車両の動力源として内燃機関からモータへの転換が進められている。一般に、そのようなモータでは、インバータ(インバータ装置ともいう)を一体化した構造とすることがある(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、インバータとモータとは、気密端子によって接続されている。
特開2019-173739号公報
ところで、インバータ装置において、制御用の電子回路はアルミダイキャスト等の金属で作られたハウジングケースに収容されることが多い。また、ハウジングケースの内部の電子部品から外部のモータ本体に電力を供給する手段としてバスバーが用いられる。電子回路には、防塵効果やアーク防止、絶縁信頼性について、それぞれ高いレベルで実現されることが望まれるが、ハウジングケースが金属製の場合、バスバーが取り付け外部に延出する部分(バスバー開口部)の絶縁性確保の観点から、ハウジングケースとバスバー開口部とのクリアランスを大きくとる必要がある。これは、絶縁性は確保できるものの、防塵性が低下してしまうという課題があった。特許文献1に開示の技術では、気密端子によって接続される旨の記載はあるものの具体的な構成は開示がなかった。
本発明はこのような状況に鑑みなされたものであって、モータを制御する電子回路を収容するハウジングケースにおいて、電子回路から延びるバスバーがハウジングケースから外部に延出する部分の絶縁性やアーク防止機能、防塵機能を確保する技術を提供することを目的としている。
本発明によれば、以下の技術が提供される。
[1]
モータを制御する電子回路を収容し設置するハウジングケースであって、
前記電子回路が取り付けられる、樹脂組成物の硬化物からなるケースベース部と、
前記ケースベース部に設けられた、前記電子回路が備えるバスバーを挿通するバスバー開口部を有し、
前記電子回路が設置されて前記バスバーが前記バスバー開口部に挿通された状態において、前記バスバーと前記バスバー開口部との隙間が2mm以下である、ハウジングケース。
[2]
前記バスバー開口部の面積をS1、前記バスバー開口部に収容されている領域の前記バスバーの断面積をS2としたときに、比S2/S1が0.3以上0.95以下である、[1]に記載のハウジングケース。
[3]
前記バスバーの表面において、導体部材が露出している、[1]または[2]に記載のハウジングケース。
[4]
前記樹脂組成物は、熱硬化性樹脂の硬化物を含む、[1]から[3]までのいずれか1に記載のハウジングケース。
[5]
前記樹脂組成物は、フェノール樹脂である、[4]に記載のハウジングケース。
[6]
前記樹脂組成物に含まれるフィラーの含有率は60体積%以上である、[4]または[5]に記載のハウジングケース。
[7]
前記樹脂組成物の硬化物のMD線膨張係数は10ppm以上40ppm以下である、[4]から[6]までのいずれか1に記載のハウジングケース。
[8]
前記樹脂組成物の硬化物のTD線膨張係数は10ppm以上40ppm以下である、[4]から[7]までのいずれか1に記載のハウジングケース。
[9]
前記樹脂組成物の硬化物のガラス転移温度は160℃以上である、[4]から[8]までのいずれか1に記載のハウジングケース。
[10]
前記バスバーが前記バスバー開口部に挿通された状態において、前記バスバーと前記バスバー開口部との間の隙間が絶縁部材で埋められている、[1]から[9]までのいずれか1に記載のハウジングケース。
[11]
前記絶縁部材は、シリコーン樹脂である、[10]に記載のハウジングケース。
[12]
前記絶縁部材の耐熱温度が100℃以上である、「11」に記載のハウジングケース。
[13]
モータ本体に電力を供給するインバータ装置であって、[1]から[12]までのいずれか1に記載のハウジングケースと、前記ハウジングケースに収容される電子回路と、前記電子回路から前記モータ本体へ電力を供給するバスバーと、を有するインバータ装置。
[14]
[13]に記載のインバータ装置と、前記インバータ装置から電力を供給されるモータ本体とを有するモータ。
本発明によれば、モータを制御する電子回路を収容するハウジングケースにおいて、電子回路から延びるバスバーがハウジングケースから外部に延出する部分の絶縁性やアーク防止機能、防塵機能を確保する技術を提供することができる。
