JP2023552295A - 注ぎ口プラグシール - Google Patents

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Abstract

Figure 2023552295000001
本発明は、注ぎ口付き容器用の注ぎ口プラグシール(10)に関し、注ぎ口プラグシール(10)は、注ぎ口付き容器の注ぎ口ソケットに配置するための注ぎ口プラグ(11)を有し、注ぎ口プラグ(11)は取り付け工具を挿入するためのプラグ凹部(16)を有し、プラグ凹部(16)は少なくとも一つの通気開口(23)が設けられる凹部底(15)を有する。注ぎ口プラグ(11)には、プラグ凹部(16)内に配置される通気プラグ(12)であって、そのねじボルト(13)が凹部底(15)に形成された受け穴(14)の内ねじ(39)に適合し、操作ユニット(35)が設けられ且つ通気プラグ(12)の閉位置で通気開口(23)を封止するためにねじボルト(13)に接続される蓋ディスク(29)を有する通気プラグ(12)が設けられる。

Description

本発明は、注ぎ口付き容器用の注ぎ口プラグシールに関し、この注ぎ口プラグシールは、注ぎ口付き容器の注ぎ口ソケットに配置するための注ぎ口プラグを有し、注ぎ口プラグは、取り付け工具を挿入するためのプラグ凹部を有する。
前記のような注ぎ口プラグシールは、樽として形成される注ぎ口付き容器にも、中型容量容器(IBC)の内部容器として形成される注ぎ口付き容器にも使用される。注ぎ口プラグは閉じた凹部底または気体入れ換え機構を有する凹部底を有し、この気体入れ換え機構は、注ぎ口付き容器に収容される液体の性質によって、必要に応じて容器の周囲との圧力補正を行うために容器内部の換気および脱気を可能にするものである。
注ぎ口ソケットの凹部底の具体的な実施態様にかかわらず、容器に収容された液体を取り出して容器内部の十分な換気を可能にするために注ぎ口付き容器を空にする目的で、注ぎ口プラグは、一般に容器の側面に形成されている取り外しユニットを用いて、一般に容器の上面に配置されている注入開口から取り外される。
実際には、容器内部を換気するために注ぎ口ソケットの開口の全断面積を利用できるように、注ぎ口ソケットにねじで接続されている注ぎ口プラグが、注ぎ口プラグのプラグ凹部に挿入された取り付け工具を用いて注ぎ口ソケットからねじを緩めて外される。
この公知の換気手段を実施するためには適宜使用できる状態に保っておかねばならない取り付け工具が必要であるということとは別に、特に注ぎ口付き容器に収容された液体の一部を複数回取り出す場合には、注ぎ口ソケットと注ぎ口プラグが相互に係合するねじ部および注ぎ口ソケットと注ぎ口プラグの間に挿入したシールが摩耗することがある。さらに、注ぎ口ソケットの開口断面積が大きいため、容器の内部に異物が侵入するおそれがある。また、注ぎ口ソケットから注ぎ口プラグを完全に取り外すために液体の取り出し後に注ぎ口プラグを注ぎ口ソケットに再びねじ込むことができるように、注ぎ口付き容器からの液体の取り出し中に注ぎ口プラグを適切に保管することも必要である。
以上の説明から、液体の取り出し中にこれまで行われていた注ぎ口付き容器の換気が、多大な労力を伴うものであり、容器を換気するには相応の注意を要することが明らかである。
そこで、本発明の目的は、注ぎ口付き容器から液体を取り出すために必要な容器の換気を大いに実施しやすくする注ぎ口プラグシールを提案することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する本発明に係る注ぎ口プラグシールによって達成される。
本発明に係るプラグシールのプラグ凹部は、少なくとも1つの通気開口が設けられた凹部底を有し、注ぎ口プラグには、プラグ凹部に配置され且つ凹部底に形成された受け穴の内ねじに適合するねじボルトと、操作ユニットが設けられ且つ通気プラグの閉位置で通気開口を封止するためにねじボルトに接続される蓋ディスクとを有する通気プラグが設けられる。
本発明に係る注ぎ口プラグに形成されている通気プラグによれば、注ぎ口プラグを取り付け工具によって注ぎ口ソケットから取り外す必要がなく、内部容器の換気が可能になる。代わりに、凹部底に形成される通気開口を通気プラグが閉位置のときに覆う蓋ディスクが凹部底から持ち上がる程度に通気プラグのねじを受け穴から緩めると、注ぎ口付き容器の容器内部を換気するのに十分である。この場合、空気は、蓋ディスクの周縁とプラグ凹部の内壁との間に形成される通気隙間から、または蓋ディスクに形成され且つ凹部底に形成された通気開口と重ならない開口部から、容器内部に入ることができる。
