JP2023513262A - スパッタリングされたマグネシウム源を使用して窒化ガリウム材料中のマグネシウムを拡散させるための方法およびシステム - Google Patents

スパッタリングされたマグネシウム源を使用して窒化ガリウム材料中のマグネシウムを拡散させるための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

ドープ窒化ガリウム(GaN)層を形成する方法は、窒化ガリウム層を含む基板構造を提供することと、ドーパント源層を窒化ガリウム層上に形成することと、ドーパント源層の上にキャッピング構造を堆積することとを含む。この方法はまた、基板構造をアニールして窒化ガリウム層にドーパントを拡散させることと、キャッピング構造およびドーパント源層を除去することと、拡散されたドーパントを活性化することとを含む。【選択図】図7

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、2020年2月11日に出願された米国仮特許出願第62/975,075号の優先権を主張し、その開示は、あらゆる目的のためにその全体が参照により本明細書に組み込まれる。
[0002]窒化ガリウム系半導体デバイス、例えばp-nダイオード、p-i-nダイオード、ショットキーダイオード、高電子移動度トランジスタ(HEMT)は、ソーラーインバータ、小型電源(例えば、力率改善回路またはPFC)、スイッチモード電源(SMPS)、モータ駆動装置、RF電力増幅器、ソリッドステート照明(SSL)、スマートグリッド、および自動車モータ駆動システムなどの様々な電力システムに適用することができる。したがって、当技術分野では、窒化ガリウム系半導体デバイスの形成に関連する改善された方法およびシステムが必要とされている。
[0003]本発明の実施形態は、半導体材料に関する。より詳細には、スパッタリングされたマグネシウム源の、マグネシウムを窒化ガリウム材料中に拡散させるための使用に関する方法およびシステムが本発明の実施形態によって提供される。
[0004]本発明の一実施形態によれば、p型窒化ガリウム層を形成する方法が提供される。方法は、アンドープ窒化ガリウム層を含む基板構造を提供することと、マグネシウムを含むドーパント源をアンドープ窒化ガリウム層上にスパッタリングすることと、ドーパント源の上にキャッピング構造を堆積することとを含む。この方法はまた、基板構造をアニールしてアンドープ窒化ガリウム層にマグネシウムを拡散させることと、キャッピング構造およびドーパント源を除去することと、拡散されたマグネシウムを活性化してp型窒化ガリウム層を形成することとを含む。
[0005]本発明の別の実施形態によれば、ドープ窒化ガリウム層を形成する方法が提供される。方法は、窒化ガリウム層を含む基板構造を提供することと、ドーパント源層を窒化ガリウム層上に形成することと、ドーパント源層の上にキャッピング構造を堆積することとを含む。この方法はまた、基板構造をアニールして窒化ガリウム層にドーパントを拡散させることと、キャッピング構造およびドーパント源層を除去することと、拡散されたドーパントを活性化することとを含む。
[0006]本発明の方法により、従来技術を上回る多くの利点が達成される。例えば、本発明の実施形態は、デバイス製造のためにマグネシウムをGaNに拡散させる方法およびシステムを提供する。本明細書に記載の方法およびシステムは、様々な光学、電子、および光電子デバイスに適用可能である。本発明のこれらの実施形態および他の実施形態は、その利点および特徴の多くと共に、以下の本文および添付の図面と併せてより詳細に説明される。
本発明の一実施形態によるGaN基板を示す簡略化断面図である。 本発明の一実施形態によるGaN基板およびマグネシウム源を示す簡略化断面図である。 本発明の一実施形態によるマグネシウム拡散源を製造するための簡略化プロセスフローである。 本発明の別の実施形態によるマグネシウム拡散源を製造するための簡略化プロセスフローである。 本発明の一実施形態によるキャッピングされたGaN基板を示す簡略化断面図である。 本発明の一実施形態による、アニールプロセス後のGaN基板構造を示す簡略化断面図である。 本発明の一実施形態によるGaN基板およびMg-GaN層を示す簡略化断面図である。 本発明の一実施形態によるGaN基板およびp型ドープGaN層を示す簡略化断面図である。 本発明の一実施形態によるマグネシウムを用いたAlGaNのドーピングを示すプロットである。 本発明のいくつかの実施形態による設計基板構造を示す簡略化した概略図である。 本発明の一実施形態によるp型GaN層の形成方法を示す簡略化フローチャートである。
[0018]窒化ガリウム(GaN)は、様々な光学、電子、および光電子用途に適した広く使用されているIII-V族材料系である。マグネシウムはイオン化エネルギーが最も小さいアクセプタ型ドーパントであるため、GaNでは、マグネシウムドーピングによってp型ドーピングを達成することができる。しかしながら、マグネシウムドーピングは、いくつかの課題に関連している。第1に、水素によるマグネシウムドーパントの不動態化である。水素は、中性のMg-H錯体を生成する。さらに、大きなイオン化エネルギー(約200meV)がマグネシウムドーピングに関連する。さらに、注入が使用される場合、注入は、アニールするのが困難な、表面分解による損傷を引き起こす可能性がある。表面分解が起こると、損傷がアニールされる温度で補償ドナーが生じる。さらに、表面分解は、マグネシウムが拡散することが知られている温度で補償ドナーを生成し得るので、拡散は表面分解によって妨害され得る。
[0019]本発明は、概して、窒化ガリウム材料中の拡散によってドープ領域を形成する方法に関する。ドーピングは、その電気的特性を変化させるために、不純物を意図的に半導体材料に導入するプロセスを指す。ドーピングは、例えば、拡散またはイオン注入のいずれかによって達成することができる。拡散プロセスでは、半導体ウェハを高温石英管炉内に保持し、適切なガス混合物を通過させることができる。ドーパント源は、気体源、液体源、または固体源であり得る。拡散係数は、例えば