実施形態に係るモータの断面図である。 実施形態に係るモータの断面図である。 実施形態に係るインバータ回路を配置した状態のインバータ装置を示した斜視図である。 実施形態に係る図3のインバータ回路及び水路蓋部を取り除いた状態を示した斜視図である。 実施形態に係るインバータ装置の底面の斜視図である。 実施形態に係る部品配置部においてバスバーが取り付けられたバスバー開口部を模式的に示した平面図である。 実施形態に係る図6のX1-X1断面図である。 実施形態に係る図6のX2-X2断面図である。 実施形態に係る一つのバスバー開口部におけるバスバーの位置関係を説明する図である。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
<モータ1の概要>
図1および図2は、本実施形態のモータ1を模式的に示した断面図である。図1は、モータ1の回転軸に垂直な面の断面図である。図2は、モータ1の回転軸方向に沿った断面図である。
モータ1は、インバータ駆動タイプのモータ本体10と、モータ本体10を制御するインバータ装置100とを有する。本実施形態では、インバータ装置100はモータ本体10の図示上側部分に取り付けられている。
詳細は後述するが、インバータ装置100の電子回路(制御装置やパワーモジュール)を収容するハウジングケース103をアルミダイキャスト等の金属製ではなく樹脂製とする。また、ハウジングケース103(ここではケースベース部101)の内外を連通するバスバー180とバスバー開口部150との隙間が2mm以下とする。これによって、防塵効果やアーク防止機能、絶縁信頼性について、それぞれ高いレベルで実現しつつ、バスバー180の取り付け時の作業性や取付精度のバッファを適正なレベルにする。
<モータ本体10>
モータ本体10は、モータハウジング20と、モータハウジング20の内部に収容されたロータ12及びステータ11とを備える。ロータ12の中心には出力軸(すなわち回転軸)としてシャフト13が取り付けられ、左右二つのベアリング14により回転自在に支持されている。
モータハウジング20は、円筒形状を呈した円筒部21と、円筒部21の両側の開口を塞ぐように設けられた二つの側板部22とを有する。モータハウジング20(円筒部21、側板部22)は、例えば樹脂製である。モータハウジング20の材料として、例えば後述するハウジングケース103の材料を用いることができる。ハウジングケース103の材料については後述する。
円筒部21の内部にロータ12及びステータ11を収容する。このとき、ステータ11は、円筒部21の内周面にステータ11の外周面が当接するように取り付けられている。
また、円筒部21には、インバータ装置100との接続構造が設けられている。接続構造として、円筒部21を連通する開口を有するとともにその開口外縁を囲む枠所の連結部25が設けられている。連結部25の内部において、インバータ装置100から延出するバスバー180とコイル19から延びるコイル端子24とが接続される。
各側板部22は、略円盤状に設けられ、円筒形状である円筒部21の軸方向両端(図2では左右の両端)の端部開口を閉塞する。側板部22の中心には、ベアリング14が設けられており、シャフト13を回転自在に支持する。
ロータ12は、円盤状に形成された複数の電磁鋼板を積層した略円柱形状を呈する。ロータ12の中心にはシャフト13が軸方向に貫通するように取り付けられている。また、ロータ12の外周縁近傍には、複数の直方体の永久磁石15が周方向に等間隔になるように配置されている。
ステータ11は、略円筒型であって、モータハウジング20(より具体的には円筒部21)の内周において、ロータ12の外周を取り囲むように配置され固定されている。ステータ11の内周面とロータ12の外周面との間には微少な間隙(エアギャップ)が設けられている。
ステータ11は、薄板状の磁性体である電磁鋼板を複数積層してなる。ステータ11は、円筒状のヨーク部17と、ヨーク部17からロータ12側に向いて配列した複数のティース部18とを有する。各ティース部18の間にスロット16と呼ばれる空間が設けられている。
スロット16には、コイル19が収容される。コイル19は、分布巻きや集中巻きとされる。また、スロット16には、コイル19とともに隙間を埋めるように高熱伝導樹脂が充填されている。コイル19とステータ11が樹脂材料で密着充填されることで、熱移動が円滑になる。ステータ11の冷却性能を向上させることができ、銅損(コイル19自体の抵抗により消費される損失)を低減させ、モータ出力の向上、モータ1の小型化などが実現できる。
