JP2024004519A - 棒状化粧料繰出容器 - Google Patents
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Abstract
Description
その結果、該ラセン筒の前進及び圧縮バネの圧縮作用によって、該前後クラッチ付繰出容器に与えられた落下時の衝撃又は振動を吸収するので、固形化粧料の進退軸からの脱落、折損及び変形等のダメージを防止することができる。
ここで、環状パッキングは、圧縮バネの圧縮又は伸長に際して、該圧縮バネがラセン筒内に挿入されたり、又は突起が圧縮バネの中に挿入してしまうことを防いで、圧縮バネによるラセン筒又は突起に対する擦傷を防止するものである。
さらに、圧縮バネの圧縮時には落下時の衝撃又は振動を効率よく吸収でき、また圧縮バネの伸張時には迅速に元の長さに復帰するように、環状パッキングは圧縮バネの圧縮又は伸長に際して抵抗とならないように、円滑に前進又は後退することが必要になる。
そのため、落下時の衝撃又は振動が非常に大きく、圧縮バネの圧縮量が非常に大きくなると、大きく圧縮された圧縮バネの伸長は大きく、しかも急激となるので、固形化粧料に対して圧縮バネの反発力による大きな衝撃又は振動が発生して、脱落、折損及び変形等のダメージを与えるおそれもある。
キャップと、該キャップを着脱自在とする棒状化粧料繰出容器本体とから構成され、
該棒状化粧料繰出容器本体は、外筒と、該外筒と一体に回転する後記嵌合筒に対して相対的に回転し、先端に開口部を有する芯筒と、該外筒と一体に回転し、芯筒に対して相対的に回転する嵌合筒と、及び該嵌合筒の内部に具えられ、後記棒状化粧料を芯筒の先端に有する開口部より出没自在とする棒状化粧料繰出機構とからなり、
該棒状化粧料繰出機構は、前方(以下、棒状化粧料繰出容器本体において「棒状化粧料の突出方向」を指す。)に棒状化粧料を保持するとともに、後方(以下、棒状化粧料繰出容器本体において「棒状化粧料の没入方向」を指す。)の外周面に雄ネジ部を形成する押棒と、該嵌合筒と一体に回転し、押棒の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を内周面に形成して押棒を進退自在とするネジ駒とからなるものであって、
該棒状化粧料繰出機構は、嵌合筒内を軸線前後方向にスライド可能とするとともに、芯筒、嵌合筒の内周面及びネジ駒外周面とで形成される空間内で、該嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちのどちらか一方において、その他方に対して密着する単数又は複数の弾性摩擦材を固持した上、該ネジ駒の外周面において、嵌合筒の内周面とネジ駒の外周面との間で密着する弾性摩擦材の前方又は後方のいずれか一方で弾性反発材を該ネジ駒と連動するよう一体に保持してなるものである。
そして、上記第1の特徴を踏まえて、第2の特徴として、
上記嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちのどちらか一方において、その他方に対して密着するように固持される単数又は複数の弾性摩擦材をOリングとしてなるものであり、
さらに、上記第1の特徴又は第2の特徴を踏まえて、第3の特徴として、
上記芯筒、嵌合筒の内周面及びネジ駒外周面とで形成される空間内において、該ネジ駒の外周面に、嵌合筒の内周面とネジ駒の外周面との間で密着する弾性摩擦材の前方又は後方のいずれか一方で保持される弾性反発材を圧縮スプリングとしてなるものである。
ところが、該弾性摩擦材としてのOリングは嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちいずれか一方において固持されるとともに、その他方に対して常時密着して摩擦力を生じているので、該ネジ駒は該摩擦力に抗しつつ、前進するものとなる。
その結果、棒状化粧料繰出機構のネジ駒は、徐々に前進して、該弾性反発材としての圧縮スプリングの圧縮とともに、落下時の衝撃又は振動を確実に減衰するので、棒状化粧料に対する脱落、折損及び変形等のダメージを確実に防止できるものである。
ところが、弾性摩擦材としてのOリングは嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちいずれか一方において、他方に対して密着して摩擦力を生じているので、該圧縮スプリングは該Oリングの発生する摩擦力に抗しつつ、伸長することになる。