Figure 2023513262000002
の形式で温度に指数関数的に依存してもよく、式中、kはボルツマン定数、Tは温度、Eは活性化エネルギーである。
[0020]図1~図6Bを参照すると、本発明の実施形態によるp型ドープGaN層(例えば、マグネシウムドープGaN層)を形成する方法が示されている。
[0021]図1は、本発明の一実施形態によるGaN基板110を示す簡略化断面図である。図1において、GaN基板110は、1つ以上の材料、例えば、アンドープまたはドープGaN基板、1つ以上のGaN層を有するサファイア基板、1つ以上のGaN層を有する炭化シリコン素基板、1つ以上のGaN層を有するシリコン基板、1つ以上のGaN層を有する酸化ガリウム基板、またはそれらの組み合わせを含むことができる。一例として、GaN基板110は、バルク基板、エピタキシャルに成長したバッファ層、およびアンドープGaNエピタキシャル層を含むことができる。GaN基板110は、図8に示すような設計基板構造であってもよい。設計基板構造が利用される場合、それは、セラミック系の基板を、その上に形成された薄いシリコン(Si)層と共に含むことができる。したがって、GaN基板110は、GaNからなるバルクGaN基板に限定されず、1つ以上のGaN層を含む基板である。GaN層という用語は、AlGa1-xN層を含み(x≧0)、GaN層とAlGaN層の両方を含む基板構造を含む。本明細書に記載の様々な基板は、エピタキシャル成長のための表面を提供する。
[0022]その後の処理のためのGaN基板110を調製するために、一回以上の洗浄動作を実行することができる。一例として、成長および/または処理表面から有機残留物を除去するために有機洗浄を行うことができる。HSO/HまたはOプラズマを含む、様々な溶媒をこの洗浄プロセス中に利用することができる。さらに、成長および/または処理表面から有機残留物を除去するために金属洗浄を行うことができる。HCl/HまたはHClを含む、様々な溶媒をこの洗浄プロセス中に利用することができる。さらに、成長および/または処理表面に存在する酸化物を除去するために、酸化物除去プロセスを実行することができる。この洗浄プロセス中に、湿式洗浄(HClまたはHF)および/または乾式洗浄(例えば、Clベースのプラズマの使用)を含む、様々な酸化物除去プロセスを利用することができる。
[0023]いくつかの実施形態では、表面調製プロセスは、有機洗浄、金属洗浄、次いで酸化物除去の3段階プロセスである。他の実施形態では、これらの洗浄プロセスの1つまたは複数は利用されない。本明細書に記載されるように、1つまたは複数の洗浄プロセスは、以下でより十分に記載されるドーパント源またはキャッピング構造が結合することができる無垢の表面と、マグネシウム拡散に対するバリアを与えない表面とを提供する。
[0024]図2は、本発明の一実施形態によるGaN基板およびマグネシウム源を示す簡略化断面図である。図2を参照すると、一実施形態では、マグネシウム源210は、GaN基板110上にスパッタリングされてマグネシウム拡散源を提供する。本発明の様々な実施形態によれば、マグネシウム源210は、約1nm~20nm、例えば5nm~15nmの範囲の厚さを有するスパッタリングされたマグネシウム金属層、または厚さ20nmのマグネシウム金属層;約10nm~50nm、例えば20nm~50nmの範囲の厚さを有するスパッタリングされたMgF層;AlNをMgと共スパッタリングすることによって形成することができるAlN-Mg源であり得る。このAlN-Mg源中のマグネシウム濃度は、>1×1019cm~10%のマグネシウム濃度であり得る。AlN-Mg源の厚さは、10nm~100nmの範囲であり得る。AlN-Mg源は、AlNおよびMgの両方を別々のスパッタリング源から同時にスパッタリングすることによって形成することができる。他の実施形態では、スパッタリング以外の他の堆積技術を使用してマグネシウム源210を形成する。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0025]以下でより十分に説明するように、マグネシウム源210は、拡散によって形成されたドープ領域を用いて光学、電子、および光電子デバイスを製造する際に使用することができる拡散源を提供する。本発明者らが、上述の薄層がマグネシウム拡散の向上をもたらすと判断したことに留意すべきである。本発明の実施形態を限定するものではないが、本発明者らは、薄層(例えば、数ナノメートルから数十ナノメートルのマグネシウム源、例えば、スパッタリングされたマグネシウム源)によってGaN分解をより正確に制御できると考えている。本発明の実施形態を限定するものではないが、本発明者らは、マグネシウム源210の厚さが増加するにつれて、源層がバルク材料のように挙動し、以下でより完全に説明するキャッピング構造の有効性を低下させると考えている。
[0026]図3Aおよび図3Bは、図2に示すマグネシウム源210を形成する2つの方法を示す。パターン化源領域を提供する能力は、多種多様な半導体デバイスプロセスフローへの統合を可能にする。
[0027]図3Aは、本発明の一実施形態によるマグネシウム拡散源を製造するための簡略化プロセスフローである。図3Aでは、リフトオフベースの源パターニングプロセスを使用してマグネシウム拡散源を形成する。フォトレジスト層310をGaN基板110上に堆積し、パターニングして、1つまたは複数の開口部を提供する。図2に関連して説明したマグネシウム源の1つであり得るマグネシウム拡散源は、例えばスパッタリングを使用して堆積され、フォトレジスト層310上に領域320および324を形成し、GaN基板110上にマグネシウム拡散源領域322を形成する。リフトオフプロセスを使用してフォトレジスト層310ならびにフォトレジスト層310上の源領域320および324を除去すると、マグネシウム拡散源領域322がGaN基板上に所望のパターニングで形成される。一例として、ドープ領域を利用するデバイスは、このリフトオフプロセスを利用することができる。