蓋ディスクに形成された操作ユニットによれば、工具を使用する必要なく、通気プラグの動作、つまり通気プラグのねじボルトを凹部底に形成された受け穴からねじを緩めて外すことも、通気プラグの受け穴へねじ込むことも、両方を行うことができる。蓋ディスクを凹部底部から持ち上げるだけで容器内部を換気できるので、前述したように、通気プラグはその換気位置で注ぎ口プラグに接続されたまま保持できる。
好ましくは、ねじボルトと受け穴との間にプリロード力が働くように、受け穴の壁面に支持されるばね部材をねじボルトが有し、またはねじボルトの壁面に支持されるばね部材を受け穴が有する。
通気プラグのねじボルトまたは凹部底の受け穴に形成されたばね部材により、ねじ係合に十分な自己ロックを確立する必要なく、ばね部材によりねじボルトと受け穴との間に形成される摩擦係合によって、通気プラグを凹部底において所定の軸方向位置にすることができる。したがって、換気プラグを閉位置から凹部底と蓋ディスクとの間の距離が最大になる最大開位置へ最小限の回転数で移動させるために、ねじボルトのねじ山または受け穴の内ねじを非常に急な角度で形成できる。さらに、ねじボルトのねじ山と受け穴の内ねじとの間の摩擦でロックされる位置決めがばね部材で行われることにより、作業者の選択した通気プラグの開位置が、容器の振動のような外部の作用に影響されて通気プラグが重力でその閉位置へ移動するのを防ぐことができる。通気プラグの開位置と同様に、通気プラグの閉位置もばね部材による摩擦係合によって定められる。
有利な実施形態では、ばね部材がねじボルトまたは受け穴の壁面に形成され、前記壁面がねじ面によって形成されて、ばね部材がねじボルトまたは受け穴に組み込まれるように構成できる。
ばね部材が、ねじボルトに形成され且つねじボルトのねじ芯部から径方向へ突出するタブヘッドを有する少なくとも1つのばねタブを有する場合、ばね部材はねじボルトと一緒に共通の製造工程で製造できる。
ねじボルトの共通の水平面にタブヘッドが配置された複数のばねタブをばね部材が有する場合、受け穴でのねじボルトの径方向摩擦係合支持を実現でき、その支持はねじボルトの周方向の全体に分布する。
ばねタブは、ボルトのねじ山と受け穴の内ねじとの間のねじ係合が影響を受けないように、ねじボルトの下端に配置することが好ましい。
ばね部材をねじボルトのねじ部または受け穴の内ねじに形成すると、ねじボルトまたは受け穴を理想的に簡潔な実施形態にする観点で特に効果的である。このように、ばね部材がねじの構成要素になり、したがって2つの機能を有する。
特に好ましくは、柔軟性を有する弾性タブ部を形成する機能をねじ芯部が果たし、ねじ芯部から径方向へ突出するタブヘッドを形成する機能をねじ自体が果たすように、ばね部材はねじ部分に形成された少なくとも1つのばねタブを有し、前記ばねタブはねじ部に形成された径方向のねじ突部を有する。
特に有利なことに、その結果として、タブヘッドとそれに隣接するねじ部との間に連続的な移行部が形成され、タブヘッドがねじ機能に与える影響は可能な限り小さい。
好ましくは、蓋ディスクは、プラグ凹部内の蓋ディスクの軸方向の相対移動が、一方の側では凹部底によって制限され、他方の側ではカウンターロック部材によって制限されて、カウンターロック部材によって通気プラグの最大開位置が定められるように、プラグ凹部内に配置されるカウンターロック部材と相互作用するロック部材を有する。
好ましくは、カウンターロック部材は、プラグの凹部の内壁に配置され且つプラグ凹部に挿入されるシールキャップの係合部材に形成される環状のロック突部と組み合わされるように形成されるカウンターロック要素を有する。
この実施形態により、プラグ凹部へのアクセスの不正操作をできなくするシールキャップと組み合わせるためにプラグ凹部の内壁に形成できるカウンターロック要素を、通気プラグの最大開位置を定めるために使用することもできる。
注ぎ口付き容器の容器内部を換気および脱気するために凹部底に形成された気体入れ換え機構を注ぎ口プラグが有する注ぎ口プラグシールの特定の実施形態では、通気プラグが気体入れ換え機構の一体の構成要素を形成するように、受け穴に配置されたねじボルトが、気体入れ換え開口を形成するための気体入れ換え穴として機能する通路を有する。
