JP2017007204A - 芯繰出具 - Google Patents

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Abstract

【課題】芯7への負荷を軽減して芯折れを防止することができる芯繰出具1を得る。【解決手段】円環部材18の内周面18dを軸筒本体3の外周面30cに接近させることにより、円環部材18の傾斜面18b,18cを該円環部材18と隣設する当接部31a,42c,19b,19cに摺接させて該当接部を軸心に沿った方向へ移動させながら、先口体4を弾発体17の弾発力に抗して芯繰出機構6に対して前進させ、芯繰出機構6に挟持された芯7の前端部7aを先口体4に没入させる。【選択図】図3

Description

本発明は、軸筒の内部に収容した棒状の芯を該軸筒より繰り出して先端開口部から突出させた状態で使用する芯繰出具に関したものである。
軸筒の内部に、シャープペンシルや色鉛筆やクレヨン、あるいは固形糊や口紅やリップクリームなど棒状の芯を収容し、芯の前端部を軸筒より繰り出して先端開口部から突出させた状態にして紙面などへ筆記や塗布を行う芯繰出具はよく知られている。
前記棒状の芯は、それ自体単体では外部との接触で折れやすいが、軸筒の内部に収容した状態では外部との接触がなく、芯折れを防止することができる。
しかしながら筆記や塗布を行う際には、前述の通り芯の前端部を軸筒の先端開口部から突出させる必要があり、軸筒の先端開口部から突出させる芯の前端部が長ければ長いほど、あるいは筆圧が高ければ高いほど、軸筒の先端開口部より突出した芯の前端部に負担が掛かり芯が折れやすくなることから、使用状態において芯の前端部を軸筒の先端開口部から突出させた状態でも、芯を折れ難くすることが可能な構造が求められている。
尚、前述の使用時において芯の前端部が折れてしまうという現象は、芯径が細く筆記の対象が硬い机上に置かれた紙であることが多く、また手帳への筆記など手で持って不安定な状態で使用されることが多いシャープペンシルで特に発生しやすく、その解決策を考えたシャープペンシルが、例えば特許文献1や特許文献2に記載されている。
前記特許文献1では、チャックに挟持された芯に、軸筒の軸心に沿った後方への過大な筆圧が掛かった際、その押圧力を軸筒内に配設した緩衝スプリングにて緩衝して芯折れを防止する構造のシャープペンシルが記載されている。
この構造では、シャープペンシルの軸筒を立てて筆記する場合の筆圧に対しては、軸心に沿った方向に伸び縮みする緩衝スプリングが有効に機能するが、軸筒を傾けて筆記する場合の筆圧に対しては、緩衝スプリングが有効に機能せず、芯折れを防止しきれないことがある。
前記特許文献2では、チャックに挟持された芯に、軸筒の軸心に対する斜めの筆圧が掛かった際、芯を介して口金体に作用する力によって、口金体全体を軸本体の軸心に対して傾動させ、芯折れを軽減する構造のシャープペンシルが記載されている。
この構造では、軸筒の軸心に対する斜めの筆圧が掛かった際に、口金体が傾動できる範囲内では芯折れが防止される効果があるが、口金体が傾動しきった状態で更に強い筆圧が掛かってしまった場合には、芯が折れてしまうこととなる。
前記特許文献1及び前記特許文献2のいずれもが、芯に筆圧が掛かることで当該芯を介して芯折れを防止する機能が働く構成のため、芯への負荷を避けることはできず、特に芯の前端部が先端開口から長く突出された状態では、芯が折れやすくなってしまった。
実開昭56−130874号公報 特開2010−264638号公報
本発明は、前記問題を鑑みてなされたものであって、芯への負荷を軽減して芯折れを防止することができる芯繰出具を得ることを目的とする。
本発明は、