[0028]単一のマグネシウム拡散源322が図3Aに示されているが、製造される特定のデバイスに適切であるように複数のマグネシウム拡散源が形成され得ることは当業者には明らかであろう。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0029]図3Bは、本発明の別の実施形態によるマグネシウム拡散源を製造するための簡略化プロセスフローである。図3Bでは、エッチングベースの源パターニングプロセスを使用してマグネシウム拡散源を形成する。この実施形態では、マグネシウム拡散源層330がGaN基板の全体またはかなりの部分上にスパッタリングされ、スパッタリングされた源層上にフォトレジスト層が堆積される。図2に関連して説明したマグネシウム拡散源の1つであり得るマグネシウム拡散源は、スパッタリングされて、その後パターニングすることができるGaN基板110上にマグネシウム拡散源層330を形成する。
[0030]フォトレジスト層を堆積およびパターニングして、1つまたは複数のエッチングマスク領域340を提供する。フォトレジストをエッチングマスクとして使用して、マグネシウム拡散源層330をパターニングして、所望のパターニングでGaN基板上にマグネシウム拡散源領域332を生成する。SiN、SiO、Ni、Pt、またはAuを含む他のエッチングマスクを、フォトレジストエッチングマスクの代わりに、またはフォトレジストエッチングマスクと組み合わせて使用することができることに留意されたい。次いで、残りのフォトレジストを除去する。一例として、ドープ領域を利用するデバイスは、このエッチングベースプロセスを利用することができる。
[0031]単一のマグネシウム拡散源領域332が図3Aに示されているが、製造される特定のデバイスに適切であるように複数のマグネシウム拡散源が形成され得ることは、当業者には明らかであろう。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0032]図4は、本発明の一実施形態によるキャッピングされたGaN基板を示す簡略化断面図である。図4を参照すると、キャッピング層またはキャップ層とも呼ばれるキャッピング構造410が、スパッタリングされたマグネシウム源層であってもよいマグネシウム源210の上に堆積されている。マグネシウム源210は、図3Aおよび図3Bに関連して説明したパターニングされた源領域であってもよく、またはGaN基板110の全体を覆ってもよい。キャッピング構造は、様々な堆積技術を使用して形成することができ、いくつかの異なるマグネシウム源をキャッピング構造410と共に利用することができる。
[0033]キャッピング構造の材料は、約50nm~200nmの範囲の厚さでPECVD堆積され得るSiOの層と組み合わせた、約100nm~200nmの範囲の厚さでスパッタリングされたAlNを含むことができる。別の実施形態では、キャッピング構造は、約20nm~50nmの範囲の厚さでPECVD堆積され得るSiNの層と組み合わせた、約100nm~200nmの範囲の厚さでスパッタリングされたAlNを含む。二重層キャッピング構造設計(例えば、AlN/SiOまたはAlN/SiN)では、最初のAlN層は、スパッタリングされたマグネシウム源層を保護する役割を果たすことができ、2番目のSiOまたはSiN層は、最初のAlN層を保護する役割を果たすことができる。AlN窒化物は、スパッタリングされると低密度かつ非晶質構造で特徴づけられ得、それによって酸化および他のプロセスに対して脆弱になる。したがって、二重層キャッピング構造設計は、この最初のAlN層を保護する。
[0034]いくつかの実施形態では、スパッタリングされたマグネシウム源を酸化から保護するために、マグネシウム源がスパッタリングされた後、スパッタリングされたマグネシウム源が真空環境または非酸化環境にある間にキャッピング層が堆積される。したがって、真空を破壊することなく、キャッピング層の1つまたは複数の部分(例えば、AlN/SiOまたはAlN/SiN二重層キャッピング構造設計のいずれかの最初のAlN層)をスパッタリングする前に、マグネシウム源をスパッタリングことができる単一のシステムを使用することができる。あるいは、複数のシステムを適切なロードロックなどと共に利用することができる。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0035]さらに別の実施形態では、キャッピング層は熱分解フォトレジストを含む。この実施形態では、5μm~20μmのフォトレジストをスピンコーティングによって形成し、次いで、フォーミングガス中で(例えば、600~800℃の温度で)熱分解することができる。
[0036]半導体成長反応器内で実行され、キャッピング層の存在が成長反応器を汚染するのでキャッピング層を使用しない拡散プロセスとは対照的に、キャッピング層を使用すると、下にあるマグネシウム源をアニーリング中に保護することができる。特に、非晶質キャッピング層は、半導体成長反応器に導入され、ドーパントをGaN層または基板に拡散させるのに適した温度にさらされると、キャッピング層の分解をもたらし、おそらくは成長反応器の内側のキャッピング層の材料の再堆積をもたらす。
[0037]以下の実施例は、種々のマグネシウム源、例えばスパッタリングされたマグネシウム源が様々なキャッピング構造と共にどのように利用され得るかを示す。