ティース部18は上述のロータ12の永久磁石と対応して設けられ、各コイル34を順次励磁していくことにより、これに対応した永久磁石との吸引、反発によりロータ12が回転する。
<インバータ装置100>
図3~図5にインバータ装置100を示す。図3はインバータ回路130を配置した状態のインバータ装置100(ケースベース部101)を模式的に示した斜視図であってカバー部102を省いて示している。図4は、図3のインバータ回路130及び水路蓋部125を取り除いた状態を模式的に示した斜視図である。図5は、インバータ装置100(ケースベース部101)の底面の斜視図である。
本実施形態では、主にバスバー180とバスバー開口部150の構造および配置に着目して説明し、インバータ装置の一般的な構成・説明については適宜省略して示している。
また、図中のX軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を上下方向として説明する。
インバータ装置100は、樹脂組成物で構成された略箱形の形状のハウジングケース103と、ハウジングケース103の内部に収容されたインバータ回路130と、インバータ回路130(特にパワーモジュール140)を冷却する冷却流路400とを有する。
以下、各構成を具体的に説明する。
<インバータ回路130>
インバータ回路130は、パワーモジュール140と、回路基板135と、電流センサ109と、フィルムコンデンサ137と、バスバー180等を有する。
パワーモジュール140は、半導体チップと、半導体チップの下面に取り付けられた金属製の放熱部材と、半導体チップ143に接続するリードフレーム148とを備え樹脂により封止されている。
リードフレーム148は封止樹脂から突出しており、一部のリードフレーム148は板状のバスバー180に接続される。
バスバー180は、例えば銅やアルミニウム等の導電性の金属(合金を含む)により板状に形成され、バスバー180の取付け位置や外部へ延出する部分のバスバー開口部150の位置により、必要に応じ折り曲げられた形状を呈する。バスバー180の表面は、絶縁部材等で被覆されず導体が露出している。
電流センサ109は、上下方向に貫通する貫通口を有し、その貫通口にバスバー180を挿通させて、バスバー180に流れる電流を検出する。
本実施形態では、1つの電流センサ109と1つのバスバー180とからなる構造が3組設けられて、それら3組が、ケースベース部101の部品配置部116に並んで配置されている。
<ハウジングケース103>
ハウジングケース103は、板状のケースベース部101と、ケースベース部101を覆う底部が開口した直方体形状でカバー部102とを有し、それらはネジ等により固定されている。ハウジングケース103の材料(すなわち樹脂組成物)については後述する。
<ケースベース部101>
ケースベース部101は、上面視で略矩形であって板状に一体成形により設けられている。
ケースベース部101は図示で上側の面を基板配置面111としている。基板配置面111にはインバータ回路130を構成する各種部品(すなわち上述のパワーモジュール140や、回路基板135、バスバー180等)が取り付けられる。
基板配置面111は、冷却流路400の一部を構成する凹状に形成された水路壁115と、バスバー180や電流センサ109等を配置する凹状に形成された部品配置部116とを一体に有する。また、基板配置面111において、部品配置部116と冷却流路400との間には、リブ状に形成された絶縁隔壁部117が設けられている。
<冷却流路400>
冷却流路400は、基板配置面111が凹状に形成された水路壁115と、水路壁115の上面を蓋するように設けられた水路蓋部125とにより構成されている。水路蓋部125は、例えばアルミニウム合金等の金属や樹脂材料で板状に設けられている。水路蓋部125は冷却水のシール機能を担うとともに水路蓋部125に配置する各種機器からの伝熱機能を担うことから、熱伝導、軽量化、防錆の観点からアルミニウム合金が好ましい。また、樹脂材料を用いる場合には、熱伝導率が高い材料が好ましい。なお、水路蓋部125と基板配置面111との間には、冷却水の漏れを防止する為に必要なパッキンやシール材などが適宜配置される。
冷却流路400は、第1の水路接続口121と、第2の水路接続口122と、流路本体123とを有する。