「1.軸筒が軸筒本体と該軸筒本体の前方に配した先口体と該先口体の後方に設けた把持部とを有し、前記先口体に、前記軸筒本体の内部に配した芯繰出機構で繰り出された芯が突出する先端開口部を設け、前記把持部に、前記軸筒本体の外周面を被覆する円環部材を該軸筒本体の外周面から離間させて配し、前記円環部材の端部に該円環部材の外方から内方へ向かって内向きに傾斜する傾斜面を形成し、前記円環部材に隣設する当接部へ前記傾斜面を当接させ、前記芯繰出機構に設けた前方係止部と前記先口体に設けた後方係止部との間に弾発体を配し、前記円環部材の内周面を前記軸筒本体の外周面に接近させることにより、前記円環部材の傾斜面を該円環部材と隣設する前記当接部に摺接させて該当接部を軸心に沿った方向へ移動させながら、前記先口体を前記弾発体の弾発力に抗して芯繰出機構に対して前進させ、前記芯繰出機構に挟持された前記芯の前端部を前記先口体に没入させる構造の芯繰出具。
2.前記把持部に複数の円環部材を配し、前記複数の円環部材の間に前記軸筒本体の外周面と摺接して前後動する摺動部材を配し、前記摺動部材に前記円環部材の傾斜面と当接する当接部を設け、前記円環部材の内周面を前記軸筒本体の外周面に接近させることにより、前記円環部材の傾斜面を該円環部材と隣設した前記摺動部材に摺接させて軸心に沿った方向へ移動させる前記1項に記載の芯繰出具。
3.軸筒が軸筒本体と該軸筒本体の前方に配した先口体と該先口体の後方に設けた把持部とを有し、前記先口体に、前記軸筒本体の内部に配した芯繰出機構で繰り出された芯が突出する先端開口部を設け、前記把持部に、前記軸筒本体の外周面を被覆する円環部材を該軸筒本体の外周面から離間させて配し、前記円環部材と隣設する当接部に内方から外方へ向かって該円環部材から離れる方向に傾斜する外向きの傾斜面を形成し、前記当接部に隣設する前記円環部材へ前記傾斜面を当接させ、前記芯繰出機構に設けた前方係止部と前記先口体に設けた後方係止部との間に弾発体を配し、前記円環部材の内周面を前記軸筒本体の外周面に接近させることにより、前記当接部の傾斜面を該当接部と隣設する前記円環部材に摺接させて該円環部材を軸心に沿った方向へ移動させながら、前記先口体を前記弾発体の弾発力に抗して芯繰出機構に対して前進させ、前記芯繰出機構に挟持された前記芯の前端部を前記先口体に没入させる構造の芯繰出具。
4.前記把持部に複数の円環部材を配し、前記複数の円環部材の間に前記軸筒本体の外周面と摺接して前後動する摺動部材を配し、前記円環部材と隣設する摺動部材に内方から外方へ向かって該円環部材から離れる方向に傾斜する外向きの傾斜面を形成して当接部とし、前記円環部材の内周面を前記軸筒本体の外周面に接近させることにより、前記摺動部材の傾斜面を該摺動部材と隣設した前記円環部材に摺接させて軸心に沿った方向へ移動させる前記3項に記載の芯繰出具。」である。
本発明における芯繰出機構は、使用する芯により適宜設定することができる。シャープペンシルや色鉛筆においては、軸筒内で芯を挟持したチャックを前方へ押動することによって、チャックと共に芯を前進させて、芯を繰り出す公知構造の芯繰出機構を用いることができる。クレヨンや固形糊や口紅やリップクリームにおいては、軸筒の後方に回転可能に嵌合させた回転部材を回転することによって、軸筒の内部に配設された受皿を前進させて、受皿に押圧された芯を繰り出す公知構造の芯繰出機構を用いることができる。
本発明の芯繰出具は、円環部材の内周面が前記軸筒本体の外周面に接近することにより、先口体が前進して先端開口部から突出した芯の前端部を保護する構造であり、その動作は軸筒の把持部への把持力により行われることとなる。これは使用時において、筆圧が高くなるほど使用者が軸筒の把持部を強く握る傾向があることに着眼して案出されたものである。
また、本発明の芯繰出具は、使用する芯の強度により、先口体と芯繰出機構との間に配設する弾発体の強度を適宜設定することができ、折れやすい芯の場合には弾発力が弱い弾発体を使用して先口体を前進させやすくし、折れ難い芯の場合には弾発力が強い弾発体を使用して先口が前進し難いようにすればよい。
このように本発明の芯繰出具では、芯に筆圧が掛かることなく、軸筒の把持部への把持力で先口体を前進させて芯の前端部を保護することができることから、芯への負荷を軽減することが可能となる
尚、円環部材に隣設する当接部は、先口体や軸筒本体に設けることができる。また、円環部材に傾斜面を設けると共に円環部材に隣設する当接部にも傾斜面を設けることで、傾斜面同士が摺接する構造となり、滑らかな動作が得られやすくなる。