[0038]フォトレジストキャッピング層を用いるMg金属:この場合、フォトレジストは2μm~10μmの範囲の厚さを有することができ、主キャップとして機能する。いくつかの実施形態では、マグネシウムの酸化を防止するために、マグネシウム上に含有させる薄いAlN層(例えば、20nm~50nmの範囲の厚さ)を利用することができる。この目的のために使用される場合、AlNは、一般にマグネシウム堆積後に、堆積されたマグネシウムを酸素にさらすことなく堆積される。これは、例えば、同じツール/チャンバで堆積を行うことによって、またはマグネシウム表面を不活性ガス雰囲気に保つことによって行うことができる。いくつかの実施形態では、AlN層は、10nm~100nmの範囲の厚さを有することができる。
[0039]AlN/SiOキャッピング構造を用いる、MgF中に存在するMg金属:この場合、キャッピング構造の最初の層としてAlNが堆積またはスパッタリングされ、AlN層上にSiO層が形成される。AlN層の厚さは40nm~300nmの範囲であり得、SiO層の厚さは20nm~200nmの範囲であり得、その結果、キャッピング構造の厚さは60nm~500nmの範囲である。他の実施形態では、特定の用途に応じて様々な厚さを利用することができる。
[0040]スパッタリングされたAlN/SiNキャッピング構造を用いるMg金属:この場合、起こり得るマグネシウム金属表面の酸化を回避するために、マグネシウム金属を酸素にさらすことなくマグネシウム金属堆積およびその後のAlNスパッタリングを行うことができれば有利である。これは、例えば、同じツール/チャンバで堆積を行うことによって、またはマグネシウム金属表面を不活性ガス雰囲気に保つことによって行うことができる。AlNがキャッピング構造の最初の層として堆積またはスパッタリングされ得、SiN層がAlN層上に形成される。AlN層の厚さは40nm~300nmの範囲であり得、SiN層の厚さは20nm~200nmの範囲であり得、その結果、キャッピング構造の厚さは60nm~500nmの範囲である。他の実施形態では、特定の用途に応じて様々な厚さを利用することができる。
[0041]フォトレジストキャップを用いるMgF:MgFは、空気への曝露に関して不活性である。このマグネシウム拡散源とフォトレジストキャップ層との組み合わせが利用される場合、通常のクリーンルーム清浄度警戒を超える特別な警戒は、典型的には利用されない。
[0042]AlN/SiNxキャップを用いるMgF:MgFは、空気への曝露に関して不活性である。このマグネシウム拡散源とキャッピング構造との組み合わせが利用される場合、通常のクリーンルーム清浄度警戒を超える特別な警戒は、典型的には利用されない。
[0043]MgFは、MgF/AlN/SiN/フォトレジストの積み重ねからなる複合キャッピング構造と共に使用することができる。
[0044]フォトレジストキャップを用いる、Mg(AlN-Mg)と共スパッタリングされたAlN:AlN-Mgは、高温の場合に限るが、酸化されやすいことが知られている。このAlN-Mgの組み合わせがマグネシウム核酸源として使用され、フォトレジスト層がキャッピング層として使用される場合、通常のクリーンルーム清浄度警戒を超える特別な警戒は、典型的には利用されない。
[0045]AlN/SiNキャップを用いるAlN-Mg:AlN-Mg拡散源を構成するAlN層の形成中、2番目の(例えば、アンドープ)AlN層のスパッタリングは、単にマグネシウム共スパッタリングを止めることによって同じツールで最も都合よく行われる。このように、GaN基板110上に、Mg/AlN/AlN/SiN、またはMg/AlN/SiNの順で構造が形成される。
[0046]図5は、本発明の一実施形態による、アニールプロセス後のGaN基板構造を示す簡略化断面図である。
[0047]マグネシウムがGaNに拡散してドープする拡散ドープMg-GaN層を形成するために、図4に示す構造を図5に示すようにアニールする。したがって、図5は、GaN基板110、マグネシウムドープGaN層510、マグネシウム源210、およびキャッピング構造410を含む、アニール後の構造を示す。一例として、アニールは、例えば、管状炉内で、NまたはN/NHまたはN/Hの環境下、100トル~3バールの範囲の圧力で、1000℃~1400℃、例えば1100℃~1200℃の範囲の温度で行うことができる。温度が上昇するにつれて拡散速度が増加し、拡散時間(例えば、1時間)が増加するにつれて、拡散の深さおよび得られるMg-GaN層510の厚さが増加する。
[0048]図5に示すように、p型ドープMg-GaN層510は、図5に示すアニールプロセス中にマグネシウムドーパントがGaN基板110、典型的にはアンドープGaN基板に拡散することによって形成される。GaN基板110は、1つ以上のアンドープまたはドープエピタキシャル層を含むことができる。図示された実施形態では、ドープMg-GaN領域とも呼ばれるドープMg-GaN層510は、約50nm~200nm、例えば75nm~100nmの範囲の厚さを有するが、これは本発明では必須ではなく、他の実施形態では、ドープMg-GaN層510は、特定の用途に応じてより薄いか、またはより厚い。