図1は、通気プラグが注ぎ口プラグ内に配置された状態での注ぎ口プラグシールの斜視図である。 図2は、通気プラグを閉位置にした状態での、図1に示された注ぎ口プラグシールのII-II線断面図である。 図3は、通気プラグを開位置にした状態での、図2に示された注ぎ口プラグシールを示す。 図4は、図1に示された注ぎ口プラグの底面図である。 図5は、図2に対応する図であり、通気プラグを閉位置にした状態での注ぎ口プラグシールの他の実施形態を示す図である。 図6は、図1~図3に示された注ぎ口プラグシールの実施形態の通気プラグの断面図である。 図7は、図5に示された注ぎ口プラグシールの実施形態の通気プラグの断面図である。 図8は、図2に対応する図であり、他の実施形態で通気プラグを閉位置にした状態での注ぎ口プラグシールを示す図である。 図9は、通気プラグが開位置に配置された状態の図8の注ぎ口プラグシールを示す図である。 図10は、図2に対応する図であり、通気プラグを閉位置にした状態での他の実施形態の注ぎ口プラグシールを示す。 図11は、図8に示された通気プラグを単独で示す図である。 図12は、図10に示された通気プラグを単独で示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照してさらに詳細に説明する。
図1は、特に図2に示すように、注ぎ口プラグ11に配置されるとともにそのねじボルト13が受け穴14に挿入される通気プラグ12を有する第1実施形態の注ぎ口プラグシール10を示し、前記受け穴14は、注ぎ口プラグ11に形成されたプラグ凹部16の凹部底15に位置する。
注ぎ口プラグ11はその周壁17に注ぎ口プラグねじ18を備えており、この注ぎ口プラグねじ18によって、注ぎ口プラグ11を、特に注ぎ口付きの樽として形成される注ぎ口付き容器に配置される注ぎ口ソケット(さらには図示せず)にねじ込むことができる。さらに、注ぎ口プラグ11をねじ蓋に形成された注ぎ口ソケットにねじ込むことも可能であり、ねじ蓋は、中型容量容器(IBC)の注ぎ口ソケットに比べて大きな注入口を封止する機能を有する。
注ぎ口プラグ11に形成されたプラグ凹部16は、注ぎ口プラグ11を各注ぎ口ソケットにねじ込むか、または各注ぎ口ソケットからねじを緩めて取り外すことのできる工具を挿入する機能を果たす。壁凹部20は、工具に形成されたドライバ(さらには図示せず)を壁凹部20に係合させて、ドライバと内壁19の壁凹部20によって形成されたストッパ本体22の停止面21との間でトルクを伝達できるようにするために、工具を係合させるためのプラグ凹部16の内壁19に形成されている。
さらに図2に示すように、凹部底15には受け穴14に加えて通気開口23が設けられる。この場合の前記通気開口23は(図4にも示すように)、凹部底15に形成された円筒形の縁ウェブ25が、スポーク状に配置された径方向の連結ウェブ26を介して凹部底15のスリーブ状のハブ27に連結されることによって形成される4つの開口部分24を有する。前記ハブ27には、通気プラグ12に形成されたねじボルト13の外ねじ28とねじ係合する機能を果たす内ねじ39が設けられた受け穴14が形成される。
特に図6に示すように、通気プラグ12は、ねじボルト13に接続され且つ図2に示された通気プラグ12の閉位置において通気開口23を封止する機能を果たす蓋ディスク29を有する。閉位置において、蓋ディスク29は凹部底15に接し、蓋ディスク29の下面に形成された周溝31には、通気開口23の開口縁30と蓋ディスク29との間の空間を封止するためのシール32が配置されている。
蓋ディスク29は、ロック部材33として形成され且つ(通気プラグ12が開位置で示されている図2および図3とを比較すると明らかなように)ロック部材33がプラグ凹部16の内壁19の壁凹部20の領域に配置されたカウンターロック要素34に当接することによって通気プラグ12の最大開位置を定める周縁部を有する。カウンターロック要素34が、通気プラグ12のねじボルト13が受け穴14の内ねじにまだ係合している通気プラグ12の最大開位置を制限するため、通気プラグ12はその最大開位置に明確に定められ、注ぎ口プラグ11に拘束された状態で連結される。
注ぎ口プラグ11のプラグ凹部16に通気プラグ12を取り付ける間に、ねじボルト13が受け穴14にねじ込まれ、プラグ凹部16の内壁19に形成されているカウンターロック要素34は、前記ねじボルト13をねじ込む過程でロック部材33が弾性変形することにより乗り越えることができる。