その結果、圧縮されていた圧縮スプリングは、ネジ駒とともに元の位置へと徐々に伸張して、該圧縮スプリングの反発力による衝撃又は振動を確実に減衰するので、棒状化粧料に対する脱落、折損及び変形等のダメージをも確実に防止できるものである。
上記棒状化粧料繰出機構をなすネジ駒の外周面又は嵌合筒の内周面のいずれか一方において、その他方に対して弾性を以て密着することになる単数又は複数の弾性摩擦突起を一体に形成してなるものである。
その結果、棒状化粧料繰出容器1が落下時に衝撃又は振動を受けた際には、両者の係合溝6a、10b同士の噛合が外れることなく、該棒状化粧料繰出機構7は嵌合筒6内で軸線方向に沿って前進又は後退することができるものとなる。
すなわち、棒状化粧料8を塗布するにあたっては、棒状化粧料繰出容器1において棒状化粧料繰出容器本体3からキャップ2を取り外した後、芯筒5を把持しながら棒状化粧料繰出容器1を構成する外筒4を回転させることによって、該外筒4と一体に回転する嵌合筒6を介して同方向へネジ駒10は回転するものとなる。
その結果、回転するネジ駒10の雌ネジ部10aに螺合する雄ネジ部9aを形成する押棒9は前方に向かって前進するので、該押棒9の前方に保持される棒状化粧料8は芯筒5先端の開口部5aから突出することになる。
その結果、該回転するネジ駒10の雌ネジ部10aに螺合する雄ネジ部9aを形成する押棒9は後方に向かって後退するので、該押棒9の前方に保持する棒状化粧料8は芯筒5先端の開口部5aから内部に没入することになる。
すなわち、不注意で上記棒状化粧料繰出容器1の棒状化粧料8を落下させると、この落下時の衝撃又は振動によって、押棒9とともに、棒状化粧料繰出機構7のネジ駒10は、ネジ駒10の外周面に固持される弾性摩擦材であるOリング11とともに、圧縮スプリング12を圧縮するように前方へスライドしつつ前進するものである。
その結果、圧縮されていた圧縮スプリング12は、ネジ駒10とともに元の位置へ徐々に伸張して圧縮スプリング12の反発力による衝撃又は振動を確実に減衰するので、棒状化粧料8に対する脱落、折損及び変形等のダメージをも確実に防止できるものである。
従って、嵌合筒6を回転させると、ネジ駒10’は嵌合筒6の内周面との間で発生している摩擦力により一体に回転し、該ネジ駒10’の雌ネジ部10a’に螺合する雄ネジ部9aを有する押棒9は前進又は後退して、棒状化粧料8は芯筒5先端の開口部5aより出没自在するものである。
すなわち、不注意で上記棒状化粧料繰出容器1を落下させると、上記棒状化粧料繰出容器1内の棒状化粧料8を下に向けて落下させても、落下時の衝撃又は振動によってリブ13の摩擦力が失われると同時に、上記棒状化粧料繰出機構7のネジ駒10’は押棒9とともに、ネジ駒10’の外周面に一体に形成される弾性摩擦突起11’と嵌合筒6の内周面との密着による摩擦力に抗して、圧縮スプリング12を圧縮するようにスライドしつつ前進するものである。
その結果、圧縮されていた圧縮スプリング12は、ネジ駒10’とともに元の位置へ徐々に伸張して圧縮スプリング12の反発力による衝撃又は振動を確実に減衰するので、棒状化粧料8に対する脱落、折損及び変形等のダメージをも確実に防止できるものである。
2 キャップ
3 棒状化粧料繰出容器本体
4 外筒
5 芯筒
5a 開口部
6 嵌合筒
6a 係合溝
6b 係止段部
7 棒状化粧料繰出機構
8 棒状化粧料
9 押棒
9a 雄ネジ部
10、10’ ネジ駒
10a、10a’ 雌ネジ部
10b 係合溝
10c 鍔部
10d、10d’ フランジ部
11 Oリング
11’ 弾性摩擦突起
12 圧縮スプリング
13 リブ
14 スリット
その結果、該ラセン筒の前進及び圧縮バネの圧縮作用によって、該前後クラッチ付繰出容器に与えられた落下時の衝撃又は振動を吸収するので、固形化粧料の進退軸からの脱落
、折損及び変形等のダメージを防止することができる。
、固形化粧料の進退軸からの脱落、折損及び変形等のダメージを与える恐れがある。
ここで、環状パッキングは、圧縮バネの圧縮又は伸長に際して、該圧縮バネがラセン筒内に挿入されたり、又は突起が圧縮バネの中に挿入してしまうことを防いで、圧縮バネによるラセン筒又は突起に対する擦傷を防止するものである。