流路本体123は、全体として略コ字状に設けられており、図視で左右方向に延びる第1の流路123a、前後方向に延びる第2の流路123b、左右方向に延びる第3の流路123cとが一体に連結されている。流路本体123は、水路蓋部125により基板配置面111の上面において密閉されている。
水路蓋部125において、第1の流路123aとなる部分には、複数(ここでは3つ)のパワーモジュール140が取り付けられている。また、水路蓋部125において、第3の流路123cを覆っている部分には、フィルムコンデンサ137(図2参照)やその他の電子部品が配置される。
水路蓋部125においてパワーモジュール140が取り付けられる領域には、上下に貫通する開口が設けられており、パワーモジュール140の下面に設けられたピン状等の放熱部材がこの開口から第1の流路123a内に延びている。これによって、パワーモジュール140の放熱部材が直接冷却水により冷却される。
第1の水路接続口121と第2の水路接続口122とは、ケースベース部101の右側側面に並んで配置されている。第1の水路接続口121は、第1の流路123aと接続され冷却水の排出口として機能する。第2の水路接続口122は第3の流路123cに接続され冷却水の導入口として機能する。
モータ本体10が水冷式である場合、モータ本体10の冷却流路とインバータ装置100の冷却流路400とが接続されてもよい。
このような冷却流路400の構成によると、第2の水路接続口122からインバータ装置100内部に導入された冷却水は、流路本体123(第1~第3の流路123a~123c)を通り、パワーモジュール140やフィルムコンデンサ137等を冷却し、第1の水路接続口121からインバータ装置100の外部に排出される。
<部品配置部116>
図6~9を参照して、バスバー180がバスバー開口部150を挿通している状態について説明する。ここでは、バスバー180とバスバー開口部150の関係について説明し、それ以外の構造(電流センサ109等)については省いて示している。
図6は、部品配置部116においてバスバー180が取り付けられたバスバー開口部150を模式的に示した平面図である。図7は、図6のX1-X1断面図である。図8は、図6のX2-X2断面図である。図9は、一つのバスバー開口部150におけるバスバー180の位置関係を説明する図である。
ここでは、バスバー180は、ケースベース部101に平行な第1部材181と、第1部材181の一端で屈曲して下方向に延びる第2部材182とを有する。第2部材182がバスバー開口部150を挿通して底面170から外部に延出している。
部品配置部116は、上述のように下方向に凹状に形成されており、凹状の形状の底面170には、底面170(ケースベース部101)を上下方向に貫通するバスバー開口部150が3箇所に設けられている。
バスバー開口部150は、例えば図9に示すように、上面視で長方形である。また、バスバー開口部150は、壁面を厚さ方向(すなわち上下方向)において拡大せず垂直に形成されており、一定の面積を呈する。
バスバー180がバスバー開口部150に挿通された状態において、バスバー開口部150とバスバー180(ここでは第2部材182)との間には隙間設けられている。この隙間は2mm以下である。隙間の下限値は、バスバー開口部150やバスバー180の大きさにもよるが、例えば、0.5mm以上とすることができる。
バスバー開口部150の周縁部分(すなわち底面170)が樹脂組成物であることから、バスバー180は適正に絶縁性が確保され、また、従来技術のようにバスバー開口部150の周縁部分が金属であることで、バスバー180と金属との接触によりアークが発生してしまうこともない。
また、バスバー開口部150とバスバー180との間の隙間をこのような範囲とすることで、所望の防塵機能を確保しつつ、バスバー180をバスバー開口部150に挿通させつつケースベース部101に取り付ける際の組み付け精度と作業性のバランスをとることができる。
バスバー開口部150の面積をS1、バスバー開口部150に収容されている領域のバスバー180の断面積をS2としたときに、比S2/S1が0.3以上0.95以下とすることができる。比S2/S1が大きいということは、バスバー開口部150に対して、バスバー180の断面積が大きく、隙間が狭いことを意味する。
バスバー開口部150やバスバー180の大きさにもよるが、比S2/S1の下限値は好ましくは0.4以上、より好ましくは0.5以上とすることができる。