取り付け工程を実施するため、そして通気プラグ12を図2に図示された閉位置から図3に図示された開位置に移動させるため、蓋ディスク29にはその上面に操作ユニット35が設けられている。この操作ユニットは、特に図1に示されるように、この例では2つの把持ウェブ37を備え、これらは互いに反対側に配置されて互いに間隙36で分離されている。把持ウェブ37の間に形成された間隙36は、工具と係合させるために、つまり、特にドライバを用いて特にプラグ凹部16への通気プラグ12の取り付けを容易にするために使用される。
図1~図3に図示された注ぎ口プラグシール10の実施形態において、この注ぎ口プラグシール10には、図2に示された閉位置または図3に図示された開位置における通気プラグ12の機能または配置とは無関係に、注ぎ口プラグ11で封止された注ぎ口付き容器の容器内部を連続的に換気および脱気する機能をする気体入れ換え機構38を備えている。
気体入れ換え機構38を形成するために、凹部底15に形成され且つ受け穴14を形成するハブ27は、その下端に気体入れ換えモジュール40を備えている。前記気体入れ換えモジュール40は、ハブ27の下端に挿入される膜カートリッジ41と、ハブ27の下端を覆うスプラッシュガード42を有する。さらに、通気プラグ12のねじボルト13および通気プラグ12の蓋ディスク23には、通気プラグ12の位置に関係なく、気体入れ換え穴43および気体入れ換えモジュール40を介して連続の気体入れ換えを可能にするように、連続気体入れ換え穴43が設けられている。
図5は他の実施形態の注ぎ口プラグシール50を示し、この注ぎ口プラグシール50は注ぎ口プラグシール10と同一の注ぎ口プラグ11を有する。注ぎ口プラグシール50は、注ぎ口プラグシール10とは逆に、プラグ凹部16内に位置する通気プラグ51を有し、通気プラグ51は、特に図7に示すように連続気体入れ換え穴43を有さず、ねじボルト52に形成され且つ蓋ディスクによって形成される穴底54を有する止まり穴53のみを有する。
図6および図7にそれぞれ示された通気プラグ12および51を直接比較すると、通気プラグ12および51の実施形態における唯一の違いは、通気プラグ12が通気プラグ12に連続して形成された気体入れ換え穴43を備えているのに対し、通気プラグ51がねじボルト52に止まり穴53しか有していないことであることが分かる。これに対応して、ねじボルト13とねじボルト51のいずれも、気体入れ換え穴43と止まり穴53のためにそれぞれねじ付きスリーブ44を形成し、ねじ付きスリーブ44は、図示された実施形態ではねじボルト13または52の下端に形成されたばね部材55を有する。
ばね部材55は、それぞれ、ねじボルト13、52の壁面に形成され、前記壁面はねじ面56によって形成され、ばね部材55はこの例ではねじボルト13、52の周上に均一に分散配置される4つのばねタブ57を有する。前記ばねタブ57は、それぞれ、ねじ付きスリーブ44の一部分によって形成されて、ねじボルト13、52のねじ芯部58から径方向突出量rで突き出す。各径方向突出量rは、この例のばねタブ57の先端に形成されるタブヘッド59により形成される。この一部分によって形成されるばねタブ57は、このばねタブ57が独立して径方向の動きを行うことができるように、互いに間隙60を隔てて分離されている。
図2、図3、および図5に示すように、共通の水平面内に配置されるタブヘッド59の少なくとも1つは、受け穴14内の通気プラグ12または51の相対位置にかかわらず、ねじ芯部58に形成されるタブヘッド59の突出量rによりねじ部61および62に弾性プリロード力Fを加えるので、ねじボルト13、52の外ねじ28と受け穴14の内ねじ39との間に生じる摩擦力にかかわらず、径方向のプリロード力により通気プラグ12、51がいかなる軸方向位置にあっても通気プラグ12、51が固定される。したがって、ねじボルト13,52の外ねじ28と受け穴14の内ねじ39とのねじ係合を、そのねじ係合が可能な限り円滑に行われるように構成することが可能になる。
ばね部材55の有利な効果により、ねじボルト13,52の外ねじ28と受け穴14の内ねじ39との間のねじ係合における自己ロック効果は、受け穴14における通気プラグ12,51の軸方向位置を固定するのに必要ではなく、通気プラグを最小の回転数でその開位置から閉位置へ、およびその逆へ移動させることができるように、外ねじ28と内ねじ27との間の係合面を最小にすることができる。言い換えると、外ねじ28および内ねじ39を、対応する短いねじを有するできるだけ急な形状に形成できる。
