JP6919124B2 - 棒状化粧料繰出容器 - Google Patents
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Description
キャップ、該キャップを脱着自在に装着可能とする嵌合筒を内部に固持する軸筒からなる繰出容器本体、繰出容器本体に保持される芯筒、繰出容器本体と芯筒とで形成される空間内において、ネジ駒と噛合する押棒の先端に一体に形成された複数の爪からなるチャック部によって把持される棒状化粧料を保護筒内で出没自在に保持し、且つ一体となって軸筒の中心を貫く軸線(以下、「軸線」という。)の長手方向にスライド自在となる棒状化粧料保持ユニット、及び該棒状化粧料保持ユニットを、芯筒の後端部と保護筒の突縁との間で連結されるものであって軸線上の先端方向から、及びネジ駒の後端部と嵌合筒の内底部との間で連結されるものであって後端方向から付勢、保持してなるスプリングとから構成され、
該繰出容器本体と芯筒とは相互に回転可能となるように保持し、
該繰出容器本体と棒状化粧料保持ユニットをなすネジ駒とは、回転を規制され、軸線の長手方向にスライド自在となるように固持し、
該芯筒と、棒状化粧料保持ユニットをなす保護筒とは、回転を規制され、軸線の長手方向にスライド自在となるように固持し、
該空間内において棒状化粧料保持ユニットに対し、軸線の長手方向へのスライドによって、先端方向から芯筒の後端部と保護筒の突縁との間で連結され、又は後端方向からネジ駒の後端部と嵌合筒の内底部との間で連結されるスプリングのうち、いずれか一方が圧縮すると同時に他方が伸長するように付勢、保持してなるものである。
そして、該ネジ駒が回転することによってネジ駒の内周面に形成される雌ネジ部と噛合する雄ネジ部を外周面に形成する押棒も回転するものである。
このとき、押棒は保護筒とは回転を規制され、軸線方向にスライド自在であるので、保護筒は把持された芯筒によって回転が規制され、さらに保護筒によって押棒のチャック部も回転が規制されているので、保護筒内で該押棒の先端に形成されたチャック部は軸線上の先端方向へ前進するものとなる。
その結果、保護筒内に保持される棒状化粧料は保護筒の先端の開口より突出するので、使用に供することができる。
そして、該ネジ駒が回転することによってネジ駒の内周面に形成される雌ネジ部と噛合する雄ネジ部を外周面に形成する押棒も同方向に回転するものである。
このとき、押棒は保護筒とは回転を規制され、軸線方向にスライド自在であるが、保護筒は把持された芯筒によって回転が規制され、さらに保護筒によって押棒のチャック部は回転が規制されているので、保護筒内で該押棒の先端に形成されたチャック部は軸線上の後端方向へ後退するものとなる。
その結果、保護筒内に保持される棒状化粧料は保護筒の先端の開口より没入するので、棒状化粧料繰出容器内に収容することができる。
そのため、棒状化粧料繰出容器を落下させて衝撃が与えられた場合には、棒状化粧料保持ユニットは、芯筒及び繰出容器本体に対して軸線上の長手方向にスライド自在であるので、該棒状化粧料保持ユニットは一体となって落下方向に応じて芯筒と繰出容器本体とで形成される空間内を軸線の長手方向へスライドするとともに、芯筒の後端部と保護筒の突縁との間で連結される、又はネジ駒の後端部と嵌合筒の内底部との間で連結されるスプリングのうち、該棒状化粧料保持ユニットを軸線上のいずれか一方から付勢するスプリングを圧縮させると同時に、軸線上の他方から付勢するスプリングを伸長させるものとなる。
その結果、棒状化粧料繰出容器に与えられた衝撃は上記二つのスプリングの圧縮と伸長によって緩衝されて、保護筒内に保持される棒状化粧料の抜けや折れ等の不具合を防止することができる。
棒状化粧料保持ユニットをなし、保護筒内において押棒の先端に形成されるチャック部に把持される棒状化粧料に揮発性油分を配合するものである。
キャップと、繰出容器本体との間に弾性を有するOリング等を装着するものである。
そのため、キャップ2と、軸筒4に固持された嵌合筒5とは、キャップ2の開口部方向の内周面に周設される係止凸部2aと嵌合筒5の外周面に周設される係止凹部5aとを嵌着させることで一体となり、棒状化粧料繰出容器1内の気密性が維持されるものとなる。
まず芯筒6を把持した上で軸筒4を回転させることによって軸筒4と共に嵌合筒5も一体に回転するので、該嵌合筒5と一体となって回転する棒状化粧料保持ユニットDをなすネジ駒7も回転する。
そして、該ネジ駒7が回転することによってネジ駒7の内周面に形成される雌ネジ部7bと噛合する雄ネジ部8bを外周面に形成する押棒8も回転するものとなる。
このとき、押棒8のチャック部8aは保護筒9に回転を規制され、軸線方向にスライド自在ではあり、保護筒9は把持された芯筒6によって回転が規制され、さらに保護筒9によって押棒8のチャック部8aも回転は規制されるので、保護筒9の案内溝9b内で該押棒8の先端に形成されたチャック部8aは軸線先端方向へ前進するものとなる。
その結果、保護筒9内に保持される棒状化粧料10は保護筒9の先端の開口より突出するので、使用に供することができるものとなる。
そして、該ネジ駒7が回転することによってネジ駒7の内周面に形成される雌ネジ部7bと噛合する雄ネジ部8bを外周面に形成する押棒8も同方向に回転するものとなる。