また、円環部材や摺動部材を複数設けることで、複数の円環部材及び摺動部材が軸心方向へ移動する量が累積され、先口体を前進させる量を多くすることが可能となる。
本発明の芯繰出具によれば、芯への負荷を軽減して芯折れを防止することができる芯繰出具を得ることができた。
本実施例のシャープペンシルの側面図である。 図1の要部断面図である。 図2の一部拡大断面図である。 要部の部品構成を示す斜視図である。 本実施例のシャープペンシルの使用状態を示す要部断面図である。 図5の一部拡大断面図である。
以下、図面を参照して本実施例のシャープペンシルについて説明をするが、本発明はシャープペンシルに限定されるものではなく、色鉛筆やクレヨンあるいは固形糊や口紅やリップクリームなど棒状の芯を用いた芯繰出具に用いることができる。
本実施例では、筆記先端部がある側を前方と表現し、その反対側を後方と表現する。また、軸筒の軸心に近い側を内方と表現し、その反対側を外方と表現する。
尚、説明を分かりやすくするために、図面中の同様の部材、同様の部分については同じ符号を付しており、請求項に該当する部材や部分などの名称が、請求項の語句と異なる場合には、括弧内に請求項記載の語句を記載してある。
以下、図1〜図3に基づいて、本実施例のシャープペンシルを説明する。シャープペンシル1は、軸筒2が、軸筒本体3と該軸筒本体3の前方に配した先口体4と該先口体4の後方に設けた把持部5とを有し、先口体4に、軸筒本体3の内部に配した芯繰出機構6で繰り出された芯7の前端部7aが突出する先端開口部4aを設けてある。
芯繰出機構6は、軸筒2の後端から突出させたノック体8を押動することにより、ノック体8に連結した芯タンク9を介して作動する。芯タンク9は、芯タンク9の開口部9aに後方部10aを挿着した筒状の連結体10を介して芯7を挟持するチャック11と連結してあり、チャック11を、ノック体8及び芯タンク9の前後動に従動するようにしてある。
前記連結体10は、前方部10bを、前端に外鍔12aと内鍔12bとを形成した中空の円筒部材12の開口部12cに挿通させており、円筒部材12は、外側面に形成した突起部12dと外鍔12aとの間に、軸筒本体3の前方部30の前方内面に形成した内段30aを係合させて固定してある。
また、円筒部材12の内鍔12bと連結体10の前端との間にはチャックスプリング13を配設してあり、円筒部材12の内鍔12bに当接したチャックスプリング13により連結体10を後方に弾発し、後端部11aが連結体10の開口部10cに嵌着されたチャック11の頭部11bを、円筒部材12の内鍔12bに当接した締リング14で締めて、芯7が筆圧で後退しないよう挟持してある。
また、軸筒本体3の前方部30の前端外面には雄螺子部30bを形成してあり、先口体4の内部に配した内先口15の後端内面に形成した雌螺子部15aに螺合してある。内先口15は、前端に芯7を挿通させる前端開口部15bを形成してあり、前端開口部15bの後方に芯7を保持する芯ホルダー15cを嵌着してある。
また、本実施例の先口体4は、先口本体41と後部筒状体42とで構成し、先口本体41の後端内面に形成した雌螺子部41aに、後部筒状体42の外面に形成した雄螺子部42aを螺合させて一体としてある。また、前記内先口15の中央外面には雄螺子部15dを形成し、外方にフランジ(後方係止部)16aを有したリング状のフランジ体16の内面に形成した雌螺子部16bと螺合してあり、先口体4の後部筒状体42の前端部(後方係止部)42bとフランジ体16のフランジ(前方係止部)16aとの間にコイルスプリング(弾発体)17を配設することにより、フランジ体16を固着した芯繰出機構6に対して先口体4が常時後方へ弾発される構造としてある。
筆記により消耗した芯7を先口体4の先端開口部4aから突出させる際には、ノック体8の押動により前進した芯タンク9で連結体10及びチャック11を前進させ、チャック11の頭部11bに外嵌した締リング14が内先口15の内面に形成した後方段部15eに当接してチャック11が開くまで、チャック11により芯7を前進させて、先口体4の先端開口部4aから芯7の前端部7aを突出させることができる。