比S2/S1を上記の下限値より小さくすると、バスバー開口部150とバスバー180との隙間が広くなりすぎて、バスバー180の位置精度が低下し、バスバー180の先端に接続されるコイル端子24との応力のストレスが大きくなる虞がある。
比S2/S1の上限値は、好ましくは0.9以下、より好ましくは0.8以下とすることができる。比S2/S1の上限値を上述のような範囲より大きくすると、バスバー開口部150とバスバー180との隙間が狭くなりすぎて、バスバー180をバスバー開口部150に挿通させる際の作業性が低下し、また、作業時にバスバー開口部150とバスバー180とが接触し樹脂組成物の削り屑が発生する虞が高まる。
バスバー180がバスバー開口部150に挿通された状態において、バスバー180とバスバー開口部150との間の隙間が絶縁部材で埋められてもよい。絶縁部材は、例えばシリコーン樹脂である。シリコーン樹脂は、一定の弾性を有することから、振動等の応力がバスバー180に作用した場合であっても、そのような応力を吸収することができる。また、バスバー開口部150とバスバー180との間の隙間に絶縁性シール材を埋め込んで完全に閉鎖することができるため、防塵性が一層向上する。また、完全に封止することもでき、その場合、モータ1が油冷モータの場合でもインバータ一体構造の適用が可能となる。
なお、絶縁部材(ここではシリコーン樹脂)の耐熱温度が100℃以上であることが好ましい。耐熱温度とは、絶縁部材がシリコーン樹脂のように樹脂の場合、ガラス転移温度である。別言すると、連続して加熱しても状態が変化しない常用使用温度をいうことができ、一瞬であれば耐えることができる短時間のみ使用できる最高使用温度をいうものでない。耐熱温度は、インバータ装置100のパワーモジュール140発熱やモータ本体10のコイル19の発熱、それら発熱源や冷却源(冷却流路400等)からの伝熱距離、それらを考慮したモータ1の温度制御(上限温度)を考慮して設定されるが、150℃以上であることがより好ましくい、180℃以上であることがさらにより好ましい。
<基板固定部118>
ケースベース部101の基板配置面111には、インバータ回路130の回路基板135を固定するための複数の基板固定部118を有する。基板固定部118は、円柱形状でボス状に延出している。本実施形態では、図2に示すように、パワーモジュール140の上に2段の高さで二つの回路基板135が取り付けられる。
基板固定部118の呈する円柱形状は、延出先端側ほど外径が狭くなっている。ケースベース部101を樹脂成形する金型を抜くときの抜き勾配が設けられることで、成形時の反りを防止できる。
<端子台119>
基板配置面111には、第1の流路123aの両サイド(手前側および奥側)に、複数の端子台119が設けられている。手前側の3つの端子台119には、バスバー180が取り付けられるとともに、パワーモジュール140から延びるリードフレーム148がネジ等で取り付けられる。奥側の3つの端子台119には、パワーモジュール140から延びるリードフレーム48が取り付けられるとともに回路基板135等から延びる配線(図示せず)が固定される。
<絶縁隔壁部117>
基板配置面111には、部品配置部116と冷却流路400(第1の流路123a)の間の領域、より具体的には、端子台119よりも手前側に、絶縁隔壁部117が設けられている。絶縁隔壁部117は、所定高さのリブ状に設けられており、部品配置部116に配置される電流センサ109やバスバー180とインバータ回路30とを確実に絶縁する。なお、絶縁隔壁部117を乗り越えるようにしてバスバー180が端子台119まで延びている。
<ハウジングケース103の材料>
ハウジングケース103を構成するケースベース部101とカバー部102は、熱硬化性樹脂の硬化物で形成される。ケースベース部101とカバー部102は同じ材料で形成されてもよいし、異なる材料で形成されてもよい。具体的には、熱硬化性樹脂として、例えばフェノール樹脂組やエポキシ樹脂組成物が挙げられ、硬化剤や無機充填剤等が適宜含有される。
フェノール樹脂としては、例えばフェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、ビスフェノールAノボラック樹脂等のノボラック型フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂等が挙げられる。