さらに、圧縮バネの圧縮時には落下時の衝撃又は振動を効率よく吸収でき、また圧縮バネの伸張時には迅速に元の長さに復帰するように、環状パッキングは圧縮バネの圧縮又は伸長に際して抵抗とならないように、円滑に前進又は後退することが必要になる。
そのため、落下時の衝撃又は振動が非常に大きく、圧縮バネの圧縮量が非常に大きくなると、大きく圧縮された圧縮バネの伸長は大きく、しかも急激となるので、固形化粧料に対して圧縮バネの反発力による大きな衝撃又は振動が発生して、脱落、折損及び変形等のダメージを与えるおそれもある。
キャップと、該キャップを着脱自在とする棒状化粧料繰出容器本体とから構成され、
該棒状化粧料繰出容器本体は、外筒と、該外筒と一体に回転する後記嵌合筒に対して相対的に回転し、先端に開口部を有する芯筒と、該外筒と一体に回転し、芯筒に対して相対的に回転する嵌合筒と、及び該嵌合筒の内部に具えられ、後記棒状化粧料を芯筒の先端に有する開口部より出没自在とする棒状化粧料繰出機構とからなり、
該棒状化粧料繰出機構は、前方(以下、棒状化粧料繰出容器本体において「棒状化粧料の突出方向」を指す。)に棒状化粧料を保持するとともに、後方(以下、棒状化粧料繰出容器本体において「棒状化粧料の没入方向」を指す。)の外周面に雄ネジ部を形成する押棒と、該嵌合筒と一体に回転し、押棒の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を内周面に形成して押棒を進退自在とするネジ駒とからなるものであって、
該棒状化粧料繰出機構は、嵌合筒内を軸線前後方向にスライド可能とするとともに、芯筒、嵌合筒の内周面及びネジ駒外周面とで形成される空間内で、該嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちのどちらか一方において、その他方に対して密着する単数又は複数の弾性摩擦材を固持した上、該ネジ駒の外周面において、嵌合筒の内周面とネジ駒の外周面との間で密着する弾性摩擦材の前方又は後方のいずれか一方で弾性反発材を該ネジ駒と連動するよう一体に保持してなるものである。
そして、上記第1の特徴を踏まえて、第2の特徴として、
上記嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちのどちらか一方において、その他方に対して密着するように固持される単数又は複数の弾性摩擦材をOリングとしてなるものであり、
さらに、上記第1の特徴を踏まえて第3の特徴として、又は第2の特徴を踏まえて、第4の特徴として、
上記芯筒、嵌合筒の内周面及びネジ駒外周面とで形成される空間内において、該ネジ駒の外周面に、嵌合筒の内周面とネジ駒の外周面との間で密着する弾性摩擦材の前方又は後方のいずれか一方で保持される弾性反発材を圧縮スプリングとしてなるものである。
、落下時の衝撃又は振動によって、棒状化粧料繰出機構のネジ駒は、弾性摩擦材としての例えばOリング及び弾性反発材としての例えば圧縮スプリングを圧縮するように前進するものである。
ところが、該弾性摩擦材としてのOリングは嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちいずれか一方において固持されるとともに、その他方に対して常時密着して摩擦力を生じているので、該ネジ駒は該摩擦力に抗しつつ、前進するものとなる。
その結果、棒状化粧料繰出機構のネジ駒は、徐々に前進して、該弾性反発材としての圧縮スプリングの圧縮とともに、落下時の衝撃又は振動を確実に減衰するので、棒状化粧料に対する脱落、折損及び変形等のダメージを確実に防止できるものである。
ところが、弾性摩擦材としてのOリングは嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちいずれか一方において、他方に対して密着して摩擦力を生じているので、該圧縮スプリングは該Oリングの発生する摩擦力に抗しつつ、伸長することになる。
その結果、圧縮されていた圧縮スプリングは、ネジ駒とともに元の位置へと徐々に伸張して、該圧縮スプリングの反発力による衝撃又は振動を確実に減衰するので、棒状化粧料に対する脱落、折損及び変形等のダメージをも確実に防止できるものである。
上記棒状化粧料繰出機構をなすネジ駒の外周面又は嵌合筒の内周面のいずれか一方において、その他方に対して弾性を以て密着することになる単数又は複数の弾性摩擦突起を一体に形成してなるものである。