[0049]図6Aは、本発明の一実施形態によるGaN基板およびMg-GaN層を示す簡略化断面図である。アニールおよび拡散プロセスの後、キャッピング構造410およびマグネシウム源210が図6Aに示すように除去され、ドープMg-GaN層510を有するGaN基板110が得られる。キャッピング構造410およびマグネシウム源210に存在する材料に応じて、異なるプロセスを利用することができる。AlN/SiOキャッピング構造には、ドライエッチング(Cl+Arベース)を使用することができる。AlN/SiNキャッピング構造には、ウェットエッチング(HF、次いでTMAHまたはKOH)またはドライエッチング(フッ素ベース、次いで塩素ベース)を使用することができる。フォトレジストキャッピング層には、ドライエッチング(酸素プラズマベース)を使用することができる。ウェットエッチングおよびドライエッチングによって熱分解フォトレジストに提供される利点は、エッチングプロセスが、Mg-GaN領域に達すると自己終結することができることである。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0050]図6Bは、本発明の一実施形態によるGaN基板およびp型ドープGaN層を示す簡略化断面図である。図6Bを参照すると、ドープMg-GaN層610から水素を除去する処理手順を使用してp型ドープGaN層510を形成するための、マグネシウムドーパントの活性化が示されている。一例として、窒素雰囲気中、800℃で5分間の活性化を利用することができる。図1~図2および図4~図6Bに示すプロセスを使用して、以下でより詳細に説明するような多数のデバイスを含む、様々な光学、電子、および光電子デバイスの製造に好適なGaN基板上にp型ドープMg-GaN層610が提供される。
[0051]図7は、本発明の一実施形態によるマグネシウムを用いたGaNのドーピングを示すプロットである。ドープ構造の二次イオン質量分析(SIMS)プロファイルを示す図7に示すように、マグネシウムによるGaNエピタキシャル層のドーピングは、本発明の実施形態を使用して達成することができる。図7に示すSIMSプロファイルでは、AlGaNマーカー層722、724、726のセット(ならびに、標識化されないが図7に示す5つのさらなるAlGaNマーカー層)を利用して、マグネシウムドーパントに関連する拡散の深さを特徴づけるが、本明細書で説明するようなGaN基板110上に存在するGaNエピタキシャル層を使用して同様の結果を達成できることが理解されよう。図7では、アルミニウムのモル分率は、正規化された単位で右軸にプロットされている。マグネシウムのモル分率または濃度は、原子/cmの単位で左軸にプロットされている。
[0052]図7のSIMSプロファイルによって示されるドープGaNエピタキシャル層は、AlN-Mgを含むマグネシウム拡散源、265nm厚のAlN層および100nm厚のSiO層を含むキャッピング構造を使用して形成された。マグネシウム拡散源およびキャッピング構造を有するGaNエピタキシャル層を、図5に示すプロセスと同様のプロセスで1100℃で1.5時間アニールした。
[0053]マグネシウムドーパントがGaNエピタキシャル層内に拡散する深さを特徴づけるために、200nm分離されたAlGaNマーカー層のセットがGaNエピタキシャル層内に形成され、最初のAlGaNマーカー層はGaNエピタキシャル層の表面から約700nmの深さに配置された。プロットでは、表面は500nmの深さに位置している。
[0054]図7を参照すると、SIMSプロファイルは、GaNエピタキシャル層への著しいマグネシウム拡散を示す。図7において交点740によってマークされた、表面から約300nmの深さにおいて、マグネシウム濃度は約2×1018cm-3であり、本発明の実施形態を使用して達成されたマグネシウム拡散の証拠を示す。
[0055]光学、電子、および光電子デバイスを含む様々なデバイスは、スパッタリングされたマグネシウム源を含むマグネシウム拡散源に基づくマグネシウム拡散プロセスを利用することができる。拡散およびドープ層形成プロセスは、半導体デバイス製造プロセスに、製造プロセス中の適切な時点で挿入することができる。一例として、本明細書に記載の方法およびシステムを利用して、以下を作成することができる。
・(例えば、電源デバイスの)p-nダイオードを実現するためのp-n接合
・種々の垂直デバイス(例えば、整流器またはトランジスタ)を実現するための接合終端延長(junction-termination-extension)
・マージドp-nショットキーダイオードアクティブ
・FIN-FET型デバイス用のゲート保護
・CAVETデバイス用の電流遮断バリア層
・pゲートHEMT電源デバイスまたはLJFETのゲート
[0056]いくつかの実施形態では、マグネシウムは、図3Aおよび図3Bに示すように画定された源領域を超えて横方向に拡散し、半導体構造の他の部分の下で横方向に伸びるp型ドープ領域をもたらし得る。このような横方向の拡張は、通常、イオン注入プロセスでは発生しない。本明細書ではアンドープ領域のp型ドーピングが示されているが、他の実施形態は、n型領域のp型ドーピングに提供して、ドーピングレベルを最初のn型ドーパント密度から低下したn型ドーパント密度へと下げる。さらに、マグネシウムを用いたp型ドーピングが示されているが、他のp型ドーパントを利用することもできる。さらに、n型ドーパントを使用するn型ドーピングは、本明細書に示すp型ドーピングプロセスと同様の方法で利用することができる。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0057]図8は、本発明のいくつかの実施形態による設計基板構造を示す簡略化した概略図である。図8に示すように、設計基板構造は、様々な電子用途および光学用途に適し得る。設計基板構造は、設計基板構造、例えば、剥離したシリコン(111)層825上に成長するエピタキシャル材料の熱膨張率(CTE)と実質的に一致するCTEを有することができるコア810(例えば、AlN基板)を含む。
[0058]窒化ガリウム(GaN)系材料(GaN系層を含むエピタキシャル層)の成長を含む用途では、コア810は、多結晶セラミック材料、例えば、酸化イットリウムなどの結合材料を含むことができる多結晶窒化アルミニウム(AlN)であってもよい。多結晶窒化ガリウム(GaN)、多結晶窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)、多結晶炭化シリコン(SiC)、多結晶酸化亜鉛(ZnO)、多結晶三酸化ガリウム(Ga)などを含む他の材料をコアに利用することができる。