このとき、押棒8のチャック部8aは保護筒9と回転を規制され、軸線方向にスライド自在であり、保護筒9は把持された芯筒6によって回転が規制され、さらに保護筒9によって押棒8のチャック部8aは回転が規制されるので、保護筒9の案内溝8b内で該押棒8の先端に形成されたチャック部8aは軸線先端方向へ後退するものとなる。
その結果、保護筒9内に保持される棒状化粧料10は保護筒9の先端の開口より没入して、棒状化粧料繰出容器1内に収容することができるものとなる。
その結果、棒状化粧料繰出容器1に対して与えられた衝撃は上記二つのスプリング11、12の圧縮と伸長により緩衝されるので、保護筒9内に保持される棒状化粧料10の芯抜け、芯折れ等の不具合を防止することができるものとなる。
その結果、棒状化粧料繰出容器1に対して与えられた衝撃は上記二つのスプリング11、12の伸長と圧縮により緩衝されるので、保護筒9内に保持される棒状化粧料10の芯抜け、芯折れ等の不具合を防止することができるものとなる。
2 キャップ
2a 係止凸部
3 繰出容器本体
4 軸筒
5 嵌合筒
5a 係止凹部
5b スライド溝
5c 内底部
6 芯筒
6a スライド溝
6b 後端部
7 ネジ駒
7a スライド突起
7b 雌ネジ部
7c 後端部
8 押棒
8a チャック部
8b 雄ネジ部
9 保護筒
9a スライド突起
9b 案内溝
9c 突縁
10 棒状化粧料
11 スプリング
12 スプリング
D 棒状化粧料保持ユニット
Claims (3)
- キャップ、該キャップを脱着自在に装着可能とする嵌合筒を内部に固持する軸筒からなる繰出容器本体、繰出容器本体に保持される芯筒、繰出容器本体と芯筒とで形成される空間内において、ネジ駒と噛合する押棒の先端に一体に形成された複数の爪からなるチャック部によって把持される棒状化粧料を保護筒内で出没自在に保持し、且つ一体となって軸筒の中心を貫く軸線(以下、「軸線」という。)の長手方向にスライド自在となる棒状化粧料保持ユニット、及び該棒状化粧料保持ユニットを、芯筒の後端部と保護筒の突縁との間で連結されるものであって軸線上の先端方向から、及びネジ駒の後端部と嵌合筒の内底部との間で連結されるものであって後端方向から付勢、保持してなるスプリングとから構成され、
該繰出容器本体と芯筒とは相互に回転可能となるように保持し、
該繰出容器本体と棒状化粧料保持ユニットをなすネジ駒とは、回転を規制され、軸線の長手方向にスライド自在となるように固持し、
該芯筒と、棒状化粧料保持ユニットをなす保護筒とは、回転を規制され、軸線の長手方向にスライド自在となるように固持し、
該空間内において棒状化粧料保持ユニットに対し、軸線の長手方向へのスライドによって、先端方向から芯筒の後端部と保護筒の突縁との間で連結され、又は後端方向からネジ駒の後端部と嵌合筒の内底部との間で連結されるスプリングのうち、いずれか一方が圧縮すると同時に他方が伸長するように付勢、保持してなる
ことを特徴とする棒状化粧料繰出容器。 - 棒状化粧料保持ユニットをなし、保護筒内において押棒の先端に形成されるチャック部に把持される棒状化粧料に揮発性油分を配合する
ことを特徴とする請求項1記載の棒状化粧料繰出容器。 - キャップと、繰出容器本体との間に弾性を有するOリング等を装着する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載された棒状化粧料繰出容器。
Priority Applications (1)
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JP2017077559A JP6919124B2 (ja) | 2017-04-10 | 2017-04-10 | 棒状化粧料繰出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017077559A JP6919124B2 (ja) | 2017-04-10 | 2017-04-10 | 棒状化粧料繰出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018175244A JP2018175244A (ja) | 2018-11-15 |
JP6919124B2 true JP6919124B2 (ja) | 2021-08-18 |
Family
ID=64280048
Family Applications (1)
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JP2017077559A Active JP6919124B2 (ja) | 2017-04-10 | 2017-04-10 | 棒状化粧料繰出容器 |
Country Status (1)
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2017
- 2017-04-10 JP JP2017077559A patent/JP6919124B2/ja active Active
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