、弾性摩擦材又は弾性摩擦突起の発生する摩擦力に抗しつつ、該圧縮スプリングを圧縮又は伸張して落下時の衝撃又は振動、又は圧縮又は伸張した該圧縮スプリングの伸長時の反発力又は収縮時の収縮力による衝撃又は振動を確実に減衰するので、棒状化粧料に対する脱落、折損及び変形等のダメージを確実に防止し、さらに別体の弾性摩擦材に代えて嵌合筒又はネジ駒に弾性摩擦突起を一体に形成して部品構造の簡略化、部品点数の削減を図るので、製造作業の効率を向上させるとともに、製造コストの削減をも図ることができる優れた効果を有するものである。
、後記棒状化粧料8を芯筒5の先端に有する開口部5aより出没自在としてなる棒状化粧料繰出機構7とからなるものである。
その結果、棒状化粧料繰出容器1が落下時に衝撃又は振動を受けた際には、両者の係合溝6a、10b同士の噛合が外れることなく、該棒状化粧料繰出機構7は嵌合筒6内で軸線方向に沿って前進又は後退することができるものとなる。
すなわち、棒状化粧料8を塗布するにあたっては、棒状化粧料繰出容器1において棒状化粧料繰出容器本体3からキャップ2を取り外した後、芯筒5を把持しながら棒状化粧料繰出容器1を構成する外筒4を回転させることによって、該外筒4と一体に回転する嵌合筒6を介して同方向へネジ駒10は回転するものとなる。
その結果、回転するネジ駒10の雌ネジ部10aに螺合する雄ネジ部9aを形成する押棒9は前方に向かって前進するので、該押棒9の前方に保持される棒状化粧料8は芯筒5先端の開口部5aから突出することになる。
その結果、該回転するネジ駒10の雌ネジ部10aに螺合する雄ネジ部9aを形成する押棒9は後方に向かって後退するので、該押棒9の前方に保持する棒状化粧料8は芯筒5先端の開口部5aから内部に没入することになる。
すなわち、不注意で上記棒状化粧料繰出容器1の棒状化粧料8を落下させると、この落下時の衝撃又は振動によって、押棒9とともに、棒状化粧料繰出機構7のネジ駒10は、ネジ駒10の外周面に固持される弾性摩擦材であるOリング11とともに、圧縮スプリング12を圧縮するように前方へスライドしつつ前進するものである。
、しかもネジ駒10の外周面に固持されるOリング11の前方で、該ネジ駒10と連動するようフランジ部10dを介して一体に保持される圧縮スプリング12を圧縮するので、落下時の衝撃又は振動によってネジ駒10は徐々に前進して落下時の衝撃又は振動を確実に減衰させて、棒状化粧料8に対しての脱落、折損及び変形等のダメージを確実に防止できるものである。
その結果、圧縮されていた圧縮スプリング12は、ネジ駒10とともに元の位置へ徐々に伸張して圧縮スプリング12の反発力による衝撃又は振動を確実に減衰するので、棒状化粧料8に対する脱落、折損及び変形等のダメージをも確実に防止できるものである。
従って、嵌合筒6を回転させると、ネジ駒10’は嵌合筒6の内周面との間で発生している摩擦力により一体に回転し、該ネジ駒10’の雌ネジ部10a’に螺合する雄ネジ部9aを有する押棒9は前進又は後退して、棒状化粧料8は芯筒5先端の開口部5aより出没自在するものである。
すなわち、不注意で上記棒状化粧料繰出容器1を落下させると、上記棒状化粧料繰出容器1内の棒状化粧料8を下に向けて落下させても、落下時の衝撃又は振動によってリブ13の摩擦力が失われると同時に、上記棒状化粧料繰出機構7のネジ駒10’は押棒9とともに、ネジ駒10’の外周面に一体に形成される弾性摩擦突起11’と嵌合筒6の内周面との密着による摩擦力に抗して、圧縮スプリング12を圧縮するようにスライドしつつ前進するものである。
、しかも該弾性摩擦突起11’と芯筒5後方の端面との間で保持される圧縮スプリング12を圧縮するので、落下時の衝撃又は振動によってネジ駒10は徐々に前進することで、落下時の衝撃又は振動を確実に減衰させるので、棒状化粧料8に対しての脱落、折損及び変形等のダメージを確実に防止できるものである。
その結果、圧縮されていた圧縮スプリング12は、ネジ駒10’とともに元の位置へ徐々に伸張して圧縮スプリング12の反発力による衝撃又は振動を確実に減衰するので、棒状化粧料8に対する脱落、折損及び変形等のダメージをも確実に防止できるものである。
2 キャップ
3 棒状化粧料繰出容器本体
4 外筒
5 芯筒
5a 開口部
6 嵌合筒
6a 係合溝
6b 係止段部
7 棒状化粧料繰出機構