尚、チャック11の前進は、チャック11の先端が内先口15の内面に形成した前方段部15fに当接することで規制され、芯7を繰り出した後にノック体8の押動を止めると、チャックスプリング13の弾発力で連結体10及びチャック11が後退することになるが、芯7は、再び締リング14がチャック11の頭部11bを締めるまで芯ホルダー15cで保持されるので、芯7の前端部7aが先端開口部4aから突出した状態で維持することができる。
本実施例の軸筒本体3の前方部30は、軸筒本体3の中間部31より小径に形成してあり、四個の円環部材18を、該軸筒本体3の前方部30の外周面30cを被覆するよう配し、前記四個の円環部材18の間に、軸筒本体3の外周面30cと摺接して前後動する三個の摺動部材19を配してある。円環部材18は、外方に長手部18aを有した断面等脚台形形状に形成してあり、摺動部材19は、外方に頂部19aを有した断面正三角形形状に形成してある。本実施例では、摺動部材19の断面を正三角形形状に形成したことから、前方側面(当接部)19b及び後方側面(当接部)19cは軸心に対して60度傾斜しており、前方側面(当接部)19b及び後方側面(当接部)19cに当接する円環部材18の前方脚部(傾斜面)18b及び後方脚部(傾斜面)18cも同角度で傾斜させてある。また、円環部材18に隣設する先口体4の後部筒状体42の後端部(当接部)42cも、軸心に対して60度傾斜させており、同じく円環部材18に隣設する軸筒本体3の中間部31の前端部(当接部)31aも、軸心に対して60度傾斜させている。
円環部材18の内周面18dは、軸筒本体3の前方部30の外径より大きく形成しており、軸筒本体3の外周面30cと円環部材18の内周面18dとの間に隙間S1を設けて、軸筒本体3の外周面30cから円環部材18の内周面18dを離間させて配設してある。
摺動部材19の内周面19dは、軸筒本体3の前方部30の外径より若干大きく形成しており、軸筒本体3の外周面30cと摺動部材19の内周面19dとが常時接するよう配設してある。
軸筒本体3の前方部30に配設した各円環部材18及び摺動部材19は、芯繰出機構6に対して先口体4を後方に弾発するコイルスプリング(弾発体)17によって、先口体4の後端部(当接部)42cと軸筒本体3の前端部(当接部)31aとで互いに圧接される。
次に、図4及び図5に基づいて本実施例のシャープペンシルの使用状態について説明する。シャープペンシル1は、使用時において筆圧が高くなった際に、使用者が軸筒2の把持部5を強く握ることで、図に示す通り、コイルスプリング(弾発体)17を圧縮しながら、円環部材18の内周面18dの一部が軸筒本体3の前方部30の外周面30cに当接し、円環部材18の内周面18dが軸筒本体3の外周面30cに当接した位置の反対位置には、前記隙間S1の二倍の隙間S2が生じる構造である。
この時、円環部材18の前方脚部(傾斜面)18b及び後方脚部(傾斜面)18cは、隣設して当接する摺動部材19の前方側面(当接部)19b及び後方側面(当接部)19c、先口体4の後部筒状体42の後端部(当接部)42c、軸筒本体3の中間部31の前端部(当接部)31aを、軸筒本体3の軸経方向である下方へ押圧すると共に、軸心に沿った方向へ押動する。
本実施例では、軸筒本体3の前方部30の外周面30cに四個配設した円環部材18の内、最後部に配置した円環部材18の後方脚部(傾斜面)18cが、前後動しない軸筒本体3の中間部31の前端部(当接部)31aに当接するので、軸心に沿った方向へ移動可能な円環部材18、摺動部材19、先口体4は前方へ移動することとなり、図4及び図5に示すように、芯7の前端部7aが前進した先口体4の先端開口部4aに没入して芯折れを防止することができた。
1…シャープペンシル、
2…軸筒、
3…軸筒本体、30…前方部、30a…内段、30b…雄螺子部、30c…外周面、31…中間部、31a…前端部(当接部)、