エポキシ樹脂としては、一分子中にエポキシ基を2個以上有するものであれば特に分子量や構造は限定されるものではない。
エポキシ樹脂としては、例えばフェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂;ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂;N,N-ジグリシジルアニリン、N,N-ジグリシジルトルイジン、ジアミノジフェニルメタン型グリシジルアミン、アミノフェノール型グリシジルアミンのような芳香族グリシジルアミン型エポキシ樹脂;ハイドロキノン型エポキシ樹脂;ビフェニル型エポキシ樹脂;スチルベン型エポキシ樹脂;トリフェノールメタン型エポキシ樹脂;トリフェノールプロパン型エポキシ樹脂;アルキル変性トリフェノールメタン型エポキシ樹脂;トリアジン核含有エポキシ樹脂;ジシクロペンタジエン変性フェノール型エポキシ樹脂;ナフトール型エポキシ樹脂;ナフタレン型エポキシ樹脂;ナフチレンエーテル型エポキシ樹脂;フェニレンおよび/またはビフェニレン骨格を有するフェノールアラルキル型エポキシ樹脂、フェニレンおよび/またはビフェニレン骨格を有するナフトールアラルキル型エポキシ樹脂等のアラルキル型エポキシ樹脂等のエポキシ樹脂、またはビニルシクロヘキセンジオキシド、ジシクロペンタジエンオキシド、アリサイクリックジエポキシ-アジペイド等の脂環式エポキシ等の脂肪族エポキシ樹脂が挙げられる。これらは単独でも2種以上混合して使用しても良い。
エポキシ樹脂を含む場合、芳香族環にグリシジルエーテル構造あるいはグリシジルアミン構造が結合した構造を含むものが、耐熱性、機械特性、および耐湿性の観点から好ましい。
硬化剤は、熱硬化性樹脂に好ましい態様として含まれるエポキシ樹脂が選択される場合に、三次元架橋させるために用いられるものである。硬化剤としては、特に限定されないが、例えばフェノール樹脂を用いることができる。このようなフェノール樹脂系硬化剤は、一分子内にフェノール性水酸基を2個以上有するモノマー、オリゴマー、ポリマー全般であり、その分子量、分子構造を特に限定するものではない。
フェノール樹脂系硬化剤としては、例えば、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、ナフトールノボラック樹脂等のノボラック型樹脂;トリフェノールメタン型フェノール樹脂等の多官能型フェノール樹脂;テルペン変性フェノール樹脂、ジシクロペンタジエン変性フェノール樹脂等の変性フェノール樹脂;フェニレン骨格及び/又はビフェニレン骨格を有するフェノールアラルキル樹脂、フェニレン及び/又はビフェニレン骨格を有するナフトールアラルキル樹脂等のアラルキル型樹脂;ビスフェノールA、ビスフェノールF等のビスフェノール化合物、ナフテン酸コバルト等のナフテン酸金属塩等が挙げられる。これらは、1種類を単独で用いても2種類以上を併用してもよい。
無機充填剤としては、ケース材に用いられる樹脂組成物の技術分野で一般的に用いられる無機充填剤(フィラーや強化繊維)を使用することができる。無機充填剤としては、例えば溶融破砕シリカ及び溶融球状シリカ等の溶融シリカ、結晶シリカ、アルミナ、カオリン、タルク、クレイ、マイカ、ロックウール、ウォラストナイト、ガラスパウダー、ガラスフレーク、ガラスビーズ、ガラスファイバー、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化アルミ、カーボンブラック、グラファイト、二酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム、セルロース、アラミド、木材、フェノール樹脂成形材料やエポキシ樹脂成形材料の硬化物を粉砕した粉砕粉等が挙げられる。この中でも、溶融破砕シリカ、溶融球状シリカ、結晶シリカ等のシリカが好ましく、溶融球状シリカがより好ましい。また、この中でも、炭酸カルシウムがコストの面で好ましい。無機充填剤としては、一種で使用しても良いし、または二種以上を併用してもよい。
ハウジングケース103(ケースベース部101、カバー部102)を樹脂製とすることで、他部材への密着性を改善でき、かつ軽量化を実現できる。また、樹脂製であることで、成形性・加工性が優れているため設計の自由度が大幅に高まるとともに、振動を吸収し、騒音を低下させることができる。
なお、熱硬化性樹脂に含まれるフィラーの含有率は60体積%以上であり、好ましくは70%以上である。これによって、一層の軽量化と高い機械的強度を実現できる。