8 棒状化粧料
9 押棒
9a 雄ネジ部
10、10’ ネジ駒
10a、10a’ 雌ネジ部
10b 係合溝
10c 鍔部
10d、10d’ フランジ部
11 Oリング
11’ 弾性摩擦突起
12 圧縮スプリング
13 リブ
14 スリット
Claims (4)
- キャップと、該キャップを着脱自在とする棒状化粧料繰出容器本体とから構成され、
該棒状化粧料繰出容器本体は、外筒と、該外筒と一体に回転する後記嵌合筒に対して相対的に回転し、先端に開口部を有する芯筒と、該外筒と一体に回転し、芯筒に対して相対的に回転する嵌合筒と、及び該嵌合筒の内部に具えられ、後記棒状化粧料を芯筒の先端に有する開口部より出没自在とする棒状化粧料繰出機構とからなり、
該棒状化粧料繰出機構は、前方(以下、棒状化粧料繰出容器本体において「棒状化粧料の突出方向」を指す。)に棒状化粧料を保持するとともに、後方(以下、棒状化粧料繰出容器本体において「棒状化粧料の没入方向」を指す。)の外周面に雄ネジ部を形成する押棒と、該嵌合筒と一体に回転し、押棒の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を内周面に形成して押棒を進退自在とするネジ駒とからなるものであって、
該棒状化粧料繰出機構は、嵌合筒内を軸線前後方向にスライド可能とするとともに、芯筒、嵌合筒の内周面及びネジ駒外周面とで形成される空間内で、該嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちのどちらか一方において、その他方に対して密着する単数又は複数の弾性摩擦材を固持した上、該ネジ駒の外周面において、嵌合筒の内周面とネジ駒の外周面との間で密着する弾性摩擦材の前方又は後方のいずれか一方で弾性反発材を該ネジ駒と連動するよう一体に保持してなる
ことを特徴とする棒状化粧料繰出容器。 - 上記嵌合筒の内周面又はネジ駒の外周面のうちのどちらか一方において、その他方に対して密着するように固持される単数又は複数の弾性摩擦材をOリングとしてなる
ことを特徴とする請求項1に記載される棒状化粧料繰出容器。 - 上記芯筒、嵌合筒の内周面及びネジ駒外周面とで形成される空間内において、該ネジ駒の外周面に、嵌合筒の内周面とネジ駒の外周面との間で密着する弾性摩擦材の前方又は後方のいずれか一方で保持される弾性反発材を圧縮スプリングとしてなる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載される棒状化粧料繰出容器。 - 上記棒状化粧料繰出機構をなすネジ駒の外周面又は嵌合筒の内周面のいずれか一方において、その他方に対して弾性を以て密着することになる単数又は複数の弾性摩擦突起を一体に形成してなる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載される棒状化粧料繰出容器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022104106A JP7168843B1 (ja) | 2022-06-29 | 2022-06-29 | 棒状化粧料繰出容器 |
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JP7168843B1 JP7168843B1 (ja) | 2022-11-10 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022104106A Active JP7168843B1 (ja) | 2022-06-29 | 2022-06-29 | 棒状化粧料繰出容器 |
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JP2989503B2 (ja) * | 1994-12-07 | 1999-12-13 | 鈴野化成株式会社 | 棒状化粧材繰出容器 |
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2022
- 2022-06-29 JP JP2022104106A patent/JP7168843B1/ja active Active
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