[0059]コア810の厚さは、100~1,500μm程度、例えば750μmであり得る。コア810は、シェルまたは封入シェルと呼ぶことができる接着層812に封入される。一実施形態では、接着層812は、厚さが1,000Å程度のテトラエチルオルトシリケート(TEOS)酸化物層を含む。他の実施形態では、接着層812の厚さは、例えば、100Å~2,000Åで変動する。いくつかの実施形態ではTEOS酸化物が接着層812に利用されるが、後に堆積される層とその下の層または材料(例えば、セラミック、特に多結晶セラミック)との間を接着させる他の材料を、本発明の一実施形態にしたがって利用することができる。例えば、SiOまたは他の酸化シリコン(Si)は、セラミック材料によく接着し、例えば導電性材料のその後の堆積に適した表面を提供する。接着層812は、いくつかの実施形態ではコア810を完全に囲み、完全に封入されたコア810を形成し、LPCVDプロセス、または半導体処理、特に多結晶または複合基板および層と適合し得る他の適切な堆積プロセスを使用して形成することができる。接着層812は表面を提供し、その上に後続の層が接着して設計基板構造の要素を形成する。
[0060]封入接着層を形成するためのLPCVDプロセス、スピンオンガラス/誘電体、炉ベースのプロセスなどの使用に加えて、CVDプロセスまたは同様の堆積プロセスを含む、他の半導体プロセスを本発明の実施形態に従って利用することができる。一例として、コア810の一部を被覆する堆積プロセスを利用することができ、コア810を裏返すことができ、堆積プロセスを繰り返してコア810のさらなる部分を被覆することができる。このように、いくつかの実施形態では、完全に封入された構造を提供するためにLPCVD技術が利用されるが、特定の用途に応じて他の膜形成技術を利用することができる。
[0061]接着層812を囲むように導電層814が形成される。一実施形態では、導電層814は、ポリシリコン(すなわち、多結晶シリコン)のシェルであり、ポリシリコンはセラミック材料に対する接着力が乏しいため、接着層812を囲むように形成される。導電層814がポリシリコンである実施形態では、ポリシリコン層の厚さは、500~5,000Å程度、例えば2,500Åであり得る。いくつかの実施形態では、ポリシリコン層は、シェルとして形成されて接着層812(例えば、TEOS酸化物層)を完全に取り囲むことができ、それによって完全に封入された接着層812を形成し、LPCVDプロセスを使用して形成され得る。他の実施形態では、後述するように、導電性材料は、接着層812の一部分、例えば基板構造の下半分に形成することができる。いくつかの実施形態では、導電性材料は、完全に封入する層として形成され、その後、基板構造の片側で除去され得る。
[0062]一実施形態では、導電層814は、高導電性材料を提供するためにドープされたポリシリコン層、例えばp型ポリシリコン層を提供するためにホウ素でドープされたポリシリコン層とすることができる。いくつかの実施形態では、ホウ素によるドーピングは、高い導電性を提供するために1×1019cm-3~1×1020cm-3のレベルである。異なるドーパント濃度の他のドーパント(例えば、1×1016cm-3~5×1018cm-3の範囲のドーパント濃度のリン、ヒ素、ビスマスなど)を利用して、導電層814での使用に適したn型またはp型半導体材料を提供することができる。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0063]導電層814の存在は、設計基板を半導体処理ツール、例えば静電チャック(ESCまたはeチャック)を有するツールに静電チャックする間、有用である。導電層によって、半導体処理ツールにおける処理後、迅速にチャックから解除することができる。本発明の実施形態では、導電層814は、結合を含む後続の処理中のチャックとの電気的接触またはeチャックへの容量性結合を可能にする。したがって、本発明の実施形態は、従来のシリコンウェハで利用される方法で処理することができる基板構造を提供する。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。さらに、静電チャックと組み合わせて基板構造に高い熱伝導率を持たせると、その後の設計層およびエピタキシャル層の形成、ならびにその後のデバイス製造工程に、より良好な堆積条件を提供することができる。例えば、より低い応力、より均一な堆積厚、および後続の層形成を通した良好な化学量論制御をもたらすことができる望ましい熱プロファイルを提供することができる。
[0064]2番目の接着層816(例えば、厚さ1,000Å程度のTEOS酸化物層)が導電層814を取り囲んで形成される。2番目の接着層816は、いくつかの実施形態では導電層814を完全に取り囲んで完全に封入された構造を形成し、LPCVDプロセス、CVDプロセス、またはスピンオン誘電体の堆積を含む、他の任意の好適な堆積プロセスを使用して形成され得る。
[0065]バリア層818、例えば、窒化シリコン層は、2番目の接着層816を取り囲んで形成される。一実施形態では、バリア層818は、厚さが2,000Å~5,000Å程度の窒化シリコン層である。いくつかの実施形態では、バリア層818は、2番目の接着層816を完全に取り囲んで完全に封入された構造を形成し、LPCVDプロセスを使用して形成され得る。窒化シリコン層に加えて、SiCN、SiON、AlN、SiCなどを含む非晶質材料をバリア層818として利用することができる。いくつかの実装形態では、バリア層818は、バリア層818を形成するために構築されるいくつかの副層からなる。したがって、バリア層という用語は、単一の層または単一の材料を示すことを意図するものではなく、複合的に積層された1つまたは複数の材料を包含することを意図する。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0066]いくつかの実施形態では、バリア層818、例えば窒化シリコン層は、コアに存在する元素、例えばイットリウム(元素)、酸化イットリウム(すなわち、イットリア)、酸素、金属不純物、他の微量元素などの、例えば高温(例えば、1,000℃)エピタキシャル成長プロセス中に設計基板が存在し得る半導体処理チャンバの環境への拡散および/または気体放出を防止する。本明細書に記載の封入層を利用して、非クリーンルーム環境用に設計された多結晶AlNを含むセラミック材料を、半導体プロセスフローおよびクリーンルーム環境で利用することができる。