また、ねじ係合に大きな遊びが存在する場合であっても、通気プラグ12、51の機能の低下がばね部材55により防止される。このことは、ねじ係合の遊びが不十分であると通気プラグ11、51が受け穴14内で動かなくなり得るような、注ぎ口プラグシール10、50の設けられる注ぎ口付き容器が大きな温度変動を受けるときに特に有利である。
図11および図12に、さらに他の実施形態として通気プラグ63および64が示されており、通気プラグ63は、その機能において、図6に図示された通気プラグ12に対応し、通気プラグ64は、その機能において、図7に図示された通気プラグ51に対応している。
注ぎ口プラグシール73を示す図8および図9に示されているように、通気プラグ63は、注ぎ口プラグ11と組み合わされる機能を有し、ねじ付きスリーブ44として形成され且つ連続気体入れ換え穴43が設けられるねじボルト65を通気プラグ12に対応して備えている。さらに、通気プラグ63には、シール32を受けるための周溝31を下面に有する蓋ディスク29が通気プラグ12に対応して設けられている。周溝31に加えて、蓋ディスク29の下面に隣接するねじボルト65の上端にはさらなる周溝66が設けられ、この周溝66は、図8および図9に示すように、この例ではOリングとして形成されるさらなるシール67を受け入れる機能を有する。図8を用いることで理解できるように、さらなるシール67の機能は、特に図4に示すように、受け穴14と、開口部分24で構成される通気開口23との間のシールを可能にすることである。
通気プラグ63には、ねじボルト65の周上で均等に分布する4つのばねタブ69を有するばね部材68がねじボルト67の下端に設けられ、前記ばねタブ69はそれぞれ、ねじ付きスリーブ44として形成されるねじボルト65の一部分によって形成されている。ばねタブ69は、通気プラグ12のばねタブ57とは逆に、下側ねじ部70に形成され、且つ通気プラグ12のばね部材55のタブヘッド59と同様に水平面に配置されずにねじ部70の経路に応じて螺旋方向に伸びる径方向のねじ突部71を有する。
図8~図10より分かるように、径方向に作用する弾性プリロード力Fは、ねじボルト65と受け穴14との間に形成されるねじ係合において径方向のねじ突部71によって作用し、通気プラグ63は、ねじボルト65の外ねじ28の上側ねじ部71と受け穴14の内ねじ39との間に生じる摩擦力に関係なく、径方向のプリロード力Fのために、通気プラグ63の任意の軸方向位置で受け穴14に下側ねじ部70において固定される。
図11および図12にそれぞれ図示された通気プラグ63および64を直接比較すると、通気プラグ63および64の実施形態における唯一の違いは、通気プラグ63には気体入れ換え穴43が連続して形成されているのに対し、通気プラグ64が、ねじボルト75の止まり穴53しか有さず、したがって図10に示されるように、気体入れ換え機構38を有さない注ぎ口プラグ11と組み合わせて注ぎ口プラグシール74を形成するように機能することである。

Claims (11)

  1. 注ぎ口付き容器の注ぎ口ソケットに配置するための注ぎ口プラグ(11)を有し、前記注ぎ口プラグ(11)が取り付け工具を挿入するためのプラグ凹部(16)を有する、注ぎ口付き容器用の注ぎ口プラグシール(10、50、73、74)であって、
    前記プラグ凹部(16)は少なくとも1つの通気開口(23)が設けられた凹部底(15)を有し、
    前記注ぎ口プラグ(11)には、前記プラグ凹部(16)内に配置される通気プラグ(12、51、63、64)であって、前記凹部底(15)に形成される受け穴(14)の内ねじ(39)に適合するねじボルト(13、52、65、75)と、操作ユニット(35)が設けられ且つ前記通気プラグ(12、51、63、64)の閉位置で前記通気開口(23)を封止するために前記ねじボルト(13、52、65、75)に接続される蓋ディスク(29)と、を有する通気プラグ(12、51、63、64)が設けられることを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  2. 請求項1に記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記ねじボルト(13、52、65、75)と前記受け穴(14)との間にプリロード力Fが作用するように、前記受け穴(14)の壁面に対して支持されるばね部材(55、68)を前記ねじボルト(13、52、65、75)が有するか、または前記ねじボルト(13、52、65、75)の壁面に対して支持されるばね部材を前記受け穴(14)が有することを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  3. 