<インバータケース10の物性>
ケースベース部101やカバー部102を形成する熱硬化性樹脂のMD(機械方向)線膨張係数は、例えば、10ppm以上40ppm以下にすることができる。下限値は、好ましくは15ppm以上である。上限値は好ましくは35ppm以下であり、より好ましくは30ppm以下である。
ケースベース部101やカバー部102を形成する熱硬化性樹脂のTD(横断方向)線膨張係数は、例えば、10ppm以上40ppm以下にすることができる。下限値は、好ましくは15ppm以上である。上限値は好ましくは35ppm以下であり、より好ましくは30ppm以下である。
熱硬化性樹脂のMD線膨張係数やTD線膨張係数を上記範囲とすることで、インバータ装置100を高温下で使用した場合であっても、ハウジングケース103の熱による変形を抑えることができる。
ケースベース部101やカバー部102を形成する熱硬化性樹脂のガラス転移温度は160℃以上、好ましくは180℃以上にすることができる。ガラス転移点が高いことで、インバータ装置100を高温下で使用することができる。
<電磁波シールド層(めっき層)>
ハウジングケース103のケースベース部101やカバー部102の外表面には、電磁波シールド層が設けられてもよい。電磁波シールド層は、例えばめっき層で構成されている。めっき層は1つの層から構成されていてもよいし複数の層を有してもよい。また、めっき層は、好ましくはケースベース部101やカバー部102の外表面全体に設けられている。
ケースベース部101やカバー部102へのめっきの種類は、無電解めっきでもよいし電解めっきでもよい。樹脂成形体であるケースベース部101やカバー部102とめっき層との密着性を向上する観点では、無電解めっき層が好ましい。めっき層を複数層で構成する場合は、ケースベース部101やカバー部102側(内側)を無電解めっきとして、外側を電解めっきとしてもよい。
めっき層は、金属層であり、たとえば、これらの層は独立して、Cu、Ni、Al、Fe、Auおよびこれらの合金からなる群から選択される1または2種以上を含む層とすることができる。例えば、電磁波シールド性と耐候性を両立する観点から、内側のめっき層を電磁シールド性の高いCu層とし、外側のめっき層を耐候性が高いNi層とすることができる。
めっき層の全体の厚さは、電磁波シールド性の向上の観点から、例えば0.1μm以上100μm以下とすることができる。
本実施形態の特徴を纏めると次の通りである。
[1]
モータ1を制御する電子回路(ここではインバータ回路130)を収容し設置するハウジングケース103であって、
前記電子回路が取り付けられる、樹脂組成物の硬化物からなるケースベース部101と、
前記ケースベース部101に設けられた、前記電子回路が備えるバスバー180を挿通するバスバー開口部150を有し、
前記電子回路が設置されて前記バスバー180が前記バスバー開口部150に挿通された状態において、前記バスバー180と前記バスバー開口部150との隙間が2mm以下である、ハウジングケース103。
モータ1とインバータ装置100を一体化した構造において、ハウジングケース103を絶縁性樹脂で成形することにより、モータ接続部のバスバー接続穴(バスバー開口部150)を、バスバー180が通過可能なだけの大きさに極小化し、組立完成後の穴クリアランスを小さくした構造を実現できる。
これにより、モータ1側からの防塵機能を大幅に向上させることができ、インバータ装置100における絶縁信頼性が向上する。具体的には、異物防止によるアーク発生の防止、絶縁低下の防止を実現できる。
[2]
前記バスバー開口部150の面積をS1、前記バスバー開口部150に収容されている領域の前記バスバー180の断面積をS2としたときに、比S2/S1が0.3以上0.95以下である、[1]に記載のハウジングケース103。
[3]
前記バスバー180の表面において、導体部材が露出している、[1]または[2]に記載のハウジングケース103。
[4]
前記樹脂組成物は、熱硬化性樹脂の硬化物を含む、[1]から[3]までのいずれか1に記載のハウジングケース103。
[5]
前記樹脂組成物は、フェノール樹脂である、[4]に記載のハウジングケース。
[6]
前記樹脂組成物に含まれるフィラーの含有率は60体積%以上である、[4]または[5]に記載のハウジングケース103。
[7]