[0067]典型的には、コアを形成するために利用されるセラミック材料は、1,800℃の範囲の温度で焼成される。このプロセスは、セラミック材料中に存在するかなりの量の不純物を追い出すと予想される。これらの不純物は、焼結剤としてのイットリアの使用から生じるイットリウム、カルシウム、ならびに他の元素および化合物を含み得る。その後、800℃~1,100℃の範囲のはるかに低い温度で行われるエピタキシャル成長プロセス中のこれらの不純物のその後の拡散は、取るに足らないと予想される。しかしながら、従来の予想に反して、本発明者らは、セラミック材料の焼成温度よりはるかに低い温度でのエピタキシャル成長プロセス中であっても、設計基板の層を貫いて元素の著しい拡散が存在することを確認した。したがって、本発明の実施形態は、バリア層818を設計基板構造に一体化して、この望ましくない拡散を防止する。
[0068]結合層820(例えば、酸化シリコン層)は、バリア層818の一部、例えばバリア層818の上面に堆積され、その後、実質的な単結晶層825(例えば、図1に示す剥離したシリコン(111)層などの単結晶シリコン層)の結合中に使用される。結合層820は、いくつかの実施形態では、厚さが約1.5μmであり得る。いくつかの実施形態では、結合層820の厚さは、結合誘起ボイドを緩和するために20nm以上である。いくつかの実施形態では、結合層820の厚さは、0.75~1.5μmの範囲内である。
[0069]実質的な単結晶層825(例えば、剥離したSi(111))は、エピタキシャル材料を形成するためのエピタキシャル成長プロセス中の成長層としての使用に適している。いくつかの実施形態では、エピタキシャル材料は厚さ2μm~10μmのGaN層を含むことができ、それは光電子、RF、および電源デバイスで利用される複数の層のうちの1つとして利用することができる。一実施形態では、実質的な単結晶層825は、層移動プロセスを使用して結合層820に取り付けられた単結晶シリコン層を含む。
[0070]設計基板構造に関するさらなる説明は、2017年6月13日に出願された米国特許第10,297,445号および2017年6月13日に出願された米国特許第10,134,589号明細書に提供されており、その開示は、あらゆる目的のためにその全体が参照により本明細書に組み込まれる。図8は、いくつかの実施形態においてエピタキシャル成長中に使用することができる設計基板の例を提供するが、図1に関連して論じられたように、他の基板が利用され得ることを理解するであろう。
[0071]図9は、本発明の一実施形態によるドープGaN層の形成方法を示す簡略化フローチャートである。特定の実施形態では、ドープGaN層は、マグネシウムでドープされたp型層である。方法900は、窒化ガリウム層を含む基板構造の提供(910)を含む。窒化ガリウム層は、特定の用途に応じて、最初はドープされなくても、またはドープされてもよい。いくつかの実施形態では、窒化ガリウム層はGaN基板の構成要素である。他の実施形態では、窒化ガリウム層は設計基板に機械的に結合される。一例として、基板構造は、多結晶セラミックコア、多結晶セラミックコアを封入するバリア層、バリア層に結合された結合層、および結合層に結合された実質的な単結晶層を含む、設計基板構造を含むことができる。
[0072]方法はまた、窒化ガリウム層(912)上に、例えば、GaN層上にドーパント源層をスパッタリングすることによってドーパント源層を形成すること、およびドーパント源層(914)の上にキャッピング構造を堆積することを含む。ドーパント源層は、5nm~20nmの範囲の厚さを有するマグネシウム金属を含むことができる。あるいは、ドーパント源層は、5nm~50nmの範囲の厚さを有するフッ化マグネシウム層を含むことができる。ドーパント源層は、10nm~50nmの範囲の厚さを有する窒化アルミニウムマグネシウム複合材料を含むことができる。この場合、窒化アルミニウムマグネシウム複合材料中のマグネシウム濃度は、1×1019cm~10%の範囲であり得る。これらのドーパント源に加えて、AlN-MgおよびAlN-MgFドーパント源を含む、本明細書で論じられた様々なドーパント源を利用することができる。
[0073]いくつかの実施形態では、方法は、例えばスパッタリングによってドーパント源層を形成する前に、表面調製プロセスを実行することを含むことができる。表面調製プロセスは、有機洗浄プロセス、金属洗浄プロセス、および/または酸化物除去プロセスのうちの1つ以上または全部を含むことができる。
[0074]方法はさらに、基板構造をアニールして窒化ガリウム層(916)にドーパントを拡散させることと、キャッピング構造およびドーパント源層(918)を除去することと、拡散されたドーパント(920)を活性化することとを含む。一例として、基板構造をアニールすることは、約1000℃~約1400℃の範囲の温度で行うことができる。