請求項2に記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記ばね部材(55、68)は、前記ねじボルト(13、52、65、75)または前記受け穴(14)の壁面に形成され、前記壁面がねじ面(56)により形成されることを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  4. 請求項3に記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記ばね部材(55)は、前記ねじボルト(13、52)に形成され且つ前記ねじボルト(13、52)のねじ芯部(58)から径方向に突出するタブヘッド(59)を有する少なくとも1つのばねタブ(57)を有することを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  5. 請求項4に記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記ばね部材(55)は、そのタブヘッド(59)が前記ねじボルト(13、52)の共通の水平面に配置された複数のばねタブ(57)を有することを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  6. 請求項5に記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記ばねタブ(57)が前記ねじボルト(13、52)の下端に配置されることを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  7. 請求項3に記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記ばね部材(68)は、前記ねじボルト(65)のねじ部(70)または前記受け穴(14)の内ねじ(39)に形成されていることを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  8. 請求項7に記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記ばね部材(68)は、ねじ部(70)に形成された少なくとも1つのばねタブ(69)を有し、前記ばねタブ(69)は、前記ねじ部に形成された径方向ねじ突部(71)を有することを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記蓋ディスク(29)は、前記プラグ凹部(16)内に配置されるカウンターロック部材と相互作用をするロック部材(33)を有し、プラグ凹部(16)内の蓋ディスク(29)の軸方向の相対移動が、一方の側では凹部底(15)によって制限され、他方の側では前記カウンターロック部材によって制限されることを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  10. 請求項9に記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記カウンターロック部材は、前記プラグ凹部(16)の内壁(19)に配置され且つ前記プラグ凹部(16)に挿入されるシールキャップの係合部材に形成される環状のロック突部と組み合わされるように形成されるカウンターロック要素(34)を有することを特徴とする注ぎ口プラグシール。
  11. 請求項1から10のいずれか1つに記載の注ぎ口プラグシールにおいて、
    前記注ぎ口プラグ(11)は、前記注ぎ口付き容器の内部を換気および脱気するために前記凹部底(15)に形成された気体入れ換え機構(38)を有し、前記気体入れ換え機構(38)は、前記凹部底(15)に配置される気体入れ換え開口を有し、前記受け穴(14)に配置される前記ねじボルト(13、65)は、前記気体入れ換え開口を形成する気体入れ換え穴(43)として機能する通路を有することを特徴とする注ぎ口プラグシール。
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