前記樹脂組成物の硬化物のMD線膨張係数は10ppm以上40ppm以下である、[4]から[6]までのいずれか1に記載のハウジングケース103。
[8]
前記樹脂組成物の硬化物のTD線膨張係数は10ppm以上40ppm以下である、[4]から[7]までのいずれか1に記載のハウジングケース103。
[9]
前記樹脂組成物の硬化物のガラス転移温度は160℃以上である、[4]から[8]までのいずれか1に記載のハウジングケース103。
[10]
前記バスバー180が前記バスバー開口部150に挿通された状態において、前記バスバー180と前記バスバー開口部150との間の隙間が絶縁部材で埋められている、[1]から[9]までのいずれか1に記載のハウジングケース103。
[11]
前記絶縁部材は、シリコーン樹脂である、[10]に記載のハウジングケース103。
以上、本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
1 モータ
10 モータ本体
11 ステータ
12 ロータ
13 シャフト
14 ベアリング
15 永久磁石
16 スロット
17 ヨーク部
18 ティース部
19 コイル
20 モータハウジング
21 円筒部
22 側板部
24 コイル端子
25 連結部
100 インバータ装置
101 ケースベース部
102 カバー部
103 ハウジングケース
109 電流センサ
111 基板配置面
115 水路壁
116 部品配置部
119 端子台
121 第1の水路接続口
122 第2の水路接続口
123 流路本体
130 インバータ回路
135 回路基板
137 フィルムコンデンサ
140 パワーモジュール
143 半導体チップ
148 リードフレーム
150 バスバー開口部
170 底面
180 バスバー
181 第1部材
182 第2部材

Claims (14)

  1. モータを制御する電子回路を収容し設置するハウジングケースであって、
    前記電子回路が取り付けられる、樹脂組成物の硬化物からなるケースベース部と、
    前記ケースベース部に設けられた、前記電子回路が備えるバスバーを挿通するバスバー開口部を有し、
    前記電子回路が設置されて前記バスバーが前記バスバー開口部に挿通された状態において、前記バスバーと前記バスバー開口部との隙間が2mm以下である、ハウジングケース。
  2. 前記バスバー開口部の面積をS1、前記バスバー開口部に収容されている領域の前記バスバーの断面積をS2としたときに、比S2/S1が0.3以上0.95以下である、請求項1に記載のハウジングケース。
  3. 前記バスバーの表面において、導体部材が露出している、請求項1または2に記載のハウジングケース。
  4. 前記樹脂組成物は、熱硬化性樹脂の硬化物を含む、請求項1または2に記載のハウジングケース。
  5. 前記樹脂組成物は、フェノール樹脂である、請求項4に記載のハウジングケース。
  6. 前記樹脂組成物に含まれるフィラーの含有率は60体積%以上である、請求項4に記載のハウジングケース。
  7. 前記樹脂組成物の硬化物のMD線膨張係数は10ppm以上40ppm以下である、請求項4に記載のハウジングケース。
  8. 前記樹脂組成物の硬化物のTD線膨張係数は10ppm以上40ppm以下である、請求項4に記載のハウジングケース。
  9. 前記樹脂組成物の硬化物のガラス転移温度は160℃以上である、請求項4に記載のハウジングケース。
  10. 前記バスバーが前記バスバー開口部に挿通された状態において、前記バスバーと前記バスバー開口部との間の隙間が絶縁部材で埋められている、請求項1または2に記載のハウジングケース。
  11. 前記絶縁部材は、シリコーン樹脂である、請求項10に記載のハウジングケース。
  12. 前記絶縁部材の耐熱温度が100℃以上である、請求項11に記載のハウジングケース。
  13. モータ本体に電力を供給するインバータ装置であって、
    請求項1または2に記載のハウジングケースと、
    前記ハウジングケースに収容される電子回路と、
    前記電子回路から前記モータ本体へ電力を供給するバスバーと、
    を有するインバータ装置。
  14. 請求項13に記載のインバータ装置と、前記インバータ装置から電力を供給されるモータ本体とを有するモータ。
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