[0075]図9に示す特定の工程は、本発明のいくつかの実施形態によるドープ(例えば、p型)GaN層を形成する特定の方法を提供することを理解されたい。代替の実施形態にしたがって、他の一連の工程を実行することもできる。例えば、本発明の代替の実施形態は、上記で概説した工程を異なる順序で実行してもよい。さらに、図9に示す個々の工程は、個々の工程と同様に適切な様々な順序で実行することができる複数のサブ工程を含むことができる。さらに、特定の用途に応じて、さらなる工程を追加または削除することができる。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0076]本明細書ではGaN層について説明するが、本発明はGaNに限定されず、AlGaN、InGaN、InAlGaN、それらの組み合わせなどを含む他のIII-V族材料を利用することができる。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0077]いくつかの実施形態を層の観点から説明したが、層という用語は、層が、関心のある層を形成するために構築されるいくつかの副層を含むことができるように理解されるべきである。したがって、層という用語は、単一の材料からなる単一の層を示すことを意図するものではなく、所望の構造を形成するために複合的に積層された1つまたは複数の材料を包含することを意図する。当業者は、多くの変形、修正、および代替を認識するであろう。
[0078]また、本明細書に記載の実施例および実施形態は例示のみを目的としており、それに照らして様々な修正または変更が当業者に示唆され、本出願の精神および範囲ならびに添付の特許請求の範囲内に含まれるべきであることも理解される。

Claims (20)

  1. p型窒化ガリウム層を形成する方法であって、
    窒化ガリウム層を含む基板構造を提供することと、
    前記窒化ガリウム層上にマグネシウムを含むドーパント源をスパッタリングすることと、
    前記ドーパント源の上方にキャッピング構造を堆積させることと、
    前記基板構造をアニールして、前記窒化ガリウム層内にマグネシウムを拡散させることと、
    前記キャッピング構造および前記ドーパント源を除去することと、
    拡散した前記マグネシウムを活性化して前記p型窒化ガリウム層を形成すること
    を含む方法。
  2. 前記ドーパント源が、20nm~50nmの範囲の厚さを有するフッ化マグネシウムの層を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ドーパント源が、5nm~50nmの範囲の厚さを有する窒化アルミニウムマグネシウム複合材料の層を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記基板構造が、
    多結晶セラミックコアと、
    前記多結晶セラミックコアを封入するバリア層と、
    前記バリア層に結合された結合層と、
    前記結合層に結合された実質的な単結晶層
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. ドープ窒化ガリウム層を形成する方法であって、
    窒化ガリウム層を含む基板構造を提供することと、
    前記窒化ガリウム層の上方にドーパント源層を形成することと、
    前記ドーパント源層の上方にキャッピング構造を堆積させることと、
    前記基板構造をアニールして、前記窒化ガリウム層内にドーパントを拡散させることと、
    前記キャッピング構造および前記ドーパント源層を除去することと、
    拡散した前記ドーパントを活性化すること
    を含む方法。
  6. 前記ドーパント源層を形成することが、前記窒化ガリウム層の上方に前記ドーパント源層をスパッタリングすることを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ドーパント源層を形成する前に、表面調製プロセスを実行することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記表面調製プロセスが有機洗浄プロセスを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記表面調製プロセスが金属洗浄プロセスを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記表面調製プロセスが酸化物除去プロセスを含む、請求項7に記載の方法。
  11. 前記表面調製プロセスが、有機洗浄プロセス、金属洗浄プロセス、および酸化物除去プロセスを含む、請求項7に記載の方法。
  12. 前記窒化ガリウム層がドープされていない、請求項5に記載の方法。
  13. 前記ドーパント源層が、5nm~20nmの範囲の厚さを有するマグネシウムを含み、前記窒化ガリウム層が、p型窒化ガリウム層を含む、請求項5に記載の方法。
  14. 前記ドーパント源層が、20nm~50nmの範囲の厚さを有するフッ化マグネシウムを含む、請求項5に記載の方法。
  15. 前記ドーパント源層が、5nm~50nmの範囲の厚さを有する窒化アルミニウムマグネシウム複合材料を含む、請求項5に記載の方法。
  16. 前記窒化アルミニウムマグネシウム複合材料中のマグネシウム濃度が1×1019cm~10%の範囲である、請求項15に記載の方法。
  17. 前記基板構造をアニールすることが、約1000℃~約1400℃の範囲の温度で行われる、請求項5に記載の方法。
  18. 前記基板構造が、
    多結晶セラミックコアと、
    前記多結晶セラミックコアを封入するバリア層と、
    前記バリア層に結合された結合層と、
    前記結合層に結合された実質的な単結晶層
    を含む、請求項5に記載の方法。
  19. 前記キャッピング構造が、前記基板構造内のマグネシウム注入損傷をアニールするように機能することができる、請求項5に記載の方法。
  20. 前記ドーパント源層を形成する前に、前記窒化ガリウム層上にマスクを形成することをさらに含み、前記マスクが、前記窒化ガリウム層の上面の1つまたは複数の部分を露出させる、請求項5に記載の方法。
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