4…先口体、4a…先端開口部、41…先口本体、41a…雌螺子部、42…後部筒状体、42a…雄螺子部、42b…前端部(後方係止部)、42c…後端部(当接部)、
5…把持部、
6…芯繰出機構、
7…芯、7a…前端部、
8…ノック体、
9…芯タンク、9a…開口部、
10…連結体、10a…後方部、10b…前方部、10c…開口部、
11…チャック、11a…後端部、11b…頭部、
12…円筒部材、12a…外鍔、12b…内鍔、12c…開口部、12d…突起部、
13…チャックスプリング、
14…締リング、
15…内先口、15a…雌螺子部、15b…前端開口部、15c…芯ホルダー、15d…雄螺子部、15e…後方段部、15f…前方段部、
16…フランジ体、16a…フランジ(前方係止部)、16b…雌螺子部、
17…コイルスプリング(弾発体)、
18…円環部材、18a…長手部、18b…前方脚部(傾斜面)、18c…後方脚部(傾斜面)、18d…内周面、
19…摺動部材、19a…頂部、19b…前方側面(当接部)、19c…後方側面(当接部)、
S1…隙間、S2…隙間。

Claims (4)

  1. 軸筒が軸筒本体と該軸筒本体の前方に配した先口体と該先口体の後方に設けた把持部とを有し、前記先口体に、前記軸筒本体の内部に配した芯繰出機構で繰り出された芯が突出する先端開口部を設け、前記把持部に、前記軸筒本体の外周面を被覆する円環部材を該軸筒本体の外周面から離間させて配し、前記円環部材の端部に該円環部材の外方から内方へ向かって内向きに傾斜する傾斜面を形成し、前記円環部材に隣設する当接部へ前記傾斜面を当接させ、前記芯繰出機構に設けた前方係止部と前記先口体に設けた後方係止部との間に弾発体を配し、前記円環部材の内周面を前記軸筒本体の外周面に接近させることにより、前記円環部材の傾斜面を該円環部材と隣設する前記当接部に摺接させて該当接部を軸心に沿った方向へ移動させながら、前記先口体を前記弾発体の弾発力に抗して芯繰出機構に対して前進させ、前記芯繰出機構に挟持された前記芯の前端部を前記先口体に没入させる構造の芯繰出具。
  2. 前記把持部に複数の円環部材を配し、前記複数の円環部材の間に前記軸筒本体の外周面と摺接して前後動する摺動部材を配し、前記摺動部材に前記円環部材の傾斜面と当接する当接部を設け、前記円環部材の内周面を前記軸筒本体の外周面に接近させることにより、前記円環部材の傾斜面を該円環部材と隣設した前記摺動部材に摺接させて軸心に沿った方向へ移動させる請求項1に記載の芯繰出具。
  3. 軸筒が軸筒本体と該軸筒本体の前方に配した先口体と該先口体の後方に設けた把持部とを有し、前記先口体に、前記軸筒本体の内部に配した芯繰出機構で繰り出された芯が突出する先端開口部を設け、前記把持部に、前記軸筒本体の外周面を被覆する円環部材を該軸筒本体の外周面から離間させて配し、前記円環部材と隣設する当接部に内方から外方へ向かって該円環部材から離れる方向に傾斜する外向きの傾斜面を形成し、前記当接部に隣設する前記円環部材へ前記傾斜面を当接させ、前記芯繰出機構に設けた前方係止部と前記先口体に設けた後方係止部との間に弾発体を配し、前記円環部材の内周面を前記軸筒本体の外周面に接近させることにより、前記当接部の傾斜面を該当接部と隣設する前記円環部材に摺接させて該円環部材を軸心に沿った方向へ移動させながら、前記先口体を前記弾発体の弾発力に抗して芯繰出機構に対して前進させ、前記芯繰出機構に挟持された前記芯の前端部を前記先口体に没入させる構造の芯繰出具。
  4. 前記把持部に複数の円環部材を配し、前記複数の円環部材の間に前記軸筒本体の外周面と摺接して前後動する摺動部材を配し、前記円環部材と隣設する摺動部材に内方から外方へ向かって該円環部材から離れる方向に傾斜する外向きの傾斜面を形成して当接部とし、前記円環部材の内周面を前記軸筒本体の外周面に接近させることにより、前記摺動部材の傾斜面を該摺動部材と隣設した前記円環部材に摺接させて軸心に沿った方向へ移動させる請求項3に記載の芯繰出具。
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